日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年6月13日月曜日

◆土砂降りの上位対決制した岡山が3連勝で首位浮上! 澤口の3年ぶりゴールが決勝点に(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?191689-191689-fl

[6.12 J2第18節 岡山2-1松本 Cスタ]

 3位ファジアーノ岡山と2位松本山雅FCの上位対決は、2-1で岡山が制した。3連勝で勝ち点を34に伸ばした岡山は得失点差でC大阪を上回り、暫定首位に浮上した。

 激しく雨が降り続く中、松本は前半11分、右サイドを抜け出したFW工藤浩平のクロスをニアに走りこんだMF石原崇兆がヘッドで合わせるもわずかにゴール右に外れる。同18分にはMF宮阪政樹が意表を突いた右足ミドルを放つもGK中林洋次にキャッチされてしまう。

 前半はこのままスコアレスで終わるかと思われたが、ラストワンプレーでDF岩政大樹がDF飯田真輝にPA内で倒され、岡山がPKを獲得。これをキッカーのMF矢島慎也が冷静にゴールに流し込み、直後に前半終了を告げるホイッスルが鳴り響いた。

 後半開始から畳みかける岡山。後半4分、左サイドからMF片山瑛一がグラウンダーのクロスを供給し、FW押谷祐樹が左足で合わせたが、GKシュミット・ダニエルに止められる、さらに同11分、矢島が右から上げたクロスをFW赤嶺真吾がヘッドで落とし、PA手前からFW伊藤大介が強烈ミドルもGKシュミット・ダニエルのファインセーブに阻まれた。

 しかし、これで得たCKから追加点が生まれる。後半12分、右CKからキッカーの伊藤が入れたボールをDF澤口雅彦がヘッドで押し込み、2-0。澤口は2013年8月18日に行われたJ2第29節・東京V(2-0)以来、約3年ぶりの得点を挙げた。手を緩めない岡山は同24分に押谷を下げてFW豊川雄太を投入した。

 反撃に出る松本は後半28分、左サイドからDF飯尾竜太朗がクロスを供給すると、ファーサイドのFW高崎寛之が胸トラップから角度はなかったが、右足でゴールに押し込み、1点差に詰め寄る。しかし、あと一歩及ばず、1-2で敗戦。松本は連勝が4でストップし、5月3日の第11節・C大阪戦以来、7試合ぶりの黒星を喫した。

◆興梠のOA回答は第1S終了後…浦和強化本部長が明かす(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/06/13/kiji/K20160613012773530.html

 浦和のFW興梠がオーバーエージ枠でのリオ五輪出場の打診を受けたことについて、山道強化本部長が第1ステージ(S)終了後に決断することを明かした。

 「興梠はOA枠の候補に入り、打診も来ている」と切り出し「本人を交えて話し合い、クラブとして結論を出す」と見通しを語った。優勝を懸けた第1Sの残り4連戦を戦った後に、本人の意向を尊重した上で判断する。

 各クラブOA枠を含め3人を上限に派遣に協力する取り決めがあり「日本のために戦うならルール通り。クラブとして断ることは難しい」と話した。

◆鹿島残った1差 金崎弾で浦和にリーグ12戦ぶり○(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1661872.html



<明治安田生命J1:浦和0-2鹿島>◇第1ステージ第15節◇11日◇埼玉

 鹿島は2-0でリーグ戦では6年ぶりに浦和を下し、川崎Fとの勝ち点1差をキープした。

 鹿島のFW金崎夢生(27)が、三度目の正直で試合を動かした。前半2度のポスト直撃シュートを放って迎えた後半7分、自陣からのカウンターで中央から左へ約60メートルを激走。右サイドを走るMF柴崎からのグラウンダーのクロスに飛び込み、GKの手前で右足を合わせて押し込んだ。「(柴崎)岳がいいボールをくれたので、練習通り合わせるだけでした」。5万1674人の前で均衡を破り、柴崎に抱きついて右拳を突き上げた。

 出場4戦連発となるチーム最多の今季8点目。試合後、控室で大分時代の先輩だった浦和GK西川に会った。オフサイドぎりぎりのV弾に「ゴールはゴールだよ~」とガッツポーズ。7日までのA代表合宿中、すれ違うたびに「周ちゃん(西川)から決める」と言い続けていた。「本当に悔しがってましたね」と、してやったりの宣言弾だった。

 チームには2289日ぶりの歓喜をもたらした。鹿島が浦和を下すのは、10年3月以来6年3カ月ぶり。それからリーグ11戦勝ちなし(5分け6敗)の天敵相手に、リーグ最少1試合平均0・6失点の守備陣が体を張った。シュート本数は13対16と下回ったが、ゴール前で何度も体を投げ出した。柴崎は「すべての守備が狙い通り、はまったわけじゃない。けれど、気持ちが入った鹿島らしい試合だった」。首位川崎Fとの勝ち点1差を執念で保った。

 埼玉スタジアムでのリーグ戦白星は、最後にリーグ優勝した09年以来だった。その勝利を告げる笛が鳴った瞬間、選手会長のDF西が叫んだ。「次だぞ、次が大事だぞ!」。待望の浦和撃破も、残り2戦を落とせば意味がない。金崎も「2試合とも、勝つ。そうすれば必ず優勝できる」と言った。赤の鬼門を破った勢いで、第1ステージ逆転優勝へ突き進む。【木下淳】

◆【鹿島】カイオ、涙流す父に「ショック受けた」…人種差別ツイート問題で(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160613-OHT1T50059.html



 鹿島のブラジル人FWカイオ(22)に対して、鹿島が2―0で勝利した11日の浦和戦後、短文投稿サイト「ツイッター」に人種差別的な投稿がされた。

 鹿島のカイオは12日、練習後に「寂しさを覚えた。この素晴らしい日本で差別があってはならない」と強い口調で訴えた。父親が涙を流す姿を見て「ショックを受けた」と明かした。

 11年に千葉国際高入学のため来日。「日本は人種に関して尊重するイメージ。(差別は)絶対に起きないと思っていた」という。ツイートした本人への怒りも処罰を求めることも「ない」と断言。「ネットで軽率な発言が増えている。それを見た人は不快に感じる。そういうのを撲滅したいから僕は(自分の思いを)言う」と主張した。

◆鹿島カイオ 差別ツイートに沈痛「父が家で泣いていた…」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/06/13/kiji/K20160613012770480.html

練習後、丁寧にファンサービスをする鹿島MFカイオ

 鹿島のブラジル人MFカイオ(22)が11日の浦和戦後に浦和サポーターとみられる人物から「黒人死ねよ」と人種差別的なツイートを受けた問題で12日、練習の行われた鹿島で胸の内を明かした。「寂しさを覚えたし、自分には起きないだろうという気持ちもあった。彼女から(来日中の自身の)父が家で泣いていたと聞き、もっとショックだった」。投稿は試合後に恋人からのメッセージで知ったという。

 自身が投稿に返信したのは「世の中の人にこういうふうなことをやってはいけませんよ、という啓発への働きかけになれば」という思いだった。来日から5年。「人種や肌の色問わず人が尊重されると感じる素晴らしい日本で、あってはいけない」という願いもあった。

 書き込んだ本人については「怒りは全くない」とし、「社会的な制裁を受ける必要は全くない。その方が自身が何をしたのか、どう反省するべきなのかは分かっていると思う」と話した。謝罪があれば「全然問題ない」と受け入れる姿勢だ。またこの日、浦和から鹿島に謝罪の電話があった。

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