日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2014年10月26日日曜日

◆宮内選手 Jリーグ・アンダー22選抜メンバー選出のお知らせ(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/team_info/45826



本日、J3第26節 vsYSCC横浜に向けて、Jリーグ・アンダー22選抜の招集メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、宮内龍汰選手が選出されました。

詳細はこちら(J3リーグ公式サイト)をご覧ください。

◆内田フル出場のシャルケ連勝ならず…ディ・マッテオ就任後初の黒星(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20141026/244851.html?view=more


レヴァークーゼン戦にフル出場した内田 [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第9節が25日に行われ、レヴァークーゼンとDF内田篤人が所属するシャルケが対戦した。内田は右サイドバックで先発出場している。

 リーグ戦で引き分けが3試合続いているレヴァークーゼンは、ホームで4試合ぶりの勝利を目指した。一方、ロベルト・ディ・マッテオ新監督の初陣となった前節のヘルタ・ベルリン戦を2-0で制したシャルケは、今シーズン2度目の連勝を狙いアウェー戦に臨んだ。

 立ち上がりから主導権を握ったのはホームのレヴァークーゼン。前線からの激しい守備でペースをつかむと、4分には右サイドのFKからエミル・スパヒッチがヘディングシュートを放った。

 アウェーのシャルケも7分に反撃。オーバーラップした内田のクロスにユリアン・ドラクスラーが頭で合わせる。しかしボールはGKにキャッチされ、得点には結びつかなかった。

 その後は、レヴァークーゼンが右サイドを中心に攻撃を仕掛け、シャルケを揺さぶる。25分にシュテファン・ライナルツが負傷交代するアクシデントが発生しても試合の流れは変わらない。28分にはGKラルフ・フェールマンの好セーブに阻まれたが、ハカン・チャルハノールが際どいミドルシュートでシャルケゴールを脅かした。

 劣勢のシャルケは34分、ロングボールからクラース・ヤン・フンテラールにチャンスが訪れたが、相手DFに阻まれてシュートは打てず。カウンター以外に攻め手はなく、レヴァークーゼンの攻撃に耐える状況が続いた。

 互いに無得点のまま迎えた後半も、積極的な守備からレヴァークーゼンがペースを握る。すると53分、ついにスコアが動いた。ペナルティーエリア手前左の位置でFKを得ると、チャルハノールが直接ゴールを決めて、レヴァークーゼンが先制した。

 失点を喫したシャルケは56分、チネドゥ・オバシに代えてシドニー・サムを投入。しかし、逆にカリム・ベララビやチャルハノールにシュートを許すなど、状況は好転しなかった。

 試合を優位に進めるレヴァークーゼンは、終盤に入っても運動量が落ちず、シャルケに付け入る隙を与えない。追加点こそ生まれなかったが、83分にはソン・フンミンがミドルシュートでゴールに迫るなど圧倒。85分にティン・イェドヴァイがラフプレーで退場処分となったが、最後まで危なげない戦いを見せた。

 試合はこのままタイムアップとなり、ホームのレヴァークーゼンが1-0で勝利。一方、シャルケはディ・マッテオ監督が就任してから公式戦3試合目で初の黒星を喫した。なお、内田はフル出場している。

【スコア】
レヴァークーゼン 1-0 シャルケ

【得点者】
1-0 53分 ハカン・チャルハノール(レヴァークーゼン)

◆タイで奮闘する岩政「成功ならJを超える年俸、失敗なら行き場を失う…」。リスキーな環境で自信を取り戻す(フットボールチャンネル)


http://www.footballchannel.jp/2014/10/25/post52983/1/

鹿島でポジションを失い、大きなチャレンジを決意


鹿島アントラーズを離れてタイのBECテロ・サーサナに入団した岩政大樹【写真:Getty Images】


 湘南ベルマーレのJ1昇格、徳島ヴォルティスのJ2降格が決まるなど、2014年Jリーグも佳境に突入している。シーズン終盤を迎えているのはタイプレミアリーグ(TPL)も同じ。

 11月2日の最終節まであと3試合。優勝争いはチョンブリーとブリーラム・ユナイテッドの2強に絞られた感はあるが、元日本代表の岩政大樹が加わったBECテロ・サーサナも躍進を遂げた。残り3節の時点で彼らは首位・チョンブリーと勝ち点6差の4位につけている。

「昨季は7位で、その原動力となった外国人FWを引き抜かれたため、今季開幕前は相当に評価が低かった。陣容的にも優勝を狙うなんて到底ムリだと見られていた。そんな僕らが着実に順位を上げ、トヨタ・リーグカップでもブリーラムを下して13年ぶりのタイトルを取ることができた。

 僕自身もリーグ戦は出場停止1試合を除いて全試合に出場して5点を取れたし、サッカー選手としてもう少しやっていける自信も取り戻せた。ここでやろうとしていたことはある程度できた」と現地で取材に応じた岩政は手ごたえを口にした。

 2010年南アフリカW杯日本代表の一員で、ザッケローニ体制発足後もメンバーに名を連ねていた岩政が、2013年限りで10年間過ごした鹿島アントラーズを退団し、タイに渡る決断を下したことは、サッカー界全体に大きな驚きをもたらした。

「そのくらいビックリさせないと話題にならないでしょう」と本人は苦笑いしたが、昨季半年間スタメンを外されたショックが大胆な決断につながったという。

「自分がまだサッカー選手を続けていけるのかという不安はありました。もし鹿島で出続けていたら僕の性格上、タイへ飛び出すなんてことはできなかった。逆に言えばいいきっかけになったのかもしれない」と彼は努めて前向きに語っていた。


若手の見本としても成果。守備陣に安定感をもたらす

 今年1月にBEC移籍が正式決定し、2月下旬の開幕まで準備期間があったが、まずは自分の実力を示すことが肝要だった。

「自分が大したことないプレーをしていたら『元日本代表はあんなもんか』と言われる。常にハードルが上がった状態でプレーしなければならなかった」と本人も言う。

 タイ人や他の外国人選手たちは日々の練習から全力を尽くすという意識がやや低く、ちょっとしたところで手を抜いたり集中力を欠いたりする。試合になれば時間稼ぎのために倒れる選手が続出する。

 そういうルーズさにやはり戸惑いも覚えたという。が、1年早くBECに加入していたMF下地奨(元サガン鳥栖)の存在がプラスに働いた。

 今季15得点を挙げ、来季は高額年俸でポリス・ユナイテッドに引き抜かれることになった下地は「大樹さんが自分のいい部分を引き出してくれた」と心から感謝していたが、岩政も「サッカーに対する姿勢やプレーの緻密さという部分で同じ価値観やスタンダードを持つ選手がいて本当に助かった」としみじみ語っていた。

 とはいえ、TPLは全く初めてのリーグ。シーズン前半はGKやDF陣との連携面で難しさを感じることが多かった。そこで岩政は自分自身でできる限り多くの仕事をしようと割り切った。

 1対1で激しくボールを奪いに行くのはもちろんのこと、鹿島時代なら仲間に処理を任せたボールでも自らクリアするなど、とにかく多彩な役割を担った。

「タイの選手たちは戦術理解という意味ではまだ乏しい部分があるし、相手を分析した上で対策を考えることが非常に少ない。そこで僕は個人的に相手をスカウティングして、ピッチ上で守備陣に伝えるようなアプローチは試みました。

 若い選手たちが僕の言うことを吸収しようという意欲を示してくれたのはすごく大きかった。昨季のBECテロに比べると、現段階までの総失点が20点くらいは減っている。自分のやってきた成果が少しは出たのかなと思いますね」と岩政は自分なりに考え渡来したことによって、自分自身の幅が広がったと実感しているようだ。


鹿島でポジションを失い、大きなチャレンジを決意


鹿島アントラーズを離れてタイのBECテロ・サーサナに入団した岩政大樹【写真:Getty Images】


 湘南ベルマーレのJ1昇格、徳島ヴォルティスのJ2降格が決まるなど、2014年Jリーグも佳境に突入している。シーズン終盤を迎えているのはタイプレミアリーグ(TPL)も同じ。

 11月2日の最終節まであと3試合。優勝争いはチョンブリーとブリーラム・ユナイテッドの2強に絞られた感はあるが、元日本代表の岩政大樹が加わったBECテロ・サーサナも躍進を遂げた。残り3節の時点で彼らは首位・チョンブリーと勝ち点6差の4位につけている。

「昨季は7位で、その原動力となった外国人FWを引き抜かれたため、今季開幕前は相当に評価が低かった。陣容的にも優勝を狙うなんて到底ムリだと見られていた。そんな僕らが着実に順位を上げ、トヨタ・リーグカップでもブリーラムを下して13年ぶりのタイトルを取ることができた。

 僕自身もリーグ戦は出場停止1試合を除いて全試合に出場して5点を取れたし、サッカー選手としてもう少しやっていける自信も取り戻せた。ここでやろうとしていたことはある程度できた」と現地で取材に応じた岩政は手ごたえを口にした。

 2010年南アフリカW杯日本代表の一員で、ザッケローニ体制発足後もメンバーに名を連ねていた岩政が、2013年限りで10年間過ごした鹿島アントラーズを退団し、タイに渡る決断を下したことは、サッカー界全体に大きな驚きをもたらした。

「そのくらいビックリさせないと話題にならないでしょう」と本人は苦笑いしたが、昨季半年間スタメンを外されたショックが大胆な決断につながったという。

「自分がまだサッカー選手を続けていけるのかという不安はありました。もし鹿島で出続けていたら僕の性格上、タイへ飛び出すなんてことはできなかった。逆に言えばいいきっかけになったのかもしれない」と彼は努めて前向きに語っていた。

 対戦相手の外国人選手にアフリカや欧州の元代表クラスが数多くいて、そういうアタッカーとマッチアップする機会と多く持てたことも収穫だったと言う。

「日本では『岩政はタイで活躍出来て当たり前』と見る人が多いかもしれないけど、元Jリーガーでもコンスタントに活躍できているのは下地選手や川村崇大(TOT SC)選手など4~5人程度しかいない。

 実際、外国人はJリーグで活躍できるレベルの選手ばかりだし、欧州トップリーグから来ている元代表選手も非常に多い。彼らを止めることで自信を深めることができたし、考えていた以上の結果を出せた。あくまで結果論ですけど、チャレンジしてよかったかなと思います。

 今季の活躍を見たTPLの全クラブからオファーをもらいましたし、日本のいろんなクラブからも打診を受けています。タイに来る時にだいぶ年俸が下がったこともありますけど、来季もタイに残れば鹿島時代の年俸を超える。

 それくらいの大金を払ってくれる大富豪がバックについているクラブもタイにはあるんです。成功すれば2倍3倍の稼ぎを手にできる可能性がある一方で、失敗すればタイにもいられなくなって行き先を転々とすることになる。そういうリスキーなリーグであることは間違いないでしょう」

「自分が活躍して、ここに何かを残すんだ」


岩政は「自ら活躍して何かを残すんだという強い意志」だと言う【写真:Getty Images】


 そういう中で生き残り、成功するために必要なものは何なのか。岩政は「自ら活躍して何かを残すんだという強い意志」だと言う。

「タイでは何事も『いいや、いいや』という空気が根強いんで、自分自身が強い意志を持たないと周りに流されてしまう。欧州リーグみたいに情報が沢山あるわけではないので、自分自身があまり活躍していなくても誰も知らない。それが『まあ、いいか』というムードを助長することにもなる。

 ラクに生きたければいくらでも生きられる環境なんです。だからこそ、仕事だからタイに来たというレベルじゃ活躍は難しい。『自分が活躍して、ここに何かを残すんだ』という高い意志を持ち続けないといけない。僕は常にそう考えてこの1年間を過ごしてきました」と岩政は語気を強めた。

 彼のような模範的なサッカー選手が来たことで、タイ人選手たちは多くを学んだはずだ。

「タイのメッシ」の異名を取るチャナティプ・ソングラシンを筆頭に、BECテロ・サーサナにはスキルの高い若手が少なくない。9月のアジア大会(仁川)でベスト4入りしたU-23タイ代表に名を連ねている選手も5人いるという。

 彼らが戦術理解力を高め、相手のスカウティングを地道に行いながら戦い方を柔軟に変え、常に集中を切らさず高い意識を持ってプレーできるようになれば、劇的な変貌を遂げる可能性もゼロではないのだ。

 それだけタイには潜在的なポテンシャルがある。タイのみならず、今回のAFC・U-19選手権で初めて4強入りした隣国・ミャンマーなども同様だろう。日本人選手からいい影響を受けて、TPLが今後どう変化していくのか。岩政自身のこの先の身の振り方も含めて、注視していきたいものだ。

【了】

◇西川 完封記録更新でアピールだ!現在J1タイ15完封(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/10/26/kiji/K20141026009168750.html

J1第30節 浦和―鹿島 (10月26日 カシマ)



 首位に立つ浦和の日本代表GK西川が、視察に訪れるアギーレ監督の前で完封記録更新を狙う。今季15完封をマークしている守護神は、09年の権田(FC東京)と93年の菊池新(V川崎)が持つGKの年間完封数のJ1記録に並んでおり、26日の鹿島戦での更新に期待がかかる。

 発奮材料に事欠かない西川は「無失点に抑えたい。シーズン終盤にどれだけ失点数を抑えられるかが大事」と前向きに話した。

 8年ぶりのリーグ制覇を目指す浦和はC大阪、仙台の下位チームに黒星を喫し、前節甲府戦も0―0と足踏み状態。それだけに西川は「自分たちのサッカーができるか試される試合」と鹿島との上位対決を見据える。「最近のマイブームは順位表を見て失点数を比べること」という好調の守護神が、若き鹿島の前に立ちはだかる。

◆浦和、魂の5番勝負!森脇、鹿島戦で柴崎潰す「自由にやらせない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20141026/jle14102605020003-n1.html



 J1首位の浦和は26日、4位鹿島とアウェーで対戦する。25日にさいたま市内で調整した日本代表GK西川周作(28)は8季ぶりの優勝へ、気を引き締めた。

 「最近は順位表を見ていろいろなパターンをイメージしている。最悪の事態も想定しないと、どうしていいか分からなくなるので」

 2位G大阪とは勝ち点5、4位鹿島とは同7の開きがある。浦和の優位は変わらないが、不吉なデータが存在する。残り5試合で顔を合わせる鹿島、横浜M、G大阪、鳥栖、名古屋は通算成績で負け越している相手ばかり。昨季も終盤の3連敗で優勝を逃したトラウマが、嫌でも蘇ってくる。

 まずは鹿島戦へ、DF森脇は相手の日本代表MF柴崎の名を挙げ、「自由にはやらせない」と誓った。 (浅井武)

◆アギーレ日本の1トップへ興梠リスト入り(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/p-sc-tp2-20141025-1386885.html

 アギーレジャパンが、浦和FW興梠慎三(28)をリストアップしていることが24日までに分かった。11月14日のホンジュラス戦(豊田ス)、18日のオーストラリア戦(ヤンマー)の日本代表戦2試合に招集される可能性がある。今季リーグで現在12得点を挙げ、首位と好調な浦和を支えていることが評価された。代表入りすれば、11年6月以来、3年5カ月ぶりの返り咲きとなる。

 浦和のエースストライカーが、アギーレジャパンに招集される可能性が浮上した。興梠は今季リーグ戦で現在12得点。シーズン最高となった昨季の13得点を更新する勢いだ。日本代表からはザックジャパン時代の11年6月を最後に遠ざかっているが、GK西川とともに首位の原動力となっている活躍が代表スタッフの目にとまったとみられる。

 不動の1トップとしてDFの背後を狙って得点するばかりでなく、数字に表れない部分での貢献度は大きい。身長175センチと大きくはないがキープ力があり、2列目のMF柏木、李と巧みに絡み合う。左右のスペースへ流れてパスを引き出す柔軟性も持ち味だ。

 アギーレ監督が就任後、初めてJリーグを視察したのが8月16日の浦和-広島戦だった。試合後、日本協会関係者に興味を示した選手の1人として興梠の名前を挙げるなど、継続マークしてきた。11月上旬の代表メンバー発表に向け、明日26日の鹿島-浦和戦(カシマ)も視察予定で、9月、10月に選出した鹿島のMF柴崎、DF西、昌子(選出後に負傷辞退)らだけでなく、興梠のコンディションにも目を光らせる。

 アギーレジャパンの1トップには、9月の2試合に大迫(ケルン)、皆川(広島)が招集されたが、ともに無得点で10月は招集されなかった。その10月にはハーフナー(コルドバ)が選出されたが、出場機会はなく、最前線でメドが立っているのは岡崎だけ。最初の目標となる来年1月のアジア杯へ向けて、1トップの底上げのため、興梠に白羽の矢が立てられた。

 ◆興梠慎三(こうろき・しんぞう)1986年(昭61)7月31日、宮崎県生まれ。鵬翔高-鹿島-浦和。3度のJ1優勝をはじめナビスコ杯、天皇杯も各2度制覇。J1リーグ通算254試合74得点(29節終了時点)。国際Aマッチ12試合0得点。175センチ、72キロ。

◆【鹿島】小笠原、「ジーコ魂」で浦和に勝つ!(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20141025-OHT1T50287.html

 鹿島がジーコ・スピリットで優勝戦線に食らいつく。主将のMF小笠原満男(35)が浦和戦に向けたミーティングで登壇し、「献身」をチームに訴えた。言葉より「姿勢で引っ張る」と自負するだけに、異例の行動。「俺らにできることは残り全部勝つことしかないんで」との気持ちを込めた。

 最近3試合は1分け2敗と勝利が遠い。全体の内容は悪くないが、小さなミスが失点につながり、勝ち点を拾えていない。そのミスをなくすため、鹿島の精神的象徴・ジーコ氏が掲げる心構え「献身」「誠実」「尊重」のうち、「献身」を呼びかけたのだ。浦和に勝てば勝ち点差は4に縮まる。MF土居が「ミスがあってもみんなでカバーしたい」と話すように、呼びかけは浸透した様子。鹿島伝統の勝負強さを大一番で発揮する。

◆昌子 “御前試合”で浦和叩いて代表“復帰”だ!(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/10/26/kiji/K20141026009168770.html

J1第30節 鹿島―浦和 (10月26日 カシマ)



 26日に首位・浦和と対戦する鹿島のDF昌子源(21)が“一粒で2度おいしい”作戦に出る。勝てば浦和との勝ち点差は7から4に縮まり逆転優勝の可能性が高まる。また浦和戦は日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)が視察予定。10月の親善試合は右太腿裏痛で辞退しただけに11月の親善試合ホンジュラス戦(豊田ス)、オーストラリア戦(ヤンマー)での再招集を目指しアピールする。

 残り5試合で勝ち点差7。3試合勝ち星がない状況だが、首位・浦和との大一番を前に、鹿島イレブンの表情は引き締まっていた。25日の最終調整は軽めだったが、前日24日には非公開練習前に1時間40分のミーティングを行った。勝ち点差は勝てば4に縮まるが、負ければ10に広がり5年ぶりのリーグ優勝は絶望的となる。昌子は「次の試合が一番大事になる」と気持ちを高め、逆転Vへの灯をともす覚悟を示した。

 奮い立つ材料は他にもある。浦和戦はアギーレ監督が視察する。10月の親善試合で初招集されたが、5日のG大阪戦で右太腿裏痛を悪化させ辞退を余儀なくされた。「前回呼ばれたことで代表への欲は強くなった」と11月の親善試合で代表へ戻ることを目標に掲げた。辞退を決めた5日夜には、G大阪ジュニアユース時代のチームメートG大阪FW宇佐美に連絡。「一緒に代表でやろう。(92年生まれの)俺らが引っ張っていけるように頑張ろう」と誓い合った。

 アギーレジャパンは14日のブラジル戦(シンガポール)で4失点惨敗。テレビ観戦した昌子は「自分がいてもどれだけできたか分からない」と控えめだが、周囲への指示と危機察知能力はJ屈指。国際Aマッチ4戦8失点の守備陣を立て直すには打ってつけの存在だ。勝てば逆転優勝へ勢いが付き、自身のアギーレジャパン招集も近づく一戦。昌子が一挙両得を狙う。

◆興梠止める!鹿島昌子に注目/鹿-浦30節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20141026-1387305.html

<J1:鹿島-浦和>◇第30節◇26日◇カシマ

 19時キックオフ。

 【鹿島】4位鹿島が背水の覚悟で首位浦和をホームに迎え撃つ。この試合を含め、残り5試合で勝ち点7差を追う状況。負ければ優勝争いからの脱落を意味する大一番となる。

 前回7月27日の対戦(1-1)で同点ゴールを決めた日本代表MF柴崎岳(22)や、元鹿島の浦和FW興梠ストップに燃えるDF昌子源(21)に注目。全治8カ月の大けがで離脱したFWダビの代役1トップは、再び赤崎秀平(23)が務める。

 敵将がペトロビッチ監督になった12年以降、1分け4敗と勝てていない。苦手意識をぬぐうためにも「赤のライバル」に土をつけてV戦線に踏みとどまる。

 【浦和】前節は甲府を相手にスコアレスドロー。守りを固める相手を攻めあぐねた。ただ、2位以下も勝ち点を伸ばせなかったため、5差に広がった。残り5試合は上位との対戦が待つ。今節は鹿島。ペトロビッチ監督になってからは5戦して4勝1分けと負けしらず。ただいずれも小差で油断はできない。右サイドの平川は25日の前日練習も別メニューで、先発はしない可能性が高い。関根か関口が先発しそうだ。

◆追う鹿島は若手の発奮に期待。経験豊富な浦和が突き放すか(Jリーグ公式)


http://www.j-league.or.jp/preview/00001928.html

第30節が10月26日(日)に開催される。残り5節となって、首位浦和と2位G大阪の勝点差が5も、まだまだ優勝争いは予断を許さない。浦和と鹿島の対決は、両チームにとってこの厳しいレースの生き残りを懸けた正念場だ。

PICK UP鹿島(4位) vs 浦和(1位) 10月26日(日)19:00@カシマ


鹿島の若さと浦和の経験が焦点の一つとなりそうだ。前節の先発メンバーでは、25歳以下の選手が鹿島の6人に対し、浦和はゼロ。平均年齢でも約4歳の開きがあった。鹿島は優勝争いの生き残りを懸けた重要な一戦で、若い選手たちが持てる力を十分に発揮できるか。最前線のFW赤崎 秀平には、ゴール前での冷静なシュートに期待。MF柴崎 岳のスルーパスは、得点チャンス演出に不可欠だろう。DFの昌子 源、植田 直通というセンターバックコンビには、浦和の波状攻撃をはね返す奮闘が求められる。若い力で対浦和戦8試合連続勝利なし(4分4敗)にピリオドを打つことができれば、優勝争い参入に弾みがつきそうだ。

浦和も勝点3を獲得し、1試合では覆せない勝点差をキープしておきたいはずだ。相手選手との駆け引き、動き出しの速さがあるFW興梠 慎三が鹿島の守備網にギャップを見いだすことができれば、貴重な得点をもぎ取る可能性も高まる。MF柏木 陽介の正確なパス、セットプレーもチームの命運を握る。DF陣の積極的な攻撃参加も持ち味だけに、MF阿部 勇樹を中心に後方のリスク管理も重要になるだろう。

◆【J1:第30節 鹿島 vs 浦和】プレビュー:逆転優勝に必要な勝利を目指し、非公開練習で一致団結した鹿島が浦和を迎え撃つ(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00180762.html

10月26日(日)J1 第30節 鹿島 vs 浦和(19:00KICK OFF/カシマ)
☆クラブ対抗totoリーグ第4ターン投票受付中!
----------

リーグ戦34試合、どの試合に勝ちどれに負けようが勝点を1番稼いだチームが優勝する。1勝の価値はどれも等しく、そこに優劣はない。どんなに良い内容で勝っても勝点は3であることに変わりはないのだ。しかし、サッカーをやるのは人間。それを見るのも人間だ。どうしても勝ちたい相手がおり、勝たなければいけない相手がいる。それが、この鹿島対浦和の一戦だ。

まず、今季の優勝争いを占う上で、非常に重要な一戦となる。現在、両者の勝点差は7。残り5試合での逆転優勝を目指す鹿島にとって、これがラストチャンス。勝てば4差に詰めることができるが、負ければ10差に広がる。引き分けでも残り4試合で勝点差7のままとなり、全勝して勝点を12稼いでも、浦和が2勝した時点で追い越せなくなる。勝利以外の道はない。
浦和にとっても、G大阪、鳥栖という上位陣との対戦を残しており、もし鹿島に敗れるようなことがあれば、優勝戦線は今季もまた混沌とする。鹿島だけ見ていれば優勝できるなら引き分けで十分とも言えるが、5差に迫るG大阪とのアドバンテージを維持するためには勝利が欲しい。

因縁深い試合が多いことがそこに輪をかける。3連覇の始まりとなった07年は、1人少ない鹿島が勝利したことで独走していた浦和にプレッシャーをかけ逆転優勝を呼び込んだ。そして、3連覇を締めくくった09年の対戦では、興梠慎三の決勝点により前人未踏の偉業が達成された。
その興梠は浦和に移籍し、絶対的なエースとして1トップを張っている。カシマスタジアムでのゴールはまだないが、古巣相手に3戦2得点と気を吐く。この試合でも、虎視眈々と得点を狙ってくるだろう。

互いにここ最近の5試合は2勝1分2敗とペースを落としている。前節は共にスコアレスドロー、チームの調子は決して良いとは言えない。しかし、この試合の重要性は、どの選手も強く認識する。
鹿島は試合前々日に非公開練習を実施。ミーティングでは、この試合に対する戦術的な確認だけでなく選手たちからも発言があったようだ。前節の神戸戦では、試合終了直後に主将である小笠原満男が怒りを露わにする場面も見られた。トニーニョ・セレーゾ監督は「あの場でやるべきではなかった。内部のことなので鹿島に帰ってからクラブのなかで話し合いたい」と話していた。もう一度、チーム全体で結束力を高めて試合の臨むと思われる。

「優勝するためには絶対に勝たなければいけない試合」と発言したのは遠藤康。「勝つことだけを考えてやる」と表情を引き締めたのは土居聖真。ダヴィがいない前線において彼らが攻撃の中心となるはずだ。「セットプレーには注意が必要。特に那須さんが強烈」と警戒するのは昌子源。「個人的には慎三さんを抑えたい」と持てる力をすべてぶつけていくつもりでいた。

第17節の対戦は、両者とも一歩も譲らない好ゲームだった。今回も激しい試合となることは間違いない。一つひとつのプレー、個対個の対峙が火花を散らす90分が始まる。

以上

2014.10.24 Reported by 田中滋

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事