日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年5月22日火曜日

◆​タイトーと鹿島アントラーズ、脱出ゲーム「カシマゾンビスタジアム・2~ウィルスの謎を解け!カシマにゾンビ再び!~」を開催決定! 中田浩二さんがゲストで登場(Social Game Info)





タイトーは、鹿島アントラーズと方南町お化け屋敷オバケン(HLC)と共同で、7月14日(土)に茨城県立カシマサッカースタジアムで「ゾンビパンデミックwith鹿島アントラーズ カシマゾンビスタジアム・2~ウィルスの謎を解け!カシマにゾンビ再び!~」を開催する。

このイベントは、参加者がスタジアム内をさまよう超リアルなゾンビにつかまらないよう、謎を解いてミッションクリアを目指していく。さまざまなミッション、ゲームで使用できる新たなアイテムなど、前回以上にパワーアップした内容となっている。ゲストには中田浩二C.R.Oが登場する予定だ。

チケットは、5月25日(金)よりアントラーズファンクラブ会員対象の先行販売、同26日(土)より一般販売を行う。参加者全員にイベント限定ステッカーをプレゼントするほか、ミッションをクリアした参加者の中から抽選で、イベントでしか手に入らない豪華賞品をプレゼントする。


<以下、プレスリリースより>

■ストーリー
カシマサッカースタジアムに謎のゾンビウィルスが発生する事件から1年が過ぎた。忘れられないあの事件を乗り越え、スタジアムは平和を取り戻したかのように思えた。2018年、再び開催された鹿島アントラーズファン感謝デーと称したOBとのイベント中にその悲劇は起こった。スタジアム全体に鳴り響くサイレン。再び封鎖されるスタジアム。何故、ウィルスが再発してしまったのか……? あなたはゾンビに捕まらずにスタジアム内に隠された謎を解き、この危機的状況から生き残り、無事カシマを救うことが出来るか!?

■ルール
参加者は腰にライフベルトと呼ばれる2本のリボンがついたベルトを巻き、リボンを取られないようゾンビから逃げ回ります。制限時間90分以内に、ゾンビからリボンを奪われることなく、スタジアム内に隠された全エリアの謎を解くことができればミッションクリアとなります。










■イベント概要
【開催日】 2018 年 7 月 14 日(土)
1st ステージ 13:00 キックオフ(12:00 開場)
2nd ステージ 17:30 キックオフ(16:30 開場)


【参加賞&豪華賞品】
参加賞として、当イベント限定ステッカー(全員)をプレゼント。ミッションクリアした参加者の中から抽選で、お好きな選手背番号&サイン入りユニフォーム、サイン入りポスター、試合実使用球など豪華賞品をプレゼント。

【体験時間】
約 120 分 (プレイ時間 90 分 / 説明 30 分)

【会場情報】
茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市神向寺後山 26-2)

【会場へのアクセス方法】
 下記鹿島アントラーズ様 HP よりご確認ください
http://www.so-net.ne.jp/antlers/access/stadium.html

【チケット料金】
<前売り・当日共通 全て税込>
一般チケット 大人 3,300 円、子供 1,600 円
ファンクラブチケット 大人 3,000 円、子供 1,500 円
Tシャツ付き一般チケット 6,300 円、子供料金設定はなし
Tシャツ付きファンクラブチケット 6,000 円、子供料金設定はなし
ピストル付き一般チケット 大人 4,000 円、子供 2,300 円
ピストル付きファンクラブチケット 大人 3,700 円、子供 2,200 円
※中学生以上は大人料金、未就学児は無料
※チケット購入方法は、特設サイトにてお知らせいたします。
※「森チャック氏描き下ろしコラボ T シャツ」付きチケットを販売!
「いたずらぐまのグル~ミ~」でおなじみのイラストレーター森チャック氏の描き下ろし。
“しかおゾンビ”と“グル~ミ~”が奇跡のコラボレーション!
※「ピストルとは?」…1 発撃つごとにゾンビの動きを一定時間止めることができるアイテム(全 12 発)。ピストル本体は貸与品となります。

【チケット発売日】
鹿島アントラーズファンクラブ会員先行販売: 5 月 25 日(金)
※会員購入特典として、チケット購入ポイントがつきます。
一般販売: 5 月 26 日(土)

【チケットに関するお問い合わせ】
鹿島アントラーズコールセンター 0299-82-5555(10:00~16:00)

【運営ボランティア大募集!】
ゾンビに変身できるチャンス?! 特殊メイクや本格的な演技指導が受けられます。本イベントでは自衛隊役、運営スタッフも同時募集いたします。運営ボランティア希望の方は特設サイトより詳細を確認のうえ、ご応募ください。なお、定員に達し次第、募集は締め切らせていただきます。
主催:株式会社鹿島アントラーズ FC
企画・運営:株式会社タイトー・株式会社 HLC(方南町お化け屋敷オバケン)




​タイトーと鹿島アントラーズ、脱出ゲーム「カシマゾンビスタジアム・2~ウィルスの謎を解け!カシマにゾンビ再び!~」を開催決定! 中田浩二さんがゲストで登場

◆様々なスポーツにカスタマイズできるARスポーツアクティビティ「Playbox」展開開始(CYCLE)




SkyBallは、あらゆるスポーツにカスタマイズできるARスポーツアクティビティ「Playbox」の提供を開始した。

「Playbox」は、利用者が専用デバイスを装着せず、子どもも大人も同じ条件で遊ぶことができるARスポーツアクティビティだ。サッカー(キックターゲット)、野球、バスケットボール、テニス、バレーボールなどの様々なスポーツにカスタマイズできる。コンセプトは、スポーツを「もっとカジュアルに」「みんなで楽しむ」。

サッカーゴールやバスケットコートにプロジェクション・マッピングし、センサーを投射フィールドに設置してボールや身体とフィールドの当たり判定を行うことでゲームが進行する。サッカーゴールなどリアルな物体に映像を表示させるため、スマートフォンやHMDを使ったARとは異なる現実を拡張したエンターテイメントを楽しめる。

リリースに先立ち、茨城県立カシマサッカースタジアムで4月14日(土)に行われたJ1リーグ第8節「鹿島アントラーズvs名古屋グランパス」にて「mercariシュート・チャレンジ」を実施。デジタル版キックターゲットをプレイしてもらった。今後、プロ、アマチュアを問わず、スポーツクラブや選手とのコラボレーションを手掛けていく予定だ。

また、今回のカシマスタジアムでの実施を皮切りに、プロ野球、Jリーグ、Bリーグなどスタジアムのファンビジネスの一環として展開していく。さらにゲーム性を変え、商業施設や各種イベントとのエンタメコンテンツとしての展開、VRゲームセンターのような施設展開も検討している。


様々なスポーツにカスタマイズできるARスポーツアクティビティ「Playbox」展開開始

◆秋田豊が語る鹿島の紅白戦。 「勢いある若手は、とことんぶっ叩く!」(Sportiva)




遺伝子 ~鹿島アントラーズ 絶対勝利の哲学~(13) 
秋田 豊 前編


◆新連載・アントラーズ「常勝の遺伝子」。 生え抜き土居聖真は見てきた(Sportiva)
◆土居聖真「ボールを持つのが 怖くなるほど、鹿島はミスに厳しかった」(Sportiva)
◆中田浩二「アントラーズの紅白戦は きつかった。試合がラクに感じた」(Sportiva)
◆中田浩二は考えた。「元選手が 経営サイドに身を置くことは重要だ」(Sportiva)
◆スタジアム近所の子供が守護神に。 曽ヶ端準とアントラーズの幸せな歩み(Sportiva)
◆曽ヶ端準「ヘタでも、チームを 勝たせられる選手なら使うでしょ?」(Sportiva)
◆移籍組の名良橋晃は「相手PKに ガックリしただけで雷を落とされた」(Sportiva)
◆名良橋晃がジョルジーニョから継ぎ、 内田篤人に渡した「2」への思い(Sportiva)
◆レオシルバは知っていた。「鹿島? ジーコがプレーしたクラブだろ」(Sportiva)
◆「鹿島アントラーズは、まさにブラジル」 と言い切るレオシルバの真意(Sportiva)
◆「ジーコの負けず嫌いはハンパなかった」。 本田泰人はその魂を継いだ(Sportiva)
◆「アントラーズの嫌われ役になる」 本田泰人はキャプテン就任で決めた(Sportiva)


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 5月16日、中国・上海スタジアム。試合終了を告げる笛が鳴ると、両チームの選手たちがピッチに立ち尽くす。腰を下ろし、座り込む選手も少なくなかった。誰もが限界まで戦った証しだ。ACLラウンド16セカンドレグ、上海上港vs鹿島戦は2-1で上海上港が勝利したが、ファーストレグを3-1で勝利していた鹿島のベスト8進出が決まった。

「第1戦にフッキが出ていなくて、そこはツイていた」

 ユニホームが汗で身体に張りつくほど、90分間攻守に走り続けた鈴木優磨が言う。右足の負傷で第1戦を欠場したフッキ、オスカルの強力ブラジル人が織りなす攻撃は抜群の破壊力を持っている。

「パワープレーもあるし、サイドからも崩してくる。深くまでえぐってくるときもあれば、深くまでえぐってマイナスとか……本当にいろんな攻撃をしかけてきた」

 そう語る昌子源は、前半7分に先制点を許したあと、落ち着いていられたことが重要だったとも話した。

「相手も相手だったので、この1点は仕方がない。俺らはまだ勝っていると落ち着いていた。右サイドを中心に落ち着いて回し、そこから決定機が作れたので、そこで点が取れればラクだった」

 42分に土居聖真が同点弾。1-1で迎えた後半は、上海上港の攻撃を鹿島がしのぐという時間が続いた。ゴールキーパーのクォン・スンテのビッグセーブに何度も救われる。

 後半34分、ペナルティエリア内での昌子のハンドでPKを与えてしまい(ちなみにボールは手ではなく、頭に当たっている)、フッキがそれを決めて、2-1となる。さらに上海上港は猛攻を続けたが、鹿島がなんとか抑え、試合が終わった。

「今日は別に、いいゲームをしようとか思っていなかったので。ここ(ラウンド16)を突破するという、みんなの強い意志が出たと思います。いいゲームかって言われたら、疑問がありますけど。足をつろうが、動けなくなろうが、今日の試合はそれでもいいと思っていた。最後はなんとか失点しないように前へ出たり、裏へ抜けたり、わずかでもプレスをかけて、相手が蹴りづらいようにしたり……。でも、やっぱり俺は前線の選手なんで、点を取りたかったです。とりあえず、突破が決まって、今は非常に嬉しく思っています」

 今季開幕以降、リーグ戦13試合、ACL8試合、すべての試合に出場している鈴木が試合を振り返る。鬼門といわれたラウンド16の壁を突破するのは、簡単なことではなかった。過去、タフな戦いの前でプレッシャーにつぶされるように跪(ひざまず)き、敗れてきた。積み重ねた悔しさを経験という力に変えたからこそ、このタフなトーナメントを勝ち上がれた。しかし、まだひとつだけだ。新しい歴史を刻むためには、まだ足りない。

「おめでとうございますとは、違う。勝てなかったのもあるけれど、まだベスト8が決まっただけだから」

 植田直通は淡々とそう語り、「(リーグ戦の)仙台戦に勝たなくては、意味がない」と言い切った。


*     *     *




 勝ち切る――。

 鹿島アントラーズの哲学とは、勝つことへの執着心だ。それを体現したレジェンドたちのなかでも、長くセンターバックを務めた秋田豊は、クラブにひとつの選手モデルを残した。アントラーズのセンターバックは弱い気持ちを微塵も見せてはならない。強いヘディングは攻守において、チームの勝利に貢献した。

――鹿島アントラーズで数々のタイトルを手にされてきましたが、もっとも強いチームはどのチームでしたか?

「3連覇のオズワルド・オリベイラ時代も強かったけれど、僕はすでに移籍していましたから(笑)。実は三冠を達成した2000年はそれほど強かったという印象はないんです。やっぱり、1997年のチームですね。一番強かった。あのチームは”スーパー”でしたよ。

 だって、ジョルジーニョがいて、ビスマルクがいて、本田(泰人)さんもすごかった。守っていても、相手のフォワードにクサビが入ることもまったくなかったんですから。中盤のポジショニングで、相手のパスを誘発して、ボールを奪うんです。見事でしたよ。見ている人からしたら、『守備はラクだろう』って(笑)」

――攻撃も迫力がありました。

「そうですね。選手個々が際立っていました。そのうえで、誰もがチームのために闘っていた。自分のタスクを果たすことに力を尽くしていましたから。自分のストロングポイントを理解し、それを発揮する。同時にチームメイトの強さや弱みを理解し合っていたので、カバーし合える。チームとしての完成度、そしてバランスがメチャクチャよかった」

――しかしその年、リーグタイトルは獲れませんでした。ナビスコカップ決勝とチャンピオンシップでジュビロ磐田との4連戦がありました。

「ナビスコカップ決勝戦を快勝(2戦合計7-2)したことで、緩みというかスキが生まれたんだと思います。チャンピオンシップも勝てるよ、という気持ちがどこかにあったんでしょう。それで痛い目にあった。もう、往復ビンタを喰らったようなものです。『次は絶対に磐田に勝つんだ』と。2000年は正直、チームとしては磐田のほうが強かったと思います。でも勝ったのは、僕らだった。

 サッカーは強いから、うまいから、勝つわけじゃないんです。試合に勝ったチームが強い。だから鹿島というチームは、『勝つ』ことにこだわる。それこそがジーコイズムなんです。

 チームがどんな状況でも関係ない。連戦だろうと、ケガ人がいようともね。負けていい試合なんて、1試合もない。いつでも戦わなくちゃいけないんです。だから、自分たちの状況、相手の状況を踏まえて、どうやったら勝てるか? を考える。勝つところから逆算する。勝つために手段は関係ないんですよ。自陣に引いたって恥ずかしいことなんてないんです」

――1-0で逃げ切るというのが、鹿島アントラーズらしさだと言われるのも、そういう勝利に対しての覚悟があるからなのでしょうね。

「たとえば、自陣に引く時間があっても、押し込まれているという受け身にならない。自分たちがボールを持っているときは当然ですが、相手がボールを持っていても、自分たちのリズムでサッカーをしているという余裕が大事なんです。『持たせているんだ』と慌てない。相手が押し込んでいるということは、その背後にはスペースがあるということ」

――ピンチはチャンスだと。

「自陣近くでもコンパクトに守れていれば、挟み込んでボールをインターセプトすることができる。そこで攻めに出れば、フリーになる確率は高いですからね」

――時間の使い方も巧い。

「勝つために今、何をすべきか。ジーコイズムですね。ジーコの負けず嫌いはハンパなかったですから。ジャンケンですら負けると熱くなる。でも、そういう負けず嫌いというのは恥ずかしいことじゃなくて、プロである限り、やっぱり、すごく大事なことだというのをジーコが教えてくれた。それが脈々と鹿島で伝承されて、今のチームでいくと小笠原満男ということになるわけです」

――アントラーズの紅白戦が白熱するというのは、今も続くスタイルのひとつだと思うのですが……。

「それは、常に、選手が自分の力を出し切っているということ。後輩だろうと先輩だろうと関係ない」





――噛みつくような若い選手の勢いを先輩はいなす……

「いなさない。かわすんじゃなくて、ぶっ叩く。立ち上がれなくなるくらいまで、ぶっ叩く」

――それが自分のためであり、チームのためであり、その選手のためだと。

「もちろん。自分にとってもそういう高いモチベーションで挑んでくる若手は、練習相手としては一番だから。Jリーグでも、対戦相手は鹿島を喰おうと思って挑んできますから。だから、こっちもそういう若手を精神的にも、肉体的にもボロボロにするくらいの気持ちで闘うんです。満男なんて、本当に生意気というか、まったく諦めないし、何度も何度も向かってきましたからね。俺を抜いてやろうという気持ちがすごく伝わってきましたよ」

――でも、「100年早いわ!」と跳ね返すわけですね。

「はい。でも、また立ち上がってくる。そういう男だから、今でもやれているんですよ」

――そういう後輩は可愛いですよね。

「そう、可愛い」

――そういう厳しさのなかで若手が育っていくのですね。

「鹿島というクラブは、ただうまい選手だから獲得するということがない。もちろん、ポテンシャルも見ているけれど、同時にやっぱり強いメンタリティーを持った選手を選んでいる。その軸がブレなかったから、選手が伸びることができたんだと思うんです。

 いろんな選手がいるなかで、『いい選手だけど、鹿島には合わない』という選手もいるから。トレーニングに対する向き合い方、質の高い練習ができるのかは重要です。鹿島のトレーニングの質と量を消化できるのか。しっかり練習できる選手に対しては、スタッフもクラブも寛大な気持ちで見てくれるというのは、僕自身、選手としてすごく感じましたね。たとえば(鈴木)隆行なんて、高卒で入ってきたときは、何の怖さもない選手だったんですよ」

――同世代のFWには柳沢敦さんや平瀬智行さんなど、高校選手権のヒーローがいましたしね。鈴木さんはブラジルへ留学したり、レンタルでジェフ市原(当時)へ行ったり。

「そうやって時間と機会を与えながら、最終的にはワールドカップ(2002年、日韓大会ベルギー戦)でゴールを決める選手になれたんだから。18、19歳の頃はそんなこと想像もできなかった(笑)。だから、鹿島というのは、不思議なクラブで、きちんと、真摯にサッカーと向き合っていれば、成長できる場所なんです」

(つづく)


秋田豊が語る鹿島の紅白戦。「勢いある若手は、とことんぶっ叩く!」

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