日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年12月9日土曜日

◆来季ACL優勝賞金が4億5200万円に増額(ニッカン)




 アジア・サッカー連盟は7日、2018年シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の優勝賞金を300万ドルから400万ドル(約4億5200万円)に増額すると発表した。

 今季のACLは浦和レッズが日本勢として2008年のガンバ大阪以来の優勝を果たした。

 来季は川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、天皇杯覇者(未定)が本大会に出場する。J1の3位でプレーオフに回る予定のセレッソ大阪が天皇杯で優勝した場合は、同4位の柏レイソルがプレーオフの出場資格を得る。

来季ACL優勝賞金が4億5200万円に増額

◆レオナルド、監督復帰わずか2カ月で会長とともに辞任…原因はアンタルヤスポル内紛か(GOAL)




レオナルドがアンタルヤスポル監督を辞任した。

アンタルヤスポルは7日、公式ツイッターを更新し、レオナルド監督と双方の合意の下で契約を解除したことを発表した。

J1鹿島アントラーズやミランなどでプレーしたことで知られるレオナルドは9月28日、トルコリーグのアンタルヤスポル指揮官に就任。2010-11シーズンにインテルを指揮して以来、約6年ぶりとなる監督復帰を果たした。しかしトルコでの冒険は長くは続かず、わずか2カ月ほどで幕を閉じることになった。

『Goal』の取材によれば、最近、アンタルヤスポルでは深刻な内部紛争が勃発。これにより会長が辞意を表明していた。レオナルドも今後のクラブの方向性に不安を感じ、会長に続く形でチームを去る意思を固めていた。

アンタルヤスポルでは現在、元カメルーン代表のFWサミュエル・エトーや元フランス代表MFサミル・ナスリ、ミランでMF本田圭佑の同僚だったFWジェレミー・メネズらスター選手がプレーしている。しかしレオナルドが着任して以降も成績は上向かず、これまでの10試合で4勝5敗1分と低迷。順位表でも勝ち点13ポイントで14位に沈み、降格圏のクラブとはわずか2ポイント差に迫っている。指揮官レオナルドが去った後も、チームは残留に向けて厳しい戦いを強いられることになる。


レオナルド、監督復帰わずか2カ月で会長とともに辞任…原因はアンタルヤスポル内紛か

◆大迫フル出場もケルンはGL敗退…ルーテンベック暫定監督初陣の直接対決に敗れる(ゲキサカ)




[12.7 ELグループリーグ第6節 レッドスター1-0ケルン]

 ヨーロッパリーグ(EL)は7日、グループリーグ最終節を行い、FW大迫勇也の所属するケルン(ドイツ)は敵地でレッドスター(セルビア)と対戦し、0-1で敗れた。大迫はフル出場したが得点には絡めず、チームはグループリーグ敗退となった。

 前節でアーセナルを撃破し、グループ最下位から2位に浮上したケルンは勝ち点6で並ぶレッドスターとの直接対決でグループリーグ突破を争った。ブンデスリーガでは開幕から14試合未勝利で最下位に低迷。成績不振によりペーター・シュテーガー監督が3日に解任され、シュテファン・ルーテンベック暫定監督の初陣となった。

 大迫が3トップの右に入ったケルンは序盤から積極的にゴールを目指し、前半13分、右CKに飛び込んだDFフレデリク・セーレンセンがヘッド。前半14分、大迫のパスを起点にスルーパスでPA内に抜け出したMFミロシュ・ヨイッチが左足で狙ったが、チャンスは生かせず、相手に先制点を献上した。

 前半22分、レッドスターはMFネナド・クルスティチッチのスルーパスでPA内左に抜け出したDFミラン・ロディッチがワンタッチでグラウンダーのクロス。MFスラボリュブ・スルニッチが左足ダイレクトで鮮やかにネットを揺らした。

 0-1で折り返した後半はケルンが反撃に出ると、同9分、PA内左でパスを呼び込んだ大迫は切り返しから右足シュート。後半18分にはペナルティーアーク内でパスを受けたFWセルー・ギラシーが左足ダイレクトで叩いたが、いずれも同点弾とはならなかった。

 ケルンは守勢に回ったレッドスターの堅守を破れず、苦しい時間帯が続く。後半アディショナルタイムには大迫が胸トラップから右足ミドルで狙ったが、最後までゴールはこじ開けられず、そのまま0-1で敗戦。直接対決を制したレッドスターがH組2位でグループリーグを突破。敗れたケルンは3位に順位を下げ、決勝トーナメント進出を逃した。


大迫フル出場もケルンはGL敗退…ルーテンベック暫定監督初陣の直接対決に敗れる

◆金沢、来季の契約更新した2選手を発表…MF大橋「全力でプレーしたい」(サッカーキング)


大橋尚志

 ツエーゲン金沢がMF大橋尚志、DF廣井友信の2選手との来シーズンの契約更新に至ったことを発表した。8日付でクラブの公式サイトが伝えている。

 大橋は1996年生まれの現在21歳。鹿島アントラーズの下部組織出身で2016年にトップチームに昇格。今シーズンより金沢に完全移籍を果たし、明治安田生命J2リーグでは42試合に出場し1得点の成績を残していた。

 大橋は契約更新に際し、以下のようにコメントを発表している。

「今年は厳しい時期もありましたが、信じて応援してくれたファン、サポーターの皆さま、本当にありがとうございました。来シーズンもツエーゲン金沢のために全力でプレーしたいと思います。ご声援よろしくお願いします」

 廣井は1985年生まれの現在32歳。名門、前橋育英高校から駒澤大学に進学し、2007年より清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせている。その後は東京ヴェルディやロアッソ熊本などを渡り歩き、2015年より金沢に加入。今シーズンはJ2リーグ19試合に出場し、1得点を挙げていた。

 廣井は契約更新に際し、以下のように述べている。

「来シーズンもツエーゲンでプレーできることを嬉しく思います!自分自身はもちろんですが、チーム、クラブが成長出来るよう精一杯頑張ります」

 金沢は今シーズン、J2において17位でシーズンを終えていた。

金沢、来季の契約更新した2選手を発表…MF大橋「全力でプレーしたい」

◆柴崎岳の復帰を待ちわびるスペイン現地記者「ヘタフェの人々は恋しがっている」(GOAL)




ヘタフェを長く追う現地の記者も柴崎のプレーぶりを楽しんでいるようだ。

スペインの現地記者は、間もなく実戦の復帰が近づくヘタフェMF柴崎岳を皆が待ちわびていると語った。『OMNISPORT』が報じている。

柴崎は9月に行われたリーガエスパニョーラ第4節バルセロナ戦で、左足の第5中足骨を亀裂骨折。その後、出術を行い、リハビリに励んできた同選手は全体練習に復帰し、間もなく実戦にも出場すると、ホセ・ボルダラス監督が明かしている。

また、柴崎の復帰を待ちわびるのはヘタフェの関係者だけではないという。スペイン紙『アス』で同クラブの番記者を務めるホセ・アントニオ・デ・ラ・ロサは「皆が彼を恋しがっている」と話す。

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「彼を初めて見たとき、そのパフォーマンスは我々にとって良い意味でサプライズだった。FIFAクラブワールドカップでのレアル・マドリー戦で、彼のことを誰も知らなかったわけだが、非常に良いプレーをしてゴールまで決めてみせた。そして昨年はスペイン2部でプレーし、現在はチームに非常によく順応している。今シーズンも最初の2カ月は素晴らしいパフォーマンスで、すぐにチームのスター選手の一人になった」

同様に、『カデナ・コープ』のアルバロ・ロルデンも柴崎のクオリティを高く評価し、復帰を心待ちにしている。

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「私が考えるに、彼はチームのベストプレーヤーで随一のテクニックの持ち主だ。バルセロナ戦で負傷してしまったあの試合でも素晴らしいゴールを決めていた。サポーターは彼をヘタフェの“オリベル・アトム”(キャプテン翼の主人公・大空翼のスペイン語名)と呼んで親しんでいる。我々も彼が早くゲームに戻ってくることを願っているよ」

間もなく復帰が近づく柴崎。9日のエイバル戦で日本人対決は見られるだろうか。注目の一戦はDAZNでも9日21時から放映される予定。


柴崎岳の復帰を待ちわびるスペイン現地記者「ヘタフェの人々は恋しがっている」


◆柴崎岳「もう少しで試合に出られるコンディションに」…リーガ公式のインタビューで言及(GOAL)




ついに柴崎岳が自身の口でケガの状況を明かした。

ヘタフェに所属するMF柴崎岳がリーガ公式のインタビューに応じ、ケガの状況や来るエイバル戦について語った。

9月に行われたリーガエスパニョーラ第4節バルセロナ戦で、左足第5中足骨に亀裂骨折を負った柴崎。その後、出術を行い、リハビリに励んできた同選手についてホセ・ボルダラス監督は全体練習に復帰したことを明かしている。

柴崎は現在の状況について「徐々に回復してもう少しで試合に出られるコンディションまで持って行けると思うんで、毎日試合に出られるように頑張ってるところです」と説明。さらに、9日のエイバル戦では乾貴士との日本人対決も予想される。それについても以下のように言及した。

「まだ実現したことない日本人の対決が実現するかもしれないという一戦なので注目はされていると思いますし、このラ・リーガの歴史にそういった一部分を刻めたら嬉しいな、と思います」

また、自身がリーガでプレーする意義についても強く意識していることがあるようだ。
「僕と乾選手が今いますけど、またこれから日本人選手がどんどんラ・リーガに入って来てプレーできるように僕らも日本人の価値というものを高めなきゃいけないと思いますし、そうすればどんどん入りやすい環境もできてくると思うので僕らの役目は重要かな、と思います。これからの日本サッカーの為にもその役目を果たしていきたいな、と思っています」

ヘタフェとエイバルの一戦は、日本時間9日21時に行われる予定となっている。なお、その模様はDAZNでも放映される予定だ。


柴崎岳「もう少しで試合に出られるコンディションに」…リーガ公式のインタビューで言及

◆日本人対決なるか!? ヘタフェ柴崎岳がエイバル戦に向けて「歴史に名を刻みたい」(サッカーキング)


ヘタフェ

 リーガ・エスパニョーラ第15節、8位ヘタフェ対13位エイバルが日本時間12月9日(土)21時にキックオフを迎える。ヘタフェにはMF柴崎岳、エイバルにはFW乾貴士が所属。ラ・リーガで初の日本人対決が実現する可能性が高まっている。


ラリーガ

 試合当日、会場には駐スペイン日本国特命全権大使の水上正史さんや、マドリード日本人学校の代表団も観戦予定。キックオフ時間は日本のサッカーファン向けに設定されており、また試合の直前に明かされるサプライズも用意されているという。

 注目の一戦を目前に控え、ラ・リーガが負傷明けの柴崎を直撃。試合への思い、日本人としての役割などを語ったインタビュー動画を公開した。

 柴崎は動画の中で以下のようにコメントしている。


「徐々に回復して、もう少しで試合に出られるコンディションまで持っていけています。これから毎試合出れるように頑張っているところです」

「日本人同士の対決が実現するかもしれないので、注目はされています。ラ・リーガの歴史に名を刻めたら嬉しいと思っています」

「今は僕と乾選手だけですが、これから日本人選手がラ・リーガにどんどん入ってきてプレーできるように、僕らが日本人の価値を高めなくちゃいけない。そうすれば、日本人選手が入りやすい環境もできてくるので、僕たちの役割は重要なんです。日本サッカーのためにも、その役目を果たしていきたいですね」

「もちろん、日本人がここで試合をするのは誇りに思いますし、アジアのサッカーレベルを上げていかないと思います。ワールドカップでは、アジア勢が成績を残すことはなかなか難しい。なので日本のみならず、アジア全体でサッカーのレベルを上げていきたいですね。そういったところにも手助けしたいんです」

日本人対決なるか!? ヘタフェ柴崎岳がエイバル戦に向けて「歴史に名を刻みたい」

◆内田篤人に鹿島復帰の噂も…地元番記者はウニオンでの活躍期待「本気の姿を見たい」(サッカーキング)


内田篤人

 DF内田篤人が所属するウニオン・ベルリンは6日、公開練習を行った。契約延長の話が進んでいると思われたイェンス・ケラー監督が解任され、U-19チーム指揮官のアンドレ・ホーフシュナイダー氏が就任して以来、初めての公開練習で地元メディアの注目を集めていた。

 左足の肉離れで離脱していた内田も全体練習に参加し、全メニューを消化した。練習は、監督交代後ということもあり、主力組とサブ組が混じり合うように均等に分けられ、再びゼロからの競争がスタート。内田はインテンシティの高いゲーム形式のトレーニングにも参加し、最後のシュート練習では強烈なシュートを放つなど、すでにケガの影響を感じさせない動きでアピールしていた。

 内田には古巣である鹿島アントラーズ復帰の噂も浮上している。練習取材に訪れていた地元紙『ベルリナー・クリーアー』のマティアス・ブンクス記者に話を聞くと、「その話は耳にしています」と語り、復帰という選択肢にも理解を示している。

「選手にとっては、意義のあることだと思います。仮にウニオンの現状が自分にとって不利な条件にあるのなら、自分の求める条件に適した場所を見つけようとするのは当然のことです。ワールドカップという目標があって、その可能性に賭けているのなら、なおさらです」

 それでも、「個人的にはウチダが本領を発揮した姿を見てみたいと思っています」と続け、ウニオン残留と活躍を期待している。「加入して、チームに馴染む過程でケガをしてしまいました。監督が交代して、序列がフラットになるなかで、再び期待された能力を取り戻してほしいですね」。

 また、日本代表DF植田直通(鹿島)の獲得の噂ついては、「特に情報はない」という。ブンクス記者は「噂が本当かどうかを見極めるためには、ひとまず様子見というところです」と慎重な姿勢を見せたが、「仮に噂が本当であるならば、という条件付きですが、ウエダの件も絡めれば、トレードという可能性も考えられます」と推測。「詳細は知りませんが、ブンデスリーガでトップクラブ(シャルケ)の選手の給与から推測すると、ウチダの給与はウニオンの平均給与と比べてずっと高いはずですからね」と説明した。

取材=鈴木達朗


内田篤人に鹿島復帰の噂も…地元番記者はウニオンでの活躍期待「本気の姿を見たい」

◆【清水】元鹿島のファン・ソッコ獲得で最終ライン強化…近日中に元韓国代表加入(報知)




 J1清水エスパルスが元韓国代表DFのファン・ソッコ(28)を獲得することが8日、濃厚となった。クラブ幹部は「メディカルチェックなどが済めば」と説明。近日中に正式に入団が決まる。

 ファンは12年に韓国・大邱大から広島入り。同年のロンドン五輪では予選リーグ、決勝トーナメント全6試合に出場し、銅メダル獲得に貢献。14年にはブラジルW杯のメンバー入りも果たした。15年から2年間、鹿島でプレーし、今季は中国1部の天津泰達に所属。複数のJクラブが獲得に動いていたが、清水が争奪戦を制した。

 1対1に強いセンターバックで、左サイドバックでもプレーできる。清水は今季、リーグワースト3位タイの54失点と守備で苦しんでおり、強化関係者は最終ラインを補強ポイントに挙げていた。

【清水】元鹿島のファン・ソッコ獲得で最終ライン強化…近日中に元韓国代表加入

◆鹿島、古川GKコーチの退任を発表「これから20冠、21冠と…」(ゲキサカ)




 鹿島アントラーズは8日、古川昌明GKコーチが今季限りで退団すると発表した。2012年から6年間にわたり、同職を務めてきた。

 古川コーチはクラブの公式サイトを通じて、「アントラーズでコーチとして6年間働くことができ、自分にチャンスを与えてくれたクラブに対し、感謝の気持ちしかありません。自分と関わったすべての選手、スタッフ、サポーターの皆さんにありがとうと言いたいです。

 選手とコーチ含めてアントラーズには15年以上お世話になり、ここが自分にとっての家だと思っています。これからもアントラーズが20冠、21冠とタイトルを積み重ね、ビッグクラブとして日本のサッカーを引っ張っていってくれることを願っています。本当にありがとうございました」とコメントしている。

鹿島、古川GKコーチの退任を発表「これから20冠、21冠と…」

◆「爪痕残す」追加招集の土居聖真、日本代表初選出でハリルにアピール誓う(GOAL)




追加招集で日本代表初選出となった土居聖真。語る意気込みは?

9日から開幕するEAFF E-1サッカー選手権2017に臨む日本代表で追加招集となった鹿島アントラーズの土居聖真が意気込みを語っている。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は土居について「結婚式の準備をしていたようなので本当に申し訳ない」と語っていたが、土居は「間違っている情報なので」と前置きし、オフの時間を過ごしていたことを明かす。

国内組のみのメンバー選考となっているため、鹿島で同僚の選手も多く、「入りやすかった」と語る土居は、それでもオフからの切り替えが不可欠だと強調している。

「最終節終わってから体動かしてなかったんで、でもそんなにメチャクチャ日にちが経ったわけでもなく、ちょうどいいくらいだったんで、これからしっかりまず体調面っていうか、コンディションの部分を自分の中で上げてかなきゃいけないかなっていうのはあります」

「無理やりにでも切り替えようかなと考えてはいますし、たくさんの素晴らしい選手たちがいて刺激もあるので、それをしっかり自分のサッカー人生の成長につながるように持って帰れればなと思います。追加ではありますけど、来たからにはしっかり何か爪痕残して帰れたらなとは思います」

代表でアピールする部分として「攻撃でアクセントつくようなポイント」を挙げた土居。ノルマとする優勝とともに、自身の存在をハリルホジッチに示せるか注目が集まる。

◆ハリル日本、9日北朝鮮戦へ 昌子が3連勝宣言「未知の相手だけど…」(サンスポ)




 サッカー・日本代表公式練習(8日、東京・味の素スタジアム)男子代表は9日、東アジアE-1選手権の初戦・北朝鮮戦を迎える。8日は会場となる東京・味の素スタジアムで冒頭15分以降を非公開とした練習を約1時間行い、戦術練習などを行った。先発出場が濃厚なDF昌子源(25)=鹿島=が、3戦全勝での優勝を誓った。

 ポツポツと雨が降り注ぐ東京の冬空の下、DF昌子が勝利への闘志を静かに燃やした。

 「『自分がいいプレーしよう』と思っていてもいいプレーはできない。チームが勝てば(W杯ロシア大会メンバー入りへの)アピールになる」

 国内組“最終選考”の意味合いもある大会だが、気負いはない。アジア最終予選の終盤3試合はフル出場。だが11月の欧州遠征2試合では控えに回った。DF槙野(浦和)に一歩先を行かれているが、それが糧となっている。

 「相手との駆け引きの仕方など、槙野君を見て学ぶところがあった。欧州遠征から帰って、パフォーマンスが上がった」と手応え十分。北朝鮮戦ではキャプテンマークを巻いての先発が濃厚だ。「未知の相手だけど、3つ勝って優勝する」と力強く誓った。 (一色伸裕)

ハリル日本、9日北朝鮮戦へ 昌子が3連勝宣言「未知の相手だけど…」

◆昌子源、槙野観察で成長ヒント「参考になりました」(ニッカン)




 日本代表は東アジアE-1選手権の北朝鮮戦を翌日に控えた8日、会場の味の素スタジアムで公式練習を行った。

 その後、取材に応じた日本代表のDF昌子源(24=鹿島)は、競争が激しくなってきたセンターバックについて具体的に触れた。

 欧州遠征のブラジル戦では吉田、槙野の2人がセンターバックとしてスタメン出場していた。昌子は「マヤ(吉田)君とマキ(槙野)君のプレーを見て学ばないといけない、そういう意識で見てました。特にマキ君を見てなるほどな、というところがたくさんありました。参考になりましたし、成長につなげないといけないと。実際、遠征から戻ってきた後は、Jリーグでの自分のパフォーマンスも上がったと思えます」と、槙野のプレーにヒントを得ていた様子。

 具体的にはスライディングの確かさと、相手FWとのポジショニングの駆け引きが参考になった様子で「マキ君は常にインターセプトを狙っている。それで駆け引きで取っている」と言い、北朝鮮戦を前にレベルアップしたセンターバックをアピールする決意を見せた。

昌子源、槙野観察で成長ヒント「参考になりました」

◆昌子源、ライバルの存在が成長の糧に…11月の悔しさは「この大会にぶつける」(サッカーキング)




 9日に初戦を迎えるEAFF E-1サッカー選手権で、DFリーダーとして期待されるDF昌子源(鹿島アントラーズ)が、「優勝するためには3つ勝つだけ」と3連勝での大会制覇を狙う。

 ブラジル、ベルギーと対戦した11月の欧州遠征で出番は訪れなかった。それでも昌子は「ブラジル戦の前よりも、帰国してからのほうがパフォーマンスが上がった」と力強く語る。

 アジア最終予選の終盤では、DF吉田麻也(サウサンプトン)とセンターバックでコンビを組み、レギュラーに定着したかに思われた。しかし、強豪国との2連戦に先発出場したのはDF槙野智章(浦和レッズ)だった。

「自分の位置をグッとこらえて、成長につなげるために注意して見ていました」

 ライバルとの差を、そして世界との差を埋めるために、自分に必要なものは何か。「試合に出ていないからといって、成長できないというわけではない」。昌子はヒントを得ようと、ベンチから槙野のプレーを注視した。

「槙野くんはファイター。前に強いし、スライディングの成功率が高い。常にインターセプトを狙っていて、駆け引きのうまさでボールを奪っているシーンが多かった。日本が攻めている時にあえて槙野くんや麻也くんを見たら、すごく駆け引きをしているんです」

「ただ、そこまでしてもブラジルに3点取られているのは事実。だから、そういうものを怠らずにもっと突き詰めた先に、近づける何かがあるのではないかなと。2人のプレーからヒントを得ることができた」

 ライバルから刺激を受けた昌子は、帰国してからJリーグ最終節までの2試合を無失点に抑えてみせた。

 今回、FIFAクラブワールドカップに出場する槙野は不在。代表経験が浅い選手が多く、DF8人のうち5人がキャップ数ゼロという中で、昌子には最終ラインを統率する役割が求められる。初戦の相手・朝鮮民主主義人民共和国代表に対しては「正直、未知ですよね」と警戒心を示し、「チーム全体で情報を伝え合いながら戦わないといけない。全員が同じ方向を向いて、特に(試合の)入りを気をつけないと、案外あっさりと失点してしまうかもしれない」と気を引き締めた。

 もちろん、11月の悔しさを忘れたわけではない。「僕は代表での悔しさを鹿島での試合にぶつけることはないです。ブラジル戦、ベルギー戦での悔しかった思いは、この大会にぶつけます」。代表での悔しさは、代表で晴らす。昌子源が今一度、自らの存在価値を証明する。

昌子源、ライバルの存在が成長の糧に…11月の悔しさは「この大会にぶつける」

◆昌子、味スタの苦い記憶払しょくへ「自分は怒られて伸びる」(スポニチ)


E―1選手権 日本―北朝鮮 ( 2017年12月9日 味スタ )



 苦い思い出をかき消す。鹿島の日本代表DF昌子にとって味の素スタジアムは15年3月の親善試合ウズベキスタン戦で初出場を飾った地だが、今年6月の同シリア戦ではマークミスから先制を許した。ハリルホジッチ監督から叱られただけに「自分は怒られて伸びるタイプ。反骨心で成長する」と強調した。

 先発出場が濃厚で「勝たせられる選手が必要。そうなっていける選手になりたい」と、後方からけん引する覚悟を示した。

昌子、味スタの苦い記憶払しょくへ「自分は怒られて伸びる」

◆昌子、槙野からポジション奪う!北朝鮮戦先発でアピール(報知)




 東アジアE―1選手権の初戦となる北朝鮮戦を翌日に控え、サッカー日本代表は8日、味の素スタジアムで冒頭15分のみ公開して約1時間、練習した。DF昌子源(24)=鹿島=は優勝に貢献し、DF槙野智章(30)=浦和=に奪われたセンターバックの定位置を奪い返す決意を明かした。

 原点に立ち返り、DF昌子がポジションを奪い返す。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)も「A代表に立候補してほしい」と期待するなど、国内組によるロシアW杯メンバー入りへのアピール合戦が注目される今大会。昌子は「まずはチームが勝つこと。それを意識すると、自然といいプレーができる。3試合勝って優勝することだけを考える」と先発が見込まれる北朝鮮戦を見据えた。

 W杯出場を決めたアジア最終予選のオーストラリア戦(8月31日)では、守備の要であるDF吉田麻也(29)=サウサンプトン=とコンビを組んだ。ところが、10月の合宿で指揮官に体脂肪率のオーバー、プレーのミスを指摘され、DF槙野にポジションを奪われた。そこで「俺は怒られて伸びるタイプ」と一層、1プレーに集中してきた。

 11月の欧州遠征(ブラジル、ベルギー戦)はベンチで吉田、槙野を見つめた。「攻撃の際にも(相手FWと)駆け引きをしている姿を見た。そこからヒントを得た」と参考にし、その後のJリーグ3試合を無失点に抑えた。今回の合宿では「昌子はよく意識してやってくれている」とハリル監督の信頼を取り戻した。

 「チームが負けたら(選手個々も)評価もされない。チームを勝たせられる選手になりたい。ならなきゃいけない」と昌子。勝利につながる守備で、W杯切符をつかむ。(内田 知宏)


◆麻也、槙野不在のDF陣を引っ張る昌子源「チームが負けたら評価もクソもない」(ゲキサカ)




 名誉挽回のチャンスに燃えている。DF登録8人中5人が0キャップというメンバー構成の中、日本代表のDFリーダーとして期待されるのが、DF陣では最多7キャップのDF昌子源(鹿島)だ。

 練習ではランニングを先頭で走る姿も見られたが、「チームでも先頭を走っているし、“やらなあかん”という気持ちの表れではない」と、普段どおりであることを強調。ゲームキャプテンを任される可能性もあるが、「全然意識していない。チームでもキャプテンマークは巻いていないし、(小林)悠くん、(谷口)彰悟くん、(倉田)秋くんはクラブで巻いている。だれがというより、みんながキャプテンシーを持ってやっているのが今の国内組。チームとしていい雰囲気だと思う」と自然体を貫いた。

 E-1選手権が開催される味の素スタジアムは15年3月31日に代表デビューを飾ったウズベキスタン戦(5-1)の会場であると同時に、2度目のスタメンとなった今年6月7日のシリア戦(1-1)の舞台でもある。そのシリア戦では初めてDF吉田麻也とコンビを組んだが、CKから自分のマークだった選手に先制点を決められた。

「間違いなくシリア戦があったから今がある」。悔しさを糧にその後のW杯アジア最終予選では6月13日のイラク戦(1-1)、8月31日のオーストラリア戦(2-0)、9月5日のサウジアラビア戦(0-1)といずれもフル出場。最終予選最終盤のレギュラーを務め、日本のW杯出場に貢献した。

 シリア戦後も「失点に絡んだことがないセンターバックは絶対にいない。大きな舞台になればなるほど、失点したときの重さがある。痛い思いをして強くなっていく」と話していたが、この日もあらためて「DFはやられて成長する。自分は褒められて伸びるというより、怒られて伸びるタイプ」と、シリア戦の経験を成長につなげてきた自負がある。

 今の状況も当時と似ている。10月10日のハイチ戦(3-3)で3失点し、11月の欧州遠征ではDF槙野智章(浦和)に先発の座を譲った。ブラジル、ベルギーという強豪相手に槙野は対人の強さを発揮。ブラジル戦ではCKからゴールも決めるなど存在感を示した。再び“ポジションを守る”立場から“ポジションを奪う”立場に戻った昌子。欧州遠征での槙野のプレーについても「参考になる部分は多かった」と大いに刺激を受けた。

「前に強いし、スライディングタックルも多い。それもほとんど成功している。“俺に来い”感が強いし、結果、ブラジル戦では(CKから得点につながるボールが)来た。そこは見習いたいし、ファイターのイメージがあるけど、すごい駆け引きもしている」

 ピッチの外からライバルのプレーを注視したことで、あらためて学ぶこともあった。今度は自分の番。「チームが勝てば、自然と(試合に)出たメンバーはいいアピールになるし、勝たないと始まらない」。個人のアピールではなく、最優先はチームの勝利。「チームが勝つことを考えたら、自然といいプレーになる。チームが負けたら評価もクソもない。3つ勝って優勝することが大事」と、3連勝で2大会ぶり2度目の優勝を成し遂げる決意だ。

(取材・文 西山紘平)


麻也、槙野不在のDF陣を引っ張る昌子源「チームが負けたら評価もクソもない」

◆【E―1選手権】ハリルが“誤報”連発で厳重注意(東スポWEB)




 ハリルホジッチ監督が“誤報”を連発して厳重注意された。指揮官は7日、都内で行われた公式会見に出席。ケガで離脱したFW杉本健勇(25=C大阪)について「足首の問題があることもわかった。彼も手術をしている」と語ったが、現時点で手術を行っていなかった。協会関係者が監督発言を訂正し、C大阪には謝罪したという。

 さらに追加招集となったFW土居聖真(25=鹿島)の私生活にまで言及。大会期間中に結婚式を挙げるかのようなコメントだったが、大会後の誤りだった。J1鹿島サイドから、選手のプライベートに関わる発言を控えてほしいとのクレームを受け、こちらも謝罪となった模様だ。一連の問題を受け指揮官は、協会サイドから発言に慎重となるよう注意を受けたわけだ。

【E―1選手権】ハリルが“誤報”連発で厳重注意



【参考】
ハリル監督、ブチ切れ金崎を落選「受け入れがたい」

ハリル『日本代表の選手がああいう態度を取ってはいけない。それが理由で外した。チームの基準として、日本の全選手に言いたい。こういう行動を取ると日本代表には入れません。以上です』

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