日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年9月15日土曜日

◆鹿島大好きアイドルが“アントラーズ歴代ベスト11”を独自選出 「伝統のジーコ魂が…」(FootballZone)







【磯佳奈江インタビュー|Part 2】植田、金崎の退団で「勝ち切れない試合が多い」


「なぜ、山にのぼるのか。山があるから」ならぬ、「なぜ、ボールを蹴るのか。ボールがあるから」――。思わずそんなフレーズを発したくなるほどサッカーに魅了されてきた、大阪を拠点とするアイドルグループ「NMB48」の磯佳奈江さん。独自の目線から注目のサッカー選手を紹介する「いそっぺFC」、自ら大技「ヒールリフト」を実演する動画をSNSで配信するなど、“サッカー通”として活躍の場を広げている。

 そんな磯さんは、Jリーグが開幕した1993年生まれで茨城県出身。小さい頃から地元クラブの鹿島アントラーズを家族とともに見届けてきた。今季の鹿島の戦いぶりや歴代ベストイレブンについて訊いてみた。

◇   ◇   ◇

――今季の鹿島は連敗が一度しかない反面、連勝も「2」までとリーグ戦で苦戦が続いています。ここまでのチームの戦いぶりをどのように見ていますか?

「正直、何が悪いのか、私も理由が分からず悩んでいます(苦笑)。ただ、今年は下位のチームに勝ち点を落としたり、勝ち切れない試合が多い印象があります」

――植田直通選手がベルギーのセルクル・ブルージュ、金崎夢生選手がサガン鳥栖へ移籍したのが、やはり大きいと感じていますか。

「痛いですね。攻守のバランスは昌子(源)選手と植田選手のCBコンビで持っていたところがありました。今は二人ともいない(編集部・注/昌子は負傷離脱中)ので、チョン・スンヒョン選手、町田(浩樹)選手、犬飼(智也)選手が出ていますが、フィットにはもう少し時間がかかる気がします。植田選手が鹿島からいなくなってしまったのは寂しいですが、海外で世界一最高のCBになってほしいです」

巻き返しのキーマンは三竿健斗「4年後のカタールW杯も期待できる実力者」





――では、磯さんが“救世主”と期待する選手は?

「三竿健斗選手です。ロシア・ワールドカップも最終候補の27人まで選ばれていて、あと一歩のところで涙を呑みましたが、4年後のカタール大会も期待できる実力者だと思います。ボランチもセンターバックも幅広くできるので、今後の巻き返しには絶対に必要だな、と。あと、プレー以外でも、いつも笑顔の姿をよく見かけて。試合前の集合写真でも常に笑っているんです。どんな時でも楽しくサッカーをしているので、見ている私も自然と笑顔にさせてくれます」

――磯さんが考える、今後の巻き返しのプランを教えてください。

「首位との勝ち点差を考えると、これ以上離されるわけにはいきません。試合数が減っていくと正直ハラハラもします(苦笑)。でも、どんな状況でも最後まで諦めないのが鹿島。いつだって本気で、勝利の二文字のために戦っています。選手たちも私たちファンも、絶対に優勝しか見ていないし、2位は目指していません。伝統のジーコ魂が熱く燃え上がることを期待しています」

――鹿島の黄金時代を見届けてきた熱烈な鹿島サポーターの磯さんに今回、鹿島の歴代ベストイレブンを選んで頂きたいと思います。

「先日、三連覇(2007~09年)した時の映像を見返す機会があって、改めて黄金世代だったなと思いにふけりました。素晴らしい選手ばかりなので、11人を“選抜”するのは本当に難しいんですが……(苦笑)」

――まずは守護神からいきましょうか。

「GKはソガさん(曽ヶ端準)一択です。私が小学校低学年の頃から現役を続けているんですよ、凄くないですか!? ずっと鹿島のゴールマウスを守ってきてくれた最後の砦。昔から『大きくて凄い』というイメージがあります」

「小笠原選手とジーコさんはマスト! 増田選手はカッコ良さが滲み出ている(笑)」




――では、DFは? 堅守を伝統とする鹿島だけに、人選は困難を極めそうです。

「そうですね……。小さい頃によく見ていた秋田(豊)さんは、鹿島との最初の思い出があります。父親が言うには、生まれてすぐに連れて行ってもらった練習場でほっぺにチューしてもらったらしくて(笑)。貴重な体験ですよね。三連覇の時のディフェンスリーダーだった岩政(大樹)さんも外せません。現役選手からはぜひ昌子選手を! 昌子選手がいるからこそ、今の鹿島があると思っています」

――中盤はどうでしょう?

「小笠原(満男)選手とジーコさんはマストです! 小笠原選手は寡黙でカッコいい。トラップ一つで『さすが満男さん』ってなりますね。昌子選手とはまた違う安心感を生んでくれるし、空気もピシッと締まります。鹿島に根付くスピリットの伝道者、ジーコさんは神様なので(笑)。14年間、鹿島の10番を背負った本山(雅志)選手も小さい頃から好きでした。柴崎(岳)選手は、クラブワールドカップ(W杯)でレアル・マドリード相手に2ゴールを決めて、世界から注目された選手。バルセロナからも得点していて、冷静でパスも上手い。今年のロシアW杯セネガル戦のキーマンでした。増田(誓志)選手は……、イケメン揃いの鹿島にあってカッコ良さが滲み出ていたので(笑)」

――最後にFWになります。

「攻撃の軸は柳沢(敦)選手です。私は右SBでしたけど、FWへの憧れもありました。兄が13番をつけていたので、同じ13番の柳沢選手を応援するようになりました。プレースタイルも好きでしたね。最後の一人はやっぱり、『半端ない』大迫(勇也)選手で(笑)。ロシアW杯で大迫選手、柴崎選手、昌子選手の“鹿島ライン”を見た時には本当に感激しました。今回は入れられなかったのですが、FWのマルキーニョスさんと鈴木優磨選手、MFの野沢(拓也)選手、DFの新井場(徹)さんも魅力的です。鹿島だからこそこんなに悩むんだ、と思うと本当に楽しかったです!」

(京川舞との友情編へ続く)

[PROFILE]
磯佳奈江(いそ・かなえ)/1993年8月9日生まれ、茨城県出身。2013年、「第1回AKB48グループ ドラフト会議」で、NMB48・チームBIIに1巡目指名を受ける。小さい頃から鹿島アントラーズのスタジアムや練習場に通い、ユニフォームを着て声援を送る筋金入り。Jリーグだけでなく、スペイン1部リーガ・エスパニョーラの番組アシスタントを務めた経験もあるなど、国内外のサッカーに熱視線を送る。


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◆鹿島大好きアイドルが“アントラーズ歴代ベスト11”を独自選出 「伝統のジーコ魂が…」(FootballZone)






◆天皇杯準々決勝の会場決定…浦和vs鳥栖は熊谷陸、川崎Fvs山形はNDスタで(サッカーキング)





 日本サッカー協会(JFA)は14日、天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会・準々決勝の試合会場とキックオフ時刻を発表した。

 準々決勝以降の組み合わせ抽選会は12日にJFAにて行われた。会場とキックオフ時刻は後日発表と伝えられていたが、14日に決定。準々決勝4試合は10月24日(水)に開催される予定で、全て19時キックオフと発表されている。

 天皇杯準々決勝以降の日程は以下の通り。なお、ラウンド16の鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島、ジュビロ磐田vs北海道コンサドーレ札幌は9月26日(水)に開催される(【】の数字はマッチナンバー、左側のチームがトーナメントの上段)。

▼天皇杯準々決勝(10月24日19時)
【81】浦和レッズ vs サガン鳥栖(熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
【82】(鹿島アントラーズ vs サンフレッチェ広島の勝者)vs ヴァンフォーレ甲府(山梨中銀スタジアム)
※鹿島が準々決勝に進出し、ACL準決勝にも進出した場合…11月21日(水)19時開催

【83】(ジュビロ磐田 vs 北海道コンサドーレ札幌の勝者)vs ベガルタ仙台
※磐田が準々決勝に進出した場合…ヤマハスタジアムでの開催
※札幌が準々決勝に進出した場合…ユアテックスタジアム仙台での開催

【84】川崎フロンターレ vs モンテディオ山形(NDソフトスタジアム山形)

▼準決勝(12月16日)
【85】【81】の勝者 vs 【82】の勝者
【86】【83】の勝者 vs 【84】の勝者

▼決勝(12月24日/埼玉スタジアム)
【87】【85】の勝者 vs 【86】の勝者




◆天皇杯準々決勝の会場決定…浦和vs鳥栖は熊谷陸、川崎Fvs山形はNDスタで(サッカーキング)

◆鹿島鈴木「永木選手邪魔だったけど」ロスタイムV弾(ニッカン)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


<明治安田生命J1:鹿島2-1湘南>◇第26節◇14日◇カシマ

やられたらやり返した。鹿島アントラーズがFW鈴木優磨の後半ロスタイム弾で湘南ベルマーレに2-1で競り勝った。同じロスタイムの失点で敗れた4月のアウェー戦の雪辱。

DF西のフィードに飛び込んで自己最多の9得点目を挙げた鈴木は「大伍さんが蹴ったあの空間には、自分しか触れないと分かっていた。永木選手が邪魔だったけど、その前に入っていった」。味方をも蹴散らして勝負を決めた。後半22分の途中出場直前に同点に追いつかれたが「逆に燃えた」という頼もしい新エースの5試合ぶりの劇的なゴール。18日のACL準々決勝第2戦に向けてはずみがついた。




◆鹿島鈴木「永木選手邪魔だったけど」ロスタイムV弾(ニッカン)




◆鹿島の“得点力”優磨がV弾!ロスタイムで決めた吠えた!(サンスポ)




鈴木優磨 Yuma.Suzuki


 明治安田J1第26節第1日(14日、カシマスタジアムほか)2試合を行い、鹿島が湘南に2-1で競り勝った。勝ち点を39に伸ばし、暫定6位。試合終了間際にFW鈴木優磨(22)が決勝ゴールを奪った。C大阪は磐田と1-1で引き分け、勝ち点40で暫定5位。15日に首位広島、2位川崎などの6試合、16日に1試合が行われる。

 強烈なシュートがズバッと決まった。後半ロスタイム。FW鈴木がDF西の右クロスに合わせて、高い打点のヘディング弾。ゴール左隅へ突き刺し、左胸のエンブレムを右手でたたいてアピールした。

 「(西)大伍さんにああいうボールを要求していた。いいボールがきた。最近、点を取っていなかったので、取ってやろうと思っていた」

 1-1と追いつかれた直後の後半22分に途中出場。拮抗(きっこう)した展開で起用され、「その方が燃える」。ベンチに温存されていた点取り屋がゴールへの抜群の嗅覚を発揮して、指揮官の期待に応えた。今季9点目。リーグ戦では8月11日の名古屋戦以来、5試合ぶりのゴールだ。

 次戦は18日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝、天津権健(中国)との第2戦。「モチベーションは高まっている。アントラーズがまだ取ったことのないACLを取る」と堂々と言い切った。 (一色伸裕)








◆鹿島の“得点力”優磨がV弾!ロスタイムで決めた吠えた!(サンスポ)




◆鹿島・鈴木、終了直前V弾 エースらしく前回対戦の借り返した(スポニチ)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


明治安田生命J1第26節   鹿島2―1湘南 ( 2018年9月14日    カシマ )

 2試合が行われ、鹿島はホームで湘南を2―1で下した。1―1の後半アディショナルタイムに、途中出場のFW鈴木優磨(22)がヘディングで決勝点をマーク。リーグ3試合ぶりの勝利へと導いた。C大阪―磐田は1―1の引き分けに終わった。 

 「俺もあの人のようにチームを勝たせられる選手になりたい」――。その言葉を体現するかのような、エースらしい得点だった。後半アディショナルタイム。DF西からのクロスを鈴木が頭で勝ち越し点を奪った。両手を広げて吠え、喜びを爆発させる。1―1の緊迫する展開で結果を残し「その方が逆に燃えた」と笑った。

 前エースのFW金崎が鳥栖に移籍した後、最近は公式戦7試合でゴールから遠ざかっていた。この日2アシストの西に自らクロスを要求して好機を逃さずに仕留め、前回対戦時に後半アディショナルタイムの失点で敗れた湘南に借りを返した。9日のルヴァン杯・川崎F戦に続いて勝ちきり、「チームとして勢いがつくゲームだった」とうなずいた。大型台風22号の接近に伴い、第1陣の選手は15日の午前4時には18日のACL天津権健戦に向けて鹿嶋からマカオへと出発する。タイトルに向け、歩みを緩める暇はない。





◆鹿島・鈴木、終了直前V弾 エースらしく前回対戦の借り返した(スポニチ)




◆鹿島・鈴木 途中出場で決勝弾!公式戦8試合ぶりゴールに笑顔(スポニチ)



三竿健斗 Kento.Misao 鈴木優磨 Yuma.Suzuki


 J1の第26節が行われ、鹿島はFW鈴木優磨(22)の後半ロスタイム弾で湘南を2―1で下した。 

 後半22分に投入された鈴木が、公式戦8試合ぶりとなる得点で劇的勝利に導いた。1―1の終了間際、DF西からのクロスを頭で合わせた。「最近点を取ってなかったので。この間ルヴァン杯でもいい試合をしたので、何としても今日の試合に勝って勢いを継続させたかった」。ネットを揺らすと両手を横に広げて右のコーナーフラッグ付近へとダッシュ。ゴール裏から降り注ぐ大歓声を浴びて破顔した。

 西からのクロスは、ピッチに投入された時に自ら「俺に上げてくれ」と要求したものだった。「大伍(西)さんが蹴った空間には自分しか触れる人がいないと分かっていた。いいボールが来たので。点で合った」。右サイド後方からのクロスに、ゴール前で反応してきっちりと合わせた。チームは18日のACL天津権健戦に向け、15日早朝にマカオへと出発。ハードな過密日程の中、勢いをもたらす貴重なゴールとなった。




◆鹿島・鈴木 途中出場で決勝弾!公式戦8試合ぶりゴールに笑顔(スポニチ)




◆【鹿島】エース復調!鈴木優磨の自己最多今季9得点目で勝ち点3 悲願V目指すACLに弾み(報知)


鈴木優磨 Yuma.Suzuki

 ◆明治安田生命J1リーグ第26節 鹿島2―1湘南(14日・カシマ)

 鹿島はFW鈴木優磨(22)の今季9得点目となる値千金の後半ロスタイム弾で湘南に2―1で勝利し、クラブ初の4強を狙うACL準々決勝第2戦・天津権健戦(18日・マカオ)に弾みをつけた。

 エースの決勝弾で鹿島が白星をもぎ取った。1―1の後半ロスタイム、DF西大伍のクロスはやや高かったが、FW鈴木はトップギアで猛然と走り込み、跳んだ。「あの空間は自分しか触れない」。相手GKが動けない豪快なシュートを頭でねじ込んだ。自己最多を更新する今季9点目。「点で合わせられた」と胸を張った。

 7月は4戦3発の大暴れで月間MVPを獲得。だがチーム得点王のFW金崎夢生(29)が鳥栖に流出した8月は6試合でPKの1点のみに終わった。「チームが苦しい時に点を取れるのが鹿島のFW」。自らに言い聞かせ、もがき続ける中でようやくゴールという結果を手にし、チームを勝利に導いた。

 次戦(18日)は4強入りを狙うACL準々決勝。ホームでの第1戦を2―0を勝利し有利な状況に立つ上、エースの復調は何よりの収穫だ。鈴木は「うまくACLにつなげられたと思う」とうなずいた。(岡島 智哉)




◆【鹿島】エース復調!鈴木優磨の自己最多今季9得点目で勝ち点3 悲願V目指すACLに弾み(報知)

◆鹿島が湘南に雪辱、鈴木優磨が劇的弾/鹿-湘26節(ニッカン)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


<明治安田生命J1:鹿島2-1湘南>◇第26節◇14日◇カシマ

鹿島アントラーズが、アウェーでのロスタイム決勝弾で敗れた雪辱をそっくりそのままお返しする、ロスタイムでの勝ち越しゴールで、湘南ベルマーレを2-1で下した。

ともに9日のルヴァン杯準々決勝を勝ち抜いた鹿島アントラーズと湘南ベルマーレの対決。3人だけ先発を入れ替えた湘南に対して、18日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦を控える鹿島は6人を交代して臨んだ。

序盤は、前半5分に日本代表帰りのMF三竿健斗がミドルシュートを放つなど鹿島がリズムをつくったが、3-4-2-1の変則フォーメーションを取る湘南が徐々にボールを支配。サイド攻撃を仕掛けてカットインからミドルシュートを放つなど幾度となく決定機を演出した。

鹿島は湘南の中盤の選手を捕まえきれず、ベンチから控えのDF内田篤人がテクニカルエリアに出てきて、左サイドバックの安西幸輝に助言する場面もあった。

ハーフタイムで大岩剛監督から「相手の2列目の動きに対してしっかりマークにつくこと」「攻撃のとき、前線の選手は1人1人の距離感をもっと近くしよう」「サイドからのクロスに対し、しっかりと中に人数をかけよう」と指示を受けて修正した鹿島。後半の出だしで、いきなり湘南の隙を突いた。

後半4分だった。ペナルティーエリア右のゴールライン付近で得たFK。GKがクリアしたボールを、ゴール右付近でトラップしたDF西大伍が、タイミングをずらしてふわりとした浮き球をファーサイドに送る。これにFW土居聖真が頭から飛び込んだ。鹿島が先制した。

だが、湘南もワンチャンスを生かした。後半21分、右サイドのMF岡本拓也が切り返してドリブルで進入し、左足で中に放ると、途中出場のMF梅崎司が頭で合わせた。1-1の同点に追いついた。

引き分け濃厚かと思われた。だが、後半ロスタイムだった。鹿島の西から前線に送られた鋭いボール。これに途中出場のFW鈴木優磨が思いっきり飛び込んで頭で勝ち越しゴール。4月のアウェー湘南戦ではロスタイムに決勝ゴールを奪われて負けていたが、ホームでまさにリベンジ。土壇場で鹿島が勝利を奪った。




◆鹿島が湘南に雪辱、鈴木優磨が劇的弾/鹿-湘26節(ニッカン)




◆鈴木優磨が劇的V弾!!鹿島、ACL初4強へ弾みの勝利(ゲキサカ)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki





[9.14 J1第26節 鹿島2-1湘南 カシマ]

 18日にACL準々決勝第2戦を控える鹿島アントラーズはホームで湘南ベルマーレと対戦し、2-1で競り勝った。後半アディショナルタイムに途中出場のFW鈴木優磨が劇的な決勝点。初の4強入りが懸かるACLへ弾みを付けた。

 ともに9日に行われたルヴァン杯準々決勝第2戦で4強入りを決めたチーム同士の対戦。湘南は前半4分、MF岡本拓也の右クロスにフリーのFW鈴木国友が頭で合わせたが、ゴール右へ。鹿島も同8分、MF遠藤康の縦パスに反応したFW土居聖真がPA内左でキープし、マイナスに折り返したところをFWセルジーニョが左足で狙ったが、枠を捉え切れなかった。

 互いに立ち上がりの決定機を生かせず、試合は膠着状態に入る。湘南は前半31分、鈴木がPA手前から右足ミドルを放つが、ゴール右へ。同36分には岡本がFW松田天馬とのワンツーで右サイドを抜け出し、クロスのセカンドボールをMF石川俊輝がシュート。しかし、このミドルシュートもゴール左へ外れ、前半はスコアレスで折り返した。

 後半立ち上がりの4分、鹿島がセットプレーを生かして先制する。遠藤の右FKからこぼれ球を拾ったDF西大伍がPA内右のゴールライン際からふわりと浮かしたクロス。これをファーサイドの土居が頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。

 1点を追う展開となった湘南は後半9分にU-21日本代表DF杉岡大暉、同16分にはFW梅崎司を投入する。すると、この交代策が的中。後半21分、サイドチェンジを受けた岡本が右サイドから左足でクロス。ゴール前に入り込んだ梅崎がヘディングで捉え、同点ゴールを叩き込んだ。

 1-1の同点に追いつかれた鹿島は直後の後半22分、セルジーニョに代えて鈴木を投入。同35分にはMF永木亮太の右クロスをファーサイドの鈴木が頭で落とし、土居がゴール前に飛び込んだが、わずかに届かなかった。それでも、このまま引き分けかと思われた後半アディショナルタイム、PA右手前から西が放り込んだボールを鈴木が豪快なヘディングシュート。ゴールネットに突き刺し、5試合ぶり今季9点目となる決勝点を奪った。

 劇的な展開でリーグ戦3試合ぶりの白星を挙げた鹿島は中3日の18日にACL準々決勝第2戦で天津権健(中国)と対戦。ホームでの第1戦に2-0で先勝しており、クラブ史上初の4強を懸け、中立地のマカオで行われる第2戦に臨む。


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◆鈴木優磨が劇的V弾!!鹿島、ACL初4強へ弾みの勝利(ゲキサカ)




◆2018明治安田生命J1リーグ 第26節(オフィシャル)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


明治安田J1 第26節

後半アディショナルタイム、優磨が劇的決勝弾!鹿島が湘南を撃破、公式戦2連勝!

9月唯一のリーグ戦ホームゲームで、鹿島が意地の勝利を収めた。J1第26節、湘南ベルマーレ戦。スコアレスで迎えた49分に土居のヘディングシュートで先制すると、同点に追い付かれて迎えた後半アディショナルタイム、西のクロスから鈴木が気迫の決勝ゴールを突き刺した。2-1。リーグ戦では3試合ぶりとなる勝利を収めた。

4日前、鹿島は意地と気迫をみなぎらせてノックアウトマッチを制した。ルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第2戦。味の素スタジアムで川崎Fと激突し、3-1と難敵を撃破した。聖地での“前半90分”を1-1で終え、中3日で迎えた大一番。「チャンスで仕留めれば、準決勝へ行ける」と静かに決意を刻んでいた山本が、前半のうちにアウェイゴールを2つ決めると、1点を返された後の72分にはセルジーニョが値千金の3点目を記録した。2試合合計、4-2。3年ぶりのベスト4進出を決め、聖杯奪回への道のりを一歩進んだ。

川崎Fとの180分、特に第1戦の内容は決して納得できるものではなかった。それでも、中3日の準備期間でしっかりと意思統一を図り、チーム一丸で勝利へと到達した事実に何よりも価値がある。永木は「これを続けていかないと」と気を引き締めていた。町田もまた「今日のような姿勢を全員が見せていかないといけない」と、進むべき道のりを照らし出していた。

息つく間もなく、次なる戦いが待ち受けている。つかの間の充電期間を経て、チームは火曜日にトレーニングを再開。穏やかな天候が続いたクラブハウスで、選手たちは集中力を研ぎ澄ましていった。日本代表の一員として新たなキャップを刻んだ三竿健斗、そして韓国代表での活動を終えたチョン スンヒョンも鹿嶋へ帰還。チームに刺激が注入され、グラウンドでの切磋琢磨は熱を帯びていく。

試合前日、指揮官は紅白戦を敢行した。タイトルマッチを控えたかのような緊迫感が漂い、激しいマッチアップが繰り返されていく。「選手たちは高い意識を持っていてくれている」と、大岩監督は改めて信頼を語っていた。そして永木は「チームが変わったかどうかは、この試合が重要」と、聖地での90分が計り知れない重要性を持つことを強調していた。



川崎F戦から中4日で迎えるホームゲームへ、大岩監督は6名もの先発変更を施した。ゴールマウスにクォン スンテを復帰させ、最終ラインには西とスンヒョン、安西を起用。ボランチの一角には健斗、そして前線には土居を指名した。その他、センターバックはスンヒョンとともに町田が務め、ミドルゾーンには古巣との対峙に臨む永木、2列目は遠藤と安部、そして前線にはセルジーニョが入る。ベンチにはGKの曽ケ端、内田、山本、犬飼、レオ シルバ、鈴木、金森が座る。大岩監督は「相手の特長と分析を踏まえて、自分たちがやるべきことを整理した」と、信頼とともに選手たちを送り出した。



今月唯一のリーグ戦ホームゲーム。戦いの時を待つ聖地は、秋の深まりを感じさせる涼しさに恵まれた。川崎Fとの対峙で示してみせた意地と気迫を確固たる自信へと変えていくために、重要な意味を持つ90分。キックオフが近づくにつれ、高揚感と緊張感がスタジアムを包んでいく。ウォーミングアップへと姿を現した選手たちへ、大音量のチームコールが注がれた。レジェンド・ジョルジーニョのチャントが継承され、セルジーニョを呼ぶ声が聖地に響き渡っていた。



19時3分、戦いの火蓋が切って落とされた。鹿島は立ち上がりからアグレッシブな姿勢を示し、2分には土居と安部が立て続けにミドルシュート。早々から得点への意欲を見せる。4分には左サイドからクロスを上げられてフリーでヘディングシュートを許してしまったものの、枠を逸れて事なきを得た。序盤から激しいボディコンタクトの応酬となり、攻守の切り替えが非常に速い展開となった。



最初の決定機は8分に生まれた。遠藤が中盤右サイドから浮き球を供給。敵陣左サイドのスペースへ飛び出した土居が深い位置まで持ち込んで折り返すと、待っていたのはセルジーニョだった。ペナルティーエリア左手前でトラップすると、対面する相手のタイミングを外して左足を一閃。しかし、グラウンダーのシュートはわずかに枠の右へ逸れてしまった。鹿島は以後もボールポゼッション率を高め、敵陣でのプレータイムを増やしていく。12分からは3プレー連続で右CKを得たものの、いずれも結実しなかった。



スコアレスのまま、15分を経過。すると次第に、主導権は湘南へと移ってしまう。鹿島は前線で起点を作れず、セカンドボールの攻防でも相手を上回ることができなかった。自陣へ押し込まれる時間が続き、遠藤と安部の両サイドハーフ、西と安西の両サイドバックもゴールライン際へ戻って守備をするプレーが増えていった。



鹿島はリズムを取り戻そうと苦心したが、高い位置からプレスを仕掛けてきた湘南に手を焼いた。最終ラインでのパスミスも多く、町田は「ビルドアップがうまくいかなかったので、修正していきたい」と回想。結果的に、ハーフタイムを迎えるまで主導権を取り戻すことはできなかった。土居は「前半の半ばから流れが良くなかった」と反省の弁。36分には左サイド深くからクロスを入れられ、こぼれ球を拾われてシュートを打たれる。ペナルティーエリア左角からの一撃はゴール前に詰めた選手にも反応されたが、枠を逸れていった。0-0。停滞感の漂う45分を経て、スコアレスでハーフタイムへ突入した。



アントラーズレッドが待つゴールへ。勝負の後半、鹿島は右サイドの鮮やかなパスワークからチャンスを作り出す。48分、ペナルティーエリア右外で遠藤がボールを持つと、西が瞬時の加速で背後へ。スルーパスを受けた背番号22が鋭い切り返しで進路を変更すると、相手のハンドでFKを獲得した。立ち上がりに得たセットプレーのチャンス。歓喜の瞬間は、数十秒後に生まれた。



遠藤のキックはニアサイドでの混戦から、ゴール前へ浮き上がる。密集地帯での競り合いから、こぼれ球が西の足下へ。ゴールエリア右側でボールを確保した背番号22、そのアイデアは緩やかなクロスだった。湘南の守備網を越えたボールが、ファーサイドへ。飛び込んだのは土居だった。「押し込むだけだった」と振り返るヘディングシュートがゴールネットを揺らす。1-0。土居の今季5得点目で、鹿島が均衡を破ってみせた。









リードを奪った鹿島は攻勢をかける。53分には両サイドを広く使った攻撃から、位置を上げていた町田がこぼれ球を確保。思い切りよく放った強烈なシュートはしかし、枠の右へ逸れてしまった。61分にも右サイドのスペースを破り、遠藤が右足でグラウンダーのラストパス。土居が飛び込んだが、わずかに届かずにクリアされてしまった。





しかし、盤石の試合運びをすることはできなかった。選手交代で打開を図った湘南に押し込まれ、劣勢を強いられてしまう。そして66分、左サイド深くへパスを通されると、ファーサイドへ飛んだクロスから梅崎にヘディングシュートを決められてしまった。1-1。残りは25分、底力を示して踏みとどまるか、後退していくのか。真価を問われる戦いとなった。











大岩監督は失点直後に鈴木を投入。78分にはレオをミドルゾーンに送り出し、活力と推進力を注入した。次第にオープンな打ち合いへ推移する中、80分には鈴木のヘディングから土居が詰めるも及ばない。82分には永木の右CKから西が頭で合わせたものの、枠を逸れていった。85分には山本がピッチに立ち、安西が1列前へ。配置変更を施しながら、必死の攻撃でゴールを目指した。







果たして、歓喜は鹿島のものだった。アディショナルタイム1分、中盤左サイドのスローインから土居が右サイドへ展開。走り込んだ西がピンポイントのクロスを上げると、相手DFの頭上を越えたボールに背番号9が飛び込む。強烈なヘディングシュートを、相手GKは見送ることしかできなかった。2-1。鈴木が劇的な決勝ゴールを決め、鹿島が勝ち点3にたどり着いた。







2-1。背番号12は勝利を歌い上げ、そして敵地へ向かう選手たちの背中に情熱を注ぎこんだ。次戦は4日後、アジアでの戦いだ。18日のACL準々決勝第2戦、天津権健とのアウェイゲーム。台風接近のマカオへ移動し、ベスト4進出を懸けた大一番へ臨む。






【この試合のトピックス】
・今季J1での湘南戦は1勝1敗だった。J1では通算26回目の対戦で、17勝目(1分8敗)を挙げた。
・土居が今季のJ1で5得点目を挙げた。
・鈴木が今季のJ1で9得点目を挙げた。2016年の8得点を上回り、自己記録を更新した。
・町田が8月1日の第19節FC東京戦以来、J1では7試合ぶりに先発出場を果たした。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・相手の2列目の動きに対し、しっかりマークにつくこと。
・攻撃の時、前線の選手は一人一人の距離感をもっと近くしよう。
・サイドからのクロスに対し、しっかりと中に人数をかけよう。


湘南ベルマーレ:チョウ キジェ
・ゲームコントロールできている。ラインを下げずにコンパクトに保とう。
・前線の選手はうまくポジションを取って、後ろからボールを引き出そう。
・シュートは思い切り、力強く打とう。


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
ゲームの入り方は、注意して入った。湘南のアグレッシブな姿勢は見習うべきところがある。こちらも、そこで負けないような立ち上がりをしようと話していた。最後の最後まで、そこは非常に意識できていた。サポーターのあと押しもあって、勝ち切ることができた。この勢いを次の試合につなげていきたい。

Q. 後半、サイド攻撃がうまくいった要因、狙いはどこにあったのか?

A. 前半は当然圧力があった。また、日ごろコンビを組むことがない選手たちがいて、最後の精度のところでコンビネーションがあわない場面が何度かあった。しかし、前に行く姿勢、背後を取る姿勢はあった。後半は相手がサイドを強化してきたので、こちらもその後ろを狙おうと選手に伝え、選手交代をした。そこを西、永木、安西がしっかり意識してやってくれたので、最後のゴールにつながったと思う。選手のパフォーマンスを評価したい。

Q. 鈴木選手をピッチに送り出したとき、どんな声をかけたか?

A. 彼をピッチへ送り出す直前に同点に追いつかれてしまったので、少しプランが崩れたが、彼を送り出すときには「ゴールを取るのはお前だぞ」と言って送り出した。ああいう場面を周りの選手たちが作ったことをまず評価したい。そこで決め切った優磨のいいところが出たと思う。

Q. 次のACLに向けて、ポイントは?

A. 上海上港戦、リードして第2戦に臨んだが、アウェイで非常に苦しんだ経験がある。リードしていても、試合の入り方が重要。十分注意して入りたい。リードしているが0-0の状況で戦うという気持ちで入るよう、準備していきたい。


湘南ベルマーレ:チョウ キジェ
金曜日の夜にもかかわらず湘南から多くのサポーターが来てくれた。勝ち点1ではなく3を狙いにいったがゼロに終わり、申し訳ない気持ちだ。しかし、選手たちは前半から自分たちのよさを出すと同時に、アントラーズのよさを少し消しながら、たくましく戦ってくれた。後半の立ち上がりと最後の時間に点を取るところが、アントラーズの強さ。ホームゲームでは逆に我々がそこで点を取って勝ったが、そんなに甘くはないと感じた。自分たちの精度を高めていかないと、こういう試合を勝っていけない。前向きにとらえ、次のゲームに向かいたい。


選手コメント

[試合後]

【鈴木 優磨】
最近は点を取れていなかったので、取ってやろうと思っていた。監督からも「追加点を」と言われていた。大伍さんには、ピッチに入った時に「(クロスを)上げてくれ」と話していた。決めることができてよかった。

【土居 聖真】
(ゴールは)押し込んだだけ。試合の入りは良かったけど、前半の半分くらいから良くなかった。相手の時間帯で、我慢強く戦うということを共有できていた。今まではそれが足りなかった。みんなで意思統一して戦うことができた結果だと思う。

【西 大伍】
(クロスは)「だいたい、あのあたりへ」という感じ。優磨があのように後ろから入ってきてくれると、点ではなくて線で合わせることができる。今のチームで、全てを圧倒して勝つのは難しいと思っている。今日は我慢するところをみんなで我慢できたし、決定機はそこまで作られなかった。

【安部 裕葵】
自分は得点には関わっていないけど、そういう時こそ守備の面でどのようなプレーをしているかで評価されると思う。そういう意味では、やることは最低限できたと思う。このような終わり方ができて、ACLに向けていい雰囲気になっていくと思う。

【安西 幸輝】
攻撃に行きたかったけど、前半に押し込まれることが多かった。もう少し前でプレーしたかった。勝ててよかった。

【町田 浩樹】
課題はたくさんあるけど、勝ったことが一番の収穫だと思う。走り負けたり、球際で負けたりしないということを言い合っていた。声を掛け合ってプレーできていたので、それはよかったと思う。勝てたことがよかった。ACLにもつながると思う。



◆2018明治安田生命J1リーグ 第26節(オフィシャル)






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