日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年5月31日日曜日

◆吉田麻也 ウッチー結婚理由を分析 今後も“友達以上”継続を(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/05/31/kiji/K20150531010451930.html

吉田麻也

 サウサンプトンのDF吉田麻也(26)が親友の結婚を祝福した。シーズンを終えて31日に帰国。25日にシャルケのDF内田篤人(27)が一般人女性との入籍を発表したことを受け「ウッチーは有名人だし、今まではデートらしいデートもできなかったと思う。これからは一緒にいる時間をもっと過ごせると思う」と自分のことのように喜んだ。

 これまでドイツ在住の内田を何度もイングランドの自宅に招待しており「友達以上恋人未満」と公言する仲。自身は12年8月に結婚しており「吉田家に来た時に刺激を受けたのではないかと思います」と内田の結婚理由を分析した。

 「同じ空間に人がいるのが得意なタイプではないので、そこが心配」と気にかけ「今後も家族ぐるみで、よろしくお願いします」と“友達以上の関係”を継続することを熱望した。

◆中田浩二と柴崎岳の“先輩・後輩”対談実現…同世代やプレー、結婚観まで語り尽す(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20150530/317459.html


『やべっちF.C.』で対談した中田さん(左)と柴崎


 昨季で現役を引退し、鹿島アントラーズのクラブ・リレーションズ・オフィサー(C.R.O)となった中田浩二さんと、現在鹿島の中心選手である日本代表MF柴崎岳による、先輩・後輩スペシャル対談が31日にテレビ朝日系列で放送される『やべっちF.C.~日本サッカー応援宣言』で実現した。

 柴崎が「尊敬する先輩」と慕う中田は、サッカーの真剣トークや今まで聞いたことのない(?)プライベートな話、チームの裏話などに切り込んでいく。日本代表になってからの意識の変化を中田が尋ねると、「やっぱり変わりましたね。それは凄い嬉しかったです。欲がやっぱり出てきますよね。『もっと!』っていうのが」と話し、代表が刺激となり、貪欲に練習に取り組めていると明かす。

 また、攻撃という部分について柴崎は「攻撃的な選手だと思いますし、今は鹿島でボランチをやっていますけど、ボランチの定義というか、守る部分もありますけど、ちょっと崩して上下動しながら攻撃にも絡んでいけるという。色んな場面に顔を出していける選手になりたいと思いますし、攻撃するのはやっぱり好きですよね」と語り、さらには自身のベストゴールを問われると、中田さんに逆質問をするシーンも。

 他にも日本代表で切磋琢磨する“プラチナ世代”と呼ばれるガンバ大阪FW宇佐美貴史や、FC東京FW武藤嘉紀選手について、さらにはオフの過ごし方や結婚観など、先輩・後輩の間柄だからこそ聞けるエピソードも飛び出す。

「宇佐美貴史×中山雅史」、「武藤嘉紀×中田浩二」と連続シリーズで放送されてきた日本代表スペシャル対談も今回で最終回。31日(日)深夜0時10分~の『やべっちF.C.』で放送される。

◆鹿島2カ月ぶり本拠地2勝目「柳沢2世」赤崎2発(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1485126.html

鹿島2カ月ぶり本拠地2勝目「柳沢2世」赤崎2発

<J1:鹿島3-1松本>◇第14節◇30日◇カシマ

 鹿島が約2カ月ぶりにホームで勝った。松本を下し、4月3日鳥栖戦(3-1)以来となる本拠2勝目。立役者は2試合ぶり先発のFW赤崎秀平(23)だった。1点を追う前半7分、DF西が右サイドから中に頭で落とした球に鋭く反応し、一瞬で相手DFとGKの前に出て右足を合わせた。さらに同45分、FKのこぼれ球を受けて右足でゴール右上に決めた。

 昨年11月のC大阪戦に続く1試合2発。チームがオフに188センチの高崎、2週間前に186センチのジネイを獲得しており1トップ争いは激しいが、174センチの「柳沢2世」は最近欠けていた流動性で相手を崩せる。「刺激を受けつつ違う特長を生かしたかった」と喜んだ。

 これで、初昇格組との対戦は9戦負けなし(5勝4分け)も、久々の快勝だ。02年の仙台戦(0-2)以降は引き分けや接戦が多かったが、終了間際に狙い通りの速攻で、MFカイオが追加点をゲット。気持ち良く勝って「借金1」を返済した。

◆鹿島・赤崎が2得点「結果を残さないと」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150530/jle15053023210018-n1.html

鹿島-松本 前半、自身2点目のゴールを決め、昌子(右)らに祝福される鹿島・赤崎(中央)=カシマ

 明治安田J1第1ステージ第14節(30日、鹿島3-1松本、カシマ)出場機会に恵まれていなかったストライカーが意地を見せた。鹿島の23歳のFW赤崎がチームを勝利に導く2得点。生き残りへ「出た試合は結果を残さないと」と起用に見事応えた。

 先制を許した直後の前半7分、西が頭で落としたボールを蹴り込み同点。前半終了間際にはペナルティーエリア内の混戦で、こぼれ球を冷静に詰めた。セレーゾ監督が「FWの中で一番、決定力がある」と言う期待にたがわぬ働きぶりだった。

 入団1年目の昨季は15試合で5得点を挙げたが、今季は4試合目と出場が限られていた。「この2点で定位置が約束されるチームではない」と浮かれたところはない。(共同)

◆赤崎2ゴール!鹿島 ホームで5戦ぶり白星(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/05/31/kiji/K20150531010447970.html

J1第1S第14節  鹿島3―1松本 (5月30日  カシマ)

松本戦の前半、自身2点目のゴールを決め、昌子(右)らに祝福される鹿島・赤崎(中央)

 鹿島がFW赤崎の2ゴールで、ホームでは4月3日の鳥栖戦以来、5試合ぶりに白星を挙げた。

 0―1の前半7分、柴崎のロングボールから、西の折り返しをニアサイドで右足で押し込みんだ。「駆け引きでニアで勝つというのをやってきていた。信じて走っていた」と、練習の成果を発揮。同45分には右サイドからの遠藤のFKのこぼれ球を右足シュートで突き刺し、勝負を決定づけた。

◆【鹿島】赤崎2発!ホーム今季2勝目で暫定9位浮上(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150530-OHT1T50248.html

 ◆J1第1ステージ第14節 鹿島3―1松本(30日・カシマスタジアム)

 カシマスタジアムに歓声が戻った。鹿島がホームで鳥栖戦(4月3日)以来となる今季2勝目。前半7分、DF西の折り返しをFW赤崎が右足で詰めて追いつくと、同45分にもゴール前の混戦から2得点目となる決勝点。「2得点でレギュラーを約束するクラブじゃない。出た試合、出た試合で結果を残さなければいけない」。結果に浮かれることはなかった。

 これで順位を9位(暫定)に上げた。だが、この日も先制され、チャンスを決められない時間が続くなど「勝てたとしても、先に点を取られている。(失点について)注意しているのに状況は変わらない。みんなで良い方向に変えていかないと」とMF遠藤。今後への巻き返しへ向け、赤崎は「中盤との連係を高めて、相手の脅威になれるように」と目標を口にした。


◆鹿島はホームで約2か月ぶり白星、松本に3発逆転(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?164091-164091-fl



[5.30 J1第1ステージ第14節 鹿島3-1松本 カシマ]

 鹿島アントラーズはホームで松本山雅FCに3-1で逆転勝ちし、3試合ぶりの白星を挙げた。ホームでは4月3日の鳥栖戦(3-1)以来、5試合ぶり今季2勝目。松本は前節の横浜FM戦(0-3)に続く3失点で今季3度目の連敗を喫した。

 先制したのはアウェーの松本だった。前半5分、自陣からのFKをDF大久保裕樹が頭で落とし、DF酒井隆介が左足で蹴り込む先制点。しかし、鹿島も直後の7分にMF柴崎岳の左クロスをファーサイドのDF西大伍が頭で折り返し、FW赤崎秀平が右足で流し込んだ。

 すぐさま同点に追いついた鹿島は一気に攻勢に出る。前半31分、MF遠藤康の浮き球のパスに合わせた柴崎の右足ボレーはGKの好セーブに阻まれたが、前半終了間際の45分、遠藤の右FKのこぼれ球を赤崎が右足で押し込み、2-1と逆転に成功した。

 後半も鹿島のペースで試合は進む。後半27分、右クロスに合わせたFWジネイのヘディングシュートはGKがセーブ。同43分にはFKのチャンスに柴崎が横に流し、MF小笠原満男が左足を振り抜いたが、GKに弾き出された。

 それでも後半アディショナルタイム、カウンターからMFカイオが個人技でフィニッシュまで持ち込み、ダメ押しゴール。3-1と勝利を決定づけ、約2か月ぶりにホームで勝ち点3を獲得した。

◆J1、鹿島3発快勝 第1S優勝は消滅(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14329985647834

明治安田J1第1ステージ第14節(30日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は松本を3-1の逆転で下し3試合ぶりに勝利。星を五分に戻した。通算成績は5勝3分け5敗、勝ち点18で暫定9位に浮上した。

前半5分に失点した鹿島は7分と45分に赤崎が連続得点して逆転した。後半は決定機を逃し続けたが、試合終了間際にカイオがゴールを決めて突き放し、今季ホーム2勝目を挙げた。首位浦和は鳥栖に6-1で大勝した。開幕から13試合無敗でJ1記録に並び、勝ち点を33に伸ばした。この結果、鹿島の第1ステージ優勝の可能性はなくなった。2位広島は0-0で湘南と引き分け、浦和と6差に広がった。FC東京は武藤の決勝PKで柏に2-1で競り勝ち、横浜Mと1-1だったG大阪に代わって3位に上がった。

■鹿島・トニーニョ・セレーゾ監督
もっと点が入ってもおかしくなかった。最後にやっと決めることができたが、危険な試合だった。

◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第14節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51577

J1 1st 第14節 vs松本山雅FC

赤崎が2ゴール!カイオがダメ押し弾!鹿島が松本を撃破、ホームで逆転勝利!



カシマスタジアムが、久しぶりに歓喜に包まれた。J1 1st 第14節、鹿島はホームに松本山雅FCを迎えると、開始早々に先制されたものの、赤崎の2ゴールで逆転し、カイオがダメ押しゴールを決めて、3-1と勝利を収めた。



前節の浦和戦、鹿島はアウェイで先制しながら屈辱的な逆転負けを喫した。埼玉スタジアムに鳴り響いた、ライバルの歓喜の歌を聞きながら、選手とサポーターは失意の帰路についた。それから1週間、選手たちは再出発を期し、密度の濃いトレーニングを積んだ。トニーニョ セレーゾ監督は、初対峙となる松本について、「攻撃陣に経験豊富な選手が多いチーム。セットプレーのバリエーションも豊富だ」と警戒。「守備を徹底している相手なので、チャンスの数は少ないかもしれない。しっかりと決めきることが大事になる」とホームゲームを展望した。



ホームで勝利から遠ざかっている今季。選手たちは、口々に「次こそは勝たないと」と誓っていた。そして指揮官は、先発メンバーを1人入れ替えた。1トップに赤崎を指名し、2試合ぶりに先発起用。中盤以下は前節と同じメンバーで、2列目にはカイオと土居、遠藤が並び、ボランチは柴崎と小笠原のコンビとなる。最終ラインは、右サイドバックに西、左サイドバックは前節に続いて昌子、そしてセンターバックは植田とファン ソッコのペアとなった。最後尾も、前節に続いて佐藤にゴールマウスを託すこととなった。



開場前、青空に恵まれたカシマスタジアムには、早くから数多くのサポーターが詰めかけた。初めてカシマを訪れた松本サポーターも、また然り。アントラーズレッドのスタンドと、緑に染まったアウェイスタンドが、鮮やかなコントラストを作り出した。ウォーミングアップに向かう選手たちを、サポーターは大きな歌声で迎え入れた。選手たちは19時3分、キックオフのホイッスルを聞いた。



開始早々、警戒していたセットプレーから、いきなりゴールネットを揺らされてしまう。5分、松本陣内からのFKをゴール前へ蹴り込まれると、混戦から酒井に決められてしまった。ファーストシュートで痛恨の失点を喫し、早々とビハインドを負った。



思いがけない展開に、スタジアムはざわめきに包まれた。しかし、選手たちが下を向くことはなかった。失点からわずか2分後、スコアをタイに戻してみせる。主役は、背番号18だった。7分、柴崎が敵陣左サイドから正確なフィードを通すと、右サイドのゴールライン際から西が中央へ折り返し、最後は赤崎が押し込んだ。



慌ただしい展開で1-1の同点となった後、鹿島はボールポゼッション率を高め、松本を押し込んでいった。自陣にブロックを作って守備を固める相手に対し、焦れることなく、しっかりとパスを回し、両サイドを広く使ってチャンスの糸口を掴んでいった。30分にはペナルティーエリア右手前で積極的に仕掛けた土居がヒールで後方へ落とし、遠藤が左足でクロスを送ると、フリーの柴崎がタイミングを見計らってボレーシュートを放ったが、狙いすました一撃は相手GKの好守に阻まれてしまった。34分にも、小笠原とのワンツーで右サイドの背後へ抜け出した遠藤が、得意の左足でファーサイドへグラウンダーのシュートを放ったが、これもわずかに枠を逸れてしまった。

決定機を立て続けに逃したことで嫌な雰囲気が漂い始め、このままハーフタイムを迎えるかと思われた45分、赤崎がまたもスコアを刻む。右CKを遠藤がゴール前へ蹴り込むと、ファーサイドで混戦となった後、右足を一閃。ゴールネットを揺らした。赤崎が良い時間帯に逆転ゴールを決め、鹿島は2-1とリードして前半を終えた。



後半開始時から、セレーゾ監督は青木を投入し、最終ラインの一角に据えて残り45分を迎えた。前半同様、鹿島はボールポゼッション率を高め、松本を押し込んでいく。47分にはカイオの折り返しに反応した赤崎が飛び込み、あわやハットトリックという場面を迎えるなど、立ち上がりからチャンスを作っていった。



セレーゾ監督は57分、殊勲の赤崎に代えてジネイを投入し、追加点を目指す。ジネイは68分、相手の最終ラインにプレスをかけてボールを奪い、土居のシュートを演出した。72分にも、右サイドからのクロスに反応してヘディングシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれてゴールネットを揺らすことができない。





1点差のまま、試合は終盤に突入した。鹿島は松本に押し込まれる時間が長くなったが、ロングスローやセットプレーからゴール前へ圧力を強める相手に、集中力を保って対応。2試合連続先発となった佐藤も、安定したキャッチングでチームを支えた。








そして、待望の3点目は後半アディショナルタイムに生まれた。カイオがジネイからのパスを受け、カウンターを発動。高速ドリブルで敵陣を切り裂くと、金崎の動きをおとりに使い、巧みなボールコントロールでシュートコースを見つけ出す。次の刹那、サポーターの思いを乗せた強烈なシュートを、その軌道へ届けた。3-1。鹿島が逆転勝利を収め、ホームで勝ち点3を獲得した。リーグ戦3試合ぶり、そしてホームゲームでは4月3日の鳥栖戦以来となる勝利に、カシマスタジアムは歓喜に包まれた。





次戦は4日後、6月3日のJ1 1st 第10節、G大阪戦だ。ACLの日程により、延期になっていた一戦。昨季の三冠王者とのアウェイゲームだが、さらなる上位進出のため、総力戦で勝利を収め、連勝街道を突き進んでいかなければならない。





【この試合のトピックス】
・松本との初対戦で、初勝利を挙げた。
・リーグ戦でのホームゲームでの勝利は、4月3日のJ1 1st 第4節鳥栖戦以来、今季2回目。
・赤崎が2試合ぶりに先発出場。今季リーグ初ゴールを含む、2ゴールを決めた。
・カイオが今季リーグ戦3ゴール目を挙げた。4月16日のJ1 1st 第6節、柏戦以来のゴールだった。
・佐藤が2試合連続のフル出場。鹿島の一員として初めて、リーグ戦でカシマスタジアムのピッチに立った。リーグ戦での勝利も、鹿島加入後初だった。
・青木が3試合ぶりに途中出場した。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・セカンドボールの争いに競り勝って、すべてマイボールにしろ!
・攻守においてセットプレーでは、お互いに声を出して集中力を高めよう。
・後半も守備からしっかり入り、慌てず、確実にチャンスを作っていこう。

松本山雅FC:反町 康治
・45分集中して闘いつづけること。
・奪ったボールをしっかり前線の動きにあわせてつなぐこと。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q. 赤崎選手の2ゴールなど3ゴールで攻撃陣が結果を出したが、その評価は?

A. 選手選考は、うまくいくことがあれば、うまくいかないこともある。今日は幸いなことに送り出した選手がゴールを決めて、いい形で勝利を得ることができた。赤崎選手はフォワードのなかで、一番決定力が高い選手であり、俊敏性、スピード、動き出しの質など非常に高いものをもっている。もう少し彼の特長を、チームメイトが把握しなくてはいけない。特にボランチが彼のタイミングのいい動き出しを逃してはいけない。成熟するまでにはもう少し時間がかかると思う。ただ、選手たちはとてもクレバーなので映像を見ればつかんでいってくれると思う。ジネイ選手は長期にわたってリハビリしてきたので試合に出ていない。前回90分プレーした疲労が見られたので、ベンチに置くことにした。マネージメントするのも私の仕事だ。少しずつ積み重ねてきたものを活かすため、時折若い選手を1人、2人、試合に入れて慣らしていきたい。特にホームではサポーターの後押しがあるので、選手が 自信を持ってプレーすることができる。試合に出ることで選手が少しずつ練習でやってきたことを確信に変えていってほしい。今日は内容的にはもう少し点が入ってもいい内容だったが、ギリギリのところで結果を出すことができた。ホームでは若い選手を使って慣らしていって、アウェイでは相手の圧力が強いので、経験豊富な選手で相手の目指す形に対抗できる形で戦っていきたい。

Q. リーグ戦、まだ連勝がない。次節で連勝するためにはなにが必要か?

A. 連勝する秘訣は、単純に勝つしかない。特別な何かをやるわけではない。試合によっては、内容がよくても最後に失点して結果につながらないこともある。今日の試合も非常に危険な試合だった。先制されて、追いつき、逆転して有利なスコアにもっていくことができたが、その後何度もチャンスで決めきれず、最後にやっとゴールを決めることができた。セットプレーの場面でも、相手はいろいろな特長を活かそうとしていた。個人的にとても興味深いチームであり、相手を称えたい。

松本山雅FC:反町 康治
結果は残念だったが、今日のゲームに関してはグッドルーザだったと思いたい。死力を尽くして戦った結果で、3点目は仕方がない。最後の最後までよ く頑張ったと思う。鹿島がシャーレを掲げているときに、松本はまだ地域リーグでやっていた。歴史の差があるのは十分承知したなかで、果敢に挑んだ。ほんの少しのところが大きな集合体となって差になってしまった。しかし、今までやってきたことをリセットしてやり直さなくてはいけないわけではない。やってきたことに自信を持ち、継続してやっていかなくてはいけないと認識した試合でもあった。1stステージでうまくいかなかった、浦和、横浜FM、鹿島といったチームには、2ndステージで見返したいと思う。多くのサポーターに来ていただき、誰一人ブーイングすることなく鼓舞してくれて、本当に感謝している。勝ち点3を獲れる試合を増やせるようにやっていきたい。

選手コメント

[試合後]

【赤崎 秀平】
対戦相手云々より、自分たちが気持ちを前面に出して戦うつもりだった。1点目は、大伍くんが良いボールをくれたので、決めるだけだった。2点目は混戦だったけど、こぼれてきた時にはシュートのイメージはできていた。

【遠藤 康】
やっとホームで勝てたという感じ。ただ、勝ったけど、内容は…。点を取られているのが今のアントラーズで、「ずっと注意しろ」と言われていても、失点している状況は変わっていない。このままでは厳しいと思う。みんなでこの状況を変えていかないといけない。

【植田 直通】
勝たなければいけないと思っていた。勝てて良かったけど、失点しているので…。マークが曖昧になってしまっていたので、次に向けて修正していきたい。

青木選手、カイオ選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

2015年5月30日土曜日

内田篤人と多々良敦斗のメッセージ

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◆【仙台】多々良、同級生・内田の結婚を祝福(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150526-OHT1T50064.html?from=related

 J1ベガルタ仙台のDF多々良敦斗が26日、日本代表DF内田篤人(ともに27)=シャルケ04=の結婚発表を祝福した。内田と多々良は清水東高の同級生。同校サッカー部で3年間、一緒に汗を流した仲間だ。ドイツ移籍後も親交は続いており、定期的に連絡を取り合ってきた。「実は少し前に(結婚の)連絡をもらっていました。本人には素直に『おめでとう』と連絡しました。海外だし、1人では大変なこともあると思う。本当に良かった」と笑顔で話した。

 日本代表のみならず、ドイツでも活躍し続けてきた内田の動向を「常にチェックしていた」という多々良。プレー以外でも注目を集め続ける元チームメートに対して「あれだけ有名だと、人の目が大変ですね」と気遣っていた。

◆磐田伊野波、次節徳島戦に向け集中力高める(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1484102.html

磐田伊野波、次節徳島戦に向け集中力高める

 7戦ぶりの完封勝利へ、J2磐田のDF伊野波雅彦(29)が集中力を高めた。次節アウェー徳島戦(31日)に向け、28日には磐田市内で調整した。

 最近6試合連続で失点しており、守備の立て直しが急務。名波浩監督(42)から「サボらない。諦めない。切らさない」という3カ条を掲げられているものの、試合終盤になると疲労と夏のような暑さから判断力が鈍くなる傾向に陥る。前節ホーム群馬戦(1-2)に敗れ、3位に後退。伊野波は「当たり前のことが、難しい。集中力がすべてに関わってくる。(試合の)中身を追求しないといけない」と気を引き締めた。

◆山形石川CKアシストJ1新記録だ/名-山14節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1484491.html

<J1:名古屋-山形>◇第14節◇30日◇豊田ス

 14時キックオフ。

 【名古屋】ボランチのMFダニルソンがケガのため離脱。代役のMF磯村も前節で退場になり今節は出場できない。代わりにボランチに入るMF小川の攻守にわたるプレーで主導権を握りたい。4試合でオウンゴールの1点だけと攻撃陣の活躍が停滞。FW川又、FWノバコビッチの奮起に期待。ホームの利をプラス材料にして連勝を狙う。

 【山形】 通算1分け5敗の天敵と対戦する。今季は4月8日のナビスコ杯で対戦しており、後半ロスタイムにFW万代が同点ゴールを決め、3-3の引き分けに持ち込んだ。MFアルセウが累積警告で出場停止のため、MF宮阪が第2節浦和戦(3月14日)以来のリーグ戦先発。高精度のFKが売りで、山形得意のセットプレーに幅を持たせる。DF石川はCKアシスト月間3で現在J1タイ記録。新記録を達成すれば、名古屋戦初勝利も見えてくる。

◆「X」か「ACE」か…香川、宇佐美、内田らが初めて見るスパイクを手に取る(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?164012-164012-fl

 

アディダスから新たに発表されたフットボールスパイクの「X(エックス)」と「ACE(エース)」。7月1日に全世界同時発売となる新モデルは、6月6日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で選手が着用し、ピッチ上でお披露目される。

 アディダスと契約する日本人選手たちも今後は「X」と「ACE」のいずれかを履いてプレーすることになるが、MF香川真司やDF内田篤人らが初めて「X」と「ACE」を見たときの驚きの声や、実際に着用してボールを蹴ったときの感想を収録した特別動画が公開されている。

 グラウンドに置かれた「X」と「ACE」を前にした香川は「こっちのほうが僕は好きですね」と、迷わず「X」を手に取った。斬新なアッパーデザインとヒールに存在する巨大なアディダスロゴ。同じく「X」を選んだDF槙野智章は「スパイクって感じじゃない。こんなに(ロゴを)押し出すかってぐらい」と思わず目を丸くした。

 ド派手なプレーでゲームを決めるエンターテイナーのための新モデル「X」。FW武藤嘉紀は「格好いいですね。ちょっと悪そうじゃないですか?」と、規格外なデザインが気に入った様子で、FW宇佐美貴史も「インパクト、主張が強ければ強いほど良いと思う。プレーで目立って、(スパイクと)両方で目立てれば」と絶賛だった。

「普通だったらこっちなんだよな。今までどおりだったら」と、アディダスの王道とも言えるデザインの「ACE」を履いたのは内田だ。伝統の3本線が入った「ACE」。MF柴崎岳は「僕はやっぱり3本線が好きなので」と、アディダスへの愛着も口にする。

 優れたボールコントロール性を追求し、ゲームとピッチを絶対的に支配するエースプレイヤーのための新モデル「ACE」。内田は「こういうざらざらが付いていると(ボールが)止まりやすい」と、3層からなるアッパー素材「コントロールウェブ」に好印象を持ったようで、FW南野拓実も「ボールタッチしやすい。いい感じですね」と、その機能性に太鼓判を押していた。


◆【仙台】野沢、古巣・神戸戦「勝ち点3」奪取誓う(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150529-OHT1T50211.html

古巣・神戸戦での活躍を誓った元日本代表MF野沢

 J1ベガルタ仙台は29日、きょう30日に行われるアウェー・神戸戦に向け、仙台市内で最終調整を行った。2012年に神戸でプレーした元日本代表MF野沢択也(33)は、古巣からの「勝ち点3」奪取を誓った。

 この日の紅白戦で野沢は、主力組の左サイドハーフでプレーした。神戸には12年に在籍。今でも親交のある選手が多いだけに、相手の特長は熟知している。FW小川ら数人の名前を挙げ「技術の高い選手が多い。全員を警戒しないといけない」と警戒感を強めた。

 ナビスコ杯・山形戦(27日)で1●2で敗れた翌日には、居残りでシュート練習を行うなど、気合は十分。リーグ戦では13位と不振が続いているだけに「勝ちたい。アウェーでも勝ち点3が欲しい」と闘志をみなぎらせていた。(高橋 宏磁)

◆ハリル監督が内田と極秘会談 右膝のけがチェック(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1484534.html

ハリル監督が内田と極秘会談 右膝のけがチェック

 日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が、DF内田篤人(27=シャルケ)と極秘会談したことが29日、分かった。

 東京・JFAハウスで28日午後に異例の対面。約1時間の話し合いで、気に掛けていた右膝のけがの状態などについて聞いた。内田は25日に電撃的に結婚を発表したばかり。選手との信頼関係を大切にする指揮官は、直接お祝いの言葉も贈った。

◆鹿島昌子が初対戦の松本警戒「セットプレーすごい」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1484318.html

 鹿島のDF昌子源(22)が、30日に初対戦する松本を警戒した。

 29日の練習では、セットプレーの位置確認などの最終調整を行い、「松本はロングボールが脅威的でセットプレーもすごい」と話した。

 セットプレーからの攻撃が得点源である松本と対照的に鹿島は今季、セットプレーから失点を許す場面が多い。昌子は「前線に大きい選手を置いていて、鳥栖と似ている」と表現した。その前線の選手とはFWオビナ(32)。「(チームメートの)ダビより体が強い」と、セレーゾ監督から聞き、「相手の良いところを見て盗んで、成長していきたい」と意気込んだ。

 今季ホーム戦での勝利は4月3日の鳥栖戦以来ない。直近2試合では得点直後に失点し、勝ち星がついておらず「1点を取っても落ち着いてプレーできることが大切」と気持ちを引き締めた。

◆鹿島ジネイ鍵、松本堅守速攻はまるか/鹿-松14節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1484497.html

<J1:鹿島-松本>◇第14節◇30日◇カシマ

 19時キックオフ。

 【鹿島】「借金1」の鹿島が、まず星を五分に戻すことを目指す。前節浦和戦は痛い逆転負け。初先発のブラジル人FWジネイら先発3人を入れ替え、ジネイが両軍最多4本のシュートを放ったものの決め切れなかった。敗れたが、ジネイの出来は悪くなかった。足元の技術があり、186センチの長身にボールがよく収まる。新たな攻撃のターゲットとして巻き返しの鍵を握る。

 初昇格組との対戦となるが、きっちり勝ちたい。と言うのも近年は接戦続きだからだ。過去4回は昨年の徳島(1-0)、12年鳥栖(0-0)、08年山形(1-1)、07年横浜FC(1-0)。2勝2分けと不敗ではあるが、スコアの上では張り合っている。06年甲府戦(3-1)のような快勝が期待される。

 【松本】前節の横浜戦には完敗したが、走力に衰えはない。鹿島の目まぐるしいボール回しに対し、冷静に対応できるかが勝負のカギとなる。堅守速攻がはまれば、チャンスはあるが、先に失点すると、大崩れする可能性もある

◆【予想スタメン】松本と初対戦の鹿島、国内最多タイトルホルダーの実力を見せつけられるか(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150529/317115.html


16日の広島戦でデビューを果たし、存在感を見せているジネイ(左) [写真]=Getty Images


■鹿島アントラーズ 今季ホーム戦では2勝2分5敗と低迷

 鹿島は新加入したジネイが16日の広島戦で途中出場し、デビューを飾ると、いきなりゴールを決めた。23日の浦和戦で初先発。ポストプレーで攻撃のリズムをつくるなど存在感は見せた。よりフィットする3戦目。周りとの連係もアップしているため、得点に絡む期待は高い。

 松本とは初対戦。情報は少ないため、探り探りの戦い方にならざるを得ない。だが、Jリーグ草創期からリーグのトップを突っ走り、国内最多タイトルホルダーの鹿島が新参者に負けるわけにはいかない。ACLを敗退したことにより、過密日程も解消。ナビスコ杯も決勝トーナメントからの出場のため休養十分で臨むことができるのはプラスだ。

 ただ、左SBの山本脩斗が広島戦で負傷。交代出場した伊東幸敏も効果的なプレーをすることができなかった。そのため、浦和戦では日本代表DF昌子源が務めた。初めての経験ではなかったため、無難にこなしたが本職ではない。いつボロが出てもおかしくない状況だ。

 今季開幕からホームのカシマスタジアムではACLを含めて公式戦2勝2分5敗と負け越している。ACL敗退が決まった5日のFCソウル戦後は、一部サポーターがスタジアムに居残って「ホームってこんなに勝てないモノなんですか?」と辛辣な声を選手に投げかけた。これ以上、ホームで結果が出せないようなら、再びサポーターの我慢の限界を迎える可能性もある。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
Gk
佐藤昭大
DF
西大伍
ファン・ソッコ
植田直通
昌子源
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
カイオ
FW
ジネイ


■松本山雅FC 攻撃面は徐々に成熟、得点への期待を感じさせる

 前節の松本は、ホームに史上最多1万8906人を迎えた横浜戦で0-3の完敗。前線からの守備が巧みにいなされ、攻守とも良い所がないまま黒星を喫した。

 試合直後の選手は口々に「プレスがはまらなかった」と反省。3バック中央の大久保裕樹は「ファーストディフェンダーをどうアプローチさせるのかが問題。指示が抽象的で中途半端だった」と振り返る。そのため今週の練習では、より具体的な言葉で明確にコースを限定するよう改善を期したという。ボランチの喜山康平と岩間雄大は一部別メニューだったが、出場に影響はなさそうだ。

 攻撃面は徐々に熟成が見て取れる。前線は不動の1トップオビナのほか、左足ミドルで2点を挙げている前田直輝、セットプレーで無類の存在感を誇る岩上祐三の3人。試合を重ねて距離感が改善されており、得点への期待を感じさせる。

 今節で挑む鹿島に対しても、やはりボールを支配されるのが大方の予想。得点の取り合いになれば松本が後手を踏むのは明らかで、反町康治監督は「我々らしいクローズなゲームをしないと」と口元を引き締める。中でも前線のタレント集団を警戒しており、チームにフィットし始めているブラジル人FWジネイの名を挙げて「ボールの収まりが安定している」と分析。まずは前半を無失点に抑えてロースコア勝負に持ち込みながら、セットプレーで鹿島のゾーンディフェンスの穴を突ければ、金星への道筋が見えてくるだろう。(長谷川遼介)

■松本予想スタメン
3-4-2-1
GK
村山智彦
DF
飯田真輝
大久保裕樹
酒井隆介
MF
田中隼磨
岩間雄大
喜山康平
岩沼俊介
岩上祐三
前田直輝
FW
オビナ

2015年5月29日金曜日

◆鹿島小笠原、内田結婚を祝福「子供が楽しみ」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1483220.html

 電撃結婚した日本代表DF内田篤人(27=シャルケ)を、古巣鹿島の所属選手が祝福した。

 内田が最も慕う元日本代表MF小笠原満男(36)は「子供が楽しみだね。大の子供好き。うちの子をすごくかわいがってる姿を見ると、自分の子供が生まれたらどうなっちゃうんだろう(笑い)。見てみたいね」と喜んだ。

 1期下の日本代表候補MF遠藤康(27)は「年も近いし、たまに連絡を取ってますね。結婚も事前に教えてもらいました。お幸せに」と笑顔。昨年11月の日本代表合宿でかわいがってもらったセンターバック昌子源(22)も「おめでとうございます。女性ファンが減ってしまいますね(笑い)。まず(右膝の)けがを治してもらいたい。1回、隣でやってるんで(今年3月のウズベキスタン戦)また一緒にプレーして吸収したい。自分も代表に選ばれるよう頑張る」と代表での再会も熱望していた。

◆鹿島FW育成システム、最後の結晶。 浦和のエース興梠慎三に流れる系譜(NumberWeb)


http://number.bunshun.jp/articles/-/823391



 5月23日に鹿島アントラーズを2-1と破り、開幕12戦負けなしと浦和レッズはファーストステージ制覇へ向けて勢いに乗っている。

 オウンゴールという不運な形で先制点を許しながらも、冷静な戦いを見せた守備陣。そして攻撃陣では、武藤雄樹と関根貴大がゴールを決めてみせた。

「内容は悪かったけど、それでも勝ちきれたのは良かった」と話してくれたのは興梠慎三だった。

 2012年オフに鹿島から浦和へ移籍したストライカーは、いまや浦和の攻撃のエンジンとして、なくてはならない存在になっている。古巣鹿島戦の終盤にズラタンが途中投入されると、1トップからシャドーストライカーへとポジションを変えて、スルーパスで得点を演出している。レッズは、この日ゴールを挙げた武藤と関根が4得点。ズラタン、梅崎、興梠がそれに続く3得点と、得点源を多く持っているのが今季の特長でもある。

「今は誰がどこででても、どのポジションの選手も点がとれるのがレッズの強み。エースストライカー的な選手がいないというのはさみしいですけどね。一応、自分が一番前にいるので、サイドの選手に得点数で越されているというのは、ちょっと問題があると思いますから。でも、すぐに(得点数は)抜けると思います」

 試合後には、そうエースとしての矜持が漂うコメントを残している。確かに、負傷で約1カ月欠場していたことを考えれば、彼の得点力はレッズでも随一であることは間違いない。

「ゲームを作るという考えのほうが強い」

 しかし実は試合の数日前、興梠は「自分ではエースストライカーとは思っていない」と話していた。

「一番前にいるだけだから。どちらかって言ったら、ゲームを作るという考えのほうが強い。楔のボールを受けて、おさめて、周りを使って……。あとはペナルティエリア内での勝負。その中での勝負には、徹底的にこだわっていきたい」

 ペナルティエリア内での強さは自身の得点だけでなく、周りの選手を活かすプレーにもつながり、チームとしての攻撃を底上げする。

「レッズにきて、1トップの面白さを感じている」

 もちろん攻撃だけでなく、前線からのプレスも含め攻守にわたる貢献度も高い。

「レッズに来て、1トップの面白さを感じている。相手に囲まれたときに、味方の位置が遠くてもボールを獲られないようなプレーが身についた気がするし、90分間戦える身体も出来てきた。すべての面でレベルアップしていると思う。だから今の僕のプレースタイルは、レッズへ来たからこそ生まれた形。ここで自分のスタイルはどんどん変わっていった。もちろん関根みたいに突っかけていけって言われても出来ないけど、29歳という年齢だからこそやれるプレーもあるから」

 興梠は、2005年に宮崎の鵬翔高校から鹿島アントラーズへ加入した。1年目にJデビュ―を飾ると、2008年には移籍した柳沢敦がつけていた13番を背負う期待度だった。しかし本人は「高校時代からつけていた愛着のある番号だったから」と、サポーターにとっても特別な“13”という背番号の意味について当時は深く考えていなかったようだ。

「13番をつけたこともあって、ヤナ(柳沢)さんと比べられることも多かった。そこにやり甲斐もあったけれど、同時にプレッシャーもあった」

マルキーニョスから学んだものとは?

 鹿島というクラブは長年、ブラジル人フォワードと日本人フォワードの2トップという形で戦ってきた。それは「日本人選手を育てる」という意味合いが強く、柳沢以降も次々と代表クラスのフォワードを輩出している。強烈なブラジル人アタッカーとのコンビネーションを重視し、シュートよりもパスを選択しがちな日本人選手への評価が分かれることもあったが、熾烈なレギュラー争いを戦った選手たちは確かな力を身に着けていた。

 鹿島でストライカーに求められるものは極めて多い。ポストプレー、パスセンス、視野の広さ、機敏な動き直し、そしてテクニック。

 加入直後は試合に出てもパスすら貰えなかったという興梠だが、彼もやはり時間を重ねる毎に力をつけていく。

「やっぱり周囲の選手から学ぶことがたくさんあった。僕がコンビを組んだのはマルキーニョス。彼から一番学んだのは、身体の入れ方。とはいっても、真似をしようと思ってもできるものじゃない。自分はいいプレーを盗もうと研究するタイプの人間でもなかったから(笑)。それでも、感覚的に身についたものはあると思う」

スタイルを確立するうえで重要な「見極め」。

 自身のスタイルを確立するうえで重要なのは、『できること』と『できないこと』の見極めだろう。誰かを真似るだけでは『それはできない』で終わってしまうケースも多い。そこで、自分ならどうするか? と再調整し、アレンジすること。その応用力が成長には不可欠なのだ。

 そして、自分を知るための鏡となる選手が鹿島にはたくさんいた。ポジションは違っても、代表クラスの選手たちから学べることは多い。厳しい競争があるからこそ、仲間との絆も太くなった。

 2007年から2009年の3連覇達成に主力として貢献した興梠だったが、鹿島は2012年にジョルジーニョ体制となり、1トップを採用する試合が増えた。興梠はアウトサイドのMFとしての起用が続くようになった。浦和からの熱烈なオファーだけでなく、このことが移籍の理由だったとも言われている。

浦和への愛情が、古巣への感情も大きくする。

 浦和に移籍した2013年シーズン、そして翌2014年シーズンと、鹿島戦ではゴールを決めている。しかし、興梠自身はまだ鹿島戦で“仕事ができた”という気持ちにはなれないという。

「今日(5月23日)も、個人的には何もできていないから。すっきりはしないですよ。でも去年とか一昨年に比べたら、あんまり緊張しなかった。以前は試合に入る2日前、3日前くらいから興奮していたけれど、今回はそういうこともなく冷静に入れた。やっぱり、鹿島戦でいいところを見せたいというのはあったけれど、それを見せられなかったからカシマスタジアムではがんばりたい」

 浦和レッズというクラブへの愛情やそこで果たすべき任務を感じれば感じるほど、古巣への感情もまた大きくなるのかもしれない。自身の進化を見せることで、育ててもらった人たちへの感謝を伝えたい、と。

「試合のあと、移籍してから初めて鹿島のサポーターのところへ挨拶に行ったんです。ブーイングされるんじゃないかという気持ちもあったけれど、手を振ってくれる人もいて、それが何よりも嬉しかった。

 僕がそういうことをするとレッズサポーターが嫌がるかなぁと思って、これまではなかなか挨拶に行きづらかったんです。今までは遠くから一礼するくらいでした。でもやっぱり、ちゃんと鹿島のサポーターに挨拶がしたかった。今まで応援してくれた人たちだから」

「今までは代表への欲が全く無かった」

 移籍したことで、興梠は自身の能力を改めて知ることになったに違いない。

 新しい環境で求められることをこなしながら、鹿島で自分が多様なスキルを身に着けていたことに気づき、それを活かせる自分に気がついた。ペナルティエリア内での勝負、鹿島時代からこだわっていたものだが、浦和での1トップというポジションで、さらに磨きをかけていく。

 3月には、4年ぶりに日本代表に招集された。この時は残念ながら練習中に負傷し離脱してしまったが、短期間の代表合流は興梠の意識を変えていた。

「今までは代表への欲が全くなかった。でも今は『あんまりない』くらいになりました。この間合宿へ行って、岡崎(慎司)や(本田)圭佑と話したんです。あいつらはみんな同期だから。岡崎は代表初招集も同じだったし。岡崎が『お前は(代表へ)来ると思っていた。代表の1トップはお前だけだ』みたいなことを言うから、『うるせぇ』って返した。

 日本代表のエースストライカーは岡崎でしょ。昔は、俺が本気を出せばあいつのポジションなんてすぐに奪える……って思っていたけどね。オカは努力家だけど、俺はまったくそういうタイプじゃないから」

 そう言って、興梠は笑った。

チームメイトの成長に、自分を重ねて。

 U-20代表でも、北京五輪代表でも、候補にはなったが最終メンバーには残れなかった。当時から共に戦ったチームメイトの成長した姿に、興梠は自身の姿を重ね「今度こそは」と思うようになったのかもしれない。

 長年過ごしたクラブを出て、新天地で積み重ねた時間が自信になる。

 29歳と遅咲きの男が日の丸をつけて活躍することになれば、これ以上の恩返しはないはずだ。

◆鹿島柴崎23歳の誕生日「責任感出てきた」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1483869.html

鹿島柴崎23歳の誕生日「責任感出てきた」

 鹿島の日本代表候補MF柴崎岳が28日、23歳の誕生日を迎えた。

 鹿島市内の練習場には大勢のファンが詰めかけて誕生日を祝った。柴崎は「鹿島に入って5年、もう若手とは呼ばれない年齢になり、責任感も出てきた」と言った。この日もランニングでは先頭で走り、チームを引っ張った。また、6月1日に発表される日本代表に関して「しっかりとメンバーに入って、経験を積んでいきたい」と意気込んだ。

2015年5月28日木曜日

◆入籍発表の内田篤人が過去に語っていた『結婚願望』と『家族観』(サッカーキング)



結婚を発表した内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images


 シャルケに所属する日本代表DF内田篤人が、25日に入籍したことを発表した。

 一般女性との入籍を発表した内田は、これまでも再三にわたって結婚願望について語ってきた。2013年7月に行われた鹿島アントラーズのトークショーでは、「結婚はしたいと思いますし、子供も欲しいです。そのうちすると思いますよ」と語っており、約2年後の結婚を“予告”していた。

 一方で、2012年に発売された『サムライサッカーキング』でのインタビューでは「取りあえず、(川島)永嗣さんとか、長谷部(誠)さんとかがさっさと結婚してくれないと、若手の僕らはね。『上がいますし、なかなか』って感じになりますから(笑)」と、日本代表の先輩であるGK川島永嗣やMF長谷部誠に“気をつかっていた?”ことを明かしている。長谷部は現在も未婚であるが、川島は昨年9月に入籍。先輩が“お一人様”を卒業したことが、今回の入籍を後押ししていたのかもしれない。

 また、同インタビューでは10年後の将来についても「結婚していたいですね。できればサッカーを続けていたいし、続けていなかったとしても、幸せでいたいですね、家族と。もしサッカーを続けていなくても、家庭を持って幸せならいいかな」と、自身の“家族計画”について言及。

 子どもについては「一応サッカーボールは渡してみますけど、やりたくないならやらなくていいです」と、必ずしもサッカー選手を目指して欲しいわけではないと語りつつ「でも、何かしらスポーツはやらせたい。特に団体競技がいいかなと思います。部活をやっておけば、まあ大丈夫だろうって思いますね。別に一流を目指せというわけじゃなくて、人としての思いやりとか、集団で行動することの大切さとか、人に迷惑を掛けるなとか、学校行事プラスで部活はやってほしいですね」と、部活出身者ならではの“子育て論”を展開している。

 2014-15シーズンの『ブンデスリーガ公式マガジン第2号』の公式インタビューに応え、シャルケの本拠であるゲルゼンキルヒェンの雰囲気について問われた際には、「いつ子どもができるかは、分からない」と前置きしつつ、「ここの雰囲気はすごく好きですね。いつか僕の子どもがここでプレーしてほしいなって思います」と、子どもがサッカー選手になったあかつきには、シャルケでプレーしてもらいたいという願望を明かした。

 また、前述の『サムライサッカーキング』のインタビューで、「タイムマシンがあったら、行きたいのは過去か未来のどちら?」と問われると、「未来。自分がおじいちゃんになっているくらいの未来に行ってみたいです。もう仕事はやってなくて、孫がいるくらいの年齢の自分に会う。孫の顔も見たいですし、自分がどういうふうになっているのかなと。誰と結婚して、どんな子供ができて、そして孫が……と。結婚相手この人か、マジか、って(笑)」と、数十年後の将来についてもコメントしている。

 果たして内田にどんな子どもが生まれ、どんな家庭を持つことになるのか。将来への期待は高まるばかりだ。

2015年5月27日水曜日

◆一夜明けても話題尽きず…“内田ロス”に「会社休みます」「学校休みます」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?163830-163830-fl



 シャルケに所属する日本代表DF内田篤人が25日、一般女性と入籍したことを発表した。一夜明けた現在も話題が尽きることはない。

 日本代表の中でも断然の人気を誇った内田の結婚とあって、イケメン選手を失った女性ファンらの悲鳴は続く。一夜明けた今朝も、ツイッター上では「会社休みます」「学校休みます」という“内田ロス”を嘆く声が多く投稿され、話題となっている。

 また、注目されるDF吉田麻也ら現日本代表メンバーらの反応はまだないが、韓国KリーグのソウルイーランドFCでプレーするFWカレン・ロバートがブログ(http://ameblo.jp/cullen6067/entry-12031176117.html)を更新。「日本からの悲鳴で起きましたぜぜぜ びっくりしたよよよ みんな泣いちゃあかーーん(´Д` )エーン 内田選手ことうっちー選手結婚しましたね めでたいです」と祝福した。

◆内田篤人が結婚! ウッチーに続くイケメン独身サッカー選手3選(アメーバニュース)


http://news.ameba.jp/20150526-811/

2015年5月25日、日本代表DFの内田篤人選手(27)が、一般人女性との結婚を発表しました。お相手の女性は小学校の同級生で、2年半の交際期間を経てのゴールとなったそうです。この報道を受け、ネットでも祝福の声が多数寄せられました。

しかし、ショックを隠しきれない女性ファンが大勢いることも事実。これまで結婚願望についてのコメントも多数してきた内田選手ですが、サッカー界の人気イケメン選手だけに、いざ結婚が現実になると、なかなかその事実を受け止められない方もいるようです。

今回は、そんな女性のみなさんのために、まだ独身のイケメンサッカー選手を3名ご紹介したいと思います。

●(1)柴崎岳(しばさきがく)選手

1992年5月28日生まれの柴崎選手は、Jリーグ・鹿島アントラーズ所属で、ポジションはMF。鹿島アントラーズのオフィシャルサイトに掲載されているプロフィールによると、身長175cm、体重64kgとのこと。

『笑顔がかわいすぎる! キュンキュンする!』(30代女性)
『普段はクールそうなのに、試合で見せる笑顔がとびきりかわいい! そのギャップがたまらない!』(20代女性)

柴崎選手の魅力について答えてくれた方によると、たまに見せる笑顔が大きな魅力のようです。確かに、普段は真面目であまり笑わないような人が、ふいに見せる笑顔にはドキッとしますよね。ギャップは“モテ”に欠かせない要素です。

●(2)摂津颯登(せっつはやと)選手

1996年10月5日生まれの摂津選手は、Jリーグ・モンテディオ山形所属で、ポジションはGK。モンテディオ山形のオフィシャルサイトに掲載されているプロフィールによると、身長190cm、体重75kgとのこと。

『ウッチーに負けないくらいイケメン! 長身だし顔もいいし、とにかくカッコいい!』(20代女性)
『イケメンなだけじゃなくて、努力家なところも素敵です』(20代女性)

摂津選手は芸能事務所から声をかけられたこともあるというほどのイケメンで、その甘いルックスと長身から、多くの女性のハートを鷲掴みにしている様子。経験が物を言うゴールキーパーというポジションから、努力を惜しまず練習に励む姿も、女性にとってはたまらないモテポイントのようです。

●(3)宮原和也(みやはらかずや)選手

1996年3月22日生まれの宮原選手は、Jリーグ・サンフレッチェ広島所属で、ポジションはMF。サンフレッチェ広島のオフィシャルサイトに掲載されているプロフィールによると、身長172cm、体重66kgとのこと。

『顔立ちが端正で本当にイケメン!』(20代女性)
『やんちゃそうな感じが好き! カッコいいしかわいい!』(30代女性)

イマドキのイケメン顔で女性に人気の宮原選手は、“広島のオールラウンダー”とも呼ばれるほどの実力も兼ね備えた選手。プレーもルックスも文句なくイケメンのようです。

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いかがでしたか?

20代・30代の女性サッカーファンにインタビューした結果、名前が挙がった選手の中から、3名をピックアップしてご紹介しました。3名とも、内田選手に負けず劣らずのイケメンです。内田選手の結婚でショックを受けている方は、新たなイケメン独身選手に目を向けてみてはいかがでしょうか。

内田選手のお相手は一般人女性。アナウンサーやモデル、タレントでなくても、チャンスはあります。気になる選手を見つけたら、声援を送るべく、試合観戦に出かけてみるのもいいかもしれません。

今後、内田選手はもちろん、今回名前を挙げさせていただいた3名の活躍にも注目してみてくださいね!

【参考リンク】
・プロフィール 柴崎岳 | 鹿島アントラーズ オフィシャルサイト
・摂津颯登 | モンテディオ山形 オフィシャルサイト
・トップメンバー紹介:宮原和也 | サンフレッチェ広島 オフィシャルサイト

(文/恋愛jp編集部・渡邉)

◆内田結婚!帰国即婚姻届提出、挙式は今夏にも(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20150526-OHT1T50007.html

結婚を明らかにした内田篤人

 日本代表DF内田篤人(27)=シャルケ04=が25日、一般人女性Aさん=氏名、年齢とも非公表=と結婚したことを所属事務所を通じて発表した。同日夜、ドイツから帰国し、その足で地元・静岡県内の役所に婚姻届を提出した。挙式についてはリハビリ中の右膝の経過次第だが、関係者によると、早ければ今夏の可能性があるという。

 日本代表屈指のイケメンがゴールインした。内田は相手について書面で「一般の方なので差し控えさせてもらいます」としながらも、「しっかり者の僕より(笑い)、さらにしっかりしている人で、これからの内田を支えてくれると信じてます」と説明。「これまで以上に責任感を持ち、男として、またサッカー選手として、さらに成長できるよう頑張っていきます」とコメントした。

 所属事務所によると交際期間は2年半で、日本から遠く離れたドイツとの遠距離恋愛を成就させた。また、Aさんは、かねて内田が結婚相手に求めていた「周囲への気遣い」ができ、裏表のない性格が印象的な女性だという。人目を引くほどの美人でもあるというが、内田は一つ芯の通った、その内面に強く引かれたようだ。

 以前は「30歳くらいまでに結婚できればいいかな」と話していたが、それより早く身を固めることになった。現在、古傷の右膝の痛みで戦列を離れているが、来季開幕(8月)での完全復活を目指してリハビリを続けている。もともと責任感は強かったが、伴侶を得たことで、より一層リハビリに力が入るのは間違いない。「1日も早く100%の体に戻して、2015―16年シーズンこそは満足できるようなシーズンにしたいと思います」と復活を誓った。

 ◆内田 篤人(うちだ・あつと)1988年3月27日、静岡・函南町生まれ。27歳。2006年に鹿島入り。U―20日本代表、08年北京五輪代表を経て岡田ジャパンで主力に定着。10年7月にドイツ1部シャルケ04移籍。ザック・ジャパンでは不動の右サイドバックとして、ブラジルW杯で1次リーグ3試合にフル出場。国際Aマッチ74試合2得点。ドイツ1部104試合1得点。176センチ、62キロ。血液型O。

◆内田篤人が結婚 地元静岡時代から長く交際一般女性(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1482473.html

内田篤人が結婚 地元静岡時代から長く交際一般女性

 サッカー日本代表DF内田篤人(27=シャルケ)が結婚したことを25日、発表した。相手は一般女性で、所属事務所の公式ホームページで「私事ではありますが、本日、かねてよりお付き合いをしてまいりました女性と入籍致しましたので、ご報告させていただきます」と報告した。23日に所属するシャルケが今季のブンデスリーガ最終節を終えていたが、右膝のけがで欠場していた。

 内田が、25日に結婚していたことを電撃発表した。お相手は一般女性のため明かさなかったが、この日に婚姻届を提出した。所属事務所の公式ホームページで「しっかり者の僕より(笑)さらにしっかりしていて、これからの内田を支えてくれると信じてます。今後はこれまで以上に責任感を持ち、男として、またサッカー選手として、さらに成長出来るよう頑張っていきます。いつも応援してくださるファン、サポーターの皆さまには、これからもご声援いただけたらうれしいです」と、つづった。

 複数のサッカー関係者によると、地元・静岡で知り合って以来、長く交際を続けていたという。ドイツへ渡ってからも、シャルケで欧州の第一線でプレーしながら、遠距離恋愛で愛を育んでいた。

 内田はサッカー界屈指の人気選手で、女性からの支持は代表選手の中でも絶大。ドイツ・ゲルゼンキルヘンにある練習場には、頻繁に日本から駆けつけた女性ファンが数多く訪れ、チームメートからは「ベッカムのようだ」と驚きの声があがるほど。そんなサッカー界のアイドルが、ついに腰を据えた。

 挙式や披露宴については「タイミングをみて行おうと思っています」。今季は右膝のけがでシーズン途中からリハビリが続き、19試合の出場。「現在、膝のけがでもご心配をかけています。1日も早く100%の体に戻して、15/16シーズンこそは満足出来るようなシーズンにしたいと思います !  内田篤人」と、人生の再スタートを誓った。

 ◆内田篤人(うちだ・あつと)1988年(昭63)3月27日、静岡県函南町生まれ。清水東高から06年鹿島入団。右サイドバックとしてクラブ史上初の高卒新人で開幕戦に出場。08年1月のチリ戦で史上4番目の年少記録19歳305日でA代表デビュー。同年北京五輪に出場。10年南アW杯はメンバー入りも出場なし。同年ドイツ1部のシャルケに移籍。14年ブラジルW杯は2大会連続でメンバー入りして1次リーグ3試合にすべて出場。国際Aマッチ74試合2得点。176センチ、62キロ。

◆中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合開催のお知らせ(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/49069?SmRint=ant_pc_cover_retirement-img01

このたび、2014年シーズンをもって現役を引退した中田浩二氏(現鹿島アントラーズC.R.O)、柳沢敦氏(現鹿島アントラーズトップチームコーチ)、新井場徹氏の合同引退試合を7月5日(日)に開催することとなりましたのでお知らせいたします。






■大会名称
ENCORE(アンコール) -中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合-

■開催日時
2015年7月5日(日) 14:00キックオフ予定

■開催場所
茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市神向寺後山26-2)

■大会概要
主催: (公財)日本サッカー協会、(公社)日本プロサッカーリーグ
主管: (公財)茨城県サッカー協会、(株)鹿島アントラーズ・エフ・シー

■対戦カード
ANTLERS LEGENDS (鹿島アントラーズOB主体のチーム)
vs
KAY FRIENDS (Koji Araiba Yanagisawa のサッカー界の仲間たち)
※両チームの参加選手については後日発表いたします

■テレビ放送
BSスカパー!(チャンネル:スカパー! BS241/スカパー!プレミアムサービス Ch.585)にて生中継を予定。詳細が決まり次第、スカパー!サッカーサイトにてお知らせいたします

■チケット情報
詳細が決まり次第、お知らせいたします。

◆【奥野サッカー道】鹿島・小笠原、海外経験経て精神的支柱に(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150526-OHT1T50138.html

 今週は海外移籍からJリーグに戻ってきた選手の話をしたいと思います。前回は、若年世代でのサッカー選手の海外移籍に必要なことはサッカースタイルの違いはもちろんのこと言語、文化など、さまざまな面で日本とは違うのが当たり前だと認識しておくことが大切だとお話ししました。

 私が一緒にプレーし、指導者として関わった選手の中にも古巣へ戻ってきた選手がいます。その一人が、鹿島アントラーズの小笠原満男選手です。彼は36歳の今もチームの中心選手として活躍していますが、1年間の海外移籍前後で変わったことは、以前より格段にたくましくなって帰ってきたということです。

 海外に移籍する前の小笠原は「勝つために、ここをこうすればいいと思うんだよね」と自らが提案するだけで終わっていました。しかし2006年7月、鹿島から当時イタリア1部のメッシーナに期限付き移籍。翌年7月に復帰した後は「とにかくやろうよ、みんなで」といった内容の発言が多くなりました。自分のことより、チームを優先させるようになった。まさに『1人はみんなのために、みんなは1人のために』。そんな精神から発せられる言葉が増えたことを覚えています。

 移籍先では出場機会に恵まれませんでしたが、海外移籍を通して「違うことが当たり前であること」を受け止め、体感し、その国のサッカー、文化と向き合った結果であると感じます。『やりたいことより、できることに意識を向ける』。そんな彼はピッチ上の中心選手からチームの中心選手、そして精神的支柱へと成長したのです。(前山形監督・奥野 僚右)

◆鹿島が中田氏、柳沢氏、新井場氏の合同引退試合開催(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?163860-163860-fl



 鹿島アントラーズは26日、14年シーズン限りでユニフォームを脱いだ中田浩二氏、柳沢敦氏、新井場徹氏の功労者3名の合同引退試合を7月5日に開催すると発表した。

 当日は鹿島アントラーズOBを主体とした「ANTLERS LEGENDS」と、3名のサッカー界の仲間たちを中心とした「KAY FRIENDS」が対戦。出場メンバーは後日発表される予定だ。会場はカシマスタジアムで14時にキックオフする。

 試合の様子はBSスカパー!でも生中継されることが決定。チケットの詳細については決まり次第、発表される。

◆J1鹿島 合同引退試合 7月5日 カシマ(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14326498751927

現役時代の中田浩二氏=2014年

J1鹿島は26日、昨季限りで現役を引退した中田浩二氏(35)=現鹿島クラブ・リレーションズ・オフィサー、柳沢敦氏(37)=現鹿島コーチ、新井場徹氏(35)の3氏の引退試合を7月5日にカシマスタジアムで行うと発表した。キックオフは午後2時予定。

鹿島OB主体の「ANTLERS LEGENDS」と、3氏にゆかりのある選手らで構成する「KAY FRIENDS」が対戦する。両チームの参加選手とチケット販売については後日発表される。

中田氏は滋賀県出身。東京・帝京高から1998年に鹿島に加入。守備的な位置を複数こなし、鹿島の堅守を支えた。2005〜08年途中まで欧州でプレーし、その後鹿島に復帰した。J1通算266試合33得点。鹿島には計14季所属した。国際Aマッチ通算57試合出場2得点。柳沢氏とともに02年、06年のワールドカップ(W杯)に出場した。

柳沢氏は富山県出身。富山第一高から1996年に鹿島入り。相手の守備裏を突く動き出しに秀でたFWで、2003〜06年途中までイタリアでプレーした。その後、鹿島、京都を経て11年から仙台に所属し、J1通算370試合、108得点。国際Aマッチは58試合17得点。

新井場氏は大阪府出身。1998年にG大阪の下部組織からトップに昇格。鹿島ではサイドバックとして2004年から9季プレーした。13年にC大阪に移籍した。J1通算423試合22得点。

2015年5月26日火曜日

◆内田、一般女性と結婚!有料サイトで発表(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20150526-OHT1T50000.html

結婚を発表した内田

 日本代表DF内田篤人(27)=シャルケ04=が25日、一般人女性=氏名、年齢とも非公表=と結婚したことを有料公式サイトで発表した。内田は相手について「しっかり者の僕より(笑)、さらにしっかりしている人で、これからの内田を支えてくれると信じてます」とし、「これまで以上に責任感を持ち、男として、またサッカー選手として、さらに成長できるようがんばっていきます」とコメントした。

 ◆内田 篤人(うちだ・あつと)1988年3月27日、静岡・函南町生まれ。27歳。2006年に鹿島入り。U―20日本代表、08年北京五輪代表を経て岡田ジャパンで主力に定着。10年7月にドイツ1部シャルケ04移籍。ザック・ジャパンでは不動の右サイドバックとして、ブラジルW杯で1次リーグ3試合にフル出場。国際Aマッチ74試合2得点。ドイツ1部104試合1得点。176センチ、62キロ。血液型O。

◆内田篤人結婚…真夜中の大発表にネットも騒然(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?163817-163817-fl



 真夜中の大発表となった。ドイツ・ブンデスリーガのシャルケに所属する日本代表DF内田篤人(27)が25日、「かねてよりお付き合い」していた一般女性と入籍したことを所属事務所を通じて発表した。

 日本サッカー界きってのイケメン、不動の人気No.1選手の結婚に、ネット界も騒然となっている。ツイッターのホットワードも急上昇。女性ファンからは「生きてる間で一番聞きたくなかった」「ショックで寝込む」という悲鳴とも取れる投稿がみられた。ただ、基本的には「結婚おめでとうございます」といった祝福の声が多数挙がっている。

◆内田篤人、一般女性との結婚を発表「挙式や披露宴はタイミングをみて」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150525/316024.html


シャルケに所属する内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images


 25日、シャルケに所属する日本代表DF内田篤人が入籍したと発表した。同選手の所属事務所『株式会社SARCLE』が伝えた。

 お相手は一般女性とのことで、詳細については公表を控えている。内田は「私事ではありますが、本日、かねてよりお付き合いをしてまいりました女性と入籍致しましたので、ご報告させていただきます」と切り出し、「しっかり者の僕より(笑)さらにしっかりしていて、これからの内田を支えてくれると信じてます」とコメント。

 内田は「今後はこれまで以上に責任感を持ち、男として、またサッカー選手として、さらに成長出来るよう頑張っていきます。いつも応援してくださるファン、サポーターの皆さまには、これからもご声援いただけたら嬉しいです」と語った。

 そして「相手は一般の方なので、名前などは公表を差し控えさせていただきます」とし、挙式や披露宴については、「タイミングをみて行おうと思っています」と明かしている。最後は「現在、ひざのけがでもご心配をかけています。1日も早く100%の体に戻して、2015-16シーズンこそは満足出来るようなシーズンにしたいと思います!」と来シーズンの活躍を誓った。

2015年5月25日月曜日

◆武藤嘉紀に中田浩二が引退後初のインタビューで切り込む…初公開のエピソードも登場?(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150524/315417.html


『やべっちF.C.~日本サッカー応援宣言』で対談した中田浩二(左)と武藤嘉紀


 瞬く間に日本を代表する選手の1人に成長したFC東京所属のFW武藤嘉紀と、2度のワールドカップ出場や海外でのプレー経験もある元日本代表DF中田浩二さんによるスペシャル対談が実現した。

 武藤と中田さんによる対談は24日深夜に放送される『やべっちF.C.~日本サッカー応援宣言』内で行われた。昨年で現役を退いた中田さんにとって、今回は引退後初のインタビュアー挑戦となったが、その初の対談相手に武藤を指名。今、一番対戦したくない、止めづらい選手として敢えて話を聞いてみたい!という願いに武藤も快く応じた。

 これまでの武藤のサッカー人生や、宇佐美貴史や柴崎岳などの同世代が“プラチナ世代”と呼ばれてきたこと、さらには互いの女性にモテたエピソードについてなど、最初は緊張した様子だった中田さんが、FC東京の広報も聞いたことが過去にないという話をうまく引き出した内容は必見となっている。

 先週の「宇佐美貴史×中山雅史」に続く、スペシャル対談第2弾は、24日深夜0時10分からテレビ朝日系で放送される。

◆独メディア、先制弾の大迫にチーム最高点「ジャパニーズロケット」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150524/315545.html


最終節で先制点を挙げた大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ最終節が23日に行なわれ、FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンはヴォルフスブルクと対戦し、2-2で引き分けた。

 地元メディアが同試合に出場した選手の採点と寸評を発表。『EXPRESS』は、「ジャパニーズロケットとオールラウンダーの(マルセル)リッセに最高点」との見出しをつけ、先制点を奪った大迫に「2」(最高点1、最低点6)の高得点を与えた。

 今シーズン、ケルンは12位で終えている。各メディアの採点と寸評は以下のとおり。

■大迫勇也(先発フル出場)
『EXPRESS』
採点:2
寸評:冷静に先制点を押し込んだ。それ以外でも好パフォーマンスだった。

『Kölner Stadt-Anzeiger』
採点:2.5
寸評:先制点では、パーフェクトなタイミングで足を振り抜き、完璧なシュートだった。これが大迫の最大の見せ場となったが、先制ゴール以上のものなんてない。

■長澤和輝(先発、70分途中交代)
『EXPRESS』
採点:3
寸評:しっかりとボールをキープすることも多かったが、爆発的なアイディアに欠いていた。

『Kölner Stadt-Anzeiger』
採点:3.5
寸評:常にボール、そして自身に対して洗練された動きをした。いい感じに見えるものの、敵陣を突破することにはほとんど繋がらなかった。1対1に関しては、まだ伸びしろがある。

2015年5月24日日曜日

◆大迫、今季3点目!ケルンは12位(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20150524-OHT1T50001.html

 ◆ドイツ・ブンデスリーガ最終節 1FCケルン2―2ヴォルフスブルク(23日、ラインエネルギー・シュタディオン)

 1FCケルンの日本代表FW大迫勇也(25)と長沢和輝(23)は最終節、ホームのヴォルフスブルク戦でともに先発し、大迫が先制ゴールを決めた。

 大迫は右ペナルティエリアから左足で右下へ蹴り込んだ。その後、立て続けに2点を奪われる展開も、後半16分にOGで同点に追い付くと、試合はそのまま引き分けに終わった。

 ケルンは12位、ヴォルフスブルクは2位で今シーズンを終えた。

◆ケルン大迫は今季3点目、1部1年目締めくくる成長弾(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/05/24/kiji/K20150524010407010.html

ブンデスリーガ最終節  ケルン2―2ボルフスブルク (5月23日)

 ケルンFW大迫が1部1年目のシーズンをゴールで締めくくった。7試合連続で先発したボルフスブルク戦で前半3分に先制ゴール。3月8日のフランクフルト戦以来の今季3点目をマークした。

 昨夏に2部1860ミュンヘンから移籍し、シーズン前半はベンチ外も経験するなど苦しんだが、終盤はレギュラーに定着。着実に成長して、来季につながる活躍を見せた。

◆ケルン大迫、10戦ぶり今季3ゴール目でシーズンを締めくくる(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?163661-163661-fl



[5.23 ブンデスリーガ第34節 ケルン2-2ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは23日、第34節を行い、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンはホームでボルフスブルクと対戦し、2-2で引き分けた。大迫はフル出場し、1ゴール。3試合連続で先発した長澤は後半25分までプレーし、ともに1部初挑戦のシーズンを締めくくった。

 ケルンは前半3分、MFマルセル・リッセのスルーパスを受けた大迫が左足でゴール右隅に流し込み、先制点。3月8日のフランクフルト戦(4-2)以来、10試合ぶり今季3ゴール目が試合を動かした。

 しかし、ボルフスブルクも前半8分、MFケビン・デ・ブルイネの右CKから最後はMFルイス・グスタボが押し込み、すぐさま1-1の同点に追いつく。さらに同15分にはケルンDFドミニク・マローのパスミスをMFダニエル・カリジウリがカット。左サイドを縦に突破し、マイナスのクロスをMFイバン・ペリシッチが左足で流し込んだ。

 あっという間に逆転を許したケルンだが、ホーム最終節で意地を見せる。後半16分、リッセのシュート性のクロスが相手のオウンゴールを誘い、2-2。2位ボルフスブルク相手に勝ち点1を奪い、ホームでは10試合負けなし(3勝7分)として1部復帰のシーズンを12位で終えた。

◆逆転の浦和 6・3にも最短ファーストS優勝 関根救ったV撃(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/05/24/kiji/K20150524010404910.html

J1第1S第13節  浦和2―1鹿島 (5月23日  埼玉)

<浦和・鹿島>後半、関根が値千金のゴールのイレブンが駆け寄り祝福

 首位を走る浦和が、鹿島を2―1と逆転で下した。後半22分、オウンゴールで先制を許すも同26分、MF武藤雄樹(26)が同点弾、同38分にはMF関根貴大(20)が10日の仙台戦、16日のFC東京戦に続く3試合連続となるゴールで勝負を決めた。開幕からの連続不敗は12試合に更新。最速なら6月3日にもファーストステージ優勝が決まる可能性が出てきた。 【試合結果】

 負けない浦和の象徴、それが20歳のMF関根だった。後半38分、鋭いカットインで鹿島の日本代表DF植田をかわす。瞬時にGKの位置を確認して右足一閃(せん)。3戦連発となる決勝弾はクロスバーを直撃し、ゴールの中に消えた。「最初はダイレクトで狙おうと思ったけど思ったよりボールが来なかったので、切り返しました」。大仕事も冷静に振り返った。

 ゴール直後に4人、5人が背中に乗ってきた。頂点には先輩の槙野がカメラ目線でポーズを送るパフォーマンス。下敷きとなった殊勲の関根は「一番下だったので何をしてるか分からなかった。でもチームの仲の良さが出てるんじゃないでしょうか」と笑う。開幕からの連続不敗記録を12戦に更新。02年横浜、03年名古屋の持つ最長記録(13戦)に王手をかけた。

 序盤は鹿島の速攻を警戒するあまり、主導権をつかめなかった。くしくも森脇の不運なオウンゴールで先制を許すと、相手ゴールに向かう積極性が出始めた。「逆に良さが出るようになった」と柏木。まさに逆襲のスイッチだった。関根の決勝弾も起点は4人がかりで相手ボールを奪ったこと。直後、失意の森脇が出したスルーパスがアシストとなった。まさに底力だった。

 もはや独走態勢。浦和が2連勝し、他クラブの状況次第では最速で6月3日にもファーストステージ優勝が決まる可能性も出てきた。次戦は30日、過去3年間白星のない鬼門のアウェー鳥栖戦。だが柏木は言う。「いつかは負けることもあるだろうけど、今はそんな気がしない」と。この日の関根に象徴されるように今季23点中12点が後半25分以降に決めたもの。その勝負強さは圧巻だ。走り続ける赤い悪魔を遮るものはない。 
 
 ≪2連勝が最低条件≫首位の浦和が鹿島に逆転勝ち。開幕から12試合連続不敗を継続し、勝ち点を30とした。これで早ければ第10節の未消化分2試合が行われる6月3日に、浦和の第1ステージ優勝が決定する可能性が出てきた。浦和が30日の鳥栖戦、6月3日の柏戦に○○で勝ち点36とすることが最低条件。その上で2位の広島が30日の湘南戦に●、3位のG大阪が30日の横浜戦、6月3日の鹿島戦に●●で浦和が3試合を残して早くも優勝決定となる。

◆浦和、鮮やか逆転勝利で無敗継続…武藤&関根弾で鹿島撃破(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?163625-163625-fl

[5.23 ファーストステージ第13節 浦和 2-1 鹿島 埼玉]

 J1は23日、ファーストステージ第13節を行い、埼玉スタジアムでは11戦無敗で首位の浦和レッズと8位の鹿島アントラーズが対戦し、浦和が2-1の逆転勝利を収めて開幕からの無敗を12試合に伸ばした。

 ホームの浦和は快勝した前節F東京戦から先発に変更なく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。一方の鹿島は前節から3人を入れ替えてGK佐藤昭大とDF植田直通、FWジネイを先発起用してこの一戦に臨んだ。

 序盤から両チームともにゴールを脅かす場面を作り出す。前半12分、右サイドのMF遠藤康のクロスをジネイがヘッドで狙ったシュートは枠を捉えず。さらに同14分にはMF柏木陽介のパスをカットしたジネイがシュートまで持ち込むも、これはGK西川周作の守備範囲に飛んだ。対する浦和も同15分にFW李忠成の落としを受けたMF関根貴大、同17分にはDF槙野智章のパスからFW武藤雄樹がシュートを狙ったが、ボールはともにゴール右に外れた。

 その後、リズムを握った鹿島がシュートまで持ち込むシーンを作り出す。しかし、前半21分にはカウンターからDF西大伍、遠藤が続けざまにゴールを強襲するがともに西川がストップ。さらに同36分には、MF柴崎岳のマイナスのパスをPA内で受けたジネイが狙うも西川に足で弾き出された。ともにシュートチャンスを作った前半だったが得点は生まれず、スコアレスのまま折り返すこととなった。

 後半に入ってもスコアが動かずに試合が進むと、浦和は同16分に李に代えてFWズラタンを投入して流れを変えようと試みる。同17分には柏木の蹴り出したCKをズラタンがヘッドで合わせるが枠外に。対する鹿島は同18分に柴崎がミドルレンジから強烈なシュートを枠内に飛ばしたが、西川の横っ飛びのセーブに阻まれてしまう。

 すると、後半22分に思わぬ形で試合が動く。柴崎が後方から送ったロングボールを森脇がヘッドでクリアを試みたが、ボールはそのままゴールマウスに吸い込まれて鹿島が先制に成功する。しかし、浦和がすぐさま同点に追い付く。同26分、FW興梠慎三のスルーパスから右サイドを抜け出したズラタンが送ったクロスを、ゴール前にフリーで走り込んだ武藤がヘッドで叩き込んで試合を振り出しに戻した。

 そして後半38分に浦和が逆転に成功する。森脇のスルーパスからPA内に侵入した関根が相手DFをかわして中央に切れ込むと、豪快に右足で蹴り込んでスコアを2-1とした。この1点が決勝点となり、浦和が2-1の逆転勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

◆逆転負けを悔やむ鹿島DF昌子「もっともっと向上できる」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?163647-163647-fl

[5.23 ファーストステージ第13節 浦和 2-1 鹿島 埼玉]

 先制しながらも首位チームに逆転負けを喫した。鹿島アントラーズDF昌子源は、「お互いにチャンスはあったと思うし、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います」と振り返りながらも、「浦和が強かった」と唇を噛んだ。

 この試合、昌子は本職のCBではなく左SBとして先発出場を果たした。対面するMF関根貴大は2試合連発中と絶好調だったが、冷静な対応でPA内への侵入を簡単には許さなかった。

「今日はSBでのプレーだったので、CBとは役割が変わりました。SBは守備面で1対1が多いイメージがあったので、対面の選手には絶対に負けないという気持ちでいました」と自らの役割を遂行しようとしていた。しかし、「クロスを何度か上げさせてしまったので、自分の中で改善していかないといけません」と課題を口にしている。

 スコアレスで迎えた後半22分にオウンゴールで先制したものの、同26分と同38分に浦和に得点を許して1-2の逆転負け。「先制してからの失点が早すぎたし、落ち着かせる時間がなかった。」と敗因を挙げながらも、下を向くわけにはいかないと視線を上に向けた。

「攻撃面や守備面で自分たちの良い部分を伸ばすと同時に、今日の失点の課題をしっかり修正していきたい」と語ると、「個人それぞれの思いや気持ちの部分でももっともっと向上できると思うし、チームとしても向上できると思うので、下を向かずに頑張っていきたい」と気持ちを切り替えた。

(取材・文 折戸岳彦)

◆鹿島 宿敵に勝てん…DF昌子「得点してから失点が早い」(スポニチ)



J1第1S第13節  鹿島1―2浦和 (5月23日  埼玉)

 鹿島は逆転負けを喫し、浦和相手に10試合勝ちなし(5分け5敗)となった。後半22分に柴崎のロングボールがオウンゴールを誘発して先制。しかし、その4分後に追いつかれ、後半38分に勝ち越しを許した。 

  日本代表DF昌子は「得点してからの失点が早すぎる。自分たちで改善していかないといけない」とうなだれるしかなかった。 

◆鹿島、終盤に息切れ セレーゾ監督「守備の意識が薄くなった」(サンスポ)



前半、鹿島・小笠原(中央)と競り合うもシュートを放つ浦和・武藤(右)=埼玉スタジアム2002=(撮影・小倉元司)

 明治安田J1第1ステージ第13節第1日(23日、浦和2-1鹿島、埼玉)鹿島は幸運なオウンゴールで先制しながら、終盤に息切れした。セレーゾ監督は「攻守の切り替えが早い展開で疲労がたまり、後半途中から守備の意識が薄くなった」と敗因を分析した。

 前節デビューした身長186センチのジネイは前線で存在感を示したが、浦和の堅い守備を崩せなかった。左サイドバックで出場した昌子は「戦う姿勢や勝ちたい気持ちが、より出ていたのは浦和だった」と精神面の差を指摘した。(共同)

◆鹿島逆転負けで11位転落 浦和戦10戦勝ちなし(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1481348.html

鹿島逆転負けで11位転落 浦和戦10戦勝ちなし

<J1:浦和2-1鹿島>◇第13節◇23日◇埼玉

 鹿島が天敵浦和に逆転負けし、11位に転落した。

 主導権を握って攻め続けた前半はシュート数11本-3本と圧倒したが、チャンス止まりで得点できず。0-0の後半22分に日本代表MF柴崎岳(22)のロングパスがDF森脇良太(29)のオウンゴールを誘って先制したが、この得点までに体力を消耗した。わずか4分後に急造サイドバックのDF昌子源(22)が左サイドからのクロスを許して同点弾に直結。さらに38分、中盤で球際の勝負に敗れてボールを奪われる。右サイドに展開され、最後はMF関根貴大(20)に決勝点をたたき込まれた。

 これで浦和戦10戦勝ちなし。10年8月28日(1-1)以降、5分け5敗となった。

 トニーニョ・セレーゾ監督(60)は「なぜ負けたのか。攻守の姿勢の問題だ。前半は、あれだけ前を向かせてくれたのにゴールに向かわず横に逃げていた。後半は、あれだけ攻守の切り替えが速かったのに準備を怠った。生理的な問題なのか、集中の持続力がない。指導はしているが…」と悔しがっていた。

◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第13節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51575

J1 1st 第13節 vs 浦和レッズ

アウェイで先制も、屈辱の逆転負け。鹿島、埼スタに散る



鹿島が、アウェイの地で屈辱的な逆転負けを喫した。J1 1st 第13節、ここまで無敗で首位を走る浦和レッズと対戦すると、67分にオウンゴールで先制に成功したものの、その後2失点。1-2で敗れた。

前節の広島戦、鹿島は一時は逆転に成功しながら、2-2で引き分けた。ホームでまたも逃した白星。勝ち点1を得るにとどまり、試合後のカシマスタジアムには、声援とブーイングは渦巻いていた。あれから1週間、選手たちは再起を期して、宿敵相手のアウェイゲームに向けてトレーニングを積んだ。2日前の練習を急きょ非公開とするなど、周到な準備を進めたトニーニョ セレーゾ監督は、「毎回、この対戦は見応えがあって、エキサイティングな試合になる」と、期待感を示しつつ、「不注意、集中力の欠如があった場合は、非常に危険な状況になる」と、険しい表情で語った。





細心の注意を選手たちに求める指揮官は、先発メンバーを3人入れ替えた。前節でデビューを飾り、いきなりゴールを決めたジネイを1トップに指名。最終ラインにも変更を加え、センターバックの一角に植田を起用した。パートナーはファン ソッコで、昌子を左サイドバックにスライドさせ、右サイドバックは西を並べた。3つ目の変更点は最後尾。曽ヶ端ではなく、佐藤にゴールマウスを託すこととなった。中盤は前節と同じ組み合わせで、2列目にはカイオと土居、遠藤が並び、ボランチは柴崎と小笠原のコンビが務める。



埼玉スタジアム2002には、早くから数多くのサポーターが詰めかけた。長蛇の待機列をなし、開場を待つ時から、ライバルとの一戦へボルテージを高めていた。アントラーズレッドで染まったアウェイスタンドは、ウォーミングアップに臨む選手たちを、大きなチームコールで迎え入れた。サポーターとともに、選手たちは19時4分、キックオフのホイッスルを聞いた。



前半立ち上がりは、浦和にボールキープを許す展開となった。細かいパス交換から最終ラインの背後を狙われる場面を何度か迎えたものの、選手たちはしっかりと集中力を保って対応。ペナルティーエリア内からのシュートを打たせず、決定機を作らせなかった。そして、鹿島のファーストシュートは8分、植田が敵陣に少し入った位置から思い切りよく右足を振り抜く。ロングシュートは大きく枠を逸れたが、このプレーから、次第に鹿島は攻勢をかけていく。



次のチャンスは14分、敵陣でのパスカットからジネイがドリブルで持ち出し、ペナルティーエリアに差し掛かった位置から右足シュート。GKにキャッチされたものの、新たな背番号9が前線で存在感を見せた。ジネイは相手の最終ラインへのプレスでパスミスを誘発し、安定感抜群のポストプレーで基準点となった。18分にも、ジネイが起点となって右サイドへ展開し、遠藤のクロスのこぼれ球に柴崎が反応。ダイレクトで合わせたシュートは、枠の左へ外れてしまった。



以降も、敵陣でのボール保持率を高めていく鹿島は、試合を優勢に進めた。20分には、オーバーラップした西が、ペナルティーエリア右奥から意表を突いたグラウンダーのシュートを枠に飛ばしてゴールを脅かすと、36分にも右サイドの背後を取り、柴崎の折り返しをペナルティーエリア内で収めたジネイがシュート。強烈なグラウンダーは、GKに阻まれてしまった。



鹿島は敵陣でセカンドボールを拾う回数を増やすとともに、前半の半ば以降の時間で主導権を握り続けた。小笠原や植田、ファン ソッコが鋭い読みと激しいボディコンタクトで相手のカウンターの芽を摘み、後方からチームを支えた。均衡を破ることはできなかったが、スコアレスでハーフタイムを迎え、後半に勝負を懸けることとなった。



すっかり日が沈み、静寂を両チームのサポーターのチャントが打ち破る中で迎えた後半。鹿島は立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛け、49分に土居がドリブルでバイタルエリアに進入して遠藤のクロスを演出すると、54分にもペナルティーエリア手前での土居の落としから遠藤がシュート。少しずつ攻勢をかけ、ゴールへ迫っていった。



60分を過ぎても均衡が破られず、試合は拮抗した状態となった。激しいボディコンタクトの応酬となる、一進一退の攻防の中、先制点は思わぬ形で生まれた。67分、柴崎がジネイめがけ、敵陣ゴール前へ蹴り込んだボールが、相手選手の頭に当たってGKの頭上を越え、ゴールへ。鹿島がオウンゴールで先制に成功し、1点リードを得た。



ゴールの直前にピッチに立ち、復帰を果たした金崎が前線で突破力を見せ、鹿島は追加点を目指した。しかし、次の1点は浦和のものだった。71分、左サイドの背後を取られると、中央へのクロスを武藤に合わせられてヘディングシュートを決められてしまった。先制から4分後に同点弾を許し、再びタイスコアとなった。





セレーゾ監督は、79分に中村を投入し、攻撃陣を活性化して勝ち越し点を目指した。だが、83分、中盤での激しいボール奪取の応酬から、鹿島陣内からクリアすることができずにセカンドボールを拾われてペナルティーエリア内へパスを通されると、最後は関根に決められた。



1-2と逆転され、残りは10分足らず。鹿島は、ロングボールをジネイや高崎に放り込み、パワープレー気味にゴールを目指したが、及ばなかった。埼玉スタジアムで、屈辱的な逆転負けを喫した。



次戦は1週間後、5月30日のJ1 1st 第14節、松本戦だ。1stステージは残り5試合となった。ホーム・カシマスタジアムで今度こそ白星を挙げ、這い上がらなければならない。



【この試合のトピックス】
・ジネイが加入後初先発を果たし、フル出場した。
・佐藤が、3月8日に行われたJ1 1st 第1節清水戦以来、今季2試合目の先発出場を果たした。
・植田がフル出場。5月2日に行われたJ1 1st 第9節の甲府戦以来、リーグ戦3試合ぶりの先発出場を果たした。
・中村がリーグ戦2試合ぶりのベンチ入りを果たし、79分にピッチに立った。フル出場した、5月2日のJ1 1st 第9節の甲府戦以来だった。
・高崎が、5月10日のJ1 1st 第11節FC東京戦以来、2試合ぶりの途中出場を果たした。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・気持ちを落ち着けて、後半も自分たちのサッカーに集中しよう。
・プレスは早く、激しく!特に両サイドで自由を与えるな。
・攻撃のテンポは良いが最終局面での選択をよりポジティブに。

浦和レッズ:ペトロヴィッチ
・もう少し運動量を上げていこう。
・しっかりリスクマネージメントをして、バランスよく戦うこと。
・我慢すること。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
Q.途中まで、完璧な試合運びだったと思うが、ゲームプランはどのようなものだったのか?なぜ、最後まで続けることができなかったのか?

A.前後半ともに、集約される言葉は「姿勢」や「態度」、「決断力」ということになる。前半では、特に攻撃の姿勢という部分ができていなかった。相手があれだけ前を向かせてくれるのにゴールへ向かわずに横を向いたりして、攻撃的な姿勢や意識ができていなかった。後半に関しては、守備の姿勢や意識が途中から薄くなってしまった。これだけスピーディーな展開で、サイドチェンジが多く、攻守の切り替えが速い展開になっていくので、どうしても疲労が溜まる。一瞬のプレーだが、「このボールはうちのゴールには遠いから」と思って歩いているうちに、素早い展開をされてしまう。先にポジションを取っていれば、失点を防いだり、最低限、相手の邪魔をすることはできたはずなのに、後追いという形になってしまった。そこは疲労の問題なのか、守備に対する個人の意識なのか。特に後半は、前半からの疲労が溜まる状況で、その時にこそ、集中力や注意力、守備への意識、ポジション取りをしっかりとしなければいけないのだが、気が緩むのか、集中力が突然切れるのか、体力的な部分で持続力ができていないのか。いろいろな形でアプローチをして、持続していけるように指導をしているが、急激に次の試合でできるか、持続できるかというのが、大変な部分に直面している状況といえる。

A.後半に関しては、両センターバックが、最もボールを持つことができる選手だった中で、もう少し、ビルドアップで攻撃に良いボールを出せればと思う。中盤に供給するパスも、もう少し正確に出せればと思う。浦和のメリットがなかったわけではないが、もっと良い内容や姿勢を今までの浦和で見たことがある。今日は普通の浦和だったと思う。日本で注目される試合で、いろいろな戦い方や駆け引きがある中で、後半のDFラインには、守備に対する意識と姿勢、持続力が足りなかった。非常に残念に思う。

Q. 前半に1回、カウンターのチャンスがあったが、スピードを落として横パスをして、チャンスではなくなった。監督は怒っていたが、その場面については?

A. その場面は、土居選手に対して自分が怒った。カウンターを仕掛けられる場面だった。土居選手の特長は、簡単に前を向けて、スピードがあって、スピードに乗りながらドリブルできること。以前からメディアを通して伝えているし、クラブハウスでも指導をしているし、グラウンドでも練習をしているのだが、バイタルエリアでセカンドストライカーに前を向かれると、DFの最初の反応はバックステップになる。後ろに下がっていく。特に、ドリブルで仕掛けられると、最初は下がっていくことになる。そこでスピードに乗れば、相手は下がっていくし、自分とゴールの距離が近くなって、角度も広くなる。DFをうまく使いながら、ブラインドを使ってシュートコースを作ることもできる。ジネイ選手はポストプレーができて、技術もしっかりしている。良いボールが返ってくるのだから、ワンツーで抜け出したりして、違う展開を作ることができる。土居選手がもう少し、ジネイ選手の特長やタイミングを掴むようになれば、新たな進化も見受けられると思う。スピードに乗ってドリブルをしながら、トップスピードで自在にボールを扱える選手はなかなかいない。天性というか、持って生まれた才能を出してほしいから、自分は要求している。できる時もあれば、できない時もある。コンスタントに発揮できるようにならないといけない。ファイナルサードにたどり着くためにはハードワークが必要だが、ペナルティーエリア内に190cmくらいの選手がいる。そこでクロスを上げられる状況にも関わらず、ボランチに戻してサイドハーフに出して、またサイドバックへ展開して、ということがある。良い状態で最後の3分の1のエリアまで行って、クロスを上げられる状況がありながら、それをしない。空中戦に強い味方の特長、それが何なのかを把握してやらなければいけない。1週間ずっと、そうした練習をしてきた。それが試合になるとそういったプレーがうまくできていない。それは疲労が理由であったり、相手のタイトなマークがあったりとか、いろいろと要因はあるだろうが、基礎的な部分、味方の特長をしっかり生かすということに3年間取り組んでいるのだが、理想の形にはたどり着けていない。

A. 平均年齢を見ても、浦和の方が上だ。勝負をするうえでの経験値も相手の方が上回っている。例えば、浦和を見ていると、キツい時間帯に選手たちが声を掛けたり叱咤激励をして、集中力を持続させるようにしている。一方、我々は全員が無口になって走っているだけになっている。姿勢を変えなければいけない。ファウルがあって、ボランチが相手に手を差し伸べている間に相手にリスタートをされて失点しそうになった場面があった。いろいろな駆け引きがあるわけで、相手が何をしようとしているのか瞬時に察知して、反応していかなければいけない。いろいろな駆け引きのところで、一瞬、気を抜いているところで相手にやられてしまう。そういったところでの成長がなければ、難しくなる。レフェリーへのアピールも、浦和の選手は正当な方法でやっている。試合の中で使っていい術なので、そういった部分での個の成熟が求められると思う。冒頭に言ったように、攻守に渡っての姿勢、どのように攻撃と守備をするのか、チームとして変えていかなければいけない。

敗者にしては、話しすぎた。失礼します。

浦和レッズ:ペトロヴィッチ

選手コメント

[試合後]

【西 大伍】
後半にパワーダウンしてしまった。それでは意味がない。前半はある程度、やりたいサッカーをできたけど、点を取りたかった。点を決めた後に我慢できないことが続いている。その瞬間に、良い判断をしなければいけない。後から反省しても遅い。

【ファン ソッコ】
相手の勢いがある中で、もっと落ち着いて対処すべきだった。相手の30番がポストプレーをして、全体を押し上げる起点になっている。自由にさせないように、もっと徹底すべきだった。自分たちに甘さがあったと思う。

【佐藤 昭大】
浦和の攻撃力に対して、しっかりと全員が我慢しようということでプレーしていた。失点するまでは、粘り強く守れていたと思う。先制した後は相手も点を取りに来るし、試合としてはスコアが動きやすい時間帯ではあるが、しっかり守ってカウンター、そこから追加点を取れればベストで、そういう力がないということ。また練習からしっかりとやっていかなければいけない。

昌子選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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