日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年7月26日金曜日

◆吉田麻也が内田に再会 祈ったことは…(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2013/07/25/0006191097.shtml

 英プレミアリーグのサウサンプトンFCに所属する吉田麻也が、オーストリアで合宿中の24日、内田篤人の所属するブンデスリーガ、シャルケ04と練習試合を戦った。

 24日のブログで報告しているものだが、実は吉田の出番はなし。ひたすらベンチで、5カ月年上の敬愛する先輩内田のプレーを見守った。

 吉田はオランダのVVVフェンローに所属していた2010年から昨年にかけて、大好きなシャルケ04の試合を毎月、国境を越えて見に行っていた。

 「チャンピオンズリーグなんてホーム全試合みたぐらいのシャルカー(シャルケサポーターのことね)の僕は チームが勝って欲しいしウッチーにも頑張ってもらいたいし変な気分でしたが…」

 とんでもない立ち位置で90分フル出場した内田を見守った。で、一番の見所は…。「ウッチーのみぞおちにボールが当たり悶絶してるとこでした」と、これまたとんでもない。

 しかも「遠かったのでみぞおちなのか、急所なのかは定かではありませんでしたが『急所であれ!』『急所であれ!』と祈りました。もうなんなら『股間であれっ!』ってベンチでチームメイトとじゃれてました」と敬愛する先輩の体を心配した。

 結果は0-2でサウサンプトンFCが敗れた。「やっぱりシャルケは強いな」とシャルカーらしく満足した吉田、「僕らも頑張らないといけません!」と我が身を振り返って反省していた。

 試合が終わってご挨拶を。先輩に駆け寄り、並んでブログ用の写真に収まったところで「バスが出るぞ!」。みぞおちか急所かは、結局確かめることができなかったようだ。

◆親善試合欠場の吉田について内田篤人「休めるうちに休んでほしい」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20130725/125257.html



 親善試合が24日に行われ、日本代表DF吉田麻也、FW李忠成の所属するサウサンプトンと同代表DF内田篤人の所属するシャルケが対戦。シャルケが2-0で勝利を収めた。内田は右サイドバックで先発し、フル出場を果たした。吉田と李はベンチ入りしなかった。

 試合後、内田が吉田についてコメントした。ブンデスリーガ公式HPが伝えている。

「麻也とはもう15、16歳からの知り合いで、Jリーグで(吉田が)(名古屋)グランパスの時に対戦していますけど。まあ、あいつはドイツにいないので久しぶりですね。(吉田はロンドン)オリンピックからずっと休みなしでやっているし、疲労が蓄積してる中では、代表でもよくやっていると思う。今はけがをしているけど。休めるうちに休んでほしいと思う。(今日の試合で対戦)できなかったのは残念ですけどね」

◆シャルケの内田篤人が抱負「個人的にも結果を求めていきたい」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20130725/125245.html



 親善試合が24日に行われ、日本代表DF吉田麻也、FW李忠成の所属するサウサンプトンと同代表DF内田篤人の所属するシャルケが対戦。シャルケが2-0で勝利を収めた。内田は右サイドバックで先発し、フル出場を果たした。

 試合後、内田が勝利を振り返ってコメントした。ブンデスリーガ公式HPが伝えている。

「久しぶりの90分(フル出場)だった。けがなくやれているから、良いかなと思う。開幕にシーズンのピークを持っていくわけではないので、(コンディションは)別に気にしていない。僕は、のんびりやるタイプなので。スロースターターだし、普通だとは思う」

「(新シーズンの抱負は)試合に出ることももちろんそうだけど、チャンピオンズリーグでも結果を残したいし、リーグ戦でも少しでも上に行けるように。個人的にも結果を求めていきたいと思う」

◆柿谷&工藤に負けられん!!貪欲さ出た大迫が2発(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/07/26/kiji/K20130726006295520.html

東アジア杯 日本3―2オーストラリア (7月25日 華城)

 国際Aマッチ初先発の大迫がA代表初ゴールを含む2得点と活躍した。1―0の後半11分に右足でネットを揺らすと、2―2の後半34分には相手DFの股を抜く右足シュートで加点。「ベンチに座るためにきたわけじゃない。やってやろうと思っていた」。途中出場でデビューした21日の中国戦でシュート0本に終わった悔しさをぶつけた。

 「全員を見るために豊田と組ませる必要があった」というザッケローニ監督の判断でトップ下で先発。それでも「1トップでやりたかったけど割り切った。豊田さんといい関係ができた」と与えられた役割の中で能力を発揮した。

 昨季まで鹿島を率いた元ブラジル代表ジョルジーニョ氏に昨年12月の退任間際に「絶対代表に入れ。ブラジルで待ってるぞ」と声を掛けられた。調子の悪い時も先発で起用し続け、鹿島のエースに成長させてくれた恩師。「本当に感謝している」とW杯本大会で再会するという目標は強いモチベーションになっている。

 07年U―17W杯、12年ロンドン五輪はアジア予選で主力としてプレーしながら、本大会メンバーから落ちた。今回は逆の立場からW杯メンバー入りを狙っているが、2得点の活躍で逆転選出も現実味を帯びてきた。

◆大迫勇也「ゴールはもっと取れた」 東アジア杯 豪州戦後選手コメント(スポナビ)


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2013/columndtl/201307260001-spnavi

 サッカー日本代表は25日、韓国の華城で東アジアカップ第2戦となるオーストラリア代表戦に臨み、3−2で勝利した。前半に幸先良く先制し、後半に追加点を挙げた日本だったが、一時は2点差を追いつかれた。しかし、終了間際に大迫勇也がこの日2点目となる勝ち越し点を決めた。

 試合後、2得点の大迫は「もっと取れたと思うし、もっとやれたと思います。ここで終わることなくもっと続けていきたいです」と満足していない様子を見せた。また、先制点となる芸術的なゴールを決めた齋藤学は「韓国は負けられない相手なので勝ちたいですし、日本の良さを出せば勝てる相手だと思います」と次戦の韓国戦へ意気込んだ。
大迫勇也(鹿島アントラーズ)

「本当はトップでやりたい」

 本当はトップでやりたいけど、しょうがないことだし、割りきってやるしかないです。トヨ(豊田陽平)さんとは良い関係でできたかなと思います。少しミスもあったけど、次につなげる場面もあったし、もっと精度を上げていけば、もっと良いプレーができると思います。試合前に2トップでやれと言われていたけど、気を利かせてちょっと下がれとも言われていたので、正直1トップみたいな感じになりました。(ゴールは?)うれしかったけど、もっと取れたと思うし、もっとやれたと思います。ここで終わることなくもっと続けていきたいです。

勝ち越し点を含む2ゴールを決めた大迫は、「もっと決めることができた」と悔しさを口にした

豊田陽平(サガン鳥栖)

「悔しいデビュー戦になった」

 しっかり自分の“らしさ”を出したいと思っていたんですけど、結果的にゴールという形を出せなかったので、悔しいデビュー戦になりました。次こそはチャンスで仕留める。少ないチャンスでも決めるのは、鳥栖でやっていることでもあるし、そこを自分自身、次の試合までに高めていきたいと思います。ちょっとした修正だったり、メンタルの部分だったり、運も大きいと思いますし、そういったところを中2日でいいように持って行きたいと思います。

(空中戦での手ごたえは?)自分の間合いだったり、自分のタイミングで飛べたときは十分やれたので、ハイボールに関しては自信になりました。

高橋秀人(FC東京)

「限られた時間でどう協力してやるか」

 限られた時間の中で自分たちがどう協力してやるかを練習で監督から言われていたので、プレスの部分とビルドアップのところは共通認識をもってやろうとしました。戦術についても、奪うところなどのメリハリはできていたと思うし、臨機応変にピッチの中で声をかけて足を動かし続けたのは成長しているところだと思います。

工藤壮人(柏レイソル)

「最終戦は無失点、大量得点で勝ちたい」

 右サイドに入って受けて、トヨ(豊田陽平)さんに出して、トヨさんからサコ(大迫勇也)に出て、インサイドにいつ入るか、どういうタイミングもすごくつかめてきています。なので、今、サイドに開かなければならないとか、インサイドに入らなければいけないとか、使い分けは前回よりもうまくいきました。相手も間延びしていたのがあったけど、その辺は自分の中でもイメージして入れたんじゃないかと思います。中国戦もそうだけど、最後の終盤になってくると、ぼーっとしてルーズになるのはやっていて感じていました。なので、そこでしっかりやるのは途中出場のやるべき役割だと思いますし、それはしっかり反省して、最終戦は無失点、大量得点で勝ちたいなって思います。

扇原貴宏(セレッソ大阪)

「全然ダメ」

 ボランチが一枚下がって、サイドに出た片方のセンターバックが持ち出すというのは練習でもやっていたし、(鈴木)大輔くんからもすごく良いパスが出ていたので、良い形は出たと思います。自身は全然ダメ。イージーなミスもあったし、自分のところから(前線に)出すのも少なかったです。自分の特徴でもあるので、今日はもっともっとやらないといけませんでした。



齋藤学(横浜F・マリノス)
「韓国は負けられない相手」

 右サイドで受けて起点になるのは最初から言われていたので、相手のサイドバックに1対1で勝つという感じで(試合に)入りました。最初の1本目で良いドリブルができたんで、ちょっと相手を圧倒しようと思いました。ゴールのシーンはうまくバイタルエリアで前を向けて受けれたんで良かったと思います。(豪州の選手は)日本人よりはデカいんですが、遅いので、1対1はやりやすかったです。ゴール以外にあまりいいシーンがなかったので、それは反省として次にやれればいいと思います。

(優勝に向けては?)韓国は負けられない相手なので勝ちたいですし、日本の良さを出せば勝てる相手だと思います。

山田大記(ジュビロ磐田)「チームの狙いは出しやすい相手だった」

 中国戦よりも狙っているスペースは空いていたので、チームとしての狙いは出しやすい相手だったっていうのがありました。僕や(齋藤)学が中に入ったときにフリーだったので、アピールというより、そこはできて当たり前のところだと思います。受けたあとのところで、もう少し関係性が作れたり、決定的な仕事が増やせたら良かったです。前線は僕以外の3人はアタッカータイプだったので、ミーティングでも攻撃ではツートップになるべくボールを供給するよう言われたので意識しました。

山口螢(セレッソ大阪)「韓国戦はまず無失点で抑える」

 (2点差を)追いつかれたあと、みんなでやり直そうという声は出ていたし、勝てたのは良かったです。ベンチで見ていたときに、サコ(大迫)とか学(齋藤学)のところが空いていたので、入ったらそこは意識していました。最後の韓国戦では、2試合で5失点しているので、まずゼロで抑えること。出たときに自分の役割を100パーセントやり続けることが大事だと思います。

栗原勇蔵(横浜F・マリノス)「先発全員入れ替えるのは予想外」

 最終ラインを上げることを心掛けて出ましたが、周りの選手もバテてるから、そこで1人だけ上げてもしょうがないです。少し下がり気味になったけど、あの時間に失点しなくてよかったと思います。失点するまでは、すごく良い内容だったし、守備も攻撃も初めてやるチームとは思えないくらいでした。中国戦も勝っていればホントだったら今日優勝していたんだけど、次に勝って終われればもっと良い形になるかもしれませんので、韓国戦に向けてまたコンディションを整えてやれればいいと思います。

(先発全員を入れ替えたことについては?)さすがに全員入れ替えるのは予想外でした。でも、みんなモチベーションは高いし、それですごく良い内容の試合もできるわけだから、良かったと思います。急造チームだけど結果を出すか出さないかで周りの目も全然違ってくるし、勝負事だから結果が一番です。このチームで優勝して終われればいいと思います。

森脇良太(浦和レッズ)「Jとは違う体力や、神経を使った感じ」

 インターナショナルのゲームは日本の誇りや責任を背負って戦っているので、普段のJリーグとは違う体力や、神経を使った感じがします。非常に体力を消耗した感じでした。オーバーラップについては、相手を見ながら話し合って中へ行くことが有効だなと思いました。それで(相手が)ちょっと混乱してるところがあったので、そういう良さを出していけたらいいと思っていました。

鈴木大輔(柏レイソル)「前に助けられた」
 
 少し受け身になってしまったかなというのは。一人ひとりの足が止まったのもあるし、相手の中盤の選手に前を向かれて自由にさせ過ぎたかなっていうのはあります。2失点したのは、今日は前に助けられた感があります。しかし、自分たちがリードしているときに、どういうサッカーをして守り抜くか。自分たちがボールをキープするとか、いろいろあると思いますけど、そういうところを含めて直していきたいと思います。

千葉和彦(サンフレッチェ広島)「勝ったが反省の方が大きい」

 終盤の失点はもったいなかった。2−0で自分たちもいい感じで回してたところで、崩されたというよりロングボールからぐちゃぐちゃになったところでやられたので。先制点も取れましたし、自分たちの時間帯でボールを回せた時間帯もあったので、2失点はホントに悔しいです。相手がフレッシュなメンバーを入れてきて、それにうまく対応できなかったのと、体力的な部分も含めてうまく対応できなかったは課題。勝ちましたが、自分としては反省の方が大きいです。

◆大迫2発「素直にうれしい」/東アジア杯(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/f-sc-tp2-20130725-1163053.html

<東アジア杯:日本3-2オーストラリア>◇25日◇韓国・華城競技場

 日本代表FW大迫勇也(23=鹿島)が2発で今大会初白星をもたらした。1点リードで迎えた後半11分にFW豊田陽平(28=鳥栖)のパスを受け、ゴール前にドリブルで仕掛け右足で決めた。

 代表2戦目にして初ゴール。しかし直後、立て続けに失点を許し同点に追いつかれた。それでも同34分に再び豊田のパスを受け、右45度の位置から右足で決勝点。2ゴールでチームは初勝利を収めた。

 大迫は「代表は責任があるし、期待もある。その中で結果を残せて素直にうれしい」と手応えと自信をつかんだ。チームはこれで首位に浮上し、28日の最終戦は日韓戦。「反省はあるが前向きな仕事ができた。次勝てば優勝が決まる」と次戦を見据えた。

◆大迫2ゴール!日本、東アジア杯初Vへ首位浮上(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130725/jpn13072519480003-n1.html

 東アジア杯(25日、日本3-2豪州、韓国・華城)日本代表(FIFAランク37位)が、豪州代表(同40位)を3-2で下し今大会初勝利。1勝1分けの勝ち点4で首位に浮上し、東アジア杯初優勝をかけて28日の韓国戦に臨む。

 ザックジャパンは第1戦の中国戦からスタメンを総入れ替え。前半26分、斎藤が代表初ゴール。後半には大迫も代表初ゴールを決めて2点をリードした。しかし、守備の乱れから続けざまに失点。同点に追いつかれたが、直後に大迫がこの日2点目となるゴールを決めて勝ち越した。

斎藤「(途中出場した初戦の)中国戦は何もできなかったので、反省を生かしたかった。点を取れたのはうれしい」

大迫「流れの悪い時間帯に決めることができて、盛り返すことができた。チームとしても大きな勝利」
千葉「初めての先発だから、思い切ってやろうと思った。2失点は悔しい。相手がフレッシュな選手を入れてきて、こちらの体力的な問題もあって対応できなかった」

鈴木「(終盤は)押し込まれて少し受け身になってしまった。リードしているときにどういうサッカーをやるか考えたい」

山田「もっと緊張するかと思ったけど、ピッチに入るときはすごくわくわくした。修正点はいくらでもある。次もピッチに立てるか分からないが、チームのために自分のやるべきことをやりたい」

豊田「しっかり自分らしさを出したいと思った。勝ってうれしいが、個人的には得点が欲しかった。次こそは点を取りたい」

ザッケローニ日本代表監督「選手のパフォーマンスには満足している。3点取ったが、それ以上に好機はあった。2失点してしまったのは、疲れが出てスペースを埋められなかったからだ」

◆【東アジア杯】大迫2発!斎藤1発でザック日本が首位!(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20130725-OHT1T00147.htm

 ◆男子東アジア杯2013 ▽第2戦 日本3―2オーストラリア(25日、韓国・華城競技場) 日本が斎藤学(23)=横浜M=の代表初ゴールと大迫勇也(23)=鹿島=の2得点で接戦でオーストラリアを下した。今大会初優勝へ勝利が必要な日本は勝ち点を4に伸ばして首位に立ち、28日の最終戦で開催国の韓国と対戦する。

 日本は開始早々から主導権を握ると前半9分、斎藤が右サイドをドリブル突破からファーサイドへクロス、山田大記(24)=磐田=はフリーでシュートを放つが、相手DFに当たりゴールならず。26分には斎藤が左サイドから中央へドリブルで突破し、相手DFをずらしてゴール左隅へ代表初ゴールを決めた。

 後半もボールを支配する日本は11分、右サイドの豊田陽平(28)=鳥栖=がワンツーで中央に折り合えすと、斎藤がスルーしてフリーの大迫がGKと1対1となり冷静にゴール左に追加点を決めた。しかし、選手交代の空きを突いたオーストラリアに31分、34分と連続で失点を重ねたが、同34分にすかさず大迫のこの日2点目のゴールで勝ち越しを決めた。

 斎藤学「(途中出場した初戦の)中国戦は何もできなかったので、反省を生かしたかった。点を取れたのはうれしい」

 大迫勇也「流れの悪い時間帯に決めることができて、盛り返すことができた。チームとしても大きな勝利」

 ザッケローニ日本代表監督「選手のパフォーマンスには満足している。3点取ったが、それ以上に好機はあった。2失点してしまったのは、疲れが出てスペースを埋められなかったからだ」

 オジェック・オーストラリア代表監督「前半は残念な出来だった。後半に2点を取れたことには満足している。韓国戦に続いて難しい試合だった」

 ◆日本代表スタメン
▽GK 権田修一(24)=F東京=
▽DF 森脇良太(27)=浦和=、徳永悠平(29)=F東京=、鈴木大輔(23)=柏=、千葉和彦(28)=広島=
▽MF 高橋秀人(25)=F東京=、扇原貴宏(21)=C大阪=
▽FW 山田大記(24)=磐田=、大迫勇也(23)=鹿島=、斎藤学(23)=横浜M=、豊田陽平(28)=鳥栖=

◆大迫、点取り屋らしい2得点「恩返しのために」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130725/jpn13072522410006-n1.html

 東アジア杯(25日、日本3-2豪州、韓国・華城)初先発の大迫がストライカーらしい2ゴールで、代表定着をアピールした。後半11分、豊田から出されたパスを右足の外側でトラップ。シュート前に体を開いて右へ蹴るように見せかけ、鋭く体勢を変えて左隅へ蹴り込んだ。2点目は同点とされた直後の好機を、抜け目なく決めた。

 鹿島の同僚、柴崎が大会直前に体調を崩して離脱した。歴代の日本代表に多くの選手を送り込んだ鹿島から今回はただ一人の参加となった。「ここにいるのは鹿島のチームメートらがあってのこと。恩返しのためにも何かしら結果を残して帰りたい」との思いで2度、ネットを揺らした。(共同)

◆大迫2発!若きザック日本が豪州撃破(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130726/jpn13072605040010-n1.html

 東アジア杯(25日、日本3-2豪州、韓国・華城)男子の日本(FIFAランク37位)は豪州(同40位)に3-2で競り勝ち、1勝1分けの勝ち点4で首位に立った。28日の最終戦で韓国に勝てば初優勝が決まる。引き分けた中国との初戦から先発を全て入れ替えた日本は、初先発のMF大迫勇也(23)=鹿島=が決勝点を含む2発を決めた。



 重い空気を一掃した。2点リードを追いつかれた直後の後半34分、MF大迫が右足を一閃。この日2ゴール目の決勝弾をたたき込むと、拳を握りしめながら飛び上がった。

 「やっていて楽しかった。本当は前(1トップ)でやりたいけど割り切りました。流れの中で決められたし、これを続けていきたい」

 試合前のザッケローニ監督の指示は「2トップに入れ。状況によって下がれ」。指揮官が視察するなか、所属する鹿島の柏戦(13日)で見せた前線に陣取るFWダビとの関係性の再現を期待された形だ。

 大迫は自身のこだわりを胸にしまい、トップの位置をFW豊田に譲って、少し下がった「セカンドトップ」に入った。そして、どちらも豊田のパスを受け、後半11分のチーム2点目と決勝点を挙げた。代表で生き残るために必要な適応力の高さを見せつけた。

 指揮官は初戦の中国戦から、先発11人すべてを替える思い切った策に出た。テストの色合いが濃く、自らの存在価値をアピールするチャンスだった。「やってやろうと思っていた」という大迫は、ゴールという形で一発回答だ。

 「もっと取れたし、もっとやらないと」と、もちろん簡単に満足はしない。昨年のロンドン五輪メンバーからまさかの落選を経験した。「あのことは忘れた」と悔しさを押し隠した大迫が1年後、ザックジャパンの救世主に躍り出た。 (林健太郎)



◆初先発で初ゴール含む2発、大迫「楽しかったし、もっとやりたい」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/399417_122408_fl



[7.25 東アジア杯 日本3-2オーストラリア 華城]

 ピッチ内を覆う嫌なムードを一瞬で振り払った。後半34分、2-2に追いつかれてから1分も経っていなかった。一気に攻め上がった日本はFW工藤壮人(柏)の縦パスをFW豊田陽平(鳥栖)が落とし、FW大迫勇也(鹿島)がPA手前から右足を振り抜いた。

 豪快なミドルシュートをゴール左隅にねじ込む。「あの時間帯に決めることで相手の勢いが半減すると思った。いい時間に決められた」。4分間で2点差を追いついたオーストラリアの勢いを食い止める大迫の一撃。3-2と突き放し、これが決勝点となった。

 1-0で迎えた後半11分にもDF鈴木大輔(柏)の縦パスを豊田がワンタッチで落とし、FW齋藤学(横浜FM)がスルーしたところで大迫にボールが渡った。絶妙なトラップで前を向き、DFに寄せられながらもGKの動きを最後まで見極めた。「タメて打った。余裕があった」。落ち着いて右足を振り、記念すべき代表初ゴールとなった。

 21日の中国戦(3-3)に後半43分から途中出場し、A代表デビュー。中国戦から先発全員が入れ替わり、この日が待望の初先発だった。「やってやろうと思った。ここまで来て、ずっとベンチに座るのは悔しい」。思いの丈をピッチでぶつけ、初ゴールを含む2得点でチームを勝利に導いた。

 ポジションはトップ下。「一応、『2トップでやれ』と言われていた。『でも、気を遣ってちょっと下がれ』と。1トップみたいになったのはしょうがない。僕があそこで引かないと大変なことになる」。バイタルエリアのスペースでボールを引き出し、パスを散らす。本来のプレースタイルではないが、柔軟に対応し、チャンスメイクに腐心した。

「ほんとは前をやりたいけど、それはしょうがないし、割り切ってやるしかない」。不慣れなポジションでも役割をまっとうし、1トップに入った豊田とのコンビネーションも光った。何よりも2ゴールという結果が、その存在感を際立たせる。「FWなので。そこはゴールに向かうことができたのかなと思う」。従来のトップ下のイメージを覆す新たなスタイル。オーストラリアの守備が緩かったとはいえ、大迫の見せた価値は色あせない。

「(2得点は)うれしかったけど、もっと取れたと思うし、もっとやりたい。やっていて楽しかったし、もっとやりたいと思った」。充実感と、少しの後悔。日本代表としてプレーした90分間を終えた大迫の表情は生き生きと輝いていた。

(取材・文 西山紘平)

◆日本vsオーストラリア 試合後の選手コメント(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/399428_122418_fl

[7.25 東アジア杯 日本3-2オーストラリア 華城]

 日本代表は25日、韓国の華城(ファソン)でオーストラリア代表と対戦し、3-2で競り勝った。日本は前半26分、FW齋藤学のA代表初ゴールで先制すると、後半11分にもFW大迫勇也が代表初ゴールとなる追加点。後半31分、34分の連続失点で一時は同点に追いつかれたが、失点直後に大迫が自身2得点目となる決勝点を決めた



以下、試合後の選手コメント

●FW大迫勇也(鹿島)
―初先発で初ゴールを含む2得点。
「やっていて楽しかったし、もっとやりたいと思った」
―トップ下だったが?
「ほんとは前をやりたいけど、それはしょうがないし、割り切ってやるしかない。いい関係でできてよかった」
―今までのトップ下とはタイプが違う。
「FWなので。そこはゴールに向かうことができたのかなと思う」
―オーストラリアのディフェンスは?
「相手がデカいのは苦にならないので」
―監督からの指示は?
「一応、『2トップでやれ』と言われていた。『でも、気を遣ってちょっと下がれ』と。1トップみたいになったのはしょうがない。僕があそこで引かないと大変なことになる」
―バイタルエリアでボールを受けれた。
「両サイドが幅をつくってくれて、僕が受けやすい形をつくってくれた。みんなで連動できた」
―ゴールの形は?
「流れの中で決めることができてよかった。落としてきたボールを冷静に打つことができた」
―1点目はGKが倒れるのを待った?
「タメて打った。余裕があった」
―次は韓国戦だが?
「球際は来ると思うから、そこは負けずに、冷静に戦いたい」
―メンバーが総入れ替えだった。
「やってやろうと思った。ここまで来て、ずっとベンチに座るのは悔しい」
―反転するシーンが多かったが?
「周りが見えていたので。そこはうまくやれた」
―追いつかれた直後の勝ち越しゴールだったが?
「あの時間帯に決めることで相手の勢いが半減すると思った。いい時間に決められた」
―豊田との関係もよかった。
「鹿島でもダヴィが前に入ってみたいな感じだから。スムーズにできた」
―2得点できたことについては?
「うれしかったけど、もっと取れたと思うし、もっとやりたい」


●FW齋藤学(横浜FM)
―どのような指示?
「右サイドで受けて起点になることを言われていた。SBとの1対1に勝とうと。1本目でいいドリブルができた。ゴールシーンは右サイドじゃなかったけど、バイタルエリアでうまく受けて前を向けたのでよかった。相手はデカいけど遅いので、1対1はしやすかった。もっと高い位置で1対1ができればよかったけど。ゴールシーン以外、いいシーンがなかった。そこは反省点。もっとやれたかなという思いの方が強い」
―組織が重視される中でドリブラーが良さを出すのは難しさもあるのでは?
「自分の特長はドリブルなので、良さを出すには3人目で仕掛けること。個人的にはサコ(大迫)の1点目のスルーとか、ああいうプレーも好きなので、ああいうシーンができて良かったけど、ただ、自分の良さを出すにはドリブル。それしかない。負けないでそれを出すしかない。パスを出すことを要求されればしょうがないけど、自分の良さを出すことを考えた」
―ターニングポイントになりそう?
「いえ、Jリーグでやっていることと変わらないので。チームのことをしっかりやりながらというのは、マリノスでもルールがある。変わったという感じはしない。ここからうまくなれればいいなと思う」
―ストロングポイントをうまく出せたのでは?
「チームでうまくバイタルを使えたので、あそこで前を向けたのかなと思う。でももっとやれた試合だと思うし、やらないといけない試合だったと思う」
―大宮戦と左右逆のゴールシーンだった。
「チームでも左サイドからのドリブルをやっていたので。大宮戦はたまたま右で受けてああいう形になったけど、左右どちらもうまくこなせたと思う」
―何人いても、あそこは狙う?
「その場にならないと分からない。今日はいい状況で自分の仕掛けになったのかなと思う」
―いつ打つのかという感じだったが?
「途中で打とうという気持ちはなかった。あそこで打とうという雰囲気は自分の中にあったので。うまくできたかなと」
―CBからいい縦パスが入っていたが?
「そうですね。森脇くんとの関係、(鈴木)大輔との関係、(高橋)秀人くんとの関係。あれがやりたいことだと思う。ずっと練習でやってきたことなので、それを出せたというのはすごく良かったと思う」
―前の選手の距離感も良かったが?
「そうですね。ただ、もう少し前で落ち着かせて、左右に振れたら良かった」
―結果を残すことは大事。
「ここ最近、やっと点を取れるようになってきたので。それまで全然取れていなかったから、ここからだと思う」
―1戦目より2戦目の方が出せたという手応えは?
「途中出場の難しさというのは自分でも感じていた。その中で良さを出すためにもっといい選手にならないといけないと思うけど、最初から出たときは出さなきゃ何も言い訳にならないですから。今日は出せて良かった。でもあれだけになってしまったので、もっとやれたかなと」

●FW豊田陽平(鳥栖)
「タイミングで相手に先にポジションを取られたシーンもあったけど、自分の間合いで受けられたときはしっかりできたし、少し自信になった。ハイボールに関しては十分にやれるなと」
―先発デビューだったが?
「(代表に選ばれて)チャンスをいただいて、どこかで来るかなと思っていたら、今日かと。今まで準備してきたことを何とか結果として出したかった。得点というのは感覚的なところで、悪くはなかったんだけど、数cm、数mmのところであと少し我慢できなかった。自分の中で整理できている部分と、これから整理したい部分がある。残念だけど、ネガティブにならずに。得点を取れる場所にポジションを取るのが自分の長所。察知するという意味ではしっかりポジションを取れていた。最後のタッチは感覚的なところなので……」
―先発が分かったときは?
「これがラストチャンスだと思って、しっかり勝負しないといけないと思って臨んだ。それがいい方向に進んだと思う。あとはゴールだった」

●FW山田大記(磐田)
「チームとしての狙いを出しやすい相手というのが一つあって、中国戦よりも狙っているスペースが空いていた。僕や(齋藤)学が真ん中に入っていってもフリーだったので、アピールというよりはそこはできて当たり前だった。受けたあとにもう少し関係性をつくれたり、決定的な仕事をするところを増やせたら良かった」
―クロスは豊田選手に対して狙いのあるボールを出せたのでは?
「そうですね。トヨくん(豊田)とは練習のときからどこで合わせるかというのを話していた。ヘディングが今回のチームで一番強いのはトヨくんだし、自分が上げるときはターゲットにしていた。結果的に見れば点にならなかったので残念だけど、すごくフィーリングや相性がいい。思ったところに走ってくれて、そこはすごく良かった。目が合うというよりは感覚。お互いのポジショニングで、そこに走るだろうなと思うところに何となく出すと、そこにトヨくんが来る。すごく合わせやすかった」
―前線の役割分担は?
「あとの3人がアタッカータイプだったので、自分はミーティングでも雰囲気的にはその3人、2トップにボールを供給できるように意識していた。それを意識したうえで、決定的なところで出したかった」
―FKは左足で蹴っていた。
「JリーグでFKを蹴ったことがないのに、まさか代表で初めてのFKを蹴るとは思わなかった。ちょっと遠かったので、パワーでは左の方が自信があったので左で蹴ったけど、全然ダメでした」

●MF高橋秀人(F東京)
「限られた時間の中で、自分たち11人がどう協力してやっていくか。練習で監督から言われていたので、プレスの部分とビルドアップの部分は気をつけてやろうという認識を持ってやった」
―練習でやっていたことがかなりできていたが?
「よどみなくできていた部分もあるし、特に中国戦よりプレスの部分で、行くところと行かないところ、ぼかすところとぼかさないところ、耐えるところと自分たちが奪いに行くところのメリハリが付いていたと思う。そこに対する声で、権ちゃん(権田)とか千葉ちゃんとか(鈴木)大輔とか(山田)大記とか、そういう選手が臨機応変にピッチで声をかけて、足を動かし続けたことは成長しているところだと思う」
―チームの約束事を忠実にやっていた印象があるが、この前の反省を生かした?
「反省を生かしたというより、最初の中国戦は集まって時間もなかった。一つの試合を終えたことで、一つの材料が増えたので、みんなでビデオ分析したり、選手同士で話し合ったことが成長の要因だったと思う」
―ボランチの2人が上がったり下がったり、バランスを取っていたように見えたが?
「タカ(扇原)も(山口)螢も青ちゃん(青山)も、お互いの位置を見てバランスを取れる選手なので、そこはよどみなくできた」
―試合の流れの中で意識したことは?
「2失点目は絶対に与えたくなかったので、それを与えてしまったのは今後の課題。逆に3点目を取れたことは収穫だけど、3失点目は与えたくなかった」

●MF扇原貴宏(C大阪)
「ボランチが一枚下がって、サイドに出た片方のCBが持ち出すというのは練習でもやっていたし、(鈴木)大輔くんからもすごくいいパスが出ていたので、いい形は出たと思う」
―自己評価は?
「全然ダメ。イージーなミスもあったし、自分のところから出すのが少なかった。もうちょっとボールに絡んだところで、前にボールを当てたかった。ちょっとバックパス、横パスが多かったのがダメだった。この相手だったら、もっとできたと思うし、悔しい。自由にプレーできたからこそ、もう少し前線にパスを供給したかった。自分の特徴でもあるので、今日はもっともっとやらないといけなかった」
―タイミングが合わなかった?
「タイミングもそうだし、自分がもう少し前線の選手を動かさないといけなかった。今日ははじめからバックパスという選択もあったので、しっかり前線を見て、前にしっかりと運びたかった。もっとやれたと思う」
―相手の守備が厳しかったのか?
「プレスはそんなにきつくなかった。ポジショニング、ボールを受ける場所、自分の判断のせいだと思う」
―チャレンジ&カバーの部分はできた?
「バイタルエリアのケアは意識していたけど、前半はDFラインに吸収されすぎて、中盤にプレスにいけなかった。監督から指示もあったけど、もう少しプレスにいきたかった」
―ボランチがDFラインに落ちてビルドアップする、練習でやっていた形が表現できていたが?
「それは練習でもやっていたし、形としてハマっている時間帯もあった。前半はオーストラリアが困っているようにも見えたので、いい部分は継続してやれればいいけど、そこでも3枚になったときの回し方はもっと工夫できたと思う。もう少し改善してやれれば」

●DF鈴木大輔(柏)
―後半にバタバタした原因は?
「押し込まれた時間帯は少し受け身になったというのがあって、一人ひとりの足が止まって、ラインを押し上げることができなかった。そこで相手の中盤の選手に前を向かれてしまった。そこは修正できるかなと思う」
―セットプレーの守備は?
「先に相手に触られる回数が多かった。中でブロックされるというのがあったので、マークの受け渡しをもっと忠実にしないといけないし、個人的にももっと先に触れればクリアできるところがあった」
―千葉との関係は?
「千葉さんとは新潟のときに組んだことがあるし、チャレンジ&カバーというのは試合前から気にしていなかった。お互いに分かっていたところかなと思う。ただ、2失点すると、今日は前に助けられたけど、苦しい展開になる。自分たちがリードしているときに、どういう展開にして守り抜くか。自分たちがもっとボールをキープするとかいろいろあるけど、そういうところを含めて見直していきたい」
―森脇との関係は柏でのSBの経験が生きた?
「柏で右サイドもやらせてもらっているので、サイドに入ったときの対応というのも分かっている。モリくん(森脇)が前に上がったところでの入れ替わりは、モリくんが声をかけてくれた。みんなで声をかけ合えたのが良かったと思う」
大迫選手のゴールにつながる豊田選手への縦パスが良かったが?
「トヨくん(豊田)は前半からいい動きをしてくれていたので、そこの間のところは空いていた。ハーフタイムに、もう少し狙おうかなと思った。良いタイミングで付けられて良かった」
―サイドに開くのではなく縦を狙った?
「サイドは結構空いていたけど、それより前を狙う方がいいかなと。サイドがワイドに開くことで相手がつられたのが見えたので、中を選択した方がいいと思った。(齋藤)学とサコ(大迫)とトヨくんの距離が近くて真ん中に密集していたので、サイドに出してモリくんが1対1を狙うよりは多い方が良いのかなと。うまく得点につながって良かった」

●DF千葉和彦(広島)
「もったいない失点。2-0でいい感じでボールを回せていた。崩されたわけではなく、ロングボールからこぼれたところをやられた。もったいない」
―スタメンはいつ言われた?
「ミーティングで言われた。フレッシュなメンバーで行く分、モチベーション高く行けるし、自分も初めての代表。思い切って行こうと思った。勝ったけど、反省の方が大きい」
―2失点した時間帯は?
「相手がフレッシュなメンバーを入れてきて、前に前に圧力をかけてきた。そこでうまく対応できなかった。でも、短期間でこれだけ合わせられたことをポジティブに捉えたい」
―バイタルエリアにくさびがよく入っていたが?
「相手が対応できていなかった。サコ(大迫)のところが空いていたし、そこでおさまって前を向けば日本らしい攻撃ができていた」

●DF栗原勇蔵(横浜FM)
―また2点差から追いつかれたが?
「ああいう風に、あの時間で取られると、相手に勢いも出るし、こっちは精神的にもダメージが来る。2点リードでの1点の重みを今日も感じた。(齋藤)学がいいシュートを決めて、あのまま完封して勝ったら学がヒーローだった。(追いつかれたことで)かすんじゃったから」
―メンバーは直前まで分からなかった?
「本当に分からなかった。代えてくるだろうとは思っていたけど、さすがに全取っ替えは予想外だった。でも、みんなモチベーションが高かったし、やってみたらいい内容の試合ができた。それはよかったと思う。急造チームだけど、結果を出す、出さないで、周りの目も変わる。結果が一番だし、このチームで優勝して終わりたい。最後は完全アウェーだし、相手は韓国。気持ちの強さで負けないようにしたい」

(取材・文 西山紘平、矢内由美子)

◆2ゴールの大迫勇也「前向きな仕事ができた」/東アジア杯(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20130725/125374.html



 日本代表は25日、韓国で行われているEAFF東アジアカップ2013の第2戦でオーストラリア代表と対戦。3-2と競り勝ち、6月11日のイラク代表戦以来、5試合ぶりの白星を挙げた。今大会2試合を終えて、1勝1分けの勝ち点4として、首位に浮上した。

 2ゴールを決めた鹿島アントラーズ所属の日本代表FW大迫勇也は試合後、以下のようにコメントした。

「2-2に追い付かれた時点で、あそこで(点を)取ることができて、チーム全体としても大きい勝利だったと思う」

―代表で先発としてプレーする。どんなことを感じていたのか?
「やっぱり責任もあるし、それだけの期待もあるし、その中で結果を出すことができて、今は素直にうれしい」

―1度(同点に)追い付かれたことで、(初戦の)中国戦が頭をよぎるということもあったのか?
「そうですね、流れが悪い時間にああやって決めることで、またうちのリズムという部分で盛り返せたと思うので、その点は良かった」

―その得点で、チームの雰囲気が1つになった感じというのは?
「次(の韓国戦で)勝てば優勝が決まると思うので、次に切り替えてやりたい」

―(アルベルト)ザッケローニ監督からの指示は?
「トヨ君(豊田陽平)がワントップで張るタイプなので、『ちょっと気を遣って、下りることもしてくれ』と言われていた。試合全体を通しては反省点もありますけど、前向きな仕事ができたと思う」

―初優勝、韓国戦に向けて
「あと1試合しか残っていない。勝てば(優勝が)決まりなので、もう1回、みんなで気を引き締めてがんばりたいです」

 日本は大会初制覇を懸けて、28日に行われる最終戦で開催国の韓国代表と対戦する。

◆代表初得点を喜ぶも、大迫「もっと取れたし、もっとやれた」/豪戦(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20130726/125409.html



 日本代表は25日、韓国で行われているEAFF東アジアカップ2013の第2戦でオーストラリア代表と対戦。3-2と競り勝ち、6月11日のイラク代表戦以来、5試合ぶりの白星を挙げた。今大会2試合を終えて、1勝1分けの勝ち点4として、首位に浮上した。

 2得点を決めた鹿島アントラーズ所属の日本代表FW大迫勇也は試合後、以下のようにコメントした。

―トップ下は?
「本当は前でやりたいけど、しょうがないことだし、割りきってやるしかない。トヨさん(豊田陽平)とはいい関係でできたかなと思う」

―クサビを受ける場面もあったが?
「少しミスもあったけど、次につなげる場面もあったし、もっと精度を上げていけば、もっといいプレーができると思う」

―練習の時は?
「練習は2トップだった」

―試合前にトップ下として気をつけていたことは?
「一応、2トップでやれと言われていたけど、気を利かせてちょっと下がれと言われて、正直1トップみたいな感じになった。うまくすることで回している部分もあるし、あそこで僕が引かないと大変なことになるので」

―得点シーンは両方とも連動したゴールだったが?
「あわてないでゴールを決めることができた。落として、ボールをもらって、シュートと冷静にできた」

―1点目はGKを最後まで見て蹴ったが?
「余裕はあった」

―代表でのゴールは?
「うれしかったけど、もっと取れたと思うし、もっとやれたと思う」

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