日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年7月7日土曜日

◆滋賀・近江八幡市、乾に市民栄誉賞 鹿児島県は大迫に知事表彰/W杯(サンスポ)



大迫勇也 yuya.oosako

 滋賀・近江八幡市は6日、W杯ロシア大会で2ゴールを決め、日本の16強入りに貢献した同市出身のMF乾貴士(30)=ベティス=に、同市2人目の市民栄誉賞を贈ると発表した。

 鹿児島県は、南さつま市出身の日本代表FW大迫勇也(28)=ケルン=に知事表彰「スポーツ部門」特別賞を授与することを決め、8日に表彰式を行う。


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滋賀・近江八幡市、乾に市民栄誉賞 鹿児島県は大迫に知事表彰/W杯



◆真野恵里菜、サッカー柴崎岳との交際沈黙は“プロ意識の高さ”ゆえ! 結婚発表はファンを思って“直前”!?(日刊サイゾー)



柴崎岳 gaku.shibasaki


 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場し、決勝トーナメント1回戦で敗退した日本代表。その健闘ぶりに日本中が湧いたが、その中でも甘いマスクと確かな実力で女性ファンのハートをキャッチしたのがMFの柴崎岳選手だ。現在はサッカー・スペイン1部リーグのヘタフェで活躍しているが、今回の大会での実力を認めた欧州のビッグクラブに注目されるなど、さらなるステップアップの可能性もあるという。

 そんな柴崎と4月に結婚報道があったのが、女優の真野恵里菜だ。2008年にモーニング娘。やアンジュルムが所属する「ハロー!プロジェクト」から松浦亜弥、藤本美貴に続くソロアイドルとして鳴り物入りでデビューするも、いまいちブレイクせずに13年2月にアイドル活動を卒業。

 それ以降は女優として数々の映画やドラマに出演し、人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系) や『とと姉ちゃん』(NHK総合)で注目を浴びる存在になった。

 2人は16年秋に友人を介して知り合い意気投合し、交際を開始。順調に遠距離恋愛を育んできたといい、一部メディアは4月19日に真野と柴崎が結婚秒読みであるとし、早ければワールドカップ後の夏に結婚するのではないかと報じていた。真野の所属事務所は「プライベートは本人に任せています。結婚の報告は受けていません」と交際を否定しなかったこともあり、業界では2人の結婚はほぼ確実視されている。また、2人の結婚は、双方のファンや関係者も含め、好意的に受け止められているそうで、その理由は真野の恋愛に対する姿勢にあるという。

「真野さんは色恋沙汰に厳しいハロプロ出身なので、芸能人に恋愛はご法度なのを、よくわきまえています。そのせいで、柴崎選手との結婚報道が出た時に自身のSNSに祝福コメントが殺到した時も、一切それに反応することもなければ、自身のブログで柴崎選手のことを感じさせることを書いたことがない。まったく浮つかないプロ意識に、双方の関係者やファンが感心しているんです」(芸能事務所関係者)

 真野といえば、ファンの間ではストイックで真面目なことで知られている。ソロアイドル時代から彼女を知る関係者は語る。

「真野さんはルックスがズバ抜けていたため、ハロプロの下部組織に当たる『ハロプロエッグ』(当時)に入ってすぐ、歌やダンスが下手くそなままソロデビューしたんです。そのためプロという立場と実力が伴わず、そのことに本人がかなり悩んでいた。アイドルで大成しなかったことを非常に悔やんでおり、女優になってからはパンチラ女子高生や風俗嬢といった清純派アイドル時代には考えられなかった役にも果敢に挑戦し、結果を出している。そんな苦労人だからこそ、ファンをガッカリさせられないと、自身の結婚は直前まで伏せるつもりなのではないでしょうか」

 真野は3月に公開されたWEBサイトのインタビューにて、結婚観について聞かれた際「私は10代後半から一人暮らしを始めて、ずっと自分で働いて生活してきたので、専業主婦はあまり想像できない」としつつも「ただ、結婚相手の方に家に入ってほしいと言われたら、入るべきだと思うかもしれません」と答えている。

 今夏、真野と柴崎は結婚のゴールを決め、スペインでの生活を始めるのか。真野は専業主婦になるのかも含め、今後に注目していきたい。




真野恵里菜、サッカー柴崎岳との交際沈黙は“プロ意識の高さ”ゆえ! 結婚発表はファンを思って“直前”!?


◆【投票結果】日本代表、W杯MVPは柴崎岳! 西野監督もトップ5入り(サッカーキング)



柴崎岳 gaku.shibasaki


 2018 FIFAワールドカップ ロシアを戦った日本代表は、ベルギー代表に惜しくも負けてしまったものの、ベスト16進出を果たした。サッカーキングでは、日本代表が帰国した後に「W杯で最も活躍した人は?」というユーザーアンケートを実施した。

 1位に選ばれたのは、ボランチで起用された柴崎岳だ。西野朗監督の下でレギュラーに君臨すると、全4試合に出場。長短のパスで試合を組み立て、幾度となく決定機を演出した。

 2位にはセネガル戦とベルギー戦でゴールを決めた乾貴士が、3位にはコロンビア戦で先制点に繋がるPKを決めた香川真司が選出された。また、4位には西野監督がランクイン。短期間でチームをまとめ上げ、前評判を覆してグループステージを突破させた手腕を評価された。

■ユーザーが選ぶロシアW杯の優秀選手トップ5
1位 柴崎岳:1185票
2位 乾貴士:822票
3位 香川真司:220票
4位 西野朗監督:116票
5位 昌子源:80票




【投票結果】日本代表、W杯MVPは柴崎岳! 西野監督もトップ5入り




◆「サムライブルーで最高のパフォーマンス」、海外メディアがW杯アジアベスト11を選出(ゲキサカ)



大迫勇也 yuya.oosako


 ロシアW杯は決勝トーナメント1回戦を終え、6日に準々決勝が行われる。アジア勢は全チームの敗退が決まったが、『フォックス・スポーツ』のアジア版が今大会アジア人ベストイレブンを選出。日本代表から最多5選手が選ばれた。

 今大会はアジアから日本、韓国、サウジアラビア、イラン、オーストラリアの5か国が参加。韓国が前回王者ドイツを破り、イランも欧州王者ポルトガルと引き分けるなど奮闘をみせたが、グループリーグ突破を果たしたのは日本だけだった。その日本も決勝トーナメント1回戦でベルギー相手に善戦したが、2-3で逆転負けを喫し、ベスト16敗退となった。

『フォックス・スポーツ』選出のベストイレブンの布陣は4-2-3-1。センターバックに昌子源、左サイドバックに長友佑都が選ばれ、ボランチには長谷部誠、右ウイングに乾貴士、1トップに大迫勇也が入った。また、最優秀指揮官として西野朗監督も選出されている。

 乾については「サムライブルーでおそらく最高のパフォーマンスを披露した」と絶賛。また、西野監督に対しては「W杯開幕70日前に代表チームを引き継ぎ、どのようにしてラウンド16に達したのか」と記し、完璧なゲームプランを実行し、攻撃的に戦うことを恐れず、称賛に値する内容だったと賛辞を送っている。

▼GK
チョ・ヒョンウ(韓国)

▼DF
長友佑都(日本)
昌子源(日本)
モルテザ・プラリガンジ(イラン)
ラミン・レザイアン(イラン)

▼MF
長谷部誠(日本)
アブドッラー・オタイフ(サウジアラビア)
乾貴士(日本)
ソン・フンミン(韓国)
マシュー・レッキー(オーストラリア)

▼FW
大迫勇也(日本)

▼監督
西野朗(日本)




「サムライブルーで最高のパフォーマンス」、海外メディアがW杯アジアベスト11を選出




◆サッカー日本代表・柴崎岳が実践する「速読脳トレ」とは?(日刊スパ)



柴崎岳 gaku.shibasaki


W杯日本代表・柴崎岳が実践している“速読脳トレ”って何?

 興奮いまだ冷めやらぬサッカーワールドカップ日本戦で、世界中から注目されたのが柴崎岳選手だ。

 柴崎選手は鹿島アントラーズから2017年にスペインに移籍。2部リーグ、テネリフェの半年を経て1部リーグのヘタフェへ。2017年9月のバルセロナ戦では圧巻の左足ボレーで先制を決めるなど大一番で輝きを放ってきた。そして初W杯となる今大会での活躍は皆さんご存知の通りだ。

 その柴崎選手だが、2015年から「速読脳トレ」なるものを取り入れているという。

 サッカーに速読? 脳トレ? いったいどういうことなのか。セッションを行っている速読コンサルタントの呉真由美さんに話を聞いた。

「今回のサッカーワールドカップでの柴崎選手の大活躍、とても嬉しく思っています。広い視野と素早く的確な判断は、本来彼の持っていた正確なパスをより引き立たせてくれていますね」

 と言う呉さんだが、サッカーの専門家ではない。それどころか、「スポーツ全般に詳しくない」と言うのに、フェンシングでロンドン五輪銀メダルの三宅諒選手、鹿島アントラーズの西大伍選手、中村充孝選手、サンフレッチェ広島の丹羽大輝選手など、多くのプロアスリートが呉さんのセッションを受けているのだ。ますます謎は深まるばかり。

「よく誤解されるのですが、速読で視野が広がるわけではありません。私は速読コンサルタントで、教材も本を使いますし、実際に本が速く読めるようになりますが、行っていることは脳の活性化なんです。

 選手からも、初めてお会いすると『僕らの競技に詳しいですか?』と聞かれることが多いのですが、私がお手伝いするのは脳のいい使い方ですから、その競技に詳しい必要はないんです」

 脳が活性化するから、スポーツがうまくなる。分かったような分からないような理屈だ。

速読で脳が活性化するとスポーツがうまくなる

「皆さんは、本屋さんにいるとき、並んだ本のなかから好きな作家の新刊が目に飛び込んでくることはありませんか? パーティで歓談中に、後ろの人たちの会話から知っている人の名前だけパッと聞こえることはありませんか? また私たちは写真を一瞬見ただけで、『晴れた日にお父さんとお母さんが子どもと一緒に海遊びを楽しんでいる』という状況の判断がつきます。

 脳は、目や耳から入ってくるいろんな情報を取捨選択し、瞬時に振り分けしているのです。簡単に言うと、脳によりたくさんの情報を取り入れ、情報の取捨選択、判断を速くしていくことで、脳の回転数を上げるのが、脳の活性化です。脳のパフォーマンスを上げるというイメージですね。そのための手法として、速読のトレーニングを活用しているんです。

 特別な技術を身につけるわけではなく、今ある技術を最大限に活かす脳にするということ。脳が活性化していると、例えばスポーツなら、より広い視野で周囲を見られる、瞬時に判断できる、判断から行動までの時間が短くなる。それでサッカーならサッカーのパフォーマンスもあがる、ということです。」

速読脳トレで脳のストッパーをはずす

 実際の脳トレ方法は、文字を高速で追うことで、脳にどんどん情報を送り込むこと。「できっこない」という脳のストッパーをはずすことなのだとか。

 言葉で説明するとわかりにくいかもしれないが、その実績は折り紙付きだ。

 例えば、いつも地区予選で敗退していた大阪府のジュニアフットサルチーム「吹田クラブ」は呉式速読脳トレを導入後、1年半で全国優勝。埼玉県のベスト8が最高だったフットサルチーム「FCカーニョ」は4か月で全国優勝。最近では、今年、呉式速読脳トレを導入した近畿大学硬式庭球部が12年ぶりに関西学生春期テニストーナメントでシングルス、ダブルスのW優勝を遂げた。

 こうした「呉式速読脳トレ」の効果には脳の専門家も注目しており、奈良学園大学保健医療学部の辻下守弘教授が脳波による検証をしたこともあるそうだ。

 その結果、速読脳トレを行うと、右脳と左脳をバランス良く使っており、実力を発揮して素晴らしい結果を残したときのアスリートの脳波に見られるSMR波が出ていたという。

「呉式速読脳トレは、脳がバージョンアップすることですから、スポーツ以外のいろんなことにも効果があります。私の生徒さんも、小学生から90代まで、いろんな職業の方がいらっしゃいます。主婦の方なら家事が速くできるようになる、ビジネスマンなら仕事の段取りがよくなるなど、日常のあらゆる面で変化をご報告いただいています」

 なんとも良いことずくしの呉式速読脳トレ。脳の可能性は本当に奥が深い。

【呉真由美】
脳開コンサルタント協会会長、速読コンサルタント。「誰にでもできる頑張らない速読」をモットーに全国でセミナーを開催。速読トレーニングを受ければ誰でも150kmの速球が打てるとテレビでも話題に。近著『スポーツ速読完全マスターBOOK』。公式ブログ http://kure.brain-training.net/




サッカー日本代表・柴崎岳が実践する「速読脳トレ」とは?




◆柴崎岳は遠藤保仁を超えられるか 日本の新司令塔が自ら語る…足りない「3大要素」(Football Zone)



柴崎岳 gaku.shibasaki


プレースタイルも類似、遠藤の後継者として早くから名前が挙がっていた柴崎

 ロシア・ワールドカップ(W杯)で“日本代表の心臓”として堂々たるパフォーマンスを披露し、新たな光明となった男がいる。背番号7を背負い、全4試合で先発を飾った26歳のMF柴崎岳だ。7月2日のW杯決勝トーナメント1回戦ベルギー戦で2-3と逆転負けを喫し、日本初のベスト8進出に手が届かなかったなか、柴崎は自身の“足りないもの”について分析している。

 ベルギー戦後、柴崎は「胸を張って帰れるような戦い方ができた」と語った一方、2022年カタールW杯を見据えて「間違いなく今の自分よりパワーアップしなければ……」と自らの課題も自覚。早くも4年後に向けて動き出す構えだ。

 兼ねてより柴崎のポテンシャルは高く評価されていた。2009年U-17ワールドカップで日本代表の10番としてプレーした柴崎は青森山田高を卒業後、2011年に常勝軍団鹿島アントラーズに加入。1年目からコンスタントに出場を重ね、2012年にはJリーグベストヤングプレーヤー賞、2014年にはJリーグベストイレブンに選出されるなど着実に階段を駆け上がってきた。ボランチなど中盤の中央を主戦場とし、パスを散らして攻撃を組み立てる姿から、遠藤保仁の後継者として早くから名前が挙がっていた逸材だ。

 遠藤と言えば、日本代表最多152試合出場(15得点)を誇る稀代のプレーメーカーとして知られる。テンポ良くボールを捌いてリズムを作り、機を見て急所を突く正確無比のパスを通す。高いテクニックに加え、状況判断力にも優れ、その局面における“最適解”をいち早く導き出す能力に長けていた。1対1の守備は課題とされたが、それでも豊富な運動量で事前に危険なスペースを埋め、鋭い読みで世界屈指の攻撃陣に対応。“日本の心臓“と呼ばれた男は、いつしか日本代表に不可欠の存在となっていた。

アギーレ体制の日本で14年に代表デビュー、世界との差を痛感したブラジル戦

 当時、遠藤は自身の後継者問題について度々聞かれたなか、「岳は僕になれないし、僕も岳にはなれない。プレースタイルが似ていると言っても全く同じでない以上、自分のスタイルを築き上げる以外にない」とコメントしている。

 奇しくも、その遠藤が長年代表で着用した7番を引き継いだのが柴崎だ。ブラジルW杯で日本が惨敗し、ハビエル・アギーレ監督の下で再出発を切ったなか、柴崎は2014年9月9日の国際親善試合ベネズエラ戦(2-2)で7番を背負って日本代表デビューを果たし、代表初ゴールもマークするなど、ロシアW杯に向けて幸先のスタートを切っていた。

 ところが同年10月14日の国際親善試合ブラジル戦(0-4)で世界との差を痛感する。先発出場した柴崎は後半3分、敵陣中央でパスミスから相手MFフィリペ・コウチーニョにボールを奪われ、カウンターからショートパスを通されると、FWネイマールにゴールを叩き込まれた。同14分にも相手エリア前でボールを奪われ速攻を受けると、自陣ゴール前に戻った柴崎だが最後はネイマールにフェイントでかわされてシュートを打たれた。これはわずかに左に外れたが、全く対応できずに後手を踏んだ。そして同32分には、自陣エリア前で寄せが遅れてコウチーニョが右足を一閃。そのこぼれ球をネイマールに押し込まれている。

 Jリーグでは違いを作れる男も、国際舞台では歯が立たなかった。当時から成長を重ねた今の柴崎は、代表としてのプライドを何よりも重要視している。

「国のプライド」を重視…「胸を張って帰れるような戦い方ができた」

「プロなので結果を出さないといけない。国の代表ですしね。内容もファン・サポーターの皆さんを楽しませたりするためにもちろん必要。それと同じぐらい必要な、国としてのプライド、誇りのようなものをピッチで示せるかどうかがすごく大事」

 2017年1月、スペイン2部テネリフェへの移籍を決断。当初は適応に苦しんだが、昇格プレーオフではゴールやアシストで存在感を放った。同年夏には1部ヘタフェで10番を背負い、バルセロナ戦で450分間を無失点で凌いでいたドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの記録を止める豪快な一撃を叩き込んでいる。この試合で負傷交代し、左足中足骨の亀裂骨折で手術を受けて約3カ月離脱したものの、リーグ戦22試合に出場するなどスペインで研鑽を積んだ。

 そうした経験を経て迎えたロシアW杯だった。2ボランチの一角を担い、MF長谷部誠とコンビを組み、6月19日のグループリーグ初戦コロンビア戦(2-1)で金星に貢献。そこからベルギー戦まで全4試合に先発出場を果たすなど、西野朗監督が最も信頼を寄せる一人としてプレーし続けた。ベルギー戦でも絶妙なスルーパスを通し、MF原口元気の先制ゴールを演出している。

「2010年(W杯)の時は高校3年生で、2014年(W杯)の時はもうプロに入っていた。今回の戦いは最低限、日本の戦い方ができたのかなと。胸を張って帰れるような戦い方ができたと思う」

「全体的に足りなかった」と自己分析、ロシアW杯で感じた自らの課題

 アギーレ監督、バヒド・ハリルホジッチ監督、そして西野監督から評価されたプレーメーカーは、自身初のW杯で攻守の舵取り役として存在感を発揮。かつてブラジル戦で不甲斐ないミスを繰り返した柴崎の姿は、そこになかった。自らボールを呼び込んでパスを捌き、球際でもファウル覚悟で激しく潰しにかかる。名だたる相手と対峙しても全く見劣りしないプレーでチームを牽引した。だが、柴崎はチームの中心となるには、決定的に足りないものを感じているという。その3大要素とは「経験」「知識」「感覚」だ。

「僕はボランチで4試合に出た。チームをゲームのなかでまとめていくというのは経験・知識・感覚が必要で、そういったのが全体的に足りなかった。大きく二つに分けて攻撃と守備で言うと、攻撃の面ではまあまあそれなりに通用する部分もあった。ただ守備の面ではまだまだ物足りなさを感じている」

 原口へ通したスルーパスをはじめ、長短を織り交ぜたパスワークで攻撃のリズムを作り出しており、柴崎本人も一定の感触をつかんだようだ。その一方で守備は改善の余地があると口にしている。さらにゲーム全体をコントロールするうえで、経験・知識・感覚がまだ足りないと実感したようだ。

「今考えているのは(UEFA)チャンピオンズリーグ(CL)に出ること。レベル的にはワールドカップと比べても同等、もしくはそれ以上の大会だと思っている。そういうところに身を投じて、チャレンジしていくことが自分には必要だと思う」

飄々としたところも遠藤似? 「僕は引っ張るタイプじゃない」

ロシアW杯を経て、成長への強い欲求が柴崎の中で生まれ始めている。現在26歳の柴崎がさらなる成長の階段を上がれば、かつて日本代表でタクトを振るった遠藤以上の存在感を放ち得るだろう。もっとも柴崎自身は「代表を牽引する」といったタチではないと自ら口にしている。

「僕は引っ張るようなタイプじゃない。もっと自由気ままにやっているほうが自分らしいかなと思う。あんまりいろんなものをしょい込みすぎずに、頼れる仲間たちと分散するところはしていきながら、支え合えながらやっていきたい」

 そんな飄々としたところも遠藤似だが、この男は4年後のW杯で中軸を担い、日本初のベスト8進出という歴史的な扉を開く原動力となるか。偉大なプレーメーカーを超えることも決して不可能ではないはずだ。


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柴崎岳は遠藤保仁を超えられるか 日本の新司令塔が自ら語る…足りない「3大要素」




◆昌子源、フランス1部移籍か。ロシアW杯でアピール成功…優勝経験持つ古豪が興味(フットボールチャンネル)


昌子源 gen.shoji


 ロシアワールドカップで3試合に出場し、力強いディフェンスを披露した日本代表DFにヨーロッパから熱視線が送られている。

 フランス紙『ル・アルザス』は、同国1部のRCストラスブールが昌子の獲得に関心を示していると報じた。

 RCストラスブールは近年は財政問題で5部リーグ降格を味わうなど低迷が続くものの、1970年台後半には1部リーグ優勝の経験もある古豪である。現役時代にイビツァ・オシム氏やアーセン・ヴェンゲル氏がプレーしていたことでも知られる。

 鹿島アントラーズで主力としてプレーしている昌子に対し、RCストラスブールは移籍金として200万ユーロ(約2億6000万円)を用意しているという。また、ドイツのクラブが競合しているとも言われ、一部報道では大迫勇也を獲得したばかりのヴェルダー・ブレーメンが接触しているとも伝えられている。

 日本代表がベルギー代表に2-3で敗れたロシアワールドカップの決勝トーナメント1回戦では、ロメル・ルカクら強力アタッカー陣に一歩も引くことなく粘り強く対応して評価を高めた昌子。果たして25歳のセンターバックの欧州行きは実現するのだろうか。

【了】




昌子源、フランス1部移籍か。ロシアW杯でアピール成功…優勝経験持つ古豪が興味



◆「レベルが違う」 U-19日本代表10番MF、柴崎岳に感銘「パススピードが一番速い」(Football Zone)



安部裕葵 hiroki.abe


日本代表のW杯試合を生観戦したU-19日本代表、10番を背負うMF安部が柴崎に衝撃

 U-19日本代表は、ロシア・ワールドカップ(W杯)に出場しているA代表チームに同行し、6月19日のW杯グループリーグ初戦コロンビア戦(2-1)や同24日の第2戦セネガル戦(2-2)を現地観戦した。U-19代表のロシア遠征メンバーで10番を背負ったMF安部裕葵(鹿島アントラーズ)は、日本代表メンバーのなかで感銘を受けた選手がいると告白。「ちょっとレベルが違う」「すごいカッコいい」「ボールが一人違う」と憧れの声を挙げている。

 U-19日本代表は18日にロシアのカザンに入り、A代表の練習パートナーを務めつつ、現地で練習試合も実施した。これは日本サッカー協会(JFA)による初の試みで、2020年東京五輪や2022年カタールW杯での活躍が見込まれる世代にW杯を体感させ、刺激を与える狙いだという。JFAの田嶋幸三会長は「東京2020(五輪)の主力になってもらわないといけない世代」と期待を寄せている。

 W杯で激闘を繰り広げる日本代表の姿を現地で目の当たりにしたMF安部は、衝撃を受けた選手について「柴崎岳選手ですね」と即答した。MF長谷部誠とともに2ボランチを形成したMF柴崎はW杯全4試合に先発し、巧みなゲームメークを見せつつ、守備でもピンチの芽を摘むなど貢献。セネガル戦ではハーフウェーライン付近から絶妙なフィードをDF長友佑都に通し、MF乾貴士が決めたゴールの起点になった。さらに7月2日の決勝トーナメント1回戦ベルギー戦では絶妙なスルーパスを通し、MF原口元気の先制弾をアシストしている。

柴崎のテクニックに驚愕 「インサイドで叩くボールが一人だけ違う」

「ちょっとレベルが違うと思う。走っている姿や表情を見ていて、すごいカッコいいと思いましたし、あのような選手になりたいと思った。プレーしていても人間性が分かる。人として素晴らしいんだろうなというのが伝わって来たので、ああいう選手になりたいなと思います」

 安部は柴崎の高い技術に驚愕したという。パスやトラップの基本となる「止めて蹴る」の水準に目を見張り、とりわけインサイドキックのボールスピードが別格だと指摘した

「身体の動き一つにしろ、トラップの置く位置にしろ、全然レベルが違う。もともとの“止めて蹴る”という技術の高さから生まれてくるものだと思う。僕も“止めて蹴る”をとにかく練習したらプレーの幅も広がると思う。柴崎選手はパスのスピードが代表のなかで一番速い。なかでもインサイドで叩くボールが一人だけ違う」

 安部はMF本田圭佑が経営に関わるS.T.FOOTBALL CLUBの出身でプロ第1号という経歴を持つ。瀬戸内高を経て2017年に鹿島入りすると、同年4月1日のJ1リーグ第5節大宮アルディージャ戦でプロ初出場を飾り、同年7月29日のJ1第19節ヴァンフォーレ甲府戦でリーグ戦初得点を挙げた。スピードに乗ったドリブルと卓越したテクニックを兼備する期待のアタッカーだ。

柴崎から大きな刺激 「プレースタイルは似ていない。でも違うからこそ…」

 柴崎より一列前を主戦場とする攻撃的MFが、「プレースタイルは(柴崎と)似ていないとは思う。でも違うからこそ見ることによって自分のプレースタイルも伸びますし、本当に良い勉強になりました」と大きな刺激を受けたようだ。

 さらにW杯を生観戦したことによるインパクトも相当だったという。「僕らがW杯に出る時は、柴崎選手以上の力を持つ選手が必要だと思いますし、僕らの世代もそうですけど、今のW杯メンバーのベースを上げられるくらいの力を持っていないと世界と戦えない」と安部は力説した。

「他の人の伸ばすのは無理なので、僕が伸びるようにしたい」

 単にW杯でプレーすることを目標に据えるのではなく、“W杯で世界といかに戦うか”をテーマにさらなる成長を誓った安部。2022年はカタールでW杯が開催されるが、その地で安部が憧れの柴崎と共演している姿が見られるだろうか。




「レベルが違う」 U-19日本代表10番MF、柴崎岳に感銘「パススピードが一番速い」


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