日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年3月23日金曜日

◆大迫勇也が語るロシアへの想い「W杯でゴールを決めるのは夢」(サッカーキング)










 ケルンに所属するFW大迫勇也が、開幕の迫る2018 FIFAワールドカップロシアへの想いを語った。

 高校卒業後に鹿島アントラーズへ入団した大迫は2014年1月、ブラジルW杯まで約半年というタイミングでドイツ移籍を決断した。「もちろん迷いましたよ。ただ、代表の立場が確立されているわけではなかったので、ここで待つより攻めたほうがいいかなと」。強気かつ柔軟なそのスタンスは、4年経った今も変わっていない。

 ブラジルW杯後の2014-15シーズンはケルンでレギュラーとして活躍したが、2年目の15-16シーズンは不慣れなポジションで起用されたこともあり、リーグ戦でわずか1ゴールに終わった。その結果、約1年半、日本代表から遠ざかることとなった。

 それでも、「代表のことはあまり考えてこなかった」という大迫は、「まずはチームが第一なので。代表には呼ばれるけどチームでは試合に出られない、という状況のほうが怖いですから」と、あくまでクラブでのプレーに専念。「求められていないのなら、(呼ばれなくても)仕方ないですから」と開き直って迎えた16-17シーズンに復調し、再びヴァイッド・ハリルホジッチ監督の信頼を得た。

「要求はすごい」という指揮官との付き合い方にも、大迫らしさが表れている。

「向き合い方は特別に気にしていないですね。割り切っているかな。自分しかできないことをやりつつ、徐々に監督から言われていることも擦り合わせています。監督に言われたことだけをやるのであれば、誰が出ても同じじゃないですか。そうなるのは嫌なので。それでダメなら、自分を求めていない監督なら、それは仕方ないなと」

 2016年11月に代表復帰を果たして以降はワントップの座をつかみ、W杯のメンバー入りは当確とも言われている大迫。「選ばれるか選ばれないかを気にしていたら、サッカーはできない。開き直ってどんどん攻めていかないといけない」と、まずは目の前の試合を見据えつつ、ロシアの地で“夢”を叶えることを心に決めた。

「僕の出来次第で変わってくるっていうくらいの気持ちでいるのが大事だと思います。それだけの準備をしなきゃいけないです。夢なので。W杯で点を取るというのは」

【Information】******************************





毎週金曜日21時から放送のサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』に大迫勇也が登場! 番組の人気コーナー、岩政大樹氏が今一番会いたい人に話を聞く「今まさに聞く」にゲスト出演する。また番組は3月23日から内容がパワーアップ。岩政大樹氏、安藤幸代氏がMCを務めることが決まった。

<大迫勇也 収録後コメント>
ブンデスリーガはすごく攻守の切り替えが早いですし、見応えのある試合がたくさんあります。その中で僕もいい結果を日本の皆さんに届けられるように頑張っています。これからもぜひ、応援をよろしくお願います!




【放送概要】
■「今まさに聞く」 前編
タイトル:スカサカ!ライブ(リニューアル初回)
放送日時:2018年3月23日(金)23時30分〜25時 ※生放送(無料放送)

■「今まさに聞く」 後編
タイトル;スカサカ!ライブ(リニューアル2回目)
放送日時:2018年3月30日(金)21時〜22時30分 ※生放送

■「今まさに聞く」〜ケルン 大迫勇也篇〜(完全版)
タイトル:「スカサカ!ライブ」presents 今まさに聞く 〜ケルン 大迫勇也篇〜
放送日時:2018年4月6日(金)20時〜21時

■公式サイトはこちら






◆日本のサッカーファンに届けたい現場の“声” ~柴崎岳編~(サッカーキング)





 サッカーキング編集部が取材現場で聞いた印象的な“台詞”を紹介する連載企画。第3回はヘタフェの柴崎岳が記者に言い放った一言をお届けする。

 遡ること2016年末、柴崎岳は所属していた鹿島アントラーズの一員として、Jリーグチャンピオンシップを戦っていた。リーグ年間3位からの挑戦となる鹿島にとって、チームの総力戦を結集して闘うべき短期決戦だった。しかし、右中足骨を傷めていた柴崎は、準決勝の川崎フロンターレ(年間2位)戦で欠場を余儀なくされた。それでも鹿島は、チームの10番を欠く中、川崎を破り決勝へと駒を進めると、浦和レッズ(年間1位)との顔合わせとなった決勝戦、ホームの第1戦を落とすも、第2戦で逆転勝利を収め年間王者に輝いた。柴崎は第1戦で途中出場から戦線復帰すると、第2戦は先発フル出場でタイトル獲得に貢献した。

 表彰式後、メディアの取材に応じた柴崎は「チームのみんなに感謝したい。本来なら川崎戦に間に合うはずだったけど、なかなか上手くいかなかったので、浦和戦に合わせてやってきた。チームメイト、スタッフに感謝したいと思います」と決勝まで進出し、大一番での出場機会を与えてくれたチームに感謝の意を述べた。続けて話題は日本代表に及ぶ。このとき柴崎は2015年10月を最後に、代表から遠ざかっていたからだ。

「今は『チームでしっかり』という思いが強いです。代表のスタイルや戦術に適応していかなきゃいけないんですけど、自分の良さを見失ってはいけないですし……。もちろん、『代表に食い込んでいく!』という思いは今でも持っています」

 胸の内に秘めた代表への思いを語ると、とある記者から「縦に速いサッカーを目指す日本代表では、柴崎選手はアクセントをつけられる貴重な存在だと思いますが?」という質問が飛んだ。これに対し柴崎は、

「まぁ…、好きに書いてください」
と一蹴した。

 メディアニュースにこの発言が載ることはなかったが、“らしさ”が表れた一言だった。丁寧に取材に対応しながらも、「答える必要なし」と思えば、さらりとかわす。たった一言だが、冷静で、状況判断に長けた柴崎らしい台詞と言えるだろう。

「ミックスゾーン」と呼ばれる取材エリアでは、試合の度にメディアと選手のやり取りが繰り広げられる。柴崎擁する日本代表は23日からマリ、ウクライナとの2連戦に挑む。今回は試合後、どんな台詞が生まれるのか…、ロシアW杯本戦メンバー発表前最後のテストマッチを楽しみに待ちたい。


日本のサッカーファンに届けたい現場の“声” ~柴崎岳編~



◆指揮官の指示を「鵜呑みするという意味でなく…」 柴崎岳が考える、競争から抜け出す“一手”(ゲキサカ)





 W杯本大会まで、残された時間はわずかだ。サバイバルレースも最終局面を迎えており、生き残るには23日のマリ戦と27日のウクライナ戦でのアピールは不可欠な要素だと言える。そして、約半年ぶりに日本代表に復帰したMF柴崎岳も、指揮官が求めるものを表現しながら、自身の持ち味を発揮していこうとしている。

 今季からリーガ・エスパニョーラを戦うヘタフェに加入。10番を託されて開幕スタメンを飾ると、4試合連続先発出場を果たし、第4節バルセロナ戦では鮮やかなボレーでリーガ初得点を記録した。しかし同試合で負傷すると、約3か月の離脱を余儀なくされ、昨年11月に欧州遠征を行った日本代表への招集も叶わなかった。負傷から復帰後は先発出場もあれば、途中出場もあり、ここ4試合は連続してベンチスタートと苦しい時期を迎えている。

 開幕直後にピッチに立ち続け、得点を奪ったものの、本人は「そこまで良いスタートを切ったとは思っていない」ようで、「なかなか難しいシーズンになっている印象がある」とここまでのシーズンを振り返る。しかし、厳しい中でも「徐々に自分の中で克服しているものもある」と手応えを得ている部分もあるようだ。

「それは急にできるものではないものもあるので、まだまだ成長中の部分もある。でも、現時点でできていることを、試合でも発揮できればいい」

 異国の地で自身を成長させる男は、約半年ぶりに日本代表に復帰して、サバイバルレースに参戦する。「この場所に来れて『これから』だと思っているし、マリ戦とウクライナ戦が非常に重要になると認識している」。今回の2連戦の結果が大事だと理解しているが、「監督はチームのことを考えているし、自分のやりたいサッカーや理想とするチームにするために、どの選手を入れようかという部分だと思う。だから、監督の求められていることをしっかりと表現したい」と、ただやみくもに個人のアピールに走るわけではない。

「監督の言っていることを、どれだけ実行できるかがカギになる。メンバーに残るには、そういう部分を重点的にやる必要があると思う」

 しかし、それはバヒド・ハリルホジッチ監督の指示を「鵜呑みにするという意味ではない」と話し、「自分の特長をプラスアルファで出しながら結果として残したい」と自身の特長を出すことも大事だと考えている。「強度の高い守備」「シンプルにゴールを奪う」というベースとなる部分の質や精度を高めつつ、試合状況に応じてボールを保持するなど「使い分けを個人的にしていきたい」とピッチに立った際のイメージを膨らませている。

「どのポジションでも競争があるので、その競争から抜け出せるように個人としてもしっかりやっていきたい」と限られた出場機会の中で、競争から抜け出す“一手”を打とうと万全の準備を進める。

(取材・文 折戸岳彦)


指揮官の指示を「鵜呑みするという意味でなく…」 柴崎岳が考える、競争から抜け出す“一手”




◆DF昌子源「セットプレーが大事」自身も得点狙うぞ(ニッカン)





 ベルギー遠征中の日本代表DF昌子源(25=鹿島)が、組織的な守備の重要性を説いた。

 国際親善試合マリ戦を翌日に控えた22日、試合会場のスタッド・モーリス・デュフランで冒頭15分を公開した公式練習を実施。

 昨年11月の欧州遠征では強豪のブラジルやベルギーに完敗し「個の差があった」と分析した。その上で「個で勝てないところはチームで修正していかないといけない」と指摘した。

 攻撃面では「セットプレーが大事」とキッパリ。「CKやFK、直接FKもなかなか決まっていない」。直接FKとなると4年半前13年9月のグアテマラ戦でG大阪のMF遠藤保仁が決めたのが最後。昌子自身もセットプレーから得点を狙っていく。


DF昌子源「セットプレーが大事」自身も得点狙うぞ




◆強化試合5連勝でロシア行き目指す昌子「チームとして勝ち癖は大事」(ゲキサカ)





 W杯本大会でも起こり得るシチュエーションだ。DF吉田麻也不在で臨むベルギー遠征。W杯アジア最終予選で全試合にフル出場したDFリーダーを欠く中、DF昌子源(鹿島)は「本選に行ったとき、(吉田)麻也くんがケガをする可能性だってある。いる選手で勝ちにいかないといけない」と力説した。

 W杯までに残された強化試合は5試合。今遠征では23日にマリ、27日にウクライナと対戦し、本大会直前には5月30日のガーナ戦(日産ス)、6月8日のスイス戦(ルガーノ)、6月12日のパラグアイ戦(インスブルック)が控える。

「W杯まで試合は少ない。チームとして勝ち癖は大事。明日からW杯まで、全部勝つことをチームとして目標にしている」。目指すのは5連勝でのロシア入り。「勝って右肩上がりで(ロシアに)入って、W杯でピークに持っていきたい。W杯イヤーの一発目。もう“負けて課題が出ましたた”という年じゃない」と、何よりも勝利にこだわるつもりだ。

(取材・文 西山紘平)


強化試合5連勝でロシア行き目指す昌子「チームとして勝ち癖は大事」



◆昌子源、PA内のデュエルに勝つ「そこで負けたら『点取ってください』って言うようなもの」(フットボールチャンネル)





 日本代表は22日、マリ代表戦に向けて前日練習を行った。

 今シリーズは吉田麻也が負傷中のため選外だが、昌子源は「いる選手で勝ちに行きたい」と話す。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がチームに求めてきた『デュエル』。昌子は昨年11月のブラジル、ベルギー戦を例に挙げ、ディフェンダーの視点でこう語る。

「デュエルに持ち込む前にファーストタッチで抜かれていて、体を当てられないとか、球際に行かせてくれないっていうのが多かった。基本的にデュエルはどこでって言ったらペナ内だと思う。ペナ内で結局、ベルギーの時もクロスだったし、そういうのをしっかりタイトにマークするっていうのはすごく大事。そこはどんだけ世界の人らがうまくても、結局はデュエルだと思う。レヴァンドフスキとかがうまいと思うんですけど、そこで負けていたら、『はいどうぞ、点取ってください』って言ってるようなもの」

 昌子の口からは、ワールドカップ本大会で対戦するポーランドのエースストライカーの名前も出た。もちろん、PA内に攻め込まれないような戦いができればベストであり、鹿島アントラーズの守備の要も「入れないのが理想」と言う。だが「どうしても後ろに重たくなるってのはあると思うし、そういう時にいかにデュエルで戦うかっていうのがすごい大事だと思うので」と続けた。

 ワールドカップに向けて「勝ち癖をつけたい」と昌子は話している。今年最初の代表戦を勝利で飾り、今後に勢いをつけたいところだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】


昌子源、PA内のデュエルに勝つ「そこで負けたら『点取ってください』って言うようなもの」




◆鹿島、W杯イヤーに過密日程も“経験”が強み(サンスポ)





 【No Ball,No Life】J1鹿島はリーグ中断期間前の鳥栖戦(18日)に1-0で勝利し、つかの間の休みに入った。アジア・チャンピオンズリーグ、リーグ戦と連戦だったチームにとって安息のオフだ。

 今季の鹿島はACLの2戦からスタート。ホームでの初戦(2月14日)上海申花(中国)戦は1-1の引き分けに終わり、第2戦(2月21日)アウェー水原三星(韓国)戦は、今季から10番を背負うFW金崎夢生の2得点の活躍で2-1で競り勝った。シドニーFC(豪州)とも2戦を戦い、1勝1分けの成績。他のJクラブが1次リーグ突破に向け苦戦を強いられている中で、まずまずの調子といえるだろう。

 一方のJリーグ。2月25日の開幕戦は、敵地で清水と0-0で引き分けた。続くG大阪戦(3月3日)は1-0で今季初白星を飾ったが、第3節広島戦(10日)は1失点の零封負け。早くも今季初黒星がついた。直近の鳥栖戦(18日)では再び勝利したが、安定感を欠く開幕スタートとなった。

 W杯イヤーの今年は、どのチームも過密日程を強いられることになる。長距離移動もあるACL参戦組にとってはかなり苦しい日程だが、FW土居聖真が「昨年もきつかった。あれに比べたらまだまだ。それにシーズン序盤だから」と話すように、昨季途中は天皇杯を含めるアウェー4連戦を経験。さらにいえば、一昨年はリーグ戦終了とともにCSの3試合を戦い、終わればクラブW杯に出場。快進撃をみせ決勝までの4試合をこなし世界2位となると、締めくくりは天皇杯も元日の決勝まで戦い抜き、精神面でも鍛えられた。鹿島には他のクラブにはない“経験”がある。

 今季も序盤で連戦を強いられたが、故障者続出の中で“上出来”とはいえない成績ながら乗り切ることができたのは幸いだ。昨年から離脱しているDF西大伍(右膝内側側副靭帯(じんたい)断裂)、DF三竿雄斗(慢性的な恥骨痛)に加え、2月からの約1カ月の間で、MFレアンドロ(左膝蓋靱帯損傷)、MF遠藤康(左大腿二頭筋損傷)、MF安部裕葵(右膝負傷)、DF内田篤人(右もも裏の張り)、DF安西幸輝(右膝内側側副靱帯損傷)らが相次いで負傷した。勝利を義務づけられたチームだが、“野戦病院”状態では試合をするのがやっと。よく持ちこたえたと感心するものがある。

 けが人も徐々に復帰し、ようやく通常の状態に戻りつつある。調子の上がらなかったブラジル人選手たちもここにきて復調の兆しを見せている。「きつかったけど、もう慣れっこ。これからでしょ」と日本代表DF昌子源。王座奪還へ。鹿島が出遅れ分を取り戻し、一気に上昇気流に乗る。(一色伸裕)


鹿島、W杯イヤーに過密日程も“経験”が強み



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