日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年3月5日木曜日

◆内田、長谷部がトップ10入り…男性が選ぶ「美肌男子アスリート」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150304/287234.html


シャルケに所属するDF内田篤人 [写真]=Bongarts/Getty Images


 化粧品メーカーの株式会社シーボンは、今年1月に全国の20~50代の男性483名を対象に、スキンケアに関するアンケートを実施した。

 アンケートの中で同社は、昨今の日本のアスリート人気について、「世界で通用する技を身に付けていることはもとより、アイドルや俳優並みのルックスを備えている一流選手が多い」とし、回答者に「日本の美肌男子アスリートは?」とたずねている。

 その結果、サッカー界からは2位にシャルケ所属のDF内田篤人、10位にフランクフルト所属のMF長谷部誠がランクイン。これまで「バレンタインデーにチョコをあげたい日本代表選手」など、様々なランキングで女性ファンからの人気を博してきた両選手が、同性からの評価も高いことが判明した。

 なお、同ランキングの1位には、ソチ五輪フィギュアスケート金メダリストの羽生結弦が輝いている。

「男性が選ぶ美肌男子アスリート」トップ10は以下のとおり。

1位 羽生結弦(フィギュアスケート)
2位 内田篤人(サッカー)
3位 ダルビッシュ有(野球)
4位 内村航平(体操)
5位 石川遼(ゴルフ)
6位 錦織圭(テニス)
7位 遠藤(大相撲)
8位 魔裟斗(元格闘家)
9位 坂本勇人(野球)
10位 長谷部誠(サッカー)

◆今季初出場の浦和FW興梠「押せ押せモードになったけど…」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?158221-158221-fl



[3.4 ACLグループリーグ第2節 浦和0-1ブリスベン・ロアー]

 背番号30が久し振りに公式戦のピッチに戻ってきた。昨季終盤に負傷した浦和レッズFW興梠慎三が今季初となる公式戦で存在感を示した。

 FWズラタンと2トップに並び試合に入った興梠は、「(ズラタンとの2トップを)一度やってみたいという思いもあったし、やりづらさはなかったですね」と語っている。前半3分に早々と先制点を奪われる苦しい展開となったが、前線で基準点となるべくボールを呼び込んだ。鮮やかなターンから相手を置き去りにして正確なサイドチェンジを送るなど、攻撃にリズムをもたらしたものの、本人は自身のプレーに納得していなかった。

「まだ、試合勘というか、今季初めての公式戦の試合だったので、まずは自分のところで流れが止まらないように、ボールを失わないようにという考えで試合に入りました。でも、あまりボールを収めることができませんでした」

 後半に入るとシステムを普段着の3-4-2-1に戻し、浦和は攻勢を掛けた。しかし、後半3分にMF柏木陽介のパスから抜け出して放った興梠のシュートは、GKジェイミー・ヤングに阻まれて同点ゴールとはいかなかった。

「1トップ+2シャドーになって押せ押せモードになったけど、本当に自分がね…。あの決定機を決めていれば大ちゃん(DF那須大亮。後半6分に退場)の退場もなかったと思うし、あそこで決め切れないところが、自分自身のコンディションはまだまだなのかなと思います」

 反省を口にしながらも、久し振りに立った公式戦のピッチに「楽しかった」とも答えた昨季のチーム得点王は、公式戦3連敗スタートとなったチームに白星をもたらすためのゴールを、そして自身の完全復活を次戦以降で狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

◆鹿島・柴崎、1対1決められず反省「精度を上げないと」/ACL(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150305/jle15030505010002-n1.html



 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグH組(4日、FCソウル1-0鹿島、韓国・ソウル)気温マイナス2度のソウルで、鹿島が痛い2連敗。MF柴崎は前半12分、GKと1対1で右足シュートもセーブされ、「決められないとこういう結果になる。精度を上げないといけない」と反省した。1次リーグ敗退なら、出場6度のACLで2度目の不名誉となる。柴崎は「Jリーグでしっかり勝って、ACLもタイトルを取れるようにつなげていきたい」と前を向いた。 (伊藤昇)

◆鹿島柴崎、2連敗にも「ネガティブになる必要ない」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1442320.html

鹿島柴崎、2連敗にも「ネガティブになる必要ない」

<ACL:FCソウル1-0鹿島>◇1次リーグH組◇4日◇ソウル

 鹿島が、まさかの大会2連敗を喫した。何度か作ったチャンスで決めきれず、後半21分にFKのこぼれ球を豪快に押し込まれた。

 日本代表MF柴崎岳(22)は「ネガティブになる必要はない。チャンスは作れていたので、後は精度の問題」と必死に前を向いた。

 トニーニョ・セレーゾ監督は「負けることもあれば、勝つこともある。Jリーグ勢は結果を出せていないが、内容では決して負けていない」とあえて強気に話していた。

 約7万人収容のソウルW杯スタジアムは、氷点下3度まで下がり、極寒の環境。サポーターも5790人しか集まらなかった。

◆【ACL】鹿島は連敗 敵地で完封負け(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150304-OHT1T50166.html




 ◆ACL ▽1次リーグH組 FCソウル1―0鹿島(4日・ソウルW杯スタジアム)

 初勝利を狙ったH組の鹿島は、敵地でFCソウルと対戦。前半を0―0同点で折り返すも、後半21分に先制を許し完封負け。勝ち点を奪えずグループリーグ最下位。1次リーグ突破へ後がなくなった。

 失点後、金崎夢生を投入したが、好機を生かせず無得点に終わった。鹿島は過去5度ACLに出場、1次リーグ敗退は1度だけ。

 鹿島・セレーゾ監督「選手たちは攻撃的なサッカーをし、しっかり戦ってくれた。決定的な場面でゴールを決められなかったのが痛かった」

 FCソウル・崔龍洙監督「勝ったが、試合を通して危ない場面も何度かあった。最終的には私たちに運があった」

◆鹿島 敵地で零敗…悲願のアジア王者へ早くも黄信号(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/03/05/kiji/K20150305009918050.html

ACL1次リーグH組 鹿島0―1FCソウル (3月4日 ソウルW杯)



 悲願のアジア王者へ早くも黄信号がともった。鹿島は敵地でFCソウルに0―1の敗戦。2連敗となり、トニーニョ・セレーゾ監督は「次の試合のコメントはできない。この試合を一度、考えたい」と言葉を失った。

 2月25日のウェスタン・シドニー戦は守備陣の自滅だったが、この夜は攻撃陣の不発が響いた。前半12分には日本代表MF柴崎がGKとの1対1を決めきれず。14分にもMF遠藤がフリーでシュートを放ったが、右ポストに嫌われた。後半終了間際にはMFカイオもシュートミスし、逆にセットプレー一発に沈んだ。指揮官は「決定機を決めきれなかった」と嘆くしかなかった。

◆鹿島チャンスことごとく失敗…連敗でH組最下位に(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1442307.html

 鹿島チャンスことごとく失敗…連敗でH組最下位に

<ACL:FCソウル1-0鹿島>◇1次リーグH組◇4日◇韓国・ソウル


 鹿島がアウェーでFCソウル(韓国)と対戦し、完封負けした。開幕2連敗でグループ最下位になった。

 前半の好機を生かせなかった。11分、DF山本の左クロスにファーサイドのMF遠藤が左足で合わせたが、右ポストに嫌われた。その1分後、遠藤のスルーパスを受けたMF柴崎がGKと1対1になったが、右足のシュートがGK正面に飛んだ。後半15分には柴崎のパスで抜けたMFカイオが右足で打ったが、相手の元韓国代表GKキム・ヨンデの左指先に阻まれた。

 チャンスを逃し続けていると、決勝点を奪われた。後半21分、MFモリーナの左FKをDFキム・ミンヒョクに頭で流される。これがDF昌子の左足に当たって相手に渡り、DFキム・ジンギュに右足を振り抜かれた。この1点が重くのしかかり、ノーゴールのまま試合終了の笛が鳴った。

 トニーニョ・セレーゾ監督(59)は「選手は頑張ってくれたが決定機を決め切れなかった。帰って敗戦を振り返り、次の試合に向けて準備したい」。18日のアウェー広州恒大戦に向けて切り替えるしかない。

◆鹿島、決定機生かせず2連敗…前回大会ベスト4のFCソウルに完封負け(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20150304/287253.html


FCソウル戦に出場したDF西大伍(左)[写真]=Getty Images


 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節が4日に行われ、グループHでは鹿島アントラーズが前回大会ベスト4のFCソウルと対戦した。

 開幕節で、DF田中裕介とMF高萩洋次郎が所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズと対戦した鹿島は1-3で敗戦。今大会初勝利を目指す。

 10分、鹿島に最初のチャンスが訪れる。CKを獲得すると、ニアサイドへのクロスに山本脩斗がヘディングに合わせるも、相手GKが片手を伸ばし好セーブ。直後、ペナルティエリア内左でスルーパスを受けた柴崎岳が右足シュートを放ったが、これもキム・ヨンデに防がれてしまう。14分には、左サイドの山本がファーサイドにクロスを供給。反応した遠藤康が放ったシュートは右ポストに弾かれる。

 前半の半分を過ぎたころから、FCソウルも徐々に攻撃を仕掛ける。25分、エリア手前でFKを獲得すると、その流れから最後はキム・ミンヒョクがシュート。しかし、ゴールを脅かすには至らず。43分にもゴール正面でキム・チウがオーバーヘッドで狙ったが枠を大きく外れ、前半をスコアレスドローで終える。

 後半、やや押し込まれる展開になった鹿島は59分、柴崎のスルーパスに左サイドのカイオが抜け出し、エリア内で相手DFをかわしながら右足シュートを放つも、キム・ヨンデが触りコースを外れる。

 すると66分に試合が動く。FCソウルがゴール正面左のやや遠い位置でFKを獲得。クロスを味方が競り合いで落すと、フリーのキム・ジンギュが右足を振り抜き、ネットを揺らした。

 先制を許した鹿島は、遠藤に代えて金崎夢生を投入する。74分、その金崎がエリア内右でパスを受けクロスを上げるが、フィニッシュまで持ち込めない。1点を返したい鹿島だが、86分にFKのチャンスを与えてしまう。エリア手前左の位置からマウリシオ・モリーナが直接狙ったシュートは枠の上に逸れ、ピンチを凌いだ。アディショナルタイムには、ゴール前に詰めたカイオが相手GKと1対1の中でシュートを放つが、好セーブに阻まれる。

 絶好機を逃した鹿島は、最後までゴールを割ることができず、FCソウルが1-0で勝利を収めた。鹿島はグループステージで2連敗を喫し、最下位脱出にはならなかった。

 鹿島アントラーズは18日、グループステージ第3節で2013年大会の王者、広州恒大と対戦する。

【スコア】
FCソウル 1-0 鹿島アントラーズ

【得点者】
1-0 66分 キム・ジンギュ(FCソウル)

◆鹿島も開幕連敗…決定機生かせず敵地でソウルに零封負け(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?158211-158211-fl



[3.4 ACLグループリーグ第2節 FCソウル1-0鹿島 ソウル]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4日、グループリーグ第2節を行い、H組の鹿島アントラーズは敵地でFCソウルと対戦し、0-1で敗れた。開幕2連敗となり、最下位から脱出できなかった。

 ホームでウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)に1-3で敗れた25日のグループリーグ初戦から先発を一人変更した鹿島はDF植田直通に代わってDFファン・ソッコがセンターバックに入り、移籍後公式戦初先発となった。

 ソウルも初戦はアウェーで広州恒大(中国)に0-1で敗れており、黒星スタートとなったチーム同士の対決。鹿島は前半11分、MF遠藤康の右CKからニアサイドでDF山本脩斗がダイビングヘッドで合わせるが、惜しくもクロスバーをかすめる。その直後にも遠藤のスルーパスにMF柴崎岳が反応し、GKと1対1を迎えたが、右足のシュートは至近距離で阻まれた。

 前半14分には山本の左クロスを相手DFとGKが“お見合い”。逆サイドから走り込んだ遠藤が左足で捉えたが、右ポストを直撃し、決定機を生かせなかった。立ち上がりは出足よくソウルを押し込んだが、その後はなかなかフィニッシュまで持ち込めない膠着状態に。徐々にソウルが流れを引き寄せ、前半44分にはDFチャ・ドゥリの右クロスにFWユン・イロクがオーバーヘッドキックで合わせたが、クロスバーを越えた。

 スコアレスで後半に折り返すと、ソウルが攻勢に出る。後半4分、右サイドのスペースに飛び出したユン・イロクのクロスからこぼれ球をMFコ・ミョンジンが左足でシュート。これは枠を捉え切れなかったが、同21分に左後方からMFマウリシオ・モリーナがゴール前に入れたFKのこぼれ球をDFキム・ジンギュが右足ボレーで豪快にゴールネットを揺らし、先制点を奪った。

 1点ビハインドとなった鹿島は直後の後半22分、遠藤に代えてMF金崎夢生を投入。2月にポルティモネンセSC(ポルトガル)から期限付き移籍で加入した金崎は鹿島移籍後公式戦初出場となった。さらに後半24分、MF土居聖真に代わってMF中村充孝がピッチへ。同31分にはFW高崎寛之に代えてFW赤崎秀平を投入し、交代カードを使い切った。

 後半アディショナルタイムには自陣からのロングフィードに反応した柴崎がPA内左から折り返したが、カイオのシュートはGKが右足1本でスーパーセーブ。絶好の同点機を生かせず、そのまま0-1で敗れた。開幕2連敗という厳しいスタートとなった鹿島。次節18日には、この日ウェスタン・シドニーを敵地で下して開幕2連勝を飾った広州恒大のホームに乗り込む。

◆連敗に肩落とす鹿島セレーゾ監督「決定機に決め切れなかった」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?158215-158215-fl



[3.4 ACLグループリーグ第2節 FCソウル1-0鹿島 ソウル]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4日、グループリーグ第2節を行い、H組の鹿島アントラーズは敵地でFCソウルと対戦し、0-1で敗れた。開幕2連敗となった試合後のインタビューで鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は決定機を生かせなかったことを悔やんだ。

「選手はよく戦ってくれた。決定機に決め切れなかったことが、セットプレーでの痛い失点につながった」。序盤は鹿島ペースだった。前半11分、右CKに合わせたDF山本脩斗のダイビングヘッドはクロスバーを直撃。直後にはMF柴崎岳がGKと1対1の絶好機を迎えたが、シュートはGKの好セーブに遭った。

 前半14分にもMF遠藤康のシュートがポストに阻まれるなど、チャンスを生かせない鹿島。すると徐々にソウルが流れを引き寄せ、0-0で折り返した後半立ち上がりから攻勢に出た。そして後半21分にFKからDFキム・ジンギュが先制点。鹿島は後半アディショナルタイムの決定機もMFカイオのシュートがGKのビッグセーブに阻まれ、最後まで1点が遠かった。

「試合が終わった直後なので、次の試合についてはコメントできない」と肩を落とすセレーゾ監督。次節18日には敵地で広州恒大(中国)と対戦する。前々回王者はこの日、前回王者のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)を敵地で3-2で下し、開幕2連勝。崖っ縁の状況で最大の難敵に挑むことになる。

◆AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第2節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51524

AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第2節 vsFCソウル

鹿島、FCソウルに完封負け。グループステージ2連敗。



因縁のアウェイの地で三度、屈辱を味わうこととなった。3月4日、AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、FCソウルとの対戦でアントラーズは、後半にセットプレーから奪われた1点を最後まで返すことができず、0-1で敗れた。





前節のウェスタン・シドニー・ワンダラーズを相手にホームで3失点を喫し、1-3と敗れてから1週間。カシマスで味わった屈辱を胸に、選手たちは再び走り始めた。鹿嶋でのトレーニング、そしてソウルワールドカップスタジアムでの前日練習を経て、勝負の一戦に臨んだ。





肌を刺すような冷え込みの中、ソウルの夜にキックオフの笛が鳴り響いた。トニーニョ セレーゾ監督はウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦から先発を1人入れ替え、ファン ソッコをセンターバックの一角に指名した。鹿島はアウェイの地で、立ち上がりから積極的なプレーを見せる。キックオフ直後に柴崎がミドルシュートを放ち、勝利への意志を示した。



最初の決定機は11分、遠藤の右CKに反応した山本がニアサイドに飛び込み、バックヘッド気味に合わせて枠を捉えたが、相手GKに弾き出されてしまった。さらに12分には、柴崎がペナルティーエリア内でパスを受け、相手GKと1対1となって絶好のチャンスを迎える。しかし、シュートはセーブされてしまった。



得点の予感を漂わせる鹿島はさらに14分、右サイドから遠藤がサイドチェンジを放ち、オーバーラップしていた山本がボールを収める。山本はカットインから右足でクロスを送ると、相手GKとDFがボールを見合っている間に、大外から回り込んでいた遠藤が反応。難しい体勢から左足で合わせたが、シュートはポストを直撃してしまった。



開始15分間で作り出したチャンスを生かせず、鹿島は次第にFCソウルに押し込まれていく。20分以降は相手にボールを保持される時間帯が長くなったが、激しいプレスで自由を与えず、決定機は作らせなかった。拮抗した試合は、スコアレスでハーフタイムを迎えた。



後半に入ると、FCソウルのプレーは激しさを増した。カイオが足裏でのタックルを受けて痛み、小笠原が唇から出血する場面もあったが、鹿島の選手たちは球際での競り合いを厭わず、ぶつかっていった。



次第にオープンな展開になっていく中、鹿島は60分にチャンスを迎える。土居のパスを受けたカイオがペナルティーエリア左手前からカットイン。狙いすました右足シュートを放ったが、相手GKに横っ飛びで弾き出されて先制はならなかった。



先にゴールネットを揺らしたのはFCソウルだった。66分、右サイドからのFKがファーサイドに流れ、最後はキム ジンギュにシュートを決められてしまった。





アウェイで1点ビハインドを負い、セレーゾ監督は選手交代で打開を図る。失点直後、遠藤に代えて金崎を投入。金崎は鹿島加入後初出場を果たした。さらに2分後にも土居に代えて中村をピッチに送り出し、フレッシュな攻撃陣で反撃を狙った。しかし、なかなか決定機を作るには至らず、時間が推移していく。







鹿島は76分に赤崎を投入して最後の交代カードを切り、金崎が強引な突破からミドルシュートを放つなど必死に反撃した。最大の決定機は後半アディショナルタイム、左サイドの背後へ抜け出した柴崎が正確なクロスを上げると、走り込んでいたカイオがボレーで合わせたが、相手GKに右足で阻まれ、こぼれ球へのプッシュは無情にも枠を越えてしまった。厳しい冷え込みの中、ソウルの地で最後までチャントを歌い続けたサポーターの前で、ゴールネットを揺らすことはできなかった。







0-1でFCソウルに敗れ、鹿島はグループステージ2連敗。勝ち点0のグループ最下位と最悪のスタートになってしまった。ACLの次戦は2週間後の18日、アウェイでの広州恒大戦だ。2連勝でグループ首位に立つ相手から勝利を収めることで、逆転での決勝トーナメント進出が見えてくる。まずはその前に臨むJ1での2試合で、しっかりと結果を残さなければならない。悔しい思いを抱えながら、鹿島は中3日で迎えるJ1開幕節、清水戦へと向かう。



【この試合のトピックス】
・金崎が67分からピッチに立ち、加入後初出場を果たした。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ

FCソウル:チェ ヨンス

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・スペクタクルな試合ができたと思う。結果を出せず、サポーターの皆さんに勝利をささげることはできなかったが、選手たちはアウェイゲームでもしっかり気持ちを込めて、恐れを見せることなく戦ってくれたと思う。試合を通じてボールをポゼッションすることもできた。セットプレーから失点してしまい、最後に同点に追いつくために攻撃に出たことでカウンターを何度か受けたが、引き分けにするために同点弾を狙っていたからこそやられてしまったわけであって、選手たちはしっかりと戦ってくれたと思う。
・決定機がいくつかあったが、そこでゴールを決められなかったのが痛かった。アウェイゲームだったが、選手たちは良く戦ってくれたと思う。エクセレントな試合だった。このアウェイゲームが選手たちにとって良い経験になった。若い選手がとても多いチームなので、彼らがこのアウェイでの戦いを良い経験として、今後に向けてしっかりと準備してもらいたい。
・昨日もG大阪の試合を観たが、内容で負けていたとは思わない。我々も今日、内容が悪かったとは思わない。アジアのチームと戦ううえでは、長身選手が数多くいることと球際に厳しく来るということで、そこにしっかりと対応しなければいけない。サッカーは負けることも勝つこともある。Jリーグのチームがなかなか結果を出せていないが、内容では決して負けていないので、あとは勝利を待つだけだと思う。我々の試合はまだ終わっていない。ホームでの試合も残っている。これから良い試合をして、我々のサッカーをして、勝つだけだ。
・このチームに関して話すと、前節も内容が悪かったわけではない。良い試合をしていたが、不運にもオウンゴールで失点し、あとはセットプレーからやられてしまった。失点が多くなっているのは、そういう部分だ。良い試合をしていたということは、我々のシュート数を見てもらえばわかる。これだけシュートチャンスが多いのだから、あとはしっかりとゴールの中に入れるだけ。WSW戦ではボールポゼッション率も70%近くあったので、試合自体の主導権は我々にあった。しかし結果を残せなかったから、残念だ。今日の試合でも、FCソウルを相手にボールを回すことができた。良い試合内容だったと思う。

FCソウル:チェ ヨンス

選手コメント

[試合後]

【遠藤 康】
セットプレーでやられてしまい、悔しい敗戦となった。シュートはポストが目に入ったけど、入れなければダメ。チャンスは作れていた。相手の戦い方は予想外だった。ゲームはコントロール出来れば楽な試合になったと思うが、後半は良くなかった。0-0で我慢していれば、相手も前掛かりになってチャンスが出来たと思う。このようなゲームで負けるのは去年のJリーグでも多かった。いらないファウルも多いし、相手もそれを狙ってきたと思う。良いところもあったので、次に向けて切り替えたい。

【土居 聖真】
残念な結果で終わってしまった。何を話しても言い訳でしかない。立ち上がり、相手はもっと来るかと思った。崩せた部分もあったと思う。やられている感じはしなかった。相手が一発を持っているのがACL。ラストパスやシュートの精度を欠いた。海外のアウェイの試合でも悪くはなかったと思うので、それを突き詰めていかないと厳しい試合になってしまう。

【ファン ソッコ】
個人的には無失点で終われずに悔しい。監督からは、「いつも通りやればいい」と送り出された。去年のこともあって、勝ちたかった。相手の対策を特別したというよりも、いつも通りの流れでやろうとミーティングで話をした。ペナルティーエリア付近のファウルは減らさないといけない。

柴崎選手、西選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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