日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2016年5月21日土曜日

◆リオ五輪OA枠に浦和FW興梠が有力候補に(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1650530.html

リオ五輪OA枠に浦和FW興梠が有力候補に

 U-23(23歳以下)日本代表がリオデジャネイロ五輪で活用する、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠の有力候補に浦和FW興梠慎三(29)が挙がっていることが20日、分かった。日本協会関係者によると、既に打診が判明した川崎FのFW大久保嘉人(33)と並ぶリストの最上位に名前があるという。

 浦和のエース興梠は昨季まで4年連続2ケタ得点を記録。今季もJ1得点ランクで大久保に次ぐ日本人2位タイの6得点を挙げている。手倉森監督は11日のガーナ戦後、OA枠で補強するポジションについて「けがが相次いでいる中列(攻撃的MF)サイドバック(SB)あとは前線に収まりがほしい」と、ポストプレーに優れたFWが候補と明言。興梠は合致する。

 だが、最大でJ1第2ステージの5試合を欠場する必要がある五輪出場には、本人とクラブの理解が必要。決勝トーナメントに進んでいるACLで準々決勝に進めば、五輪決勝3日後の8月23日に第1戦があるため協会とクラブの交渉は簡単ではないとみられる。

 OA候補については、リストから絞り込む判断材料を集めている段階。FWは大久保、興梠、大迫、MFは清武、SBは長友、藤春のリストアップが表面化。川崎FのDF奈良の骨折を受けてセンターバックができる塩谷、昌子、丸山らの名が挙がっている。6月10日のJOC(日本オリンピック委員会)の派遣手続きの締め切りに向け、今日21日にパラグアイとの初戦を迎えるトゥーロン国際(フランス)で補強箇所を見極める。

 ◆興梠慎三(こうろき・しんぞう)1986年(昭61)7月31日、宮崎県生まれ。鵬翔高から05年に鹿島入団。08年から先発に定着し、同年10月のUAE戦で日本代表デビュー。13年に浦和に移籍。1トップとして開花し、15年にはハリルホジッチ監督に評価されて4年ぶり代表復帰。国際Aマッチ16試合無得点。175センチ、72キロ。血液型O。家族は夫人と1女。

◆仙台野沢、盟友梁のJ1通算200試合に「勝つ」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1650090.html

仙台野沢、盟友梁のJ1通算200試合に「勝つ」

 盟友に贈る-。仙台は明日21日、アウェーで湘南と対戦する。2トップの一翼として先発出場が濃厚なMF野沢拓也(34)が、最年長コンビの相方MF梁勇基(34)のJ1通算200試合達成のメモリアルゲームを白星で飾るべく奮闘を誓う。同学年で互いを認め合うベテラン同士。昨季J通算350戦出場の大台を超えている野沢は「リャン(梁)のためだけじゃないが、目の前の試合に勝つことが大事」と静かに闘志を燃やしている。

 チームの鍵を握る男だ。19日、2日連続で行われた紫山練習場でのトレーニングを終えたFW野沢は「調子うんぬんは他人の判断だから」と客観的に答えたが「個人の問題よりチームが勝つことがいちばん大事」と、勝利への思いを口にした。

 仙台3季目となるプロ17年目の34歳。胸中にあるのは「仙台を勝てるチームにしたい」というシンプルな思いである。鹿島時代、百戦錬磨の“天才”と呼ばれた元日本代表MFは「口だけで言ってても勝てない。やるのはピッチにいる俺たち。やれるかどうか、いつもただそれだけ」。今季1号を決めた神戸戦のゴールでキング・カズ(現横浜FCのFW三浦)らに並ぶJ1連続シーズン得点記録(13年連続、6位タイ)をマークするなど、プレーの質は変わらず高い。チームの現状について「やりたいことができているので、あとは精度の問題。前節(大宮戦●0-1)で悔しい思いをした分を次の試合へつなげる」と淡々と話した。

 ぶっきらぼうな仲間思いだ。決して愛想が良いタイプではないが、仲間への思いとサッカーに対する情熱は深い。そんな野沢がチームで「いちばん信頼できる」と評価するのが梁。「ボールを持てるし梁はうまい。リスペクトもしてる」という攻撃的MFは、明日の湘南戦に出場すればJ1通算200出場を達成する。盟友の記念試合を飾るためにも「勝たないといけない」と気持ちを入れて臨む。

 仙台で「鹿島時代とは別人かってくらい変わった」と変身した。「仙台ではBチーム(サブ組)の若手と一緒にやることも増え、俺とか梁みたいになりたいって思って欲しいし、夢を持って欲しいと思うようになった。梁とか俺らが引っ張って若手を勝たせてやりたい」。盟友とともに、勝利を目指す。【成田光季】

◆[SUWON JS CUP]U-19日本代表がブラジルとドロー!CB町田の動きを格段に良くした2日前の屈辱と経験(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?189899-189899-fl



[5.20 SUWON JS CUP第2戦 U-19日本代表 2-2 U-19ブラジル代表 水原総合運動場]

 勝てた試合だった。U-19日本代表は20日、SUWON JS CUP(韓国)第2戦でU-19ブラジル代表と対戦した。前半33分にDF野田裕喜(G大阪)の縦パスをFW中村駿太(柏U-18)が競り、こぼれを拾ったFW和田昌士(横浜FM)のドリブルが相手のファウルを誘ってPKを獲得。これをMF伊藤涼太郎(浦和)が冷静に決めて先制すると、38分にはMF神谷優太(湘南)、伊藤、中村と繋いで中村のラストパスを和田が押し込み、リードを2点に広げた。しかし、後半開始早々の3分にミスで失点すると、24分に強烈なシュートを浴び、2-2。その後、日本もチャンスを作るが決めきれず、ドローに終った。

 明らかに第1戦のU-19フランス代表戦(18日、1-3で敗戦)と比べると、全体の動きはよくなっていた。中でも2試合連続のスタメン出場をしたCB町田浩樹(鹿島)は、落ち着いたプレーで最終ラインを支えた。

 フランス戦は屈辱的だった。24分までに3失点。特に3点目は相手のロングフィードが頭上を越えて、マークしていた選手に一発で抜け出され、ループシュートを沈められた。

「気を付けていたのにやられてしまった。普段から秋田豊コーチに相手陣内にボールがあるときの身体の向きなど、細かく言われていたのに、あの時は裏のスペースにボールが来る準備が全くできていなかった。完全に自分のミスです」。

 仕方が無い面もある。プロ1年目のために実戦経験が乏しく、フランス戦は明らかにゲームコンディションが良くなかった。しかし、フランス戦で味わった屈辱と、1試合をフルに戦った経験が、ブラジル戦での動きを格段に良くした。

 前半からブラジルのアタッカー陣に対し、ポジショニングと前への圧力を持って対応し、積極的なビルドアップで中盤をコンパクトにした。結果、チームは2点を先行。41分にドリブルで切れ込んだFWエヴァンドロに身体を当てて自由を奪うと、42分にはMFカイオ・モンテーロのシュートを、身体を張ってブロックするなど、要所で集中力の高いプレーを披露した。

 後半立ち上がりに失点を喫するが、11分にはボールを持ち出して、中村に正確な縦パスを打ち込み、和田のシュートの起点となると、12分にはDF柳貴博(FC東京)がボールを奪われた瞬間に、素早いカバーリングでボールをかっさらい、前線に飛び出した中村に縦パスを供給。22分にDF中山雄太(柏)と交代するまで、攻守に渡って存在感を示した。

「第1戦の反省が活かされたと思います。1試合こなしたことで身体が動いたし、学習出来たことは自分にとってもプラスだったと思います。ただ、結果がすべてだと思うので、2-0で踏ん張れないのも、2-2に追いつかれて引き離せないのも、自分たちの力だと思う。勝ち切りたかったです」。

 経験を積み重ねることの重要性を改めて肌で感じることが出来た。最終戦の相手は韓国。そこでさらにこの2戦の学習の成果を、自身のプレーに活かしていくであろう。積み重ねて行く町田の勇姿を見ることが楽しみだ。

[写真]キャプテンマークを巻いて奮闘するU-19日本代表DF町田

(取材・文 安藤隆人)

◆植田 骨折奈良の分も戦う「思いを背負って」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/05/21/kiji/K20160521012624200.html

トゥーロン国際大会1次L・B組  U―23日本代表―U―23パラグアイ代表 (5月21日  フランス・オーバーニュ)

パラグアイ戦に向けて調整する植田(右端)ら日本イレブン

 植田は、ライバルの分まで奮闘を誓う。今大会前に川崎FのDF奈良が左脛(けい)骨を骨折しリオ五輪出場が絶たれた。 

 「(レギュラーを)争っていかなきゃいけない仲間だった。僕は奈良くんの思いを背負って戦うしかない」と、ともに戦う覚悟を示した。地元・熊本はいまだ震災の爪痕に苦しんでいる。「背負うものが多いほど強くなれる」と、強豪相手にも戦う姿勢をより一層強くする。

◆【予想スタメン】新布陣を敷いて攻守の活性化を図る名古屋、植田ら欠場の鹿島撃破へ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160520/444759.html



■名古屋グランパス 10試合連続失点中の守備には課題、先制点が勝利のカギ

 トップ下としてチームに欠かせない存在になりつつあった和泉竜司を負傷で欠くチームは、キャプテンの田口泰士を代役に置く新布陣をテストしながら鹿島とのホームゲームに向かっている。運動量と守備力、そしてゲームメイク力を兼備する田口の2列目としての動きはまずまずで、その後ろを固める明神智和とイ・スンヒのボランチも守備力としては安定感にあふれている。中央のブロックが良くも悪くも安定することで、前節あまり目立たなかったサイドバックの上がりも促進されるはずで、矢野貴章や高橋諒の攻撃力も押し出せる試合になるだろう。特に高橋は同期の和泉とともにA契約に達したことで、一層の奮起が期待できる。トレーニング後には毎日、苦手のヘディングを練習する姿が見られ、着々と課題を克服している。

 一方で新たな形でのパフォーマンスは未知数でもあり、10試合連続で失点している事実には指揮官も頭を悩ませている様子。今週は「ボールを奪い切る守備」を重視したトレーニングを選手に課し、ディフェンス面の修正を図っていた。メンバーとしても古林将太が練習試合時に負傷し、金曜日からの練習合流を予定。右サイドハーフには前節同様に野田隆之介が入り、意欲的なプレーを続けているが、2列目で変化をつける存在として古林の状態は気掛かりなところ。

 鹿島のサイド攻撃に対する守備力としても、サイドバックが本職の古林がいるといないとでは大違いとなる。逆に言えば野田と古林という「正反対のタイプ」(野田)が控えることで試合中の選手交代に幅が出る上に、リードを奪えばダブルボランチの堅固な守備がそこにはある。その点でも先制できるかどうかは一つのポイントで、ゆえに田口を中心に据えた攻撃陣の出来は死活問題。周囲を生かすゲームコントロールを含め、この一戦は背番号7のプレーに要注目だ。(今井雄一朗)

■名古屋予想スタメン
4-5-1
GK
武田洋平
DF
矢野貴章
オーマン
竹内彬
高橋諒
MF
イ・スンヒ
明神智和
野田隆之介
田口泰士
永井謙佑
FW
シモビッチ

■鹿島アントラーズ ナビスコ杯敗退で問題点が明白に、植田ら主力守備陣の欠場も不安を増長

 ナビスコ杯第5節は湘南ベルマーレに逆転負けを喫し、グループステージ敗退が決まった。今季も全てのタイトル獲得を目指したが、あまりにも早い段階で一つのタイトル挑戦権を失ってしまった。もちろん望んだ結果ではなく受け入れがたい現実ではあるが、この名古屋戦に限っては、チーム全体が引き締まった状態で臨むことができると言えそうだ。

 中2日と準備時間は多くないが、この敗戦がチームの戦い方にもう一度、目を向ける機会になる。昌子源が明かす。「どの試合も1、2度カウンター攻撃を受けて、シュートまでいかれている。そこを何とかしなければいけない」。これまで負けても、サッカーの内容で上回っていたことなどから、先送りにされていた問題点。勝って修正、反省することが最良ではあるが、チームはこの敗戦を無駄にせず、名古屋戦に向かう。

 今節は、U-23日本代表のフランス遠征に参加している植田直通、累積警告で出場停止の西大伍ら、複数の主力選手が欠場する。残り二つのタイトル獲得を目指し、鹿島がアウェーの地で勝ち点3獲得を目指す。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
伊東幸敏
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
杉本太郎
小笠原満男
柴崎岳
カイオ
FW
土居聖真
金崎夢生

◆【名古屋 vs 鹿島】 ウォーミングアップコラム:盟友への熱い思い。永井謙佑と金崎夢生の競演に要注目!(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00012379/

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!



「これからはオレたちがグランパスを引っ張っていかなきゃな」。

そう語り合った盟友たちが、お互いのゴールをめがけて突進する。鹿島との対戦に静かに心を燃やしているのが、永井謙佑だ。2010年に名古屋に移籍してきた金崎夢生と、2011年加入の永井は1989年生まれの同い年。揃って名古屋に在籍していた頃は、年の近い田口泰士らとともに、前述のような熱い思いを語り合う仲だった。その後、金崎も永井も海外リーグへ挑戦し、その後帰国。永井は期限付きのち完全移籍の形で古巣へ戻り、金崎は鹿島に新天地を求め、大きく羽ばたいた。二人の歩んできた道は、よくよく考えれば似通ったものだ。

名古屋は鹿島とは今季すでにヤマザキナビスコカップで対戦しており、しかもほぼフルメンバーで戦い1-3と叩きのめされている。今回はその借りを返したいところだが、前回は負傷で名古屋に来なかった金崎との再会は、永井にとっては純粋に楽しみなものでもあるようだ。

「今は夢生の良さがモロに出ていますよ。もともとわかっていたことですけどね。前を向いて、ポジションは名古屋の頃と違ってゴールに近いポジションだけど、間違いなくファイトできる選手。前線で当たり前のように守備をしてくれるし、チャンスとあらば危険なゾーンに体を投げ出してくる。名古屋ではあまり見せられなかった部分が、今は出ていますよ」

まるで何で名古屋でやってくれなかったかな、とでも言わんばかりだ。あるいは、何で自分たちはそこを引き出せてやれなかったのかな、という悔しさか。個人的にも仲の良い選手だっただけに、その思いは複雑なのだろう。「今は背後で受けたり、預けて裏とか、そこで夢生の良さが出ている。周りもそれを引き立てている」と話す顔は、どこか寂しげにも見えた。

背後で良さが出る、と言えば永井も同じだ。今はなかなかシンプルにDFラインの裏で勝負もできなくなってきたが、それは金崎と自分との共通点でもあるのだろうか。

「…考えているイメージは似ているのかもしれないですね。目指すポイントは同じで、1本のパスでゴールへ行く方がいい。そこまでチョコチョコとつなぐよりも、その方が好きですし、夢生も縦に速いのが好きだと思う。まあ、聞いてみないとわからないけどね。今まで、一緒に出ていた頃のことを思えば、そうだと思う」

鹿島戦へ向けては「オレはやっぱり裏を狙いたい。そこでチームに勢いを出していきたい」と語っていた永井。ゴールへの最短距離を行くのは名古屋の背番号11か、鹿島の背番号33か。盟友たちの競演に、今から胸が高まっている。

文:今井雄一朗(名古屋担当)


明治安田生命J1リーグ 1st 第13節
5月21日(土)18:30KO 豊田ス
名古屋グランパス vs 鹿島アントラーズ

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事