日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年5月16日火曜日

◆セレッソ大阪、7月17日に清武弘嗣の古巣セビージャとの対戦が決定(サッカーキング)




 15日、セレッソ大阪は7月17日にヤンマースタジアム長居で「StubHub ワールドマッチ 2017」を開催し、対戦相手としてリーガ・エスパニョーラのセビージャとの対戦が決まったことを発表した。

 「StubHub ワールドマッチ 2017」とは、Jリーグのサマーブレイク期間に海外の強豪クラブを招へいし、J1クラブと対戦することで、Jクラブの国際試合経験機会の創出、魅力あるサッカーを多くの人に見せる機会の創出を目的として開催をする。

 対戦相手のセビージャは、リーグ戦37試合を終了した時点で4位を確定している。さらに、ヨーロッパリーグでは昨年まで3連覇を達成。育成組織の評価も高く、トップに数多くの選手を輩出している。また、日本代表MF清武弘嗣が2016年夏に加入し、2月1日にセレッソ大阪に復帰するまで在籍していたクラブとしても知られている。

 試合のキックオフ時刻、試合放映、チケット購入方法等の詳細は決定次第発表される模様。

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170515/587786.html?cx_cat=page1

◆新潟の浮上に足りない「覚悟」 内田潤コーチの教え(ニッカン)




 「いろいろなことに覚悟を持って臨まなければならない」。今のアルビレックス新潟に最も必要な心構えだろう。この言葉を常々口にしていたのが、内田潤コーチ(39)だ。

 7日に休養した三浦文丈前監督(46=11日に辞任)の後を受け、片渕浩一郎コーチ(42)が監督代行に。内田コーチはそれとともに、新潟U-15のコーチからトップチームのコーチに就任した。新潟は11試合を終えて勝ち点5で最下位の18位。J2降格圏であえぐチームの中で、内田コーチは選手を鼓舞し続けてきた。

 選手には厳しい態度で接した。「まだ20試合以上ある、という感覚の選手がいる」「試合を見ても、プレスに行った気になって、そばに寄っているだけ」。プレー、精神面で選手に欠けている部分をはっきりと指摘した。「こうなったのは自分たちの責任。去っていったフミさん(三浦前監督)のせいにするな」。ミーティングでは口にしづらいこともはっきりと言った。

 自身が覚悟を持って臨んでいる。06年に鹿島から新潟に移籍。13年に引退するまで、選手会長を務めるなど、選手、サポーターから絶大な信頼を得た。

 信念は「僕を拾ってくれた新潟のために生きる」。現役時代はフロントと話し合って、試合前に選手がスタンドに投げ入れるグッズを用意した。最終節で残留が決まった12年、チームメートを集めて言った。「来年のことを考えているやつは、明日から休んでくれ。気持ちのあるやつだけでやろう」。自ら膝の故障で戦線を離脱して時期だったが、誰よりも危機感を持ち、新潟への思いを示した。

 今もその姿勢は変わらない。「自分のためだけにサッカーをやるのではない。サポーター、支えてくれるスタッフ、家族。誰かのためにやる。苦しいときほどその覚悟が必要」。ピッチに立つからには、多くの人のさまざまな思いを背負うことになる。厳しい現実にさらされたときこそ、本気度が試される。

 今の状況を招いたこと、そこから脱出するために必要な覚悟が、新潟の選手にあるのかどうか。15日に呂比須ワグナー新監督(48)の就任会見が行われた。内田コーチはトップチームを離れ、下部組織のコーチに復帰する。

 彼が訴え続けてきたことが、新体制の下で実を結びことを祈りたい。

【斎藤慎一郎】



 ◆斎藤慎一郎(さいとう・しんいちろう)1967年(昭42)1月12日、新潟県出身。15年9月から新潟版を担当。新潟はJ2時代から取材。サッカー以外にはBリーグ、Wリーグのバスケットボール、高校スポーツなど担当。

http://www.nikkansports.com/soccer/column/writers/news/1823901.html

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