鹿島は3日、元日本代表DF岩政大樹(31)について「本人が新たな挑戦を希望し、合意した」と今季限りでの退団を発表。関係者によると、岩政は退団後の背番号「3」について、「1年間試合に出続けたら着ていい」とDF昌子ら若手にゲキを飛ばしたという。
2日には鹿島の「3」の先輩、元日本代表DF秋田豊氏(43)に「長く3番を着させていただき、ありがとうございます」と連絡。愛着があるだけでなく、チームにとっても歴史ある番号だけに、若手に成長してほしいとの期待を込めハードルを設定したようだ。
この日は茨城・鹿嶋市内で最終節の広島戦(7日・カシマ)へ向け練習し「残り1週間楽しみ。(鹿島で)最後の試合なので」と優勝の可能性を残す一戦へ意気込んだ。今後については「再来週くらいまでに決まれば」と話した。