日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2017年6月18日日曜日

◆大迫勇也、地元・鹿児島でトレーニングスタジオ開設「地元に貢献したいと思っていた」(報知)




 日本代表FW大迫勇也(27)=1FCケルン=が16日、オーナーを務める整骨院とトレーニングスタジオを併設した「オオサコラボ」を、17日の開業に先駆けて鹿児島市内で公開した。

 「ずっと地元に貢献したいと思っていて、ここを造らせてもらった」と説明。1階の整骨院では「治療」、2階のトレーニングスタジオでは「スポーツをする中高生が上のレベルに行けるトレーニングができる」という。今季ドイツ1部で自己最多の7得点を支えたトレーニングメニューも用意されている。勝てばロシアW杯出場が決まる最終予選、オーストラリア戦(8月31日・埼玉)へ向けては「勝つために僕は点を取りたい」と話した。

http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20170617-OHT1T50114.html

【参考】


◆前・鹿島監督の石井氏、柴崎は「2歩、3歩先を読んだプレーができる。ピッチを俯瞰して見ることのできる選手」(サッカーキング)




 ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードが5シーズンぶり33回目の優勝を飾った今季のリーガ・エスパニョーラ。1部の戦いは幕を閉じたが、2部は現在、最終局面を迎えている。柴崎岳が所属するテネリフェは、2部4位で昇格プレーオフ準決勝に進出。2部5位カディスと現地15日(木)に1stLegを戦い、アウェイで0-1と敗れた。8試合連続先発出場を果たした柴崎選手も存在感を発揮できず。テネリフェにとって現地18日(日)の2ndLegが、シーズン全てをかけた一戦となる。この大一番を前に、2017年5月まで鹿島アントラーズ監督を務め、FIFAクラブワールドカップ2016決勝でレアル・マドリードを延長戦まで追い詰めた石井正忠氏が、自身初の解説を務める昇格プレーオフの展望、柴崎への期待を語る。

■クラブW杯で感じた世界との差と手ごたえ



――昨年12月のクラブ・ワールドカップでは決勝に進出して、レアル・マドリードと激闘を繰り広げました。ご自身にとって、どんな経験になりましたか?

「色々なタイプのチームと対戦し、選手の成長も感じる濃い一か月になりました。レアル戦に関しては、力の差があるのはわかっていたので、しっかり自分たちのスタイルで戦おうという意気込みで臨みました。日本チームの代表として、引いて守る形ではなく、決勝まで来たのだから、自分たちの戦い方を出す気持ちで挑みましたね」

――やはり、世界との差は感じましたか?

「テレビで見ても感じていましたが、『世界のトップ選手とはこんなに差があるんだ』と、同じピッチではより感じました。それでも試合前に、守備は崩せるチャンスがあると分析担当と話していましたし、実際戦ってみて点を獲れるイメージはあったので、柴崎選手が良く決めてくれたという感じです」

――鹿島が2点を獲った後は勝利の可能性も感じましたし、相手の雰囲気も変わりました。

「内容を見ても、自分たちがボールを保持する時間があったので、勝てるだろうと感じていました。レアルもゆっくり試合に入りましたけど、途中から向こうのプレーが変わったし、会場の雰囲気が変わったのも感じました。クリスティアーノ・ロナウドについては、やはり世界一流の選手はこういう舞台で決める能力・技術があるのだと、改めて思いましたね」

――あの戦いが日本サッカーに残したものをどう感じていますか?

「サッカーだけではなく、日本のスポーツ界全体に影響を及ぼすような戦いを、鹿島はしたと思っています。結果的に負けましたが、世界的クラブに対して日本のサッカーチームが対等以上に戦えたのは、日本のスポーツに大きく影響するような、そんな価値のある戦いだったと思っています」

■柴崎選手の印象は「負けず嫌い」


――テネリフェに移籍した柴崎選手ですが、初めて会った時はどんな印象でしたか?

「彼が高校二年の時にキャンプで初めて見ましたが、技術的な素晴らしさと、隣の選手と同じメニューをやっても回数を多くやったりする負けん気の強さを感じました。彼は本当に向上心をもって、課題を見つけて日々の練習をこなしていたので、細かい指導はほとんど必要ありませんでした」

――2部移籍に関してはどんな形で相談を受けましたか?

「移籍が決まった時に電話で報告を受けました。彼はまじめで向上心を持っているので、必ず成功すると思い、こちらからは『応援する』ということしか言ってないですね。人間的にもしっかりしているので、成功するだろうとしか思っていないです」

――実際にテネリフェのチームではすでに中心選手になっていますが、柴崎選手のここまでのプレーを見てどうですか?

「すでにチームの中心だと思っていますし、柴崎選手らしいプレーを出してくれていると思います。プレーオフ準決勝1stLegでも色々なポジションでプレーしていましたが、それが彼の特徴。今のテネリフェは彼がいないと試合にならないんじゃないかと思うぐらい、中心選手になっていますよね」

――柴崎選手のすごさ、世界でも通用する武器はどこか教えてください。

「まず、基本技術がしっかりしています。そして、2歩・3歩先を読んだプレーがイメージできていますね。戦術理解も深く周りを活かすプレーもできるから、ピッチを俯瞰して見ることのできるプレーヤーだと思います。ぜひ昇格して1部でプレーして欲しいですね」

――プレーオフ準決勝2ndLegに向けて、どんなプレーを期待するか教えてください。

「1stLegでは彼自身にボールが集まってきませんでしたし、そこから先の攻撃ができなかった。だから前線がタメをつくって、柴崎選手がサポートしていく形になると試合はかなり変わると思います。ですので、周りの選手にもう少しがんばってほしいですね」

――彼に最適なポジションは? また日本代表においてどんなプレーを期待しますか?

「2016年はボランチから前に出ていくプレーが合っていると感じましたが、日本代表などではトップ下も彼の活きるポジションだと思っています。絶対に日本代表の力になってくれるはずですし、我慢して自分らしいプレーができれば必ずまた代表にも呼ばれると思います」

■リーガは「球際の強さや1試合にかける思いの強さ」が違う



――リーガ・エスパニョーラの印象を教えてください。

「レアルはこんなチーム、バルサはこんなスタイル、地域によっても特色があるチームが多いですよね。個人の能力は日本に比べて高いし、球際の強さや1試合にかける思いの強さはかなり違うなと思います」

――以前、バルセロナを理想的なチームと表現されていましたが、その理由を教えてください。

「トップチームから下部組織まで同じスタイルでやっているのはクラブの理想的な形ですよね。個人の質も私は最高峰だと思っていますし、判断も早い。クライフが作った美しく勝つという理想的なサッカーを極めたチームだと思います」

――Jリーグ発足から25年が経ちました。日本サッカーの成長をどう感じていますか?

「25年、長いようであっという間であったと私は思います。Jリーグがここまで成長できたのは、日本だからこそ。拮抗していてレベルの高いリーグを作れたのは、協会・クラブを含めて努力した結果だと思っています。もちろんまだまだ、世界とは基本的なサッカーの質が違う。ボールを蹴る・止める・状況判断とそのスピード、その差は大きいと思います。普段からJリーグのチームが世界の強豪と戦える機会を増やし、Jリーガーがレベルの高いプレーをリーグで続けるのが、世界に追いつくために大事だと思っています」

――最後に、プレーオフ決勝にゲスト解説として挑む意気込みを教えてください。

「プレーオフ準決勝を見て改めて、一試合に対する両チームの意気込み、熱さを感じました。個人的には両チームの監督がどんな采配をするのか見たいと思っていますし、柴崎選手が所属するテネリフェが勝ち進んで1部にあがってくれることを期待して、臨みたいと思います」

決勝進出をかけたプレーオフ準決勝2ndLeg「テネリフェvsカディス」は、6/19(月)午前5:30よりWOWOWライブで放送する。

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

★『スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ2部』
【昇格プレーオフ 放送日】
・準決勝 2ndLeg「テネリフェvsカディス」6/19(月)午前5:30~[WOWOWライブ]
 ※6/18(日)深夜3:50~[WOWOWメンバーズオンデマンド]にて先行ライブ配信
 
・決勝 1stLeg「対戦カード未定」6/22(木)午前10:00~[WOWOWプライム]
 ※6/21(水)深夜3:50~[WOWOWメンバーズオンデマンド]にて先行ライブ配信
 
・決勝 1stLeg「対戦カード未定」6/24(土)深夜3:50~[WOWOWプライム]※生中継
ゲスト解説:石井正忠(前・鹿島アントラーズ監督)
解説:関塚隆(ロンドン五輪日本代表監督)

★世界最高峰のサッカーリーグ「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ」を17-18シーズンも生中継を中心にWOWOWで放送!

■詳しくは番組オフィシャルサイト(wowow.bs/liga)へ。
http://www.wowow.co.jp/sports/liga/

https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20170617/601609.html?cx_cat=page1


◆柴崎、逆転での昇格プレーオフ決勝進出に自信「強い気持ちを持っている」(サッカーキング)


柴崎岳

 テネリフェに所属するMF柴崎岳が、1部昇格プレーオフの決勝進出に自信を見せた。クラブ公式サイトが16日にコメントを伝えた。

 テネリフェは15日に行われた昇格プレーオフ準決勝ファーストレグでカディスと対戦し、0-1で敗れた。フル出場した柴崎は「ファーストレグの結果には満足していません。僕らの思うとおりのプレーや、ボールをキープすることができませんでした」と振り返った。

 それでも、最小失点での敗戦で逆転突破には十分可能性を残している。「目標は勝利して準決勝を突破することです。まだもう1試合ありますし、勝てると思います」と意気込む柴崎は、「プレッシャーがかかると言う人もいますが、僕はかなり落ち着いています。セカンドレグではボールを素早く動かして戦わないといけません」と試合を見据えた。

 セカンドレグは18日にホームで行われる。柴崎は「僕らはとても強い気持ちを持っているし、ファンの前で戦えます。彼らの声援やサポートを身近に感じることができます。カディスでの雰囲気もとてもよかったですが、ホームではもっと素晴らしいはずです」とファンの応援を後押しにプレーオフ決勝進出を誓った。

https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20170617/601506.html?cx_cat=page2

◆柴崎岳がチーム5月度MVP! PO逆転突破へ気合「僕たちは勝てる」(ゲキサカ)




 テネリフェのMF柴崎岳が、ファンが選出する5月度の最優秀選手に選ばれた。柴崎は5月に行われた全4試合に先発出場。1ゴール1アシストを記録した。公式サイトでコメントした柴崎は「ファン、スタッフ、そしてチームメイトのおかげ」と喜びを語った。

 テネリフェは現在、来季の1部昇格をかけたプレーオフを戦っている。15日に敵地で行った準決勝第1戦は0-1で敗戦。18日の第2戦は崖っぷちで迎える大一番になる。

 公式サイトではホームでの第2戦に向けた柴崎のインタビューを掲載。「(15日の)カディスの雰囲気はとても良かったが、僕たちのホームも負けていないと思う」と話すと、「プレッシャーも感じていない。僕はとても落ち着いている」「日曜日は別のゲームで僕たちは勝てると思う」と気合を入れ直した。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?218993-218993-fl

◆鹿島 中田CROが「おもてなし席」案内、見どころ解説も(スポニチ)


明治安田生命J1第15節   鹿島3―0札幌 ( 2017年6月17日    カシマ )


 鹿島は札幌戦で「レジェンズシート」を販売、実施した。

 中田浩二クラブリレーションズオフィサー(CRO)が自ら発案し企画したイベント。「VIEW BOXシート」の観戦チケットがついているが、何より凄いのは中田CROのおもてなしぶりだ。試合前にピッチやウオームアップエリアを案内。VR映像体験や、試合の見どころ解説も行われる。初回の今回は20人の枠に約350人の応募が殺到。「これをスタートとして、今後、いろいろな形に発展させていければ」と力を込めた。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/06/18/kiji/20170618s00002000116000c.html

◆【鹿島】中村躍動2アシスト、大岩体制2連勝(報知)




 ◆明治安田生命J1リーグ 第15節 鹿島3―0札幌(17日・カシマスタジアム)

 鹿島が大岩監督体制下となってから2連勝を飾った。結果を出せていなかった助っ人FWペドロ・ジュニオールが2得点を挙げ、石井前監督時代に出番が少なかったMF中村が2アシスト。守備陣も完封で勝利を支えた。躍動感を取り戻させた大岩監督は「ホームで勝てていなかったので力を入れた試合。選手には総力戦でやっていくと伝えている。(今季)全勝で乗り切れるように」と話した。

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170618-OHT1T50045.html

◆大岩鹿島2戦6発!監督交代から攻撃力UPで札幌3―0撃破(スポニチ)




 明治安田生命J1第15節は17日、各地で7試合が行われ、鹿島はホームで札幌に3―0と快勝した。5月31日の大岩剛新監督(44)就任後、2戦6発と攻撃力がアップ。守りでは日本代表DF昌子源(24)を中心に4戦ぶりの完封に成功し、2連勝。首位・柏との勝ち点差を4に縮め、暫定4位につけた。

 今季最速のゴールが、勢いを加速させた。開始1分15秒。DF西のスルーパスに抜け出したMF中村が浮き球クロスを送り、DF山本が頭で仕留めた。

 13分後には再び「全員の逆を突けた」という中村のタイミングをずらした絶妙なクロスにFWペドロ・ジュニオールが右足で合わせて加点。同30分には再びペドロが決めた。DFブエノとGK権純泰(クォンスンテ)に第1子が生まれたばかり。ベンチメンバーも一緒にゆりかごダンスを舞い、歓喜の輪が広がった。

 2戦6発。大岩新監督就任後、攻撃の勢いが加速している。新監督が植え付けているのは、一人一人のボールを持つ時間を短くしてシンプルにプレーする意識だ。フィジカルトレーニングの時間も倍増。2試合で4得点に絡んだ中村が「より流動的になっている」と言えば、マン・オブ・ザ・マッチに輝いたペドロは「試合中も(周囲と)話し合って微調整できた」と前半の攻撃の内容に対する手応えを口にした。

 守備では13日のアジア最終予選イラク戦でフル出場したDF昌子が奮闘。14日の深夜に試合が開催された中立地のイランから帰国したばかりで全体練習への参加は前日だけだったが、「テヘランより暑くなかったので動けるかなと思った」と切れのある動きで速攻とセットプレーを身上とする札幌を封じた。ただ、押し込まれた後半の内容については「失点しなかったことだけがプラス」と厳しい指摘もした。

 4試合ぶりの完封勝利で首位・柏との勝ち点差を4とし、暫定4位。石井前監督も一般席で観戦する中、J1連覇に向け、大岩鹿島が上昇気流に乗ってきた。



http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/06/18/kiji/20170617s00002000314000c.html


◆鹿島が快勝 就任後2連勝の大岩新監督「まだ2試合。これから勝ち続けることが目標」(サンスポ)


前半、チーム3点目を決め、喜ぶ鹿島のペドロ・ジュニオール=県立カシマサッカースタジアム (撮影・中井誠)

 J1リーグは17日、第15節第1日の試合が各地で開催された。

 5月31日に就任した大岩剛新監督(44)率いる鹿島は、ホームで札幌に3-0で快勝。前半2分にDF山本脩斗(32)が頭で決め先制すると、15分、30分にはFWペドロジュニオール(30)が追加点。

 鹿島はホームでの連敗を2で止め、大岩新監督は就任後2連勝。「まだ2試合。これから勝ち続けることが目標。やり続けたい」と言葉に力を込めた。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170617/jle17061721000010-n1.html

◆鹿島アントラーズ3-0北海道コンサドーレ札幌 6月17日(試合後)(サンスポ)


photo

  明治安田J1第15節(17日、鹿島3-0札幌、カシマ)

・鹿島はJ1での直近3試合で、それぞれスタメンを4人以上入れ替えている。

 ・ 鹿島がJ1で試合開始2分以内に得点を決めたのは、2014年8月16日の甲府戦以来のこと(柴崎岳の得点)。

 ・ 鹿島はJ1での札幌戦直近5試合全て無失点に抑えている。

 ・ 札幌はJ1でのアウェイ戦直近33試合で30敗している(1勝2分)。また、この間全試合で失点している。

 ・山本脩斗のJ1での直近7得点中6点は、ヘディング。

 ・中村充孝はJ1で2試合連続2得点に直接関与している(1得点3アシスト)。

 ・ペドロ・ジュニオールがJ1で2得点を挙げたのは2016年9月の磐田戦以来のこと。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170617/jle17061721150011-n1.html

◆鹿島3発快勝、大岩監督就任後2連勝/鹿-札15節(ニッカン)




<明治安田生命J1:鹿島3-0札幌>◇第15節◇17日◇カシマ

 鹿島アントラーズが3-0で北海道コンサドーレ札幌に快勝し、大岩剛監督就任後、2連勝とした。

 前半2分、右サイドでボールを受けたMF中村充孝がフワリとゴール前に浮かせたクロスに、ファーサイドに走り込んだDF山本脩斗が頭で押し込み先制した。同15分には再び中村がクロスを上げると、中央でFWペドロ・ジュニオールが右足で合わせた。同30分にもペドロ・ジュニオールがMFレアンドロのスルーパスに抜け出すと、相手GKとの1対1を右足で冷静に流し込んで追加点。DFブエノやGKクォン・スンテなどの子ども誕生も、仲間を集めてゆりかごパフォーマンスで祝福した。

 札幌もFW都倉賢がヘディングシュートを放ったが、惜しくもゴールわずか右に。FWジュリーニョも右サイドから好機をつくるも、鹿島の日本代表DF昌子源に封じられた。後半25分にはジュリーニョが左足で強烈ミドル、こぼれ球につめたFW金園英学のシュートもGK曽ケ端準体を張って止められた。

 鹿島は左太もも肉離れで戦列を離れていたMF遠藤康が、約1カ月ぶりに途中出場でピッチに立った。今週からは左膝半月板を手術したMFレオ・シルバも練習復帰。FWペドロ・ジュニオールは「勝ったことが一番うれしいこと。その中で、得点できたことは良いかたちだった」と、2万826人のサポーターと喜びを分かち合った。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/1842000.html

◆【動画】鹿島アントラーズがペドロ・ジュニオール2ゴールで快勝…札幌は5連敗/J1リーグ第15節(GOAL)


6月17日に明治安田生命J1リーグ第15節が行われ、鹿島アントラーズと北海道コンサドーレ札幌が対戦。試合は3-0で鹿島が勝利を収めた。

2ゴールを挙げたペドロ・ジュニオール (C) Getty Images for DAZN

■J1第15節 鹿島 3-0 札幌

鹿島:山本(2分)、ペドロ・ジュニオール(15分、30分)
札幌:なし

●Jリーグのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。

明治安田生命J1リーグ第15節が6月17日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズと北海道コンサドーレ札幌が対戦。試合は3-0で鹿島が勝利を収めた。

鹿島は前節、大岩剛新監督の初陣を勝利で飾った。試合消化数が1つ少ない中で5位につけており、首位との勝ち点差は6。ホーム戦は連敗中だが、下位チームを相手に確実に白星を挙げたい一戦だ。一方の札幌はリーグ戦4連敗中で15位。降格圏となる16位との勝ち点差はわずか2と苦しい状況だ。直近4試合の得点が1にとどまっている攻撃陣の奮起で、連敗ストップを期す。

試合は開始直後から動く。前線でボールを持った鹿島は、スルーパスに反応したMF中村充孝がペナルティエリア右から浮き球のクロスを供給。逆サイドで待っていたDF山本脩斗がこれに頭で合わせてゴールネットを揺らした。開始わずか2分で鹿島が先制に成功する。さらに15分、再びスルーパスに抜け出した中村がペナルティエリア右でボールを持ち、DFをかわしてクロスを供給。フリーのFWペドロ・ジュニオールがダイレクトで蹴り込んで追加点を挙げた。

立ち上がりの時間帯に同じような形で崩されて失点を重ねた札幌だが、鹿島にうまくボールを回されてなかなかペースをつかめない。19分にFW都倉賢の惜しいシュートもあったが、サイドネットに刺さって得点とはならなかった。すると30分、札幌のCKをしのいだ鹿島はカウンターを展開。MFレアンドロのスルーパスに抜け出したジュニオールがGKと1対1に。冷静にコースを狙ったシュートはゴール右へ転がり込み、早くも3点差となった。

3点をリードされて試合を折り返した札幌は、後半開始と同時に18歳のFW菅大輝を投入。しかし依然として思うように攻撃を組み立てられずにいると、59分にペナルティエリアすぐ手前でFKを獲得する。DF福森晃斗が直接狙うも壁に当たって外れ、このプレーで獲得したCKも得点にはつながらなかった。逆に鹿島は大量リードの余裕から、攻め上がっても無理にはゴールを狙わず、ボールを失わない戦略に。

札幌はさらに69分、都倉に代えてFW金園英学を投入。その金園が70分に早速シュートを放つが、GK曽ヶ端準が好セーブでこれを阻んだ。次第に札幌の押し込む時間が増えてくるも、鹿島も隙を突いたカウンターで札幌ゴールを脅かしていった。そして80分、札幌はMF小野伸二を投入。敵陣へボールを持ち込む機会は増えたものの、決定的な形までつなげることができない。


アディショナルタイムには逆に鹿島のボール回しが再びうまくつながり始め、チャンスを演出した。鹿島のカウンターからFW金崎夢生のシュートが枠の上に外れたところで試合終了。3-0で鹿島の勝利となり、ホーム戦の連敗を2で止めた。札幌はリーグ戦5連敗。

【動画】鹿島アントラーズがペドロ・ジュニオール2ゴールで快勝…札幌は5連敗/J1リーグ第15節

◆ペドロジュニオールが2発、大岩監督就任後2連勝…札幌はリーグ戦5連敗(サッカーキング)


鹿島アントラーズ

2017.06.17 18:30
県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 3 終了 0 北海道コンサドーレ札幌

 2017明治安田生命J1リーグ第15節が17日に行われ、鹿島アントラーズと北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

 試合は開始早々に動いた。2分、中村充孝が右サイド敵陣深くで精度の高いクロスを供給するとこれに山本脩斗が高い打点で合わせて鹿島が先制する。15分にはまたも中村がペナルティエリア右でクロスを上げるとペドロジュニオールが右足でボレーシュートを決め追加点。続く30分にはカウンターでレアンドロがスルーパスを出すと、ペドロジュニオールが抜け出しGKとの1対1を落ち着いて決め、この日2点目を挙げた。前半だけで鹿島が3点のリードを奪い3-0で前半を折り返す。

 後半に入り札幌がじわじわと攻勢を強めると70分、札幌はジュリーニョがペナルティエリア手前の中央から強烈なシュートを放つ。これは鹿島のGK曽ヶ端準にセーブされるが、こぼれ球に途中出場の金園英学が反応し、右足を振り抜く。しかし、これも曽ヶ端のスーパーセーブに阻まれてしまった。その後も札幌の攻勢が続くが、対する鹿島も虎視眈々とチャンスをうかがう。81分、金崎夢生が右サイドからクロスを上げ遠藤がボレーシュートを放つも追加点ならず。両者決定機を生かせせないまま、試合は3-0で終了。

 鹿島は大岩剛新監督就任後2連勝を飾り、一方の札幌はリーグ戦5連敗となった。

 次戦は21日、天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦で鹿島はFCマルヤス岡崎(愛知県代表)、札幌はいわきFC(福島県代表)と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 3-0 北海道コンサドーレ札幌

【得点者】
1-0 2分 山本脩斗(鹿島アントラーズ)
2-0 15分 ペドロジュニオール(鹿島アントラーズ)
3-0 30分 ペドロジュニオール(鹿島アントラーズ)

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170617/601637.html?cx_cat=page1

◆鹿島が大岩監督のホーム初陣飾る! 遅攻、遅攻、カウンターで札幌を3発撃破(ゲキサカ)




[6.17 J1第15節 鹿島3-0札幌 カシマ]

 大岩剛監督のホーム初陣となった鹿島アントラーズが3-0で北海道コンサドーレ札幌を下した。これで指揮官の交代後、2試合連続の3得点で2連勝。今季2勝5敗と苦戦が続いていた県立カシマサッカースタジアムで3試合ぶりに凱歌をあげた。

 鹿島は中断期間前となる前節の広島戦(3-1)からスタメン4人をチェンジ。GK曽ヶ端準が6試合ぶり、DF西大伍が2試合ぶり、FWペドロ・ジュニオールが3試合ぶり、MF小笠原満男が4試合ぶりに先発復帰した。フォーメーションは4-4-2。左サイドハーフでの起用が多かったFW土居聖真が前節に続いて2トップの一角に入った。

 一方、札幌は前節の神戸戦(1-2)から先発2人を変更した。DFキム・ミンテが3試合ぶり、MFマセードが11試合ぶりにスタメン起用され、布陣は3-3-2-2の採用。今節もMF宮澤裕樹がインサイドハーフ、MF荒野拓馬がアンカーを務めた。

 大岩監督体制初のホームゲームとなった鹿島。本拠地では負けが先行していたが、中断明けに生まれ変わった姿を見せた。前半2分、左サイドハーフのMF中村充孝が右サイドに流れてDF西大伍のスルーパスに反応。ファーストタッチで相手DFをかわし、PA内右のゴールライン際から右足でふわりとしたクロスを送ると、ファーから飛び込んだDF山本脩斗が打点の高いヘディングをゴール右に決めた。

 前半15分にも右サイドの西が送ったスルーパスから、中村がPA内右に抜け出す。中村は寄せてきたDF河合竜二を右足のフェイントでいなし、左足で柔らかいクロスを供給。PA内中央にフリーで走り込んだFWペドロ・ジュニオールが右足で難なくゴール左に蹴り込み、一気に2点差とした。

 鹿島の勢いは止まらない。前半30分には相手のCKを防いだ流れから、自陣の左サイドでボールを奪ったMFレアンドロがドリブルで前進。敵陣まで持ち運んで前方にスルーパスを出すと、受けたP・ジュニオールがワンタッチでキム・ミンテを振り切り、PA内左から左足でゴール右隅に流し込んだ。

 ゴール後には選手たちがベンチへ駆け寄り、12日に長女が誕生したDFブエノを祝うゆりかごパフォーマンスを披露。遅攻2つの後に見事なカウンターが炸裂し、3-0で試合を折り返した。

 セーフティーリードを得た鹿島がペースを落としたことで、ボールを持つ時間が増えた札幌。後半2分にマセードが上げた右クロスをGK曽ヶ端がパンチングし切れず、ゴール前でフリーのFW都倉賢のもとへ届くが、急に飛んできたボールにうまく合わせることができない。

 後半25分には右からカットインしたFWジュリーニョがPA手前中央から左足で低いシュート。ゴール右に飛んだボールはGK曽ヶ端に弾かれ、こぼれ球を途中出場のFW金園英学が蹴り込もうとしたが、惜しくもGK曽ヶ端の正面を突いた。

 さらに後半39分、ジュリーニョがPA内左から折り返し、ファーへ流れたボールに金園が反応。右足で抑えの利いたボレーを放つも、ゴール左に外れる。試合はそのまま3-0でタイムアップを迎え、鹿島が2連勝を達成。敗れた札幌は5連敗を喫した。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?219054-219054-fl

◆J1 圧巻 鹿島、攻守に躍動(茨城新聞)




明治安田J1第15節第1日(17日・カシマスタジアムほか=7試合)鹿島は3-0で札幌に勝ち、連勝を飾った。通算成績は9勝5敗、勝ち点27で暫定4位。札幌は5連敗。

鹿島は前半にペドロジュニオールの2ゴールを含む3得点で優位に立った。後半は札幌に反撃されたが、6試合ぶりに出場したGK曽ケ端の好守もあり、4試合ぶりに無失点勝利を収めた。

■自信もらえる試合に 鹿島・大岩監督
指揮を執って初めてのホーム戦で、最近は結果が出ていなかったということもあり、力が入った。前半からアグレッシブに行こうと選手に話し、その通りのプレーをしてくれた。無失点で終われたことは、選手の自信につながるし、僕自身にとっても、少し自信をもらえる試合になった。

■鹿島・曽ケ端
判断ミスなどがあったが、勝てたことが何より。勝ち続けるのは簡単ではないが、一つ一つ目の前の試合に勝っていきたい。

■鹿島・小笠原
まだまだ勝ち続けていかなければいけない。(前監督の)石井さんの時から、こういう試合をしなければいけなかった。

■鹿島・山本
先制点は(中村)充孝がいい形でボールを持ったので(パスが)来ると思い、パワーを持ってゴール前に入っていった。

■記録メモ
▽J1通算出場502試合
鹿島のGK曽ケ端準が第15節札幌戦にフル出場し達成。501試合で並んでいた山田暢久(元浦和)を上回り、歴代単独7位となった。

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14977105347241

◆2017明治安田生命J1リーグ 第15節(オフィシャル)


明治安田J1 第15節

山本が先制弾、ペドロが2発!鹿島が札幌に完封勝利、大岩監督のホーム初采配を飾る!

大岩監督就任後初のホームゲームで、鹿島が力強く連勝街道を歩み始めた。リーグ戦再開を告げるJ1第15節、カシマスタジアムに北海道コンサドーレ札幌を迎え撃つと、開始2分に山本が先制のヘディングシュートを決め、15分と30分にペドロ ジュニオールが追加点。後半はゴールを奪うことはできなかったが、3-0と完封勝利を収めて2連勝を果たした。

鹿島は2週間前、新体制での初陣となったサンフレッチェ広島戦で3-1と快勝。指揮官が大きな期待を寄せて先発起用したアタッカーの2人、中村とレアンドロがゴールネットを揺らして勝ち点3を獲得した。殊勲の背番号13は「何としてでも勝たなければいけなかった」と言って、第一歩を踏み出した価値を語った。

2日間の充電期間を経て、チームは7日にトレーニングを再開した。大岩監督はフィジカルトレーニングを敢行し、厳しい戦いを走り抜く身体作りに取り組んでいった。10日の練習試合では、遠藤が待望の復帰。さっそくゴールネットを揺らし、復活をアピールした。レオ シルバも驚異的な回復力でトレーニングへ帰還し、メンバーの充実とともに競争意識はさらに高まっていった。遠藤は実戦復帰を見据えながら、「石井さんが作った基盤があってこその広島戦での勝利だったと思う。石井さんに感謝しながら剛さんの下でやっていきたい」と、両指揮官への思いを決意の言葉に託した。

青空に恵まれた16日、試合前日のメニューを終えた大岩監督は「選手が自信を持って良いパフォーマンスを出せるようなアプローチと準備をしてきたつもり。それを試合でしっかりと出してほしい」と語り、準備期間の手応えと選手たちへの期待を述べた。そして何より、「どの選手のことも信頼している。それはミーティングでも伝えている」とチーム全体への信頼を強調。聖地での勝利へ、一丸での戦いを誓った。

カシマスタジアムに背番号12が続々と足を運ぶ。新体制への期待感と、フットボールのある週末が帰ってきた喜びが聖地を包んだ。選手たちがウォーミングアップへ姿を見せると、アントラーズレッドのスタンドから大きな「大岩コール」が鳴り響く。信頼と期待を一身に受ける指揮官は、2週間前から4名の先発メンバー変更を断行。GKに曽ケ端、右サイドバックに西、ボランチの一角に小笠原、前線の一角にペドロ ジュニオールが指名された。最終ラインは西のほか、植田と昌子、山本が不動の守備陣を形成。小笠原とコンビを組むのは三竿健斗、2列目は前節と同じペアで、中村とレアンドロが2試合連発を狙う。そして前線では、ペドロとともに土居が札幌ゴールを脅かす。さらにベンチには、GKの川俣、ブエノ、伊東、永木、復帰を果たした遠藤と金崎、そして鈴木が並んだ。

18時33分、戦いの火ぶたが切って落とされた。背番号12の後押しを背に、鹿島は開始直後から積極的にゴールを目指していく。指揮官が求める「追い越す動き」と「背後を取る意識」を体現し、得点への意欲を全面に押し出した。そして、キックオフのホイッスルから70秒超、公式記録では2分。歓喜の瞬間が早くも訪れる。右サイドでボールを持った西が右足アウトサイドで巧みなスルーパス。ペナルティーエリア右奥へ飛び出した中村が繊細なタッチでゴールライン際まで持ち込むと、足の裏でボールを止める。背番号13だけが別の時間軸にいるかのような、独特なリズムでのプレー。次の瞬間にループパスをゴール前へ送り出すと、ファーサイドで待っていた山本が打点の高いヘディングシュートを突き刺した。1-0。前節から躍動を続ける中村がゴールを演出し、山本の今季初得点で先制に成功した。








早々と奪ったリードに、聖地のボルテージは高まる。ペドロやレアンドロが果敢な突破を見せ、追加点への意欲を示していった。浮き足立つ札幌をあざ笑うかのように、両サイドを広く使った攻撃で相手を押し込んでいく。そして15分、鹿嶋の夜が再び沸騰した。またも右サイド、西を起点にゴールが生まれる。背番号22が最終ラインの背後へスルーパスを通すと、飛び出していたのは中村。1点目と同じような形で敵陣深くまで攻略すると、しかし、背番号13はアイデアとテクニックの結晶を見せ付けた。ボールを支配下に置くと、鋭い切り返しで相手DFを釘付けに。3人の動きを止め、左足でクロスを送る。走り込んでいたペドロが強烈なボレーを突き刺し、2つ目のスコアが刻まれた。









西と中村が繰り出す華麗な攻撃で2点リードを奪った鹿島。攻撃への意欲が失われることはなく、アタッカー陣が次々と突破を仕掛けていく。時には植田や昌子のセンターバックコンビも敵陣に進出し、ビルドアップに加わった。西と山本も高い位置で起点となり、ボランチの小笠原はサイドチェンジを繰り出しながら試合を支配していた。シュートまで至らなくとも、主導権を失うことはなかった。

そして30分、鹿島がさらにリードを広げる。主役は再びペドロだった。敵陣中央を切り裂いたレアンドロからのスルーパス、願いを託されたお膳立てに反応すると、快足を飛ばして相手の最終ラインを突破。ペナルティーエリアに入り、左足でのシュートをゴール右隅へ届けた。3-0。鹿島がシュート3本で3つのスコアを刻み、圧倒的に優位に立った。



















前節に続いて、ハーフタイムのスコアボードには3-0と刻まれていた。勝利への前進が、カシマスタジアムを高揚感で包む。さらなるゴールラッシュを待ち望む声が響き渡る中、後半キックオフを迎えた。ビハインドを負ったアウェイチームが攻勢をかける中、鹿島は鋭いカウンターで4点目を目指していく。ただ、なかなかゴールまで迫ることができない。3点リードのまま、時計の針が進んでいった。

大岩監督は69分、離脱を強いられていた遠藤をピッチへ送り出す。右サイドに創造性と落ち着きをもたらす背番号25とともに、鹿島は勝利へ突き進んでいく。

鹿島は70分に決定的なピンチを迎えたが、6試合ぶりにピッチに立った曽ケ端がファインセーブでチームを救う。ミドルシュートを横っ飛びで阻むと、こぼれ球を拾われて打たれた2本目のシュートも弾き出した。背番号21が気迫のプレーでクリーンシートを保った。

次の決定機は74分。自陣で前を向いたレアンドロが高速ドリブルを繰り出し、札幌の守備陣を切り裂く。数的優位に立ったカウンターで敵陣ペナルティーエリアまで差し掛かると、右側を走っていた土居へラストパス。背番号8は鋭い切り返しから左足で狙ったが、惜しくも相手DFにブロックされてしまった。









レアンドロと土居のチャレンジは結実しなかったが、指揮官はさらなるゴールを目指す。77分に金崎を投入。81分にはレアンドロに代えて永木をピッチへ送り出し、左サイドハーフに配してミドルゾーンに活力を加えた。











後半は次のスコアが刻まれることはなかったが、鹿島はリードをしっかりと保ったまま歓喜の時を迎えた。3-0。今季のリーグ戦、カシマでの3勝目。聖地で初めて指揮を執った大岩監督の下、2連勝を果たした。これで9勝5敗、暫定4位に浮上した。











次戦は4日後、天皇杯2回戦のFCマルヤス岡崎戦だ。元日決勝、そして連覇への道のりがいよいよスタートする。勝利を積み重ねていくために、さらなる進化を目指して歩みを進める。


【この試合のトピックス】
・大岩監督はカシマでの初采配で初勝利を飾った。
・J1で札幌と対戦するのは5年ぶりで、通算成績は9勝1分1敗となった。
・J1でのホーム札幌戦は6試合目で、全勝を継続している。
・ペドロが加入後初の1試合2得点を記録した。
・山本が今季初得点を挙げた。
・曽ケ端が4月22日のJ1第8節磐田戦以来、6試合ぶりに先発出場。J1通算502試合目の出場で、歴代単独7位となった。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・セットプレーの守備の部分でもう一度マークをはっきりすること。
・ボールをつなぐ中でサイドチェンジをうまく絡めながら攻撃を組み立てよう。
・3-0は前節と同じ展開。受けたら自分たちが苦しくなる。シンプルに味方を使って攻撃しよう。

北海道コンサドーレ札幌:四方田 修平
・前半の失点は忘れて、まずは一点を返そう。
・相手のカウンターの時は、全員でしっかり戻って攻撃を遅らせる。
・攻守の切り替えを早く、全員でハードワークしよう。


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
ホームということで、たくさんのサポーターがすばらしい雰囲気を作ってくれた。効率よく3得点できたことは評価したい。しかし90分というなかでは、なかなか試合をコントロールできていなかった。選手は前半からアグレッシブに戦っていた。攻守の切り替えも連動してできていたので、そこは評価したい。

Q. 初のホームゲームを指揮するうえで、どういう心境で臨んだか? また、3-0で勝利した今の心境は?

A. 指揮を執って初めてのホームゲームであり、また、最近ホームで結果が出ていなかったということもあり、個人的にはすごく力の入る試合だった。当然、選手たちにハッパをかけて、前半からアグレッシブに行こうと話した。その通りのプレーをしてくれたので、そこは評価していいと思う。前節は後半1失点してしまった。今日もそれほどいい後半ではなかったが、そんななかでクリーンシート(無失点)で終われたことは、自信につながる。僕自身にとっても、少し自信をもらえる試合になったと思う。


北海道コンサドーレ札幌:四方田 修平
前半で0-3になってしまった。すべてが立ち上がりや一瞬のプレー、取られた瞬間を突かれた失点だった。そこを得点につなげてくるところで力の差を感じた。そんななかでも、選手たちは崩れずにプレーしてくれた。後半、多くのチャンスを作ることもできたので、次につながると思う。下を向いているヒマはない。次の試合に向けて準備したい。多くのサポーターがカシマまで来てくれて、最後まで非常に勇気づけられた。感謝している。


選手コメント

[試合後]

【ペドロ ジュニオール】
ホームのサポーターに勝利で恩返ししようと監督も話していた。体制が変わった中、ホームで勝てて良かった。2つのゴールとも質の高いものだった。1点目は質の高いクロスだったので合わせるだけだった。2点目は慌てずにGKを見ながら決めることができた。チームに馴染めば質の高いサッカーができるようになる。これを続けていきたい。

【中村 充孝】
2点とも余裕を持ってクロスを上げられた。ただ広島戦に続いて、前半で3点を取った後に追加点を取れなかった。そういう試合を続けてしまったのは反省点。(個人としても)何かが足りないので交代させられたのだと思う。反省して取り組んでいきたい。

【曽ケ端 準】
自分自身にも判断ミスがあり、チームとしてもミスはあったけど、勝つことができて良かった。これまでホームでスッキリしない戦いばかりだったので、僕たち以上にサポーターの皆さんが良かったと思ってくれているのではないかと思う。

【山本 脩斗】
立ち上がりからしっかり試合に入ろうと話していた。得点の場面は、アツが中をよく見ていた。柔らかい、良いボールが来たので当てるだけだった。早く点を取れたことでチームも勢いに乗れたし、2点、3点と取れたのは良かった。これから暑い中で連戦になるけど、勝ち続けることができるようにやっていきたい。

【昌子 源】
3点リードで後半は少し余裕が生まれてしまったかもしれない。後半も点を取るチャンスがあったし、試合を動かせるようにならないといけない。改善していきたい。

http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51982

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事