日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年6月6日月曜日

◆鹿島は若手布陣で臨むも不発…石井監督、力不足認める/ナビスコ杯(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160605/jle16060518070006-n1.html

 ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ最終節(5日、大宮1-0鹿島、NAC)1次リーグ敗退が決まっていた鹿島は先発の平均年齢21・64歳の若い布陣で臨んだが、攻守に迫力を欠いた。ミスが目立って流れに乗れず、終盤には田中のヘディングがGKに阻まれるなど詰めも甘かった。

 前回覇者としては寂しい終戦。石井監督は「個人的なシュートへの対応、攻撃の精度をもっとやっていかないと」と若手の力不足を認めるしかなかった。

◆鹿島、平均年齢21歳で敗戦「精度はまだまだ」監督(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1658724.html

<ナビスコ杯:大宮1-0鹿島>◇1次リーグ◇5日◇NACK

 1次リーグ敗退が決まっていた昨季覇者の鹿島はアウェーで大宮に競り負け、A組6位に終わった。

 先発に今季ユースから昇格したDF平戸太貴(19)、DF町田浩樹(18)、MF田中稔也(18)、FW垣田裕暉(18)の4選手を初めて同時に起用。平均年齢21・64歳のフレッシュなメンバーで臨んだ。

 前半43分にMF田中がドリブルを仕掛けて、ペナルティーエリア内からシュートを放つも得点は奪えず。後半33分にもDFファン・ソッコ(26)のクロスに田中が頭で合わせるも、GKの好セーブに遭った。同36分にはMF鈴木優磨(20)が右足で合わせたボールが右のポストに当たり、ゴールとはならなかった。

 石井正忠監督(49)は「若い子たちが自分たちのやっているサッカーをやっとできるようになってきた。ただ個人的な守備の対応や攻撃の精度はまだまだ」と課題を指摘。昨季は決勝トーナメントからの出場だっただけに「全体のレベルがなかなか上がらないまま戦わなくてはいけない難しさを感じた」と話した。

◆【鹿島】クラブ最年少の先発も最終戦大宮に0―1黒星(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160605-OHT1T50137.html

 ◆ナビスコ杯予選リーグ第7節 大宮1―0鹿島(5日・NACK5スタジアム大宮)

 試合前の選手入場。フレッシュなメンバーが鹿島のユニホームを着て、続々とピッチに現れた。背番号35のDF平戸、28のDF町田、36のMF田中、37のFW垣田…。最年長は33歳のDF青木だが、30代は1人。10代の選手が5人並び、先発11人の平均年齢は21・64歳。Jリーグの公式戦(リーグ、ナビスコ杯)では今年5月25日のナビスコ杯、磐田戦の22・27歳を更新するクラブ史上最年少のスタメンだった。

 昨季のナビスコ杯王者・鹿島は最終戦を前に予選敗退が決定。すでに決勝トーナメント進出を決めている大宮との一戦は若手をズラリと並べ、ヤング鹿島で臨んだ。

 最大のチャンスは後半35分。ペナルティーエリア外の左からDFファン・ソッコが右足シュート。わずかにゴール右へ枠を外していたが、ゴール前へ走り込んだFW鈴木が右足を伸ばしてすべりこんだ。だが、ボールは無情にも右ポストを直撃。ゴールを割ることはできなかった。

 0―0で終了するかに見えた42分には大宮のFWペチュニクにゴールを割られ、0―1の敗戦。石井正忠監督(49)は「今日は平均年齢21歳の若い選手でしたけど、最後まで戦ってくれた」と若い選手たちの奮闘をたたえた。鹿島の未来を背負う選手たちの躍動は結果にはつながらず。だが、この1敗した悔しさが成長につながるはずだ。

◆前年王者鹿島、わずか1勝で終戦…大宮は2位で11年ぶり決勝T(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?191127-191127-fl

[6.5 ナビスコ杯A組 大宮1-0鹿島 NACK]

 大宮アルディージャがホームで鹿島アントラーズを1-0で下した。

 試合が動いたのはスコアレスで終えるかと思われた後半42分、左サイドでボールを持ったMF泉澤仁がMF三竿健斗をドリブルで抜き去り、エリア内に侵入。ブロックに来たDF植田直通もかわしてマイナスクロスを入れると、FWネイツ・ペチュニクが押し込み、決勝点を奪った。

 試合のなかった前節ですでに決勝トーナメント進出を決めていた大宮だが、しっかり1-0で勝ち切り、無敗の予選通過を決めた。神戸が勝利したため、2位での通過となったが、大宮の決勝トーナメント進出は2005年大会以来、11年ぶり。

 一方の鹿島は1勝1分4敗、最下位名古屋と並ぶ勝ち点4で大会を去ることになった。連覇を目指した今大会だが、まさかの結末。リーグ戦では優勝争いを繰り広げるほど好成績を残すが、ナビスコ杯では全試合で失点するなど、今大会最多タイの12失点と守備が崩壊した。

◆2016Jリーグヤマザキナビスコカップ グループステージ 第7節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51838

ナビスコグループステージ 第7節

若き鹿島、大宮に敗れる。1勝1分4敗でナビスコ全日程を終了。

前節の磐田戦同様、若手メンバーで最終節を戦った鹿島だったが、大宮の牙城を崩すことはできなかった。チャンスは作ったものの最後の精度に欠き、最後は泉澤、ペチュニクのコンビに決められ、0-1でナビスコカップ最終戦を終えた。

この試合、石井監督は再びメンバーの底上げを狙い、若手をピッチに送り出した。1年目の田中が公式戦初先発を飾り、ユース昇格4人組が全員スターティングメンバーにその名を連ねた。先発11人の平均年齢が、21.64歳。ベンチ入りメンバーを合わせた18名でも、22.44歳と驚異的な若さとなった。

そしてこの試合で、ついにファン ソッコが怪我から復帰。いつものセンターバックではなく、左サイドバックでの出場となったが攻守において若い選手たちを牽引した。 



試合は序盤から高いラインを保つ両チームが中盤でのつぶし合いを見せる。その中でも前半、鹿島は三竿、そして今季初先発となる久保田がうまくゲームをコントロールし、何度かチャンスを迎える。しかし今日、先発に入った赤崎、垣田の2トップがなかなか連係が取れずに不発に終わってしまった。この試合初先発となった田中も得意のドリブルから決定的なチャンスを得るが、相手守備陣に寄り切られた。 

















後半に入ると、鹿島の運動量が落ち始め、大宮に押される場面が目立つようになる。それでもGKに入った櫛引の攻守もあり、0-0のまま時間が過ぎていく。59分に植田、67分に西、そして82分に土居とレギュラー陣も投入し、決勝ゴールを狙いにいった鹿島だったが、87分、泉澤に崩され、最後はペチュニクに決められ、痛恨の失点を喫してしまった。



















その後も同点に持ち込もうと攻めた鹿島だったが、万事休す。結局、0-1で大宮に敗戦となった。

ファン ソッコの復帰、櫛引のハイパフォーマンスなど収穫もあったが、やはり負けたという事実は大きい。今日もともに戦うため、NACK5スタジアム大宮へ駆けつけてくれたサポーターのためにも、この結果を真摯に受け止め、次の一歩を踏み出さなければならない。



次の土曜日は再びさいたまの地で、浦和との決戦だ。ここで歩みを止めてはならない。


【この試合のトピックス】
・田中がプロ入り初先発で初出場。
・久保田が今季初先発で初出場。
・ファン ソッコが今季初先発で初出場。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・相手陣内に入ったら、よりシンプルにゴールを目指すこと。
・攻撃の場面では、必要以上に時間をかけないこと。
・ピッチが少し重たいので、ボールスピードを意識しよう。

大宮アルディージャ:渋谷 洋樹
・全体をコンパクトに保つこと。
・1つひとつのプレーを丁寧にやろう。
・全員でしっかりとコミュニケーションを取っていこう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
結果的に0-1で負けてしまって、ナビスコカップは終わってしまった。今日は平均年齢21歳台という若い先発メンバーで臨み、90分最後まで戦ってくれたとは思う。個人個人ではいい部分、悪い部分が出て来たので、それを整理して後はリーグ戦につなげていきたい。

Q グループステージ敗退が決定してから若手選手を起用したが、振り返っての総括は?

A 磐田戦とこの大宮戦で若い選手を使ったが、今自分たちがやっているサッカーというものをやれつつあると思う。積み重なってきた部分があると思いつつも、まだまだというところもある。ただそういうところが公式戦で見られたことはいいことだと思う。

大宮アルディージャ:渋谷 洋樹
ノックアウトステージ進出が決定して、しかも相手の鹿島は敗退が決まっている中、9,000人以上のお客さまが来てくださったことに感謝の言葉しかない。サポーターが最後まで後押ししてくれたことが最後の1点につながり、勝って終わることができた。グループステージを無敗で終わることができたのは、総力戦の結果。それが全て。リーグ戦とは違う大会でもこれだけのお客さまが来てくれたことが大きい。それは鹿島のサポーターにもいえること。敗退が決まっている中、2,000名を超えるお客さまが来ていた。それが鹿島の歴史であり、強さはあのサポーターの気持ちが作っているのだと思った。両チームのサポーターに感謝したい。リーグ戦からメンバーを大幅に変えて臨んだが、普段からエネルギーを持ってトレーニングしてくれていることがこの勝利につながったと思う。いい相乗効果があると感じている。きちんとコミュニケーションを取って、全員が一緒に取り組んでいることがここ数試合出場していなかった選手たちの活躍につながったと思う。これをリーグ戦にもつなげていきたい。


選手コメント

[試合後]

【櫛引 政敏】
結果がすべて。個人的にはアントラーズに来て勝てていない。今日は勝ちたかった。悔しい。すぐに次が来るので前を向きたい。今日、出来たことは伸ばして、出来なかったことは改善したい。

【平戸 太貴】
個人としては、久々に右SBでの出場だったが、泉澤選手や相手のカウンターに怖さがあり、効果的な攻撃が出来ずに受け身になった。積極的に前に出れば、チームとしてチャンスが生まれたと思う。課題がたくさん見えた試合。こういう我慢比べの試合で勝ち切れないのは、僕が見てきたアントラーズとほど遠い。今のままではトップチームで試合出場するのは難しい。

【垣田 裕暉】
ボールを収めて、裏を狙えという指示を受けていたが出来なかった。磐田戦よりはアグレッシブに出来たとは思うが、もっともっとアグレッシブにいきたかった。前半、後半ともにチャンスがあり、両方とも決めないといけなかった。

【田中 稔也】
たらればだが、決定機が何度もあったので、それを決めていれば勝てたし、自分が2点、決めていれば勝てた試合だった。1本目はワン添付遅くなってしまって、もっと早いタイミングで打てば良かった。かわしたあと、すぐ打てばよかった。トーキックで流し込むことも出来たと思う。ヘディングは、たたきつければ良かった。1対1で仕掛けないで、パスを出すと相手も怖がらない。また練習からやっていかないといけない。デビュー戦で負けてしまって悔しいが、この経験を活かしてJリーグにも出場したい。

【ファン ソッコ】
試合に負けたことは残念で悔しい。でも久々の試合を楽しむことが出来た。サイドの崩しの場面ではチームメートのサポートを受けながらうまく連動できた。個人が目立つというよりもチームでイメージを共有できたことが良かった。今日は我慢くらべの試合だったと思う。チャンスを活かせず、苦しい時間帯に失点してしまった。今日得た教訓を次に活かさないといけない。崩しの部分では練習通り攻撃のバリエーションも増えているし、その精度を上げていけば、有利な状況で試合を進められると思う。

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