日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月11日日曜日

◆仙台柳沢、元師・セレーゾ監督と初対戦(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20130810-1171094.html

 仙台FW柳沢敦(36)が今日10日、ホームでの古巣鹿島戦に初先発する可能性が高まった。6ゴールでチーム得点王のウイルソンが3日の川崎F戦で左足首を捻挫し、9日は完全別メニュー。ミニゲームで主力組に入った柳沢は「僕にとっては特別な相手だけど、それは置いておいて、チームのために全力を尽くす」と力を込めた。

 3月のアウェーゲームはケガで同行せず、かつてともに戦った敵将トニーニョ・セレーゾ監督とはこれが“初対戦”。「誰であろうと特別扱いしない人だった」と懐かしそうに振り返り、再会を心待ちにしている。さらに、競技こそ違うが、母校富山第一が甲子園初出場を果たし「今年はちょっと楽しみにしてるんだよね」と刺激を受けた。夏本番の仙台でひときわ熱いベテランが、3連勝の使者になる。

◆【鹿島】監督「本来の形ではない」/J1(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20130810-1171467.html

<J1:仙台2-1鹿島>◇第20節◇10日◇ユアスタ

 鹿島が逆転負けで2連勝を逃した。7日のスルガ銀行チャンピオンシップ、サンパウロ戦から中2日の過密日程。

 前半にMF中村充孝(22)のゴールで先制したが、スタメンに30歳以上の選手が5人というチームは後半にペースダウンして2失点を喫した。サンパウロ戦でハットトリックと爆発したFW大迫勇也(23)も後半にループシュート1本を放ったのみと不発。トニーニョ・セレーゾ監督(58)は「(日程の)影響がないと言ったらうそになる。経験豊富な選手は連戦の乗り越え方を頭で考えることはできても、足が動かない。電源がオンになったりオフになったり、不安定な部分があって、本来の形ではなかった」と冷静に分析した。

◆仙台3連勝、柳沢弾&ヘベルチ弾/J1(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20130811-1171658.html

<J1:仙台2-1鹿島>◇第20節◇10日◇ユアスタ

 今年の夏はひと味違う。仙台がホームで鹿島に逆転勝利を収めた。前半に先制を許したが、後半10分にFW柳沢敦(36)が同点ヘディング弾。36分には、MF梁勇基(31)の故障で途中出場したMFヘベルチ(24)が移籍後初ゴールを決めた。今季初の逆転勝ち&3連勝で、がぜん勢いに乗ってきた。

 真夏のユアスタのボルテージが、一気に上昇した。後半10分、蜂須賀の右クロスを、ファーサイドへ抜け出した柳沢が頭でたたきつけた。今季リーグ戦ホーム初得点は、一番決めたかった古巣から。今も「僕にとっては特別なチーム」と表現する鹿島のゴールを、仙台移籍後初めてこじ開けた。

 苦しい前半だった。試合開始早々にアクシデントが発生。前半12分、梁が左太もも裏に痛みを訴えてピッチを退いた。8日の紅白戦で痛めていた箇所。ウイルソン、菅井のレギュラー2人に加え、貴重なジョーカーの武藤もケガで欠いて臨んでいた一戦。いきなり苦境に立たされた。急きょ投入となったヘベルチが攻撃のアクセントとして奮闘、主導権を握っていたが、前半23分に一瞬の隙を突かれた。遠藤のアーリークロスが流れたところを中村に合わせられ先制点を献上。リードを許して折り返した。

 さらなる興奮が後半36分に待っていた。左サイドをえぐった佐々木のクロスをヘベルチが頭で押し込み、移籍後初ゴール。その後は必死の守備で逃げ切り、前半戦で勝てなかった甲府、川崎Fに続き、鹿島にもリベンジ。逆転勝ち、3連勝はいずれも今季初だった。 殊勲の柳沢は「厳しい展開だったけど、応援してくれたサポーターの後押しで逆転することができた。やっぱりゴールは気持ちいいッスね。(鹿島は)僕にとっては特別なチームなので、いいゲームができてうれしい。みんな1つずつという気持ちで戦っている。ホームはもちろん、全て勝つつもりで戦う」。今季最多1万7892人の観衆の前で、力強く締めくくった。【亀山泰宏】

◆【仙台】柳沢弾!ヘベルチ1号!今季初の3連勝!!(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130810-OHT1T00241.htm

 ◆J1第20節 仙台2―1鹿島(10日・ユアテックスタジアム仙台) 仙台はホームで鹿島に2―1と逆転勝ちし、今季初の3連勝を飾った。前半23分に先制されたが、2試合ぶりに先発したFW柳沢敦(36)が後半10分、古巣相手に強烈なヘディングシュートをたたき込んで同点。同36分にはMFヘベルチ(24)がMF佐々木勇人(30)からのボールを頭で押し込み、ベガルタ初ゴールが決勝点となった。

 やはりベテランは頼りになる。36歳の柳沢が、鹿島ゴールをこじ開けた。後半10分、右サイドバックの蜂須賀の高速クロスに鋭く反応。スルリとDFラインの間に入り込み、強烈なヘディングシュートをたたき込んだ。5月6日の名古屋戦(2〇0)以来となる今季2ゴール目を「自分にとって特別なチーム」という古巣相手から奪った。

 仙台はFWウイルソン、武藤にDF菅井と、けが人が続出する苦しい台所事情。柳沢は2試合ぶりのスタメンで、6日に特別指定選手として承認されたばかりの阪南大・DF二見宏志(21)も初めてベンチ入りした。前半12分に大黒柱のMF梁が、アクシデントで途中交代。手倉森監督が「やれるメンバーで最大限のパフォーマンスを出す」と総力戦でこの1戦に臨むと話していた通り、MFヘベルチが緊急出場した。

 「DFラインの背後を狙う動きは天下一品」という指揮官の期待に見事応え、柳沢は今季リーグ戦ホーム初ゴール。この一撃でペースは完全にベガルタに移った。

 後半36分には、途中出場のMF佐々木がチャンスメーク。左サイドから柔らかいクロスを上げると、飛び込んだのはヘベルチだった。体を精いっぱい伸ばして、ヘディングで押し込んだ。今季J2草津から移籍したブラジル人助っ人の初ゴールで、見事に勝ち点3をもぎ取った。

◆鹿島逆転負け、6位に後退(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13761444527428

J1第20節の鹿島は仙台市のユアテックスタジアム仙台で仙台と対戦。先制点を挙げながら1-2で逆転負けを喫した。鹿島の今季通算成績は9勝5分け6敗、勝ち点32となり、一つ順位を落として6位。

鹿島は前半23分に中村のゴールで先制。1-0で折り返したが、後半10分に仙台・柳沢の同点ゴールを許し、36分に勝ち越された。終盤は攻撃に厚みを掛けて反撃したが、劣勢を挽回できなかった。

◆柳沢古巣討ち!仙台 鹿島に競り勝ち今季初の3連勝(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/08/11/kiji/K20130811006392920.html

J1第20節 仙台2-1鹿島 (8月10日 ユアスタ)

 仙台は2試合ぶりに先発したFW柳沢が古巣からゴールを決めた。0―1の後半10分に蜂須賀の右クロスに反応。ファーサイドに走り込み頭でネットを揺らした。5月6日の名古屋戦に続く今季2点目。

 京都に所属した08年7月18日以来の鹿島からの得点に「僕にとって特別なチームなのでいいゲームができてうれしい。やっぱりゴールは気持ちいい」と笑顔を見せた。前半12分に梁勇基(リャンリョンギ)が左太腿裏痛で負傷交代するアクシデントを乗り越えての逆転勝ち。今季初の3連勝を飾った。

◆鹿島 遠い敵地勝利…先制点の中村「勝たないと意味がない」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/08/11/kiji/K20130811006392930.html

J1第20節 鹿島1-2仙台 (8月10日 ユアスタ)

 鹿島はまたもアウェーでの勝利を逃した。前半23分に中村が遠藤の右クロスを右足ボレーで沈めて先制したが、後半に2失点して逆転負け。今季、ホームで無敗を継続しながら敵地では5連敗中で1勝3分け6敗と大きく黒星が先行している。

 中村は「点を取っても勝たないと意味がない。ホームとアウェーでは違うけど、グラウンドに入れば言い訳にはならない」と厳しい表情。首位・広島との勝ち点差が10に開く痛恨の敗戦となった。

◆「やっぱりゴールは気持ちいい」、柳沢弾などで仙台が鹿島に逆転勝利(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/400660_123311_fl


[8.10 J1第20節 仙台2-1鹿島 ユアスタ]

 ベガルタ仙台がホームで鹿島アントラーズを2-1で下し3連勝を飾った。前半を1点ビハインドで折り返した仙台だが、後半10分にFW柳沢敦の得点で同点に追いつくと、同36分にはMFヘベルチが逆転弾を決めた。勝ち点を31に伸ばした仙台は8位に浮上。勝ち点32のままの鹿島は順位を1つ落とし、6位となった。

 仙台が押し気味に進めたゲームだったが、先制点は鹿島に生まれた。前半23分、右サイドからMF遠藤康がクロスを上げると、ニアに走り込んだFW大迫勇也の頭上を越え、ファーサイドに流れる。これにスライディングで飛び込んだMF中村充孝が右足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。中村は第12節名古屋戦以来の今季2ゴール目。7日にサンパウロ(ブラジル)とスルガ銀行杯を戦い、中2日で迎えた鹿島が先に試合を動かした。

 だが後半に入ると仙台が反撃。後半10分、右サイドからDF蜂須賀孝治が上げたクロスを、ファーサイドでフリーとなった柳沢が難なくヘディングで合わせて同点とした。

 さらに後半36分、MF佐々木勇人が左サイドを駆け上がり、エリア内に侵入すると、ファーサイド目がけクロスを上げる。これをヘベルチが頭で押し込み、逆転に成功。途中出場した2人が決勝点を生み出すという理想的な展開。手倉森誠監督の手腕も光った一戦となった。

「やっぱりゴールは気持ちいい」。リーグ戦では5月6日の名古屋戦以来の今季2ゴール目に充実の汗をぬぐった柳沢。全盛期を過ごした古巣相手のゴールに対して、36歳となったベテランFWは、「僕にとっては特別なチーム。いいゲームが出来てよかった」と笑顔を見せた。

「ホームはもちろん、すべて勝つつもりで頑張りたい」。昨季は2位と躍進した仙台。今季序盤は初のACLも含めた連戦に苦しんだが、いよいよ上位を射程圏に捕えた。

◆【J1:第20節 仙台 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00159846.html

8月10日(土) 2013 J1リーグ戦 第20節
仙台 2 - 1 鹿島 (19:04/ユアスタ/17,892人)
得点者:23' 中村充孝(鹿島)、55' 柳沢敦(仙台)、81' ヘベルチ(仙台)
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●柳沢敦選手(仙台)
「たくさんのお客さんに入ってもらって、いい雰囲気でやらせてもらって、感謝の気持ちでいっぱいです。
(試合の)入りは良かったのですが、先制されてしまって雰囲気も悪くなってしまいそうでした。しかし会場のお客さんの声援のおかげで、また取り戻すことができて、非常にいい内容だったと思います。
(Q:得点場面について)センタリングのタイミングの時にまずしっかり中へ入れたことが大きかったですし、そこでハチ(蜂須賀)がしっかり中を見て合わせてくれました。ボールの質が良かったのが決定的でした。
(Q:古巣・鹿島相手のゴールについて)鹿島というのは僕にとって特別なクラブですし、また同じ舞台、同じピッチの上で鹿島とプレーできたのは幸せな時間でした。結果としてゴールも奪うことができて、本当に良かったと思います」

●ヘベルチ選手(仙台)
「いいボールが来たので、最後にゴールを決めることができて良かった。自分にとっては仙台での初得点だったので。もっともっとチームに協力できるようなパフォーマンスを見せて、何よりチームが勝点3を重ねていくことが本当に大事だと思いますので、首位との勝点差をどんどん縮めていきたい気持ちが大きいです」

●蜂須賀孝治選手(仙台)
「思い切りよくプレーすることを心がけていました。いい流れの中で、自分の不注意で失点になってしまいました。でもそれは試合中に切り替えられましたし、そこからずっと攻めてやろうと思って、それで点にからむことができました。最低限のことはできたかなと思います。
(アシストの場面は)ヨシさん(太田)がボールを持って、中田浩二さんが食いついていたので、自分はフリーでいけると思いました。ヨシさんがシュートを打ったのがうまく転がってきたので、いいボールを上げようと思いました。
(Q:そのとき、柳沢のポジションは見えていた?)いえ、そのときはまだよく見えていなかったのですが、そこにいてほしいと思って上げたら、合わせてくれました。
(Q:1点のリードを守っていた時の心境は?)ずっと電光掲示板を見ていました(笑)」

●佐々木勇人選手(仙台)
「(途中投入で決勝点をアシスト)相手の足が止まっていたので、流れを変えようとしてプレーしました。そろそろ結果が欲しかったので、結果を出したいと思って入りました。勝負するしかないと思って縦に勝負をして、クロスもちょうどいいところにいって、ヘベルチが決めてくれて良かったです。
長かったけれど、ようやくアシストできましたし、次はゴールを取れるように頑張りたいと思います。まだまだサポーターに恩返しをできていないので、これからできるように頑張ります。まだ上位とは勝点差があるので、一試合ずつしっかり勝って詰めていきたい」

以上

※現地担当の都合により、鹿島の選手コメントはございません。誠に申し訳ございませんが、ご了承ください。

◆【J1:第20節 仙台 vs 鹿島】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00159843.html

8月10日(土) 2013 J1リーグ戦 第20節
仙台 2 - 1 鹿島 (19:04/ユアスタ/17,892人)
得点者:23' 中村充孝(鹿島)、55' 柳沢敦(仙台)、81' ヘベルチ(仙台)
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●手倉森誠監督(仙台):
「まず、ホームでゲームをするにあたって、『今節はアドバンテージがあるのは我々だ。鹿島はスルガ銀行チャンピオンシップ2013があって中二日の試合で、今日のこの気温の上昇によって消耗戦の中で、ちょっと試合が始まれば体力を消耗するのは鹿島だ。自信を持って最初からトップギアでいこう』という話をしました。
そんななかでも、個人能力の高い鹿島に対して、組織でしっかり対抗しながら、相手のパワーを察知し、しのがなければいけない状況でもコントロールして戦おうとして戦った中で、先制点を取れそうな攻勢の時間から、逆にビハインドになってしまったゲームでしたが、逆に得点力のある鹿島には1点も覚悟した部分というのもチームにはあったのだろうなと。
前半の終わり方、後半の入り方を見た時に、このゲームはひっくり返せるな、と。ハーフタイムでは、『3-1にできるゲームだ』と言って送り出しました。後半最初の10分の柳沢のゴールで、確実に我々が勢いで上回ったし、時間の問題だったと思いますけれど、鹿島が中二日での連戦、そして今日の気温が上がったことというのが、本当に我々にとっては助かった状況だったなと。
ただ、今回に勝つことで上位進出をうかがえるということを、チームもサポーターもよく理解していて、本当に全員で一体感を作り出した結果、選手たちの頑張りと、サポーターの勝利だなとも感じます。ここから本当に、はい上がる姿というものを、8月に示して突き進みたいと思います」

Q:ウイルソン選手がいないなか、梁勇基選手も負傷退場しました。そのなかで、今まで控えだったヘベルチ選手や佐々木選手が頑張って結果を出したことについてはどう思われますか?
「まず、今シーズンにACLに出ることになって、4-3-3もトライした中で、いろいろな選手を起用してきました。辛抱させられた前半戦でしたけれど、それがここにきて、誰が出ても戦える状況が、今はここにあるのかなと思います。
本当に、けが人がこうして出ているのはどのチームも一緒だろうし、総合力が試される後半戦の中で、こうやって勝ち続けていることができれば、今は元気にピッチに立っている選手たちに自信も付くだろうし、何よりも、誰が出てもやるんだというチームの一体感が、そういった前半戦での勝ち星の少ない危機感や、けが人の出ている危機感というところに対して、『やってみせるんだ』という覚悟が、今はチームにあるなと感じます」

Q:梁選手を交代させた理由と、途中出場から勝ち越し点を取ったヘベルチ選手の評価をお願いします。
「まず、(梁は)練習の時から少しハムストリングを気にしていたので、それがプレーの中で違和感を覚えた状況でした。8割くらいで走っているぶんには気にならないけれども、スプリントする時に少しスピードが出せないという状況で、悪化してもいけないということで(代えました)。
ヘベルチはともすれば今日のスタメンの候補にも、僕の頭の中には入っていたので、先週もサイドハーフでトレーニングできていましたから。
彼が決勝点を入れたことに対して、『納豆かけご飯の納豆を持ち上げたみたいなジャンプだった』という話をしました。粘り強いヘディングシュートだったと、良かったと思います」

Q:赤嶺選手はけがですか?
「赤嶺もちょっとハムストリングに違和感が出たので、ある程度やらせて交代させました。
今はちょっと、ハム(ストリング)のけがが多いので、ちょっと後半戦に対してスピード持久力を入れたトレーニングが、スピードがあるぶん、そこに悲鳴を上げているのかなというところですから、来週は少し、全体的にコントロールしていかなければいけないと思います」

以上

◆【J1:第20節 仙台 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00159845.html

8月10日(土) 2013 J1リーグ戦 第20節
仙台 2 - 1 鹿島 (19:04/ユアスタ/17,892人)
得点者:23' 中村充孝(鹿島)、55' 柳沢敦(仙台)、81' ヘベルチ(仙台)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「取材する人が多くて羨ましいですね…というのは冗談です。負けた後や試合後の緊張感がある中ですので、まずは笑顔を取り戻すためですので、ご理解ください」

Q:中二日での試合でしたが、この暑い中でやはり影響は出ましたか?
「ないと言ったら完全に嘘になりますし、うちは30代の選手がどうしても多くなりますので、それはどこかでは影響しているのではないかと思います。
あとは、チーム全体としては、安定したプレーができていないというところで、影響があるのではないかと。5分間ちょっといいプレーができたり、あるいは10分間ずっと守備に回ったりというところでは、時間は別にしてそういった不安定な部分がありました。わかりやすく言えば、電源が入って、また電源オフに…という状態になったのであって、我々らしい部分というよりも、ちょっと不安定な、本来自分達ができるかたちではなかったな、と思います。

ホームで仙台さんと戦ったときと似たような状況だったかな、と。前半は非常にハイテンポでやっていて、後半はどうしても落ちてしまうという状況が今日も起きてしまいましたし、あとは、前半はディフェンス陣の活動量が多いために、後半はそういった部分で、ルーズになってしまったり、甘くなってしまったり、ビルドアップの部分で積極性が欠けたり、あるいはそのプレー…パスの質や精度が落ちてしまったりというところがありました。

あとは、攻め急いでしまって、前の方でタメを作って…タメを作るということはチーム全体を押し上げるとともに休める時間でもあるし、あるいは自分達のタイミングというところで攻撃をしかける状況ですけれども、それを急いでしまってボールが行ったり来たりしてしまったという部分では、特に我々の方が、行って帰ってくるという状況が多くなってしまったので、それが試合の中で影響してしまったのではないかと思います。

中二日ということは我々にとっては非常に…中二日でその前に戦った相手というのが非常にタフでレベルの高い相手でもありましたし、今日はどうしてもどこかに(影響が)出ているわけです。
ホームであればもう少しは動けたのではないかと思います。アウェイで、今日も多くのサポーターの方に来ていただきましたが、やはりスタジアムの雰囲気とかが全然違う訳なので、一歩、二歩走るというところでは、ホームのサポーターが与えるプラスアルファの部分にもなってきますし、そういう部分で物足りない部分もありました。

ある一定の状況になると、経験豊富な選手がたとえこの連戦の乗り越え方や、タイトな試合の調整法を考えていたとしても、頭で考えることはできるけれども、どうしても足は動きたくても動けないものなのです。それは経験豊富な選手でもそうですし、若い選手でもそうなっています。
今は経験豊富な選手が勇敢にチームに対する愛情や支えたい気持ち、次の世代に伝達したいという気持ちから頑張ってもらっているけれど、考えても動かない時もあります。有望な若い選手もいますけれど、それはどこの国のクラブでもこういった入れ替えというものはありますし、日本のサッカーにもありますし、アントラーズというクラブにもあります。ごく当たり前のことなのですけれども、若い選手というものはいろいろな駆け引きや、与えられた情報の試合での活用方法というものをできるようになるまでには時間を擁するものであって、それはどうしてもすぐには難しいものであります。おそらく(記者の)みなさんの業種でも、若い人と経験ある人とでは質問の仕方などが変わってくるものであって、我々は非常に時間が必要になってきます。
あるいは、日程の中で結果を出すということであれば、戦力として、ローテーションをした時にも質が落ちない状況にもっていかなければいけないし、この二つの選択しかありません。うちの場合は育てながらやっていくということが方針として決まっているので、僕はそこにしっかりと方針として取り組んでいきたいと思います。

ベガルタさんには非常に敬意を持っています。そのうえでの発言ですが、僕としては、今日は勝てる試合であったと思います。特に前半の状況を見れば、勝てるチャンスはあったと思います。選手たちに奮闘してほしい部分はありましたけれど、僕は彼らがギリギリのところで、一生懸命意欲的に結果を出すためにやっていることは感じていましたし、選手たちがこのタイトな日程でこの結果を求めようとしたことを称えたいと思っています。
非常にスペクタクルな部分が多かったのではないかと思います。3点が入りましたし、両サポーターが非常に熱心な声援を送っていました。もう少しプラスな結果になったのではないかという思いもありますが、そうならなかったのもサッカーかなと考えるしかないです」

以上

◆2013Jリーグ ディビジョン1 第20節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50344

J1 第20節 ベガルタ仙台戦 マッチレビュー

中村のゴールで先制するも、連戦の疲労が響いて仙台に痛恨の逆転負け

水曜日にスルガ銀行チャンピオンシップで2連覇を達成し、連戦で迎えた第20節のベガルタ仙台戦だったが、アウェイで押し込まれる展開の中、中村のゴールで先制した。しかし後半に疲れからか失速し、2ゴールを奪われ1-2と逆転負けを喫した。

序盤、ホームの大声援を背にして前に出てくる仙台に対して、押し込まれる展開が続く。11分には仙台の松下にミドルシュートを打たれたが、曽ヶ端の好セーブで難を逃れた。

粘りの守りで先制点を許さずにいると、23分に中村が均衡を破った。右サイドで小笠原からのパスを受けた遠藤がストレートのクロスボールを上げると、ゴール前に飛び込んだ中村がダイレクトで右足のボレーシュートを突き刺し、鮮やかにゴールネットを揺らした。

先制すると仙台にボールを持たれる時間が続いたが、組織的な守備で決定機を許さずに1点リードで前半を折り返した。

ところが、後半に入ると連戦の疲れからか、仙台に攻め込まれるシーンが目立つ。49分には太田にGKと一対一のシーンを作られたが、曽ヶ端のビッグセーブで大きなピンチを切り抜けた。しかし、仙台の攻めを受ける形が続くと、55分、柳沢にヘディングシュートで同点弾を許してしまった。

追いつかれた鹿島は60分にジュニーニョと土居を投入して、局面の打開を図る。しかし、盛り返せずにいると、曽ヶ端の好セーブなどで耐えていたが、81分に再び失点。右サイドからクロスを入れられると、最後はゴール前のヘベルチに頭で押し込まれた。

逆転を許すと途中出場していた岩政が、86分と後半アディショナルタイムにヘディングシュートでゴールを狙ったが、惜しくも得点とならず。1点差のままタイムアップを迎えて、痛恨の逆転負けを喫してしまった。

スルガ銀行チャンピオンシップを連覇した勢いをリーグ戦にもつなげたかったが、かえって連戦の疲労により、後半の2失点につながってしまった点もあるだろう。次節のホームでの新潟戦は、1週間後の開催となる。敗戦を引きずらずにしっかりリフレッシュして、再び浮上を図りたいところだ。






【この試合のトピックス】
・今日の負けでリーグ戦アウェイゲーム5連敗。また6試合連続未勝利で今季アウェイゲームでの勝利は、4月27日の第8節・新潟戦までさかのぼる。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
オンザボールで選択肢が存在するなら、必ずポジティブなオプションを選べ。
・全体の形をコンパクトに保ち、自陣でのマーキングはタイトに。
・ボールを支配し、効率の良いサッカーを展開しよう。

ベガルタ仙台:手倉森 誠
・攻守の切り替えを素早くすること。
・相手のカウンターへのリスクマネージメントはしっかりすること。
・残り45分、全てを出し切ろう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・中2日の影響がないと言ったら、完全なウソになる。30代の選手も多いし、安定した試合運びにはならなかった。不安定な部分があったし、我々らしいプレーではなかった。ホームで仙台と戦った時に似ていたと思う。前半からDF陣の活動量が多かったので、後半はその辺りが厳しくなり、パスの精度も落ちた。また攻撃では攻め急ぎが目立ち、タメがなかった。ボールの行ったり来たりが多くなり、どうても我々の方が上下の運動が激しくなってしまった。

・ホームであれば、もう少し動けたかも知れないが、アウェイゲームという部分も難しくなった要因。多くのサポーターが駆けつけてくれたので感謝しているが、やはりここにはアウェイという雰囲気が強かった。

・頭で分かっていても、疲労から足が動かないこともある。有望な若い選手もいるが、駆け引きという部分、スカウティングから得た情報をどう活用するかというところで、まだ時間がかかるもの。これは普通のことであり、我々は特に若い選手たちを育てていかなければならない。

・仙台というクラブをリスペクトしているが、今日は正直言って勝てる試合だったと思う。ただ選手たちは日程がタイトな中で、結果を求めて戦ってくれた。その部分は称賛に値する。両チーム合わせて3ゴールあったし、両チームのサポーターも素晴らしい応援だったので、スペクタクルなゲームだった。もう少し何かあれば、結果も違ったかな思う。

ベガルタ仙台:手倉森 誠
ホームゲームだったので、アドバンテージがある。鹿島は3日前にスルガ銀行CSを戦っているし、気温も高いので最初から行けと言った。ただ先制点取れそうなところからビハインドを背負う展開となった。ただ、前半を終えて、後半にひっくり返せると思ったし、ハーフタイムでは選手たちに3-1で勝てる試合だと言った。勝つことで上位進出を狙えるということを、チームもサポーターも分かっていたし、そういう雰囲気を作ってくれた。選手たち、そしてサポーターの皆さんの勝利だと思う。こういう姿勢を残りの8月のゲームでも示していきたい。


選手コメント

[試合後]

【中村 充孝】
得点してもチームが勝てていない。最初の失点は、自分がもっと早くついていれば防げたと思う。コンディションは途中出場している時から良かった。得点して勝って初めて結果を出せたと言えるので、負けた事には不満。

【曽ヶ端 準】
良いセーブをしても勝たないと意味がない。試合中、太田選手らが嫌なところに入ってきていたし、サイドに上手く入られていたのでDF陣に注意をした。相手は後半になっても運動量が落ちなかった。相手のプレッシャーもあり、上手く自分たちの時間を使えなかった。

岩政選手、遠藤選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

◆川俣慎一郎選手 長男誕生のお知らせ(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/team_info/37175

このたび、鹿島アントラーズの川俣慎一郎選手に第1子(男の子)が誕生しましたのでお知らせいたします。詳細は下記のとおりです。

■川俣慎一郎選手 第1子(男の子)
2013年7月31日(水) 15時58分、宮城県内の病院で誕生。
体重: 3,938g
母子ともに健康です。

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