日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年5月1日日曜日

◆15歳186cmGKがPKストップ!U-15代表、2点ビハインド追いつきロシア撃破で決勝へ(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?188444-188444-fl

 第13回デッレナツィオーニトーナメントに参戦しているU-15日本代表は29日、スロベニアで行われた準決勝のU-15ロシア代表戦を行った。

 3連勝で決勝トーナメントに進んでいた日本だが、準決勝は苦戦を強いられた。35分ハーフの前半26分に先制点を許すと、同34分にも失点。前半だけで2点のビハインドを背負ってしまった。

 しかし後半に入ると一転、反撃を開始。後半10分、FW西川潤(横浜FMJY)のシュートのこぼれ球をMF食野壮磨(G大阪JY)が押し込んで1点を返すと、同17分にはDF西尾隆矢(C大阪U-15)のヘディングで試合を振り出しに戻す。このままPK戦に突入すると、5人全員が成功した日本に対し、ロシア5人目のキックを186cmGK高山汐生(湘南U-15平塚)がストップ。5月1日にイタリアで行うU-15スロベニア代表との決勝に駒を進めた。

 JFAによると、PKストップを見せて勝利に導いた高山は「PK戦ではチームメートを信じて1本必ず止めたいと思っていたので、勝利に貢献できて嬉しかった。この雰囲気の良さのまま全員で戦い、自分たちの力を見せたい。無失点にこだわり最高の決勝にしたい」と優勝を誓った。


GK:高山汐生
DF:岩井龍翔司、西尾隆矢、熊田柊人、山崎大地
MF:瀬畠義成、食野壮磨、松本凪生、山本理仁(68分→小田裕太郎)
FW:山崎稜介(HT→西川潤)、栗原イブラヒムジュニア

[控え]
GK:鈴木彩艶
DF:狩野奏人、井上樹、石田凌太郎、遠藤海斗
MF:山田楓喜
FW:ブラウンノア賢信

◆大迫、見せ場なく前半のみで交代「ちょっと納得いかない」ケルンは0―0ドロー(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20160430-OHT1T50074.html



 ◆ブンデスリーガ アウクスブルク0―0 1FCケルン(29日・アウクスブルク)

 2試合連続の先発だったケルンの大迫は、見せ場をつくれずに前半のみでピッチを退いた。

 トップ下に入ったが、自陣の低い位置まで下がってパスを組み立てる役割に回り、相手ゴールを脅かすシーンにはなかなか絡めなかった。「それ(組み立て)をやりながらゴール前にも入ろうとしているけど、きょうはラインが低すぎた。代えられたのはちょっと納得いかない感じがある」と歯がゆそうだった。(共同)

◆ケルン大迫 先発出場も不発「途中交代は納得しづらい感じある」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/05/01/kiji/K20160501012501830.html

ブンデスリーガ第32節  ケルン0―0アウクスブルク (4月29日)

 ケルンFW大迫が29日の敵地アウクスブルク戦で先発したが、不発に終わった。2戦連続の先発でトップ下でプレー。押し込まれる中で奮闘したものの、前半だけで交代を告げられ、「難しい試合でした。途中で代えられたのは納得しづらい感じはある」と無念の表情。 

 試合はスコアレスドローで終了し、「あと2試合あるので、切り替えて頑張ります」と必死に前を向いた。

◆大宮MF江坂、鹿島との差を痛感も「ゼロに抑えられたことはプラス」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?188465-188465-fl



[4.30 J1第1S第9節 大宮0-0鹿島 NACK]

 鹿島アントラーズとの差を痛感した。大宮アルディージャのMF江坂任は、リーグ戦で2試合連続となる先発のチャンスを与えられ、前半19分にはMF泉澤仁のパスをPA内左のスペースで受けてシュートまで持ち込んだ。しかし、その後はなかなかチャンスに絡むことができず、後半15分にピッチを後にした。

 前節・湘南(1-0)戦は3試合ぶりのリーグ戦先発でフル出場するも悔しいシュートゼロに終わった。スカウティングからボランチがボールに食らいついてくるというのがあり、江坂はそこが狙い目だとして果敢に狙っていった。しかし、「そこを剥がせればと思ったが、相手がしっかりつぶしに来ていた。そこで引っかかって前向きでボールを受ける時間が少なかった」と唇をかむ。

 チームとしてもパスがずれるなど、シュートまで持ち込む場面が少なく、90分でシュートはわずか2本に終わった。「今日はほぼ昭さん(家長)しか前向きでボール触っていないと思うし、個での打開だったり、前向きで受けるというところ、人数を増やしたりしないといけない」と攻撃面での課題を語り、「鹿島は前を向けていたし、ゴール前にか人数をかけていた。ボランチがフリックだったり、サイドハーフが中に絞ってワンツーだったりをやっていた。そこは自分たちとのクオリティの違い」と常勝軍団との違いを痛感した。

「センターバックの2枚は前に強い。セカンドボールもボランチが拾うのがすごく早い。そこが上位にいるチームなのかなと。そこが戦えているから後ろも安定していると感じた。そこを自分たちもやらないと、負けてきたときにズルズル行ってしまう」

 それでも3位につける鹿島の厚みのある攻撃を耐え抜いて、公式戦9試合負けなし(4勝5分)とした。「あれだけ押されている中でゼロに抑えられたことはプラス。負けなしが続いているというのもある。後ろはあれだけ攻められても守ってくれたので、カウンター1本でも取れれば良かったですけど…」と、価値ある引き分けにDF陣に感謝したが、江坂は最後まで反省の言葉が口をついた。

(取材・文 清水祐一)

◆鹿島伊東、今季初出場初先発「守備貢献」も攻め課題(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1640051.html

<明治安田生命J1:大宮0-0鹿島>◇第1ステージ第9節◇30日◇NACK

  U-23(23歳以下)日本代表候補の鹿島DF伊東幸敏(22)が、今季初出場初先発した。

 左サイドバック(SB)の山本脩斗(30)が負傷で欠場。右SB西大伍(28)が左へ回ったため、右サイドで出番がめぐってきた。「まず(大宮MF)泉沢(仁)選手をどう止めるかだけ考えて、今週はドリブル対策の練習をしてきた」。前半4分に、さっそくスライディングで突破を阻むなど効果が出て「パーフェクトとまでは言えないけど、守備は貢献できた」と納得した。

 前半19分以降、シュートを1本も打たせない守備に力を注いだ一方、攻撃では課題が出た。攻め上がって、絶好のスルーパスを受けてもクロスの高低にムラがあるなど、シュートを演出できなかった。後半ロスタイムに、FW鈴木優磨(19)の頭に合わせたものの、その行き先は枠の外。「今日は攻撃は二の次だったというか、まず守備で頭がいっぱいだった。レギュラーとして試合に出るレベルではない」と問題点を自覚した上で猛省し「ラスト10分、スタミナが切れたことも反省だし、中3日で迎える新潟戦に向けて、準備したい」と切り替えた。

◆鹿島遠藤「頑張って守ってくれたのに」無得点ドロー(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1640062.html

鹿島遠藤「頑張って守ってくれたのに」無得点ドロー

<明治安田生命J1:大宮0-0鹿島>◇第1ステージ第9節◇30日◇NACK

 鹿島が、敵地で痛い引き分けに終わった。出場停止明けの日本代表FW金崎夢生(27)が大宮の人数をかけたマークに遭う中、MF遠藤康(28)を中心に攻めた。両軍最多5本のシュートを放ったが、前半27分と36分の左足がGK正面に飛ぶなど不発。2試合連続の無得点に終わり「後ろが頑張って守ってくれたのに、前の選手が点を取れなかった」と反省した。

 守備陣は相手シュートを前半19分までの2本に抑えた。後半は1本も打たせない完璧な内容だったが、日本代表DF昌子源(23)は「ゼロに抑えたけど最低限の結果。(首位)浦和を勝ち点3差のまま追ってプレッシャーをかけたかったけど、5差に広げられたのは残念」と悔しがった。

 次節は4日のホーム新潟戦。U-23(23歳以下)日本代表DF植田直通(21)は「もう1つの負けも許されないし、勝ち点を落とすこともできない」と勝利に向けて切り替えた。

◆鹿島、2戦連続無得点で痛いドロー(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2016/04/30/0009039723.shtml

 「J1、大宮0-0鹿島」(30日、NACK5スタジアム大宮)

 鹿島が痛いドロー。立ち上がりから主導権を握って攻勢を仕掛けるが、ゴール前の精度を欠いた。前半23分には、MF遠藤の左CKからDF植田がヘディングで相手ゴールネットを揺らしたが、直前のプレーでファウルを取られてノーゴールに。後半にはMF鈴木、中村、FWジネイといった攻撃的なカードも切ったが、最後までゴールは遠かった。

 2戦連続での無得点となり、これで首位・浦和との勝ち点差は5に開いた。DF昌子は「負けたり引き分けたりすると、すぐに試合が来てほしいとなる。切り替えて頑張ります」と前を向いた。

 大宮は、90分を通じて放ったシュートが2本だけと守備の時間が長かったが、GK加藤を中心にゴールに鍵をかけ無失点。勝ち点1をもぎ取った。

◆鹿島、上位追走に失敗…2戦連続ノーゴールも昌子「イライラしないように」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?188460-188460-fl



[4.30 J1第1ステージ第9節 大宮0-0鹿島 NACK]

 引き離されるわけにはいかなかった。3位鹿島アントラーズはアウェーで大宮とスコアレスドロー。前節・柏戦(0-2)に続いて2試合連続の無得点に終わり、勝ち点1獲得にとどまった。

 前日29日に勝ち点3差で追う首位・浦和、1差の2位・川崎Fはそろって勝っていた。DF昌子源は「上2つが勝っていたし、試合前は『離されずに、(浦和とは勝ち点)3差のままプレッシャーをかけていこう』と話していた。差が開いてしまったのはチームとして残念」と唇をかむ。この結果、浦和とは勝ち点5差、川崎Fとは同3差。第1ステージも折り返しを迎え、これ以上は取りこぼせない。

 気になるのは2試合連続で無得点に終わっている攻撃陣か。この日はFW金崎夢生が出場停止明けで先発に復帰し、チームとして15本のシュートを浴びせたが、ノーゴール。昌子は「こういうときはちょっとずつイライラしてくるものだけど、イライラするとチームのパフォーマンスが落ちる。そこはあまり気にしないようにしている」と、試合中から一喜一憂せず、目の前のプレーに集中した。

 昌子自身、得点のチャンスがなかったわけではない。前半44分、MF遠藤康の左CKに頭で合わせたが、ヘディングシュートはクロスバーの上へ。「風が強い中、キッカーがいいボールを蹴ってくれていた。僕とナオ(植田直通)に1本ずつ(チャンスが)あって、決められなかったのは一つの課題。DFが(得点を)決めて、(失点を)ゼロで守るのも自分の存在をアピールするチャンス。そこも狙っていきたい」と、完封に満足することなく、貪欲に語った。

(取材・文 西山紘平)

◆鹿島、圧倒もドロー 優勝戦線5差後退…植田「僕が決めないと」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/05/01/kiji/K20160501012501920.html

明治安田生命J1第1S第9節  鹿島0―0大宮 (4月30日  NACK)

<大宮・鹿島>前半、大宮・江坂(左)と競り合う鹿島・植田

 明治安田生命J1第1ステージ第9節は30日に各地で5試合が行われ、鹿島は痛い引き分けで首位・浦和と勝ち点5差となり、優勝戦線から後退した。 

 前日(29日)に上位の浦和、川崎Fがともに勝利を挙げており、勝ち点3が求められた一戦。シュート数は15―2で後半は相手に1本もシュートを打たせず、圧倒的な試合運びを見せながらゴールが遠かった。

 前半24分、左CKからU―23日本代表DF植田のヘディングシュートはゴールに入ったが、直前の反則でノーゴール。「セットプレーのキックの精度も良かったので、僕が決めないといけなかった」と責任をかぶった。

 次節4日は中3日で新潟と対戦する。日本代表DF昌子は「(首位・浦和に勝ち点)3差のままプレッシャーをかけていこうと話していたが、引き分けてしまったのは残念。でも切り替えて次、頑張ります」と前を向いた。

◆被災地で「逆に元気もらった」 鹿島DF植田、完璧な守備に幻のゴールも(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?188469-188469-fl



[4.30 J1第1ステージ第9節 大宮0-0鹿島 NACK]

 無念のノーゴールだった。空中戦にことごとく競り勝ち、チームとしても被シュート2本に抑える完璧な守備。それでも鹿島アントラーズのDF植田直通は「(攻撃で)セットプレーの回数が多かったし、僕が決めないといけない場面もあった。そこは自分たちの責任」と、無失点を喜ぶよりも無得点を悔やんだ。

 前半23分、MF遠藤康の左CKから植田が打点の高いヘディングシュートでゴールネットを揺らしたが、競り合いで植田のファウルを取られ、得点は認められなかった。後半27分には植田のロングパスにMFカイオが反応。GKと1対1の決定機を迎えたが、シュートは相手GKの好セーブに遭った。「僕がボールを持ったときに前が動き出してくれる。そこにボールを出すだけだし、今日はあと少しだった。次も狙っていきたい」。チームは2試合連続の無得点。攻撃の起点として責任の一端も感じている。

 熊本県宇土市出身の植田は被災地への思いを胸にプレーを続けている。熊本地震から間もない16日の湘南戦(3-0)では試合後のインタビューで言葉に詰まり、「僕にはそれ(サッカー)しかない。頑張ります」と涙ながらに語った。翌17日の練習後、有志のチームメイトと熊本へ飛んだ。18日の練習がオフだったこともあり、熊本県内の避難所を慰問するなど被災地の支援活動を行い、同日中に鹿島に戻った。

 シーズン中の強行軍だったが、故郷のために居ても立っても居られなかった。「熊本へ行った僕が逆に元気をもらった。熊本の方々はすごく苦しんでいるのに、『がんばって』と応援してくれた。サッカーができる幸せをあらためて感じたし、今は試合で90分しっかりプレーすることしかできない」。自分を応援してくれる人たちのためにも、下を向いている時間はない。中3日で迎える次節・新潟戦(カシマ)へ、「もう一つも負けられないし、一つも勝ち点を落とせない。しっかり調整していきたい」と気持ちを切り替えた。

(取材・文 西山紘平)

◆大宮が耐えた! 鹿島の猛攻もスコアレスドロー…公式戦9戦負けなしに(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?188445-188445-fl



[4.30 J1第1S第9節 大宮0-0鹿島 NACK]

 J1リーグは30日、第1ステージ第9節を行った。NACK5スタジアム大宮では6位大宮アルディージャと3位鹿島アントラーズが対戦し、0-0で引き分けに終わった。

 公式戦8試合負けなし(4勝4分)で好調の大宮は前節・湘南(1-0)戦からメンバーを入れ替えず、この試合に臨む。対する鹿島は、前節・柏(0-2)戦から2人を代え、出場停止明けのFW金崎夢生が先発に復帰。DF伊東幸敏が今季リーグ戦初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 2週間前の16日にチケットが完売した注目の一戦。オープンな序盤から徐々に鹿島がMF柴崎岳の多彩なパスなどで流れをつかむと前半23分、左CKからキッカーのMF遠藤康が入れたボールをDF植田直通が打点の高いヘッド。これでゴールネットを揺らしたが、プッシングのファウルを取られ、ノーゴールの判定。さらに左サイドを中心に攻め込むと再び左CKを獲得し、DF昌子源が頭で合わせたが枠を捉えきれなかった。

 大宮は序盤こそカウンターからチャンスを作り、前半19分にMF泉澤仁のパスをFW江坂任がPA内左のスペースで受けて左足シュートを放つ場面もあったが、MF家長昭博を抑え込まれ、なかなか攻撃の形が作ることができない。それでも前半はDF菊地光将を中心とした堅い守備で鹿島の攻撃をしのぎ、前半をスコアレスで終えた。

 後半最初にチャンスを作ったのは鹿島。後半3分、PA内右で伊東のシュートのこぼれ球を拾った遠藤が反転から左足シュートを放つ。ゴール左隅にコントロールされたボールが枠を捉えたがGK加藤順大のファインセーブに阻まれる。同14分には素早いリスタートで右サイドを抜け出した金崎が中央に走り込んだMFカイオに折り返すもDF奥井諒のスライディングに防がれ、直後のFW土居聖真の胸トラップからの左足ボレーは大きくふかしてしまった。

 リズムを変えたい大宮はミスが目立ったFW江坂任を下げてMF岩上祐三を投入。家長のポジションを1列上げ、MF横谷繁が右、岩上はボランチに入った。それでもボールをなかなかつなぐことができないでいると、同26分には泉澤を下げて、今季リーグ戦では2分の出場にとどまっているMFマテウスを入れた。鹿島も同28分に土居に代えてMF鈴木優磨、同35分にMF中村充孝を入れて攻撃の活性化を目指した。

 終盤に向けては大宮が攻勢を強めた。後半40分、家長がカウンターからドリブルで攻め上がり、左のFWドラガン・ムルジャに送るもシュートまで持ち込むことができず、同42分には岩上のロングスローも飛び出したが、決めきれず。鹿島も同45分にFWジネイを入れたが猛攻も実らず、0-0で引き分けに終わった。

(取材・文 清水祐一)

◆鹿島チャンス生かせずスコアレスドロー/大-鹿9節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1639967.html

鹿島チャンス生かせずスコアレスドロー/大-鹿9節

<明治安田生命J1:大宮0-0鹿島>◇第1ステージ第9節◇30日◇NACK

 大宮は、ホームで鹿島とスコアレスで引き分けた。

 大宮は2勝3分けで4月負けなしとなった。鹿島は終始、押し気味だったものも、勝ち点3を得ることができなかった。

 鹿島は前半から大宮陣内に攻め込んだ。前半10分、チームトップの4得点を挙げているFW金崎夢生が抜け出してシュートした。だがDF奥井諒ら大宮の堅い守備でシュートを防ぎ、両チーム無得点で前半を終了した。

 後半に入ると、両チームの選手が闘志をむき出しでプレーし、荒れた展開となった。鹿島は後半4分にMF遠藤康のシュートを放つもGKの正面。同ロスタイムにはDF伊東幸敏の右クロスに、途中出場のFW鈴木優磨が頭から飛び込んだが、枠を外した。

 試合を優勢に進めた鹿島に対し、大宮は後半はシュートを打てなかった。両チームが勝ち点1を分け合った。

◆鹿島、2試合連続無得点で引き分け(毎日新聞)


http://mainichi.jp/articles/20160501/k00/00m/050/051000c

△大宮0−0鹿島△(NACK・30日)

 2試合連続の無得点で引き分けた鹿島。相手のシュートを2本に封じ、チームとしては15本も放つなど攻守に圧倒したが、勝利は遠かった。

 好機は何度も作り、後半は一方的に攻める展開。後半4分、遠藤のシュートが相手GK加藤に右手一本ではじき出され、28分にはGKと1対1になったカイオのシュートも防がれるなど、決定機をものにできなかった。遠藤は「内容はよかったかもしれないけど、勝ち点3が欲しかった」と悔やむ。

 開幕当初から上位を維持しているが、前節、柏に敗れ、今節は引き分け。2節前の時点では同じ勝ち点16だった、現在の首位、浦和との勝ち点差は5に広がった。「この試合を含め、第1ステージの残りを全勝するつもりだった。あとの8試合を全部勝つしかない」と石井監督。ステージ制覇に向け、この一戦の勝ち星も計算していただけに手痛い足踏みだ。【鈴木英世】

◆鹿島、シュート10本超も2試合連続の無得点…敵地で大宮とスコアレス(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160430/436660.html



 2016明治安田生命J1リーグ第9節が30日に行われ、大宮アルディージャと鹿島アントラーズが対戦した。

 リーグ戦6位につける大宮は、現在公式戦8試合負けなしと好調を維持。前節の湘南ベルマーレ戦と同じスタメンで、FWドラガン・ムルジャやMF家長昭博らが名を連ねた。一方の鹿島は、前節ホームで柏レイソルに0-2と完封負けを喫し、リーグ戦5試合ぶりに敗戦。29日に行われた試合で首位の浦和レッズ、2位の川崎フロンターレがともに勝利したため、上位陣に離されないためにも勝ち点3が欲しい一戦となった。先発メンバーには、出場停止明けのFW金崎夢生やMF柴崎岳らが入っている。

 立ち上がりは、アウェーの鹿島が相手からボールを奪ってからの速い攻撃でゴールに迫る。10分、センターサークル付近でボールを受けた金崎が中央をドリブル。敵陣中央から右足を思い切り良く振りぬいたが、ボールはゴール上に外れた。

 さらに鹿島は20分、左サイドでボールを持った遠藤康がエリア内の土居聖真のパス。上手く反転すると、相手DFをかわして右足でシュート。ボールはGK加藤順大の正面をついて、キャッチされてしまう。

 攻める鹿島がまたもチャンスを作り出す。36分、エリア外左で柴崎からパスを受けたカイオが、エリア外中央の遠藤にパスを送る。遠藤は直接左足でシュートを狙ったが、GK加藤にキャッチされてしまった。40分には、金崎がエリア内左からドリブルを仕掛けて、倒れ込みながら左足でシュートを放ったが、GK加藤の好セーブに遭って得点には至らない。前半はこのまま終了し、スコアレスで折り返した。

 後半の立ち上がりも鹿島がチャンスを迎える。48分、エリア内右でボールを拾った遠藤が左足でシュートを打つ。ボールはゴール左隅を捉えたが、GK加藤が横っ飛びで弾き出した。

 先制点を狙う鹿島が大宮を敵陣に押し込む展開が続く。70分、エリア外中央でボールを受けた土居が相手DFをかわして左足でミドルシュートを放ったが、GK加藤にキャッチされてしまう。72分には、植田直通からのロングパスで相手DFの裏に抜けだしたカイオが、絶妙なトラップでGKと1対1を迎える。エリア内右から右足で狙ったが、GK加藤に阻まれた。

 90分には鹿島が敵陣中央でフリーキックを獲得。柴崎がゴール前に入れたボールは一度相手DFにクリアされたが、拾った伊東幸敏が右足で狙う。ボールはGK加藤にセーブされ、ゴールには至らない。

 試合はスコアレスのまま終了。鹿島は10本を超えるシュートを浴びせたが、最後まで大宮のゴールをこじ開けることができず、リーグ戦2試合連続の無得点となった。

 次節、大宮は5月4日に敵地でアビスパ福岡と対戦。鹿島は同日にアルビレックス新潟をホームに迎える。

【スコア】
大宮アルディージャ 0-0 鹿島アントラーズ

◆2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第9節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51781

明治安田J1 1st 第9節



鹿島、遠いゴール。シュート15本も、スコアレスドローに終わる。



前節のホーム柏戦で0-2と完敗を喫した鹿島が、またしてもアウェイ大宮戦で手痛い勝ち点を落とした。前日、首位の浦和と2位の川崎Fが勝っているだけにこれ以上差をつけられたくなかったが、1点が取れず、痛恨のスコアレスドローに終わった。

足を痛めた山本を欠き、石井監督は右サイドバックに今季リーグ戦初先発となる伊東を起用し、右サイドバックの西を左サイドバックに回すという布陣を取った。前線には出場停止明けの金崎を配し、必勝の態勢で満員となったNACK5スタジアム大宮のピッチに選手たちを送り出した。



その石井監督の檄に応え、選手たちも序盤から大宮を圧倒した。右サイドバックで先発した伊東が、相手の攻撃の起点となる泉澤を完全に封じ込めば、左サイドバックの西も相手の大黒柱である家長を抑える。昌子、植田のCBコンビもドラガン ムルジャを抑え込み、大宮の攻撃に対してはほぼ完璧といっていい対応を見せた。

前半、最大のチャンスは23分。「最近、セットプレーから得点していないので決めたい」と試合前にいっていた植田が遠藤の左CKをドンピシャのタイミングで合わせ、豪快なヘディング弾を決めた。しかしレフェリーの判定は植田がマークした相手選手に手をかけたとして、ファウル。鹿島にとって幻の先制点となった。















後半に入っても、鹿島の攻め手は緩まない。積極的に前へ出る柴崎を中心にカイオ、遠藤らが相手を崩し、金崎、土居も前線で突破を図る。しかし、最後の決定力が足りない。遠藤が何度か惜しいシュートを放つが、相手GKにも止められ、時間だけが過ぎていった。











そして後半終了間際には、途中交代の鈴木が得意のダイビングヘッドを見せるもゴールの枠に飛ばない。またその直後には同じく途中交代の中村が絶妙な個人技からシュートに入るが、相手選手に当ててしまう。最後の最後まで決定力がなかった鹿島は90分間攻め続けながら、0-0のスコアレスドローで勝ち点1のみを手にして、試合を終えた。





これで首位の浦和との勝ち点差は、5。直接対決が残っているとはいえ、1stステージ優勝へ向けて自力では届かない勝ち点差とされた。「残り8試合、全勝して待つしかない」。試合後の会見で石井監督は、悲壮感を漂わせた。「リーグ優勝」が絵空事にならないよう、再び全員で戦うしかない。鹿島にとって、厳しい戦いが続く。



【この試合のトピックス】
・伊東が今季リーグ戦初先発。
・柴崎がJ1通算150試合出場を達成。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・集中力を高め、ポジショニングやマークの受け渡しを的確に。
・ピッチをワイドに使い、相手に負荷を掛けよう。
・相手ボックスへのクロスに対してしっかり反応しよう。

大宮アルディージャ:渋谷 洋樹
・前を意識してプレーしよう。
・守備は絶対に下がらないこと。
・前半以上にタフに戦おう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
GWの初めにこの満員のスタジアムで試合をさせてもらったことに、先ずは感謝したい。内容として、序盤から自分たちの持ち味であるアグレッシブさが攻守に出て、相手のボールを前から奪い、色々な形で攻撃できるというスタイルが90分間出せたと思う。そういう意味で、非常に残念な試合だったと思う。

Q 最近、点が取れないが。
A チャンスはどの試合でも多く作っている。後はどうゴールに結びつけるか。そこはトレーニングでしかないと思う。今日は選手が90分間、本当に戦ってくれた。自分自身にチームを勝たせる策が今日はなかった。そのことに対して、非常に腹が立っているし、反省している。

Q 相手のカウンターに対して
A 相手陣内で攻撃している時のリスクマネージメントをしっかりしようと話した。アプローチにいける距離を保ってリスクマネージメントしようと話した。

Q 伊東選手のパフォーマンスは?
A 伊東はオーバーラップを何度もできる。またそこからのクロスを狙って、彼を起用した。左サイドバックの山本が怪我のため、出場できなかったので、普段は右サイドバックをやっている西を左に持っていった。伊東と遠藤のコンビネーションは、伊東がオーバーラップした場面でうまく使ったり、囮にしたりできていた。遠藤自身が周りをうまく使えるタイプなので、その辺りは問題なかったと思う。

Q 首位の浦和と2位の川崎Fに差をつけられたが。
A 今日の試合も含めて全勝するつもりでいた。今日で1つ欠けてしまったので、残りの8戦全て勝って、後は待つしかないと思う。

大宮アルディージャ:渋谷 洋樹
今日は鹿島のファン・サポーターの方も多くいらしていたし、私たち大宮のファン・サポーターも多く来てくださった。チケットも完売ということで、ここ最近ホームでは勝てていないので、選手たちにはこれだけの雰囲気、ピッチと様々な条件がそろっている中で、私たちを応援してくださっている方々に必ず勝利を届けようといった。しかし、最終的には引き分けであり、順位も逆転できなかった。私たちはしっかり勝ち点を積み上げないといけないが、最悪の結果は免れた。熊本への義援金募金もあり、出場外の選手も色々とサポートしてくれた中、引き分けに持ち込めたと思う。鹿島の前への意識が非常に強かった。逆にそういう戦いをしてくれたので、私たちの良さも出た。ただ攻撃の面ではもう少し落ち着いてできたと思うし、スペースの飛び出しなどをもっと高めないといけない。この勝ち点1を生かして、次のアウェイ福岡戦で勝てるように次の3日間で切り替えてやっていきたい。


選手コメント

[試合後]

【西 大伍】
相手がローテンポでやっていて、それに流された。あんなんじゃ全然ダメ。前半にもっと点を取りにいかないといけなかった。もっといける部分は多かったと思う。

【遠藤 康】
後ろが頑張ってくれたのに前が点を取れずに悔しい。何かを変える必要はない。チームでやっているコンセプトを信じてやるだけ。そうすれば結果は出る。もう少し強引にいけば、点につながるチャンスはあったと思う。それをやっていけば勝てるチャンスは増えるので、切り替えて次の試合に向けて準備したい。

【伊東 幸敏】
泉澤選手に対しては、試合出場が決まった時からスカウティングなどでどうするかを考え、自分なりに万全の状態で試合に入った。それもあって抑える事は出来たと思う。攻撃の部分ではラストパスの精度を反省しなくてはいけない。

【昌子 源】
これだけ攻めて無得点だったが、これもサッカーかなと思う。ボールを基本的に保持していたので、リスク管理はして、0-0という緊張感を持ち集中力を切らさずに続けて欲しいという指示だったが、それは最低限出来たと思う。上位にいる2チームが勝っていたのでプレッシャーをかけるため、3差でいこうと話していたのに開いてしまって残念。

【土居 聖真】
決定機が何度かって、そこで決めるかどうかが課題だと思う。一方的な試合展開だったが、前半に点を取れないとこういう展開になってしまう。取れる時に自分としてもチームとしても決めないといけない。内容は悪くない。選手は戦っていた。ゴールまでいけているが、ラストパスやシュートの精度が低い。ゴールを取りたいという意欲も出ていたが、2試合でノーゴールは課題。これ以上離されないためにも浦和と対戦するまで、勝ち点を取りこぼせない試合が続く。

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日刊鹿島

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