日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年8月3日木曜日

◇11人揃わない?雷再試合の“25分マッチ”、名古屋の選手補充が特例で認められる(ゲキサカ)




 選手が試合中に移籍した。公式記録上はそういうことになるのかもしれない。日本サッカー協会(JFA)は2日、同日に再試合が行われる名古屋グランパス対ヴァンラーレ八戸に関し、名古屋が出場選手の不足分を大会にエントリーした選手から補充することを特例として認めたと発表した。すでに八戸にもこれを通達し、了承を得ているという。

 7月12日に行われた同試合は、名古屋が1点をリードして迎えた同20分に雷雨のために中断。その後、試合中止が決定し、再試合は後半20分からの再開となることが決定していた。

 レギュレーションでは原則として中断時点と同じメンバーが出場し、新たに補充することは出来ないとなっていたが、名古屋は中断時にピッチにいたDF古林将太(→仙台)、MF矢田旭(→千葉)が移籍。ベンチにいたメンバーも含めるとDF高橋諒(→湘南)、MF磯村亮太(→新潟)も欠くことになっていた。

 JFAによると、再開試合は極力中断時と同じ条件で行うことになっているため、試合再開時は原則として、中断時点と同じメンバーでなければならない。しかし、名古屋は再試合を前に出場選手が11人に満たなくなり、試合中断時と同数の選手数確保という大条件をクリアできない状況となることが分かった。

 天皇杯実施委員会は名古屋からの申し出を受けて検討した結果、出場選手の不足分を大会にエントリーした選手の中から補充することを特例として認めたとしている。

 メンバーが発表され、中断時にベンチにいたFW佐藤寿人とMF田鍋陵太、MF宮原和也が“先発”。ベンチ外だったMF田口泰士とMFワシントンが出場することになった。ベンチにはGK武田洋平、MF青木亮太、FWシモビッチが入る。

 なお、交代人数に変更はなく、名古屋は残り2人、八戸は残り1人。スコアも中断時と同じ、1-0の名古屋リードで再開される。

 以下、再開時のメンバー

<出場メンバー>
[ヴァンラーレ八戸]
先発
GK 33 田中賢治
DF 3 成田諒介
DF 22 穂積諒
MF 4 前田柊
MF 27 野垣内俊
MF 10 新井山祥智
MF 29 金久保彩
MF 9 吉川翔梧
FW 18 谷尾昂也
FW 11 村上聖弥
FW 8 高見啓太
控え
GK 1 山田賢二
DF 14 金井隆太
DF 21 須藤貴郁
MF 5 児玉昇
FW 20 三根和起
監督
柱谷哲二

[名古屋グランパス]
先発
GK 18 渋谷飛翔
DF 36 酒井隆介
DF 3 櫛引一紀
MF 17 小林裕紀
MF 25 杉本竜士
MF 7 田口泰士
MF 8 ワシントン
MF 14 田鍋陵太
MF 15 宮原和也
FW 19 押谷祐樹
FW 11 佐藤寿人
控え
GK 16 武田洋平
MF 23 青木亮太
FW 9 シモビッチ
監督
風間八宏

11人揃わない?雷再試合の“25分マッチ”、名古屋の選手補充が特例で認められる


◆右膝の不安消えた内田篤人、完全復活への手応え(ゲキサカ)




 心機一転、シャルケのDF内田篤人は再びスタートラインに立った。2015年6月に右膝を手術し、長期離脱。昨年12月8日のヨーロッパリーグで約1年9か月ぶりとなる公式戦復帰を果たすも、ブンデスリーガでは2シーズン連続で出場機会がなかった。右膝への不安はない。しかし、試合に出られない。昨季終盤は新たなストレスも抱えたが、新監督を迎えた今シーズンは文字どおり横一線のスタートとなる。内田が語る完全復活への手応え――。その視線の先にはロシアワールドカップもある。

―現在の右膝の状態はどうですか?
「昨シーズンも終盤は普通に練習をやっていました。(昨季、チームを指揮したマルクス・バインツィール前)監督が試合に使ってくれなかっただけで、監督には『もっとできるはずだ』と言われていました。俺は『もうできているから問題ない』と言い続けていましたけどね」

―リーグ戦は2年連続で出場がありませんでしたが、4月16日のダルムシュタット戦では唯一、ベンチ入りしました。あのときの状況は?
「ケガ人だったり、累積(警告による出場停止)もありましたからね。監督が結構頑固だったので、これは俺から言いに行かないとダメだなと思って、『なんで?』って聞きに行ったんですよ。そうしたら『俺が(アウクスブルク監督時代に)お前と対戦したときのお前はもっとできていたはずだ』って」

―それだけ求められているものも高かった。
「監督は自分が取ってきた選手を使いますからね。ケガ人がいたら補強するのは普通のことですから。そういうのもあったと思います」

―右膝に関してですが、今は不安なくプレーできているんですか?
「もちろん、やってみないと分からない部分はあります。でも、練習試合も90分やっているし、昨シーズンの最後の3か月から4か月はずっとみんなと一緒にトレーニングができていた。リバウンドもなかったですし、大丈夫です。細かい筋肉系のトラブルはありましたけど、1、2週間程度で治るもの。そういうのは今後もあると思うけど、そんなのは大したことじゃないですから」

―一番つらい時期は乗り越えたという手応えも?
「そうですね。このまま練習を続けていったらどうなるか分からないですけど、今のところは問題ないですね。試合に出続けていれば活躍できる、というわけでもないですから」

―逆にケガは治ったのに試合に出られないというストレスはありましたか?
「昨シーズンはね。でも、監督も代わったので、これからですよ」

―ドメニコ・テデスコ新監督は31歳という若さでも話題になりました。
「ドイツは他にも若い監督がいますし、世界的には普通なのかなと。最近のシャルケは監督がどんどん代わりますけど、自分は変わらずにやっていくだけですね」

―シャルケとの契約もあと1年ということですが、その後のことは何か考えていますか?
「毎年、移籍市場がオープンになれば考えますけど、あと1年で(契約が)切れるというのは、良ければ向こうから(契約延長の)話が来るだろうし、悪ければ移籍金ゼロで出られる。あまり深くは考えていないですね」

―昨年秋に長女が誕生したということですが、子供を日本で育てたいという気持ちは?
「それは特にないですね。赤ちゃんに関しては日本より海外のほうがいいのかなって。海外のほうが育てやすいというか、ドイツではみんなが赤ちゃんとか家族をすごく大事にするので、すごくいいですよ」

―シーズン途中に家族がドイツに来てからも困ることはなかったですか?
「全然困らなかったですね。むしろドイツのほうが楽ですよ。日本だと周りの目もあって、なかなか外に出られないし、泣いたら嫌な顔をされますからね。ドイツは、泣こうが何をしようが赤ちゃんならいいよって。みんなが可愛いがってくれますし、みんなすぐに寄ってきて、知らない人に抱っこされたりもしますからね」

―子供が生まれて自分に変化はありましたか?
「周りからは『顔が優しくなった』とか『しゃべり方が優しくなった』とか言われますが、別に変っていないと思いますけどね。サッカーへの取り組み方? 別に何も変わらないですよ」

―日本代表の試合は見ていますか?
「ハイライトとかをニュースでたまに見ています」

―日本代表に対する今の気持ちは?
「戻りたいですよ。戻りたいけど、自分がちゃんとサッカーできないと、何の話にもならないと思っています。チームで試合に出られれば、それ(代表復帰)も出てくるだろうなという気持ちはありますね」

―8月31日にはオーストラリア戦というW杯出場を懸けた大一番があります。
「もちろん、(ブンデスリーガの)開幕から試合に出ていればチャンスはあると思う。でも、今は代表のことはあんまり考えてないかな。チームでちゃんと出る。サッカーをちゃんとする。今はそのことだけに集中しています」

(取材・文 西山紘平)

右膝の不安消えた内田篤人、完全復活への手応え


◆最多得点記録のケルン大迫が高校サッカー選手権応援リーダー「俺を超えろ」(報知)




 第96回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕)を中継する日テレは2日、大会応援リーダーにドイツ1部1FCケルンのFW大迫勇也(27)を起用すると発表した。

 大迫は鹿児島城西高時代の第87回大会で、大会の最多得点記録となる10得点を挙げて準優勝した。卒業後はJ1鹿島を経て、ドイツに移籍。現在は1FCケルンに所属し、昨季は7得点でチームの欧州リーグ出場権獲得に貢献した。日本代表では通算20試合6得点。ハリル・ジャパンでは主力として活躍している。

 大迫は高校生たちに向けて「超えろ!」というメッセージを送り「半端ない選手になれるのか 頂点に立てるのか 自分自身への挑戦は続く。自分を超える。俺を超えろ その先に未来が待っている」とのコメントを寄せた。

最多得点記録のケルン大迫が高校サッカー選手権応援リーダー「俺を超えろ」


◆鹿島アントラーズの若手FWコンビ、大阪ダービーで輝いたG大阪DFらをピックアップ/今週のヤングガン(GOAL)




今、注目の若手Jリーガーを紹介する『今週のヤングガン』。Goal編集部がピックアップした4名は?

日本サッカーの未来を担うU-23世代を輝かせるべくスタートした『タグ・ホイヤー ヤングガン アワード』。Goalでは彼らの奮闘に注目し、U-23世代の活躍をピックアップしてお届け。明治安田生命J1リーグ第19節、J2リーグ第25節からは、4名のヤングガンを紹介する。

鈴木優磨&安部裕葵(鹿島アントラーズ)

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33分間と14分間――。鹿島アントラーズが誇る2人の若きFWが、与えられた短い時間でキッチリと結果を出してみせた。

第19節ヴァンフォーレ甲府戦、62分に投入された鈴木優磨がペナルティエリアの左に抜け出した金崎夢生からの速いクロスに走り込みながら合わせて鮮やかにゴールネットを揺らせば、71分に金崎と変わる形でピッチへと送り込まれた高卒ルーキーの安部裕葵は90分にレアンドロのスルーパスを抜群のタイミングで引き出し、最後はGKをかわして冷静に流し込んでリーグ戦初ゴールを決めた。

昨シーズン、アカデミー出身の鈴木は明治安田生命Jリーグチャンピオンシップを制したチームで勝負強さを発揮してリーグ戦で8得点をマーク。年末のFIFAクラブワールドカップ準決勝ではチームを決勝に導くゴールを決めるなど、新進気鋭のストライカーとして大きな注目を集めた。しかし今シーズン前半戦は序盤に2ゴールを挙げながら思うような結果を残せず、大岩剛新監督の就任後はなかなか出場機会を得られない状況が続いていた。一方の安部は第8節ジュビロ磐田戦で左MFとして初スタメンに抜擢されながら、巡ってきたチャンスを生かせず前半だけで交代。それ以降はベンチ入りすら叶わない現状に直面していた。

2017-07-31-kashima-abe

二人の若きストライカーにとって大きなの転機となったのが、スペインの強豪セビージャを迎え撃ったJリーグインターナショナルチャレンジだ。ともに62分からピッチに送り込まれると、劣勢を強いられる中で72分に見事な連携から先制ゴールに結び付けた。敵陣中央でボールを受けた安部が4タッチで3人をかわして相手GKを引き付け、その背後から左に回り込んだ鈴木がタイミング良く横パスを受けて無人のゴールに流し込んだのだ。鈴木は終了間際にもCKからヘディングを叩き込んで2得点の大活躍。大岩監督が「セビージャの強さをまざまざと見せつけられた」と振り返る試合でのアピールを今回の活躍につなげた形だ。

首位のセレッソ大阪を視界に捉え、虎視眈々と連覇を狙う前年度王者。くしくも甲府戦前日にリーグ戦で7ゴールをマークしていたペドロ・ジュニオールの負傷離脱が発表された。目標達成には彼らの奮起が不可欠だ。果たして彼らは名門鹿島においてどのような存在となっていくのだろうか。チームの行く末に二人がどう絡んでいくかに注目しておいて損はないはずだ。





【TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD】

Jリーグの次世代を担う若い選手層の育成・Jリーグの発展を目的に、各メディア・著名人など、本企画に賛同するアワード サポーターが、J1、J2、J3のクラブに登録されているU-23選手の中から候補者30名を選出。その後、一般投票を含む最終選考にて11名を選抜、2017年12月に表彰する。


鹿島アントラーズの若手FWコンビ、大阪ダービーで輝いたG大阪DFらをピックアップ/今週のヤングガン

◆鹿島と浦和から見るサッカークラブの運営(財経新聞)

鹿島アントラーズFCを退職する道免弘子さん=鹿嶋市粟生

■浦和のクラブ体質について

 先日、サッカーJ1・浦和レッズのペトロビッチ監督が解任された。ペトロビッチ監督は、もともとサンフレッチェ広島の監督だったのだが、浦和には、この広島から加入した選手が非常に多い。解任前の最後の戦いとなった7月29日の北海道コンサドーレ札幌では、スタメン11人のうち、半数近くの5人がかつて広島に在籍していた経験がある選手だった。そのため、広島に在籍経験がある選手たちは、この解任劇を非常に悲しく、悔しいことだと思っていることだろう。

 しかし浦和レッズの生え抜きの選手と彼らには温度差があるようだ。いくら活躍しても「さらに広島から選手が連れてこられるのではないか」という思いもあれば、引き抜いたからには試合に出さざるを得ない。監督の意向がすべてというわけではないが、かなり監督の要望が応えられているの想像に難くない。

 もちろん、移籍による補強はチームの弱点を補うために行われるものだ。また、新しい選手が加入すれば新たな競争が生まれ、チームの活性化につながるという良い面も大いにあるだろう。そうすることで、ここ数年の浦和は常にリーグ戦では上位の結果を残してきた。

■鹿島というクラブについて

 一方、鹿島アントラーズは浦和の真逆を言っているといってもいいかもしれない。生え抜きを育て上げ、他クラブからの乱獲はしない。若手を評価して試合に出し、若手もそれにこたえる働きを見せる。もちろん監督交代や選手放出はある。しかし単に「成績が悪いから」という理由はあまりないように見受けられる。

 先日、鹿島のチケット販売を25年弱勤めた道免(どうめん)さんが定年退職を迎えたというニュースが流れた。彼女は選手から母親のように慕われてきた。1993年のJリーグ開幕当初からずっとチケット販売を行い、19回ものタイトル奪取を目の当たりにしてきた。彼女の退社には、小笠原選手が「貴重な戦力を失う」という言葉を残した。チケット販売員ですらチームの一員ということを実感させるエピソードである。よくチームを「ファミリー」という人はいるが、まさに鹿島アントラーズファミリーだと言って過言ではないだろう。

 ここ数年の鹿島は若干成績に波があるものの大崩れはせず、昨シーズンは年間1位の浦和を破り、Jリーグ王者に輝いている。

■両チームの監督解任劇

 奇しくもこの両チームは今シーズン半ばで監督交代という決断に迫られた。しかしこの決断に関しての両チームのプロセスは全く異なっている。どちらが正しいということではないが、浦和というチーム、鹿島というチームの気質が現れた交代劇と言ってもいいのではないだろうか。それぞれシーズン半ばから舵取りが変わった両チームだが、シーズン後の監督選びにも注目したいところである。


鹿島と浦和から見るサッカークラブの運営

◆成功鹿島19年ぶり“交代V”なるか(ニッカン)




 今季のJ1は実績のある監督の退任が目立つ。7月30日に浦和レッズがペトロビッチ監督との契約解除を発表。これで今季のJ1の監督交代はアルビレックス新潟、大宮アルディージャ、鹿島アントラーズ、サンフレッチェ広島に次いで5チーム目となった。シーズン中の監督交代の過去最多は08年の8チームだが、5チームは14年以来3年ぶり。今季は年間優勝の経験もある鹿島の石井監督、広島の森保監督も含まれる。

 このテコ入れ策が効果を発揮するかどうか-。7月に就任したばかりの広島のヨンソン監督と浦和の堀監督のチーム再建が注目されるが、5月に監督を交代した新潟と大宮はまだJ2降格圏を脱出できずにいる。一方、昨季王者の鹿島はこの2カ月で立て直しに成功。石井監督の後を引き継いだ大岩監督は就任初戦から6勝1分けと7戦不敗。元々、実力のあるチームだったとはいえ、チームの順位は7位から2位に浮上し、2連覇を視界にとらえた。

 シーズン中に監督を交代したチームが年間王者となれば、2ステージ制だった98年の鹿島(ジョアン・カルロス→関塚隆→ゼ・マリオ)以来19年ぶりで、現行の1シーズン制では初。大岩監督が異例の成功例を作ろうとしている。

【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)

成功鹿島19年ぶり“交代V”なるか


◆千葉・銚子出身の鹿島・鈴木優麿選手、「ふるさと大使」に任命(産経ニュース)

「銚子ふるさと大使」の委嘱状を越川信一銚子市長から受け取る鹿島アントラーズの鈴木優麿選手(中央)=茨城県鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアム(城之内和義撮影)

 千葉県銚子市は、故郷の魅力を全国に情報発信する「銚子ふるさと大使」に、同市出身でサッカーJ1・鹿島アントラーズの鈴木優麿選手(21)を任命した。茨城県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)で越川信一市長から委嘱状を受け取った鈴木選手は「自分が活躍することで、国内外の人に銚子を知ってもらいたい」と意気込みを語った。

 鈴木選手は銚子市立飯沼小学校、同市立第三中学校を卒業。鹿島アントラーズのジュニアユース、ユースを経て、平成27年からトップチームでフォワードとして活躍している。

 銚子ふるさと大使は市のイメージアップや観光振興などを目指し、21年度に創設された。元プロ野球選手の木樽正明さんや篠塚和典さん、作曲家の弦哲也さん、俳優の宮内洋さんなど、各分野で活躍する出身者や市にゆかりのある人が任命されている。

 22人目のふるさと大使となった鈴木選手は「銚子の魅力は新鮮な魚。魚を食べてこの体ができたと言っても過言ではない」とアピール。さらに「サッカーで銚子の人たちを元気にしたい。日本代表に入れば、『あいつはどこの出身だ?』と銚子がクローズアップされるかもしれない」と今後の活躍を誓った。


千葉・銚子出身の鹿島・鈴木優麿選手、「ふるさと大使」に任命


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