日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月15日木曜日

◆内田が感じた世界との差 「向こうは失点に絡むミスをしない」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/400972_123536_fl

[8.14 キリンチャレンジ杯 日本2-4ウルグアイ 宮城ス]

 多くの選手が4失点の原因に「ミス」を求める中、日本代表DF内田篤人(シャルケ)は「ミス」の種類が勝敗を分けたと指摘した。

「向こうは失点に絡むミスをしない。縦パスや横パスでミスをすることはこっちも向こうもあるけど、失点に絡む直接のミスが向こうは少ない。代表に限らず、ブンデスでもチャンピオンズリーグでも、勝負を分けるのはそこだと思う」

 どこでミスをするか。時間帯、試合展開を含め、ミスを犯してはいけない場面、局面で起こるミス。その部分で日本と強豪国との間には埋め切れない差がある。「集中もそうだし、技術もそう。向こうには決定力もある」。根本的な個の能力もあれば、経験に裏打ちされた試合の流れを読み切る力もあるだろう。

「レベルの高いところで、練習から毎日、ゴールを守る意識でやるしかない。守備は急にうまくなるわけじゃない。僕もドイツに行って、そういうことを意識し始めて3年。少しは手応えもあるけど、すぐにうまくなるわけじゃないことは分かっている」。一朝一夕で解決できる問題ではない。ブラジルW杯までの限られた時間の中で、個人個人がさらに高い意識で守備に取り組むしかない。

(取材・文 西山紘平)

◆日本vsウルグアイ 試合後の選手コメント(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/400977_123540_fl

[8.14 キリンチャレンジ杯 日本2-4ウルグアイ 宮城ス]

 日本代表は14日、宮城スタジアムでウルグアイ代表と対戦し、2-4で敗れた。日本は0-3の後半9分、FW香川真司のゴールで1点を返すが、同13分に4失点目。後半27分、FW本田圭佑が直接FKを決めて意地を見せたが、2-4の完敗に終わった。

以下、試合後の選手コメント

●FW本田圭佑(CSKAモスクワ)
―失点が多く、それが負けにつながった。
「失点に関しては、ピンチが失点につながるというのは今に始まったことではない。コンフェデのブラジル戦の1点目もパッと決められて。でも、攻撃陣の俺がそこをとやかく言うより……。いや、とやかく言う必要もあるのかもしれないけど、ただ今は、3点、4点と取れなかったことを反省した方がチームはいい方向にいくのではないかと思う。(吉田)麻也や今ちゃん(今野)にしても責任感の強い2人やし、みんながここであまりネガティブなことを書かずにね。彼ら自身も反省していると思うし、どうやって失点を減らそうかを真剣に考えている。とはいえ、今の自分たちの実力がこれだという事実はしっかり受け止めないといけない。ただ、僕に関して言えば、もう1ゴールかもう1アシスト。最低、もう一つ仕事をしたかった。あれだけ僕らも相手のゴール前に果敢に迫っていけたんだから、そこはもう一個、枠に入れたかったというのがある。もう一つ力が足りないなとは感じた」
―力量差があった?
「力の差は、目に見えない差はあるのかもしれないけど、それはコンフェデ後に言ったように、結局どれだけのクラブで結果を出しているかという自信。ほんの少しの差だと感じている。中盤のところとか、ボール保持率とか、同等以上にやれているところはある。最後のフィニッシュの部分。守備でいうと最後の体を張る部分。それはちょっとの差はあると感じる。でも負けたときはどうしても次から次へとネガティブなことが出てくるので。逆にこういうときだからこそ、ポジティブなところを自分で振り返ってまたやってみたいなと思う」
―攻撃では柿谷が入ったが?
「初めてにしては非常に順応していたと思う。(柿谷)曜一朗自身、本来はもっとやれると思っているだろうし、Jリーグで発揮しているものを出し切れなかったとは思うけど、それは準備期間があまりに短かったから。ただ、俺がデビューしたときと比べると、最近デビューした選手は順応が早いなと感じる。能力に差があるのかな。最近の若い選手の方が徐々に昔に比べると選手の能力が高まっているのを感じる」
―パスで使うシーンが多かったが、彼に気持ち良くプレーしてほしいという思いがあった?
「いやいや、そういう風には思っていない。俺自身も自分のプレーに必死だったから。生かし生かされることを考えて、お互いの良さを出すことを考えてプレーしていた。でも、いいパスをあまり出せなかったのが前半の反省点。前半は引っかかるところが多かった。でも、それは準備する期間があまりに短かったから当然起こり得ること。だから悲観的ではない」
―前線の選手が一斉に動き出すことが増えた。出し手としては選択肢が増える?
「それでも前半はあまりにも(香川)真司とオカ(岡崎)が守備のときに引きすぎる部分があった。仮に奪って俺のところにカウンター気味に入ったシーンがあっても、満足いく高さには2人ともいないんですね。そこは一回落ち着かせたりというパターンしかなかった。でもそれがいい形になったのが後半に何度かあった。相手のゴール前までは少なくとも行ける」
―奪ったあとのカウンターは?
「奪った瞬間のビルドアップは日本人はヘタやなと正直感じている部分がある。ディフェンスで疲れているんでしょうね。僕もあまりサポートにいきたくないときがあったりする。そこがスペインとの差だと思う。調子がいいときはいいつなぎをするけど、相手の勢いに負けるというか、一個すごい発想を持った勇気のあるプレーをトントンとやれればたぶん次の世界が開けるんでしょうね」
―日本にとってそれが弱点?
「分かっていてもできていないのは、ただ頑張っているだけじゃダメということ。世界のトップはチャンピオンズリーグというレベルで何十試合、何百試合と経験して、自然と身についていくものだと思う。それはJリーグの選手が、海外に行っている選手にはどうあがいても勝てない部分だと思っている。早く海外に出た方がいいというのは、僕は散々言ってきたけど、そういうところに理由はある」
―2日前に監督とピッチで話していたことを今日の試合で出せた?
「半分半分ですね。僕としてもいろいろとトライしたい部分があったので。出せたところもあったし、もちろん前半にパスが引っかかったという反省点はある。90分の中で半分くらい出せたと思う」
―具体的にはどういうこと?
「シンプルに言うと、こだわっていたのはポジショニングですね。今までの僕がボールを受ける位置と、今日の受ける位置を見比べてもらえれば答えは出ると思います」

●FW香川真司(マンチェスター・U)
―0-3から1点返したが?
「ゴールに関してはごっつぁん。その前に3点取られたのがもったいない。相手も3点取って(集中が)切れていたと思うし、(ゴールは)評価しづらい。その前が問題。前半、立て続けの2失点はこたえたし、イージーな失点だった。裏に1本で行かれた。それまではお互いにいい戦いをしていたと思うし、あの失点がもったいなかった。かと言って、守備的に戦うのはスタイルじゃない。攻撃的に行く中で簡単な失点はもったいないし、2、3分で2失点は痛い」
―ラインを下げて守ることも必要?
「失点数が多いのは常に課題だし、何かしら問題があるのは分かっている。ボールを保持して攻めに行く姿勢を持ち続けた中で失点しているのが現状。次に向けて考えていかないといけないことだと思う。もっとハードワークが求められるのかもしれない」
―自分たちのサッカーを変える必要もある?
「ブラジルみたいな相手には守備的に入ってということもあった。ウルグアイとやってみて、中盤では必ずボールを回せる感覚はあるから、余計に行けるんじゃないかと思う。イタリア戦、メキシコ戦もそうだった。でも、その中で先に失点したり、ちょっとしたミスで失点することが続いている。自分たちのサッカーを確立させていかないといけない。ボールを失う感覚はなかったし、前半からもっと左でボールを要求していければよかった」

●FW柿谷曜一朗(C大阪)
「(本田)圭佑さんと(香川)真司くんの2人で(攻撃を)コントロールしていた。もっと2人の連動に自分も絡めれば良かった。2人の動きは相手に見抜かれていたので、僕が絡むことでマークが分散されますから。2人とも結構、声をかけてくれた」
―失点が多かった。
「もっとケアに行くべきところもあったと思う。DFが悪かったわけではなく、前線の僕らが蹴らせないようにすれば、失点がなかったのかなと思う」
―課題や収穫は?
「いっぱいあるけど、自分の中で他の選手が『こういう選手たちなんや』と分かった部分はある。真司くんも昔、一緒にやっていたけど、だいぶやっていなかった分、少し感覚が薄れていた。岡崎さんや圭佑くんも初めてだから、迷いというか、いろいろ考えながらやっていた部分も多かった。圭佑くんには『迷わずにやれ』と言われた」
―手応えは?
「手応えはある。もっとやりたかったし、(次も出れば)もっと良くなると思う」

●FW豊田陽平(鳥栖)
「試合に出るチャンスを与えてもらうまではよかったけど、良い入りができなかった。負けていたので、チームも前への推進力があまりない状態で難しかった。何とかしたかったけど、悔しかった」
―クロスボールが上がってこなかった。
「そうですね。自分が入ったときには何かスイッチにならないといけないけど、まだまだこの数日間では信頼を得られない。ボールが入ってこない。どうしても真ん中でのパス交換が多くなってしまうので、そこは自分に最後は入ってくるようにしたい」
―本田選手とのコンビネーションは?
「うーん、そんなになかったですよね」
―一回、豊田選手が流れて本田選手がシュートという場面があったが?
「パスを出してくれてもよかったけど、彼がその方がチャンスがあると思ったのかもしれない。やっていきながら信頼を得ない限り、ポッと入ってでは、出しにくいのかなと思う。一番前にポジションを取っているわけだから、ゴールに絡む仕事をするためにも、そこは出してもらうなり、おとりになるなりしないといけない。もっともっとそこのコミュニケーションだったり、信頼を得ていかないといけない」
―緊張した?
「緊張はなかったけど、ゲームがうまく運べていない中で、結構苦し紛れに入ってきたり、サポートも多くない中に入ってきたりで、多少難しかった。もう少し余裕を持ってつないで、日本のいいリズムになるように全体が意思統一して、なるべく長い時間やっていけたらいい。そういう中でやりたい何かをしていく、それを今日強く感じた」
―コミュニケーションが難しいと感じた?
「信頼感や頼ってもらうにはやっぱり時間がかかると思う。外国人じゃないし、コミュニケーションは取れるはずだけど、信頼感は少ないと思う。点を取るべきポジションを探しながらやり続けないと(パスが)来ないと思う。入って来ないなら入って来ないなりに割り切って、こぼれ球を狙うとか、GKが弾いたのを狙うとか、それで得点を取って信頼を得ていく必要があると思う。ちょっと整理して考えたい。どうやって、これをいい方向に持っていくか」
―ストロングポイントは出せた?
「僕のストロングポイントはゴール前での迫力などだが、今日は全然出せなかった。東アジア杯のときはJリーグの選手だったので、そこは分かってもらえていたけど、今日はまだ自分の特長を生かしてもらえなかった。練習からもっと信頼を得られるようにやっていきたい。継続して選ばれることが大事」

●MF長谷部誠(ボルフスブルク)
―4失点だったが?
「自分たちのミスで失点した。個人の問題ではなく、1点目はスローインから簡単に相手にボールが渡った。簡単なミスが今日は多かった。ミスの差かなと思う」
―コンフェデの反省を生かしたかったが?
「コンフェデでああいう負け方をして、守備の部分で失点しないようにということを考えてやっていた。それが4失点して、失点シーン以外にも危ない場面があった。守備に関してはミスが多すぎた」
―守備のやり方の問題?
「守備のやり方については難しいところで、今日の失点を見ても、実際はミス。小さいミスが重なって失点している。守備の仕方が悪いのかと聞かれると、そこよりも前の要素かなと思う」
―これだけ失点が続いてチーム状態は?
「守備に関しては非常にネガティブ。これだけ(点を)取られると、何が悪いんだろうとなるし、こういうトップレベルの相手には守備はまだまだもろいなと感じた。攻撃ではチャンスをつくったし、そこで点を取れない課題も出た」
―ミスを減らすには個のレベルアップしかない?
「個人のミスは個人でカバーしないといけないし、チームとしてだれかがミスをすればカバーすることも大事。失点はミスが連鎖していた。チームとしてミスを少なくすることをやっていかないといけない。守備の部分はもっともっと修正しないといけない」

●MF遠藤保仁(G大阪)
「ウルグアイはW杯で上位を狙えるチームで、ほとんどのメンバーが来ていた。コンフェデで学んだことを出したかったが、失点が多かった。ホームだったし、何とかしたかったけど、4失点はふがいない結果。4点取られたら勝つのは難しい。後ろに重心をかけるというのは違うし、先手を取りたい。ウルグアイ相手に後半はボールをキープできていた。あとはどう点を取るか。最後のクオリティーの差もある。3週間後に集まったとき、しっかり選手、監督と確認して、コミュニケーションを取っていきたい」
―失点はミスから?
「失点の場面だけを見れば、何でもないようことが続いていた。その前のパスミスが原因だし、一発で決める力のあるチームに対して取られ方がよくなかった。日本は中盤で組み立てるスタイルだし、中盤でミスが多いと、自分たちのサッカーはできない」

●DF今野泰幸(G大阪)
―1失点目の場面は?
「マイボールのスローインでも、後ろはしっかり準備して、リスクマネジメントしておかないといけない。コンフェデで学んだつもりだったけど……。あんな簡単に失点して……。ポンとクリアしたようなボールから2人でやられた。せめて、ちゃんと対応して、やられたかった」
―高い位置からプレッシャーに行くことで裏も空く?
「いい感じでボールを奪えているときもある。後ろは同数にならずに2トップなら3枚にして食らいつかないといけないし、それで中盤の戻りを待つことも必要」
―どう守っていくべき?
「しっかり対応して、しつこくしつこく対応して、チャレンジ&カバーができれば、相手が枠を外してくれたり、ミスしてくれたりということもある。それを続けるしかない」
―守備の仕方を変える必要もある?
「俺はそうは思わない。そんなに高い位置から行くわけじゃない。センターラインの少し先からだし、今の日本代表はなるべく高い位置でボールを奪って、ショートカウンターにつなげて点を取りにいくのが合っていると思う。守備のやり方は悪くなかったけど、1失点目をやられると戦い方やゲームプランも変わってしまう」
―一瞬も気は抜けない。
「まず対応したい。対応もせずに、簡単にやられるのが多い。そこはもったいない」

●DF吉田麻也(サウサンプトン)
「前半はなかなかいい形ができなかった。立ち上がりはお互いにミスが多かった。お互いにシーズン前の選手もいるけど、前半はウルグアイの方がよかった。後半途中から相手の足が止まって、中盤で出したいところに出せるようになった」
―失点が続いているが?
「失点は続いているけど、またやっていくしかない」
―どういうところを修正していく?
「次もホームで戦えるので、もっと積極的にやっていきたいし、守備陣は失点が続いているけど、急に改善しようとしても評価が180度変わることはないので、地道にやっていくしかない。まずは失点を減らすことが一番」
―1失点目はオフサイドを取りにいった?
「取りに行くというよりも、スアレスは元々、僕よりも後ろにいたので、蹴った時点でオフサイドかなと思った。今ちゃん(今野)とのズレを修正したい。そういうズレは試合の中で多々あるけど、そこから何度も抜け出される場面があったし、最後の失点につながるようなミスがないようにしないといけない。ピンチがあまりにも失点に直結していたので、そこは直していかないといけない」
―途中交代のときは不満そうに見えたが?
「センターバックなので、いつも最後までやりたいとは思うけど、別に不満はない」

●DF内田篤人(シャルケ)
―守備に課題が残ったが?
「4失点は多い。4失点していたらリズムもできない」
―CBのカバーに入るシーンも多かったが?
「CB2枚で2枚を守れるならカバーしないけど、普通に考えたらプラス1。向こうはカウンターからコンビネーションを使ってゴールを狙ってくる。普段からああいう選手とやれているはずなのに、どうしたのかなと。ポンポンと最初に2点やられて、後半もさくっとやられた。時間帯も悪かった。守備からしっかり入らないと。先に取られると、追いつく、追い越すにはパワーが必要」
―DFラインが高かった?
「高く保つのはいいこと。今日も高い位置でボールを取れているときもあった。向こうは失点に絡むミスをしない。縦パスや横パスでミスをすることはこっちも向こうもあるけど、失点に絡む直接のミスが向こうは少ない。代表に限らず、ブンデスでもチャンピオンズリーグでも、勝負を分けるのはそこだと思う」
―原因は?
「集中もそうだし、技術もそう。向こうには決定力もある。レベルの高いところで、練習から毎日、ゴールを守る意識でやるしかない。守備は急にうまくなるわけじゃない。僕もドイツに行って、そういうことを意識し始めて3年。少しは手応えもあるけど、すぐにうまくなるわけじゃないことは分かっている」


●DF酒井高徳(シュツットガルト)
「あんなに簡単なミスをしていたらダメだし、もっと失点になっていてもおかしくないミスもあった。絶対にやってはいけないミスを何個か犯してしまった。イージーなミスをなくしていきたい。攻撃では少しはいいところを出せたのかなと思う」

●GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
「相手も素晴らしいチームだったし、結果についてもお互いのクオリティーを考えれば仕方ないのかなとも思う。もちろん結果は残念だし、もっともっとやっていかないといけないこともある」
―4失点については?
「強い相手とやるときに失点が出てくるのはある面では仕方ない。それを減らすためにどうやっていくか。個人的にも食い止めないといけないところで食い止められなかった。一瞬の判断ミスが失点につながる。チームとしてやらないといけないこと、GKとして、個人としてやらないといけないことも多くある」
―失点が多いのは戦い方の問題か、個人の問題か?
「どっちもあると思う。こういう相手に先に失点すれば確実に難しくなる。試合の流れをつかみ意味でももっとうまく進めていければよかった」

(取材・文 西山紘平、矢内由美子)

◆内田「リズムが取れない」/親善試合(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/f-sc-tp2-20130814-1173409.html

<国際親善試合:日本2-4ウルグアイ>◇14日◇宮城スタジアム

 右サイドバックとして先発した内田篤人(25=シャルケ)は、持ち前の積極的なオーバーラップなどを存分に出すことなく、後半38分に駒野と交代。

 試合後は「4失点? 多いですね。リズムが取れないし、自分たちからもうちょっとできたんじゃないかな」と悔しさを口にした。

◆内田、ウルグアイの強力な攻撃陣に警戒(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130814/jpn13081416110015-n1.html

 日本代表は14日、ウルグアイ代表との国際親善試合に臨む。守備陣の抱える課題や新たに招集されたメンバー、対戦相手のウルグアイについてDF内田篤人がコメントしている。

 コンフェデレーションズカップでは3試合で9失点を喫するなど、ここのところ失点の多さが目立つ日本代表だが、ディフェンスラインの一角を占める内田はどう修正すべきだと考えているのだろうか。

 「個人で負けないこともそうですし、チームとしてある程度カバーリングも必要なので、声を出しながら、危ないところをしっかり消せれば。相手も良い選手だからシュートレンジが広いので、うまく連係して守れればいいかなと思います」

 「ちょっと大丈夫かなって思うようなプレーが重なると、結局、最後にやられちゃうので。ホントに固く守るというか、集中しきる。この暑さで向こうもきついだろうけど、そういうのがうまい相手ですから、南米に対しては特に気を付けてやらないと」

 対戦するウルグアイについては、特に強力な攻撃陣に対して警戒が必要な相手だと話している。

 「ウルグアイは良いチームですし、攻撃の選手は僕も何人か知ってるし、名前くらいは聞いたこともある。最近ちょっと失点が多いので、そこは意識したいと思います」

 「南米の選手はガシャガシャってなった時、パワーでゴリゴリ持っていくテクニックがあるイメージですけど、どこが相手でもゴールを守るのは一緒ですので。ゴールを取るのもそうですし、せっかく日本に帰ってきて、日程がない中でみんな準備をしていると思うので、無駄にならないように。ケガもしないように。しっかりやりたいと思います」

 今回は数人の新しいメンバーが招集されているが、短い時間の中ですぐには馴染みきれていない部分もあるようだ。

 「まだちょっと遠慮している感じがありますけど、それはね、日本人だし、しょうがないかなって思います。結果だけしっかり残してくれればいいんじゃないですか」

 背番号がこれまでの6番から、今回は2番に変更された内田だが、「何でもいいんですけどね」と特にこだわらない様子。自ら変更を希望したのかどうかについても何も答えなかった。(Goal.com)

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