日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年10月20日土曜日

◇ルヴァン杯決勝の国歌斉唱歌手が水曜日のカンパネラ コムアイに決定!(GOAL)





2018年のJリーグYBCルヴァンカップ決勝の国歌斉唱歌手が決定した。

Jリーグは19日、10月27日に埼玉スタジアム2002で開催するJリーグYBCルヴァンカップ決勝の国歌斉唱歌手に『水曜日のカンパネラ コムアイ』に決定したと発表した。

決勝では、クラブ史上初のファイナル進出を決めた湘南ベルマーレと、2001年以来17年ぶりの優勝を目指す横浜F・マリノスが対戦。史上初の神奈川ダービー決勝となった。

『水曜日のカンパネラ』は2012年に結成した音楽ユニット。Jリーグはコムアイさんについて、「日常から浮遊した世界観をハウス、テクノ、チルアウトを踏襲した謎多きサウンドにフワフワ透明なコムアイさんの不思議なボイスで唯一無二の楽曲を世に送り出している」と紹介している。



◇ルヴァン杯決勝の国歌斉唱歌手が水曜日のカンパネラ コムアイに決定!(GOAL)



◆浦和、離脱中のファブリシオの来日を報告「もう少しだけ待っていてください」(サッカーキング)






 浦和レッズは19日、ケガで離脱中のFWファブリシオが日本へ来日したことを発表した。

 ファブリシオは明治安田生命J1リーグ第25節のセレッソ大阪戦で負傷。9月14日に左ひざ前十字靭帯損傷で、全治までに7カ月かかる見込みと発表され離脱している。その後、ブラジルで手術した同選手は10月18日の夜に日本へ到着した。

 来日したファブリシオはサポーターへ以下の通りにコメントを残している。

 「手術を終えて、浦和に戻ってきました。僕のことを待ってくれる皆さんの気持ちに、1日でも早くピッチで返したい気持ちです。まずはリハビリから頑張っていきますので、もう少しだけ僕のことを待っていてください。よろしくお願いします」


◆浦和、離脱中のファブリシオの来日を報告「もう少しだけ待っていてください」(サッカーキング)



◆ジーコ氏「鹿島は誇り」 知事表敬、観戦呼び掛け(茨城新聞)



ジーコ Zico


サッカーJ1鹿島アントラーズのテクニカルディレクターに再任したジーコ氏(65)が18日、水戸市笠原町の県庁に大井川和彦知事を表敬訪問した。ジーコ氏は「茨城と言えば鹿島というチームに成長した。誇らしい気持ちでいっぱい」とチームの成長に目を細め、知事に試合観戦を呼び掛けた。

ジーコ氏は鹿島FCの庄野洋社長、鈴木秀樹取締役事業部長と共に来訪。鹿島のホーム・県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)が試合会場の一つになる2020年東京五輪について「(五輪が)決まった時はガッツポーズで喜んだ。16年に五輪があった地元リオデジャネイロ(ブラジル)のように地域活性化につながれば」と語り、県や鹿嶋市に対する協力を惜しまない姿勢を示した。

現在3位のリーグ戦に関しては「前半つまずいて差が広がった。厳しいが最後まで諦めない」と闘争心を強調。「タイトルの入り口まで来ている」と準決勝進出を果たしたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初制覇にも意欲を示した。

観戦を誘われた大井川知事は「ジーコと2人で見るなんて夢のようです。家族に怒られそうだ」と感激。サイン入りの背番号「12」のユニホームを手渡され、満面の笑みで握手していた。(黒崎哲夫)


◆ジーコ氏「鹿島は誇り」 知事表敬、観戦呼び掛け(茨城新聞)





◆ウルグアイ戦で露呈した“二面性” 英記者が指摘する森保ジャパンの不安要素とは?(FootballZone)





4ゴールを奪って南米の強豪を撃破した一方、守備陣は不安定なプレーで3失点を喫する


 日本代表は、16日の国際親善試合ウルグアイ戦で4-3と乱打戦を制し、森保一監督新体制3連勝を飾った。ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト16に入った日本の欧州組の主力も合流し、2022年カタールW杯へ向かう第一歩を踏みしめた森保ジャパンの3試合目。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、W杯を6大会連続で取材した英国人記者マイケル・チャーチ氏はどのように見たのか。

 森保ジャパンはウルグアイ戦で“二面性”を示した。攻撃面では非の打ちどころがない素晴らしいゲームだったが、大いなる収穫の一方で、ネガティブな部分を指摘せざるを得ない。あまりに不安定だった守備だ。

 エースのFWルイス・スアレス(バルセロナ)を欠いていたウルグアイだが、日本の最終ラインにいとも簡単に問題を引き起こした。12日のパナマ戦(3-0)で欠場したDF吉田麻也(サウサンプトン)はいつものセンターバックの中心に戻った。当の吉田も不安定だったが、彼はロシアW杯のパートナーだったDF昌子源(鹿島アントラーズ)の存在を心から切望したのではないか。

 南米の強豪撃破に沸く森保ジャパンで、歓喜の高揚感に酔いしれることができなかったのがガンバ大阪の二人だろう。

 A代表通算4試合目となったDF三浦弦太にとって酷い夜だった。後半12分、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)にゴールのギフトを送り、2-2の同点にされてしまった。90分を通しても、危険なチーム相手に満足できるパフォーマンスでもなかった。

 守護神の東口順昭もまた不安定だった。ペナルティーエリア内で存在感を示すことができず、特にセットプレーではワールドクラスのGKなら冷静さと自信をチームに与えるような場面で不安定さをのぞかせていた。

 ウルグアイ戦は攻撃陣が4ゴールを記録したが、今回はフレンドリーマッチだ。相手は韓国にも1-2で負けたばかりで、本気度はうかがい知れない。森保監督は最終ラインの修正にどんな解決策を持っているのか。ロシアW杯で素晴らしいプレーを見せてくれた昌子の復活を待たなければいけないのか。この2試合ではまだ見えてこない。


◆ウルグアイ戦で露呈した“二面性” 英記者が指摘する森保ジャパンの不安要素とは?(FootballZone)


◆内田篤人を越えるには…安西幸輝が痛感する「足りていない力」(サカノワ)



安西幸輝 Koki.Anzai


「サイドバックはアントラーズの花形だからこそ」


[J1 30節]浦和 – 鹿島/2018年10月20日16:04/埼玉スタジアム2002

「この負けは一番キツイ負け。これで全員が今後どうやってサッカーと向き合っていくのか、しっかり示さないといけない。レッズ戦に向けて、この敗戦を糧に勝ちにいきたい」

 ルヴァンカップ準決勝で横浜F・マリノスに敗れたあと、左MFで先発した安西幸輝はそのように悔やみ、危機感を募らせた。反撃の色を強めるセルジーニョのこの試合2-2に追い付くゴールをアシストするなど結果も残した。それでも2試合トータル4-3で負けた”1敗”を重く受け止めていた。

「試合が落ち着いたところで、どんどん剥がされ、一つずつズレて失点が続いた。今日はダメだったと思います」

 そのように安西は言って肩を落とした。

 とはいえチームにとってもダメージの大きかった内田篤人の負傷離脱により、サイドのユーティリティプレーヤーである安西への期待は膨らむ。むしろ、安西がここで改めて存在感を示すことで、鹿島のタイトル獲得への道は切り開くと言っても過言ではない。

 安西はとても印象的なことを語っていた。

「篤人さんがいない分、僕ら若いヤツらがやらないといけない。同じサイドバックとして、チームを勝ちに導く力が、僕にはまだ足りていない。篤人さんを越えるには、個人の結果のみならず、チームを勝たせられないといけない。そういう人たちの背中を見てきたけれど、これからは追い越せるようにもっと努力していきたい」

 確かに鹿島のサイドバックは、勝利に導く仕事をしてきた印象が強くなる。タイトルを獲得するとき、優勝を果たすとき、サイドバックが必ず何か大きな仕事をしている。今季も先日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝のホームでの第1戦、2点差から3-2にひっくり返す劇的な決勝ゴールを決めたのが内田篤人だった。

「アントラーズのサイドバックは花形だと思うし、どの年代にも素晴らしいサイドバックがいました。そういう選手たちを越えないと、チームとして強くなっていかない。僕自身もよく分かっています。やらなければいけないことがたくさんあるので、自分の課題と向かいつつ、頑張っていきたいです」

 安西はただ背中を追いかけているだけではなく、追い越すことが、鹿島では求められていると理解している。それが使命でもある。

 一方、その爆発的な推進力やフィニッシュワークなど、安西は内田にはない能力を備えている。むしろ、求められていることは単純明快かもしれない。安西にしかない力を、鹿島のタイトル獲得のために還元すること。

 もちろん、それこそが最も困難を極める作業でもある。

 それでも今季なりふり構わず鹿島色に染まってきた安西だ。この1年で急激に進化を遂げたこの男ならば、きっと突破口を見いだせるはずだ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI


◆内田篤人を越えるには…安西幸輝が痛感する「足りていない力」(サカノワ)





◆痛快さを抱かせる安部裕葵。 日本にもこんなに面白い19歳がいる(Sportiva)



安部裕葵 Hiroki.Abe


 Jリーグにはかつて、期待の若手が雨後の筍のごとくひしめいていた。

 Jリーグが発足して10年ぐらい、少なくとも1990年代は、若手とベテランがポジションを争えば、ほぼ例外なく若手に軍配は挙がった。2002年日韓共催W杯に臨んだ日本代表の平均年齢が24歳台を示した理由もそこにある。

 ロシアW杯を戦った西野ジャパンは、平均年齢28歳台。ベスト16入りは予想を越えた好成績ながら、ベテランに頼るという”代償”を払っていたことは事実だ。

 森保ジャパンになり、若返りが進んでいるように見えるが、パナマ戦、ウルグアイ戦に臨んだ森保ジャパンの最新メンバーは、平均年齢26.4歳。その平均年齢と将来への期待値は一致するので、日本の将来に楽観的になることはできない。

 過去と比較すると、若手選手の数は相変わらず不足した状態にある。それだけに、有望な若手を発見した瞬間は、希少な生き物に出くわしたような歓びに襲われる。

 10月18日からインドネシアで開催されるアジアU−19選手権。来年ポーランドで開催されるU-20W杯のアジア最終予選である。この大会に出場するU-19日本代表から、近い将来、どれほどの選手がA代表入りをはたすか。成績もさることながら、個人のパフォーマンスはそれ以上に気になる。

 今季のJリーグに出場している選手も数名いるが、出場時間や所属しているクラブのレベルを踏まえると、MF安部裕葵は一歩抜けた存在に見える。今回のU−19代表チームで、背番号10を背負うに相応しい存在感をJリーグで発揮している。

 鹿島アントラーズの背番号30。昨季、広島の瀬戸内高校から入団した高卒2年目の選手だ。


 年代別の日本代表チームに、毎度選出されてきたエリートではない。まず、そこに疑問を覚える。なぜ見落としてしまったのか。選ぶ側の目を思わず怪しみたくなる。

 安部は、人の目を惹きつけるインパクトのあるプレーをする。

 新人だった昨季、すでにJ1リーグで13試合出場していたが、先発は1試合のみ。とはいえ、鹿島は優勝争いを展開していたチームで、選手層も厚い。高卒ルーキーが激しいスタメン争いの間隙を縫うように、13試合に出場することは普通の話ではない。

 ただ者ではないことはプレーを見れば、直ちに明らかになった。だが、繰り返すが、彼はそれまで協会から特段、評価されてこなかった選手だ。そうした意味で、痛快さを抱かせる選手なのである。

 プレーも痛快だ。身長171cm、体重65kg。いい意味で、軽い牛若丸的小兵だ。何より反応がいい。プレーのアイデアがいい。巧緻性にも優れている。見ていて楽しいアタッカーだ。日本サッカーが「柔よく剛を制する」をコンセプトに掲げるならば、外せない選手になる。

 今季はこれまでJ1リーグに19試合出場。うち先発は12試合を数える。最近は、ほとんどがスタメンだ。大一番となった先日のJ1第29節(10月7日)vs川崎フロンターレ、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦(10月3日)vs水原三星(韓国)も例外ではない。しっかり先発を任されている。


 しかし、プレーは右肩上がりの一途を辿っているのかといえば、必ずしもそうではない。にもかかわらず、スタメン出場の機会は増している。ここがミソだ。

 今季、鹿島で任されているポジションは、主に4-4-2の左サイドハーフだ。しかし安部は、「高校時代までずっとトップ下でした。ボランチもやりましたが、サイドでプレーした経験はない」とのこと。慣れないポジションで奮闘しているわけだ。

 鹿島というチームは、監督が誰であろうと、伝統的にほぼ4-4-2しか使わない。いわゆるアタッカーのポジション的な選択肢は、サイドハーフか、2トップの一角かに限られる。4-2-3-1の1トップ下は存在しない。土居聖真が2トップの一角として出場すれば、それに近い役回りを果たすことになるが、彼を1トップ下の選手とは言わない。

 次に似合いそうな4-3-3のインサイドハーフも、鹿島には存在しない。安部は真ん中でプレーをしにくい環境に置かれている。真ん中しかできない選手にとって、これは試練だ。

 安部をスタメンで起用する大岩剛監督も、彼にとってサイドハーフが適役ではないことを認めている。チーム事情に基づき仕方なく、とのことらしいが、「ディフェンスのトレーニングにはなる。長い目で見たら、必要なこと」とのこと。

 育てながら使っている。対峙する相手サイドバックの攻め上がりに蓋をする作業。これを毎回行なうことは、トップ下の選手には積めない経験だ。

 とはいっても、随所に居心地の悪そうな素振りを見せる安部。少なくとも現在、左サイドでボールを受けても、本来備えている魅力を存分に発揮できているとは言い難い。


 先のACLvs水原三星では、気がつけば真ん中に進入。自らもチームもバランスを崩すことになった。その結果、後半11分、安部はサイドアタッカーである安西幸輝と交代を余儀なくされた。

「内側でプレーすることが多くなった安部が、そこでプレッシャーを浴びていたので、サイドが本職の安西を投入した」とは、大岩監督のコメントだ。1-2だったスコアは、終わってみれば3-2に。鹿島はこの試合、逆転勝ちに成功した。

 トップ下、すなわち真ん中周辺にしか適性がない選手、プレーの幅が狭い選手、ポジションの選択肢が少ない選手は、現代サッカーにおいては辛い立場に置かれる。出場機会は減る。

 香川真司(ドルトムント/ドイツ)がいい例だ。真ん中でのプレーを好む一方で、サイドでのプレーを不得手とする。サイドで出場しても、気がつけば真ん中に入り、ポジションのカバーを怠る。

 トップ下は、必ず存在するポジションではない。4-2-3-1には存在するが、4-4-2や4-3-3には存在しない。そうした背景を踏まえると、大岩監督が安部をサイドハーフで起用することに納得がいく。親心を感じる。

 選手の特性は、真ん中か、サイドかに加えて、MFか、FWかでも分類される。抽象的に言えばアタッカーだが、FW的なのか、MF的なのかで”商品”としての価値に大きな差が生まれる。価値が高いのが、FWであることは言うまでもない。

 4-4-2のサイドハーフは、文字どおりMF。4-2-4に近い4-4-2ならともかく、鹿島の安部はあくまでも4-4-2のMFだ。


「トップ下」の解釈は、もう少し微妙になる。1トップ下ならFW的だが、2トップ下ならMF的だ。安部が高校時代、どっちのトップ下でプレーしていたのか定かではないが、個人的にはFWであって欲しいと考えている。

 そうして、今回のU-19代表にはMFとして選出された。

 安部はどちらの方向に進むか、方向が定まっていない選手。完成形が見えていない選手だ。本人にどう思っているのか尋ねてみると、飄々とこう述べた。

「まだ僕は19歳ですから」

「もう30歳ですから」と答える選手はいても、「まだ19歳ですから」と答える選手は珍しい。

「内田(篤人)、柴崎(岳)がそうでしたが、自分を冷静な目で客観的に見ることができる選手です」とは、チーム関係者から入手した安部評だが、確かに泰然自若としている印象だ。そんなに急かせてどうするの? と戒められた気にさえなった。

 自分に自信がある証拠だろう。鹿島の「30番」兼U−19代表の「10番」は、とても面白い19歳に見えるのだ。


◆痛快さを抱かせる安部裕葵。 日本にもこんなに面白い19歳がいる(Sportiva)





◆久保建英のスーパーFK炸裂!U-19日本代表が5発で北朝鮮を撃破、白星スタート(ゲキサカ)






[10.19 U-19アジア選手権第1戦 U-19日本代表 5-2 U-19北朝鮮代表]

 U-19日本代表は19日、U-19アジア選手権第1戦でU-19北朝鮮代表と対戦し、5-2で勝利した。日本は22日に第2戦でタイ代表と対戦する。

 前回王者の日本は4-4-2のフォーメーションでGKには谷晃生(G大阪)、最終ラインは右からDF菅原由勢(名古屋)、DF橋岡大樹(浦和)、DF瀬古歩夢(C大阪)、DF東俊希(広島ユース)。MF藤本寛也(東京V)とMF伊藤洋輝(磐田)のダブルボランチで右SHにMF斉藤光毅(横浜FCユース)、左SHにMF郷家友太(神戸)。2トップはFW田川亨介(鳥栖)とFW久保建英(横浜FM)がコンビを組んだ。

 日本が早々に試合を動かした。前半8分、ドリブルで右から中に切れ込んだ久保がスルーパスを出し、抜け出した斉藤が左足シュート。一度は至近距離でGKに止められたが、こぼれ球を自ら右足で押し込んだ。

 幸先良く先制に成功した日本。キャプテンマークを巻くボランチの伊藤は序盤から積極的にシュートを狙い、前半19分にはスーパーゴールで追加点を挙げた。斉藤のパスを受けた伊藤が約30mの位置から左足を振り抜き、強烈な弾丸シュートを突き刺した。

 2-0に突き放した日本だったが、ここから北朝鮮に攻め込まれてしまう。前半36分に崩されて右クロスをMFケイ・タムに押し込まれると、前半40分に瀬古が相手を倒してしまい、PKを献上。キッカーのMFカン・グッチョルが沈め、2-2に追いつかれた。

 後半立ち上がりは苦しい時間帯が続いたが、後半17分に最初の交代枠を使い、田川に代えてFW宮代大聖(川崎F U-18) を投入すると、この交代策が的中する。宮代はそのまま2トップの一角に入り、ドリブルで中央を切り裂くと、PA右手前の位置で後ろから倒され、FKのチャンスを獲得した。

 キッカーは久保。左足で直接狙ったシュートは壁を越えてゴール右隅に突き刺さり、ビューティフルゴールで勝ち越しに成功。後半31分に先制点を挙げた斉藤に代えてMF安部裕葵(鹿島)を投入。後半36分には郷家を倒し、胸を踏みつけた相手が一発退場となり、日本は数的優位に立つ。終盤はDF三國ケネディエブス(青森山田高)を投入し、5バックで守備を固める中、後半44分にはカウンターから宮代が右足シュートを突き刺し、4-2。後半アディショナルタイムには安部がダメ押しゴールを挙げ、5-2で勝利した。
  
(取材・文 佐藤亜希子)


◆久保建英のスーパーFK炸裂!U-19日本代表が5発で北朝鮮を撃破、白星スタート(ゲキサカ)




◆赤と赤の上位決戦 浦和、公式戦6連敗中の鹿島攻略なるか?ACL出場権が懸かる大一番(サンスポ)




 明治安田生命J1リーグは19日から21日にかけて、第30節の9試合を開催する。埼玉スタジアム2002では、6位・浦和レッズと3位・鹿島アントラーズが対戦。その差はわずかに4ポイント。来季ACL出場権を目指す両チームが、火花散らす戦いを繰り広げる。

 浦和は前節、アウェイでベガルタ仙台と1-1で引き分け、連勝が3でストップしたものの4試合無敗を継続。ACL出場圏との勝ち点差を4としている。今節鹿島に勝利すれば、その差は1ポイントに迫り、よりくっきりと3位の座が見えてくる。オズワルド・オリヴェイラ監督はどんな策で宿敵との大一番に臨むのだろうか。

■オリヴェイラ「いつも通りの戦い方をする」

 鹿島戦に向けては、右ウィングバックの橋岡大樹がインドネシアで行われているAFC・U-19選手権に参加しているため、欠場する。その橋岡の代役には森脇良太が務める見込みだ。森脇は8月15日の第22節・ジュビロ磐田戦以来出場していないが、その磐田戦ではいぶし銀の活躍を見せた。

 「橋岡の良いところもありますけど、また違った良いところが森脇にはある」と、興梠慎三が語ったように、森脇は効果的なサイドチェンジに加えて、積極的な中への切り込み、中盤や前線との絶妙なコンビネーションで攻撃に多様性をもたらした。推進力という意味では橋岡に分があるが、連携面では森脇も負けていない。常に闘志をむき出しにするベテランの働きに注目だ。

 さらに、仙台戦で後半に負傷交代した青木拓矢の状態だが、すでに全体練習には合流しており、出場は濃厚となった。

 そして、浦和の公式サイトでは19日に行われたオズワルド・オリヴェイラ監督の定例会見を掲載。指揮官は「いつも通りの戦い方をする」と、鹿島戦だからといって特別な準備をして臨むわけではないと強調。

 さらに指揮官は「コンパクトに保ってプレスを掛けること」を選手に求め続けており、「相手にそのラインの間のスペースを使わせないということ。同時にその形を保つことができれば、ボールを奪った後にカウンターを仕掛けやすくなる」と、しっかりとした守備からの攻撃へのシフトチェンジを選手に意識させている。

 攻撃面では「ゴール前に人数をかけることで勝利につながっている」と指揮官が語るように、柏木陽介、長澤和輝、青木拓矢の3ボランチが積極的に前線を追い越す分厚い攻撃を実現したい。

■鹿島戦は公式戦6連敗中

 対鹿島戦は公式戦6連敗中で、リーグ戦でも現在3連敗を喫している。リーグでの通算対戦成績でも16勝9分30敗と大きく負け越しており、データサイト『Opta』によると、浦和がリーグで最も敗れているのが鹿島というデータがある。

 オリヴェイラ監督は「鹿島は好調だと思う。ACLでも過去最高の地点まで来ているし、先日の横浜F・マリノス戦まですべての大会でまだ可能性を残していたチームだった」と警戒しながらも、「6連敗したら、そろそろ勝ってもいい時期。明日それを変えよう」と必勝を誓った。

 2007年から5シーズンに渡り、鹿島で指揮を執ったオリヴェイラ監督にとっては古巣との一番であり、現在鹿島を率いる大岩剛監督とは師弟対決になる。「我々の高いパフォーマンスが要求させる試合。勝ちたければ必ずいいプレーをすることが必要。それは私たちにとってモチベーションになる」。無敗対決を制するのは果たしてどちらの“赤”か。激戦必至の一戦は、20日16時に埼玉スタジアム2002でキックオフする。


■J1第30節 試合日程

10/19(金)
 19:30 柏vs名古屋(三協F柏)

 10/20(土)
 14:00 仙台vs鳥栖(ユアスタ)
 14:00 清水vs広島(アイスタ)
 15:00 G大阪vs横浜FM(吹田S)
 16:00 浦和vs鹿島(埼玉)
 16:00 湘南vs札幌(BMWス)
 19:00 FC東京vsC大阪(味スタ)
 19:00 川崎Fvs神戸(等々力)

 10/21(日)
 16:00 長崎vs磐田(トラスタ)


◆赤と赤の上位決戦 浦和、公式戦6連敗中の鹿島攻略なるか?ACL出場権が懸かる大一番(サンスポ)


◆J1 20日、敵地で浦和戦 鹿島、仕切り直しを(茨城新聞)






明治安田J1第30節第2日は20日、各地で7試合が行われ、暫定3位の鹿島は埼玉スタジアムで同6位浦和と対戦する。キックオフは午後4時。通算成績は13勝7分け9敗、勝ち点46。

14日のYBCルヴァンカップ準決勝第2戦は横浜Mと2-2で引き分け、2戦合計スコアで敗退。今季目標に掲げていた「全冠制覇」を逃した。

試合日が中5日空くのは8月2週目以来。休養日を2日間設けた後のトレーニングでは「何かを新たにするよりも、チームとしてやれることを再確認した」と大岩監督。故障者が続出し選手層が薄い中、仕切り直しの試合に向けてチームの共通意識を高めた。

守備的MFは日本代表から戻った三竿健が出場停止。疲労が残るレオシルバは全体練習に参加しなかった。小笠原が先発すれば3カ月半ぶり。経験豊富な主将が中盤を引き締める。

オリベイラ監督が率いる浦和は直近4試合で3勝1分けと好調。来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得る3位に入るべく、高いモチベーションで臨んでくるだろう。土居は「結果が出るようにみんなで手を取り合って歯を食いしばっていく」と言葉に力を込めた。

鹿島にとっては勝ち点争いに加え、24日のACL準決勝第2戦に向けて弾みを付けたい一戦。遠藤は「ここで力を出せるかが今後の結果につながってくる。ぶれずにやることが一番大事」とうなずいた。(岡田恭平)





◆J1 20日、敵地で浦和戦 鹿島、仕切り直しを(茨城新聞)



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