日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年11月5日日曜日

◆神戸・岩波 今オフ争奪戦へ 複数クラブが獲得に乗り出す(デイリー)




 J1神戸のリオデジャネイロ五輪代表DF岩波拓也(23)に対し川崎、鹿島など複数クラブが獲得に乗り出していることが4日、分かった。関係者によると正式オファーは届いていないが、他にも浦和、G大阪、名古屋などが興味を示しており水面下で調査。今オフに争奪戦へと発展する可能性が出てきた。

 川崎は敗れたルヴァン杯決勝でも守備の不安定さを露呈。現在リーグ戦2位で来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場も濃厚で、センターバック(CB)の補強が急務となっている。鹿島、浦和、G大阪などもCBの選手層が薄く、特にリーグ戦ワースト3位51失点の浦和と17試合連続失点中のG大阪は来季の優勝争いに向けて、守備組織の立て直しが必須となる。

 神戸の下部組織出身の岩波は186センチの長身と正確なフィードが持ち味で各世代別代表に名を連ねてきた。23歳ながらJ1通算103試合に出場。今季で契約満了となり違約金は発生しない。神戸は生え抜きの流出阻止へ3年契約を提示するなど慰留へ全力を尽くす構えで、若きCBの去就に注目が集まる。

神戸・岩波 今オフ争奪戦へ 複数クラブが獲得に乗り出す

◆鹿島 連覇王手へサポーターの強力後押し!昌子「応えないと」(スポニチ)


明治安田生命J1第32節   鹿島―浦和 ( 2017年11月5日    カシマ )


 鹿島は勝てば連覇に王手がかかる5日の浦和戦を前に、サポーターの強力な後押しを受けた。4日の練習には多数のファンが集結。試合時のゴール裏のように、特大の旗を振りながらイレブンに大声援が送られた。

 大岩監督は「気持ちを受け取って、しっかりと戦います」とあいさつ。選手会長のDF昌子も「“レッズさんに勝って”という思いが凄い伝わる。ありがたい。それに応えないといけない」と感謝した。

鹿島 連覇王手へサポーターの強力後押し!昌子「応えないと」

◆【鹿島 vs 浦和】 ウォーミングアップコラム:力むことなく自然体で。遠藤康が示す勝負所での経験値(J's GOAL)




試合前日は決まってセットプレーの練習を行う。様々な箇所からFKとCKを確認するなか、フリーキッカーを任された遠藤康(写真)は直接FKで2度もネットを揺らした。空席がないほど数多くのサポーターで埋まったクラブハウス練習グラウンドのスタンドからは、「おぉ」という歓声とともに拍手が沸き起こった。

その後のFK練習でもゴールを決めた遠藤は「最近はいつも通りですよ」とこともなげな様子を見せるが、「ボールと足のフィーリングが良い。芯をちゃんと打ってる」と自信を垣間見せた。

シーズン途中でチームを引き継いだ大岩剛監督は、小笠原満男を主将に据えつつ遠藤康と昌子源を副将に任命し全幅の信頼を置く。
「信頼しています。ボールが落ち着くところもセットプレーも彼の経験には信頼を置いてます。ヤスだけじゃなく、満男もそうだけど、どのタイミングでも自信を持って送り出せる選手」。

今季は怪我などで苦しんだ時期も長かったが、シーズンが佳境に近づいたところで前節に引き続き先発が予想される。しかし、遠藤はあくまで自然体のままだ。
「あとホームで2つしか試合がない。サポーターに見せられるのも3試合。みんなが見てておもしろい試合を見せたい。その結果、優勝できたら良い」。
力みとは無縁のその様子は、ピッチでのプレーと全く同じだった。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第32節
11月5日(日)14:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ

【鹿島 vs 浦和】 ウォーミングアップコラム:力むことなく自然体で。遠藤康が示す勝負所での経験値

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