日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年7月26日日曜日

◆内田篤人と清武弘嗣が『やべっちFC』新企画に登場…代表の裏話や未来を語る(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20150725/334158.html


『やべっちFC』の企画“質問するっち”に登場する内田と清武


 7月26日にテレビ朝日系列で放送される『やべっちF.C.~日本サッカー応援宣言~』で、シャルケに所属する日本代表DF内田篤人とハノーファーに所属する同代表MF清武弘嗣が、今月からスタートした同番組の新企画“質問するっち”に登場する。

 7月5日に同企画が初めて放送された際には川崎フロンターレ所属のFW大久保嘉人がインタビュアーとなり、ドルトムント所属のMF香川真司に質問をぶつけたことが話題となったが、今回は現在負傷によりチームを離れている両名が登場する。

 今オフにはリハビリをともにしたという両選手が、ブンデスリーガでのプレーや日本代表の裏話、さらには未来について大いに語る内容となっている。先輩である内田からの問いかけには清武から意外な答えが飛び出す。

 仲の良い2人の大盛り上がりとなったトークは26日深夜0時30分から放送の「やべっちF.C.」で放送される。

◆漏れなかった内田結婚 代表選手の絆…岡崎「前々から聞いていた」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/05/28/kiji/K20150528010434470.html

結婚したことを発表したシャルケDF内田

ドイツ1部リーグ、ブンデスリーガのマインツに所属する日本代表FW岡崎慎司(29)が28日、羽田空港着の航空機で帰国。日本代表DF内田篤人(27=シャルケ)の電撃結婚を「前々から聞いていた」と明かして祝福した。

 内田は25日夜に所属事務所を通じて一般女性との結婚を電撃発表したばかり。世間的には“寝耳に水”のニュースで、日本代表選手の中でも抜群の女性人気を誇る内田の結婚にネット上には「会社休みます」などと悲痛な声が多数上がっていた。

 だが、内田より1学年上で、すでに2児の父でもある岡崎はおめでたいニュースを「前々から聞いていた」と告白。内田は結婚発表の際に「しっかり者の僕より(笑)さらにしっかりしていて…」と新妻のことを紹介していたが、「(内田は)しっかりしていないので結婚して良かった」と笑わせながら祝福した。

 岡崎自身はJ1清水時代の08年7月に結婚。05年の清水入り後、なかなか結果が出なかったが、夫人との交際が始まってから右肩上がりに調子を上げ、清水でレギュラー獲得、日本代表入り…と一気に日本を代表するスター選手へと駆け上がった。それだけに「支えてくれる人がいるのは大事なこと」と言葉に実感がこもった。

 同じくこの日ドイツから帰国した元日本代表MF細貝萌(28=ヘルタ・ベルリン)も内田の結婚について「大分前から聞いていた」と話し、仲間たちの多くが事前に報告を受けていた様子。それだけ多くの人が知っていながら事前に一切漏れなかったのは、内田の人柄はもちろん、それだけ日本代表チームの絆が強い証しだろう。

◆[MOM1415]鹿島ユースFW垣田裕暉(3年)_真夏の群馬で誰より跳んで、走って・・・元鹿島FWの父持つ187cmFW(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?168003-168003-fl



[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.25 クラブユース選手権(U-18)GS第3節 鹿島ユース 0-0 徳島ユース 敷島補助]

 気温34度、真夏の耐久戦。80分間走りぬくことも困難なような環境でも、鹿島アントラーズユースの背番号13は誰より走って、跳んで、また跳んだ。精度の部分はまだまだ向上の余地がある。それでも、FW垣田裕暉(3年)がそのポテンシャルを改めて示した一戦だった。

 鹿島の最前線に君臨する187cmの大型FW。「自分は他の大きい選手に負けたくない。デカい選手が苦手なことを小さい選手と同じようにこなせれば武器になる」という垣田は本当に良く走る。ロングボールの競り合いに加えてスペースへの抜け出しを繰り返し、ボールを失ってもスピードを緩めることなくプレッシングの急先鋒となる。鹿島が現在見せている「前から」のサッカーに攻守両面で貢献。187cm、80kgの身体は真っ先に消耗してもおかしくないように映るが、板倉南小(群馬)、鹿島中(茨城)を通して9年間、学年のマラソン大会で1位を取り続けたというFWは80分間、当然のように走り切ってしまう。

 鹿島のロングボール中心の攻撃の中で、垣田は試合終盤になっても何度も何度も跳躍をして、その度に競り勝っていた。この暑さの中でも誰よりも本数多く跳躍していたはずだが、最後まで制空権は垣田にあった。そしてボールを収めて味方の押し上げにも貢献していたFWの父親は、92年のJリーグ開幕時に鹿島に在籍していたFW垣田健氏。「身長大きくなるのは分かっていて、(元Jリーガーの父から)『デカい中でも足下がないとダメだ』と言われていて、小さい頃から基礎練習とかそういう練習をさせられていたので、デカい選手にはない足下のあるプレーができているのかなと思っています」。

 この日は立ち上がりにクロスから2本のヘディングシュート。後半12分にはゴール至近距離から決定的なヘディングシュートを放ったが、相手DFにゴールライン上でクリアされて無得点に終わった。「点取りたかったっす」と垣田。結果には全く納得していない。群馬の暑さについてはさすがに「実際キツくて普段走れるところで走れなかったり、行けるところでいけなかった」と本音を口にしていたが、この環境の中でもより走って違いを生み出さなければならないと考えている。それだけに「疲れた時にもっと走って、そこでもっとボール扱いをちゃんとやって、ミスを減らして精度高くしていければいい」と武器をより向上させていくことを誓った。

 将来、鹿島のトップチームで活躍することを夢見る垣田について、鹿島ユースの熊谷浩二監督もそのポテンシャルの高さを認める。「だからこそ、まだまだ突き詰めることがあるんじゃないか。(課題は)判断だったり精度。特にその精度はもっともっと要求していかなければならない」。Jリーグで戦うことのできる選手になるためには、これからが大事。努力を欠かさず、突き詰めていくことができるか。期待過酷な環境の中で開催されているクラブユース選手権を垣田は将来飛躍するための大きな一歩とする。

◆ハリル監督ホッ 鹿島・柴崎が復調弾!(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2015/07/26/0008244550.shtml

 前半、先制ゴールを決め、昌子(左)に祝福される柴崎

 「J1、鹿島2-1FC東京」(25日、カシマ)

 鹿島はMF柴崎岳(23)のゴールなどでFC東京を2-1で破って石井新監督の初戦を飾った。

 別格の存在感を放った。左足第5中足骨の負傷が癒えた日本代表MF柴崎が6月20日の横浜M戦以来5試合ぶりに先発出場。1得点1アシストの活躍で視察に訪れた日本代表ハリルホジッチ監督に復調を印象付けた。

 0-0の前半30分、ゴール正面左寄りでパスを受けると迷わず右足を振り抜いた。約20メートルのミドル弾は相手DFに当たって軌道が変わり、ゴール右隅に吸い込まれた。4月25日の神戸戦以来13試合ぶりとなる今季3得点目。同点の後半36分にはCKから正確無比の右足でDF昌子の決勝ヘッドをアシストした。

 ハリルホジッチ監督も胸をなで下ろした。23日の東アジア杯代表メンバー発表の際には柴崎の状態について「少し問題がある」と懸念を示していたが、試合後には「柴崎がプレーしたのがうれしかった。かなりいい試合をした。ゴールもしたし得点にも絡んで良かった」とうなずいた。

 13年の前回大会では代表招集されながらも体調不良で辞退。W杯ブラジル大会への切符もこぼれ落ちた。満を持して臨む今大会へ「選んでくれたのでしっかり日本のためにいい試合をしたい」と静かに胸の内を燃やした。

 21日に解任されたトニーニョ・セレーゾ監督の後を受けた石井新監督の初陣を飾った。チームを一つにする3試合ぶりの勝ち点3をもたらしたのは、紛れもなく柴崎だった。

◆柴崎 先制ミドル&Vアシスト!ハリル監督の前で復調アピール(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/07/26/kiji/K20150726010808740.html

J1第2S第4節  鹿島2-1FC東京 (7月25日  カシマ)

先制ゴールを決める鹿島・柴崎 

 鹿島はホームのFC東京戦で戦列に復帰した日本代表MF柴崎岳(23)が1得点1アシストの活躍で、チームを2―1の勝利に導いた。左足第5中足骨を痛め、5試合ぶりに先発で復帰。前半30分に約20メートルの右足ミドル弾を決め、後半36分にはCKから勝ち越し弾をお膳立てした。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が視察に訪れた中、東アジア杯(8月1日開幕、中国・武漢)へ向けて、完全復調をアピールした。 

 鹿島のエースが帰ってきた。前半30分、柴崎はゴール前やや左、約20メートルの位置でパスを受けると、右足を強振した。体重を乗せたボールは地をはうような低く速い弾道。途中で相手DFに当たりコースは変わったが、勢いは衰えず、ゴール右のネットを揺さぶった。「バイタルエリアが空いていたのでシュートイメージを持っていた。軌道が変わり、運良く入ったけど、打ったことが良かった。良いゴールだった」と自賛してみせた。

 5試合ぶりの先発だった。6月20日の横浜戦後、左足に痛みが走った。MRI(磁気共鳴画像装置)検査の結果、左足第5中足骨に骨折寸前の症状が表れていた。今季は開幕前から日本代表としてアジア杯を戦い、鹿島では離脱までチームで唯一公式戦フルタイム出場。中心選手であるが故の代償だった。患部の補強手術も選択肢にはあったが、長期離脱となるため保存療法を選択。しばらく別メニューで調整し、16日には練習に合流した。前節19日の松本戦は大事を取って欠場したが、この試合に照準を合わせて結果を出した。

 ただ、欠場している間にチーム状況は一変した。松本戦の敗戦でチームはトニーニョ・セレーゾ監督を解任し、石井新監督の就任を決断。クラブ史上2例目となるシーズン途中の解任だった。自身が欠場した試合は1勝1分け2敗。チームの大事な時期にいられなかった複雑な思いもあったが、新体制初戦で勝利に貢献し「チームを良くしたいと全員が思っていた。いい方向に向かうと思います」と胸を張った。

 1―1の後半36分には右CKからDF昌子の得点をアシスト。復帰戦ながらフル出場も果たし、ハリルホジッチ監督の前で存分にアピールした。その姿を目に焼き付けた指揮官は帰り際に「柴崎がプレーしたのが、ちょっとうれしかった。かなりいい試合をしてゴールを決め、得点にも絡んだから良かった」と目を細めた。柴崎も「もっとコンディションを上げて、代表に合流する前に戦える状態に上げていきたい」。優勝した2年前は体調不良で辞退した東アジア杯。今度は国内組の中心として、その力を示してみせる。

◆鹿島・柴崎、石井新監督の初陣で1G1A!視察のハリル監督にも好アピール(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150725/jle15072523240013-n1.html

前半、先制点を決める鹿島・柴崎(左)=カシマスタジアム(撮影・中井誠)

 明治安田J1第2ステージ第4節(25日、鹿島2-1FC東京、カシマ)21日にセレーゾ監督が解任され、コーチから昇格した石井正忠新監督の初陣となった一戦を、鹿島が勝利で飾った。前半30分、左足違和感から5試合ぶりに復帰した日本代表MF柴崎岳がミドルシュートで先制。後半25分に追いつかれて嫌なムードが漂ったが、後半36分、柴崎の右CKをDF昌子源がヘディングでたたき込んで勝利を掴んだ。

 柴崎は6月20日に行われた第1ステージの横浜M戦(アウェー)以来となる1カ月ぶりの復帰戦で、いきなりのフル出場。1ゴール1アシストと活躍した。「きょうの試合は勝利することが重要だった。これでチームはいい方向に向かうと思う」と顔をほころばせた。

 左足の第5中足骨に違和感があり、疲労骨折寸前だったが、定期的にMRI検査を受けて状態を見極めてきた。クラブ幹部は「(前節の)松本戦は本人にも不安があったが、だいぶ骨の密度も改善して強度が増してきた」と出場にゴーサイン。「柴崎は意図があるパスを出せる」と勝利の立役者になった23歳を称えた。

 日本代表のハリルホジッチ監督が視察に訪れ、「柴崎がプレーしたのはうれしい。かなりいい試合をした。ゴールしたし、得点にもからんだのでよかったと思う」とご満悦。東アジア杯は2年前の前回大会時に体調不良で招集を辞退した経緯もあり、柴崎は「戦えるようにしておきたいし、いい状態にして合流したい」と意気込んだ。

◆これぞ代表の底力!鹿島・柴崎、ハリル御前で先制弾&Vアシスト(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150726/jle15072605030002-n1.html

先制点を決める柴崎(左)。1得点1アシストで、視察した日本代表のハリルホジッチ監督に復活をアピールした (撮影・中井誠)

 明治安田J1第2ステージ第4節(25日、カシマスタジアムほか)鹿島は5試合ぶりに出場した日本代表MF柴崎岳(23)が1得点1アシストと活躍し、FC東京を2-1で破って石井正忠監督(48)の初陣を飾った。柴崎は東アジア杯(8月、中国)を前に、視察した日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)へ復活をアピールした。G大阪は同FW宇佐美貴史(23)の決勝点で神戸に2-1で勝利。広島が唯一の開幕4連勝で首位を守り、年間順位でもトップに立った。第1ステージ覇者の浦和は2連敗。

試合に勝ち、サポーターに手を振る鹿島・柴崎=カシマスタジアム(撮影・中井誠)

 大歓声を気持ちよさそうに浴びた。左足の違和感で欠場していたMF柴崎が5試合ぶりの復帰戦で躍動し、鹿島の救世主になった。

 「チームのためにプレーしたことが勝利につながった。1試合勝てたことはよかった」

 まずは前半30分だ。中央から右足を振り抜くと低い弾道のミドルは相手DFの足に当たり、逆をつかれたFC東京のGK権田の横を通り抜けて先制点。1-1の後半36分には右CKをDF昌子の頭にドンピシャで合わせた。昌子は「GKが出るに出られない、相手の一番嫌なところにボールが来た。チームの大黒柱」と柴崎に脱帽した。

 勝たなければいけない試合だった。21日にセレーゾ監督が解任され、石井コーチが昇格。柴崎は「自分たちにも責任がある」と漏らした。翌日に選手は決起集会を開き、再起を誓った。

前半、先制点を決め、祝福される鹿島・柴崎(中央)=カシマスタジアム(撮影・中井誠)

 6月の中旬に痛めた左足は疲労の蓄積が原因とみられ、「いつポキッといってもおかしくない」(クラブ幹部)状況だった。2013年以降は全試合に出場し、昨秋からは日本代表にも定着。1月はアジア杯(豪州)を戦うなどフル稼働してきた代償だった。欠場期間は1勝1分け2敗。嫌なムードを吹き飛ばしたのはさすがだ。

 視察した日本代表のハリルホジッチ監督は「柴崎がプレーしたのはうれしい。ゴールしたし、よかったと思う」と喜んだ。柴崎が電話で指揮官に直接、「選んでくれたら日本のためにいいプレーをしたい」と志願した8月の東アジア杯出場も青信号だ。「いい時と比べたらまだまだ。もっと状態を上げたい」と柴崎。キーマンの復活は鹿島、そして日本代表にとっても明るい材料となる。 (伊藤昇)

◆鹿島石井新監督、初陣勝利に安堵「これを続けて」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1512934.html

鹿島石井新監督、初陣勝利に安堵「これを続けて」

<J1:鹿島2-1東京>◇第4節◇25日◇カシマ

 鹿島が監督交代後、初めて迎えたリーグ戦で勝利を挙げた。

 就任した石井正忠監督(48)は前節松本戦(0●2)から4人先発を入れ替えた。序盤からリズムをつかみ圧力をかけた。前半30分に日本代表MF柴崎岳(23)が右ミドルシュートで先制。後半に一時同点に追いつかれたが、同36分に柴崎の右CKからDF昌子源(22)が頭で合わせて決勝点を挙げた。

 試合後、石井新監督はホッとした表情を見せ「今日は球際で厳しさを見せていた。前半から相手を圧倒できたと思う。まだ1勝しただけなので、これを続けていきたいと思います」と勝利の余韻にひたった。

◆ニュー鹿島2発快勝 監督交代で流れ変わった(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1512998.html

ニュー鹿島2発快勝 監督交代で流れ変わった

<J1:鹿島2-1東京>◇第4節◇25日◇カシマ

 16年ぶりにシーズン途中の監督交代に踏み切った鹿島が勝った。東京を下し、石井正忠新監督(48)の初戦を飾った。前半30分に5試合ぶり復帰の日本代表MF柴崎が先制。1-1の後半36分に、柴崎のCKからDF昌子が決勝点を奪った。鹿島歴24年、黄金時代を知る「兄貴分」監督が、融和路線で通算16冠の名門を再建する。

 体から力が抜けた。セレーゾ前監督更迭後の初戦を制すと、石井監督は表情を崩して仲間と抱き合った。重圧から解放され「逃げたい…じゃないけど、かなりプレッシャーのかかる立場だと実感しました。選手、コーチ時代も立った場所だけど全く違いますね」。約2カ月間、勝てなかったホームで初陣1勝を挙げた。

 ジャージーからワイシャツに衣替えし「石井」コールで迎えられた。「勝ちにこだわろう」。そう送り出した選手が前半30分に応えた。左足負傷から5戦ぶりに復帰した柴崎が先制弾。ミドルシュートがDF吉本に当たってコースが変わった。チーム全員の気持ちが乗り移ったゴールだった。

 選手7年、指導者17年。48歳の新監督は人生の半分を鹿島にささげてきた。3冠のセレーゾ氏、3連覇のオリベイラ氏らに師事し、橋渡しを長く務めた。強化責任者の鈴木常務は「兄貴分で選手の話を吸い上げられる。セレーゾ時代は指示通りだったチームが変わった」。選手は解任翌日に決起集会を開いた。全31人が1人ずつ決意を述べ、まとめた意見を小笠原から伝えられた際も親身に聞いた。

 所信表明は「勝負にこだわる集団の復活」。ジーコ氏から学んだ、ミニゲームでも勝利を求める姿勢だ。就任後、前体制では負傷防止のため禁止されていた練習中のスライディングを解禁。球際の徹底から再出発した。ゲーム主将も柴崎から小笠原に戻し、1年目のFW鈴木を初めてベンチに入れて競争心もあおった。

 1-1の後半36分には柴崎のCKにDF昌子が頭で合わせ決勝点を奪った。初星を贈られたクラブ史上21年ぶり2人目の日本人監督は「鹿島はJの中心にいないといけない」。名門が息を吹き返した。【木下淳】

◆ハリル監督、鹿島-東京視察 柴崎良かった(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1512992.html

ハリル監督、鹿島-東京視察 柴崎良かった

<J1:鹿島2-1東京>◇第4節◇25日◇カシマ

 鹿島の日本代表MF柴崎岳(23)が完全復活した。左足第5中足骨を痛めて先月20日の横浜戦を最後に欠場していたが、5試合ぶりの復帰戦で1得点1アシスト。「いい状態の時と比べれば、まだまだ」と言いながらも大黒柱は健在だった。前節19日の松本戦で復帰予定も立てたが、大事を取って先延ばし。20日のMRI検査で回復が確認された。

 鹿島-東京を視察した日本代表ハリルホジッチ監督の話 柴崎がプレーしたことがうれしかった。かなり良い試合だった。ゴールもしたし、得点にも絡んだ。良かったと思います。

◆復帰の柴崎が1G1Aで存在感…鹿島、石井体制初陣を白星で飾る(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?167972-167972-fl

[7.25 第2ステージ第4節 鹿島 2-1 F東京 カシマ]

 J1は25日、第2ステージ第4節を行い、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズとFC東京が対戦し、鹿島が2-1の勝利を収めた。

 21日にトニーニョ・セレーゾ監督の解任、石井正忠コーチの監督昇格を発表したばかりの鹿島は、左足第5中足骨を痛めてここ4試合を欠場していたMF柴崎岳が先発復帰。一方のF東京はスペイン人FWサンダサが移籍後初先発を飾った。

 前半13分にF東京がシュートチャンスを作り出し、MF高橋秀人のスルーパスから抜け出したサンダサが右足で狙ったが、GK曽ヶ端準の守備範囲に飛んでキャッチされる。対する鹿島は同19分、MF中村充孝とのパス交換からPA内に進入したDF伊東幸敏が狙った左足シュートがポストに弾かれてしまう。さらに同26分には右サイドのMF遠藤康からのクロスをDF山本脩斗がヘッドで落としたボールを、FW赤崎秀平が左足で狙ったがクロスバーに直撃するなど先制点を奪うには至らない。

 しかし、前半30分に鹿島が先制に成功する。左サイドの山本からパスを受けた柴崎がPA外から右足を一閃。ボールはブロックに入ったDF吉本一謙に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 1-0と鹿島がリードを奪ったまま後半を迎えると、後半8分にF東京が決定機を迎える。左サイドから送られたグラウンダーのクロスをゴール前に走り込んだFW前田遼一がスライディングで合わせたものの、シュートはポストに弾かれた。しかし同24分、GK権田修一が蹴り出したボールを前田がヘッドですらすと、最終ラインの裏に走り込んだFWネイサン・バーンズが蹴り込んで試合を振り出しに戻した。

 同点に追い付かれた鹿島は後半35分にFWダヴィを投入して流れを変えようと試みる。すると同36分、柴崎が蹴り出したCKを走り込んだDF昌子源が豪快にヘッドで叩き込んで、再びリードを奪った。その後、F東京の反撃をしのいだ鹿島は2-1の勝利を収め、石井体制初陣を白星で飾った。

◆監督交代の鹿島が新体制初勝利…5戦ぶり復帰の柴崎が先制ミドル&アシスト(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150725/334079.html

 2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第4節が25日に行われ、鹿島アントラーズとFC東京が対戦した。

 ホームの鹿島は前節の松本山雅FC戦に敗れ、セカンドステージで11位、年間順位で8位と低迷している。クラブは21日にトニーニョ・セレーゾ監督を解任し、後任に石井正忠新監督が就任することを発表した。この試合では日本代表MF柴崎岳が5試合ぶりに復帰。前節の先発メンバーから合わせて4名を変更してきた。一方のFC東京は、前節のモンテディオ山形戦を引き分け、こちらも勝ち点4といまいち波に乗り切れていない。この試合では前節負傷交代した同DF太田宏介が欠場。前線にはFWサンダサが初スタメンを飾った。

 この試合で最初にチャンスを作ったのはFC東京。13分、カウンターから抜けだしたサンダサがペナルティエリア外から右足でミドルシュートを放ったが、ここはGK曽ヶ端準にキャッチされてしまう。

 一方、鹿島にも決定機が訪れる。19分、右サイドでボールを持った伊東幸敏が敵陣深くまで持ち込むと、ペナルティエリア右の中村充孝にパス。中村がワンタッチで戻すと伊東が中央に切れ込み左足でシュート。カーブがかかったシュートは左ポストに阻まれ、得点には至らなかった。

 続く27分、右サイドの遠藤康が上げたアーリークロスをファーサイドの山本脩斗が頭で落とし、最後は赤崎秀平が右足ボレーシュートで狙ったが、ここもクロスバーに阻まれてしまった。

 その後も攻めこむ鹿島。30分、ゴール前でパスを受けた柴崎が右足で強烈なミドルシュート。相手DFに当たってコースが変わったボールが、GK権田修一の左脇下を抜け、鹿島が先制に成功した。

 前半は最後まで鹿島がFC東京を押し込む時間が続いたが、スコアは変わらず1-0のまま試合を折り返した。

 FC東京は後半開始から吉本一謙に代えて松田陸を投入した。後半の序盤はやや鹿島が押し気味に試合を進めたが、ようやくFC東京にもチャンスが生まれる。53分、左サイドの徳永悠平からグラウンダーのクロスが入ると、ファーサイドに走りこんだ前田遼一が右足で合わせたが、シュートはポストに弾かれてしまった。
 勢いを掴みたいFC東京は61分にサンダサに代えてネイサン・バーンズ、66分に河野広貴に代えて三田啓貴を投入。早々に3枚の交代カードを切った。

 するとFC東京の交代選手が監督の期待に応える。70分、自陣でFKを獲得すると前線にロングボールが送られる。これを前田が頭で前にすらし、抜けだしたネイサン・バーンズがワンタッチでゴール左に蹴りこみFC東京が同点に追いついた。ネイサン・バーンズにとっては来日初ゴールとなった。

 鹿島は苦しい展開に持ち込まれたが、ここで勝負強さを発揮する。81分、右サイドでCKを獲得すると、柴崎のクロスボールをゴール前の昌子源が頭で合わせてゴール。鹿島が終盤で勝ち越しに成功した。

 リードを守りきりたい鹿島は89分に遠藤を下げて青木剛を投入し、逃げ切りを図る。このまま2-1で鹿島が勝利を収め、石井監督新体制下で初白星を挙げた。

 次節、鹿島はアウェーでサガン鳥栖とFC東京はホームでベガルタ仙台と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 2-1 FC東京

【得点者】
1-0 30分 柴崎岳(鹿島アントラーズ)
1-1 70分 ネイサン・バーンズ(FC東京)
2-1 81分 昌子源(鹿島アントラーズ)

◆J1:鹿島、反転攻勢へ一歩目(毎日)


http://mainichi.jp/sports/news/20150726k0000m050124000c.html

 ○鹿島2−1FC東京●(25日・カシマ)

 前半30分。足元を指しパスを求めた鹿島・柴崎はボールを収めると、横に切り込みながら右足を振り抜いた。シュートは相手選手に当たってコースが変わり、ネットを揺らす。寡黙な男が、力強く右拳を突き上げた。

 どんな形でも勝ちたかった。優勝候補ながら開幕から波に乗れず、第1ステージ8位。その後も変化が見られないチームに「何らかのアクションを起こさなければ」(クラブ関係者)。苦渋の決断だったが、数々のタイトルをクラブにもたらしてきたセレーゾ監督をシーズン途中で解任せざるを得なかった。

 「責任はもちろん僕たち選手にもある。監督が代わっても、選手が変わらなければ同じこと」と昌子。左足を痛め、戦列を離れていた柴崎も感じるものがあったのだろう。「劇的にチームは変わるものではない。でも、随所にモチベーションの高さ、戦う意欲が見られた」。苦しい時間帯もあり同点に追いつかれたが、後半36分、柴崎のCKから昌子が打点の高いヘディングでたたき込んで決勝点。終了の笛に、ベンチの選手たちが一斉に石井新監督に抱きついた。

 「僕は常勝チームとは思っていない。黄金期は先輩たちが築いたもの。それを、今のメンバーでまた築いていけるように」と昌子。反転攻勢への一歩目を刻んだ。【大島祥平】

◆2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第4節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51596

J1 2nd 第4節 vsFC東京

石井監督、初陣白星!柴崎と昌子のゴールで、鹿島がFC東京を撃破!



鹿島が、力強く再出発への第一歩を踏み出した。石井監督の初陣となったJ1 2nd 第4節のFC東京戦、30分に柴崎のゴールで先制すると、追いつかれて迎えた81分、昌子がヘディングシュートで決勝点。2-1で競り勝ち、3試合ぶりに勝ち点3を獲得した。



鹿島は先週末のJ1 2nd 第4節で松本に0-2で敗れた。その2日後、クラブは監督解任を決断した。トニーニョ セレーゾ監督に代わって、石井正忠コーチが新監督に就任。新体制で、再起を期すこととなった。



石井監督は、2日連続での紅白戦を含め、実戦形式のトレーニングを繰り返した。ピッチは活気にあふれ、大きな声で指示が飛び交った。「自分たちが変わらないといけない」と、選手たちは口々に語っている。新たな一歩を踏み出すため、ただ勝利だけを目指して、汗を流した。



激しいポジション争いの末、石井監督が選んだ先発メンバーは、前節から4人が入れ替わっていた。GKに曽ヶ端、右サイドバックに伊東、左サイドハーフに中村を起用。そして、ボランチには約1か月ぶりに柴崎が復帰し、小笠原とコンビを組む。センターバックは昌子とファン ソッコのペア、左サイドバックは山本が務める。2列目には中村の他、土居と遠藤が並んだ。1トップには赤崎が入る。



厳しい暑さに見舞われた、カシマスタジアム。アントラーズレッドのスタンドは、石井監督への信頼とエール、そして、チームとともに戦っていく意思を数々の横断幕で示した。大きな「石井」コール、そしてベンチ入りメンバー18名全員へのコールが鳴り響く。力強いサポートを受けた選手たちは、18時34分、再出発へ向けたホイッスルを聞いた。



鹿島は立ち上がりから、積極的な動きを見せる。開始15分間、チャンスを作るには至らなかったが、陣形をコンパクトに保ち、出足の早いプレスでセカンドボールを確保。攻守の切り替えも素早く、球際での競り合いでも激しいボディコンタクトを厭わずに戦っていた。



鹿島の最初の決定機は19分、右サイドで伊東がボールを持ち、同サイドのスペースへ流れていた中村に縦パス。中村はワンタッチで後方に戻し、ワンツーの形となって、伊東がペナルティーエリア内へ進入する。伊東はシュートコースを作り出して左足を振り抜いたが、ボールは惜しくも左ポストを直撃してしまった。



流動的な攻撃で惜しいチャンスを作った鹿島は、さらに26分、右サイドで前を向いた遠藤が、ファーサイドへと浮き球のボールを送る。走り込んでいた山本が頭で落とすと、赤崎が丁寧なインパクトで左足ボレー。正確なシュートは枠を捉えたが、今度はクロスバーに阻まれてしまった。



2度の決定機を逃し、嫌な雰囲気が漂いつつあった。しかし、この日の鹿島は、3度目のチャンスをゴールへ結実してみせる。小笠原を起点とする分厚い攻めで、両サイドを使って相手を押し込んでいくと、クロスやラストパスが相手に阻まれても、素早い切り替えでセカンドボールを拾い、二次三次と攻撃を仕掛けていった。そしてスコアが刻まれたのは、30分だった。柴崎の縦パスから、中村が迎えたシュートチャンスは相手のブロックに遭ったものの、左サイドからバイタルエリアの柴崎にパスが通る。次の瞬間、歓喜が訪れた。背番号20が右足を振り抜くと、相手DFに当たってコースが変わったボールが、ゴールへと吸い込まれていった。



戦列復帰を自ら祝う柴崎のゴールで、カシマスタジアムのボルテージはさらに高まった。鹿島は追加点こそ奪えなかったが、攻守に充実した内容で、前半を1点リードで終えた。



1点リードで迎えた後半、選手交代で打開策を講じてきたFC東京の前に、鹿島は劣勢を強いられてしまう。両サイド深くまで押し込まれ、クロスからピンチを迎えた。54分には、相手のシュートが左ポストを直撃。事なきを得て、試合は後半の半ばを迎えた。



しかし70分、鹿島は一瞬の隙を突かれて同点に追いつかれてしまう。相手GKからのロングボールで、競り合いに敗れてヘディングで後方へと落とされると、最後はネイサン バーンズに右足シュートを決められてしまった。



残り20分で同点に追いつかれ、さらにFC東京の攻撃を受けてしまった鹿島。しかし、追加点を与えずに耐え忍ぶと、次第にペースを掴んでいく。石井監督は、80分にダヴィを投入。勝ち越しゴールへの希望を託した。



すると81分、ダヴィのスルーパスから抜け出した土居が奪った右CK。柴崎が蹴り込んだボールに昌子が反応すると、打点の高いヘディングシュートをゴール左隅へと届けた。背番号3が値千金のゴールを決め、鹿島が再び1点をリードした。



残り10分強、鹿島はしっかりとリードを守り切った。石井監督は後半アディショナルタイムに青木を投入し、試合を締めた。そして、勝利を告げるホイッスルが鳴り響いた。2-1。石井監督の初陣を白星で飾り、鹿島がカシマスタジアムでの今季3勝目を収めた。



「これで終わりじゃない。継続しないと意味がない」と、選手たちは口を揃えた。次戦は29日、J1 2nd 第5節のサガン鳥栖戦だ。中3日で迎えるアウェイゲームで、連勝街道を走り始めなければならない。



【この試合のトピックス】
・リーグでのFC東京戦は、2009年4月12日のJ1第5節以来、12戦連続負けなしとなった。
・今季のリーグ戦では、FC東京に2連勝となった。
・石井監督が、初采配の一戦で初勝利を収めた。
・曽ヶ端が、5月16日のJ1 1st 第12節の広島戦以来、10試合ぶりの先発出場を果たした。
・柴崎が、6月20日のJ1 1st 第16節横浜FM戦以来、5試合ぶりの先発出場。今季リーグ戦3ゴール目を記録した。
・昌子が、7月11日のJ1 2nd 第1節新潟戦以来、3試合ぶりの今季リーグ戦3ゴール目を記録した。
・中村が、5月2日のJ1 1st 第9節の甲府戦以来、今季2試合目の先発出場を果たした。
・伊東が、6月7日のJ1 1st 第15節の山形戦以来、今季3試合目の先発出場を果たした。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・守備はよくできている。後半も継続していこう。
・相手のカウンターも考えて注意力、判断力を落とさずプレーしよう。
・セットプレーの時はもう一度マークの確認をしていこう。


FC東京:マッシモ フィッカデンティ
・相手のチャンスは自分達のミスから起きている。
 集中してしっかりと対応すること。
・サイドからつないで全員で押し上げて分厚い攻撃をしていくこと。

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
はじめて監督として臨んだ試合に勝つことができて、ほっとしている。今日の試合は球際も厳しくいくことができ、戦う姿勢を見せることができた。そういう部分で、前半から相手を圧倒する試合はできたと思う。後半は運動量が落ちてしまったこと、同点に追いつかれたことで少しトーンダウンしたが、最後は追加点を取って勝利することができうれしく思う。しかし、まだ1勝しただけ。これを続けていきたい。

Q.就任してから時間がないなかで、選手に求めてきたものは?
A.前任のセレーゾ監督が積み重ねてきた部分は継続しながら、細かい部分の修正、守備でいえば球際をさらに厳しくしてボールを奪いきること、攻撃では相手の怖がるようなアタッキングサイドへの侵入を数多くやっていこう、チャレンジしていこうということを、短い時間でしたが意識させるようにやってきた。

Q.今後、どのような方向性でチームを立て直していきたいか?
A.今日もそうだが、攻守にわたってアグレッシブさをもっと出していきたい。それが90分できるような形にしたい。攻撃に関しては、積極的にアタッキングサイドに侵入するかたち、仕掛けるかたち、とにかく相手が怖がるようなかたちにしていきたい。守備ではしっかり組織的に相手を追い込んで、今日も何度も相手を挟み込んでボールを奪うことができたが、そういうところを継続していきたい。

Q.試合が終わった瞬間の気持ちは?
A.本当にほっとしたという気持ち。

Q.指導者としてジーコから受けた影響はあるか?
A.いつも言っていることだが、勝負にたいする厳しさ、戦う姿勢。ミニゲームであっても紅白戦であっても、勝負にこだわる。そこは教えられたこと。そこはこのチームのカラーでもあるので意識している。

Q.カシマスタジアムで監督としてピッチに立った気持ちは?
A.かなりの重圧があった。この場を逃げたいというわけではないが、そんな気持ちも少しは。本当にプレッシャーがかかる立場だと実感した。コーチとも違うし、選手としても立ったけど、まったく違う気持ちだった。だからこそ、ほっとした気持ちが一番強かった。

Q.逃げたくなるような気持というが、そうさせるものはなにか? このチームの伝統か?
A.自分がこのチームを見てきて、Jリーグのなかで中心となるチームでなければいけないという思いをずっと意識してやってきた。こういうタイミングで急に監督に就任したが、この何日間、あっという間に時間が過ぎてしまった。やっぱり責任感というか、言い表せないものがあった。それでも、やらなくてはいけないという気持ち。うまく伝えられないけど、本当に少しだけそういう気持ちもあったということ。

FC東京:マッシモ フィッカデンティ
スタートは非常によかった。15分、20分まではいい形でやれていた。決定機は作れていた。しかし、バーやポストに当たるシュートを打たれ、流れが鹿島にいった。前半は徐々に鹿島が流れをつかみ、1点を先制した。後半は選手交代で、全体的にしっかり前からプレッシャーをかけられるようになり、同点に追いつくことができた。相手の2点目ではすばらしいヘディングシュートを決められてしまった。しかし、後半の内容は非常にすばらしかったと思う。気持ち、クオリティの面でも非常にいい内容だったので、歩むべき道は間違っていないと思う。けが人、負傷明けなど、コンディションが整っていない選手がたくさんいるなど問題は多く抱えているが、それにもかかわらずこれだけの試合ができたということは、非常にポジティブなことだと思う。


選手コメント

[試合後]

【柴崎 岳】
流れを変えるためにも、勝てて良かった。全員が高いモチベーションで戦えた。個人的には試合を重ねるごとに、良いプレーをできるようになっていくと思う。次に向けてしっかりと準備をして、今日のようなモチベーションを保って、チームとしての完成度を高めていきたい。

【昌子 源】
絶対に勝ちたかった。みんなが球際での勝負に勝てていた。この試合だけで終わってはいけない。継続してやっていかないといけない。失点は自分が競り負けたところからのもので、どうしてもやり返したかった。失点をしても、誰も下を向いていなかった。気持ちで押し込んだゴール。全員の気持ちが乗り移ったゴールだと思う。

【中村 充孝】
チームのために、何をしなければならないかを整理して臨んだ。自分がゴールを決めなければいけない場面もあった。個人的には、ここがスタート。チームとして大事な試合で先発で使ってもらえて、ゴールを決めて応えたかった。勝利で終わることができて良かった。勝ち切ったことが今後につながる。

山本選手、遠藤選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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