日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年7月9日土曜日

◆「お前ら、全員クビだ!」低迷する名門、幹部が吐き捨てた言葉と目指すべき方向性(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/07/07/kiji/K20160707012918400.html

アルゼンチン代表引退を表明したメッシ(AP)

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの代表引退発言は世界中の注目を集めた。同時にアルゼンチンサッカー協会の腐敗がクローズアップされる形となり、果てはA代表と五輪代表を兼任していたマルティーノ監督の辞任にまで発展した。

 サッカーというのはピッチ内だけで強さが培われるものではないと思う。国家の代表は当然、クラブでもフロントを筆頭とする組織力は重要な要素だ。例えば鹿島アントラーズ。個人的にはJクラブ随一のプロ集団だと感じている。強化部をまとめる鈴木満常務取締役と事業部を仕切る鈴木秀樹取締役の二枚看板に加え、新人発掘を担う椎本邦一スカウト担当部長。それぞれが信念を持ち、そのブレない姿勢が国内最多タイトル獲得に結びついている。1年ちょっとの担当だったが、鹿島の「強さ」を知った。

 翻ってオリジナル10で下位に低迷する名門クラブ。私の土台を築いてくれた恩義あるクラブは、昨年からピッチ外がゴタゴタしている。新しい人材が加わる際にクラブトップの社長が最終段階まで知らされていないことや、功労者を半ば追い出す形で退団に追い込み、あろうことか「オレが追い出してやったんだ!」と豪語する幹部。さらに言えば、共有すべき情報が共有されていないがために、強化部の各人が提出した外国人補強リストの名前が同じという珍事。組織として完全に機能不全に陥ってしまっている。

 大きな組織になればなるほど、人間関係が複雑になるのは理解している。衝突することもある。反目し合うことだってある。以前、私は「派閥は決して悪いことじゃない。それが刺激になって、組織の成長につながることもある」と教えてもらった。だが一つ間違えば刺激は足の引っ張り合いになり、成長は見栄の張り合いになる。フロントの内部分裂は選手の耳にも届き、少なからず試合に影響を及ぼしていると思う。

 鹿島にはジーコ・スピリッツと呼ばれる言葉がある。担当時代にもよく聞いたが、道に迷った時や悩んだ時に帰る“場所”で、再び同じベクトルへ向かっていくクラブとしての指針、支柱だ。それは選手だけではなく、クラブに関わる全ての人が共有している。果たして低迷する名門は?先日2日、最後の最後に力尽きたチームを見て、ある幹部はスタンドから「お前ら、全員クビだ!」と吐き捨てたという。

 派閥、軋轢結構。ただ個の名声や私利私欲に走るのではなく、携わる各人がクラブの「未来」という責任を負い、同じ方向に向かえるならば、だ。そうでなければ、五輪出場辞退の可能性が出てきているアルゼンチンのような醜態を招きかねない。(記者コラム・飯間 健)

◆興梠 無欲でOA内定後3戦連発に挑む「楽しみながらやりたい」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/07/09/kiji/K20160709012928030.html

明治安田生命J1第2S第2節  浦和―柏 (7月9日  埼玉)

オーバーヘッドでシュートを放つ興梠

 オーバーエージ(OA)枠でリオデジャネイロ五輪に出場する浦和のFW興梠が3戦連発で波に乗る。

 OA内定後の2試合で3得点と好調で、9日の柏戦でゴールを挙げれば、昨年10月の鳥栖戦以来の3試合連続得点となる。「それも取りたいけど、まずはチームが勝つこと。リオまで残り3試合しかできないので、楽しみながらやりたい」。スタンスを変えず無欲でゴールに迫る。

 J1通算95得点に積み上げ、通算100得点まであと5に迫った。五輪出発前の3試合での到達も不可能ではないが、「それは難しい。今シーズン中にいけたら」と控えめだった。「5―0で3点取るより1―0で1点取りたい。1点の重さが違うので、大事な試合で取れる方がいい」。量より質のゴールを求めながら五輪へ仕上げていく。

◆内田、古巣へ感謝 鹿島でのリハビリ終了(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14679944647547

鹿島での練習を終えたドイツ1部・シャルケの内田=クラブハウスグラウンド

○…右膝のけがからの復帰を目指しているドイツ1部・シャルケのDF内田篤人(28)は8日、J1鹿島でのリハビリを切り上げた。9日出国してドイツに向かう予定。

内田は昨年6月に手術した右膝の状態が改善せず、ことし6月から古巣・鹿島でリハビリに取り組んでいた。この1カ月で「筋肉が付き、よくなってきた」と回復の兆しが見え始め、最近では鹿島の基礎練習にも参加していた。

ただ「足の着き方によっては痛みが出る」といい、復帰への道はここからが本番。鹿島の選手たちと練習後に記念撮影をするなど、笑顔で送り出され「またけがで戻って来られない」と、復活を改めて決意した。

リハビリに協力してくれた鹿島には「受け入れてもらい、ありがたかった」と感謝した。これから正念場を迎える古巣に「頑張ってほしい」とエールを送った。

◆6月のMVP候補発表…1st制覇の鹿島から土居と小笠原が選出(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160708/466278.html



 Jリーグは8日、6月度の「明治安田生命Jリーグ 月間MVP」の候補選手を発表した。

 J1リーグでは、ファーストステージ優勝を果たした鹿島アントラーズからMF土居聖真とMF小笠原満男が選出。リオデジャネイロ・オリンピックに臨む日本代表メンバーにオーバーエイジ枠で名を連ねたDF塩谷司(サンフレッチェ広島)もノミネートされている。

 またJ2リーグでは、MF岩間雄大(松本山雅FC)、FW永井龍(V・ファーレン長崎)、リオ五輪代表MF矢島慎也(ファジアーノ岡山)が6月の月間MVP候補に名を連ねている。

 各月のJ1、J2リーグ戦において最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命Jリーグ 月間MVP」。同賞はJリーグ選考委員会による選考を経て、当該月の翌月1週目、あるいは2週目に発表される。

◆鹿島・植田 広島戦は先発外…浅野との勝負はお預けに(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/07/09/kiji/K20160709012928000.html

明治安田生命J1第2S第2節  鹿島―広島 (7月9日  Eスタ)

 リオ五輪代表の鹿島DF植田が広島戦で先発から外れることが濃厚となった。練習でサブ組に入った。

 第1ステージはU―23日本代表の活動期間を除いてはセンターバックのレギュラーとしてリーグ最少失点での優勝に大きく貢献したが、第2ステージ初戦のG大阪戦では3失点。同じ五輪メンバーのFW浅野との対決に向け「(浅野)拓磨も気合が入っていると思う。うちも第2ステージを獲るために一戦も負けられない」と話していたが、勝負はお預けとなりそうだ。

◆浅野残り3戦、天敵鹿島「死に物狂いで勝ちにいく」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1675503.html



 アーセナル移籍が決まった広島FW浅野が、天敵撃破を置き土産にする。

 9日に対戦する鹿島とは最近1分け4敗。第1ステージは右の腸腰筋損傷で出場すらできず、チームも1-4で完敗した。「悔しくて、次は借りを返したいと思っていた」。相手には同じ五輪代表のDF植田がおり「特徴は分かっている。前にガツガツ来るので裏を取れる」と得点機を思い描いた。移籍まで残り3戦。「今まで以上に気持ちが入っている。死に物狂いで勝ちにいく」と燃えていた。

◆【予想スタメン】ウタカ擁する広島、1stステージ王者と激突…鹿島はファン・ソッコが先発か(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160708/466192.html



2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第2節
7月9日 19:00 サンフレッチェ広島 vs 鹿島アントラーズ(@エディオンスタジアム広島)

■サンフレッチェ広島 新システム採用で攻撃力向上、鹿島との直近5試合では15失点

 森保一監督の口癖は「サッカーはフォーメーションだけでは決まらない」であり、それは事実である。だが、現有戦力が最も力を出しやすい形の選択は、非常に重要だ。今の広島は、そこがピタリとはまっている。対浦和戦の61分、佐藤寿人の投入からスタートしたこの形が209分で9得点無失点とまさに爆発だ。しかも、ミキッチ、青山敏弘、水本裕貴、森崎浩司、佐々木翔、宮原和也ら主力が負傷中で、紅白戦のメンバーにも事欠く状況での成果なのだ。

 特に輝きを放っているのが、ピーター・ウタカと柴崎晃誠だろう。ウタカは2試合連続得点、3試合連続アシストを記録し、14得点7アシストは両部門でリーグトップ。また柴崎は3試合連続得点。6得点は自身最高の得点数に早くも並んだ。しかも、この3試合で柴崎が記録した4得点はすべてウタカのアシスト。2人の間に特別なホットラインが存在し、その間を佐藤寿人がうまく取り持ち、スペースメイクしているのが、このフォーメーションの特長と言えるだろう。

 ミキッチと宮原は練習に復帰したとはいえ、公式戦に出場できるかと言えば、疑問符がつく。パスワーク中心の攻撃に異物感を与え、それが強烈なインパクトを与えていた浅野拓磨も鹿島戦を入れて残り3試合でアーセナルに移籍となり、またも戦力ダウンは否めない。ただ、2014年以来の5試合で1分4敗、15失点と撃たれまくっている1stステージ王者の鹿島を相手に新フォーメーションが機能すれば、今後の戦いに大きなメリットを与えることは言うまでもない。(紫熊倶楽部 中野和也)

■広島予想スタメン
3-5-2
GK
林卓人
DF
塩谷司
千葉和彦
森崎和幸
MF
丸谷拓也
柏好文
浅野拓磨
柴崎晃誠
清水航平
FW
ピーター・ウタカ
佐藤寿人

■鹿島アントラーズ 2ndステージ開幕戦は1-3で敗戦、前節から先発2人を入れ替えか

 J1・2nd第1節のガンバ大阪戦で黒星スタートを喫した。今季ワーストの3失点に加え、1stステージ制覇直後の敗戦。ただの1敗で済ませてはいけない内容だった。目標に据える年間優勝に向け、是が非でも連敗を避けなければいけない状況で、アウェーの広島戦を迎える。

 石井正忠監督は攻守で一人ずつ先発の入れ替えを行う。足の痛みと体調不良で開幕戦を欠場した金崎夢生が復帰する予定。さらに植田直通に代わって、ファン・ソッコが入る。「結果を見てみれば、優勝から気持ちが切り替わっていなかったと言われても仕方がない」(昌子源)という中で、特に植田の先発落ちは、チームにとって大きな刺激になるはずだ。 優勝した安堵、主力が固まってきた安心感。どことなくチームに漂っていた緩い空気は、開幕戦の完敗とこの起用で一掃されるはずだ。

 UAEのアル・アインに移籍したカイオの穴は大きいが、「同じことはできないけど、違う形で埋めていきたい」(昌子)という意識がチーム全体に広がっている。サッカーでは連勝がストップすると、その反動から勝てなくなるという傾向がある。ただ、それも選手は理解しており、広島戦は2ndステージの戦いを左右する大きな1試合として捉えている。1stステージを制した鹿島だが、広島戦は危機意識を持って臨むことになりそうだ。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
中村充孝
FW
金崎夢生
土居聖真

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