日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年11月6日月曜日

◆大迫フル出場 ケルン、ホッフェンハイムに敗れる(スポニチ)




 サッカーのドイツ1部リーグでケルンの大迫勇也は5日、ホームで行われたホッフェンハイム戦にフル出場した。チームは0―3で敗れた。(共同)

大迫フル出場 ケルン、ホッフェンハイムに敗れる

◆[AFC U-19選手権予選]U-18日本代表vsU-18モンゴル代表試合記録(ゲキサカ)




【AFC U-19選手権予選I組第1節】(モンゴル)
U-18日本代表 7-0(前半3-0)U-18モンゴル代表

<得点者>
[日]原大智(13分)、オウンゴール2(37、51分)、郷家友太(41分)、安藤瑞季(46分)、谷口栄斗(67分)、田中陸(86分)

観衆:500人
<出場メンバー>
[U-18日本代表]
先発
GK 1 大迫敬介
DF 4 橋岡大樹
DF 16 川井歩
DF 19 荻原拓也
DF 21 谷口栄斗
MF 10 齊藤未月
MF 13 堀研太
(64分→MF 6 田中陸)
MF 14 郷家友太
(64分→MF 8 藤本寛也)
MF 17 川村拓夢
FW 15 原大智
(82分→9 田川亨介)
FW 18 安藤瑞季
控え
GK 12 若原智哉
GK 23 猿田遥己
DF 2 杉山弾斗
DF 3 石原広教
DF 22 中村勇太
MF 7 伊藤洋輝
MF 20 杉浦文哉
FW 11 安部裕葵
監督
影山雅永
Not Playing
DF 5 阿部海大

[AFC U-19選手権予選]U-18日本代表vsU-18モンゴル代表試合記録

◆降格圏の大宮が伊藤彰監督を解任、後任には元鹿島・石井正忠氏…強化本部長も交代(サッカーキング)


石井正忠監督

 大宮アルディージャが5日、伊藤彰監督と松本大樹強化本部長の解任を発表した。

 大宮は明治安田生命J1リーグで3試合を残して5勝9分け17敗で降格圏の17位。クラブは降格圏脱出を目標にし、5月には成績不振で渋谷洋樹監督を解任し、伊藤監督を就任させていた。しかし、同監督の下で大宮は18試合で3勝8分け7敗と勝ち星を伸ばせなかった。大宮はリーグ戦残り3試合を残して成績不振のため伊藤監督の解任に踏み切ったと発表している。

 監督の後任には昨季J1年間王者の鹿島を率いた石井正忠氏、強化本部長の後任には2015年より同クラブの強化本部でスカウトを担当していた西脇徹也氏が就任すると発表した。

 伊藤監督はクラブ公式サイトを通じ「5月末の監督就任から約5か月が経過し、いまだにJ2降格圏にいることに、そして3試合を残してクラブを去ることに、本当に申し訳ない気持ちです。新体制の下で残り3試合を全員が一つになって戦い、J1残留を勝ち取ってくれることを心から願っています」とコメントを発表した。

 石井監督は2015年7月から2017年5月までJ1鹿島の監督を務め、2016年にはJ1年間王者、クラブW杯準優勝など輝かしい結果を残した。

 代表取締役の森正志氏は「伊藤監督には、チームを立て直すという強い思いで監督を引き受けていただき、力を尽くしていただきましたが、監督就任後の成績は明治安田J1の18試合で3勝8分7敗(勝点17)と、思うような結果につながっておりません。試合結果と試合内容を鑑み、残り3試合というタイミングではありますが、何としてもJ1に残留するために監督交代を決断しました」と公式サイトで説明している。

降格圏の大宮が伊藤彰監督を解任、後任には元鹿島・石井正忠氏…強化本部長も交代

◆鹿島DF昌子源、“悲鳴”にも似た声援に感謝「怖かったけど、本当に助かった」(GOAL)




鹿島アントラーズに所属する日本代表DF昌子源が、無失点での勝利に胸をなでおろしつつ、サポーターに感謝を語った。

鹿島は5日、明治安田生命J1リーグ第32節で浦和レッズと対戦。首位を走る鹿島にとって勝利が求められる試合で、守備陣は浦和の強力な攻撃陣をシャットアウト。終盤に生まれたレアンドロのゴールを守りきって、1-0で勝利した。

フル出場で無失点勝利に貢献した昌子はカシマサッカースタジアムに詰めかけたファンの悲鳴にも似た声援が、チームを後押ししたと感謝の言葉を述べる。

「特にセットプレーの時とかね、悲鳴が聞こえそうなくらいでしたね。俺らも怖かったけどそういう時こそ、一番大きい声量で後押ししてくれましたし、本当に助かったかなと。昨日からすごい人も来てくれてね、後押しをしてくれたんでそれにどうしても応えたかったです」

暫定で2位川崎フロンターレと勝ち点7差をつけた鹿島。残り2試合となり、優勝の二文字は現実味を帯びてきたが、昌子は「何も達成していないことを忘れてはいけない」と気を引き締める。

「残り2節ありますし、浮かれて1試合でも負けるとまた苦しくなるんで、しっかり残り2節を勝つっていう、勝って終わるっていうのをまた皆さんも分かって欲しいなと。川崎の結果次第だと思わずもう、川崎は勝つと思って準備しとった方が良いと思います。常に気が張った状態で準備するっていうのがすごい大事と思うし、残り2節で気が抜けても意味がないと思うんで、それを達成したいなと思います」

鹿島DF昌子源、“悲鳴”にも似た声援に感謝「怖かったけど、本当に助かった」

◆浦和撃破の鹿島、J1記録に並ぶシーズン23勝目…歴代最多勝ち点も視野に(サッカーキング)




2017.11.05 14:00
県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 1 終了 0 浦和レッズ

 5日に行われた明治安田生命J1リーグ第32節で、鹿島アントラーズと浦和レッズが対戦。ホームの鹿島が1-0と勝利を収め、J1連覇に前進した。

 ブラジル人MFレアンドロの決勝ゴールで浦和を破った鹿島。今節の勝利は、今季のJ1における23勝目。クラブ新記録を樹立するとともに、現行の34試合制におけるJ1のシーズン最多勝利記録に並んだ。過去には2015年のサンフレッチェ広島、2016年の浦和レッズがシーズン23勝を記録している。

 浦和がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝に進出した関係で、他16クラブに先駆けて行われた一戦。鹿島は勝ち点を「70」に伸ばし、2位・川崎フロンターレとの差を暫定7ポイントに広げた。鹿島は26日の第33節・柏レイソル戦で勝利を収めれば、連覇が決まる。また、18日に行われる第32節で川崎フロンターレがガンバ大阪に敗れた場合も、優勝が決定する。

 なお、J1の歴代最多勝ち点記録は「74」で、2試合を残している鹿島は記録更新の可能性を残している。あと1勝でJ1連覇、そして2連勝を果たせば歴代最多勝ち点記録を樹立することができる。果たして、どのような結末を迎えることになるだろうか。

浦和撃破の鹿島、J1記録に並ぶシーズン23勝目…歴代最多勝ち点も視野に

◆鹿島DF昌子、2連覇王手も「まだ何も成し遂げていない」(ゲキサカ)




[11.5 J1第32節 鹿島1-0浦和 カシマ]

 ワンチャンスをモノにした。ともに相手守備を攻略し切れず、スコアが動かないまま試合が進むが、後半35分にMFレアンドロが値千金の決勝弾を叩き込み、鹿島アントラーズは勝利を手繰り寄せた。

「今日の試合は硬い試合になった」と振り返ったDF昌子源は、「1回のチャンスで得点するか、失点するかと思っていたので、隙を見せた方が負けると思っていた。最後まで集中した僕たちが勝利を手にしたのかなと思う」と粘り強く戦って勝ち点3を手にし、充実した表情を見せた。

 この日の勝利で2連覇に王手を懸けた。昨季は年間首位の浦和に勝ち点15差をつけられて年間3位に終わりながらも、チャンピオンシップを勝ち上がってリーグ制覇を成し遂げた。「『気持ち良い優勝だったか?』と聞かれると、思い返すと少しモヤモヤした感じもあった」ようだが、1シーズン制での優勝まで間近に迫った。

 しかし、「まだ何も成し遂げていない」と表情を引き締め直す。「まだ、僕たちの優勝が決まったわけではない。しっかりと目の前の試合、1試合1試合を戦い、残り2試合勝つだけです」と第33節柏戦、そして最終節磐田戦での必勝を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)

鹿島DF昌子、2連覇王手も「まだ何も成し遂げていない」

◆鹿島、18日にも連覇!代表5人“最強”浦和を完封(サンスポ)


鹿島、18日にも連覇!代表5人“最強”浦和を完封(1)

 明治安田J1第32節(5日、鹿島1-0浦和、カシマ)鹿島、最強の証し!! 首位鹿島が、日本代表5人を擁す浦和に1-0で勝利。2連勝で勝ち点70とし、2位川崎との差を7に広げた。18日に川崎がG大阪に敗れると、同日に試合がない鹿島の2年連続9度目の優勝が決まる。浦和のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出により、前倒しで開催されたが、国内最強はやはり、鹿島だ。

鹿島、18日にも連覇!代表5人“最強”浦和を完封(2)

 爽快な気分の鹿島サポーターが勝ちどきをあげる。連覇に向けて大きな勝ち点3だ。勝ち点70に達したのは、実に10年ぶり。日本代表DF昌子が完封勝ちに胸を張った。

 「1回でも隙を見せたら負けていた。1センチのポジション取りが勝敗を分けると思い、細部に注意を払った」

 ホームに浦和を迎えた大一番。後半35分にDF西の右クロスを、遠いサイドに走り込んだFWレアンドロが右足でダイレクト弾。相手の注意がゴール前のFW金崎、FW鈴木に向いた一瞬を逃さなかった。

 鹿島の抜け目のなさは得点シーンだけに留まらない。歓喜に沸くスタンドを尻目に、昌子はベンチの大岩剛監督とヒソヒソ話。「守備のやり方を確認した」。浦和がロングボールを多用すると読み、自陣にブロックを敷くことを選択した。後半ロスタイムにはGK曽ケ端が警告覚悟で遅延プレーを遂行。憎らしいほどの手堅さだ。

 昨季は年間順位で浦和に勝ち点15差をつけられて3位。チャンピオンシップで“下克上優勝”を果たしたものの、「少しモヤモヤが残った」と昌子は述懐する。相手は日本代表に5人が選ばれた直後だったが、今季は公式戦4戦全勝とチーム力の差を見せつけ、モヤモヤも秋晴れの空とともに払拭した。

 これで18日に2位川崎がG大阪に敗れれば、鹿島の連覇が決まる。同日に試合がない鹿島にとって異例の展開だ。「きょう勝ったことで、川崎に少なからずプレッシャーを与えられた」と昌子。その表情は自信に満ちていた。 (浅井武)

鹿島・大岩監督
「非常に締まった内容で、素晴らしいゲームだった。前線からアグレッシブにいった結果、主導権を握る時間が多くできた」

鹿島、18日にも連覇!代表5人“最強”浦和を完封

◆【鹿島】鉄壁!被シュート3本でクラブ最多タイの14完封 18日にも連覇&20冠(報知)




 ◆明治安田生命J1リーグ 第32節 鹿島1―0浦和(5日・カシマスタジアム)

 浦和のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦(18、25日)進出を受け1試合だけ前倒しで開催され、鹿島が浦和を1―0で下し2連勝。18日に川崎がG大阪戦(等々力)で敗れれば、J1史上初めて試合開催日以外に優勝が決まる。後半35分のMFレアンドロ(24)の決勝点を、日本代表DF昌子源(24)を中心とした守備陣がクラブ最多タイとなる今季14試合目の無失点で守り切った。

 鹿島の鉄壁の守備が呼んだ決勝点だった。ボール支配率では浦和に上回られたがDF昌子が浦和エースFW興梠に仕事をさせず、DF植田は空中戦で強さを発揮。中盤から前も有効的なパスを回させなかった。被シュートは3本。安定した守備から後半35分にMFレアンドロが右足ダイレクトボレーで決勝点を挙げた。レアンドロは「ゴールは誰が決めても良かった」と全員でもぎ取った勝利を強調した。

 今季14試合目の無失点。Vゴール方式が廃止された03年以降で、08、09年のクラブ記録に並んだ。原動力は日本代表でも主力を務める昌子だ。「成長できたのは(興梠)慎三さんのおかげ」。プロ1年目の11年、当時鹿島に所属していた興梠に練習で「化け物か、違う競技の選手かと思うくらい速かった」と洗礼を受け「止めなきゃ試合に出られない」と思わされた。

 それから約6年。海外サッカーの映像を見て学び、昨年のクラブW杯決勝ではRマドリードFWのポルトガル代表C・ロナウドとも1対1で負けなかった。この日も今季20得点で得点ランク1位につける興梠から先を読んだ守備でボールを奪い、確かなポジショニングからスピードあるプレーを封じた。「慎三さんに何もさせなければ、浦和の攻撃は手詰まりになる」と成長を見せつけた。

 対浦和で公式戦5連勝を飾り、18日に川崎がG大阪に敗れれば連覇と通算20冠が決まる。J1で初めて試合開催日以外に優勝が決まる可能性があるが、昌子は「まだ何も成し遂げていない。川崎さんが勝つと思って準備しないといけない」と油断はない。柏戦(26日・カシマ)で勝てば、川崎の結果にかかわらず自力で優勝が決まる。1シーズン制でクラブ最多の今季23勝目にも浮かれることなく、目の前の勝利だけを追求する。(内田 知宏)

【鹿島】鉄壁!被シュート3本でクラブ最多タイの14完封 18日にも連覇&20冠

◆殊勲の決勝弾、鹿島MFレアンドロ「チームとして勝ち得た得点」…謙虚な姿勢を貫き優勝へ(GOAL)




値千金の決勝点をマークした鹿島アントラーズMFレアンドロが試合を振り返った。

鹿島アントラーズは5日の明治安田生命J1リーグ第32節で、浦和レッズに1-0で完封勝利した。決勝点を挙げたレアンドロが試合を振り返った。

ホームに浦和を迎えた首位の鹿島は、勝てば2位・川崎フロンターレとの勝ち点差を暫定で7に広げることができる。しかし、なかなか決定的なチャンスが作れず、終盤までスコアレスの緊迫した戦いが繰り広げられた。

「僕らが得点するかもしれないし、失点するかもしれないというような拮抗した状況だった。そういう意味では、五分五分の試合展開だったと思う」と試合を振り返るレアンドロ。

それでも80分、鹿島は西大伍の右からのクロスをレアンドロが合わせて均衡を破ると、その後の浦和の反撃をゼロに抑えて完封勝利を飾った。

決して簡単ではないゴールを難なく決めたレアンドロだが「難しいボールで速いボールだったので、普通だったら慌てて思いっきり蹴っていたかも。でも、慌てず当てるだけを意識して低い弾道でいけた」とゴールシーンを回想。

「たまたま僕がこの試合のご褒美をもらった。誰でも良かった」と、謙虚な姿勢を見せるレアンドロは、チームで働く精神を忘れない。「自分が得点することができましたけど、全員がボールを保持するための戦いを制していて、そこで保持したことでチームにチャンスが回ってきた。だから、チームとして勝ち得た得点でもある」とチームで奪ったゴールであると強調した。

今季期限付き移籍で加入した23歳のブラジル人アタッカーは、リーグ戦で11ゴール目をマーク。チームに欠かせない存在となっている。

「結果を出せるんじゃないかと自信を持って来日した。アントラーズというクラブの手助けになれればなという気持ちでやってきたので、引き続き謙虚な気持ちを持ちながらやり続けることができればと思う」

今日の勝利で「何かを勝ち得たわけではない」と話し、「引き続き残り試合を勝って優勝を確実にできればいいと思います」と残り2試合に向けて、強い気持ちを示していた。

殊勲の決勝弾、鹿島MFレアンドロ「チームとして勝ち得た得点」…謙虚な姿勢を貫き優勝へ

◆鹿島が連覇に王手! 交代策当たり、レアンドロの80分弾で浦和撃破(サッカーキング)


レアンドロ

2017.11.05 14:00
県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 1 終了 0 浦和レッズ

 明治安田生命J1リーグ第32節が行われ、鹿島アントラーズと浦和レッズが対戦した。

 浦和がACL決勝を19日に控えているため、変則日程で行われたこの一戦。前半、鹿島は金崎夢生にチャンスが生まれ、遠藤康がGKの逆をついたポスト直撃のFKを放つなどやや優勢に試合を進める。浦和は興梠慎三、ラファエル・シルバが決定機を迎えるがゴールにはつながらない。

 スコアレスで迎えた後半は浦和がボールを持つ時間が多くなったが、依然として膠着状態が続く。鹿島は77分に鈴木優磨を投入。すると、その鈴木のプレーがゴールにつながる。80分、鈴木のポストプレーから攻撃のスイッチが入り、右サイドの西大伍がボールを持つ。西がファーサイドへクロスを送ると、金崎が空けたスペースに走り込んだフリーのレアンドロが押し込んでネットを揺らした。

 終盤に試合を動かした鹿島がそのまま逃げ切り、1-0で勝利。2位川崎フロンターレに暫定で勝ち点差「7」を付け、18日に川崎がガンバ大阪に敗れれば鹿島の優勝が決定する。また、川崎が勝利した場合でも、次節に勝利すれば優勝を決まる。

 次節、鹿島は26日にホームで柏レイソルと、浦和は29日にホームで川崎と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 1-0 浦和レッズ

【得点者】
1-0 80分 レアンドロ(鹿島アントラーズ)

鹿島が連覇に王手! 交代策当たり、レアンドロの80分弾で浦和撃破

◆鹿島、連覇に王手!浦和に完封勝利 レアンドロ千金ゴール(スポニチ)


明治安田生命J1第32節   鹿島1―0浦和 ( 2017年11月5日    カシマスタジアム )


 首位の鹿島が連覇へ王手をかけた。ホームで浦和を1―0で下し、勝ち点を70に伸ばした。守備は日本代表DF昌子源(24)を中心に、日本代表FW興梠慎三(31)を軸にした攻撃力の高い浦和を完封。元ブラジル代表MFレアンドロ(24)の挙げた1点を守り切った。川崎Fが18日のG大阪戦に敗れた場合、2試合を残して連覇が決定する。 

 寸分の隙も与えなかった。浦和FW興梠との日本代表対決。DF昌子はボールを奪われた瞬間に奪い返し、スルーパスが入る瞬間に全力で走り込んで突破を食い止めた。得点ランク首位のエースをシュート1本に抑えて完封。「1個の隙でどっちかが負けると思っていた。最後集中した僕たちが勝利を手にした」と冷静に振り返った。

 勝てば連覇に向けて前進する一戦。緊張感が高まった展開で、目の前に立っていたのは、特別な思いを持つ相手だった。プロ1年目のキャンプ。当時鹿島に在籍していた興梠と練習中に初めてぶつかった時の衝撃は、今も忘れられないという。「ぶち置いていかれた」。自信を持っていた快足が通用せず、途方に暮れた。「この人を止める」――。プロに入って初めて立てた目標を、大一番で達成した。

 試合序盤から中盤で激しい競り合いが続く中、MFレアンドロのゴールが決まると真っ先に大岩監督の元に寄り、ブロックを引いて守りを固める意思を周囲に伝達。DFリーダーとして冷静に試合をコントロールした。

 チームは大岩監督の就任後から一度も負けることなくリーグ戦ホーム9連勝。うち8試合は完封で、1失点しかしていない。Vロードを突き進む原動力は、間違いなく24歳が支える堅守だ。日本代表の欧州遠征に向けても弾みをつける完封劇。「試合に出て、世界レベルを肌で感じたい」。大仕事を一つ終えた24歳は、次なるバトルに視線を向けていた。

 《残り2戦のうち1勝でもV》首位鹿島が浦和に1―0で勝利。勝ち点を70とし、消化が1試合少ない2位川崎Fとの勝ち点差を7に広げた。鹿島は残り2試合のうち1試合で勝利すれば、川崎Fの結果に関係なく優勝が決まる。現時点での最速優勝決定日は今月18日。同日に川崎FがホームでのG大阪戦に●ならば、この日は試合予定のない鹿島の2年連続9回目となるJ1リーグ戦年間王者が決定。それ以外は第33節(同26、29日)以降へ持ち越しとなる。J1リーグでは試合のない日に優勝が決まった例は過去に一度もないが、果たしてどうなるか。


鹿島、連覇に王手!浦和に完封勝利 レアンドロ千金ゴール

◆鹿島レアンドロ「目標を達成」V弾でホーム難敵撃破(ニッカン)




<明治安田生命J1:鹿島1-0浦和>◇第32節◇5日◇カシマ

 鹿島アントラーズMFレアンドロ(24)が値千金のゴールを挙げた。DF西の右後方からのロングボールに、大外から飛び込み、右足を合わせた。「難しい、速いボール。普通なら慌てて、思い切り蹴りたくなる状況だったけど、慌てず当てることだけを意識して、低い弾道で行った」。ボールはGK西川の股をすり抜けた。

 浦和レッズには今季3戦して全勝とはいえ、ホームでは10年以来、勝てていない難敵でもあった。優勝に王手をかける一撃に「得点はうれしいけど、それよりも勝ち点3をしっかり取る目標を達成できたことが良かった。たまたま僕がご褒美をもらったけど、誰でも良かった」と笑った。

鹿島レアンドロ「目標を達成」V弾でホーム難敵撃破

◆【動画】連覇へ王手…鹿島がレアンドロ弾で連勝!宿敵・浦和を下す/J1リーグ第32節(GOAL)


連覇へ王手、鹿島がレアンドロ弾で連勝!宿敵・浦和を下す

5日に明治安田生命J1リーグ第32節が行われ、鹿島アントラーズが浦和レッズに1-0で勝利した。

■J1第32節 鹿島 1-0 浦和

鹿島:レアンドロ(80分)
浦和:なし

5日に明治安田生命J1リーグ第32節が行われ、鹿島アントラーズと浦和レッズが対戦。試合は1-0でホームの鹿島が勝利した。この勝利で鹿島は、2位・川崎フロンターレとの勝ち点差を暫定で7に広げ、連覇に向けて王手をかけている。

浦和が19日、25日にホーム&アウェイで行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝を控えているため、18日に開催される他8試合に先駆けて行われた。昨季Jリーグチャンピオンシップ決勝で覇権を争った両チームが、終盤の大事な局面で相見えることとなった。

現在、勝点67で首位を走る鹿島は、2位の川崎Fに4ポイント差をつけている。今節、浦和に勝利すれば勝ち点を暫定で7差に広がり、18日にガンバ大阪戦を控えている川崎Fが敗れると、その時点で鹿島のリーグ連覇が決定する。自力で優勝を手繰り寄せるためにも、宿敵・浦和をホームで叩いて、川崎Fの結果を待ちたいところだ。

一方の浦和は直近6試合無敗で7位まで浮上。ACL出場圏内となる3位・セレッソ大阪との勝ち点差は「8」と、数字上では3位浮上のチャンスを残している。今季のACLではタレント軍団・上海上港を下し、10年ぶりのファイナルへ進出。堀孝史監督のもと、当時の不調から見事に立て直した。少しでも上の順位でフィニッシュするために、残り3試合を必勝態勢で臨みたい。

鹿島は前節の北海道コンサドーレ札幌戦と同じメンバーとなり、浦和はマウリシオが最終ラインに復帰。日本代表に選出された長澤和輝が3試合連続先発出場を果たした。

試合は5分、浦和は、右サイドから遠藤航がクロスを供給すると、興梠慎三がヘディングシュートを放ったが、惜しくもクロスバーを越えてしまう。一方の鹿島は9分、FKのチャンスを遠藤康が左足で直接狙うが、ポストに嫌われ先制点奪取とはならない。

鹿島は前線の金崎夢生、浦和は興梠にボールを集めるが、両チームともにDF陣が局面で体を張り、試合はこう着状態に。29分、鹿島は遠藤が右足でクロスを上げると、金崎が飛び込んで合わせたが、これはオフサイドの判定となってしまう。前半終了間際、浦和は興梠のパスをPA内で受けたラファエル・シルバがシュートに持ち込もうとするが、最後は防がれ、得点には至らない。結局前半はスコアレスで終了した。

後半に入ると、ホームの鹿島が攻勢に出る。52分、左サイドでボールを持ったレアンドロがPA手前右に走り込んだ土居聖真にパスを送ると、受けた土居が左足一閃。しかし、これは日本代表GK西川周作のセーブに遭う。さらに57分、同じくレアンドロが左サイドから金崎にパスを送ると、金崎がPA手前からシュートを放つ。しかし、これは枠をとらえられない。後半も中盤で激しい球際の争いが続く。

終盤に入り80分、ついに試合の均衡が破れる。鹿島は、右サイドから西大伍がクロスを上げると、ファーサイドに走り込んでいたレアンドロが右足で合わせる。これが決まり、ホームの鹿島が先制に成功する。

ビハインドを負った浦和は85分、遠藤のスルーパスに抜け出したズラタンが、GKをかわしたが、無人のゴールに流し込めず。決定的なチャンスを逃してしまう。

試合はそのまま終了。鹿島がレアンドロの決勝点を守りきり、浦和を下して連勝。2位の川崎フロンターレとの勝ち点差を暫定で7に広げ、プレッシャーをかけている。一方の浦和は7試合ぶりの黒星。来季のACL出場圏内となる3位浮上の可能性がなくなった。

◆鹿島 連覇へ大きく前進 2位と勝ち点7差 18日に川崎F●で9度目V(スポニチ)




 明治安田生命J1リーグは5日、第32節第1日の1試合がカシマスタジアムで行われ、鹿島が1―0で浦和を下して2連勝。連覇に大きく前進した。変則日程の今節は18日に残り8試合が行われ、2位の川崎Fがホームで行われるG大阪戦に敗れると、鹿島の2年連続9度目となるリーグ優勝が決まる。

 鹿島は後半35分、DF西が右からクロスを上げ、ファーサイドに走り込んだMFレアンドロが右足で合わせてシュート。ボールは相手の日本代表GK西川の両足の間を抜けてゴールに吸い込まれた。その1点を守り切って勝利した鹿島の勝ち点は70に到達。同63の2位・川崎Fとの勝ち点差は試合前の「4」から「7」へと広がった。

 レアンドロのゴールが決まった瞬間、ガッツポーズを見せた大岩剛監督(45)は「試合を通して非常にいい試合ができていたので、レアンドロのゴールはすごくうれしかったですね」と試合を振り返り「1つ1つのディテールのところですごくきちっと自分たちのやりたいことが出来ていたんじゃないかなと思います」と勝因を分析した。

 今季11点目が貴重な決勝点となったレアンドロは「西がコントロールしたところでクロスを上げるだろうという雰囲気を出したので迷わずポストに走って、あとは彼がクロスを上げて来ると信じて冷静に決めることができた」とホッとした様子。「全員で勝ち取った得点で勝利。全員で一生懸命やった成果というのは良かったと思います」と喜んだ。

 試合のない18日にも連覇が決まる。だが、大岩監督は「何回も言っているが、残り2試合、次の試合に向けて、柏戦に向けて準備したいと思います」と川崎Fの結果は気にせず。ホーム最終戦となる次節・26日の柏戦(カシマ)を見据えた。

鹿島 連覇へ大きく前進 2位と勝ち点7差 18日に川崎F●で9度目V

◆鹿島、浦和撃破し優勝へ王手!今節には決定の可能性も(フットボールチャンネル)


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 5日、明治安田生命J1リーグ第32節の試合が行われ、首位鹿島アントラーズがホームに浦和レッズを迎えた。

 他会場の結果次第では今節にも優勝を決めることができる鹿島にとって、強豪浦和とのこの1戦は非常に大きな意義を持つ試合となった。対する浦和は、わずかに残るACL出場権の可能性を掴むためにも負けられない試合であった。

 優勢に出たのは鹿島。9分、右サイドからのフリーキックを蹴った遠藤は、中に合わせると見せかけて直接ニアにシュート。惜しくもポストに弾かれゴールとはならなかった。

 さらに17分、18分には立て続けにレオ・シルバのパスをもらったレアンドロ、金崎がシュート。これも相手の守備陣の妨害に遭いなかなか点は奪えなかった。

 前半は鹿島が支配率44%と若干下回ったものの、シュート数では浦和の1に対し5本打っており、後半へ可能性を残したままハーフタイムへと入った。

 後半は前半よりもオープンな展開に。カウンターの機会が増える中で、両チームなかなか最後の点を取ることができない。

 しかし80分。遂に均衡が崩れる。右サイドからの西のクロスに、ファーサイドに飛び込んだレアンドロが合わせゴール。鹿島にとっては待望の先制点となった。

 その後鹿島はきっちり守って、最終的なスコアは1-0。鹿島は勝ち点3を掴み、2位川崎との勝ち点差を暫定7に。18日に行われる川崎フロンターレ対ガンバ大阪の試合で川崎が負ければ、鹿島の優勝が決定することとなる。

【得点者】
80分1-0 レアンドロ(鹿島アントラーズ)

【了】

鹿島、浦和撃破し優勝へ王手!今節には決定の可能性も

◆2017明治安田生命J1リーグ 第32節(オフィシャル)


明治安田J1 第32節

レアンドロが会心のボレー弾!鹿島、満員のカシマで浦和を撃破!

鹿島が極めて重要な意味を持つ勝ち点3を獲得した。他16クラブに先駆けて戦った、J1第32節。カシマスタジアムに浦和レッズを迎え撃つと、スコアレスで迎えた80分にレアンドロが会心の右足ボレーを決める。1-0。チーム一丸で勝利を掴み取り、今季23勝目を挙げた。勝ち点は70に到達し、2位・川崎Fとの差は暫定7ポイントとなった。

鹿島は10月後半のアウェイ3連戦を締めくくる札幌戦で、力強く再出発を遂げた。21日の横浜FM戦で打ち合いに屈し、25日には神戸を相手に痛恨の敗戦。リードを守り切れずに延長戦に突入し、PK戦の末に敗れて天皇杯連覇という目標を失った。屈辱にまみれた2試合を経て迎えた札幌戦は、真価を問われる90分だった。三竿健斗のプロ初スコア、そして金崎が決めた意地の決勝弾。2-1。北の大地まで足を運んだ背番号12とともに、気迫に満ちた戦いで勝ち点3を掴み取った。残りは3試合。「目の前の試合に集中して、残り全てで勝つ」と、選手たちは異口同音に決意を述べていた。

札幌から帰還した選手たちは、10月31日に練習を再開。穏やかな秋晴れに恵まれ、ひたむきにボールを追う日々が続く。高水準での切磋琢磨に終わりはない。充実の時を過ごす健斗は「練習も良い雰囲気でできている」と手応えを語り、「このクラブはタイトルを獲らないといけない。それに全てを懸けている」と、勝利への決意を言葉に紡いでみせた。

試合前日のクラブハウスは、スタジアムさながらの熱気に包まれた。横断幕やビッグフラッグでの鼓舞がボルテージを高めていく。「札幌戦でもサポーターの皆さんがたくさん来てくれて、大きな声で応援してくれた。明日の浦和戦はホームで戦える。サポーターの皆さんの力を借りて、一緒に戦いたい。一緒に戦ってほしい」と、大岩監督は信頼を語った。聖地を歓喜で包むために――。チーム一丸で臨む、大一番が始まる。

重要な意味を持つ一戦、指揮官は前節と同じ先発メンバーを指名した。GKは曽ケ端、最終ラインは西と植田、昌子、山本が並ぶ。ボランチは健斗とレオ シルバ、2列目は遠藤とレアンドロのコンビ。そして前線は金崎と土居が2トップを組み、虎視眈々とゴールを狙う。ベンチにはGKのクォン スンテとブエノ、伊東、永木、中村、小笠原、鈴木という面々が座る。



三連休の最終日、鹿嶋は穏やかな青空に恵まれた。大一番を前にした高揚感と緊張感がカシマスタジアムを包んでいく。総力戦で勝利を収め、是が非でも勝ち点3を――。アントラーズレッドの背番号12が続々と足を運び、ボルテージを高めていった。ウォーミングアップに臨む選手たちに、勝利への渇望と情熱が降り注がれていく。チケットが完売となった聖地は、最高の雰囲気に包まれていた。誇りに満ちたチームコール、そして四方を舞うタオルマフラー。舞台は整った。アントラーズファミリー全員で、一丸となって勝利を掴み取りに行く90分だ。

14時3分、キックオフのホイッスルが鳴り響いた。鹿島は立ち上がりから攻守両面で激しいボディコンタクトを繰り返していく。拮抗した展開となったが、最終ラインでのビルドアップから攻撃を組み立てる浦和に対し、連動したプレスで応戦。スピードを上げてボールを狩り取りに行くプレー、そしてブロックを組んで対応するタイミングを全員が理解し、両者を明確に使い分けることで攻撃の芽を摘んでいった。









最初の決定機は9分だった。ペナルティーエリア右外で得たFK、キッカーは遠藤。「サポーターも気合いが入っている」と背番号12の思いとともにピッチに立ったゲームキャプテンは、意表を突いてゴールを狙った。角度のないところから放たれた強烈な一撃は枠を捉えたが、惜しくも右ポストに弾かれてしまった。とはいえ、アイデアと決意が詰まった左足がゴールへの予感を漂わせた。

高い集中力で試合に入った鹿島は、次第に浦和を低い位置へと押し込んでいった。敵陣でセカンドボールを拾う場面も増え始め、サポーターの待つゴールへと迫っていく。17分にはレオの突破からレアンドロがラストパスを受け、ペナルティーエリア正面から左足シュート。相手DFにブロックされたものの、鮮やかな連係を見せた。18分にもエリア左手前からレオがスルーパスを通し、抜け出した金崎が左足で狙う。こぼれ球に金崎も詰めていたが、相手GKに阻まれてしまった。







均衡が破られることなく、緊張感がピッチを包む。スコアレスのまま30分が経過すると、浦和に押し込まれる場面も増え始めた。それでも鹿島はレオと健斗のボランチ陣が激しいボディコンタクトでミドルゾーンを制圧。出足の速いプレスを繰り返し、セカンドボール奪取を連発して存在感を誇示してみせた。最終ラインの背後へスルーパスを出されても、昌子と植田のセンターバックコンビが集中力を切らさず、しっかりと身体を張ってカバー。曽ケ端も的確な判断と鋭い飛び出しでスペースを埋めた。

0-0。前半45分でスコアが刻まれることはなかった。満員のカシマスタジアムは大一番にふさわしい高揚感を纏ったまま、ハーフタイムを迎えた。





再び戦いの場へと帰還した選手たちに、大きなチームコールが降り注がれた。誇り高き背番号12の情熱を背に、鹿島は後半も積極的に攻勢をかけた。左サイドの山本がオーバーラップを繰り返し、対面のラファエル シルバとのマッチアップで冷静かつ力強い突破を見せた。ファウルを受けて痛む場面も少なくなかったが、熱い闘志とともに走り続ける背番号16が意地と気迫を示してみせた。



スコアレスのまま、残り30分を切った。次第にスペースが空き始め、白熱の打ち合いが展開されていく。それでも、前半から変わらずセカンドボールの攻防を制し続けていた鹿島が、決定機を作られることはなかった。遠藤やレアンドロも献身的なプレスバックでサイド攻撃を封じ、土居と金崎は前線で身体を張る。そして、満員のホーム側スタンドは勝利への思いを叫び続けた。チーム一丸で、ゴールを目指して戦い続けた。









勝負は終盤へ。大岩監督は78分、土居に代えて鈴木を投入。背番号9をピッチに送り出した交代策は、ゴールへの決意をチームに刻み付けるメッセージでもあった。すると2分後、歓喜の瞬間が訪れる。右サイド深くでボールを持った西がクロスを上げると、鈴木がペナルティーエリア中央で反応。激しい競り合いとなったが、ボールは頭上を越えた。そこに走り込んでいたのが、背番号11だった。レアンドロ、右足ボレー。相手GKの股下を抜くファインゴールがゴールネットを揺らす。満員のカシマスタジアムが揺れる。1-0。アントラーズファミリー全員で掴み取った、気迫に満ちたゴールだった。













残り10分強、やるべきことは全員が理解していた。リードを奪った大岩監督は伊東を右サイドバックに配し、永木を中盤に送り出して活力を注入。激しいプレスと献身的な守備、そして冷静なボールキープで時計の針を進めていった。4分と表示されたアディショナルタイムも、ビジターチームがスコアを刻むことはなかった。













1-0。極めて重要な大一番で任務を完遂し、会心のウノゼロを演じた鹿島が、計り知れない価値を持つ3ポイントを獲得した。2位・川崎Fとの勝ち点差は7に広がり、残りは2試合。J1は18日に再開するが、鹿島は26日の第33節までインターバルを挟むこととなる。11月26日、カシマスタジアムで柏と激突する一戦は、聖地で戦う今季最後の90分だ。まずは心身の充電に努め、そして勝利だけを見据えて準備を進めていく。チーム一丸の歩みは続く。鹿嶋の空に歓喜を響かせるために。アントラーズファミリー全員で、最高の景色へ到達するために。







【この試合のトピックス】
・J1での浦和戦は今季2戦2勝。リーグ戦での連勝達成は2009年以来8年ぶりで、ホームでの勝利は2010年以来7年ぶりだった。なお、浦和との今季公式戦は4戦4勝で、昨季のチャンピオンシップ決勝第2戦から5連勝となった。
・32試合目で、クラブ新記録となる23勝目を挙げた。現行の34試合制になってからは2007年の22勝(6分6敗)が最高だったが、残り2試合時点で更新に成功した。また、23勝はリーグ歴代首位タイで、2015年の広島、2016年の浦和と並んだ。
・勝ち点が70に到達し、34試合制におけるクラブ史上2番目の記録となった。2007年の72に次ぐ数字。
・レアンドロが9月23日のJ1第27節G大阪戦以来の今季11得点目を挙げた。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・守備の時に、ボールを取りに行く時と行かない時をはっきりさせること。
・相手ディフェンダーの間でボールを受けたあと、サイドをうまく使って攻めよう。
・後半はもっと低いミドルシュートを打っていこう。

浦和レッズ:堀 孝史
・悪いゲームではない。
・ねばり強く戦えている。続けて行こう。
・守備の部分でもう少し規制しよう。


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
非常に締まった試合で、お互いに内容もすばらしかったと思う。そのなかで、自分たちから積極的にアクションを起こしていこうと話していた。その通りに前線からアグレッシブにいってくれた結果、ゲームの中で主導権を握る時間が多くなったと感じている。

Q. 次節勝てば優勝というところまでこぎつけたが、要因は?

A. ひと言で伝えるのは難しいが、(就任してから)ホームで負けていないと思う。ホームのサポーターの力は非常に大きく、ホームで安定して勝っていることが非常に大きい。選手たちには、毎試合、自分たちから色々なアクションを起こそうと話をしている。それが、誰が試合に出ても積極的なプレーができている要因の一つだと感じている。所属している選手全員、総力戦で戦っている。競争、緊張感があることも要因だと思う。

Q. 3万3,000人以上の来場者があった。サポーターにメッセージを。

A. 非常に多くのサポーターがスタジアムに来てくれた。ホームで戦う上で、非常に大きな力になっている。それが勝利につながっている。スタジアムに来れない人、DAZNで応援してくれている人を含めて、アントラーズファミリーとして戦っている。ホーム最終戦、皆さんの力を借りて勝利をつかめるようにやっていくので、また応援してほしい。


浦和レッズ:堀 孝史
我慢強く戦い、もう少しというところだったが、力が足りず残念だった。後半は前半よりできていたと感じていたので、ズラタンを前に入れてパワーをかけようと考えた。いい時間帯もあったので、交代のタイミングなどもう少し考えるところがあったかと思う。まだ戦いは続くので、しっかり切り替えてやっていきたい。


選手コメント

[試合後]

【レアンドロ】
浦和戦は非常に難しい試合になる。今日もタフな戦いだった。良いボールが来たので決めるだけだった。ゴールを決めたのは自分だが、全員が戦いを制していった結果、チャンスが巡ってきた。チームとして勝ち得た得点だった。最大の目標だった勝ち点3を獲得できたことが嬉しい。

【山本 脩斗】
対面する相手に1対1で負けないことを意識してプレーしている。より一層、勝ちたい気持ちを出せた。強い気持ちを持ってプレーした。みんなでサポートし合いながら、90分間集中力を切らさずにプレーしようと話をしていた。相手云々ではなく、残り2試合に勝つことだと思う。良い準備をしていきたい。

【昌子 源】
隙を見せたほうが負けると思っていた中、最後まで集中力を保って勝利を手にすることができた。昨日の練習でサポーターの皆さんが応援してくれて「勝とう、優勝しよう」というメッセージをくれた。それに応えたかった。

【植田 直通】
勝ち切ることができたのは大きいと思う。緊張感がある試合だったけど、楽しむことができた。すごく良い雰囲気を作ってもらって、サポーターの皆さんと一緒に喜べたことが嬉しい。

【土居 聖真】
今日は決勝のつもりで戦っていた。相手も気持ちが入っていて、いい戦いができたと思う。我慢強く戦えたことが勝因だと思う。サポーターの皆さんが数多く駆けつけてくれて、力になった。あと2つ勝って、優勝を決めたい。

【三竿 健斗】
個人的には大事なところでのパスミスがあったので、次への課題として前向きに捉えたい。一人一人が高い向上心を持ってやれている。残りも全て勝って優勝を決めたい。

【西 大伍】
お互いに固い感じで、チャンスもお互いに多くなかった。勝ててホッとしている。(得点の場面は)そんなに深く考えずにクロスを上げた。優磨、夢生、レアンドロと並んでいたので、線で合わせるイメージだった。

2017明治安田生命J1リーグ 第32節

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