日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年11月21日木曜日

◆鹿島が脱落の可能性…J1優勝争いは頂上決戦を意識した最終局面へ(GOAL)







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残り3試合となっている明治安田生命J1リーグ。優勝争いでは最終節の頂上決戦・横浜FMvsFC東京を巡り複雑な状況が発生している。3位に下降した鹿島は可能性をつなぐことができるのか。また、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権争いも6クラブに絞り込まれた。

鹿島に優勝消滅の可能性


第31節終了時点で優勝の可能性を残すのは、首位・FC東京(勝ち点62・得失点差20)、2位・横浜F・マリノス(同61・23)、3位・鹿島アントラーズ(同59・25)のほかに、4位・川崎フロンターレ(同57・25※1試合多く消化)まで。FC東京と横浜FMが直接対決を残しているため、5位・セレッソ大阪(同53・12)の優勝は消滅している。ACL出場権に関しては、そのC大阪と6位・サンフレッチェ広島(同51・16)までが望みをつなぐ。

第31節では、鹿島が川崎Fに敗れたことでFC東京が首位に返り咲き。とはいえ、前述の通りFC東京は最終節で横浜FMとの直接対決を控えているため、現状での勝ち点差1に甘んじることはできない。

そして、鹿島は得失点差でもリーグトップかつ、FC東京との勝ち点差が「3」、横浜FMとの勝ち点差が「2」と数字上では決して絶望的な差ではない。しかし、実際には最終節に横浜FMvsFC東京の直接対決が行われるため、第32節次第で優勝レースから脱落する窮地に追い込まれている。


首位:FC東京[勝ち点62・得失点差20]


■残り3試合の日程
32節:vs 湘南(味スタ)
33節:vs 浦和(味スタ)
34節:vs 横浜FM(日産ス)

ホーム8連戦の終盤3試合を3連勝で終え、ついに12勝3敗と地の利を感じさせてきたホームに戻ってくる。その2試合で1勝1分け以上の成績であれば、最低でも最終節前の勝ち点は「66」。同じ期間に横浜FMが連勝したとしても「67」と、優勝の行方を直接対決に託すことができる。その条件で最終節で勝利を収めればFC東京の勝ち点は最低でも「69」、鹿島が3連勝を飾っても「68」どまりだ。

とはいえ、鋭いカウンターを武器とするチームなだけに、しっかりとホームで連勝を飾って横浜FMとの対戦で「引き分け以上で優勝」というシチュエーションに持ち込みたい。



2位:横浜FM[勝ち点61・得失点差23]


■残り3試合の日程
32節:vs 松本(サンアル)
33節:vs 川崎F(等々力)
34節:vs FC東京(日産ス)

FC東京を追う立場ではあるが、直接対決を残しているために勝ち点差1という状況はそれほど苦しいものではない。とはいえ、次の試合で引き分けた場合もFC東京を自力で上回るチャンス残されるが、勝ち点差2の鹿島に得失点差で上回られているため再び3位に下降する可能性も。そうなれば、最終節でFC東京に勝利したとしても鹿島の結果に左右されることになるため、状況がより難しくなる。



3位:鹿島[勝ち点59・得失点差27]


■残り3試合の日程
32節:vs 広島(Eスタ)
33節:vs 神戸(カシマ)
34節:vs 名古屋(豊田ス)

痛恨の敗戦を喫してFC東京との勝ち点差を「3」、横浜FMとの勝ち点差を「2」に広げられた。上位2クラブが次節で勝利を収めた場合、FC東京の勝ち点は「65」、横浜FMの勝ち点は「64」となる。そして、鹿島がもし広島戦で敗北を喫すれば、そこから連勝を収めたとしても勝ち点は「65」。

FC東京と横浜FMがともに第33節を落として最終節を迎えたとして、両クラブの直接対決がどう転ぼうと「横浜FMが勝ち点67」、「FC東京が勝ち点68」、「FC東京が勝ち点66かつ横浜FMが勝ち点65」のいずれかの結果しかありえない。つまり、鹿島は広島戦で勝利を収められなければ、優勝が消滅する可能性が出てきている。



4位:川崎F[勝ち点57・得失点差25※1試合多く消化]


■残り2試合の日程
33節:vs 横浜FM(等々力)
34節:vs 札幌(札幌ド)

今週末に試合が行われない川崎Fに優勝の可能性が残るのは、第32節で「FC東京が敗北かつ横浜FMが引き分け以下」だった場合のみ。どちらかが勝利を収めれば、逆転優勝は不可能となる。さらに、そのうえでその2クラブが第33節に敗北し、最終節の横浜FMvsFC東京が引き分けに終わらなければならず、奇跡を待たなければならない。

ACL出場権に関しては残り3試合で「FC東京が1分け2敗以下」、「横浜FMが2分け1敗以下」、「鹿島が1勝1分け1敗以下」のいずれかを満たせばよいが、どれも簡単に起こり得るものではない。もどかしい立場となっている昨年度王者は、わずかな希望を信じて最後まで戦い抜くことができるのだろうか。



5位:C大阪[勝ち点53・得失点差12]


■残り3試合の日程
32節:vs 神戸(ノエスタ)
33節:vs 清水(ヤンマー)
34節:vs 大分(昭和電ド)

FC東京を勝ち点差9、横浜FMを勝ち点差8で追うC大阪だが、最終節で両方が勝ち点1、もしくはどちらかが勝ち点3を上積むため、優勝は消滅している。また、鹿島との勝ち点差は「6」に開いており、ヴィッセル神戸戦を引き分け以下で終えた場合にはACL圏浮上の希望も潰えるかもしれない。



6位:広島[勝ち点51・得失点差16]


■残り3試合の日程
32節:vs 鹿島(Eスタ)
33節:vs 湘南(BMWス)
34節:vs 仙台(Eスタ)

わずかにACL圏浮上の可能性を残す広島。鹿島との勝ち点差は「8」と、数字上は鹿島が残りの試合で1分け2敗以下であればチャンスが残されるが、仮に広島が3連勝を飾ったとしても勝ち点は「60」。得失点差で競うことになれば分が悪く、実質的には鹿島が3連敗するという限定的な結果でのみ希望がつながる。その鹿島戦が次に控えているため、勝利して可能性を残したいところ。


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