日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年1月14日日曜日

◆元日本代表FW鈴木隆行氏 涙の引退試合「今日ここで区切りがついた」(スポニチ)




 鹿島、水戸で活躍し、15年限りで現役を退いた元日本代表FW鈴木隆行氏(41)の引退試合が13日にケーズデンキスタジアム水戸で行われた。

 鈴木氏が出場した02年W杯日韓大会メンバーが中心の「SUZUKI FRIENDS」と11年から14年まで所属した水戸の現役選手が中心の「MITO SELECTIONS」が対戦。前半は「FRIENDS」、後半は「SELECTIONS」に入った鈴木氏は、5得点を挙げスタジアムを大いに沸かせた。試合終了間際には鈴木氏のチャントに合わせ、9155人のファンが手拍子。それに後押しされるようにPKで5得点目を決めると、仲間の胴上げで4度宙に舞った。

 試合後の引退セレモニーでは「もうプレーすることはできません。今も夢に見ます。自分がひりひりした試合で得点を決める。最高の気持ちで夢を見て、起きたときにプレーしないのかと思うとさみしくなる」と本音をのぞかせた。涙で言葉を詰まらせながらも「でも今日ここで区切りがついた。これからは現場に戻りたい。プロの世界で、人生をかけて戦っているところで僕も選手の近くで一緒に戦いたい。プロの監督になりたい。ファンに、選手に愛される、選手を愛せる選手になりたい」と第二の人生に思いを馳せた。現在はJリーグ監督就任に必要なS級ライセンスを受講中で、今年度中にも取得できる見込み。選手としてスパイクをはくことはもうない。だが、愛すべきストライカーが再びピッチに戻ってくる日はそう遠くない。

元日本代表FW鈴木隆行氏 涙の引退試合「今日ここで区切りがついた」

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