日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年1月3日水曜日

◆内田篤人 鹿島復帰決定 約7年半ぶり(スポニチ)




 ドイツ2部ウニオン・ベルリンは2日、DF内田篤人(29)が古巣の鹿島に復帰すると発表した。内田にとっては10年7月にシャルケに移籍して以来、約7年半ぶりの鹿島&Jリーグ復帰となる。

 内田は清水東高から06年に鹿島入り。当時のパウロ・アウトゥオリ監督に見いだされ、高卒1年目で開幕スタメン出場を果たすと、その後も不動の右サイドバックとして成長。07年からは史上初のリーグ3連覇に貢献した。

 出場なしに終わった10年W杯南アフリカ大会後には、ドイツの強豪シャルケに移籍。1年目の10〜11年シーズンに欧州チャンピオンズリーグでベスト4入りに貢献するなど活躍を見せ、昨年まで7シーズンに渡り公式戦152試合に出場。ザックジャパンで臨んだ14年W杯ブラジル大会への出場を果たした。

 15年3月に右膝蓋腱を痛めてメスを入れ、その後はデリケートなケガゆえに長いリハビリ生活を強いられた。完全復活を目指し今夏にはシャルケを離れ、ドイツ2部ウニオン・ベルリン移籍を決断。思うような出場機会を得られなかったが、今夏にも復帰に向け動いていた鹿島が鹿島イズムを継承できる存在として正式オファー。クラブ間で合意して移籍が決まった。

 甘いマスクで絶大な人気を誇るだけに鹿島ファンだけでなく、日本サッカー界全体にとっても内田のJリーグ復帰は大きな話題を呼びそうだ。

 ◆内田篤人(うちだ・あつと)1988年(昭63)3月27日、静岡県生まれの29歳。清水東高から2006年に鹿島入りし、07〜09年のリーグ3連覇に貢献。08、09年にはJリーグのベストイレブンに選出されるなどJ1通算124試合に出場して3得点をマークした。10年7月、ドイツ1部シャルケに完全移籍。17年8月に1年契約でドイツ2部ウニオン・ベルリンに移籍。ブンデスリーガ通算104試合1得点、ドイツ2部通算2試合0得点。日本代表として10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会と2度のワールドカップ(W杯)に出場するなど国際Aマッチ通算74試合に出場して2得点。08年の北京五輪にも出場した。身長1メートル76、体重67キロ。利き足は右。


内田篤人 鹿島復帰決定 約7年半ぶり

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