日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2018年9月6日木曜日

◆“呼ばれて一段落”から“チームの中心”へ…三竿健斗「武器を出さないと居場所はない」(ゲキサカ)



三竿健斗 Kento.Misao


 “呼ばれて一段落”から“チームの中心選手”に――。日本代表MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)の目指すところは明白だ。森保ジャパン3日目のトレーニング終了後、「中心にならないといけないと思ってやっている」と決意を明らかにした。

「今までは呼ばれることで一段落していたというか、試合に出るところまでなかなかいかなかった」。今年3月の国際親善試合では代表初アシストを記録したが、指揮官交代後のロシアW杯メンバーには最後の最後で落選。悔しさを乗り越えるべく、Jリーグの舞台で努力を重ねてきた。

 だが、今季の鹿島はなかなか上位に食い込むことができず。「チームで結果が出なかったし、自分のことを客観的に見ることができなかった」と苦境を振り返った22歳は「ここで呼んでもらうことができて、やってきたことが間違ってなかったと安心し、自信がついた」と現在の心境を明かした。

 合宿3日目の練習は「次のことを考えながらやらないと、相手に食われてしまうようなものもあった。頭が疲れる練習だった」と明かした三竿。球際の強さという持ち味を生かしつつ、「試合の中でチャレンジして、トライアンドエラーで学んでいきたい」と適応しようとしているようだ。

 日本代表が甘くない場所であることは自らがよく分かっている。「ここが新しいスタートという感じ。自分の武器を出していかないと居場所はない。人にはない自分の良さがあると思っているので、できるだけ多く出したい」。まずは2日後に迫るキリンチャレンジ杯チリ戦で“トライ”を見せる。

(取材・文 竹内達也)





◆“呼ばれて一段落”から“チームの中心”へ…三竿健斗「武器を出さないと居場所はない」(ゲキサカ)


◆【鹿島】西のヘッドで先制もドロー発進…西「ミスを恐れてはいけない」ルヴァン杯準々決勝(報知)



西大伍 Daigo.Nishi


 ◆ルヴァン杯準々決勝・第1戦 鹿島1―1川崎(4日・カシマスタジアム)

 鹿島はホームで川崎と1―1で引き分けた。前半19分、MF遠藤の右足クロスをDF西大伍がスタンディングヘッドで合わせて先制したが、同32分にPKで失点。後半も相手シュートがポストを2度直撃するなど攻め込まれる場面が多く、勝ち越し点は奪えなかった。

 大岩剛監督は「失点をゼロでいけたら1番よかった。前半の90分を1―1。改善すべきところを改善し、次のアウェー戦に臨みたい」と語った。第2戦は9日、味の素スタジアムで行われる。

 DF西大伍(貴重な先制弾も笑顔なし)「1人ひとりが安全なプレーばかりを選ぶと、(パスが)渡った先できつくなる。ミスを恐れてはいけない」

 DF町田浩樹(空中戦で強さ見せるもPK献上)「バタバタした展開の時に、しっかり引き締めることが必要。(PKは)相手も狙っていたと思う」





◆【鹿島】西のヘッドで先制もドロー発進…西「ミスを恐れてはいけない」ルヴァン杯準々決勝(報知)




◆勝ちきれない鹿島、ブーイングの後にエール送られ(ニッカン)



町田浩樹 Koki.Machida


<YBCルヴァン杯:鹿島1-1川崎F>◇準々決勝第1戦◇5日◇カシマ

サポーターからはブーイングの後に、エールが送られた。これをどう受け止めるべきか。

鹿島アントラーズはホームの第1戦で川崎フロンターレに引き分けた。先制して、追いつかれた。チャンスはあったが、それ以上に多かったピンチは、オフサイドやゴールポストに救われた。

MF土居聖真は「ウチにも、あっちにもチャンスはあった。1-1は妥当じゃないか。全ては次に懸かっている」と話した。

MF三竿健斗を日本代表で、DFチョン・スンヒョンを韓国代表で欠き、FW鈴木優磨やMFセルジーニョもベンチからスタートにした。とはいえ、代表活動などで主力4人を欠いた川崎Fよりも、メンバーはそろっていた。だが、前半19分にMF遠藤康の右足のクロスからDF西大伍が頭で決めた後は、決定的なチャンスはほとんどなかった。

不用意に足を出してPKを与えてしまったDF町田浩樹は「当たったことは当たったけど、相手も狙っていたと思う。チームに申し訳ない」と頭を下げた。

直近の広島戦では先制しながら、逆転負けを喫した。今回も先制しながら勝ち切れない。勝負強さが見せられない。西は「頑張っていない選手はいないと思う」と話した。町田は「前半90分が終わっただけだと思っている。良いところは継続し、悪いところを改善していく」と、アウェーの第2戦を見据えた。





◆勝ちきれない鹿島、ブーイングの後にエール送られ(ニッカン)




◆鹿島、幸先よく先制も防戦一方で何とか引き分け 大岩監督は気合い入れ直す/ルヴァン杯(サンスポ)






 YBCルヴァン杯準々決勝第1戦(5日、鹿島1-1川崎、カシマ)鹿島は前半19分に西がフリーでヘディングを決めて先制したが、その後は防戦一方で何とか引き分けた。パスの出しどころに迷う場面が多く、西は「ミスを恐れてはいけない」と消極的な姿勢に警鐘を鳴らした。

 リーグ戦でもゴールのない金森は1-1の前半34分にシュートを大きく外し「1本決めれば楽になると思うが…」と厳しい表情。大岩監督は「改善するべきところはしてアウェーに臨みたい」と気合を入れ直した。

鹿島・大岩監督
「自分たちがボールを持つ時の精度を上げたい。先手、先手で状況判断していかなければいけない」

鹿島・土居
「最低限の結果。ボールを取った後のプレーが良かった時と悪かった時があった」





◆鹿島、幸先よく先制も防戦一方で何とか引き分け 大岩監督は気合い入れ直す/ルヴァン杯(サンスポ)




◆鹿島西弾もPK被弾ドロー、川崎後半に猛攻も実らず(ニッカン)



西大伍 Daigo.Nishi


<YBCルヴァン杯:鹿島1-1川崎F>◇準々決勝第1戦◇5日◇カシマ

昨季Jリーグで優勝を争った2チームのいきなりの対戦。先制したのはホームの鹿島アントラーズだった。前半19分、右から左サイドに抜け出たMF遠藤康が切り返して右足でクロスを送ると、ゴール前で待ちかまえたDF西大伍が頭で合わせた。

だが、日本代表でFW小林悠、MF守田英正、DF車屋紳太郎の3人を欠き、さらにけがでMF大島僚太が離脱した川崎フロンターレも、カウンター攻撃がさえ渡る。そして、前半30分に鹿島のミスからボールを奪うと、MF中村憲剛が前線へパス。これをペナルティーエリア内でフリーで受けたFW知念慶が切り返したところ、鹿島DF町田浩樹に足を掛けられてPKを獲得した。PKは知念が自ら蹴り込んで、1-1の同点に追いついた。

後半は川崎Fが果敢に攻撃を仕掛けたが、終盤には2連続でポストをたたく不運もあって、勝ち越しゴールを決めることはできなかった。

第2戦は9日に、味の素スタジアムで行われる。





◆鹿島西弾もPK被弾ドロー、川崎後半に猛攻も実らず(ニッカン)


◆鹿島と第1戦ドロー、川崎Fはアウェーゴール奪って“ホーム”味スタ決戦へ(ゲキサカ)





[9.5 ルヴァン杯準々決勝第1戦 鹿島1-1川崎F カシマ]

 ルヴァン杯の準々決勝第1戦で、鹿島アントラーズと川崎フロンターレは1-1で引き分けた。

 Aマッチウイークに行われるカップ戦。そのため鹿島はMF三竿健斗、川崎FはDF車屋紳太郎、MF守田英正、FW小林悠が日本代表に招集されているため、欠場となった。

 最初にスコアを動かしたのは鹿島だった。前半19分、左サイドでコントロールしたMF遠藤康が右足でクロスを上げると、ファーサイドで待つDF西大伍まで届く。西は狙いすましたヘディングを放つと、GK新井章太の懸命のセーブを掻い潜り、ゴールにねじ込んだ。

 しかし川崎Fも前半32分、ゴール前に持ち込みチャンスを作ると、エリア内で切り返したFW知念慶がDF町田浩樹に倒されPKを獲得。これを自らがGKの逆を突くシュートで落ち着いて沈め、同点に追いついた。

 その後、チャンスの数ではやや川崎Fが上回るが、前半アディショナルタイム、そして後半に入ってからと、古巣戦となるFW赤崎秀平がゴールネットを揺らすが、いずれもオフサイド。さらに同37分には右クロスを合わせたMF長谷川竜也のヘッド、MFエウシーニョのミドルが立て続けにポストを直撃した。

 試合は1-1で終了。川崎Fのアウェーゴールがどのような意味を持つか。なお9日に行う川崎Fのホーム戦は、日本学生陸上競技対抗選手権大会と日程が重なるために等々力競技場が使用不可。そのため味の素スタジアムで行われる。





◆鹿島と第1戦ドロー、川崎Fはアウェーゴール奪って“ホーム”味スタ決戦へ(ゲキサカ)



◆2018JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第1戦(オフィシャル)



西大伍 Daigo.Nishi

YBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦

西が先制ヘッドも、ホームで川崎Fとドロー。鹿島、4強入りを懸けて味スタでの第2戦へ。

3年ぶりの聖杯奪回を目指す道のりが幕を開けた。JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第1戦。川崎フロンターレをカシマスタジアムへ迎え撃つと、西のヘディングシュートで先制したものの、PKで同点に追い付かれる。

4日前、鹿島は屈辱の惨敗を喫した。J1第25節の広島戦、結果は1-3。首位との差を詰めるべく乗り込んだ敵地で、己の現在地を突き付けられる90分を過ごしてしまった。鈴木とセルジーニョが電光石火のカウンターを繰り出して均衡を破ったものの、セットプレー2発で逆転を許す。後半立ち上がりには広大なスペースを独走され、3つ目のスコアを失った。鹿島は選手交代を施して必死の反撃を仕掛けたが、その全てがため息へと変わっていく。祈りを声に乗せて届け続けたビジタースタンドの情熱に応えることはできなかった。

失意の選手たちは「圧力を感じた」と口々に振り返った。鈴木は現実から目を背けることなく、「ボールの執着心も間違いなく相手が上だった」と反省の弁を述べている。不甲斐なさと悔しさを胸に刻み、チームは帰路へついた。だが、下を向く時間はない。2日に鹿嶋へと戻ったチームは、16時からのトレーニングで準備を再開。息つく間もなく待ち受ける、次なる戦いへ――。見据える先は水曜日、ルヴァンカップのオープニングマッチだ。プライムステージ準々決勝、第1戦の舞台はカシマスタジアム。聖地で戦う“前半90分”で勝利を掴むべく、選手たちはひたむきにボールを追った。

台風21号が迫りくる試合前日、鹿嶋は曇り空に覆われたものの、練習への支障は全くなかった。ミーティングで意思疎通を徹底し、川崎Fを迎え撃つ90分へ照準を定めて集中力を高めていく。グラウンドではセットプレーの確認を入念に行い、最終調整を終えた。広島での90分をベンチで見届けた土居は「今の自分たちにとって、簡単な相手はいない。苦しんで、もがいて、苦労して勝つしかない。泥臭く勝ちたい」と、貪欲に結果へこだわる姿勢を強調。復活を遂げた安部は「大事なのは、球際やセカンドボールへの対応を90分間集中してやり続けること」と、個々の勝負で上回り続けることを誓っていた。

広島戦から中3日で迎えるホームゲームへ、大岩監督は6名もの先発変更を断行した。ゴールマウスを曽ケ端に託し、チョン スンヒョンと三竿健斗が不在のセンターラインには町田と永木を起用。さらに2列目には安部、前線には土居と金森が並ぶ。その他、最終ラインには西、犬飼、安西が入り、ボランチは永木とともにレオ シルバが君臨。攻撃陣の一角は遠藤が務める。そしてベンチには、GKのクォン スンテ、内田、山本、セルジーニョ、田中、鈴木、山口が座る。川崎Fは代表や負傷で4選手を欠くために先発予想が困難な状況ではあったが、大岩監督は「攻守の切り替え、ハードワーク、自分たちがアクションを起こすこと」と、いつ何時も変わらない、変わってはならない要素の重要性を語っていた。

台風一過の聖地は、真夏の再来を思わせる暑さに見舞われた。青空が広がり、強風が吹き荒れる。それでも、勝利への決意に揺るぎはない。極めて重要な意味を持つ“前半90分”を前に、アントラーズレッドの背番号12が続々と足を運んでいった。ウォーミングアップへと姿を現した選手たちへ、大音量のチームコールが注がれる。前線で先発する金森を呼ぶ声、背番号14のゴールを渇望する叫びがピッチへ響き渡った。



19時4分、戦いの火蓋が切って落とされた。立ち上がりから、ボールポゼッション率を高めたのはビジターチームだった。鹿島は最終ラインから中盤へと差し掛かるところでのビルドアップにミスが多く、なかなかペースを掴めない。4分には左サイドを突破され、ペナルティーエリア左側からクロスを上げられてヘディングシュートを許した。至近距離から打たれた一撃は曽ケ端が間一髪でセーブ。副審の旗も上がっていた。

ボールロストからのカウンターで深い位置まで押し込まれる場面も多く、鹿島はなかなか主導権を握れない。それでも10分を経過した頃から、土居がスペースを突いてパスの経由路を確保し、金森が必死にボールを引き出して基準点になろうと腐心した。15分には土居がスピードに乗ったドリブルでペナルティーエリア右手前まで持ち込んだものの、シュートまでは至らず。苦しい時間が続いたが、突破口を見出そうともがいていた。





すると19分、待望のスコアが刻まれた。ハーフウェーラインを越えた左サイドで安西が前を向き、ロングパスを繰り出す。敵陣深くのスペースでボールを収めた遠藤がペナルティーエリア左外から切り返すと、右足でファーサイドへクロス。フリーで待っていたのは西だった。両足を地に着けたまま、コースを狙って叩き付けるヘディングシュート。相手GKの反応及ばず、ゴールラインを割った。1-0。右サイドで鮮やかな連係を見せ続ける2人が、川崎Fのゴールを陥れてみせた。





苦しみながらも先制に成功した鹿島は少しずつ敵陣でのプレータイムを増やしていく。25分には遠藤が強烈なミドルシュートを放ったが、枠の外へ。とはいえ、ビルドアップでのミスは減らなかった。ショートカウンターを受ける場面も何度もあり、川崎Fに脅かされてしまったもの、プレスをかけて突破を阻み、決定機を作られるには至らなかった。

しかし、30分。痛恨の失点を喫してしまった。自陣右サイドでのボールロストからペナルティーエリア内へパスを通されると、突破に対応した町田のチャレンジがファウルに。PKを知念に決められてしまった。1-1。アウェイゴールを許し、タイスコアとなった。











ホームで同点に追い付かれた。勝ち越しを狙う鹿島は34分、町田が相手のゴールキックを跳ね返し、瞬時の判断で土居が最終ラインの背後へ抜け出す。ペナルティーエリア内での突破から、こぼれ球に詰めていたのは金森だった。背番号14が右足を振り抜く。しかし、シュートは枠の右へ逸れてしまった。前半終了間際にはペナルティーエリア中央への縦パスからワンタッチで背後を取られ、赤崎にゴールネットを揺らされたが、判定はオフサイド。1-1でハーフタイムへ突入した。



同点で迎えた後半も、鹿島はなかなか主導権を握ることができない。開始早々にペナルティーエリア左側からシュートを打たれるなど、落ち着かない立ち上がりとなってしまった。58分には左サイド深くからクロスを入れられ、ファーサイドの赤崎に押し込まれる。しかし、判定はオフサイド。事なきを得て、反撃の機会を窺うこととなった。







大岩監督は60分、金森に代えて鈴木を投入。前線に背番号9を送り出し、勝ち越しゴールへの希望を託す。67分にはペナルティーエリア右手前で前を向いた遠藤が、得意の位置から左足を一閃。ファーサイドを狙ったシュートはしかし、相手GKにキャッチされてしまった。







一進一退の展開が続く中、残り20分を切った。73分にはセルジーニョが送り出され、攻撃陣の活性化を狙う。広大なスペースが生まれてカウンターの応酬へと推移する中、鹿島は82分に絶体絶命のピンチを迎えてしまった。左サイドから上げられたクロス、放たれたヘディングシュートは右ポストを直撃。ペナルティーエリア内でこぼれ球を先に触られたが、ゴール前で何とかクリアする。さらにセカンドボールを拾われて打たれたミドルシュートも、右ポストを直撃した。





極めて重い意味を持つ、2つ目のアウェイゴールは何とか免れた。84分には安西がペナルティーエリア手前から左足ボレーを放ったが、わずかに枠の左へ。終盤に送り出された山口も果敢にミドルシュートを放ったものの、チャレンジは結実しなかった。











ホイッスルが鳴り響いた。聖地での“前半90分”、結果は1-1。“後半90分”は4日後、舞台は味の素スタジアムだ。ベスト4進出へ、チーム一丸で準備を進めていく。





【この試合のトピックス】
・曽ケ端がルヴァンカップ通算78試合目の出場を記録。新井場氏、青木(熊本)と並び、歴代5位タイとなった。
・西がルヴァンカップでの自身初得点を挙げた。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・守備の時、全体をもっとコンパクトにして相手の3人目の動きに気を付けよう。
・ビルドアップの時は、サイドの選手にもっとボールを早く当てること。
・ゴール前にボールが入ったらボックスの近くで、どんどん仕掛けていこう!


川崎フロンターレ:鬼木 達
・前からのプレス、メリハリをつけていこう。
・自信を持って自分達のサッカーを続けていこう。
・ゴールをしっかり狙っていこう。


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
失点ゼロで第2戦に臨めれば一番よかったが、前半の90分間を1-1で終えたということで、しっかりと改善するべきところはして、次のアウェイの戦いに臨みたい。

Q. 後半、チャンスを作り切れなかったが、前後半の変化をどう感じているか?

A. 前半、相手のプレッシャーが高い位置からきていた。そこはゲームのなかで選手たちも感じ取っていたと思う。ハーフタイムに、しっかり自分たちでボールを握ろうと話をした。後半少しスピードが上がらなかったところはあったと思うが、しっかり自分たちでボールを持ち、精度を上げるというところは改善されたと思う。

Q. ボールを持っている選手が出しどころを探す場面が多かった。今後、判断の部分を高めていくのか、それとも、もっとわかりやすい定まった形を作っていくのか?

A, 定まった形があり、それをベースにパターンがあり、自分たちで判断している。相手へのプレッシャーのかけかた、今日でいえば、2トッププラス、相手のサイドハーフが積極的にきているなかで、どこが空いているかは指摘していたのだが、ボールをもらう前の状況判断、ボールがくる前にしっかり相手を見る、味方を見る、予測をする、そういうところの状況判断をもっと先手先手でやっていかなくては、スピードのあるチームと戦うときにはプレッシャーを受けてしまうことがある。そういうところの精度を上げていかなくてはいけないと思う。


川崎フロンターレ:鬼木 達
平日のナイター、アウェイゲームだったがサポーターが応援に来てくれた。しっかり勝ち切りたかったが、選手は最後まで頑張ってくれたと思う。次のホームゲームは味スタで行われるので、ぜひ今日以上のサポーターに来てもらって後押ししてもらいたい。ゲームは先制されたが、落ち着いて自分たちのストロングの部分を出して戦えた。欲をいえばアウェイゴールを取りたかったが、最後は失点せずにチャンスを作っていけたので、これが次につながると思う。


選手コメント

[試合後]

【西 大伍】
最低限の結果かなと思う。ミスも多くて、互いにやりたいことをできなかった。前半は特に相手に隙が見えていた。(得点の場面でも)そこをうまく突くことができたと思う。頑張っていない選手はいない。何ができて何ができないかということをそれぞれが把握して、互いにカバーし合うこと。結果を出すために準備をしていきたい。

【土居 聖真】
自分たちにも相手にもチャンスがあった。全てが次に懸かっている。ずっとボールを持つことができれば理想的だけど、相手の時間帯もある。そこで切り替えをして、時間帯や状況を読んで最善のプレーができるかどうかだと思う。細かい部分を修正していきたい。

【安西 幸輝】
1点目をいい形で取れたけど、その後は悪い流れになってしまった。どのように対応していくのかをはっきりさせたかった。自分を含めて、チーム全体がもっと仕掛けるプレー、思い切りのいいプレーを出せればよかった。もっとやれると思うので、今日のプレーを見直して次に活かしたい。

【犬飼 智也】
流れが悪い時間帯に、チームとしてもっとはっきりとしたプレーをすべきだった。映像を見直して修正したい。いろいろな要素が重なって、自分たちで苦しくしてしまっている。自信を持って積極的にチャレンジすることが大事だと思う。

【町田 浩樹】
ペナルティーエリア内でのファウルは、相手も狙っていたと思う。チームに申し訳ない。ボールの失い方やリスクマネージメントも悪かった。守備はまだまだだけど、ポゼッションでは裕葵といい関係ができていたので継続したい。




◆2018JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第1戦(オフィシャル)



Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事