日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年11月23日木曜日

◆北九州、4選手が契約満了で退団へ…J2で3度2桁得点の小松塁ら(サッカーキング)


小松塁

 ギラヴァンツ北九州は22日、DF石神直哉、DF弓崎恭平、FW小松塁、DF梶原夕希也の4選手について、契約満了に伴い来季の契約を更新しないことを発表した。

 石神は現在32歳。鹿島アントラーズやセレッソ大阪、大分トリニータなどでのプレーを経て、2016年より北九州に所属していた。2016明治安田生命J2リーグでは23試合出場2得点を記録したが、今季はJ3で7試合出場無得点に終わっている。20日には右腓腹筋筋挫傷で全治3カ月と診断された旨が発表されていた。

 弓崎はプロ3年目の現在25歳。福岡大学から2015年に北九州へ加入した。ルーキーイヤーはJ2で6試合に出場したが、昨季は未出場に終わり、今季も8試合出場1得点となかなか出場機会を得られなかった。

 現在34歳の小松は、身長190センチの長身ストライカー。C大阪所属時の2007年と2008年、北九州加入1年目の2015年にJ2で2桁得点をマークした実力者だが、今季はJ3で14試合出場0得点と結果を残せず。退団が決まった。

 梶原は弓崎と同じくプロ3年目の現在21歳。北九州U-18から2015年にトップチームへ昇格したが、3年間で公式戦出場の機会は訪れなかった。

 なお、各選手からのコメントについては12月9日(土)に開催される「シーズン終了報告会」にて選手本人より伝えられるとのこと。

 北九州はすでにJ2昇格の可能性が消滅。原田武男監督の今季限りでの退任も21日に発表されていた。

北九州、4選手が契約満了で退団へ…J2で3度2桁得点の小松塁ら

◆難しい選手選考、長谷部連れていけず残念/ジーコ論(ニッカン)




<W杯を知る男たち ジーコ論・下>

 06年W杯ドイツ大会で日本代表監督を務めたジーコ氏(64)は、選手時代にはブラジル代表として78、82、86年大会に出場、いくつもの名勝負を演じてきた。「ジーコ論」の2回目ではW杯への気構え、選手時代の思い出、さらに優勝候補に挙がるブラジル代表について語ってもらった。【取材=エリーザ大塚通信員】

 ジーコ氏はW杯を迎える際の気構えをこう話す。「W杯に参加する、そのステータスを得たことへの責任。責任は重くなっていくし、人々は自分の能力やキャパシティーを信じてくれる。それらを背負う覚悟が必要です」。

 もちろん選手と監督では違いもある。「選手なら体をつくり、技術を磨き、精神を鍛える。自身をベストコンディションに仕上げる必要がある。監督は全員に気を配らねばならない。落ち着いて決断を下さねばならない。サポートがあっても最終決断するのはいつも私でした。誰を選ぶのか、落とすのかなど、すべて私の決断です」。

 選手選考は難しい仕事だった。「本当に残念だったのは、既にMF陣が埋まっていたので、1人の選手を連れていけなかったこと。(当時)浦和の長谷部誠です。MFには稲本潤一、小野伸二、中村俊輔、中田英寿、遠藤保仁がそろっていたので…。若い才能を連れていけなかった。23人しか選べないので」。

 逆に選ばれる立場だった選手時代は代表発表で「アルファベット順の時はいやでしたね。Zは最後なので」と振り返る。また、幾多の栄光を重ねたジーコ氏にも、苦い思い出がある。72年ミュンヘン五輪代表に選ばれると信じていたが、落選した。「自分の世界が崩れていき、ボールを蹴ることをやめる寸前までいきました。当時まだ10代で…。予選でゴールも決めていたし、絶対に選ばれると確信していたのに」。

 W杯での思い出深い試合を2つ挙げた。78年アルゼンチン大会1次リーグ初戦のスウェーデン戦。「試合終了間際、ネリーニョのCKを受けた時に主審が笛を吹いて試合を終わらせた。その時に私がゴールに決めたヘディングは笛の後だったとされ、得点は無効にされました。ゴールだったら2-1で勝利。勝っていたら次のスペイン戦(0-0)への士気も上がった。勝っていたら(C組1位となり)2次リーグで(優勝した)アルゼンチンと同組にならなかった。もしかしたらこのヘディングシュートはW杯の歴史を変えていたのかもしれません。それが無効にされたのです!」と語気を強めた。

 一方、82年スペイン大会2次リーグでのアルゼンチン戦。「あの勝利は最高でした。アルゼンチンはいいベースを持ち、マラドーナもいた。そこで3-1で勝ったのです!」。ジーコ氏は前半10分に先制点を決めた。両チームとも4強入りを逃したが、「お互いにライバル視している相手だったので、とても重要な試合でした」。

 最後に現在のブラジル代表について、16年夏に就任したチチ監督の影響が大きいという。「彼の存在が変化を生んだ。14年W杯終了後から彼を監督にすればよかった。2年間もロスした。でも巻き返せた。選手は14年に何が起きたか理解しています」。前回大会は地元開催ながら、準決勝でドイツに1-7と歴史的大敗を喫した。「『ブラジル』という名前は必ずしも勝利に結びつかない。尊敬はされても、敵は必要ならブラジルをたたきつぶしに来る」。それでも後輩たちの成長は感じている。「私はブラジルに対して楽観的に考えている。きっと決勝まで行くと思います」。(おわり)

 ◆ジーコ 1953年3月3日、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。本名アルトゥール・アントゥネス・コインブラ。フラメンゴで活躍し、81年トヨタ杯リバプール戦で来日。83~85年はウディネーゼでプレー。ブラジル代表は76年に初選出され、通算72試合52得点。W杯では78年3位、82年2次リーグ敗退、86年8強。91年に鹿島入りし、94年引退。02年W杯後に日本代表監督になり、06年W杯は1分け2敗で1次リーグ敗退。

難しい選手選考、長谷部連れていけず残念/ジーコ論

◇【電子版】論説室から/J1アルビレックス2部初降格、地域再生に「よそ者」の力を(日刊工業新聞)


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サッカー・アルビレックス新潟のJリーグ2部(J2)降格が決まった。新潟は大企業を母体としないクラブでありながら14年間、J1で戦い、地域活性化の象徴となった。しかしフロント(運営会社)は、リーグ屈指の観客動員力を経営力強化につなげられなかった。初の降格ショックから立ち直るために「よそ者」よる経営改革を求めたい。

新潟がJ1に昇格した04年からの通算観客数は702万人(19日現在)で、同じ期間であれば浦和レッズ(925万人)に次ぐ2位。1試合平均も2位の2万9875人。大都市にあるクラブを上回り、王者・鹿島アントラーズよりも約1万2000人多い。

さすがに4万人を集客した昇格時の熱は冷め、14年からは平均2万2000人という状況。それでも高水準だ。9月16日、上位クラブの観客が7000人台にとどまっても、最下位・新潟はホーム「ビッグスワン」に2万5000人を動員した。

新潟は毎年、主力選手を引き抜かれ、戦力は縮小均衡を繰り返してきた。鹿島、横浜Fマリノスといった名門クラブに次ぐJ1連続残留期間は、奇跡に近い。毎年、厳しい残留争いに耐えてきたが16年オフ、主力が大量にチームを去り、17年はついに決壊した。

主力を引きとどめることができず、補強もできなかったフロントの責任が大きい。県内企業が少しずつ出資して設立したクラブだから財政事情が厳しいのは理解できる。

それでも、集客力という貴重な”資産”をスポンサー集めに生かせなかったのか。得た資金を有力選手の獲得につなげて勝利を重ね、さらなる観客増員というサイクルを回せなかったのか。弱くてもスタジアムに足を運ぶファンに甘え、「ゆでガエル」になっていたとしか思えない。

負けてもチケットが売れるので、経営的には及第点なのかもしれない。だが、いつまでもサポーターのアルビレックス愛に頼るばかりでは、持続可能なクラブ経営はできない。

バスケットボール「Bリーグ」で集客トップの千葉ジェッツも、地元企業が”広く薄く”広告支援するという点で境遇は同じ。しかし島田慎二社長(新潟県出身)は、ホームでの負け試合は観客に不良品を売りつけているようなものと語り、有力選手を補強した(『千葉ジェッツの奇跡』)。

日本海側に唯一のJ1クラブを根付かせた新潟のフロントの功績は大きい。ただ、成功体験に縛られ、硬直化してはいけない。地方創生という世論の追い風が吹き、地域に目が向いている今が変革の機会だ。

地方創生の議論で、地域を変えられるのは「若者、よそ者、ばか者」と言われる。よそ者は地域へのしがらみがなく、外部から新しい知見を持ち込むことができる。まだまだ地元は豊かだと勘違いしている「ゆでガエル」には、外からの目が刺激になる。

新潟のフロントはクラブ経営のプロを招いたり、県外の大企業から経営参画してもらったりと、外からの改革を考えてほしい。よそ者にも集客力は魅力だ。県内企業にはないブランディング、マーケティング手法を導入できれば、クラブの魅力が高まる。地域再生の象徴として、さらに愛されるクラブになってほしい。

(松木喬)

【電子版】論説室から/J1アルビレックス2部初降格、地域再生に「よそ者」の力を

◇ハリル監督、Jリーグアウォーズと同じ12・5に代表合宿を敢行(サンスポ)




 日本代表のハリルホジッチ監督が、Jリーグアウォーズが行われる12月5日に代表合宿を敢行することが22日、判明した。同日は国内組だけで臨む東アジアE-1選手権(同8日開幕、味スタ)に向けた合宿期間中。午前中に東京都内で練習を行った後、横浜市の表彰会場に向かうという。年に一度の晴れ舞台の日に合宿を行うのは「初めて」と協会関係者。監督自身も式に出席する予定。

ハリル監督、Jリーグアウォーズと同じ12・5に代表合宿を敢行

◆【柏】伊東「鹿島を目の前で優勝させたくない」昨季は敵地で得点決め勝利貢献(報知)


2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第8節

 J1柏は22日、柏市内で非公開練習を行った。

 FW伊東は、前節の磐田戦でオウンゴールを誘うなど好機をつくるも得点は奪えず。次節(26日・カシマ)は優勝に王手をかける鹿島と対戦する。昨季リーグの鹿島戦(16年4月24日)では先制点を挙げ、勝利に貢献。「アウェーで決めたから、また決めたい。鹿島を目の前で優勝させたくない」と力強い。C大阪の結果次第でACL出場圏の3位以内から脱落も決まるだけに、白星は逃せない。

【柏】伊東「鹿島を目の前で優勝させたくない」昨季は敵地で得点決め勝利貢献

【参考動画】(最初の15秒ほど)

◆ウニオン・ベルリン内田篤人、次節メンバー入りへ…太もも負傷乗り越えて練習フル参加(GOAL)




太ももの負傷で離脱していた内田が、次節のダルムシュタット戦でメンバー入りすることになりそうだ。

ウニオン・ベルリンに所属するDF内田篤人が、ダルムシュタット戦でメンバー復帰することになりそうだ。ドイツ『B.Z.ベルリン』が報じた。

内田は今夏、シャルケから出場機会を求めてウニオン・ベルリンへレンタル移籍。しかし、左足太ももを負傷し、ここまではわずか2試合の出場にとどまっている。それは右サイドバックのクリストファー・トリンメルが好調を維持していることも起因する。

しかし、21日の公開練習では内田の姿が練習場にはあった。アップ、ゲーム形式、最終調整を含めた80分間の練習にフル参加。少なくともメンバー復帰は果たすことになると予想されている。

前節のハイデンハイム戦では、トリンメルがイエローカードのサスペンションだったため、内田出場の可能性もあったが、結局はメンバー外。本来左サイドバックのピーター・クルツベグが右サイドバックに入った。トリンメルは「(今節の復帰は)ウシーのためにはならなかっただろう」と話している。

次節24日に行われるダルムシュタット戦で内田は復帰を果たすのか注目が集まるところだ。

ウニオン・ベルリン内田篤人、次節メンバー入りへ…太もも負傷乗り越えて練習フル参加

◆<サッカー>J1鹿島の外国人選手「日本の教育は世界一」と絶賛、中国人が反応(RECORD CHINA)


レアンドロ

2017年11月22日、サッカー・Jリーグの鹿島アントラーズに所属するブラジル人MFレアンドロの発言が中国でも伝えられた。

レアンドロはこのほど、母国ブラジルメディアのインタビューを受けた際、「たとえ優勝できなくても鹿島に残りたい。私も家族もここで幸せを感じている」とし、「日本の教育は世界一だ。日本人は素晴らしい教育を受けている。泥棒の被害に遭ったこともないし、道路にごみが落ちているのを見かけることもほとんどない」「私は日本で多くを学んだ。日本人はいつも笑顔で、仕事に励み、自分の夢を追い求める。ここで多くの人生の教訓を学んだ」などと語ったという。

レアンドロのこの発言を、中国のサッカーメディア・●球帝(●=りっしんべんに「董」)も取り上げた。ネットユーザーからは、過去の歴史問題に言及して批判したり、AVを持ち出して性教育うんぬんとやゆしたりする声も見られたが、最も多くの共感を集めたコメントは「恐ろしいのは中国の教育が日本より遅れていることではなく、自分たちが遅れていることを認めず、ただ歴史問題や性の問題に話をすり替えること。歴史教育や性教育において日本は依然として中国を遠く上回っていることを知らないのか。もともと性教育も素養教育の一環であるのに、われわれの認識は依然として短く浅い。洗脳された人々と、自分だけが正しいという認識は、遅れていることよりも恐ろしい」というものだった。

他にも、「俺たちの国はきちんとした教育もできていないのに日本を笑うのか?」「ここのコメント欄を見れば、中国と日本の教育にどれだけ差があるか分かるというものだ」「こういうコメントを書き込む人を生み出していること自体、中国の教育がどうかという好例じゃないか」といった指摘や、「中国で教えられている近代史の70%は適当」といったコメントも少なからぬ支持を集めていた。(翻訳・編集/北田)

<サッカー>J1鹿島の外国人選手「日本の教育は世界一」と絶賛、中国人が反応


【参考】

◆鹿島レアンドロ、7人目で初のJ1制覇へ(ニッカン)




 Jリーグ史上7人目のレアンドロは高い得点力を示す。優勝に王手をかけている鹿島のMFレアンドロは、J1リーグ戦21試合に出場し、得点ランク8位の11ゴールをマーク。FW以外ではリーグ最多で、首位を快走するチームの原動力となっている。

 「レアンドロ」の登録名でJリーグに出場したのは、Jリーグ開幕年の93年に生まれた今季鹿島所属のMFで7人目。同姓同名の1位はダニエルの8人だが、7人はアレックスと並び2位タイ。次いでチアゴ、ロドリゴ、アンデルソンの6人が続く。Jリーグでレアンドロといえば、6クラブでJ1、J2通算123ゴールを挙げている今季神戸所属のFWが実績断然。ただ、昨季のJ1得点王も、J1優勝の経験はない。今季から来日した元ブラジル代表MFは“歴代レアンドロ初”のJ1制覇なるか。

【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)


鹿島レアンドロ、7人目で初のJ1制覇へ

◆E-1選手権開幕間近…国内組“最終試験の場”でアピールに成功するのは誰だ!? DF編(ゲキサカ)




 今大会より「東アジア杯」から名称を変更した「EAFF E-1サッカー選手権」が12月に日本で開催される。開催時期が国際Aマッチウィークではないため、男子の日本代表は国内組で臨むことになるが、同大会をきっかけにA代表に定着し、W杯行きのチケットを手に入れた選手は多数いる。ロシアW杯本大会が半年後に迫る中、アピールに成功するのは誰なのか――。今回はDFにスポットライトを当てて、国内組サバイバルレースの現況を探る。

 センターバックでは、11月の欧州遠征で先発を託されたDF槙野智章(浦和)と、W杯アジア最終予選終盤でレギュラーを務めたDF昌子源(鹿島)が他を大きくリードしている。フィジカル勝負や1対1で強さを発揮し、相手攻撃を跳ね返すだけでなく、高精度のフィードで攻撃面でも貢献する彼らが最終ラインの軸となり、大会に臨むことになるはずだ。

 浦和がAFCチャンピオンズリーグで優勝し、12月のクラブW杯出場を決めた場合は大会期間が重なるため、槙野に代わってだれが昌子とコンビを組むかも見どころの一つになる。その有力候補は、ここ最近、コンスタントに招集されているDF三浦弦太(G大阪)、あるいはDF植田直通(鹿島)だろう。「代表の雰囲気には慣れてきた」(三浦)ものの、両者ともにA代表のピッチに立ったことはない。「選ばれ続けて、ここまで試合に出ていないのは本当に悔しい」(植田)という思いをぶつける絶好の機会を逃すわけにはいかない。

 三浦、植田と同年代のリオデジャネイロ五輪世代には、対人での強さを誇るDF奈良竜樹(川崎F)や正確なロングパスを打ち込めるDF岩波拓也(神戸)ら有望なセンターバックが控えている。昨季からディフェンスリーダーとして柏の最終ラインを統率するDF中谷進之介もその一人だ。コンビを組む東京五輪世代のDF中山雄太(柏)もJ1リーグで成長を遂げており、柏の最終ラインに君臨する両者を“国内組最終試験の場”で試してみる価値は十分にある。

 サイドバックの主力の多くは海外組が占めているのが現況で、E-1選手権では10月の初招集に続いて11月の欧州遠征にも招集されたDF車屋紳太郎(川崎F)が左サイドバックの位置を任される可能性は高い。だが、絶対的な存在とは呼べないため、16年3月以来の復帰を目指すDF藤春廣輝(G大阪)や、J1リーグで好パフォーマンスを見せるDF山中亮輔(横浜FM)らが割って入るチャンスはあるだろう。

 一方の右サイドバックでファーストチョイスになりそうなのがDF遠藤航(浦和)だ。ハリルホジッチ監督は代表ではボランチとして考えているものの、同じく国内組だけで臨んだ15年の東アジア杯では右サイドバックとして2試合に先発している実績があり、ここ最近は4バックへと移行した浦和でも同ポジションに入って安定したプレーを見せている。「出場機会がなかなかない選手」と代表での立場を表現しているように、E-1選手権を飛躍の場にしたいところだ。

 ただし、遠藤も槙野と同様、クラブW杯に出場する可能性がある。右サイドバックはレギュラーのDF酒井宏樹(マルセイユ)、定位置奪取を狙うDF酒井高徳(ハンブルガーSV)という海外組の“ダブル酒井”による争いが長らく繰り広げられており、国内組が招集されるケースはほとんどなかった。だからこそ、今回は新たな選手の台頭にも期待が懸かる。

 W杯予選で予備登録されていたリオデジャネイロ五輪世代のDF室屋成(FC東京)だけでなく、驚異の身体能力を誇るDF藤谷壮(神戸)や左右両足から正確なキックを繰り出すDF初瀬亮(G大阪)ら東京五輪世代、さらには3年前までJFLでプレーしていながらも、今季はJ1で躍動するDF小池龍太(柏)らが抜擢されても何ら不思議はない。“新戦力”がどんなパフォーマンスを見せるかという視点でも大きな注目を集める大会になる。

E-1選手権開幕間近…国内組“最終試験の場”でアピールに成功するのは誰だ!? DF編

◆鹿島DF昌子、感謝する愛妻へ誓うリーグ連覇 26日柏戦(スポニチ)


鹿島の決壊を防いだ門番・昌子源。世代交代とタイトル、二兎を追う。<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

 11月22日“いい夫婦”の日に、鹿島の日本代表DF昌子が「優勝を成し遂げて“ありがとう”と伝えたい」と愛妻への感謝を伝えるリーグ連覇を誓った。昨年10月に結婚。今季は「初めて一年を通して一緒に戦った」シーズンだった。

 「何げない一言で“そうだな”と思うこともある」と話すように、精神面でも広い視点から助言をくれる夫人の支えは大きかった。「感謝しかない。優勝してお礼を言うのが一番かっこいい」。26日の柏戦に勝って連覇を決め、感謝を表現する。

鹿島DF昌子、感謝する愛妻へ誓うリーグ連覇 26日柏戦

◆【鹿島】柏戦で“いい風呂V” 選手寮風呂に入浴剤、一人暮らしの選手にも配布(報知)




 鹿島が“いい風呂V”を実現させる。22日は、勝てばリーグ連覇が決まる柏戦(26日・カシマ)に備え、クラブハウスで紅白戦など約2時間の練習を行った。MF土居が「練習の雰囲気でも、集中が高まってきているのを感じる」と手応えを口にし、DF昌子も「小さなところで勝負が決まる試合になる。しっかりと準備したい」と同戦で9度目のリーグV達成を誓った。

 その日にこだわる理由がある。11月26日は日本浴用剤工業会が定めた「いい風呂」の日。鹿島は10月にサプライヤー契約を結んだルフロ社(本社・東京都港区)から「湯治入浴液」の提供を8月から受け始めた。豊富なミネラルを含んだ入浴剤で疲労回復や体温の保温効果があり、温泉に入る以上の効果も期待できるという。

 クラブは選手寮の風呂に入れ、一人暮らしの選手にも配布。温泉好きのDF西らも愛用している。その効果もあり、昨季は天皇杯決勝(元日)を戦った影響でオフが短かったものの、夏場を過ぎても失速することはなかった。練習後の水風呂導入を含め、最も「風呂」を身近に感じた今季。そのハイライトが「いい風呂の日」なら最高だ。(内田 知宏)

【鹿島】柏戦で“いい風呂V” 選手寮風呂に入浴剤、一人暮らしの選手にも配布


【参考】

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