日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2015年5月3日日曜日

◆大迫フル出場のケルン、3試合連続のドローに終わる…長澤は途中出場(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150503/308728.html


アウクスブルク戦に出場した大迫(右) [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第31節が2日に行なわれ、アウクスブルクと日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンが対戦した。大迫は先発出場、長澤はベンチスタートとなった。

 前節、4位のレヴァークーゼンと1-1のドローに持ち込んだケルン。今節も6位と上位のアウクスブルクと対戦することとなった。

 最初にチャンスを作ったのはホームのアウクスブルク。1分、右サイドのラウール・ボバディジャがクロスを上げると、中央のアレクサンダー・エッスヴァインに決定機が訪れたが、ここは決め切ることが出来なかった。

 続く19分、クロスボールのこぼれ球を拾ったマルクス・フォイルナーが左足でシュート。しかし、ここもわずかに枠を外れ、ケルンは難を逃れた。

 ここまであまりチャンスがなかったケルン。37分、アンソニー・ウジャーがホン・ジョンホに競り勝ちヘディングシュートを放ったが、クロスバーの上に外れてしまった。このまま0-0で前半を折り返す。

 後半もホームのアウクスブルクが攻めこむ時間が続く。62分、ゴール前の混戦からボバディジャがシュート。ブロックされたところをトビアス・ヴェルナー、エッスヴァインが連続で狙ったが、ケルンが必死の守りで防いだ。苦しい状況のケルンは、70分にミショ・ブレシュコを下げて長澤を投入し、先制点を目指す。

 それでも流れは変わらず、アウクスブルクがゴールに迫る。82分、左CKからホン・ジョンホが頭で合わせたが、ティモ・ホルンが横っ飛びでなんとか弾き返した。

 このまま試合は終了し、0-0のスコアレスドローに終わった。なお、大迫はフル出場、長澤は70分から途中出場している。

 次節、ケルンはホームに日本代表DF内田篤人が所属するシャルケを迎える。
 
【スコア】
アウクスブルク 0-0 ケルン

◆ハリルホジッチ初陣から約1カ月…合宿前に存在感示した国内組は?(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20150503/307833.html


日本代表を率いるハリルホジッチ監督(左)[写真]=兼子愼一郎


文=戸塚啓

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表が、大型連休明けの国内合宿を予定している。5月12日から13日までの二日間で、招集の対象は国内組だけだ。

 代表チームのキャンプと言えば、誰もがピッチ上での戦術確認を連想するに違いない。だが、練習の効率を考えても、ピッチに立っていられるのは2時間が限度だ。そもそもたった1日で戦術を詰め込もうなどとは、ハリルホジッチ監督も考えていないだろう。J1、J2各クラブのオフと重なる時期だけに、ピッチ上で入念なトレーニングをするとは考えにくい。

 むしろ重要なのは、オフ・ザ・ピッチの時間である。ミーティングはもちろん食事やフリータイムをともにすることで、監督と選手、監督とスタッフ、スタッフと選手、選手同士が、互いにコミュニケーションを深めていくのだ。第一声が「はじめまして」ではなく「久しぶり」になる関係を増やすことは、戦力に厚みを持たせるためにも大切である。

 招集メンバーはどうなるだろうか。

 3月のテストマッチでバックアップメンバーにリストアップされた国内組は、その後も安定したパフォーマンスを見せている。谷口彰悟と車屋紳太郎(川崎フロンターレ)、米本拓司(FC東京)らは、招集にふさわしい。

 Jリーグで存在感を示している選手もいる。

 まずは金崎夢生(鹿島アントラーズ)だ。ここまで7試合を消化した明治安田生命J1リーグで、彼はポルトガルでの日々を成長に結びつけたとの印象を与えている。サイドアタッカーやトップ下の性格が強かったかつてとは違い、ストライカーとしての資質を伸ばしている。前線のポジションなら漏れなくこなせる順応性を身に付け、球際の攻防にもひるまない。シーズン序盤にもっともアピールした選手と言っていい。

 リオ五輪出場を目ざすU-22世代にも、代表を射程とする選手はいる。

 手倉森誠監督のもとでダブルボランチを組む遠藤航(湘南ベルマーレ)と大島僚太(川崎)は、フル代表の刺激に触れてほしい選手だ。クラブでは3バックの右サイドを定位置としてきた遠藤は、今シーズンから3-4-3の2シャドーの一角でも起用されている。追いかける展開でのオプションのひとつだ。攻撃的な才能は以前から掘り起こされており、守備的なポジションから積極的に攻撃に関わることができる。ミドルシュートの精度も高い。

 大島は圧倒的な技術を持つ。オンザボールの局面で違いを生み出せる選手で、ボールを奪いにいく姿勢にも磨きがかかっている。ただ、潜在能力をすべて解放しているようには見えない。

 代表合宿の参加によって、二人に成長速度を上げてほしい。U-22世代からは、岩波拓也(ヴィッセル神戸)も招集に値するプレーを見せている。

 ベテランはどうするべきか。

 32歳の大久保嘉人(川崎)は、今シーズンも好調だ。「チャンスを作るのはチームの力で、チャンスで決めるのは彼の力」という風間八宏監督の言葉どおり、好調なチームのなかでしっかりと結果を残している。現時点では国内トップクラスのストライカーだ。

 大久保に決定機を提供する中村憲剛も、心身ともにコンディションはいい。自身の技術をもう一度高めることを意識してきたことで、34歳にして「成長を実感できている」と話す。ボランチも2列目も人材は豊富だが、いまだからこそ試してみたい選手だ。

 永井謙佑と川又堅碁が注目を集める名古屋グランパスでは、31歳の矢野貴章が元気だ。ディフェンダーにコンバートされたのは昨季で、守備力にはどうしても物足りなさが残る。ただ、右サイドバックやアウトサイドで豊富な活動量を見せつけ、チームの戦略において重要な役割を担っている。フィジカルコンタクトを嫌わず、タッチライン際を何度もアップダウンできる特性は、日本代表への活用を検討してもいいだろう。

 日本代表のポジションは、譲り受けるものではない。選手自身が掴むものだ。ベテランにチャンスが与えられてもいい。あらかじめ誰が選ばれるのかが予想できるような「管理された競争」ではなく、代表にふさわしい選手がしのぎを削る日々が、強い代表チームを作り上げていくはずである。

◆伊東のプロ初ゴールが千金弾、甲府最下位脱出ならずも鹿島撃破で6連敗ストップ(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?162175-162175-fl

[5.2 J1第1ステージ第9節 鹿島0-1甲府 カシマ]

 ヴァンフォーレ甲府が敵地で鹿島アントラーズを1-0で下した。甲府の連敗は6でストップ。清水が柏と引き分けたため、最下位脱出とはならなかったが、今季敵地戦初勝利で2勝目を挙げた。

 この日唯一の得点が生まれたのは後半2分、FW阿部拓馬の浮き球パスを胸トラップで受けたFW伊東純也が右足を振り抜く。「初スタメンで流れを変えたかった。得点できて良かった」。昨季は特別指定選手として登録、今季より神奈川大から正式に加入したルーキーが、スタメンデビューとなった一戦で大仕事をやってのけた。

 鹿島はシュート14本が空砲に終わった。後半27分にはMF豊川雄太の突破からFKを獲得。ペナルティーアーク内にセットされたボールをMF小笠原満男が蹴るが、GK荻晃太のビッグセーブに阻まれてしまった。終盤の甲府の猛攻は耐えたものの、同点弾は遠かった鹿島。今季リーグ戦4敗目を喫した。

 またこの試合はオーストラリアサッカー連盟との審判交流プログラムにより派遣されたクリストファー・ビース主審が担当した。しかし後半17分、自ら交代を要求し、残り時間は第4審判の三上正一郎主審が試合を裁いている。

◆【鹿島】植田、青木が負傷!最下位甲府に敗れる(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150502-OHT1T50277.html

 ◆J1第1ステージ第9節 鹿島0―1甲府(2日・カシマスタジアム)

 鹿島は連戦対策として、前節仙台戦から先発6人を入れ替えたが、最下位甲府に敗れた。

 さらにDF植田が唇右上を、DF青木が唇下に裂傷を負うなど、負傷者も出た。ともに傷口は貫通し、治療に時間がかかる見込み。10針を縫った青木は「大丈夫です」、植田も「いける」とACL・FCソウル戦(5日・カシマ)を見据えたが、少なからず影響が出そうだ。

◆鹿島 ACL見据えた先発6人入れ替えが裏目…今季初零敗(スポニチ)



J1第1S第9節  鹿島0―1甲府 (5月2日  カシマ)

<鹿島・甲府>ホームで敗れガックリの鹿島イレブン

 鹿島は今季初めて零敗を喫した。5日に中2日で行われるACLのFCソウル戦を控え、先発6人を入れ替えて臨んだ。

 前半22分にU―22日本代表の植田が上唇付近に裂傷を負い、交代を余儀なくされるなど誤算もあったが前節まで最下位だった相手に不覚を取った。今季初先発となった19歳の杉本は「もっとゴール前で力を使うことが大事だったかな」と、悔しがった。

◆鹿島、主力温存で足すくわれる 指揮官「イメージ通りにはいかなかった」(サンスポ)



甲府に敗れ、引き揚げる鹿島イレブン=カシマ

 明治安田J1第1ステージ第9節(2日、鹿島0-1甲府、カシマ)鹿島はアジア・チャンピオンズリーグの1次リーグ突破が懸かる5日のFCソウル(韓国)戦を見据え、主力を半数ほど温存した。しかし、うまく機能せず6連敗中だった甲府に足をすくわれた。

 昌子のいない守備ラインからは効果的な配球が見られず、西と遠藤が不在の右サイドは攻撃の迫力を欠いた。セレーゾ監督は「イメージ通りにはいかなかった。90分を通して、練習でやってきたことを出せていなかった」と落胆の表情だった。(共同)

◆昌子ら主力温存で若手の活躍望むも…鹿島、最下位の甲府に0封負け(サンスポ)



甲府に敗れ、引き揚げる鹿島イレブン=カシマ

 明治安田J1第1ステージ第9節(2日、鹿島0-1甲府、カシマ)1次リーグ突破が懸かる5日のアジア・チャンピオンズリーグに向け、日本代表DF昌子、DF西ら主力を温存。セレーゾ監督は若手の活躍を望んだが、最下位の甲府を相手にピンチの連続でゴールを奪えなかった。指揮官は「存分にプレーしてほしいと送り出したが、期待通りではなかった」と不満そうに話した。

◆甲府完封で連敗脱出、新人伊東プロ初弾/鹿-甲9節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1470162.html

<J1:鹿島0-1甲府>◇第9節◇2日◇カシマ

 8位鹿島が、最下位甲府にまさかの黒星を喫した。

 鹿島は前節仙台戦から先発を6人、入れ替えた。中3日後にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ突破をかけたFCソウル戦が控えているためで、日本代表DF昌子らがベンチ入りしなかった。代わってU-22日本代表DF植田が先発したが、前半19分にアクシデント。CKで攻め上がった際、競り合った甲府DF橋爪の左肘が顔面に入り、口から大量に出血。プレー続行不可能と判断され、無念の途中退場を命じられDF山村と交代した。

 その後、鹿島はMFカイオを中心に攻める。前半38分に左ポスト直撃のシュートを放ったが、ゴールならず。対する甲府は1トップの阿部拓、シャドーの堀米が攻撃を組み立てたが、決定機は乏しかった。前半は0-0のまま折り返した。

 後半に入ると、6連敗中の甲府が先手を取った。2分、中盤からのパスで相手DFの裏へ抜けた大卒ルーキーFW伊東が、胸トラップでGKと1対1になり、右足でシュート。豪快にネットを揺らして先制した。伊東はプロ初ゴール。チームにとっても、今季初の流れの中からの得点だった。

 17分には珍しい現象が起きた。審判交流プログラムでオーストラリアから来日しているクリストファー・ビース主審が、体調不良で退場。第4の審判員の三上正一郎さんと交代した。

 追いつきたい鹿島は26分、途中出場のU-22日本代表MF豊川がドリブル突破。ペナルティーアークで倒され、FKを獲得。これをMF小笠原が右足で蹴った。ゴール右上の枠をとらえたが、GK荻の好セーブに阻まれた。29分にはDF青木がアゴを裂傷。交代枠が残っていないため、テーピングでガチガチに固めて強行出場した。ロスタイムは6分。しかし甲府が逃げ切り、連敗を6で止めた。本拠で最下位に敗れた鹿島にはサポーターからブーイングが浴びせられた。

◆2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第9節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51562

J1 1st 第9節 vs 甲府

鹿島、ホームで完封負け。連勝ならず。



鹿島が、ホームで最下位に敗れた。仙台戦から中2日、J1 1st 第9節でヴァンフォーレ甲府をホームに迎えると、後半開始早々に先制点を奪われ、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。0-1。屈辱的な完封負けを喫した。





鹿島は3日前の仙台戦で、2-1と勝利を収め、鹿嶋へと帰還した。アウェイゲームから中2日、トニーニョ セレーゾ監督は、大幅なメンバー変更を断行。「連戦の中で、疲労を抱えている選手のことを考えながら微調整をしていく。新たに出場する選手に期待したい」と、フレッシュなメンバーに勝利への希望を託した。今までの試合前日のトレーニングでは、メンバー外になった選手たちの練習に最後まで付きっきりで熱心に指導してきた指揮官にとって、楽しみな一戦でもあったはずだ。先発メンバーの変更は6選手。最終ラインは右から伊東と植田、青木が並び、山本ともに4バックを形成する。ボランチには柴崎とともに、梅鉢が先発入り。2列目は、右にJ1初先発の杉本、中央に今季初先発の中村が指名された。左サイドには、前節で鮮烈なドリブルシュートを突き刺したカイオが入る。1トップは高崎、最後尾には、曽ヶ端が立ちはだかる。





5連休の初日、コンコースでは数多くのイベントが開催されたカシマスタジアム。暖かな陽気に包まれる中、15時3分にキックオフを迎えた。立ち上がりは比較的静かな展開。枠を大きく逸れたものの、3分に柴崎が思い切りよくミドルシュートを放ち、ゴールへの意欲を示す。自陣に引く甲府に対し、鹿島は伊東や山本もオーバーラップから打開を図ったが、なかなか決定機を作るには至らなかった。



22分、鹿島にアクシデント。左CKでの競り合いで、植田が口の中を切って流血してしまう。植田はプレー続行が不可能となり、山村との交代でピッチを後にした。思わぬ形で交代枠を使うこととなったが、鹿島は25分に伊東がゴールライン際で粘り、折り返しにカイオがボレーで合わせたが、GKの正面を突いた。



前半最大の決定機は37分、カイオが左サイドでパスを受けると、中央へのカットインから右足を一閃。地を這う強烈なシュートは左ポストを直撃し、こぼれ球をダイレクトで狙った中村のシュートは、枠を逸れてしまった。唯一ともいえるチャンスを逃し、前半はスコアレスで終了した。





後半開始時から、セレーゾ監督は早くも2枚目のカードを切った。イエローカードを受けていた梅鉢に代わって小笠原を投入。柴崎とのボランチコンビでゴールを目指したが、先制点は甲府のものだった。47分、1本の縦パスで最終ラインの背後を取られ、伊東純にゴールを決められてしまった。



ここまで8試合で2ゴールの甲府にリードを許す展開となり、60分には豊川がピッチへ送り出される。自陣に引く相手に対して、鹿島はゴール前に迫る場面を作り出したが、決定機には至らない。逆に甲府のカウンターから何度かピンチを迎えたが、シュートミスにも助けられ、1点差のまま、試合は推移していった。





73分、小笠原が放った直接FKは相手GKに阻まれ、直後にはゴール前での混戦から山村が左足ボレーで狙ったが、惜しくも枠を越えた。74分には、またもアクシデントが発生。相手との競り合いで、青木が顎から流血し、治療のために数分間、ピッチからの離脱を余儀なくされた。





鹿島は最後までゴールネットを揺らすことができず、ホームで屈辱的な完封負けを喫した。試合後のゴール裏は、ブーイングで選手たちを迎え、引き揚げる背中をチームコールで送った。次戦は5日、AFCチャンピオンズリーグ グループステージ第6節のFCソウル戦だ。サポーターからのメッセージを受け止め、3日後の決戦では死に物狂いで結果を残さなければならない。勝つしかない。



【この試合のトピックス】
・加入2年目の杉本が、J1で自身初の先発出場を果たした。今季のリーグ戦初出場でもあった。
・植田がリーグ戦2試合ぶりの先発出場を果たした。
・伊東が今季のリーグ戦初先発を果たした。
・豊川が途中出場。3月8日に行われたJ1 1st 第1節の清水戦以来、今季リーグ戦2試合目の出場を果たした。
・山村が、3月22日に行われたJ1 1st 第3節の名古屋戦以来、今季リーグ戦3試合目の出場を果たした。

監督コメント[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・練習でやっていることを思い出して、連動性を高めていこう。
・自分たちで状況を困難にしている。もっとシンプルにプレーしよう。
・重要なのは勝ち点3を取ること。そのために積極的にゴールを目指していこう。

ヴァンフォーレ甲府:樋口 靖洋
・立ち上がり15分、しっかり集中して入ろう。
・サイドのマークをはっきりすること。
・我々が先に点を取って必ず勝つぞ!

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(若い選手が先発したが)火曜日にACLグループステージ突破をかけた試合がある。試合に出続けている選手は疲労が高くなり、温存しなくはいけない状態だった。右サイドは何試合も経験のある伊東、CBも経験のある植田と青木で左サイドに山本を入れて、守備の安定性を求めた。柴崎はプラスアルファをもたらす選手で代えがきかない。プラス、梅鉢を入れた。カイオは創造性あるプレーに期待。若い杉本もいつか試合に出るわけで、今日使うことを決断した。しかし、90分走れるかといえば、見ての通り。トップ下は中村、前に高崎。試合に出ていた選手と出ていない選手でうまく連係してやってくれることを期待したが、思い通りにいかないのもサッカーだ。
・90分を通して、自分たちがやってきたことを出し切れなかった。相手の背後を狙ったり、サイドチェンジしたり、スピードアップしてゆさぶったり、ポゼッション、パスワークで崩すとか、そういう自分たちのサッカーがまったくできていなかった。非常に残念だった。
・守備から攻への切り替えの判断をもっと早くしなくちゃいけない。相手の陣形が整ったところで攻めても苦しいので、早く切り替えて、相手の陣形が整う前に攻めることもできたのに、判断が非常に遅かった。改善が必要だろう。前半は攻撃的な選手の動きも少なかった。後半は相手の方が積極性を持ってやっていたので、同点に追いつくというよりも負けに等しい内容だったと思う。自分たちがチームとしてやるべきサッカーができていなかった。後半の立ち上がり2分にホームで失点するなんて、あってはならないことだ。
・(FCソウル戦にむけて)違う大会、違う対戦相手であり、僕らも相手も、勝たなくてはならない目的が明確になっている戦いだ。やりやすい部分もあると思う。ホームだし、たくさんのサポーターが来てくれることを期待している。スタジアムにいる全員でしっかり予選突破ができるように頑張っていきたい。今日の試合以上のものは、最低限示したいと思う。

ヴァンフォーレ甲府:樋口 靖洋
6連敗とチームがなかなか結果をつかめない非常に苦しい4月で、月が変わり、1つきっかけを掴めるような勝ち点3を取ることができて、非常にうれしく思う。鹿嶋まで駆けつけてくてくれたサポーターと喜びを分かち合うことができ、うれしく思うとともに感謝している。ゲームは相手がボールを持つ時間が長く、ブロックが下がる時間があったが、ここ2、3試合ブロックの守備は安定感が出てきていたので、手ごたえは感じていた。しかし、ゲームを制するためには先制点を取ることが重要だった。前半からカウンターでゴール前まで運べていたが、後半のスタートで実を結び先制点を取ることができた。後半の途中から出た選手がパワーをもたらしチャンスを作ったことも、収穫の1つだった。ゲームを決める2点目3点目のチャンスがあっただけに、そこをしっかり決めないと勝ち切るのは苦しくなる。今日は勝つことができたので、心から喜んでいる。連戦が続くが、連勝するという意識を強く持ってやっていきたい。

選手コメント[試合後]

【梅鉢 貴秀】
メンバーは替わったけど、不安はなかった。でも、結果はノーゴール。受け止めなければいけない。

【高崎 寛之】
うまくボールを動かせなかった。メンバーが替わってうまくいかないところもあったけど、悔しい。全体的に、あまり良くなかった。うまくボールを引き出せなかった。

【山村 和也】
ゴールキックからの失点だった。リスクマネージメントをしっかりしないといけなかった。相手に流れを掴ませてはいけないところで、流れを取られてしまった。最終ラインが締めないといけない時間帯で、失点してしまった。反省しなければいけない。

豊川選手、植田選手、杉本選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事