日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年3月11日土曜日

◆U-15日本代表 初の海外遠征に向け始動(JFA)






U-15日本代表は、先月チーム立ち上げとなった静岡でのトレーニングキャンプから3週間後の3月8日(水)、初の海外遠征となる、「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT) プログラム 南アジア・日本 U-16サッカー交流」へ向け活動を開始しました。

初日は、サッカー男子アンダーカテゴリー3チーム(U-20、U-18、U-17)が既に行っているのと同様のフィジカルテストを国立スポーツ科学センターにて行いました。初めてこのようなテストを行う選手も多い中、FMS(ファンクショナル・ムーブメント・スクリーン)、スピード、ジャンプ、持久力等の項目の測定を行いました。



翌3月9日(木)は、「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT) プログラム 南アジア・日本 U-16サッカー交流」開催地のスリランカへ約10時間のフライトで到着しました。

この大会でU-15日本代表は、南アジアの3カ国(スリランカ、ネパール、ブータン)のU-16代表チームとそれぞれ試合を行います。今年9月に行われるAFC U-16選手権2018一次予選を前に、国際試合を慣れない海外の環境の中で経験することで、それぞれの選手たちがステップアップを目指します。

選手コメント

GK #1 山田大樹 選手(鹿島アントラーズジュニアユース)

前回の静岡でのトレーニングキャンプから、またこうしてチームに招集されとても嬉しく思います。スリランカでは、海外のチームと3試合経験出来るので、充実した内容になるよう頑張りたいです。また、ホテル到着時にはスリランカ流のウェルカム儀式を体験でき、サッカー以外でも他チームとの交流や海外経験を積む良い機会にしたいと思います。

DF #2 半田陸 選手(モンテディオ山形ジュニアユース村山)

初日に行ったフィジカルテストでは、自信がある持久力で力を発揮できたと思います。他の項目のテストでは、自分に足りないところを明確に知ることが出来たので、今後に活かしていきたいです。今回の初めての海外遠征は、とても楽しみにしていました。相手がどんなプレーをしてくるか分かりませんが、自分たちのサッカーで3勝目指したいと思います。

MF #18 植田啓太 選手(横浜F・マリノスジュニアユース)

今回のスリランカ遠征では、普段日本では対戦することが出来ない相手と試合が出来るので、自分のプレーがどれだけ出来るか、常にチャレンジしながら勝ちにこだわってプレーしたいです。スリランカは3月の日本と比べ気温も高く、慣れない環境での試合になりますが、良い結果を残したいと思います。

3月10日(金) AM/PM トレーニング
SFTプログラム 南アジア・日本U-16サッカー交流
3月11日(土) 19:00 vs U-16スリランカ代表(Racecourse Ground)
3月12日(日) 19:00 vs U-16ネパール代表(Racecourse Ground)
3月13日(月) AM/PM トレーニング
3月14日(火) 17:00 U-16ブータン代表(Racecourse Ground)
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

http://www.jfa.jp/news/00012885/

◆テネリフェ柴崎 デビュー戦は19日か 地元一般紙が見通し伝える(デイリー)


 テネリフェの日本代表MF柴崎

 スペイン2部リーグ、テネリフェの日本代表MF柴崎岳が、19日(日本時間20日未明)にホームで行われるレウス戦でデビューする見通しだという。地元一般紙ラ・オピニオン・デ・テネリフェ紙が、10日までにクラブの考えとして伝えたもの。

 クラブのビクトル・ペレス・ボレゴGMは、以前から柴崎のデビューについて「近くすることになるだろう」と語っており、同紙では次回のホーム開催の試合がその舞台になりそうだとしている。

 また今回の報道とは別に、アウェー開催の今節ヘタフェ戦(12日、日本時間13日未明)に招集される可能性も残っているという。

https://www.daily.co.jp/soccer/2017/03/10/0009986636.shtml

◆鹿島アントラーズと「アドボードスポンサー契約」を締結(鴻池運輸)




 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーとアドボードスポンサー契約を締結しました。

 当社は、茨城県において昭和42年に拠点開設以降、当社の強みの根源となっている製造業の業務請負を中心に事業を展開しています。

 アドボードスポンサー契約により茨城県立カシマサッカースタジアムや鹿島アントラーズFC公式Webサイトに当社の社名広告が掲載されることで、当社の認知度向上を図るとともに、鹿島アントラーズの応援を通じて、茨城県のスポーツ発展と地域活性化に貢献してまいります。

http://www.konoike.net/news/detail.php?id=261

◆鹿島DF伊東幸敏、決勝弾演出の絶妙クロス「もっと繰り返せるように」(サッカーキング)


伊東幸敏

 2017明治安田生命J1リーグ第3節が10日に行われ、鹿島アントラーズは横浜F・マリノスに1-0で勝利。今季のリーグ戦で、ホームゲーム初勝利を収めた。

 83分にFW鈴木優磨が挙げた決勝ゴールは、DF伊東幸敏のクロスによってもたらされた。絶妙なクロスでアシストを決めた伊東は、試合後に以下のようにコメントしている。クラブの公式HPが伝えた。

 伊東は「アシストの場面は満足のいくクロスだったけど、この1本は良かったとはいえ、こういうクロスを何本も上げられる選手にならないといけない」と、ゴールを演出したクロスには手応えを感じつつも、さらなる向上を誓っていた。

 スコアレスで終盤までもつれた一戦、右サイドバックとしてオーバーラップを繰り返した伊東。DF西大伍とのポジション争いが激化する中でアシストという結果を残し、「もっと繰り返していけるようにしたい」と、次戦以降を見据えていた。

 開幕3試合を終えて2勝1敗とした鹿島は、14日にAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でブリスベン・ロアーと対戦。18日にはJ1第4節で清水エスパルスとのアウェイゲームに臨む。

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170311/561383.html?cx_cat=page1

◆【鹿島】優磨、途中出場でVヘッド!視察ハリル監督も「若くて興味深い」(報知)




 ◆明治安田生命J1リーグ 第3節 鹿島1―0横浜M(10日・カシマスタジアム)

 2連覇を狙う鹿島は、試合終盤にFW鈴木優磨(20)が決勝弾。横浜Mを下し、2連勝とした。横浜Mは今季初黒星。浦和はMF武藤雄樹(28)の2試合連続得点などで、甲府に4―1で大勝。公式戦5戦18発の攻撃陣の活躍で、リーグ2連勝となった。川崎は昨季の最年長MVP・MF中村憲剛(36)が1得点1アシストの活躍で、柏に2―1で勝利した。残り6試合は11日に行われる。

 FW鈴木が試合を決めた。後半38分、右サイドのDF伊東からのクロス。ニアサイドで高く跳び上がり、ヘディングでゴール右に突き刺した。「当てるだけのボールが来た」。前半から相手を押し込んだが、なかなかこじ開けられなかった横浜Mゴール。後半26分の途中出場から12分で今季リーグ戦初ゴールを挙げ、鹿島スタンド前で右手を耳に近づけてサポーターの声援をあおった。

 2つの思いがあった。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のムアントン戦(2月28日・タイ)で自ら獲得したPKを外し、チームもロスタイムの失点で敗れた。落ち込んだが、FW金崎らチームメートから「お前には蹴らせない」と明るく言ってくれたおかげで「試合に出たら自分が点を取る」と再起。この1点では「まだまだ(借りは)返せていない。もっと取りたい」と言った。

 そして11日は東日本大震災からちょうど6年。ホームタウンがある茨城県でも大きな被害を受けた。試合前のミーティングでは、石井正忠監督(50)が「忘れちゃいけない。僕らは支えられてサッカーができている。その幸せをかみ締めながらやろう。私たちは元気づけられる仕事をしているのだから」と訴えた。FW金崎、DF山本が決定機を生かせずとも鹿島の糸は揺れることはなかった。

 今季プレシーズンマッチを含め、11試合8ゴール目。視察に訪れた日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は「若くて、興味深い鈴木が決めてくれて私にとってもうれしい。そこはチェックしました」と称賛。「鹿島で先発を取らないと代表はない。3試合ゴールを決めていなかったから、今日がラスト(チャンス)という気持ちだった」と鈴木。20歳のストライカーは人を引きつけ、試合を動かす力を持っている。(内田 知宏)

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170311-OHT1T50017.html

◆鹿島、鈴木優磨が決勝弾!開幕2連勝の横浜Mを1-0で下す(サンスポ)


横浜Mに勝利し、サポーターの声援に応える鹿島・鈴木=カシマ

 明治安田J1第3節第1日(10日、鹿島1-0横浜M、カシマ) 連覇を狙う鹿島が、開幕2連勝の横浜Mを1-0で下し、今季ホーム初勝利で2勝1敗とした。

 横浜Mは後半14分、セルビアで昨季、20ゴールを挙げて最優秀選手に輝いたFWビエイラ、同19分には遠藤渓太を投入。鹿島も同26分に鈴木優磨、同29分に永木亮太を相次いでピッチに送り出すと、同38分に伊東幸敏のクロスを鈴木が頭で合わせ、今季初ゴールを決めた。

鹿島・鈴木優磨
「苦しいゲームになったけど、チームが勝ててよかった。ここからまた連戦なのでチーム一丸となって戦いたい」

鹿島・石井正忠監督
「開幕戦でホームで負けてしまったので、連勝できてよかった。1点を取れてよかった」

鹿島・昌子源
「守備が安定していて、最後に1点が取れた。鹿島らしい戦い方だった」

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170310/jle17031020560016-n1.html

◆途中出場の鈴木優磨が決勝ヘッド!!王者・鹿島が横浜FMの連勝止める(ゲキサカ)




[3.10 J1第3節 鹿島1-0横浜FM カシマ]

 J1リーグは10日、第3節1日目を行い、カシマスタジアムでは昨季王者の鹿島アントラーズが開幕2連勝中の横浜F・マリノスに1-0で競り勝った。2試合連続の1-0完封勝利で2連勝。2勝1敗の勝ち点6に伸ばした。

 鹿島は前節・甲府戦(1-0)と同じスタメン。横浜FMは前節・札幌戦(3-0)で全3ゴールに絡んだMF齋藤学が負傷欠場し、MFマルティノスが代わって左サイドハーフに入ると、右サイドハーフではMF前田直輝が今季初先発となった。左サイドバックはDF金井貢史が2試合ぶりに先発復帰。1トップではFW伊藤翔が今季初先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 横浜FMは前半14分、右サイドの高い位置でDF松原健が粘ってゴール前にクロス。こぼれ球を伊藤が左足で狙ったが、枠を捉えられなかった。中盤でのせめぎ合いが続く膠着した試合展開の中、前半37分にはマルティノスのスルーパスに反応した伊藤が左足でシュート。しかし、これもゴール左に外れ、チャンスを生かせなかった。

 前半の終盤には鹿島もチャンスをつくる。前半38分、FW金崎夢生がMF土居聖真とワンツーの形でPA内左に進入。切り返して右足でクロスを上げたが、DFミロシュ・デゲネクにクリアされた。同40分には土居がPA手前から右足でミドルシュート。ゴールの枠を捉えていたが、GK飯倉大樹が弾き出した。

 スコアレスで後半に折り返すと、徐々にホームの鹿島が横浜FMを押し込んでいく。後半8分、MF小笠原満男のロングフィードをDF山本脩斗が頭で落とし、金崎が強烈な左足ボレーで捉えたが、惜しくもクロスバーを直撃。同11分にはMF遠藤康の右FKにFWペドロ・ジュニオールが頭で合わせたが、ゴール右に外れた。

 横浜FMは後半14分、1トップの伊藤を下げ、途中出場で2戦連発中のFWウーゴ・ヴィエイラを投入。同19分にはMFダビド・バブンスキーに代わってMF遠藤渓太がピッチに入り、2列目は右からマルティノス、前田、遠藤に変化した。一方の鹿島も後半26分、ペドロに代えてFW鈴木優磨、同29分には小笠原に代えてMF永木亮太を投入した。

 選手交代が実ったのは鹿島だった。後半38分、右サイドをオーバーラップしたDF伊東幸敏が遠藤からパスを受け、ゴール前にクロス。これをニアで鈴木が打点の高いヘディングで合わせ、先制のゴールネットを揺らした。鈴木は2月21日のACL蔚山現代戦(2-0)以来、公式戦4試合ぶりの得点で、リーグ戦は今季初ゴール。これが値千金の決勝点となった。

 開幕から2試合連続で3ゴールを挙げていた横浜FM攻撃陣だが、齋藤の欠場も響き、今季初の無得点。0-1の零封負けで開幕からの連勝は2でストップし、今季初黒星となった。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?211080-211080-fl

◆鹿島、鈴木のヘディング弾で今季ホーム初白星! 齋藤不在の横浜FMは3連勝ならず(サッカーキング)


鹿島 横浜FM

 2017明治安田生命J1リーグ第3節が10日に行われ、鹿島アントラーズと横浜F・マリノスが対戦した。

 前節に今季初勝利を挙げた鹿島が、開幕連勝スタートを切った横浜FMをホームに迎えての一戦。鹿島はMFレオ・シルバやMF小笠原満男、FW金崎夢生らが先発に名を連ねた。対する横浜FMはここまで攻撃陣をけん引してきたMF齋藤学が負傷でメンバー外。2試合連続ゴール中のMFダビド・バブンスキーやFW伊藤翔らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 最初にチャンスを作ったのはアウェイの横浜FM。14分、右からのクロスがエリア内右にこぼれると、伊藤翔が右足でシュートを狙ったが、ここはわずかにゴール右へ逸れた。37分にはスルーパスでエリア内左に抜け出した伊藤翔が今度は左足で狙ったが、ここも枠を捉えることができなかった。

 対する鹿島は38分、金崎が土居聖真とのパス交換でエリア内左に侵入。そこから中央へラストパスを送ったが、DFにカットされてしまった。直後の40分には左サイドから中央にカットインした土居が右足を振り抜く。強烈なシュートは枠の左上を捉えたが、GKにセーブされた。

 前半はこのままスコアレスで折り返す。

 後半に入り53分、鹿島は右からのクロスをファーサイドの山本脩斗が頭で落とし、これを受けた金崎が胸トラップから左足ボレーで狙ったが、シュートはクロスバーを直撃し、先制点とはならなかった。

 横浜FMは59分、伊藤翔に代えてウーゴ・ヴィエイラを投入。64分にはバブンスキーを下げて遠藤渓太をピッチへ送り出した。一方の鹿島は71分、ペドロ・ジュニオールに代えて鈴木優磨を投入した。

 直後の74分、鹿島はエリア手前右でボールを持った遠藤康が左足でエリア内にクロスを供給。フリーでファーサイドに走り込んだ山本がダイレクトで合わせたが、うまくミートすることができなかった。

 試合が動いたのは83分。右サイド高い位置でパスを受けた伊東幸敏が右足でクロスを上げると、ゴール前の鈴木がヘディングで叩き込み、鹿島が先制に成功した。

 試合はこのまま1-0でタイムアップを迎え、鹿島が今季ホーム初勝利。横浜FMは開幕3連勝を逃した。

 次節、鹿島は18日に敵地で清水エスパルスと、横浜FMは同日にホームでアルビレックス新潟と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 1-0 横浜F・マリノス

【得点者】
1-0 83分 鈴木優磨(鹿島)

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170310/561323.html?cx_cat=page1

◆鹿島 横浜Mを下す 鈴木が決勝点(茨城新聞)


鹿島-横浜M 後半38分、先制点を決め雄叫びを上げる鹿島・鈴木=カシマスタジアム、村田知宏撮影

明治安田J1第1ステージ第3節第1日(10日・カシマスタジアムほか=3試合)鹿島は横浜Mに1-0で勝ち、連勝を飾った。通算成績は2勝1敗、勝ち点を6に伸ばし7位に浮上した。

鹿島は横浜Mの堅い守備に攻めあぐねていたが、後半38分、途中出場の鈴木が決勝点を挙げた。

カシマスタジアムでは試合前、両チームの選手と観客が東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた。

横浜Mは今季初黒星。浦和は関根の活躍で甲府に4-1で大勝し、2連勝。川崎は中村が全得点に絡み、柏を2-1で退けて勝ち点を7に伸ばした。

第3節の残り6試合は11日に行う。

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14891585029206

◆決勝点の鹿島・鈴木、辛勝に安堵「勝ち点3取れてよかった」(サンスポ)


決勝点の鹿島・鈴木、辛勝に安堵「勝ち点3取れてよかった」

 明治安田生命J1リーグ第3節が10日に行われ、鹿島アントラーズはホームで横浜F・マリノスを1-0で下した。決勝点を決めた鹿島FW鈴木優磨が試合後のフラッシュインタビューに応えた。

 0-0で迎えた71分、鈴木はFWペドロ・ジュニオールに代わってピッチに降り立った。そして83分、右サイドのDF伊東幸敏が上げたクロスを頭で合わせ、貴重な決勝ゴールを決めた。

 鈴木はなんとか勝ち点3を奪った試合を振り返り「苦しいゲームになりましたけど、勝ち点3を取れてよかった」と安堵の表情を見せた。

 得点シーンについては「(石井正忠)監督からの指示で、クロスに対して一人真ん中に残るように言われていた。いいボールが来たので合わせるだけでした。本当に当てるだけのボールが来たのでよかったです」と狙い通りだったことを明かした。

 鹿島は14日にAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第3節でブリスベン・ロアーと対戦する。中3日の厳しい日程が続くが、「ここからまた連戦なので、チーム一丸となって戦っていきたいです」と次戦への意気込みを語った。(Goal.com)

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170311/jle17031100440002-n1.html

◆鹿島鈴木が決勝ヘッド!ハリル監督も「チェック」(ニッカン)




<明治安田生命J1:鹿島1-0横浜>◇第3節◇10日◇カシマ

 鹿島アントラーズは途中出場FW鈴木優磨(20)の決勝弾で、開幕2連勝で首位だった横浜F・マリノスに1-0で競り勝った。

 0-0の後半38分、DF伊東幸敏(23)の右クロスをゴール前で頭で合わせ、右隅に突き刺した。「苦しいゲームになりましたけれど、勝ち点3をとれてよかった。石井監督から真ん中に残れと言われていたので、良いボールが来て、仕事ができた」と笑顔。今季の対外試合出場11試合で8得点とした。今季リーグ戦ホーム初勝利も導いた。

 今季の目標は得点を重ねての勝利に加え、先発出場定着を掲げている。スーパーサブ脱却に向けても「1試合ダメなら、すぐ替えられる。結果を残さないと、スタメンどころか、ベンチを外されると思う。自分が出た試合でとり続けることが先発につながると思うので、今日は良かった」。視察に訪れた日本代表ハリルホジッチ監督からも「若くて興味深い選手が点をとったことはうれしいこと。チェックしました」と高評価を得ていた。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1790400.html

◆連覇と復興…鹿島・優磨、ハリル監督の前で初代表アピール弾!(サンスポ)


ハリルホジッチ監督の前で鈴木(左)が決勝弾を決めた。代表入りを猛アピールした

 明治安田J1第3節第1日(10日、カシマスタジアムほか)2連覇を狙う鹿島が横浜Mを1-0で下し、2連勝とした。試合終盤にFW鈴木優磨(20)が決勝ゴールを挙げた。横浜Mは今季初黒星。浦和は甲府に4-1で大勝し、2連勝。川崎はMF中村憲剛(36)が全得点に絡み、柏を2-1で退けて勝ち点を7に伸ばした。残り6試合は11日に行われる。

横浜Mに勝利し、サポーターの声援に応える鹿島・鈴木=カシマ

 俺を代表に呼んでくれ!! 20歳の若武者、FW鈴木が日本代表入りをアピールした。後半38分、DF伊東の右クロスに合わせジャンプ一番、ゴール前で高い打点のヘディングシュート。ゴール右上へ鮮やかに突き刺し、サポーターの前で喜びを爆発させた。

 「1本のチャンスをものにしようと思っていた。いいボールがきたので決めるだけだった」

 開幕2連勝の首位、横浜Mを沈める価値ある決勝点。鈴木は満足そうに振り返った。

 0-0で迎えた後半26分、FWペドロジュニオールに代わり、途中出場した。「動き過ぎずに中で(ボールを)待っていよう」と相手のゴール前でどっしりと構えると、迎えた後半38分に空中戦を制した。

 2月28日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、ムアントン(タイ)戦でPKを失敗。チームはアウェーで1-2で負け「決めなければいけない場面だった。次に出たときに結果を残さないといけない」と反省した。帰国後、居残りでPKの練習を繰り返し、即結果を出した。

 日本代表の救世主になり得る存在だ。FW本田(ACミラン)ら常連組が所属クラブで出場機会を失っている。その中で今季の公式戦11試合で8得点を決め勢いに乗る20歳のFWに、視察した日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は「若くて興味深い鈴木が決めたことは、私にとってもうれしいこと」と高く評価した。

 「鹿島でスタメンを取らないと代表はない」と謙虚な姿勢を見せる鈴木だが、昨季途中には「常に目標」と日の丸への思いを語っていた。初の代表入りへ、これ以上のないアピール弾となった。 (一色伸裕)

★日本代表FWの選考事情

 昨秋のW杯最終予選はベンチ登録23人に対し25~26人を招集。FW枠は7人。欧州で出場機会の多い大迫(ケルン)、原口(ヘルタ)、岡崎(レスター)、浅野(シュツットガルト)、久保(ヘント)は今回も招集が有力。残るは2枠。出場機会がない本田(ACミラン)、けがから復帰した武藤(マインツ)、国内組では斎藤(横浜M)、小林(川崎)らが候補に挙がる。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170311/jle17031105030007-n1.html

◆優磨 復興祈願ヘッド!3・11前夜、被災地・鹿嶋に勝利届けた(スポニチ)




 明治安田生命J1第3節は10日、3試合が行われた。鹿島は横浜を1―0で下してリーグ戦2連勝。後半38分にFW鈴木優磨(20)がヘディングで決勝ゴールを決めた。11日は東日本大震災からちょうど6年。被災した鹿島でユースから育った鈴木が勝利に貢献し、視察した日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)に代表入りを猛アピールした。

 「御前試合」で若武者が輝いた。後半26分に切り札として投入されて迎えた同38分、FW鈴木がDF伊東の右クロスに反応。横浜のDF松原のマークを振り切ると、中央で頭一つ抜けたヘディングでゴール右に突き刺した。「監督からの指示で1人真ん中に残るように言われていた。いいボールが来たので合わせるだけだった」。今季リーグ戦初得点。視察したハリルホジッチ監督は「両チームタイトなゲームだったが、その中でも若い鈴木が取ったことは私にとって喜ばしいことだ」と絶賛した。

 これで公式戦は6戦3発。プレシーズンマッチも含めれば、11戦8発と好調だ。それでも“背水の陣”と捉えてこの一戦に臨んでいた。2月28日のACLムアントン戦で同点の終盤にPKを外して、チームはロスタイムの失点で敗戦。ここ3試合無得点で「ラストの試合、くらいの気持ちだった」という。思いをヘディングに込めて結果を出したが、PK失敗の借りは「まだ返せていない」と満足はしていない。

 ヘディングは鹿島ユース時代から得意としているゴールの形だ。高1の時は線が細かったが、3食で計4000キロカロリーを摂取する寮での食生活もあり成長した。3年時になるとほとんど競り負けることがなくなり、得点の大半をひときわ高い打点のヘディングで奪った。ユースの熊谷監督は「相手が有利でも飛び込んでいくシュートがとても多い子だった」と振り返る。

 11日で東日本大震災から6年。小学1年生の時から鹿島の下部組織に通った鈴木が、昨年9月以来のリーグ戦本拠地勝利をもたらした。日本代表入りも猛アピールしたが、「鹿島でスタメンを獲らないと全然ない話」と浮かれる様子はなかった。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/03/11/kiji/20170310s00002000310000c.html

◆鹿島鈴木優磨3・11への思い「みんな元気にする」(ニッカン)




<明治安田生命J1:鹿島1-0横浜>◇第3節◇10日◇カシマ

 昨季王者の鹿島アントラーズが、首位だった横浜F・マリノスに1-0で競り勝った。0-0の後半38分、途中出場のFW鈴木優磨(20)が右クロスを頭で合わせて決勝ゴール。今季の対外試合で出場11戦8発と好調な決定力を、日本代表ハリルホジッチ監督の前で見せつけた。今日11日は東日本大震災から6年。気迫を込めたプレーを、被災した本拠のサポーターだけでなく、東北にも届けた。

 20歳の若きストライカー鈴木が、打点の高いヘディングシュートで決勝点を奪った。右拳を突き上げ、ほえた。鹿島ジュニアユースに所属していた中2の11年3月11日から6年。千葉・銚子市の実家を含め、甚大な被害を経験しているだけに「もちろん忘れてはいけないこと。みんなを元気にするためにも、決められて良かった」と胸を張った。

 試合前のロッカールームでは石井監督の「サッカーができる喜び、幸せを感じて戦おう」の声を中心に、勝利への結束も一段と高まっていた。昨季から4連敗中だったホーム戦で、今季初勝利をサポーターに届け「苦しいゲームになりましたが、勝ち点3をとれてよかった。真ん中に残れと監督に言われていたので、良いボールが来て仕事ができた」と笑顔を見せた。

 今季の対外試合は出場11戦で8得点と好調。日本代表ハリルホジッチ監督の御前試合で結果も出した。それでも、スーパーサブ脱却に向け、満足する気持ちは、まだまだない。金崎、ペドロ・ジュニオールらとの定位置争いに勝てば、代表初招集も自然と視界は開ける。「与えられたチャンスで得点をとり続けたい」。鹿島での先発出場と、日本代表に挑む気迫の一発となった。【鎌田直秀】

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1790437.html

◆【鹿島】MF小笠原、防災意識を忘れないで!(報知)




 鹿島MF小笠原満男(37)が9日、東日本大震災から6年となる11日を前に防災意識を持つことを訴えた。「(被災地に)グラウンドができたり、整備されたりと良い話題も出てきたけど、この6年間ずっと仮設住宅で暮らし続けている人もいる。明日は我が身と思って(防災への)意識を持ってほしい」。福島から県外へ転校した生徒がいじめ被害を受けている現状にも「さみしい」と話した。

 高校時代を過ごした岩手・大船渡で多目的グラウンドの整備、建設に携わるなど「東北人魂を持つJ選手の会」を通じ、東北サッカー界の支援活動を続けてきた。復興へと進む今、被災地以外でも今後の災害に備え、大震災を教訓とすべきとの考え。10日のリーグ横浜M戦は先発出場の見込み。「勝ったら喜んでくれる人がいる」との思いを胸に、ピッチに立つ。

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170309-OHT1T50267.html

◆鹿島-横浜戦の試合前に黙とう 東日本大震災時に鹿島クラブハウス損傷など被害も(デイリー)


 「明治安田生命J1、鹿島1-0横浜M」(10日、カシマサッカースタジアム)

 東日本大震災から11日で6年となることもあり、試合前には黙とうが行われた。

 鹿島は震災時にクラブハウスに損傷が起きるなど被害を被ったクラブ。DF昌子は「試合前には石井監督から『サッカーをできる幸せ』という話もあった。まだまだ苦しい生活をしている人もいる。勇気を与える試合ができれば良かった」と語った。

https://www.daily.co.jp/soccer/2017/03/10/0009987317.shtml

◆東日本大震災から6年…1分間黙祷 鹿島・昌子「考えさせられた」(サンスポ)


 明治安田J1第3節第1日(10日、鹿島1-0横浜M、カシマ)キックオフ直前、両チームの選手たちはピッチで横一列に並び、1分間の黙祷。11日で、東日本大震災から6年。被災者に追悼の意を表した。日本代表DF昌子は「鹿島も被災したし、(スタジアムまでの)移動のバスの中でも震災を考えさせられた。勇気を与える試合ができたのはよかった」と話した。埼玉スタジアムで行われた浦和-甲府でも、選手が黙祷をささげた。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170311/jle17031105010008-n1.html

◆2017明治安田生命J1リーグ 第3節(オフィシャル)


明治安田J1 第3節

優磨のヘディングが決勝弾!鹿島、首位・横浜FM撃破でリーグ戦ホーム初勝利!

鹿島がカシマスタジアムでの今季リーグ戦初勝利を挙げ、2連勝を果たした。J1第3節、横浜F・マリノスを迎え撃つと、スコアレスで迎えた83分に伊東のクロスから鈴木のヘディングシュートで先制。途中出場の背番号9が決めたゴールが決勝点となり、1-0と勝利を収めた。

2月の18日から3月4日までの15日間で5試合を戦った鹿島は、つかの間の充電と準備に充てる時間を得た。試合翌日のリカバリートレーニングと練習試合を経て、チームはオフを挟んで6日に練習を再開。前節の甲府戦から中5日、公式戦開始後は今季最長となる試合間隔で、しっかりとトレーニングに打ち込むことができた。



甲府戦は1-0と最小得点差で、後半アディショナルタイムにクォン スンテがPKを止めるという薄氷の勝利だったが、石井監督は「休み明けは選手の動きも良かったし、勝って終わったことで良いオフになったと思う」と、心身のリフレッシュを前向きに捉えていた。

リーグ戦では今季2度目のホームゲームは、金曜日の夜に開催されることとなった。翌週の火曜日にACLのブリスベン・ロアー戦を控えている兼ね合いでの変則的な日程となったが、背番号12は早くからカシマスタジアムへ足を運び、ボルテージを高めていった。ウォーミングアップに向かう選手たちに、大きなチームコールが降り注がれる。ホームでの勝利へ向け、背番号12は今日もともに戦う。

ここまでの5試合、メンバーを毎回入れ替えていた石井監督だったが、今節は甲府戦と同じ11人をピッチに送り出した。2トップはペドロ ジュニオールと金崎、2列目に遠藤と土居、ボランチは小笠原とレオ シルバ。そして最終ラインは右から、伊東と植田、昌子、山本が並ぶ。最後尾には、前節でチームを救うビッグセーブを見せたスンテが立ちはだかる。そしてベンチには、GKの曽ケ端、ブエノ、永木、中村、三竿健斗、鈴木、そして初のメンバー入りとなったルーキーの安部が並んだ。





19時3分、キックオフのホイッスルが鳴り響いた。立ち上がりから、両チームともに拮抗した展開となった。自陣で守備ブロックを形成する横浜FMに対し、鹿島は最終ラインで落ち着いてパスを回しながらチャンスを窺っていく。両サイドにスピード豊かなアタッカーを揃える横浜FMは、最終ラインの背後を狙ったパスを多用してきたが、伊東と山本がしっかりと対応。植田と昌子も広大なスペースのカバーリングを繰り返してピンチの芽を摘んだ。





開始10分を経過した頃から、鹿島のボールキープ率が高まっていった。ただ、自陣に引いた横浜FMに対して、効果的な突破口となる縦パスを供給できず、攻めあぐねる展開が続いた。13分には伊東が上げたクロスをファーサイドの土居が頭で折り返し、最後は山本が詰めていたものの、トラップ際をクリアされてシュートまで持ち込めなかった。







20分以降は中盤でルーズボールを奪い合い、激しいボディコンタクトの応酬に。ミドルゾーンに君臨したのは、公式戦6試合連続の先発出場となったレオだった。豊富な運動量で攻守の勝負どころに顔を出し続け、時には自陣ゴールライン際まで戻ってピンチの芽を摘んだ。





次のチャンスは28分、遠藤が右サイドでボールを持つと、斜めのパスを通す。金崎のポストプレーから伊東がクロスを上げ、ファーサイドの山本が頭で折り返したが、ゴール前での混戦からシュートまで持ち込めず。さらに34分には、敵陣左サイドで土居が鋭いドリブル。持ち前のクイックネスで相手2人のマークを剥がしてみせた。ペドロへの縦パスがわずかに合わず、ゴール前へ進出するには至らず。とはいえ、背番号8は積極的にゴールを目指し続けた。







前半最大の決定機は39分。左サイドでボールを持った土居が中央へドリブルで持ち込むと、ペナルティーエリア手前から思い切りよく右足を振り抜く。強烈なミドルシュートは枠を捉えたが、相手GKに弾き出されてしまった。前半は0-0。スコアレスで終了した。振り返ってみると、互いに放ったシュートは2本ずつ。非常に手堅い、緊迫した内容の45分間だった。



後半に入っても、拮抗した展開は変わらない。ゴールを渇望するアントラーズレッドのスタンドへ、選手たちは積極的に、しかし冷静に攻撃を仕掛け続けた。両サイドから細かいパスを連ね、相手守備陣の綻びを探していく。53分には小笠原のフィードから、ペナルティーエリア左側へオーバーラップしていた山本が頭で折り返し、最後は金崎が左足を一閃。強烈なボレーシュートは枠を捉えたが、惜しくもクロスバーに阻まれてしまった。





60分以降は鹿島がセカンドボールの攻防で先手を取り始め、主導権を握った。早いタイミングで攻撃陣を入れ替えた横浜FMに対し、圧倒的な存在感で最終ラインに君臨した昌子を中心に攻撃の起点をことごとく抑え込んでいった。

スコアレスのまま、残り20分を切った。石井監督は71分、ペドロに代えて鈴木を投入。勝負を決めるゴールを幾度となく決めてきた背番号9に、得点と勝利への希望を託した。指揮官の思いは、のちに結実することとなる。

鹿島は74分、ペナルティーエリア右手前でボールを持った遠藤のフィードから、フリーで待っていた山本がボレー。機を見たオーバーラップを繰り返してチャンスを作り出したレフトバックのシュートは、枠の左へ逸れてしまった。





0-0、残りは10分。熱を帯びるピッチ、さらにボルテージを高める両サポーター。緊張感が高まる中、均衡を破ったのは鹿島だった。83分、遠藤がペナルティーエリア右手前でボールを持つと、オーバーラップした伊東へスルーパス。積極的な攻撃参加を繰り返していた背番号24がワンタッチでクロスを上げると、そこに鈴木が飛び込んだ。「あれは満足のいくクロス」と伊東が振り返る、鮮やかなラストパス。背番号9が打点の高いヘディングシュートを放つと、次の瞬間にアントラーズレッドの歓喜が爆発した。1-0。鹿島がついに先制に成功した。







リードを奪った鹿島は、ロングスローを交えて同点ゴールを目指す横浜FMに対して、最後まで集中力を切らさずに応戦した。昌子が「うちらしい勝ち方」と振り返る、渾身のウノゼロ。終盤に先制し、最小得点差で勝ち切る強さを見せた鹿島が、今季のリーグ戦ホーム初勝利を挙げた。







これで、リーグ戦2連勝。2試合連続の完封で、勝ち点を6に伸ばした。次戦は4日後、ACL第3節のブリスベン・ロアーFC戦だ。ホームでの連戦、勢いに乗って勝利を積み重ねていかなければならない。



【この試合のトピックス】
・カシマスタジアムで開催された今季のリーグ戦で初勝利を収めた。
・ホームでのリーグ戦勝利は昨年9月17日のJ1 2nd 第12節磐田戦以来、174日ぶり。
・横浜FMとのリーグ戦は9試合負けなし。前回の敗戦は2012年9月22日のJ1第22節までさかのぼる。
・リーグ戦でのホーム横浜FM戦は、2013年以来5連勝となった。
・鈴木がリーグ戦での今季初ゴールを決めた。
・新加入の安部が、自身初となる公式戦でのベンチ入りを果たした。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・後半も引き続き、両サイドでの守備をしっかり対応しよう。
・サイドチェンジを使いながら、最後の局面で攻撃のタイミングを合わせていこう。
・相手のディフェンダーとボランチの間でボールを受けて、効果的に攻めよう。

横浜F・マリノス:エリク モンバエルツ
・シンプルに、集中してプレーしよう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
平日のナイターだったが、12,000人を超える人が応援に来てくれた。ホームゲームの初勝利を届けられて良かった。前半から攻撃の部分ではボールを持つ時間が長かった。相手陣内に押し込むこともできていたが、ゴールに結びつけることができなかった。安定した守備もできていた。1点入れば、自分たちの流れに持ち込めると思っていた。なかなか入らなかったが、最終的にはユキのいいクロスから優磨のヘディングシュートが決まって勝つことができた。公式戦の連勝は、今後の連戦にも非常にいい影響を与えると思う。

Q. 横浜FMは守備をしっかり整えて研究していた。今後、そういう相手が増えると思うがどう対応していくか?

A. ボールの失い方は非常に注意しなくてはいけない部分。あとは、攻め急がず、じれずに、自分たちでボールを保持する時間を長くすることがポイント。当然、相手陣内でボールを持っているとき、カウンターをどこのチームを狙ってくるので、そこはしっかり対応したい。

Q. 鈴木選手の今日の試合と今シーズンの評価は?

A. 横浜FMの堅い守備からどういう形で点を取るか考えたなかで、少しFWが下がりすぎる場面が多かった。相手が怖がるところでボールを受けようと話し、優磨をそういう役割の選手として入れた。しっかりやってくれたと思う。優磨だけでなく、夢生との関係も非常によかった。シーズンを通しては、まだまだプレーの質の部分では向上していかなくてはいけない部分が多い。しっかりと振り返って、やっていきたい。

Q.目の前の試合を勝つためのプランと、長期的なヴィジョンをどのようなバランスで采配しているか?

優勝するためには、とても大事なこと。勝つことも当然必要だが、新戦力をいかにチームに早くなじませるかも重要。非常に難しい部分だが、新加入選手は思った以上にチームの戦術に早く慣れてくれている。結果を出すことで、そこが深まっていくと思う。勝ちを重ねることで、やっているサッカーが正しいということを、選手たちにもわかってもらえたらと思う。


横浜F・マリノス:エリク モンバエルツ
非常に堅いゲームだった。チャンスも少なかった。前半は我々もポゼッションできたが、前へ出ていく連動性、スピードに欠けていた。後半は両チームにチャンスがあったが、ミスを犯してしまい得点を与えてしまった。齋藤がプレーできなかったことは非常に大きかった。我々のチームにスピードと突破力をもたらす選手。そこは決定的な影響を及ぼした。


選手コメント

[試合後]

【鈴木 優磨】
チームを助けたいという思いが結果に結び付いていると思う。サイド攻撃はアントラーズの特長なので、あとはフィニッシュの精度を高めたり、バリエーションを増やしたりできるようにしたい。

【伊東 幸敏】
アシストの場面は満足のいくクロスだったけど、この1本は良かったとはいえ、こういうクロスを何本も上げられる選手にならないといけない。もっと繰り返していけるようにしたい。

【土居 聖真】
自分たちが支配する試合が多くなってきた。中途半端に攻めに行くくらいなら、引いて守ろうという意識を相手から感じる。戦い方が変わってきたのは、うちがワンランク上のサッカーになったんだと思う。今日は被災した人たちの心を少しでも動かせる勝利であればいいと思う。

【昌子 源】
勢いに乗っていた相手に、ホームで勝てたことは良かった。最後に点を取って勝つ、アントラーズらしい戦いだったと思う。

【山本 脩斗】
昨季よりも相手の守備意識が高いように感じる。しっかりと無失点で抑えていれば、チャンスは来る。今日みたいな展開になっても焦れずにプレーできている。先に失点をしなかったことが大きかったと思う。

http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51970

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