今季限りで横浜FMの退団が決まったマルキーニョス [写真]=Getty Images
横浜F・マリノスは11日、FWマルキーニョスと契約満了に伴い、来季の契約更新のための交渉を重ねて来たが、合意に至ることができず、2013シーズンで退団になったと発表した。
現在37歳のマルキーニョスは、Jリーグの各クラブを渡り歩き、2012シーズンに横浜FMに加入。今季はリーグ戦32試合に出場し、16得点を記録。Jリーグの外国人歴代得点記録でウェズレイを抜き、1位となった。通算で135得点を決め、全選手を通じても中山雅史氏、三浦知良(横浜FC)、前田遼一(磐田)に続き、4位となっている。
マルキーニョスは退団決定に際し、クラブ公式HPを通じて以下のようにコメントしている。
「自分としても来シーズンも横浜F・マリノスでプレーする意思はあったのですが、残念ながら交渉の合意に至ることができませんでした。ファン・サポーターの皆さんが、スタジアムで自分の名前を呼んでくれたり、フラッグを出してくれたことに感謝しています。今シーズン、残念ながら優勝できませんでしたが、一つの目標であるACL出場権を手にすることができました。これから自分が違うクラブでプレーしても是非、応援してください。自分もF・マリノスのことを応援しています。皆さんの前でプレーすることがあれば、ブーイングではなく温かく迎えてくれれば嬉しいです」
横浜FMは今季、天皇杯を残しているが、マルキーニョスは、一身上の都合上により、12日の成田空港発の便で離日する。