日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年11月4日金曜日

◆浦和・興梠「1年を通して勝ち点1位になったチームが真の王者」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161103/jle16110319520034-n1.html

年間勝ち点1位を決め、サポーターに挨拶する浦和の槙野(手前)と森脇=埼玉スタジアム(撮影・中井誠)

 明治安田J1第2ステージ最終節(3日、浦和1-1横浜M、埼玉)第2ステージ覇者の浦和が横浜Mと1-1で引き分け、年間勝ち点を74として1位を決めた。年間優勝を争うチャンピオンシップで決勝にシードされる。

浦和・ペトロビッチ監督
「メダルを買って一人一人の首にかけてあげたいが、戦いはまだ終わっていない」

浦和・柏木(J1通算50得点)
「自分がゴールを決めて1-0で勝てたら最高だったが、ホッとしている」

浦和・武藤(全34戦に出場)
「これだけ試合に出させてもらい、1位に少しは貢献できたと思う。もっとゴールを決めて成長したい」

浦和・興梠
「1年を通して良い時期も悪い時期も乗り越え、勝ち点1位になったチームが真の王者だと思う」

浦和・槙野
「まだ何も手にしていない。ここからが勝負で、本当に喜べるのは12月3日」

◆川崎F、鬼木コーチが監督昇格へ 週明けに正式発表(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1733252.html



 川崎Fの庄子春男強化本部長は3日、今季限りで退任する風間八宏監督の後任として、来季から鬼木達コーチ(42)を昇格させる方針を明らかにした。週明けに正式発表する。

 千葉県出身の鬼木氏は現役時代、川崎Fや鹿島でプレー。引退後は2009年から川崎Fのコーチを務めている。

 庄子強化本部長は「風間が築いたサッカーが川崎のスタイル。それを継続するのが基本路線」と話し、12年から風間監督の下でチームづくりに携わった鬼木氏が適任と判断した。

◇J2降格の名古屋、草刈り場の可能性も…「選手はお金に流される」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?202437-202437-fl



[11.3 J1第2ステージ第17節 名古屋-湘南 パロ瑞穂]

 名古屋グランパスのクラブ史上初のJ2降格が決定した。“オリジナル10”1992年のJリーグ発足時に加盟した10クラブの中でJ2に降格したことがないクラブは、これで鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの2クラブになってしまった。

 試合終了のホイッスルがなると、これまで数々の歓喜に包まれてきたパロマ瑞穂スタジアムは、これまで経験したことのない悲しみで覆われた。

 試合後のセレモニーではベテランGK楢崎正剛やMF小川佳純、主将MF田口泰士ら、名古屋を支えてきた主力選手たちが目頭を覆っていた。「ボスコさん(ジュロヴスキー監督)が来て、闘莉王が来て、ガラッとチームを変えてくれた。感謝していますけど、まだまだ足りなかった。最初からやっていた僕も含めて力不足だった。それしか言えない」と声を落としたのは楢崎。田口はセレモニーでも話したように、「この1年間、サポートしていただいたのにこのような結果になって申し訳ない」と会見場でも頭を下げた。

 Jリーグが7月に公表した15年度のチーム人件費は年間1位に輝いた浦和に次いで2位(※)。今季は5か月契約の闘莉王の年俸分などが減額となっているため、多少順位は下がるとみられるが、それでも高校や大学サッカー界で名を馳せた若手有望株が在籍しており、J屈指のビッグクラブであることに変わりはない。

 ただしJ2降格となれば話は別。営業収益や広告収入、そして入場料収入の大幅な減収が予想され、チーム予算額にも大きな影響を与えることになる。久米一正社長は「選手を残すことが一番重要」と説いたが、「他のチームからのオファーを蹴散らすくらいの熱い信念がないと、あっという間にいい選手は移籍してしまう。選手たちはお金が高いほうに流される」と警戒心を強めたように、最悪の場合、草刈り場と化す可能性も否定できない。

 この日の選手たちが去就について言及することはなかった。というよりも、選手たちは現実を受け止めきれない様子だった。小川が「個人的には今すぐは考えられない」と話せば、楢崎でさえも「全く今は考えられないというのが正直なところ。また落ち着いて、考えられるようになったら、考えたい」と口をつぐんだ。

※15年度のクラブ経営情報開示によると、1位は浦和の20億9900万円、2位の名古屋は20億8600万円、3位は鹿島の20億2300万円。
(取材・文 児玉幸洋)

◆優勝のチャンスはまだある! 川崎MF中村憲剛「とにかく鹿島を叩く」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161103/511317.html?cx_cat=page1



 勝ち点3を積み上げていれば――。悔やんでも悔やみきれない結果だった。主将のMF中村憲剛は、「結果自体はあっちゃいけないこと。月並みですけど、本当に悔しいです」と大逆転負けを喫した試合を静かに振り返った。

 つかみかけた年間首位の座はスルリとこぼれ落ちた。川崎フロンターレは3日、明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第17節でガンバ大阪と対戦。6分にFW長谷川竜也、18分にMF三好康児の得点でリードを広げ、前半は試合を優勢に進める。このまま勝利で終えることができれば、横浜F・マリノスに引き分けた首位・浦和レッズに勝ち点で上回り、逆転で年間首位に立てるはずだった。

 それが、わずか1分間で狂ってしまう。65分、DF藤春廣輝に1点を返されると、さらにその1分後、MF井手口陽介に追加点を許した。「3点目がなかなか入らないんだったら、しっかり締めるところは締めないといけなかった」。嫌なムードを振り払うように、スタンドのサポーターが声で選手たちを鼓舞する。誰もが、今季幾度となく絶望を歓喜に変えた“等々力劇場”を期待したことだろう。しかし、その後はゴールネットを揺らすことができず、終わってみれば2-3の逆転負け。試合終了を告げる主審のホイッスルが虚しく響いた。

 中村が「楽な試合は一つもなかった」と語るように、川崎はシーズンを通してケガ人に悩まされ、台所事情が苦しい中での戦いを強いられた。自身も負傷で何度かチームを離脱したが、チームメイトと「タイトルへの欲をパワーに変えて」戦い、9ゴールを記録。総合力で積み重ねた勝ち点「72」は、J1としてクラブ史上最多となった。それでも、年間首位にはあと一歩及ばなかった。

「勝って、進む。それだけ」

 まるで自分に言い聞かせるように、中村は力を込めた。そう、これで戦いが終わったわけではない。12日に天皇杯ベスト16の浦和戦、23日にはチャンピオンシップ(CS)準決勝の鹿島アントラーズ戦が待っている。ともにホーム開催というアドバンテージはあるものの、一発勝負だ。中村は「これからは別物の戦いになってくる」と気を引き締め、CS準決勝については「とにかくホームで鹿島を叩く」と息巻く。「こういうチャンスはなかなかないと思っている。来年はまた1シーズン制に戻る。本当だったら2位で終わりだけど、優勝できるチャンスが転がっている。最後までやり切りたい」。悲願の初タイトルに向け、最後の力を振り絞る。

取材・文=高尾太恵子

◆運に見放された鹿島、CS前におはらいが必要かもしれない(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161104/jle16110405000001-n1.html

 「カ~ン」。乾いた金属音がピッチに鳴り響いた。3日のJ1最終節神戸戦。後半9分に鹿島の日本代表DF昌子源(23)が強烈な右足のミドルシュート。ボールはGKの手に当たり、クロスバーを直撃した。

 前半40分にもFW鈴木優磨(20)の左足シュートが左ポストをたたいた鹿島。前節川崎戦(10月29日、●0-1)では昌子のシュートを含む3本の決定機がゴールマウスに当たり、川崎、神戸の2試合では合計5本がゴールに嫌われた。

 「精度もなかったし、運もなかった」と昌子。質を高めれば決定力も上がるが、運は…。23日のチャンピオンシップの前に、おはらいが必要かもしれない。(サッカー担当・一色伸裕)

◆鹿島、7年ぶりの4連敗…昌子「切り替えるのが一番」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161104/jle16110405010008-n1.html



 明治安田J1第2ステージ最終節(3日、鹿島0-1神戸、カシマ)鹿島は7年ぶりの4連敗を喫し、重苦しいムードでCS準決勝に臨むことになった。試合後はブーイングを浴び、石井監督は「どうにか修正していきたい」と苦悩の表情で言葉を絞り出した。第1ステージ覇者としてはあまりにふがいない後半戦だった。躍進を支えたFW金崎は不調に陥り、第2ステージでわずか2得点。DF昌子は「切り替えるのが一番。反省するけど、4連敗は忘れたい」と努めて前向きに話した。

◆鹿島7年ぶり4連敗 石井監督肩落とし「全ては私の責任」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/11/04/kiji/K20161104013655870.html

明治安田生命J1第2S第17節  鹿島0―1神戸 (11月3日  カシマ)

 鹿島は09年に5連敗して以来7年ぶりの4連敗で、チャンピオンシップに向けて不安を残した。前半17分にDFラインの背後に走り込んだMF杉本がシュートを放つなど決定機もつくったが、後半に一瞬の隙を突かれて失点。12日の天皇杯4回戦でも対戦する神戸に屈した。 

 試合後のセレモニーではブーイングが飛び交い、石井監督は「全て私の責任」と肩を落とした。

 第1ステージは制したが、第2ステージは11位と大失速。失点数は10から24に倍増した。不安要素は残るが、「この状況から優勝したら気持ちがいい」とDF西。DF昌子も「4連敗を引きずっていたら、下っていく一方。また違うイメージを持って切り替えていかないと」と前を向いた。また、この試合でMF小笠原は左目の上を流血して後半に交代。自身の持つJ1最長の連続得点記録が昨季までの17年で途絶えた。

◆神戸が少ない好機生かし鹿島を破る/鹿-神17節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1733262.html



<明治安田生命J1:鹿島0-1神戸>◇第2ステージ第17節◇3日◇カシマ

 押され気味だった神戸が少ない好機を生かした。

 後半11分、味方シュートのこぼれ球に反応したFWペドロ・ジュニオール(29)がGKをうまくかわして先制。その後は押し込まれたが、無失点でしのいだ。鹿島は金崎らが決定力を欠いた。

◆2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第17節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51825

明治安田J1 2nd 第17節

鹿島、ホームで2戦連続の完封負け。4連敗で2ndステージを終える。

鹿島が4連敗で2ndステージを終えた。J1 2nd 第17節、ヴィッセル神戸とカシマスタジアムで対戦すると、再三の決定機を生かせずにペドロ ジュニオールの一発に沈み、0-1と完封負けを喫した。



鹿島は前節、川崎Fを相手にホームで完封負けを喫した。チャンピオンシップの前哨戦ともいえる一戦、立ち上がりから充実の内容で決定機を作り出したものの、ゴールネットを揺らすことはできず。後半にワンチャンスを生かされて先制を許すと、最後まで同点に追い付くことはできなかった。0-1。10月のリーグ戦は3連敗という結果に終わった。

中4日で迎える今節。ホームでの連戦に向け、そしてステージ最終節を良い形で締めくくるため、選手たちはトレーニングに打ち込んだ。遠藤は「来てくれる人のためにも勝ちたい。その勝利をチャンピオンシップ、天皇杯につなげたい」と決意を語った。

石井監督は先発メンバーを2名変更。センターバックに植田、2列目に杉本が入り、ファン ソッコが左サイドバックを務める。その他、GKは曽ケ端、最終ラインは植田とソッコのほか、右サイドバックに西、センターバックの一角には昌子が入る。ボランチは小笠原と永木のペア、杉本とともに2列目に入るのは、今節でJ1通算200試合出場となる遠藤、そして前線は鈴木と金崎が2トップを組む。そしてベンチには、GK櫛引とブエノ、伊東、三竿、リーグ戦初のベンチ入りとなる田中、ファブリシオ、そして赤崎が控えている。 





穏やかな青空に恵まれたカシマスタジアム。9月25日以来の勝利へ、アントラーズレッドに染まったスタンドが選手たちを鼓舞する。背番号12の後押しを受け、鹿島は13時33分にキックオフを迎えた。

前半は静かな立ち上がりとなった。鹿島は3分、右サイドに流れてボールをキープした金崎がクロスを上げ、鈴木が飛び込む。ダイビングヘッドは枠へ飛ばなかったが、気迫に満ちたプレーでゴールへの意欲を示した。鈴木と金崎の2トップはサイドに流れて起点を作り、力強い突破でチームの推進力となった。

次第に神戸がボールを持つ時間が長くなったが、鹿島はしっかりとブロックを敷いて対応。最終ラインの背後へパスを通される場面もあったが、昌子が冷静な守備を見せてピンチの芽を摘んでいった。先発メンバーに名を連ねた植田も、持ち前の強さで競り合いを制し、相手のロングボールを跳ね返した。

17分、鹿島は鮮やかな連係からチャンスを作り出す。右サイドに流れて前を向いた鈴木がペナルティーエリア手前へ戻し、遠藤がラストパス。エリア内中央へのスルーパスに反応した杉本が飛び込んだものの、コースを消しに来た相手GKに先に蹴り出され、シュートには至らなかった。

20分以降は拮抗した展開となった。神戸のロングスローやセットプレーからゴール前へ押し込まれるプレーが続いた時間帯もあったが、鹿島はしっかりと集中力を保って応戦。枠内へのシュートを許すことはなかった。好機を窺う鹿島は29分、遠藤がペナルティーエリア手前から左足を一閃。得意の位置からミドルシュートを放ったが、相手GKの正面を突いて得点とはならなかった。30分にはオーバーラップしたソッコがタイミングよくスペースを突き、パスを受けてペナルティーエリア内へ。ドリブルでのカットインから放たれたシュートは惜しくも相手GKに阻まれてしまった。

さらに40分、右CKからこぼれ球に反応した鈴木が左足でプッシュしたが、シュートは左ポストに阻まれた。前半は0-0で終了。スコアレスで後半を迎えることとなった。

















後半立ち上がりも鹿島は積極的に攻勢をかけた。47分に金崎、49分には鈴木が強引な突進でゴールへと迫る。金崎は植田からのフィードに反応して最終ラインの背後へ抜け出し、相手DFと競り合いながらゴールへ押し込もうとしたが、得点とはならず。53分には厚みのある攻撃を仕掛け、最後は昌子がペナルティーエリア手前からミドルシュート。強烈な弾道を描いた一撃が枠を捉えたが、相手GKの手を弾いたボールはクロスバーを直撃した。

チャンスを生かせずにいた鹿島は56分、先制点を許してしまった。神戸の左サイドから突破され、橋本のシュートは曽ケ端が防いだものの、こぼれ球にペドロ ジュニオールが反応。曽ケ端をかわして押し込まれ、0-1とリードを奪われた。鹿島は4試合連続で先制を許す苦しい展開を強いられた。

ビハインドを負った鹿島は64分、杉本がペナルティーエリア内で積極的なドリブルを見せたが、シュートには至らず。直後には金崎が左足で狙ったが、強烈なシュートは枠を越えた。

石井監督は状況を打開すべく、66分に1枚目のカードを切る。杉本に代えて伊東を投入し、西を左サイドハーフへ配置転換した。伊東はピッチインから5分後、タイミングの良いオーバーラップから金崎のボレーを演出したが、惜しくも相手DFにブロックされてしまった。伊東はこの後も再三に渡ってオーバーラップを敢行し、精力的な動きで右サイドを活性化させた。

次第にオープンな展開となり、神戸にカウンターを受ける場面も増えていく。それでも曽ケ端の好セーブでしのぎ、0-1で試合は残り10分を切った。

81分、相手との競り合いで小笠原が流血するアクシデント。勝利への闘志をみなぎらせるキャプテンはプレー続行への意欲を見せたが、ファブリシオとの交代でピッチを後にすることとなった。

試合終盤、1点を追う鹿島はファブリシオの突破がアクセントとなって敵陣深くへ攻め込む。86分にはファブリシオのスルーパスから金崎がグラウンダーの強烈なシュート。枠の左へわずかに逸れ、詰めていた鈴木も押し込むことができなかった。88分にもファブリシオがペナルティーエリア左側から強烈なシュートを放ったが、相手GKに阻まれた。

0-1。鹿島は最後までゴールネットを揺らすことができなかった。ホームでの2試合連続の完封負け、リーグ戦4連敗。不甲斐ない形でリーグ戦全34節を終えることとなった。セカンドステージは6勝2分9敗、勝ち点20で11位に沈んだ。





















だが、鹿島には次なる戦いが待っている。18勝5分11敗の勝ち点59で年間勝ち点3位が確定。チャンピオンシップは準決勝からの出場で、23日に川崎Fとのアウェイ一発勝負に臨むこととなった。そしてその前に、まずは来週の天皇杯4回戦だ。12日、再び神戸と激突する。

不甲斐ない結果、カシマスタジアムを包んだブーイングと選手の背中を見送ったチームコールを胸に刻み、タイトルを懸けた日々に向けて這い上がっていかなければならない。

【この試合のトピックス】
・遠藤がJ1通算200試合出場を達成した。
・ルーキーの田中がリーグ戦で初のベンチ入りを果たした。
・杉本が8月7日のJ1 2nd 第7節仙台戦以来リーグ戦10試合ぶり、植田が10月1日のJ1 2nd 第14節大宮戦以来リーグ戦3試合ぶりの先発出場を果たした。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・しっかりと競り合い、こぼれ球に対する準備を怠らないこと。
・しっかりとプレッシャーにいくこと。とくに自陣では最後までついていくように。
・相手陣内にボールを運んだら、落ち着いてポゼッションをしよう。マイボールの時間を極力長くすること。


ヴィッセル神戸:ネルシーニョ
・球際をもっと強く、相手をリスペクトしすぎない。
・もっと状況を見て、プレーの判断をすること。
・残り45分、勝つためにプレーしよう!

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日はホーム最終戦だったので、いい形でゲームを終わらせたかった。それができなくて残念。本当に多くの皆さんにここまで応援していただいた。1stステージは優勝することができたが、2ndステージは最後4連敗となってしまった。天皇杯、チャンピオンシップに向けて、切り替えていきたい。今日の試合は、立ち上がりは相手の2トップに対して、少しバタついた部分があったが、時間が経つにつれて守備の部分が整理された。攻撃では、右サイドから効果的に崩す形ができていた。前節同様、それを得点につなげることができなかったことが、一番大きかった。後半も攻撃の形はできていた。早い時間に失点してしまったことにより、選手自身も気持ちが少し沈んでしまったように見えた。しかし、そこから盛り返して、相手陣内にボールを運び、交代選手によってサイドからの攻撃もできていた。そのなかで得点できなかったというのが、今日の試合の印象。2試合連続で、内容はいい形でありながら勝ちきれなかった。そこを、今後修正していきたい。

Q. 2ndステージの総括。

A. 2ndステージ序盤に3連敗があったが、いい内容で進めながら勝ちきることができず、つまづいてしまった。そこが非常に良くなかった。チームの雰囲気にも影響した。ケガ人も多く出てしまい、今まで良かったコンビネーションも少しずつずれがでてしまった。けが人もだいぶ戻ってきたので、天皇杯、チャンピオンシップに向けてはいい形に持っていけるのではないかと思う。

Q. この2試合内容は悪くないが決めきれない。天皇杯、チャンピオンシップで必要なもの、あるいは改善点は?

A. 点を増やすか、失点を減らすかでいったら、両方が求められる。1stステージより数字も落ちているので、改善していきたい。攻撃では、まずゴール前にボールを運ぶことはできている。そこからもう1つスピードアップしたり、人数をかけるといったところを徹底的にやっていきたい。守備では、今まで前線からプレッシャーをかけてボールを奪いにいくことを求めてきたが、失点が多くなってしまったことで全体が引いてしまったところがある。もう一度前からボールを奪いに行く守備を整理していきたい。そうすることで得点を増やし、失点を減らせると考えている。


ヴィッセル神戸:ネルシーニョ
前半は特に、我々としてはよくないパフォーマンスだった。自分たちのパス回しもできず、リズムも作れず、相手にリズムを与えてしまった。ハーフタイムでは、当然選手たちに話をした。選手自身も当然気づいていたし、自分たちで修正をかける気持ちも感じられた。私から伝えたのは、自分たちのリズムを作る、慌てない、簡単なミスをしないということ。あとは、選手たちの距離感。FW2人には、相手のCBに対してもう少しプレスをかけるよう要求した。相手には走れる選手がいるので、ロングボールを簡単に蹴らせてしまっては、起点を作られ、押し込まれてしまう状況だった。前の2人が行くと同時に、チーム全体がコンパクトに距離を詰めることができるようになってからは、ボールを拾って、攻撃につなげ、得点に結びつけることができた。押し込まれるピンチのシーンもあったが、GKのスンギュが非常に調子がいい日だった。


選手コメント

[試合後]

【永木 亮太】
流れはそこまで悪くなかったけど、チャンスを数多く作った中で点を取れなかったことが一番の敗因だと思う。失点の仕方も良くなかった。前節に続いて、あれだけチャンスを作っていて無得点というのは問題。全体の流れは良くなってきている。続けてやっていくしかない。

【昌子 源】
サポーターに申し訳ない。不甲斐ないの一言。いろいろな要素が重なっての失点だけど、相手のサイドバックにシュートを打たれたことが問題だと思う。自分の足に当たってソガさんのタイミングがズレた部分もある。自分が足にしっかりと当てて前へ弾かないといけなかった。4連敗を引きずったら下っていく一方だと思う。神戸に借りを返せるのは次の天皇杯だけ。違うイメージを持って切り替えていきたい。

【植田 直通】
もっと前からプレスにいっても良かった。天皇杯もあるし、自分たちのサッカーを取り戻して、やりたいサッカーをやれるように準備したい。勝つことが重要。チャンピオンシップ、天皇杯に向けてしっかり準備していきたい。

【西 大伍】
決められればというチャンスもあったが、結局、負けてしまった。結果が全て。(チャンピオンシップでの)一発勝負は、アントラーズとして得意なところ。みんながそう思って臨めるかどうか。いつもと同じテンションではダメだと思う。

【鈴木 優磨】
4連敗をした中で最後はサポーターがコールをしてくれた。チャンピオンシップと天皇杯を獲れれば、「4連敗は無駄じゃなかった」と言えると思う。反省するところはしっかりと反省して、(チャンピオンシップと天皇杯に)どう持っていけるかだと思う。最後まで応援してくれたサポーターに申し訳ない。

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