日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年10月23日水曜日

◆内田フル出場のシャルケ、チェルシーを攻略できずカウンターに沈む(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20131023/143148.html



 チャンピオンズリーグ・グループステージ第3節が22日に開催され、グループEでは日本代表DF内田篤人が所属するシャルケとチェルシーが対戦した。内田は右サイドバックで先発出場している。

 試合は立ち上がりから動き、5分にチェルシーが左CKからフェルナンド・トーレスのヘディングシュートで先制する。その後は、リードを許したホームのシャルケがボールを保持しながら同点ゴールを狙う展開となった。

 シャルケは13分、オーバーラップした内田のクロスから、1トップに起用されたケヴィン・プリンス・ボアテングがヘディングシュートを放つ。さらに26分には、ペナルティーエリア内に侵入した内田がロマン・ノイシュテッターのスルーパスからシュートを放ってゴールを脅かした。

 チェルシーを一方的に押し込むシャルケは、39分にボアテング、40分にはクリスティアン・クレメンスも得点を狙う。しかし、いずれもチェフのセーブに遭い、前半はチェルシーのリードで終了した。

 後半も試合展開は変わらず、シャルケがペースを握り続ける。ところが、ゴールを奪えない展開が続くとチェルシーが一瞬の隙を突く。69分、自陣でボールを奪ったエデン・アザールからパスを受けたオスカルがドリブルで持ち込み、最後はトーレスがシュート。鮮やかなカウンターからチェルシーが貴重な追加点を手にした。

 1点を返したいシャルケは、直後にアダム・サライ、セアド・コラシナツを投入するが、チームに大きな変化は生まれない。逆に87分、チェルシーのアザールが再びカウンターから3点目を奪取。試合はこのまま終了を迎え、効率よく得点を奪ったチェルシーが3-0で勝利を収めた。なお、内田はフル出場している。

 勝利したチェルシーは2勝1敗の勝ち点6で首位に浮上。シャルケは同勝ち点ながら得失点差で2位となっている。

◆先制弾のU-17代表FW杉本「1点しか取れなかったのは課題」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20131022/142936.html



 UAEで開催されているU-17ワールドカップ・グループリーグ第2節が21日に行われ、日本代表はベネズエラ代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。

 試合後、先制ゴールを決めた杉本太郎は以下のようにコメントしている。

「第一戦目はスタメンではありませんでしたが、個人的には調子がいいと感じていました。今日は体のキレも良かった。でも、ゴール前でのプレーが課題でした。今日も2、3点決められるシーンがあったのに決められなかった。1点しか取れなかったのは課題です。でも、プレーは楽しむことができました」

 また、フル出場した中野雅臣は次のように語った。

「ゴールを決めたかったのが、正直な感想です。ゴール前で楽しんでプレーできる余裕が足りませんでした。ゴール前でもっと落ち着いて、GKの動きもDFの動きも見ることができればよかったと思います」

取材●安藤隆人

◆来季鹿島入りの杉本が先制点、次戦も「勝ちたい」と意気込み(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131022/jpn13102209350003-n1.html



 U-17W杯(21日、日本3-1ベネズエラ、シャルジャ)来季のJ1鹿島入りが決まっているFW杉本が先制点を奪った。前半7分に右クロスを渡辺が触ったところに詰め、右足で決めた。

 身長162センチと小柄だが、巧みなトラップなどボール扱いにたけ、何度も好機を演出した。将来が期待される高校3年生は「よりいい状態で決勝トーナメントにいくためにも、次のチュニジア戦も勝ちたい」と意気込んだ。(共同)

◆U-17日本代表 FIFA U-17ワールドカップ UAE2013 連勝で決勝トーナメント進出決定!(日本サッカー協会)


http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2013/638.html



FIFA U-17ワールドカップ UAE 2013
2013年10月21日(月)現地時間 20:00 キックオフ 45分ハーフ
Sharjah Stadium(UAE/Sharjah)

U-17日本代表 3-1(前半 2-1、後半 1-0) U-17ベネズエラ代表

得点者
7分 杉本太郎(日本)
17分 Jose CARABALLO(ベネズエラ)
44分 渡辺凌磨(日本)
78分 渡辺凌磨(日本)

スターティングメンバー
GK:阿部航斗
DF:石田峻真、宮原和也、茂木力也、水谷拓磨
MF:鈴木徳真、仲村京雅、斎藤翔太
FW:中野雅臣、杉本太郎、渡辺凌磨

サブメンバー
GK:白岡ティモシィ、林瑞輝
DF:坂井大将
MF:三好康児、三竿健斗、瓜生昂勢
FW:小川紘生、永島悠史、会津雄生、杉森考起

交代
70分 石田峻真 → 坂井大将
75分 斎藤翔太 → 永島悠史
85分 仲村京雅 → 会津雄生
マッチレポート

3-5-2の布陣で高いディフェンスラインを敷くベネズエラに対し、日本は相手の背後に長いボールを蹴りこみじわじわと相手のラインを下げていく。7分、斎藤翔太選手からのパスを受けた仲村京雅選手がドリブルで仕掛け右サイドを駆け上がった石田峻真選手にスルーパス。石田選手がダイレクトでグラウンダーのボールをゴール前に流し込み、渡辺凌磨選手が折り返した所をゴール中央でフリーになった杉本太郎選手が押し込み先制に成功する





しかし南米予選を2位で抜けてきたベネズエラ代表。鋭いカウンターを仕掛け反撃を試みる。17分右サイドをドリブルで崩されるとそのままクロスを上げられ、一度はゴール前を横切ったもののダイレクトで折り返され、中央で待ち受けていたJose CARABALLO選手に押し込まれ同点にされる。
その後、日本代表は鈴木徳真選手と斎藤選手のポジションを入れ替え、落ち着きを取り戻す。相手陣内でプレーする時間が多くなっていくと、33分杉本選手、38分仲村選手、39分中野雅臣選手と立て続けにシュートを放ち、徐々に日本ペースへ。
このまま同点で前半終了と思われた44分、仲村選手から鈴木選手にスルーパス。その鈴木選手がGKとDFを引きつけで中央へパス。そこに走りこんだ渡辺選手が無人のゴールにシュートを突き刺し2-1で前半を折り返す。

後半も開始早々日本代表は激しく攻め立て、46分は仲村選手のミドルシュート、47分は中野選手のドリブル突破からのシュート、48分には鈴木選手もシュートを放つがGKに阻まれ追加点を奪えない。
66分日本代表はこの日最大のピンチを迎える。ゴール中央でパスを受けたベネズエラFWの振り向きざまの強烈なシュートがゴール左隅を捉えるが、初先発のGK阿部選手が指先で角度を変え何とかコーナーキックに逃れる。
70分、石田選手から坂井大将選手にメンバーを変えサイドの活性化を図る。さらに75分には運動量のある永島悠史選手を投入。果敢に追加点を狙いにいく。
78分、左サイドを突破しペナルティエリアに侵入した渡辺選手に相手DFがたまらずファウル。このプレーで得たPKのチャンスを渡辺選手自らが落ち着いて決め、点差を2点に広げる。





この後も攻め続け、結果的にボール支配率69%、シュート23本とベネズエラを圧倒し、そのまま試合終了。
先に行われた試合でチュニジアがロシアに勝利したため、日本とチュニジアの決勝トーナメント進出が確定した。




監督・選手コメント

吉武博文監督
<試合後の記者会見より>
前回のメキシコでの大会でのベスト8を超えたいと思い、UAEへやってきたので、決勝トーナメントへ行けたことで可能性が高まりましたので、とても嬉しく思います。
今日の試合はお互い2試合目、ベネズエラが1試合目で当たっていたら、結果はどうなっていたか分かりません。そうした組合せも日本に有利に働いたかもしれません。
メンバーは今朝決めました。疲れ、コンディションなどを考慮し、ベネズエラを相手に一番ベストな選手を選考しました。
初戦のロシア戦の課題だったチャンスを作ることはたくさんできましたが、フィニッシュの精度をもっと高めないと決勝トーナメントで残っていけない、そういう意味では課題が残りました。ロシアは守備主体のチームで、ベネズエラは攻撃主体のチーム、今日の試合ではその攻撃をしのいで、無失点で終えたかったのですが、こちらも次に向けて課題が残ったと言えます。
今日はチームのファウルが6つでした。私たちは1試合で8つ以下のファウルで試合を進めることを目指しています。これは戦うことをしないということではありません。自分たちのサッカーができ、しっかりとボールを保持することができればファウルをする必要は低くなります。またレフェリーもミスもありますから、異議などせずに、それも含めてサッカーだということを認識してもらいたいと思っています。今日は私から見てもう2つは減らせたと思っていますし、これからの試合でゼロを目指したいと思います。

渡辺凌磨選手(前橋育英高校)
チームの勝利に貢献できるゴールが決めれてとても嬉しいです。南米予選2位のベネズエラに勝てたことは僕達にとってとても大きな自信になります。決勝トーナメント進出は嬉しいですが、目標はあくまでファイナリストになることです。次の試合も勝って、良い気持ちで1回戦に臨みたいと思います。

阿部航斗選手(アルビレックス新潟ユース)
失点の場面は悔やまれますが、その後はディフェンス陣と協力しあって勝てて良かったです。しかし僕たちは何も手にしていないので、気を緩めること無くやっていきたいと思います。日本で応援してくれている方々の情報も入ってきているので、次の試合も吉報を届けられるようにみんなで頑張っていきたいです。

FIFA U-17ワールドカップ UAE2013
グループステージ第3戦 vs U-17 チュニジア代表
10月24日(木)17:00キックオフ(日本時間 24日(木)22:00キックオフ)
大会詳細は、こちら

◆元鹿島MF増田、Kリーグ首位の蔚山と契約延長濃厚に(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/10/23/kiji/K20131023006860380.html



 Kリーグ蔚山に所属するMF増田誓志(28)が来季契約を延長することが濃厚となった。

 関係者によると、複数のJクラブから獲得の打診を受ける中、現在Kリーグで首位を走り来季ACL出場が確実なチーム状況や夢の欧州移籍に向けて理解のある首脳陣との関係などから残留の意思を固めたという。今後、条件面の詳細を詰めることになる。日本代表経験もある増田は今季、鹿島から移籍して主力ボランチとしてフル回転。17勝7分け7敗で首位を走る好調のチームを支えている。

◆【J1:第29節 鹿島 vs 浦和】レポート:1人少ない鹿島が最後まで意地を見せるも、熱戦を制した浦和が2位に浮上する(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00163261.html

10月19日(土) 2013 J1リーグ戦 第29節
鹿島 1 - 2 浦和 (15:04/カシマ/32,305人)
得点者:20' 那須大亮(浦和)、71' 原口元気(浦和)、87' 大迫勇也(鹿島)
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気温は18.1度とそれほど低くないはずだったが、猛烈な風が体温を奪う。厚手の上着が必要なくらいの寒さに見舞われたなかでの試合は、それとは対象的に熱く激しく、意地と意地がぶつかり合うタイトルを争うに相応しいものだった。途中から霧のような雨が吹き付ける環境にも関わらず、32,305人もの観衆が詰めかけ、さらにゲームをヒートアップさせた。

鹿島にとっては難しい試合だった。4人で守るDFラインに対して、浦和は5人の選手を並べてくる。そのためシステムのかみ合わせが悪く、サイドの選手の判断力が問われたが、右サイドバックの主力である西大伍はF東京戦に続いて出場停止。2年目の伊東幸敏が起用された。しかし、いまの浦和の左サイドは原口元気、宇賀神友弥、槙野智章が連携を取りながら崩してくる。「守備の仕方がハッキリしなかった」(伊東)というように、的を絞らせずに主導権を握る攻撃を仕掛けてきた。
しかし、中央を固めてクロスを弾き返す鹿島の守備も堅かった。特に、興梠慎三への楔は青木剛がほぼシャットアウト。サイドからの攻めは許すが、中央はうまく締めていた。そのためパスの出し所を躊躇したり、サイドチェンジのパスをミスすれば、一気に鹿島が逆襲に移る。あっという間に展開が変わる目の離せない攻防が繰り広げられた。

だが、その流れを一気に引き寄せたのは浦和だった。20分、右コーナーキックから那須大亮が、マークに付いていたダヴィとの駆け引きに勝って先に頭に触り、ゴールにうまく流し込み先制点をあげる。背後から手でうまく視界を遮り、ダヴィを跳ばせない技術はさすが。前回対戦時も鹿島は那須にコーナーキックから同点弾を決められているだけに、決してマークがうまくないダヴィを付けたことが悔やまれる失点だった。

ただ、このあたりから雲行きが怪しくなる。イライラを募らせたダヴィが森脇良太としばしば言い合いになり、松尾一主審が2人をなだめる場面が増えてしまった。その後もイライラするダヴィ。ハーフタイムにはトニーニョ セレーゾ監督がなだめ「前半だけで終わりにしてくれ、後半はサッカーに集中してやろう」と語りかけたが効果はなかった。57分に受けた繰り返しの違反による警告は、相手を掴んでいたわけでもなくフェアなプレーだったと思われるが、その直後に自制心を失い森脇の顔をはたいてしまう。これは間違いなく反スポーツ的行為として警告の対象に。2枚目のイエローカードにより退場となってしまった。

攻撃の糸口が掴めなかったため、ベンチはダヴィに代えて土居聖真を用意していたなかでの退場劇。これにより鹿島のゲームプランは大きく崩れてしまった。しかし、久しぶりの大観衆に後押しされた選手たちは、勝利を諦めなかった。
「1人少ない状況であれだけやっていたことはすばらしいと思います。僕もボランチ出身ですので、またサッカーを学ばさせてもらったと思います」
試合後、セレーゾ監督は小笠原満男の姿勢を絶賛した。1人少なくなった前線から中盤までを広く走り回る。71分に、原口がドリブル突破から決定的な2点目を決めてもその姿勢は変わらなかった。87分に、大迫勇也が一矢報いるボレーシュートを叩き込み試合終了のホイッスルまで同点、逆転の望みを捨てずに戦いきった。
しかし、1人少ない状況は如何ともしがたく、浦和が1点差を守って逃げ切る。3位、4位の直接対決を制し、2位に順位をあげた。バス61台で浦和から大挙して訪れたサポーターと共にあげる凱歌は最高の味わいだったことだろう。

鹿島は優勝争いから一歩後退。残り5試合で全勝しても得られる勝点は15。そのなかで首位と6差に開いてしまったことは痛恨だ。しかし、目の前の試合で勝利を目指し、勝点を積み重ねていく作業に変わりはない。
「まだ、終わってない」
大迫は諦めていなかった

以上

2013.10.20 Reported by 田中滋

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