日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月9日日曜日

◇ブービー17位 低迷の広島を辞任した森保監督の再就職先(日刊ゲンダイ)


すでに水面下でオファーも(C)日刊ゲンダイ

 Jリーグでブービー17位に低迷中の広島。

 3日に辞任した森保一監督(48)の再就職先を巡り、周辺では「2020年東京五輪に出場する五輪代表監督に就任」「浦和の次期監督に内定」とかまびすしい。

「森保監督は12~15年の4年間でJリーグを3度制し、確かにJFA(日本サッカー協会)内にも東京五輪代表監督待望論はあるが、今季Jが終わるまで正式オファーが送られることはない」と某サッカー関係者が続ける。

「06年7月、Jリーグ期間中に当時のJFA川淵会長が、千葉のオシム監督を日本代表監督に転身させた。その時の千葉社長は川淵さんの早大の後輩。仲人でもあったので頭が上がらず、千葉社長は簡単にオシムを差し出した。さすがにJクラブから『暴挙だ』という声が上がり、Jの現役監督を日本代表、五輪代表などの監督に引き抜くのはご法度という不文律が出来た。辞任したといっても今、森保監督にオファーを出せば、五輪代表監督に据えるために『JFAが広島の監督を辞めさせた』と猛反発を食らうのは必至ですからね」

 その間隙を「浦和が突こうとしている」とマスコミ関係者が続ける。

「浦和の主力は大半が元広島の選手。浦和は《サンフレッズ》と呼ばれているほど。浦和ペトロビッチ監督も元広島監督だが、5日のJリーグ川崎戦に大敗した後、(9日の)『新潟戦から連勝しないと(私は)チームを離れる』と明言。浦和はペトロビッチ監督に見切りを付け、すでに森保監督に水面下でオファーを出した」(前出の関係者)

 かつて森保監督は「年に5、6回ほどしか活動のない代表監督よりも練習場で毎日、選手と一緒にチームをレベルアップさせる作業の方が性に合っている」と発言した。

 森保浦和監督誕生は時間の問題か――。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/209080

◆シャルケ内田の”圧巻”2ゴールに独『Sport』も歓喜「これは夢?」「仮に今日限りの活躍でも……」(動画アリ)(the WORLD)





来季の復活に期待

多くの日本人にとっての朗報が届いた。ドイツのシャルケに属するDF内田篤人は8日に行われた練習試合に後半から出場すると、見事な2ゴールを叩き込みその存在感を示している。

昨年末のヨーロッパリーグ、ザルツブルク戦で639日ぶりの実戦復帰を果たしていた内田だが、その後内転筋を負傷し再び戦線を離脱するとリーグ戦も欠場。来季の復活に向け、並々ならぬ覚悟で臨んだであろう格下エアケンシュビックとのトレーニングマッチでは目に見える形で結果を残した。

後半スタートから投入された内田は49分、コノプリャンカのパスをエリア右で受けると、敵を冷静にかわし、左足シュート。チームの4点目を叩き込んだ日本代表DFに対しては独『Sport』も「内田が帰ってきた! そしてゴールも」と綴り、「これは夢なのだろうか。たとえ今日限りの活躍だったとしても、長らく負傷離脱していた内田にとってはスペシャルな出来事だ」と興奮。しかし、その4分後にはさらなる内田のアピールが続いた。猛然とゴール前へ走り込んだ29歳SBはハジ・ライトのパスを呼び込むと、右足で再びネットを揺らしてしまう。

「内田篤人がまた決めた」。同メディアによる“白熱の実況”が繰り返される。

「こんなことが可能なのか? 正直、内田はシャルケにおいて主力の最強選手として知られているわけではないが、ライトからのクロスをあまりにもクールに沈めた」
彼が最後にブンデスリーガのピッチに立ったのはもはや2年以上も前のことだ。2017-18シーズン、内田篤人は戦う男となっているだろうか。すべての人間が彼の再起を望んでいる。




http://www.theworldmagazine.jp/20170709/01world/germany/139722

◆【プレー検証】永井との競争で“あっさりと”走り負けた昌子。その狙いは?(サッカーダイジェスト)


「たぶん、負けるだろうなと。だから、あっさり譲って」



[J1リーグ18節]FC東京 2-2 鹿島/7月8日/味スタ

 前半の早い時間帯だった。スローインを受けたFC東京の髙萩がダイレクトで浮き球の縦パスを供給すると、タッチライン際で永井が反応。守る鹿島側は昌子が対応する。

 コーナーフラッグに向かって転がるボールを、永井と昌子が追いかける。最初は昌子のほうがボールに近い位置にいたが、最終的には永井が追い抜いてキープし、中に折り返した。

 スピードでは永井に分があるのは間違いないが、それにしても、昌子の対応はやや緩慢な印象を受けた。少なくとも、必死に走っているようには見えない――この場面について、鹿島の背番号3は次にように振り返る。

「僕のほうが先にスタートを切っていても、たぶん、負けるだろうなと。だから、あっさり譲って、その後で対応しようと思っていた。そういう意味では、冷静にできたはず。永井くんに走りで勝つのは、僕では無理なので」

 相手の特性を見て守備の仕方を柔軟に変えられるのが、昌子の強みだ。スピードに優れる永井には「少しスペースをとって」、また強靭なフィジカルを備えるP・ウタカには「パワーで勝つのは厳しいから、トラップした後を狙うとか」という具合だ。

 このふたりには決定的な仕事をさせなかったが、橋本に2ゴールを許し、試合は2-2のドロー決着。連戦のなかでも質の高いパフォーマンスを見せていた昌子だが、「絶対的な存在感と言われると、欠けている部分があると思う。そこを身に付けていきたい」とさらなる成長を誓った。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=27618

◆ケルンの大迫、渡欧前に意欲示す 「2桁以上は取りたい」(トーチュウ)


 渡欧前に取材に応じるケルンの大迫勇也=8日、成田空港

 サッカーのドイツ1部リーグ、ケルン所属の日本代表FW大迫勇也が8日、新シーズンに向けて渡欧する前に成田空港で取材に応じ「2桁以上は取りたい。そこが目標」と欧州では自己最多だった2016~17年シーズンの7点を超える得点量産を誓った。

 5位と健闘したチームの中心を担ったが、ゴール数には満足していない。休暇中もバランス感覚や体幹部を鍛えて追い込み、真っ黒に日焼け。「無駄でもいいからゴール前に入る回数を増やす。そういうフィジカルができた」という。

 チームは欧州リーグに出場し、過密日程となる中「タフさも求められる。中心となって引っ張っていきたい」との自覚で臨む。
(共同)

http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2017070801001164.html

◆大迫勇也が新シーズンに向け渡欧、ゴールへ高い意欲「得点の部分を意識したい」(GOAL)

空港で取材に応じた大迫勇也

大迫勇也(ケルン/ドイツ)が新シーズンに向けて渡欧。出発前に成田空港で取材に応じた。

大迫勇也(ケルン/ドイツ)が新シーズンに向けて渡欧。出発前に成田空港で取材に応じた。「リフレッシュできましたし、しっかりとトレーニングもできましたので、また新たな気持ちでシーズンに臨めると思います」と意気揚々に語った。

「チームとしては多分厳しいシーズンになると思う。自分が中心となってチームを引っ張っていければいいですね。(ポジション争いは)普通にやれば大丈夫だと思う。いつも通り、去年やったことに上乗せして、もう少し得点を取ることができれば、試合には必ず出れるし、自分の成長にもつながると思う。去年はいい感じでできましたけど、得点がもうちょっと欲しい。去年よりも得点の部分を意識したい」とゴールへの高い意欲を見せた。

日本代表としての姿勢について問われると、「相手に合わせるってことは僕はしたくないんで、僕らのできる限りのことをしっかりとするだけ。(8月31日に行われるホームでのオーストラリア戦で)サポーターの皆さんの前で喜べればそれが一番ですし、まだ2カ月あるんで、個々が少しでもレベルアップできればいいなと思います」と落ち着いた口調で話した。

古巣の鹿島アントラーズがリーグ戦を首位で折り返したことに関して質問が飛ぶと、「いい流れが来てるとは思いますけど、もっともっと断トツで勝っていってほしいですね。(昌子源は)僕がいたときよりは確実に成長してると思います。ただ、もっともっと絶対的な存在になっていってほしいです」とエールを送った。


大迫勇也が新シーズンに向け渡欧、ゴールへ高い意欲「得点の部分を意識したい」

◆鹿島DF昌子「シュートはエグイ」ポドルスキを警戒(ニッカン)




 ヴィッセル神戸に新加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が7日、神戸市内での練習に初参加し、いきなり代名詞である左足の強烈シュートを見せた。

 鹿島アントラーズDF昌子がポドルスキに対し「7、8割でも出来ると思われたら悔しい」とJ選手の意地を誇示した。初対戦は8月9日の予定だが「Jリーグ全体で厳しさのファーストインパクトを与えないと。もしかしたら、なめてくるかもしれない。どことやっても気が抜けないと思わせたい」。すでにゴール集などをチェックし「シュートはえぐい」と警戒を強めている。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/1851833.html

◆鹿島 アウェー連勝8で止まる、大岩監督就任後の連勝も5でストップ(デイリー)




 「明治安田生命J1、FC東京2-2鹿島」(8日、味の素スタジアム)

 鹿島はアウェーでFC東京と2-2で引き分けた。

 アウェーでの開幕からの連勝は8で止まった。大岩監督就任からの連勝も5で止まった。そして3日天下で2位に後退した。それでも日本代表DF昌子は「ちょっともったいない。でも最低限の結果。負けなかったことはプラス」と評価した。

 前代未聞の超強行軍だった。2日に柏戦、5日にG大阪戦、この日のFC東京戦。1週間で、大阪移動を挟んでの中2日アウェー3連戦。この日も酷暑の中での消耗戦。後半早々に逆転されたが、後半31分のFWペドロジュニオールのゴールで、引き分けに持ち込んだのは自力があるからこそだ。

 「本当はきょうも勝って、これだけ中2日で勝って『どうやって鹿島に勝つねん』と言わせたかったんですけどね。それができなくて残念」と昌子は苦笑い。それでも「足りないものがこの連戦ではっきりした」とニヤリ。1つの引き分けの代償として得たものの大きさを感じとっていた。

https://www.daily.co.jp/soccer/2017/07/08/0010353577.shtml

◆鹿島DF西大伍「いろいろ考えながらやっている」…大岩監督の采配を信頼(GOAL)


大岩采配を信頼するDF西(C)Getty Images for DAZN

明治安田生命J1リーグ第18節でFC東京と鹿島アントラーズが対戦。試合は2-2の引き分けに終わった。試合後、鹿島DF西大伍が試合を振り返った。

明治安田生命J1リーグ第18節が8日に行われ、味の素スタジアムではFC東京と鹿島アントラーズが対戦。試合は2-2のドローに終わり、鹿島の連勝は5で止まった。試合後、鹿島DF西大伍が試合を振り返った。

1-2で迎えた62分、大岩剛監督はMF永木亮太を下げ、DF伊東幸敏を投入した。伊東が右サイドバックとなり、西は中盤にポジションを変えた。西は、伊東の投入について「推進力というか、あれだけ走ってくれるので、そこをうまく使えれば」と、ポジティブに捉えている様子。自身が中盤にポジションを変えたことについても「そうやって使ってくれることは、すごいうれしい。もっと応えられればいい」と話した。

76分に追い付くと、大岩監督は77分、MF遠藤康を下げてMF土居聖真を投入する。この交代については、「聖真はボランチのように見えたけど、多分もう1個前だったと思う。『勝ちにいくぞ』という姿勢というか、メッセージを感じた。みんな、そういう気持ちでやったんじゃないですか」と振り返った。

大岩監督について聞かれると、「連戦でしたし、これからでしょうね。(監督が変わった直後は)みんな、誰がやろうと、頑張ると思う。(大岩監督の)色が出てくるのも、これからだと思います。剛さんが力を発揮するのも、これからかなと思うので」と回答。試合中に選手のポジションを変えることについては「ただ配置を変えるだけじゃ、そういうの(ポジティブな効果)は生まれないと思う。剛さんがいろいろ考えながらやっていると思います。ただ違うポジションに入れるだけじゃ、うまく回らないと思うので」と続けた。

また、これから暑い時期となるが、暑さ対策を聞くと「あんまりないです。僕は暑いの結構好きです。日頃から釣りで鍛えているので」と、答えた。



鹿島DF西大伍「いろいろ考えながらやっている」…大岩監督の采配を信頼


◆鹿島・大岩監督、連勝止まり首位陥落も敵地3連戦無敗を評価「彼らのタフさに感服」(サンスポ)


前半、先制ゴールを決める鹿島・ペドロジュニオール(中央)=味スタ

 明治安田J1第18節第1日(8日、FC東京2-2鹿島、味スタ)鹿島は連勝が5で止まり首位を明け渡したが、大岩監督は中2日が続いたアウェー3連戦を無敗で乗り切ったことを評価。「タイトなスケジュールの中で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。彼らのタフさに感服している」と納得の表情を浮かべた。

 遠藤が「うちららしくなかった」と振り返ったように、前半終了間際と後半立ち上がりに軽率な失点を喫した。それでもペドロジュニオールの個人技を生かし、引き分けに持ち込んだのは地力がある証しだろう。最近5戦で6得点のペドロジュニオールは「チームとしての機能性が良くなっている」と好調の要因を口にした。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170708/jle17070822360030-n1.html

◆鹿島“三日天下”首位陥落も…指揮官は粘りのドロー評価(スポニチ)


明治安田生命J1第18節   鹿島2―2FC東京 ( 2017年7月8日    味スタ )


 鹿島はFC東京と2―2で引き分け、首位から陥落した。大岩監督就任後から続いていた公式戦の連勝は6でストップ。MF遠藤は「前半の最後の方はちょっと集中力が切れていた。うちららしくはないかなと思った」と唇をかんだ。

 得点は2発とも絶好調のFWペドロ・ジュニオール。1―2の後半31分にはゴール左から右足で豪快な同点弾を決めた。「チームが僕の特長を理解するようになった」。ボールを持てば周囲が動いてスペースをつくる。好連係がリーグ戦5戦6発という結果につながっている。

 中2日で続いた敵地3連戦。5日のG大阪戦の前には、主将のMF小笠原が「勝ち続けることで自分たちの評価を上げよう」と日程の厳しさをモチベーションに変える声を上げ、チームの士気は高まった。大岩監督は「ゲームの内容より、彼らのタフさに驚き、うれしく思っている」と終盤までハードワークした選手をねぎらった。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/07/09/kiji/20170708s00002000340000c.html

◆鹿島三日天下で首位陥落 ペドロ2発なんとかドロー(ニッカン)




<明治安田生命J1:東京2-2鹿島>◇第18節◇8日◇味スタ

 鹿島アントラーズが2-2でFC東京と引き分け、大岩剛(45)監督就任後に続いていた連勝が5で止まった。

 5日のガンバ大阪戦に勝って首位に立ったが三日天下で陥落。それでも中2日で続いたアウェー3連勝の最終戦で、勝ち点1を引き寄せた内容に、指揮官は「タイトなスケジュールの中で、選手が素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。本当に、彼らのタフさに感服しています」とたたえた。

 前半16分、自陣ゴール前からのパスワークで先制点を奪った。MFレアンドロ(24)がMFレオ・シルバ(31)とワンツーパス。DF2人に囲まれても粘って突破。大きく右サイドのMF遠藤康(29)に展開すると、タイミング良く追い越したDF西大伍(29)がスルーパスを倒れ込みながらクロス。ゴール前でFW金崎夢生(28)のヘッドがGKに阻まれたが、FWペドロ・ジュニオール(30)がこぼれ球を頭で決めた。

 だが、DF三竿健斗(21)が「立ち上がりや終了間際に失点しちゃいけない」と反省したように、同44分に左クロスを頭で合わされ同点。さらに後半2分にはレアンドロのパスミスを相手に奪われると、速攻を喫して勝ち越し点を許した。

 気温28度の暑さの中でも、攻める姿勢は前面に出した。同31分にはレオ・シルバのパスを左サイドで受けたペドロ・ジュニオールが右足を振り抜いた。シュートは豪快に逆サイドのネットに突き刺さった。直近出場5試合で6発とゴール量産に「チームが自分の特徴を理解してくれて、僕自身も理解してきている。チームとしての攻守の機能性は良くなっている」と手応えを得た2発だった。

 12日には、さらに中3日で天皇杯3回戦モンテディオ山形戦(NDスタ)を戦う。

https://www.nikkansports.com/soccer/news/1852383.html

◆5戦6発と量産中!! 鹿島P・ジュニオール「僕自身が急に良くなったわけじゃない」(ゲキサカ)




[7.8 J1第18節 FC東京2-2鹿島 味スタ]

 直近4試合で4ゴールと好調な鹿島アントラーズFWペドロ・ジュニオールは、この日も2ゴールを奪って、チームに勝ち点をもたらした。

 まずは前半16分、右サイドからDF西大伍が送ったクロスをFW金崎夢生が放ったヘディングシュートはGK林彰洋に阻まれるが、こぼれ球にすぐさま反応したP・ジュニオールがヘッドで押し込んで先制点を記録。さらにFC東京に逆転を許して迎えた後半31分には、左サイドのMFレオ・シルバからマイナスのボールを受けると、右足の鮮やなシュートをネットに突き刺して同点ゴールを奪取した。

 今季、神戸から鹿島に加入した点取り屋は、第14節まで1得点だったものの、第15節からの5試合で6発とゴールを量産中。しかし、「僕自身が急に良くなったわけじゃないよ」と答える。

「チームが僕の特長を理解してくれているし、僕自身も仲間とチームの攻撃時の特長を把握できるようになった。サッカーは個人ではなくチームスポーツなので、チームというものが非常に重要だと思います」

 チームにフィットすることでゴールという結果がついてきたと強調する点取り屋は、「今後も仲間の信頼を勝ち得るために高いパフォーマンスを維持したいし、僕自身も自信を持ってプレーしていきたい」とさらなる爆発を狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?220625-220625-fl

◆FC東京2-2鹿島アントラーズ 7月8日(試合後)(サンスポ)


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 明治安田J1第18節第1日(8日、FC東京2-2鹿島、味スタ)

 ・鹿島は今季J1でのアウェイ戦で初めて勝ち点を落とした。しかし、同チームはアウェイで負けていない今季リーグ唯一のチームである。

 ・今年6月以降、ペドロ・ジュニオールはリーグ最多の6得点を決めている。

 ・ペドロ・ジュニオールはJ1で直近5試合で6得点を決めている。

 ・橋本拳人はJ1で初めて1試合に2得点を決めた。

 ・鹿島は今季J1で試合開始25分間で6得点を決めている。同時間帯での得点数で、鹿島を上回っているのは浦和だけ(7点)。

 ・太田宏介は今季チーム最多の3アシストをマークしている。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170708/jle17070821550020-n1.html

◆鹿島、FC東京とドローも首位陥落…連勝ストップで2位に後退(サンスポ)


激しく競り合うFC東京・吉本(下)と鹿島・金崎(撮影・中井誠)

 明治安田J1第18節第1日(8日、FC東京2-2鹿島、味スタ)首位の鹿島はFC東京と2-2で引き分けて連勝が5で止まり、勝ち点37で2位に後退した。

 月光輝く東京の空。4万2979人の大観衆が、激闘に酔いしれた。5月31日の就任以降伸ばしてきた連勝が5で止まった大岩監督も、熱戦の末の結果に納得だ。

 「選手のタフさに驚き、うれしく思う。感服している」

 柏(2日)、G大阪(5日)、FC東京と中2日でのアウェー3連戦。7月の暑さの中でほとんど経験のない苛酷な日程だ。「前半から判断が遅く、足も重かった」と日本代表DF昌子。選手たちの動きは鈍く、先制しても2失点で逆転を許す厳しい内容。それでもFWペドロジュニオールが後半31分にこの試合2点目を決め、執念で同点に持ち込んだ。

 アウェー戦の連勝は8で止まり、三日天下で首位陥落。しかし連戦を無敗で乗り切った。指揮官は「私が何か言う前に、選手たちが『勝ち続ける』という気持ちになってくれただけで十分」。選手たちの成長という大きな収穫を得た。(一色伸裕)

2得点のFC東京MF橋本
「(3連敗中で)チームが苦しい中、自分が流れを変えたいと思っていた」

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170709/jle17070905030003-n1.html

◆鹿島、ドローで首位陥落…FC東京は橋本2ゴールも鹿島相手に“ダブル”ならず(サッカーキング)




2017.07.08 19:00
味の素スタジアム
FC東京 2 終了 2 鹿島アントラーズ

 2017明治安田生命J1リーグ第18節が7月8日に行われ、FC東京と鹿島アントラーズが対戦した。

 3連敗中のFC東京は太田宏介、ピーター・ウタカ、永井謙佑らが先発に。対する首位鹿島は昌子源、レオ・シルバ、遠藤康らがスタメンに入った。

 試合前には東慶悟のJ1通算200試合出場を祝うセレモニーが行われた一戦、試合を動かしたのはアウェイの鹿島だった。16分、レアンドロが長距離のドリブルで持ち上がると、右サイドの遠藤に展開。オーバーラップした西大伍にパスし、西が倒れ込みながらクロスを上げると金崎夢生がダイビングヘッド。これはGKに阻まれたがこぼれ球をペドロ・ジュニオールがきっちり押し込み、鹿島が先制した。

 追いつきたいFC東京は35分、ウタカのキープから高萩洋次郎が中央で受ける。シュートも狙える場面だったが意表をついたスルーパスを選ぶ。走り込んだ東にぴたりと合わせシュートを狙うが、しっかり戻っていたDFに阻まれた。

 すると、44分にFC東京が追いつく。左サイドでフリーだった太田がクロスを供給。走り込んだ橋本拳人が頭で合わせると、GK正面だったが弾き出せずにゴールイン。試合を振り出しに戻した。
 
 追いついたFC東京が後半開始早々逆転に成功する。47分、相手のミスから永井がボールを奪うとウタカにスルーパス。シュートを匂わせながらタメを作ると走り込んだ橋本にパス、冷静に流し込んでホームのFC東京がリードを奪う。
 
 追う展開になった鹿島は76分、左サイド深くでボールを持ったレオ・シルバがペナルティエリアに進入したペドロ・ジュニオールに折り返す。ボールを受けたペドロ・ジュニオールが強烈なシュートを右のサイドネットに突き刺さり、鹿島が同点に追いつく。

 試合はこのまま終了。ドローに終わった鹿島は2位に後退した。

 次節、FC東京は30日にホームでアルビレックス新潟と、鹿島アントラーズは29日にホームでヴァンフォーレ甲府と対戦する。

【スコア】
FC東京 2-2 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 16分 ペドロ・ジュニオール(鹿島アントラーズ) 
1-1 44分 橋本拳人(FC東京)
2-1 47分 橋本拳人(FC東京)
2-2 76分 ペドロ・ジュニオール(鹿島アントラーズ)

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170708/610195.html?cx_cat=page1

◆【鹿島】2位陥落も称賛 7日間で敵地3連戦2勝1分け(報知)




 ◆明治安田生命J1リーグ 第18節 F東京2―2鹿島(8日・味の素スタジアム)

 鹿島がアウェー3連戦を2勝1分けで乗り切った。FWペドロ・ジュニオールの2得点でF東京と引き分けに持ち込んだ。

 Jリーグが日程を組む上で「試合間隔は中3日以上」「アウェーは2連戦まで」という2つの原則が破られた柏(2日・柏)、G大阪(5日・吹田S)とF東京戦。

 連勝は5で止まり首位からも陥落したが、大岩剛監督(45)は「タイトなスケジュールの中、試合内容うんぬんより素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた選手のタフさに驚き、うれしく思っています。感服しました」と選手を称賛した。DF昌子は「本当は今日も勝って(3連勝で)どうやったら鹿島に勝てんねんって言わせたかった。そうならなくて残念」と話した。

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170709-OHT1T50051.html

◆鹿島、P・ジュニオール弾で追い付くも首位陥落…FC東京とドローで連勝は「5」でストップ(ゲキサカ)




[7.8 J1第18節 FC東京2-2鹿島 味スタ]

 J1リーグは8日に第18節を開催し、味の素スタジアムでは9位FC東京と首位の鹿島アントラーズが対戦。前半を1-1で折り返した試合は、後半2分にMF橋本拳人のゴールでFC東京が勝ち越すが、同31分にFWペドロ・ジュニオールの得点で鹿島が追い付く。その後、スコアは動かずに試合は2-2のドローに終わり、FC東京は連敗を「3」でストップさせ、一方の鹿島の連勝は「5」でストップ。勝ち点1の上積みに終わった鹿島は、柏に勝利したC大阪に首位の座を明け渡した。

 リーグ戦3連敗中のホームFC東京は2日に行われた第17節C大阪戦(●1-3)から先発2人を入れ替え、MF米本拓司とDF丸山祐市を先発起用。一方、5連勝中のアウェー鹿島は5日のG大阪戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、MFレアンドロ、MF永木亮太らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半16分に先制に成功したのはアウェーの鹿島だった。自陣でルーズボールを拾ったレアンドロが、左サイドからドリブルで運んで右サイドのMF遠藤康に展開。オーバーラップしたDF西大伍が遠藤からパスを呼び込み、ダイレクトで送ったクロスをFW金崎夢生がヘディングで合わせたシュートはGK林彰洋に阻まれたものの、こぼれ球をFWペドロ・ジュニオールがヘッドで押し込んでスコアを1-0とした。

 1点を先行されたFC東京は、鹿島にボールを保持される時間が長く、ボールを奪ってもなかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続く。前半35分にはFWピーター・ウタカの鮮やかな落としを受けたMF高萩洋次郎の鋭いスルーパスに反応したMF東慶悟がシュートまで持ち込むが、西にスライディングでブロックされてしまう。追加点を狙う鹿島は同38分、GK曽ヶ端準のフィードに反応して丸山を豪快に置き去りにしたP・ジュニオールがPA内まで進入し、右足から強烈なシュートを放つも好反応を見せた林に阻まれてしまった。

 すると、このまま前半終了かと思われた同44分にFC東京に同点ゴールが生まれる。左サイドでボールを受けたDF太田宏介のクロスに飛び込んだMF橋本拳人が合わせると、曽ヶ端に触れたボールはゴールマウスに収まり、試合を振り出しに戻した。

 前半を1-1で折り返した試合は、後半2分にFC東京が勝ち越しに成功する。相手のミスからボールを奪ったFW永井謙佑のスルーパスから左サイドに抜け出したウタカが、逆サイドからフリーで走り込んだ橋本を見逃さずにラストパス。橋本は落ち着いて右足シュートでネットを揺らし、スコアを2-1とした。

 逆転を許した鹿島は後半17分にMF永木亮太に代えてDF伊東幸敏がピッチへと送り込まれた。すると同31分、左サイドのL・シルバからマイナスのボールを受けたP・ジュニオールが、右足の鮮やかなシュートでネットを揺らし、鹿島が同点に追い付く。試合を振り出しに戻した鹿島は同32分に遠藤に代えてMF土居聖真を投入し、一気に逆転を狙う。一方のFC東京は同33分、永井に代えてMF中島翔哉をピッチへと送り込んだ。

 その後もFC東京がFW前田遼一とMF田邉草民、鹿島がFW鈴木優磨とカードを切って勝ち越しゴールを狙うが、後半45分の中島の決定的なシュートが曽ヶ端に弾き出されるなどスコアは動かず。2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?220594-220594-fl

◆2017明治安田生命J1リーグ 第18節(オフィシャル)


明治安田J1 第18節

ペドロ2発も、逆転はならず。鹿島、アウェイでFC東京とドロー。 

7月のアウェイ4連戦、第3章は悔しいドローゲームとなった。リーグ後半戦の初戦、J1第18節。満員の味の素スタジアムでFC東京と激突すると、ペドロ ジュニオールのヘディングシュートで先制。前半終了間際と後半開始早々に失点を喫して1-2と逆転されたが、ペドロがファインゴールを突き刺して再び同点に追い付く。終盤は互いに打ち合う展開となり、鹿島は逆転を目指して攻め込んだが、3点目を奪うことはできなかった。試合は2-2で終了。鹿島は2位に転落したが、アウェイで勝ち点1を拾った。 

鹿島は3日前、難敵・G大阪とアウェイで対戦し、1-0と完封勝利を収めた。遠藤の芸術的ループシュートで均衡を破ると、チーム一丸で1点を死守。後半アディショナルタイムにはゴールライン上でのシュートブロックを繰り返し、ついに歓喜の時を迎えた。昌子は「勝ちたい気持ちで相手を上回った」と胸を張り、指揮官は「この厳しい条件の中で選手がピッチで見せてくれたパフォーマンスは称賛に値する。1-0という結果だが、それ以上の価値がある」と選手たちを称えた。大岩監督就任後、これで公式戦6連勝。リーグ戦では5連勝となり、首位に浮上してリーグ前半戦を終えた。 

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チームは6日、大阪から鹿嶋へ帰還。リカバリートレーニングを行い、翌7日は試合前日という過密スケジュールだ。準備期間はわずかだが、入念にセットプレー練習を敢行。選手たちは意欲的に、厳しい道のりを乗り越えようとしていた。そして指揮官は「試合が重なった時も、そして季節にも関係なく、どんな時でも強いチームでなければならない」と抱負を語り、東京へと向かった。 

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夏の訪れを感じずにはいられない、厳しい暑さに見舞われた土曜日。試合当日、チケット完売と発表され、両チームのサポーターが続々と味の素スタジアムへ足を運んだ。スタジアムへの道中、そして開場を待つ待機列に、試合への期待感と高揚感が満ちていた。連戦をチーム一丸で乗り越えるべく、アントラーズレッドがビジタースタンドを埋め尽くす。ウォーミングアップに現れた選手たちに、大きなチームコールが降り注がれた。 

7日間で3試合目。大岩監督が指名した先発11人は、3日前から2名の変更が施された。ボランチの一角に永木、そして2列目にレアンドロが復帰。GKは曽ケ端、最終ラインは3試合連続で同じ顔触れとなり、右から西、健斗、昌子、山本の4人が並ぶ。ボランチには永木とともにレオ シルバが君臨し、2列目には前節でスーパーゴールを決めた遠藤とレアンドロ。そして前線には金崎とペドロが並んだ。ベンチには、GKの川俣、伊東、小笠原、土居、中村、鈴木、金森が座る。 

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19時3分、キックオフのホイッスルが鳴り響いた。立ち上がりはFC東京がボールをキープする展開となったが、ビジターチームを凌駕する大声でのチャントを背に受けた鹿島の選手たちは、冷静に対応していった。サイドの深い位置で起点を作られても、複数で挟み込むプレスと厳しいボディコンタクトで応戦し、FC東京に自由を与えない。前線でボールを収める数は少なかったが、少しずつポゼッション率を高めていった。 

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そして16分、レアンドロの献身的なプレーから歓喜の時が訪れた。鹿島陣内左サイド深くで起点を作られたが、山本が行く手を阻んで時間を作ったところに背番号11が加勢。プレスバックでボールを奪うと、縦パスをつないでカウンターに転じる。中盤左サイドから中央へ切り込み、右サイドへ展開。西がゴールライン際からクロスを上げると、金崎のヘディングシュートは相手GKに阻まれたものの、こぼれ球に反応したペドロが頭で合わせる。前節は途中交代となり、悔しさを胸に秘めていた背番号7が古巣のゴールネットを揺らした。1-0。指揮官が「次のアクションに期待している」と語っていたペドロが、その期待に応えてみせた。 

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リードを奪った鹿島は、中盤での冷静なパス交換で主導権を握る。セカンドボールの攻防でもFC東京を上回り、敵陣でのプレータイムを増やしていった。22分には右サイドからの攻撃で西が縦パスを通し、金崎がペナルティーエリア右奥で起点となる。クロスを受けたペドロが右足で狙ったが、グラウンダーのシュートはわずかに枠の左へ逸れた。 

追加点のチャンスを作り出し、FC東京を脅かした鹿島。30分以降もボールをキープしながらチャンスを窺う展開が続いたが、中盤でのロストから瀬間混まれる場面も増えてしまった。それでも38分、敵陣右サイドの背後を取ったペドロが高速ドリブルから右足シュートを枠に飛ばすなど、さらなる得点への意欲を示していた。 

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順調に時計の針を進めていた鹿島だが、ハーフタイム目前で落とし穴が待っていた。カウンターを阻止した後、自陣ペナルティーエリア手前でのパスをカットされて二次攻撃を受けると、クロスから橋本にヘディングシュートを決められてしまった。一瞬の隙を突かれ、1-1で前半が終了した。 

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後半に臨む選手たちに、ビジタースタンドは大声で情熱を降り注いだ。ゴールを渇望する背番号12の思いとともに、残り45分が幕を開けた。 

しかし、開始早々に再び落とし穴が待っていた。中盤でのボールロストからカウンターを受けると、最後は橋本に押し込まれてしまう。1-2。自陣でのミスから逆転を許し、1点を追う展開となってしまった。 

ビハインドを負った鹿島は反撃に転じるが、なかなか決定機を作るには至らない。52分には、センターバックとしての安定感を日々増していく健斗が対角線上のフィードを通し、山本が左サイド深くまで進出。クロスはファーサイドへ流れてしまったが、最終ラインでの連係でゴール前まで迫ってみせた。 

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ポジションに囚われない選手起用を示唆していた大岩監督は62分、永木に代えて伊東を投入。背番号24を右サイドバックへ、そして西を2列目にスライドし、遠藤をボランチの位置に配してゲームメイクを託した。左足キックで長短のパスを蹴り分ける遠藤、そして空中戦の強さと機を見た突破でミドルゾーンを支配。伊東の積極果敢なオーバーラップも、FC東京の守備陣を幾度となく切り裂いていた。 

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65分以降、鹿島の攻勢が続いた。“この時間帯で同点に”という思いが漂い始める中、待望の一撃がビジタースタンドを沸騰させる。主役はまたも、背番号7だった。76分、左サイド深くまで進出した攻撃から、ペナルティーエリア左角でペドロがボールを持つ。ゴールを視界に捉えたストライカーは迷うことなく右足を一閃。強烈なコントロールショットがゴール右隅へ突き刺さり、スコアは2-2となった。 

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同点に追い付いた鹿島は逆転を狙う。大岩監督は土居を投入して4-1-3-2にシステムチェンジ。背番号8がセントラルハーフに入るイメージで、新たな構成をピッチにもたらした。78分には金崎がビッグチャンスを迎えたものの、シュートは惜しくも枠の上へ。81分には伊東がゴールライン際まで走り込み、ニアサイドへのクロスから金崎がヘディングシュートを放ったが、枠を捉えたボールは相手GKに阻まれてしまった。 

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満員の観衆がヒートアップする中、終盤はオープンな打ち合いとなった。鹿島は曽ケ端のビッグセーブもあり、失点を喫することなく逆転を狙った。終了間際には曽ケ端がパンチングをした直後に悪質なタックルを受けて痛んだが、守護神は治療の末にピッチへ帰還。ラストチャンスに望みを託したが、敵陣左サイドでボールをキープしたところで試合は突如、終幕を迎える。2-2。今季初、そして昨年8月以来の引き分けに終わった。

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7日間での3試合を2勝1分で終え、鹿島はリーグ戦のインターバルを迎える。サマーブレイクを挟み、次節は3週間後、29日のホーム甲府戦だ。2位に転落したとはいえ、首位のC大阪との差はわずかに1ポイント。戦いはまだまだ続く。 

そして、選手たちに休息の時間などない。4日後には天皇杯3回戦の山形戦を控えている。アウェイ4連戦の最終章、水曜夜の山形でしっかりと勝利を収め、ベスト16へ駒を進めなければならない。厳しい道のりを勝利とともに走り抜けるべく、総力戦で準備を進めていく。 

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【この試合のトピックス】 
・大岩監督就任後、そして今季初の引き分けとなった。 
・J1での引き分けは昨年8月27日に行われた2ndステージ第10節の横浜FM戦以来で、25試合ぶり。 
・J1でのアウェイ通算650得点に到達した。ペドロの2点目が節目の一撃となった。 
・ペドロが今季2回目の1試合2得点を挙げ、今季の得点数を7に伸ばしてチーム単独トップに立った。 
・鈴木が途中出場。J1での出場は6月4日の広島戦以来、5試合ぶりだった。 

監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・攻撃の時はしっかりボールを動かして相手を走らせよう。 
・ボールを持ったらあわてないこと。もっと相手の背後を使って攻めよう。 
・まだ1-1。勝つためにみんなで戦おう。

FC東京:篠田 善之
・攻撃は、高い位置までボールを運べているので、積極的にシュートやクロス狙うこと。 
・守備はもっと激しく、球際の勝負にこだわること。常に奪えるチャンスを狙い続けること。

[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
選手にも言ったが、タイトなスケジュールの中で非常に素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。彼らに感服している。試合内容云々よりも、彼らのタフさに驚き、嬉しく思っている。 

Q.アウェイでの3連戦というのは通常ではあり得ない日程だと思うが、どのようなモチベーションを持って送り出したのか? 

A.小笠原がG大阪戦の前に言ったのだが、「このような日程を言い訳にしない。タイトなスケジュールでも試合に勝ち続けることで評価を上げよう」と。その一言に集約されていると思う。その言葉で、G大阪戦とFC東京戦への準備をしてきた。自分が何かを言う前に、選手たちはモチベーションをもって、そういう気持ちになってくれた。それだけで十分だと感じている。 

Q.遠藤選手がリーグ戦でキャプテンマークを巻いたが? 

A.今日の試合に限ってはキャプテンマークに意味はない。チーム内で小笠原がキャプテンであることは決まっていて、彼が試合に出ない場合は副キャプテンである遠藤か昌子がマークを巻くことが決まっている。その流れの中で遠藤がキャプテンマークを巻いた。遠藤については右サイドハーフに入って時間を作って、逆サイドへの展開といういつものプレーをしてほしいという話をした。 

Q.選手交代について、どのような考えで行ったのか?意図とポジション変更の理由は?

A.リードされている状況だったので、状況を変えようと思った。攻撃的なメッセージを選手に伝えたつもり。選手たちがくみ取ってやってくれて、後半は相手を押し込むことができたので評価している。 

Q.ボランチに入れた選手が見慣れなかったが? 

A.ボランチに入れたわけではない。システム論になってしまうが、攻守においてどういうことをしてほしいかを選手に伝えている。4-1-4-1なのか4-1-3-2なのか、数字にすればそうなると思うが、ケアしてほしいことを伝えてピッチに送り出した。 

Q.2失点を喫したが、守備についてどう考えているか? 

A.守備に関してはあまり心配していない。一定の評価はしている。メンバーを代えながらタイトなスケジュールでやっている関係で、意思のズレは感じた。そこは少しずつ修正しないといけない。うちの堅守速攻というカラーはもちろんだが、もっと得点に固執してもいい、攻撃的にやってもいいと思っている。バランスを取るのはもちろんだが、もっとアグレッシブに、リスクを冒してでも攻撃的に行ってもいいと感じている。 

Q.三竿健斗選手をずっと起用している意図と評価は? 

A.彼に関して言えば、個人的に攻守両面において高評価をしている。やってほしいことを彼なりに解釈して表現できる、相手に対して対応を変えていける、そういう能力を持っていると思う。ここ数試合やっているが、徐々に高いパフォーマンスになっていると思う。ポジション争いは他の選手同様に激しいし、彼のポジションには経験豊富な選手がいる。その争いの中でもっと成長していけると思う。 

Q.タイトなスケジュールで、今後もさらに暑くなるが、夏をどう乗り切るか? 

A.ありきたりだが、総力戦だと選手にも言っている。常にポジション争いをしながら、チーム力を上げながらやっていく。夏場に弱いとも言われているアントラーズがもっとタフに、もっと強くなるために総力戦でやっていきたい。

FC東京:篠田 善之
多くのサポーターの皆さんが足を運んでくださった前で勝利を見せられれば良かったが、勝ち切れなかった。何かが足りないので、見つめ直したい。先にワンチャンスで失点して苦しくなったが、選手たちは前へ行くことをやめずに前半で追い付くことができた。後半立ち上がりはショートカウンターからフィニッシュできた。まとまって、グループでサッカーをすることができた。同点の場面では、いかにしぶとくしのいでギアを上げられるかというところでもう少しできれば良かったが、選手たちは辛抱強くやったと思う。勝ち切れない何かを検証していきたい。

選手コメント
[試合後]

【ペドロ ジュニオール】 
シュートの感触は非常に良かったし、同点ゴールを決められたことは非常に嬉しい。自分自身もチームメイトの特長を把握できて、急に調子が良くなったわけではない。チームとしての機能性が良くなっていることが結果として出ている。今は自分が点を取っているけど、そうでない選手も取れるようになる。個人ではなく、チームとしての成熟が大きいと思う。 

【伊東 幸敏】 
大伍くんとはやりたいことがはっきり分かっていたと思うし、やりやすさを感じていた。自分は連戦でも全部途中出場で、疲れている感覚はない。活性化させないと何の助けにもならない。良い崩しはできていたかもしれないけど、結果が出ていないので悔しい。 

【山本 脩斗】 
1-2になってからも諦めずに追い付けたのは良かったけど、勝ち切ることができなかった。2失点を反省しなければいけない。次はまた大会が変わるけど、連戦は良い雰囲気で戦えている。チーム全員で勝利を目指したい。 

【西 大伍】 
日程については、このくらいは普通だと思う。影響もあまりないと思う。みんながピッチ上で感じる中で戦い方を変える部分はあるけど、戦い方は一つじゃないし、変化できるようになるのが良いと思う。聖真はボランチというよりもトップ下に入った。攻める、ギアを上げるというメッセージを感じた。みんなも当然、そういう気持ちでプレーした。 

【遠藤 康】 
いらない失点だった。前半の最後に集中力が切れてしまって、アントラーズらしくなかった。リーグ戦は中断するけど、次は天皇杯とセビージャ戦がある。チームとしてのやり方、精度をもっと上げていかないといけない。

http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51984

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