日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年12月30日月曜日

◆全国高校サッカー 静岡学園、サイド攻撃が鍵 12月31日初戦(静岡新聞SBS)



松村優太 Yuta.Matsumura


◆◆ワールドサッカーダイジェスト増刊 / 2020年1月号


 第98回全国高校サッカー選手権は30日に開幕し、48代表校(東京2校)が首都圏9会場で熱戦を繰り広げる。5年ぶり12度目の出場となる静岡学園は31日午後0時5分から東京・駒沢陸上競技場で、岡山学芸館(岡山)と対戦する。決勝は来年1月13日に埼玉スタジアムで行われる。

 静岡学園はJ1鹿島入りする松村を筆頭に力のある選手がそろい、優勝候補の一角に挙がる。県勢24大会ぶりの頂点に向け、初戦で勢いに乗りたい。

 相手の岡山学芸館は前回16強入り。飛び抜けた選手はいないが、プリンスリーグ中国を制した実力校で侮れない。2回戦はハードワークを武器にする長崎総合科学大付と、30度目の出場となる丸岡(福井)の勝者と対戦する。

 勝ち上がれば、準々決勝の相手は全国高校総体4強の尚志(福島)が有力。準決勝はJ1清水入りする鈴木を擁する市船橋(千葉)との対戦が予想される。

 反対ゾーンは2連覇を狙う優勝候補筆頭の青森山田や高校総体準優勝の富山第一など強豪がひしめく。青森山田はJ1浦和入りする武田を中心に総合力が高く、この年代最高峰の高円宮杯U-18プレミアリーグを制した。高校総体4強の京都橘、神奈川大会決勝で高校総体覇者の桐光学園を破った日大藤沢、初出場の興国(大阪)にも注目が集まる。

 ■攻守の切り替え再確認
 静岡学園は県大会決勝以降、守備面の整備を進めてきた。プリンスリーグの試合で課題に上がった1対1の守り方や攻守の切り替えを再確認。主将の阿部は「やれることはやった。チャレンジャーの気持ちを忘れずに戦い、日本一を取りたい」と力を込める。

 鍵を握るのは中盤両サイド。右の松村、左の小山が得意のドリブルでどれだけ相手の守備ブロックを突破できるか。全国の注目を集める松村は「最低でも1試合1点」と自身にノルマを課す。県大会決勝で2ゴールを挙げた加納は左膝を痛めており、1トップの先発は流動的だ。

 横浜市内の宿舎に出発する前に行われた28日の練習では、攻守のセットプレーを入念に確認した。どんな相手でもボール支配率では上回ることが予想される。頂点を取るためには、好機を確実に生かす勝負強さが求められる。川口監督は「どんなに相手に研究されても、われわれは関係ない。静岡学園らしいサッカーをするだけ」と強調する。

 ■【静岡学園】(丸印は主将)
 番号 位置  氏名  学年  前所属
  1 GK 北口太陽 (3年、大阪市ジュネッスFC)
  2 DF 田中太晟 (3年、滋賀セゾン)
 (3)DF 阿部健人 (3年、シュートFC)
  4 DF 田辺秀斗 (2年、奈良YMCA)
  5 DF 中谷颯辰 (3年、大阪市ジュネッスFC)
  6 MF 権平美樹 (3年、静岡学園中)
  7 MF 藤井皓也 (3年、ASラランジャ豊川)
  8 MF 浅倉廉  (3年、川崎ジュニアユース)
  9 FW 加納大  (2年、静岡学園中)
 10 MF 松村優太 (3年、東淀川FC)
 11 MF 渡辺怜歩 (2年、静岡学園中)
 12 FW 岩本悠輝 (3年、大阪市ジュネッスFC)
 13 MF 清水和馬 (1年、静岡学園中)
 14 MF 小山尚紀 (3年、滋賀セゾン)
 15 DF 西谷大世 (3年、滋賀セゾン)
 16 MF 井堀二昭 (3年、Jフィールド津山)
 17 GK 野知滉平 (2年、清水ジュニアユース)
 18 MF 藤田悠介 (3年、滋賀セゾン)
 19 MF 草柳祐介 (3年、ロンドリーナ)
 20 FW 奥田友惟 (3年、千里丘)
 21 MF 柿本音王 (3年、新潟FFC)
 22 DF 岩野寛太 (3年、Jフィールド津山)
 23 DF 徳永誠也 (3年、刈谷81)
 24 DF 市川聖也 (2年、シュートFC)
 25 GK 生嶋健太郎(1年、神戸ジュニアユース)
 26 MF 関俊哉  (3年、エスポルチ藤沢)
 27 MF 矢田祥真 (3年、大阪セゾン)
 28 DF 関根大輝 (2年、静岡学園中)
 29 MF 小泉龍之介(1年、ECジョガドール)
 30 MF 塩見 春輔(3年、JSC・CHIBA)


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◆全国高校サッカー 静岡学園、サイド攻撃が鍵 12月31日初戦(静岡新聞SBS)





◆北九州退団の本山雅志、地元サッカー大会で子どもたちとプレー 去就については…(スポニチ)






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 10回目を迎えた「新春初夢若松サッカー大会」が福岡県宗像市のグローバルアリーナで行われ、現役Jリーガーらが約350人の子供たちと楽しく汗を流した。今季限りでJ3北九州を契約満了になった本山雅志(40)も参加した。

 同大会は北九州市若松区の二島で生まれ育った本山と元Jリーガーの宮原裕司氏、山形辰徳氏の3人が発起人となり開催してきた。3人は近所に住む幼なじみで、二島小、二島中、東福岡高と同じ道でサッカーに邁進した同士でもある。

 同大会には毎年、現役Jリーガーらが参加しており、今年も東慶悟(FC東京)、福田湧矢(G大阪)、田中達也(大分)、刀根亮輔(大分)、池元友樹(北九州)、鈴木淳(福岡)、木戸皓貴(福岡)、北島祐二(福岡)らに加え、京川舞(INAC神戸)、杉田妃和(INAC神戸)の女子選手も初参加。本山らと同じ二島中出身の杉田は「すごくいいイベントなので来年も参加したい」と話し、茨城県出身で鹿島で活躍していた本山に憧れていたという京川は「憧れの本山選手と一緒にサッカーができるなんて、素晴らしいイベント」と感激の表情をみせていた。

 また、今季J1でリーグ戦17試合に出場し飛躍を遂げた福田は「今年で2回目の参加ですが、自分自身も子供たちからめちゃくちゃ元気をもらえるし、子供たちも小さい時からプロの選手とプレーできてかなり刺激になると思う。とても素晴らしい大会」と感想を話した。

 本山も笑顔をみせながら子供たちとプレーし「地元に恩返しできて嬉しい。今後も続けていきたい」と大会の継続に意欲をみせた。一方で、北九州を契約満了になったことについては「地元に戻ってきたのにチームの力になれなくて残念です」と話し、今後については「まだ去就は決めていません」と胸中を明かした。


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◆北九州退団の本山雅志、地元サッカー大会で子どもたちとプレー 去就については…(スポニチ)





◆<2019ベストヒット!>番記者が選ぶ、平成の鹿島アントラーズベスト11! “常勝軍団”を象徴する11人はこのメンバーだ!(サッカーダイジェスト)






鹿島アントラーズ365 エル・ゴラッソ総集編2019 (サンエイムック)


“ジーコイズム”が血となり、肉となって


 2019年の名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、平成から令和に切り替わるタイミングで『サッカーダイジェスト』誌が5月9日号(4月25日発売)で行なった『番記者が選んだ平成ベストイレブン』をお届けする。果たして、番記者が選んだ常勝軍団のベストイレブンとは?

記事初掲載:2019年4月30日

――◆――◆――

【ベスト11選出理由】
 常勝を志向してきた鹿島ゆえ、タイトルを獲得したチームにいかに貢献したか、その功績を重視しながらベスト11を導き出した。監督は在任5年で6冠を手にしたオリヴェイラを推す。

【鹿島アントラーズの平成史】
 住友金属工業蹴球団を母体とする鹿島のクラブ創立は平成3年、つまり91年の10月だ。Jリーグ創設時の「オリジナル10」では唯一JSL(日本サッカーリーグ)2部からの参加で、チーム力がもっとも不安視されていた。そんなクラブを牽引したのが世界的なスーパースターのジーコだった。
 徹底的に勝負にこだわり、クラブの結束力を重視するジーコイズムが血となり、肉となり、的確な戦力補強も相まってJリーグ初年度はファーストステージの王者に輝く。96年にJリーグ初優勝を果たすと、18年のACL初制覇まで他の追随を許さない通算20冠を数えてきた。

 これまでに成し遂げてきたのは、いくつもの“史上初”だ。00年に国内3大タイトルを総なめ、07年からはJ1で3連覇の偉業を果たし、16年にはクラブワールドカップで準優勝と、歴史の扉を開いてきた。
 それでも選手を含めた関係者が一向に満足した様子を見せないのが、このクラブの伝統だ。時代の流れとともに監督や選手が入れ替わっても、掲げる目標は「全てのタイトルを獲りにいく」。脈々と受け継がれてきたジーコイズムは、今もしっかりクラブに息づいている。
取材・文●小室 功(オフィスプリマベーラ)


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◆鹿島が元日の天皇杯決勝に託すもの。 大岩監督の最終戦、3年間の総決算。(Number)






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「非常にタイトな試合で、勝ちあがることが第一なので、非常に嬉しいです。今シーズンやってきた次の試合へ向けての改善と継続を最後の決勝戦でも繰り返して、必ず勝とうという話を選手たちにしました。以上です」

 12月21日の天皇杯準決勝、長崎戦を3-2で終えたあと、鹿島アントラーズの大岩剛監督は公式会見でそう語った。

 すでに12月11日、契約満了で今シーズン限りでの退任が発表された大岩監督にとって、カシマスタジアムでの最後の試合を勝利した安堵感が伝わってくる。

 とはいえ、その内容は監督の言葉通り厳しいものだった。

 開始4分で先制し、23分には相手のオウンゴールで2-0とリードしたものの、37分に失点。73分に突き放す3点目が決まるが、76分に再びにじり寄られ、3-2で何とか逃げ切った。

「ここ数試合、ずっとこういう内容だからなぁ」という、試合後の鈴木満フットボールダイレクターの苦い表情と少ない言葉が鹿島の苦境を物語っている。


残るタイトルの可能性は天皇杯だけ。


 4冠すべての獲得をめざしスタートした2019年シーズンだったが、リーグ戦は終盤に後退し最終成績は3位。ACLは準々決勝で、ルヴァンカップは準決勝で敗退している。

 そしてリーグ31節の川崎戦に敗れ、32節の広島戦をドローで終えたあと、大岩監督は、フロントに「責任をとる」と辞意を伝えた。

 大岩体制は、2017年シーズン途中にコーチからの昇格で始まった。就任当時は7位だったが、その後8勝1分けで首位に立つ。しかし、あと1勝で優勝というところでドローが続いて川崎フロンターレに勝ち点で並ばれ、最終的には得失点差で優勝を逃した。

 古巣でもあるジュビロ磐田を相手に0-0で引き分けた最終節の後、大岩監督は「攻撃のアイディアをチームにもたらせなかった」と目を潤ませながら語った。


小笠原が手本にした大岩の存在。


 そして2018年シーズンは、リーグ戦で開幕から苦戦が続き、一時は15位と低迷する。しかし8月中旬から順位を上げ、3位で終了。ルヴァンカップ、天皇杯は準決勝で敗退したが、ACLでは過密日程を消化して優勝を手にした。

 レアル・マドリー、リーベルプレートに敗れたCWCののち、小笠原満男が引退を発表する。その会見のなかで、小笠原は元チームメイトであり、指揮官について次のように語っている。

「(大岩)剛さんへの感謝の気持ちはある。ずっと言ってきたのは、特別扱いはされたくないということです。いろんなことも剛さんだから我慢できたこともあるし、(現役時代から)剛さんの背中を見てきたものもある。感謝しかない。来シーズンもこのチームを勝たせてほしいなと思います」

 大岩が現役を引退した2010年シーズン、鹿島は天皇杯で優勝している。その優勝カップを、小笠原は大岩に手渡した。

 大岩のラスト2シーズンは、どちらもリーグでの出場はわずか6試合。ベンチを温めるベテランの背中を小笠原は見ていた。自分の境遇を悲嘆せずトレーニングに励み、「チームのために」と貢献方法を模索する大岩の姿が、自身が同じ立場になったときに強く思い起こされたことだろう。


内田も、永木も抱える悔い。


 それは小笠原だけに限らない。天皇杯準決勝の前日に大岩の退任が発表された時、選手たちからは無念の声が上がった。

「(優勝して監督を男にするという約束を)リーグ戦で失敗しちゃったからね」と内田篤人は静かに語った。そして、永木亮太も自分たちを責めた。

「リーグ戦を獲れなかった無念はリセットされていません。今年にかける気持ちはすごく強かったですし、優勝争いをして一時期は1位に立てたのに、そのまま終えられなかったという不甲斐なさがある。

 その結果、(大岩)剛さんも辞めることになってしまったので。やっぱり選手たちはその責任をしっかり感じないといけないと思う。その悔しさや責任感を明日の試合やその次の決勝にぶつけないと。切り替えるというよりは、それを糧にして優勝したいという気持ちです」


怪我人が続出、主力の欧州移籍。


 では、なぜ鹿島は失速してしまったのだろうか。

 昨季同様、今季も怪我人が相次いだ。

「ターンオーバーということは考えていない。その試合に向けた最善の選手を選んでいるにすぎない」

 大岩の言葉は、その台所事情の厳しさを表す。使える選手をやりくりして試合に挑む状況が、シーズンを通して続いていた。

 そのうえ、夏には鈴木優磨、安西幸輝、安部裕葵がヨーロッパへ移籍。主力3選手の離脱は小泉慶、上田綺世、相馬勇紀(レンタル移籍)の加入で補った。8月10日の横浜FM戦は、小泉が初先発フル出場して上田の初ゴールで勝利。つづく大分戦では相馬のゴールで連勝を飾る。

 ACLは準々決勝で敗退したものの、ルヴァンカップは準決勝へ進出。リーグ戦では28節終了時に首位に立つ。その直後にルヴァンカップ準決勝で川崎に敗れ、天皇杯準々決勝ではJFLのHonda FCに1-0で勝利したが、相手のシュートミスで救われるという戦いぶりだった。

 そして11月のリーグ戦は、浦和に勝利、川崎に敗北、そして広島との試合に引き分けると、ホーム最終節の対ヴィッセル神戸戦は1-3の完敗といいところがなかった。


内田「力の無さ、不甲斐なさを痛感した」


 神戸戦の後のセレモニーで、キャプテンの内田は「今日を含めて今季、自分たちの力の無さ、不甲斐なさを痛感しました。リーグ戦があと1試合、それから天皇杯2試合。自分たちのリベンジの場がある。必ず元旦、新国立でいい結果を残せるように準備します」と挨拶した。

 その後スタジアムを一周した際には、三竿健斗がブーイングをするサポーターと言いあうシーンもあった。三竿はその後、「11月に入ってから勝てなくて、そこで自分たちが失ったものの大きさをホーム最終戦でやっぱり感じた。ブーイングもたくさんされて、そういうクラブにいるということを再確認できた」と話している。

 2位や3位では許されない。それが鹿島だということだ。大岩監督が「責任をとる」と言ったのもそこに起因している。


10月以降は得点ペースが激減。


 シーズン終盤には、得点力不足にも苦しんだ。

 10~12月の公式戦11試合で、鹿島は10得点しか挙げていない。9月までのリーグ戦27試合で49得点だったことを考えると、大きな変化と言えるだろう。チーム内得点王のセルジーニョはシーズン12得点で、今年の鹿島は絶対的ストライカーがいるチームではない。

 そんな中で、攻撃の潤滑油となっていたのが2トップの一角の土居聖真だった。

 鹿島のシステムは4-4-2だが、2トップと攻撃MFの4人は頻繁にポジションを変える。そこに両サイドバックやダブルボランチが参加していく。人を使い、人に使われることで生まれる連動性が鹿島の武器である。

 その中で、黒子にもなり、ゴールゲッターにもなる土居の存在が多くの勝ち点を生んだ。

 しかし、得点力が低下するなかで土居は葛藤していた。


前線の人数か、自分の特性か。


 サイド攻撃も鹿島の持ち味だが、クロスを入れた時にゴール前に選手がいないシーンがあった。2トップはゴール前に残ってほしいという声が出るのも無理はない。とはいえ、前線に残っているだけでは土居の力が活きない。

 シーズン終盤はマークも厳しくなり、前線でボールを失ってカウンターを受けることで、DFラインが下がる悪循環も生まれ、ゴールが遠くなった。

 好調なときは、堅守速攻も鹿島の得点パターンだった。しかし、引いて堅く守る相手に対してボールを大事にし過ぎてしまい……という、負のループにハマる試合も少なくなかった。

 シュート数が少なくとも、パス成功率やポゼッションが低くとも勝てばいい。1点差の勝利でも、勝利は勝利だ。

 勝利のあとにそう胸を張るのが鹿島の選手たちだし、それが鹿島らしさと言われてきた。しかし、1点差で逃げ切れるという安心感は薄れてきた。得点力の低下は、そのまま成績の低下につながった。


「目の前のタイトルに全力で」


「どちらがJ2のチームか分からない」

 そんな声も聞かれた長崎戦後、大岩監督は決勝へ向けて語った。

「選手たちが局面局面で修正することは90分間を通してやれていた。そこを評価している。そのうえで自分たちが試合をどういうふうに進めるかというところで、統一感を持つことが重要。ベクトルを合わせる、そういう準備をしたい」

 鹿島を率いる最後の試合、どんなサッカー、どんな大岩アントラーズを見せたいかと訊くと少し戸惑った様子で答えてくれた。

「どんなサッカーをしたいか、僕のサッカーをしたいという気持ちよりも、決勝戦ですから、どんな形でも勝利を手にする。鹿島アントラーズの哲学である、常に目の前のタイトル、目の前の試合に全力を尽くすと、そういう気持ちで臨みたい」

「勝つことでしか学べないものがある」

 リーグ最終戦、名古屋に1-0で勝利したあと、曽ヶ端準はそう語った。苦しみながらも1点差で勝利した天皇杯長崎戦。決勝へ進出できた現実を自信に変えられたなら、タイトルに近づけるはずだ。

 新監督のもとでスタートする来季もまた、ACL出場が決まっている。

 天皇杯優勝ならば、2月8日のゼロックス杯を経て、11日に本戦がスタート。準優勝ならば、リーグ戦3位として、1月28日のプレーオフからの参戦。

 準備期間は限られている。だからこそ、自信を得たい。

「今ひとつタイトルを獲れば、チームが変われる」と内田も話す。

 有終の美がもたらすものは、オフや調整期間だけではなさそうだ。




◆鹿島が元日の天皇杯決勝に託すもの。 大岩監督の最終戦、3年間の総決算。(Number)





◆U-23日本代表 AFC U-23選手権タイ2020 メンバー発表!(J's GOAL)






3種のタイ風カレーセット (レッド×3・グリーン×2・イエロー×2 各160g)...


本日、2020年1月8日(水)より行われるAFC U-23選手権タイ2020のU-23日本代表メンバーが発表され、Jリーグに所属する選手から20名が選出されました。 

●GK
小島亨介(新潟)
大迫敬介(広島)
谷晃生(湘南)

●DF
渡辺剛(FC東京)
町田浩樹(鹿島)
立田悠悟(清水)
岡崎慎(FC東京)
古賀太陽(柏)
橋岡大樹(浦和)

●MF
相馬勇紀(鹿島)
森島司(広島)
田中駿汰(大阪体育大)
遠藤渓太(横浜FM)
旗手怜央(順天堂大)
食野亮太郎(ハート・オブ・ミドロシアンFC/スコットランド)
松本泰志(広島)
杉岡大暉(湘南)
田中碧(川崎F)
菅大輝(札幌)
齊藤未月(湘南)
田川亨介(FC東京)

●FW
小川航基(水戸)
上田綺世(鹿島)

■試合日程
【AFC U-23選手権タイ2020】
大会期間:2020/1/8(水)~2020/1/26(日)
会場:タイ/Thammasat Stadium、Rajamangala Stadium、Tinsulanon Stadium、Buriram Stadium




◆U-23日本代表 AFC U-23選手権タイ2020 メンバー発表!(J's GOAL)





◆サッカー天皇杯決勝、鹿島と神戸の意外な共通点とは(JBpress)






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両クラブの歴史と決勝戦の見どころ


(後藤 健生:サッカージャーナリスト)

 2020年元日に開催されるサッカーの「天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会」決勝戦で鹿島アントラーズとヴィッセル神戸が対戦することが決まった。

 天皇杯というのは、「第1種」(年齢制限なし)として日本サッカー協会に登録したすべてのサッカーチームが参加できるオープンな大会で、今年度(2019年度)の大会の予選はすでに2018年のうちに始まっており、2019年の春には都道府県代表が決定。その後、決勝大会からはシードされていたJリーグ勢が登場し、半年かけてようやく決勝戦進出の両チームが決まったのだ。

 強豪チームが集まってホーム&アウェーの総当たりで優勝を決めるリーグ戦が各チームの実力を忠実に反映する大会であるのに対して、ノックアウト式トーナメントの天皇杯では「ジャイアントキリング」がしょっちゅう起こる。なにしろ、サッカーというスポーツは番狂わせが起こりやすい競技なのだ。

 実際、今年の大会でも関東大学リーグの法政大学やアマチュアのジャパン・フットボールリーグの「Honda FC」(本田技研工業フットボールクラブ)がJリーグ勢を倒してともにベスト8まで勝ち上がってきた。


桁違いの資金力で補強を続けたヴィッセル神戸


 そんな中で、準決勝を勝ち抜いたのはJ1で3位に入った鹿島と、8位の神戸だった。J1ではやや低迷した鹿島だが、やはり年に1つはタイトルを取りたいところ。なにしろ、鹿島はJ1リーグで8回、天皇杯でも5回優勝している常勝チームなのだ。一方のヴィッセル神戸はまだタイトルを獲得したことがない。

 ヴィッセル神戸が、本格的に強化を始めたのは2004年に兵庫県出身の実業家、三木谷浩史氏が個人的に出資したクリムゾンフットボールクラブが経営に乗り出してから。2014年には三木谷氏率いる楽天グループが株式を取得すると、その後、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキを加入させた。2017年にはFCバルセロナから元スペイン代表のアンドレス・イニエスタも加入(イニエスタは、21世紀の世界のサッカーで5本の指には入ろうというビッグネームだ)。

 楽天グループは世界のビッグクラブの1つ、FCバルセロナのスポンサーとなって、「神戸をバルセロナ化させる」との触れ込みでビッグネームを加入させていった。

 ただ、桁違いの資金力を使って補強を続けたものの、集めた選手が攻撃面に偏りすぎており、投下した資金ほどには戦績は上がっていない。今年も、当初はJ1リーグで低迷、J2降格の可能性すら囁かれていたが、シーズン途中でドイツ人のトルステン・フィンク監督が就任し、世界的なスターたちと新旧の日本代表クラスの選手たちが次第に噛み合ってきたところだった。


両クラブの共通点とは


 つまり、天皇杯決勝は「古豪・鹿島」対「新興・神戸」という対決の構図となったのだが、対戦カードが決まってみると、両クラブの共通点も見えてきたように思える。


 1つは、震災からの復興のシンボルとしての役割を果たしていることだ。

 ヴィッセル神戸は「新興」のイメージが強いが、プロクラブとして発足したのは1995年に遡る。岡山県倉敷市にあった川崎製鉄サッカー部が神戸に移転する形でクラブが創設されたのが95年1月だった。そして、トレーニング開始が予定されていた1月17日の早朝に阪神淡路大震災が発生。練習場が使えなくなったり、筆頭株主だったダイエーが撤退したりと、クラブは発足早々に苦難の歴史を背負うこととなったのだ。

 一方、鹿島も2011年3月の東日本大震災では被災地となった。本拠地のカシマサッカースタジアムが使用できなくなり、鹿島は東京の旧・国立競技場をホームスタジアムとして戦うこととなった。

 また、製鉄会社にルーツを持つ点でも両クラブは共通している。

 ヴィッセル神戸が川崎製鉄(現JFEスチール)サッカー部を母体としていたのに対して、鹿島アントラーズは住友金属工業(現日本製鉄)サッカー部から発展したチームだ。ともに、第2次世界大戦後の日本の高度成長を支えた製鉄会社、いわゆる「重厚長大産業」の象徴ともいえる大企業だ。


製鉄企業からネットサービス企業へ


 話題は、ちょっと脇道に入る。

 スポーツというものは本来は娯楽であり、それ自体が利益を生むものではなかった。そのため、高いレベルで競技スポーツを実践していくためには、強化費用として巨額の資金をどこかから募るしかない。頼れるのは、その国の中で「富」を独占する個人や集団である。


 近代スポーツが始まった19世紀のイギリスやアメリカであれば、それは製造業を中心とする企業だった。「党」が権力を独占したソビエト連邦をはじめとする社会主義国では、「党」や党が主導する政府がスポーツを支えた。西側資本主義国に対する「体制の優位」をアピールするため、彼らはオリンピックでのメダル獲得に力を入れたのだ(最近の「ロシアのドーピング疑惑」なども当時の名残である)。

 あるいは、中東の産油国では「富と権力」を独占する王族たちがスポーツクラブの出資者となって、互いの見栄の張り合いで豪華なスタジアムを建設した。また、中国ではバブルの主役である不動産企業が主な出資者となって、巨額の資金をスポーツに投じているし、韓国では財閥が各競技団体の後ろ盾となっている。

 Jリーグが発足した1990年代前半の日本はちょうどバブル経済が弾けた時期だったが、世界第2の経済大国、日本をリードする大企業の力は圧倒的だった。松下電器(現パナソニック)や日立製作所を母体にガンバ大阪や柏レイソルが生まれ、トヨタ自動車や日産が母体となって名古屋グランパスエイトや横浜マリノスが誕生した。

 そして、第2次世界大戦後の日本をリードしてきた製鉄業界からも住友金属工業を母体に鹿島アントラーズ、川崎製鉄を母体にヴィッセル神戸が生まれたのだ。

 しかし、Jリーグ発足からすでに四半世紀以上が経過した現在、製鉄業は日本の経済を引っ張るような存在ではなくなっている。

 ヴィッセル神戸の場合、21世紀に入って早い時期にIT系新興企業の総帥である三木谷浩史氏個人の出資を受け、その後、楽天グループの一員となった。また、つい最近の2019年7月には、「鹿島アントラーズの株式の60%以上が日本製鉄からメルカリに譲渡された」というニュースが流れた。

 重厚長大産業の象徴のような製鉄業界を母体に発足しながら、日本経済の変化によって経営主体が様々なインターネットサービスを手掛ける楽天グループやメルカリに移っていったところも、鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の共通点と言える。


決勝戦はどんな試合になるのか


 最後に話題を再び決勝戦に戻そう。


「常勝軍団」と言われる鹿島だが、今季は負傷者や移籍で多くの選手が戦線を離脱した影響でかつてのような安定感は感じられない。天皇杯準決勝でもJ2の長崎に対してかなり苦戦していた。全盛期の鹿島では考えられないことだ。

 一方、神戸はこのところイニエスタが絶好調で、決勝戦は引退を表明しているダビド・ビジャ(元スペイン代表FW)の最終戦というモチベーションもある。今の鹿島なら、神戸の攻撃力で崩せそうだ。だが、神戸も守備面では脆さがある。

 つまり、どちらが勝つにせよ、互いの弱点を突き合って点の取り合いになるのではないだろうか。


◆サッカー天皇杯決勝、鹿島と神戸の意外な共通点とは(JBpress)





◇選手のため3大改革、高校サッカー選手権2年後刷新(ニッカン)






The Birds / ふり向くな君は美しい 【CD Maxi】


全国高校サッカー選手権が第100回を迎える2年後の21年度大会で大幅に刷新されることが29日、分かった。主催する日本サッカー協会と全国高校体育連盟が「選手ファースト」の考えから、出場校の増枠、試合時間の変更と延長戦復活、過密日程の改善に乗り出し、検討している。冬の風物詩として人気の高い全国選手権が、節目の大会でスケールアップしそうだ。

   ◇   ◇   ◇

全国選手権が100回目の大会で大きく規模を拡大する見通しだ。関係者によると、まず参加校数を変更する。現在は各都道府県の予選を勝ち抜いた1校と、2地区に分かれている東京で48チーム。これを最大60チーム程度まで増やすことで調整を行っている。

増枠の案として、クラブユースも含めた高校年代の最高峰「プレミアリーグ」と全国9地域に分かれる「プリンスリーグ」のどちらかに所属する高校には、予選免除で出場権を与えることを検討。この2つのリーグに参加する高校を除き、都道府県予選で優勝した他校がさらに出場権を得る。また、1つの都道府県からプレミアとプリンスに2校以上が所属している場合、予選優勝校を含めると3、4チームに出場権が与えられる状況も想定される。

試合時間も変更する方向だ。準々決勝までは40分ハーフで行われているが、サッカー本来の45分ハーフにし、延長戦も復活させる見通し。過密日程の中で選手への負担も考えて短縮化していたが、全国大会という育成強化の場を最大限に生かすことが目的だ。かわりに休養日を確保するため、試合間隔を必ず中1日以上空ける日程を組む。大会運営に問題がなければ、101回大会以降も継続することを視野に入れている。

根底にあるのは選手ファーストの考えだ。現在も2回戦と3回戦を連日でこなしており、過密日程は長く課題とされてきた。また40分ハーフは全国選手権だけの採用。現場からは「わずか10分かもしれないが、ラスト10分が勝負を分けることも多い」などと、90分間の試合を望む声も少なくなかった。

これらを実現するために、大会スケジュールそのものを拡大する必要がある。開幕日は94年度の第73回大会から12月30日となっているが、28日に前倒しされる見通しだ。日程が拡大されることになれば、各出場校の滞在費といった負担は増えることは避けられない。課題は残るものの、選手ファーストへ待ったなしの改革が前進している。

◆プレミアリーグとプリンスリーグ 日本サッカー協会(JFA)が主管するU-18(18歳以下)世代の全国規模のリーグ戦。Jクラブのユース、高体連の枠を超え、全国の強豪チームが1年間を通して試合を行う。03年に全国を9地域に分けたプリンスリーグが設立された。中でも上位の20チームによるホーム&アウェー方式のプレミアリーグが11年に開始され、国内のU-18年代における最上位の強化の場とされている。同リーグの最多優勝は広島ユースの3回で、今季は青森山田が優勝した。


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◇選手のため3大改革、高校サッカー選手権2年後刷新(ニッカン)


◆鹿島DFチョン・スンヒョンに古巣・蔚山が接触か(超WORLDサッカー!)






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韓国の蔚山現代が鹿島アントラーズに所属する韓国代表DFチョン・スンヒョン(25)に関心を寄せているようだ。韓国『sports』が報じた。


2015年に蔚山現代でプロキャリアをスタートさせたチョン・スンヒョンは、2017年にサガン鳥栖へ移籍すると、2018年7月にFW金崎夢生と入れ替わる形で鹿島入り。今シーズンは負傷などもあり、明治安田生命J1リーグ13試合の出場に留まった。

今回伝えられるところによれば、蔚山現代は韓国代表DFカン・ミンス(33)が釜山アイパークへの移籍が近づいている上に、同DFユン・ヨンソン(31)も中国行きが迫っているという。そこで後釜として、チョン・スンヒョンに白羽の矢を立てており、すでに接触したようだ。

なお、蔚山は他にも富川FC(韓国2部)のU-23韓国代表DFキム・ジェウにも注目しているとのこと。鹿島アントラーズでも重要な選手となりつつあるだけに、チョン・スンヒョンが退団するとなれば痛手となるが、果たして…。


【参考】
韓国の知られざる兵役義務と免除の仕組み。ソン・フンミンには最後のチャンスと裏技も(フットボールチャンネル)
プロリーグに参戦する軍隊チームに入隊できる選手は一握り。27歳までに入隊しなければならず、入隊できる人数も決められているため、すべての選手が入隊できるわけでもなく、競争率も高い。韓国代表歴がある選手、Kリーグおよび海外プロチーム在籍歴を持つ選手が多数だ。
 もちろんこの選手たちも書類審査、体力テストなどを受けなければならない。
(中略)
 27歳の年齢制限、そして軍隊チーム入隊前年は必ずKリーグに属する必要がある




◆鹿島DFチョン・スンヒョンに古巣・蔚山が接触か(超WORLDサッカー!)





◆U22安部裕葵が一体感語る「またこのメンバーで」(ニッカン)






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<国際親善試合キリンチャレンジ杯:U-22日本代表9-0U-22ジャマイカ代表>◇28日◇トランスコスモスタジアム

東京五輪世代のU-22(22歳以下)日本代表が同ジャマイカ代表に大勝した。MF安部裕葵(バルセロナ)が、チームにあった一体感を口にした。

試合後、安部の表情には充実感が漂っていた。「またこのメンバーで集まりたいくらい」。短期間で連係の向上を実感した。練習から特に守備について考えを周囲に伝えていたといい「本当に全員の共通意識ができていないと、ああいう守備はできない。監督をはじめ、すごく細かく突き詰めてやってくれた」と、攻守に素早く統率のある切り替えに手応えをつかんだ。

誰もが東京五輪に出場することを1つの目標にしている面々。本大会まで残り1年を切り、競争は激しくなる。「もちろん競争はある。でもその中で、味方の幸せを自分の幸福に感じるのがいい関係。そういうものができてすごくよかった」。言葉には実感がこもった。

安部自身もPKで得点。ゴール以上に技術の高いプレーで存在感を示した。「五輪のためにというか、これからの人生のために大事な活動だった」。この経験も1つの糧にする。




◆U22安部裕葵が一体感語る「またこのメンバーで」(ニッカン)





◆【U22日本代表】バルサ安部、最低限の結果 シャドーの五輪代表争い一番の激戦区(報知)



安部裕葵 Hiroki.Abe


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◆国際親善試合 U―22日本 9―0 U―22ジャマイカ(28日・トランスコスモススタジアム)

 サッカーU―22日本代表が、同ジャマイカ代表に9―0の大勝で2019年を締めくくった。1トップ後方に位置する2シャドーのポジションで先発したMF旗手(はたて)怜央(22)=順大=の2発など、前線で出場した6選手が全員ゴールを奪い、17年12月のチーム発足後最多の9得点。アタッカー陣のチーム内競争が更に激化した。

 バルセロナの大看板から見れば、最低限の結果だった。MF安部は前半28分に獲得したPKを自ら決め、1得点。GKに触れられてからラインを割るという心臓に悪いゴールに「危なかったけど、その前に2本のシュートをセーブされて、ついてないなと思った。その分、入ってくれてよかった」と、2度の決定機を防がれた不運のはね返りがあったことに安どした。

 シャドーのポジションは、A代表にも名を連ねるMF堂安、久保らが主戦場とする最激戦区。ジャマイカ相手に結果を残せなければ、森保監督に見切られる可能性もあった。守備では「奪われた瞬間、前に走ることが大事だと僕は思ってる。後ろに下がるのはすごいきつい」と前へ前への守備を主導。強烈なアピールではなかったが、評価を下げることもなかった。




◆【U22日本代表】バルサ安部、最低限の結果 シャドーの五輪代表争い一番の激戦区(報知)




◆湘南杉岡は鹿島移籍濃厚、五輪へ成長求め新天地へ(ニッカン)






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<キリンチャレンジ杯2019:U22日本9-0U22ジャマイカ>◇28日◇トラスタ

東京オリンピック(五輪)世代のU-22日本代表が同ジャマイカ代表に9-0で大勝した。前半20分に先制すると、前半だけで5得点を挙げ、後半も攻撃の手を緩めることなく4点を追加した。

   ◇   ◇   ◇

DF杉岡大暉は追加招集されたが出番はなかった。湘南ベルマーレからの残留要請もあるが、鹿島アントラーズへの移籍が濃厚。世代屈指の左ウイングバックはさらなる成長を求め、五輪イヤーに活躍の場を新天地に移す模様だ。


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◆湘南杉岡は鹿島移籍濃厚、五輪へ成長求め新天地へ(ニッカン)





2019年12月29日日曜日

◆大分DF三竿雄斗が契約更新&第二子誕生…「一応報告させて頂きます」と“ミラクル”も報告(ゲキサカ)






 大分トリニータは28日、DF三竿雄斗(28)と2020年シーズンの契約を更新したことを発表した。また、26日に第二子となる男の子が誕生したことも併せて報告している。

 三竿は今季J1リーグ戦26試合に出場し、1得点を記録。ルヴァン杯は1試合、天皇杯では2試合に出場した。来季に向けてクラブ公式サイトを通じ、「来季も大分トリニータでプレーさせて頂くことになりました。トリニータの勝利のために感謝の気持ちと覚悟、責任を持って全力で闘いたいと思います」とコメントしている。

 また、第二子誕生について「ちなみに私と弟の健斗が同じ誕生日(4月16日)なのですが、息子2人も同じ誕生日となりましたので一応報告させて頂きます」と偶然の一致を明かし、「家族のためにもより一層精進して参りたいと思います」と決意を新たにした。


◆大分DF三竿雄斗が契約更新&第二子誕生…「一応報告させて頂きます」と“ミラクル”も報告(ゲキサカ)




◆「バルセロナではほぼ…」。安部裕葵がU-22日本代表に持ち込む守備の文化。剥がされてもプレスに行くべき理由とは(フットボールチャンネル)



安部裕葵 Hiroki.Abe



U-22日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2019でU-22ジャマイカ代表と対戦する。シャドーでのプレーが予想される安部裕葵だが、「守備のことを考えています」と試合2日前の練習で明かしている。鹿島アントラーズで教わり、現在所属するバルセロナBで実践する戦いの一端を、東京五輪を目指すU-22日本代表にも持ち込もうとしている。(取材・文:藤江直人)


攻撃よりも守備


 短い言葉のなかに覚悟と決意を凝縮させた。東京五輪世代となるU-22日本代表に初めて招集された9月の北中米遠征に続いて「10番」を背負い、U-22ジャマイカ代表と対峙する28日のキリンチャレンジカップ2019へ。MF安部裕葵は思い描いている戦い方の一端をこう明かした。

「上手くいくかどうかはわからないけど、上手くいくようにコミュニケーションを取っていきたい」

 ジャマイカ戦の試合会場となるトランスコスモススタジアム長崎で、前日練習を終えた直後の取材エリア。メディアに囲まれた安部が言及した「上手くいくように」とは、攻撃ではなく守備が念頭に置かれている。意外に聞こえる守備への意識こそが、バルセロナから持ち帰った手土産となる。

 長崎市内で24日から行われてきたキャンプを踏まえれば、U-22代表を率いる森保一監督は[3-4-2-1]システムで臨むことが濃厚だ。安部のポジションは1トップの背後に対で並ぶシャドーの左。不慣れゆえに攻守ともに難しいのではないか、との問いに「何も意識していません」と心配無用を強調した安部は、唐突にこんな言葉を紡いだ。ジャマイカ戦を2日後に控えた練習後のことだ。

「いまは攻撃のことよりも、僕は守備のことを考えています」

 U-22代表の守備にどのような要素を還元したいのか。答えは今夏に鹿島アントラーズから移籍したスペインの名門FCバルセロナで自らの目を介して感じ、バルセロナBの一員として3部リーグにあたるセグンダ・ディビシオンBの舞台で実践している「アグレッシブな守備」にある。


「バルセロナではほぼ守備です」


「いい攻撃をするよりも、いい守備をする方が簡単なので。いい守備をして試合の流れをつかむというか、いい守備ができればいい攻撃にもつながるので。鹿島のときに教わったシンプルなことを、バルセロナでもやっています。というよりも、バルセロナではほぼ守備ですね。いかにして相手のボールを奪うか、じゃないですか。見たらわかると思うんですけど、全部(奪いに)行きますから」

 守るための守備ではなく、攻めるための、もっと踏み込んで言えばボールを握り続けるためにアグレッシブな守備を継続する。相手ボールになった刹那に前線の選手たちがプレスをかけ続け、一刻も早く奪い返す。安部の話を聞いていて、2018シーズンの川崎フロンターレを思い出した。

 史上6チーム目のJ1連覇を達成したフロンターレは、総得点57がリーグ最多を数えるとともに、総失点27も同最少だった。さらにつけ加えれば、放ったシュート数453本も最多なら、34試合で浴びたシュート数235本も最少。J1が18チーム体制となった2005シーズン以降では、2016シーズンの浦和レッズの240本を更新する、歴代最少の被シュート数でもあった。

 相手に打たれるシュートが少なければ、必然的に失点も減少していく。理にかなった相関関係を具現化させる必要十分条件となったのが、相手ボールになった瞬間に前線から絶え間なく仕掛けるプレスだった。プレスのスイッチ役を担ったトップ下の中村憲剛は、こんな言葉を残している。

「守るためのプレスじゃない。すべては攻撃のためのプレスでした」

 最多シュート数と最少被シュート数を同時に達成し、なおかつJ1の頂点に立ったチームは2018シーズンのフロンターレが初めてだった。ボールポゼッション率が100%に達する試合はない。ただ、相手ボールになった刹那にプレスをかけて、奪い返すプレーを続けていけば理想に近づける。

 再びボールを持てばすかさずショートカウンターを仕掛けるのも、ボールを回し続けて辟易させるのもよし。最強の「矛」と「盾」を擁し、相手を敵陣に閉じ込めたままひたすら蹂躙する、たとえるなら“ドS”のスタイルを、バルセロナはBチームも含めてはるかにスケールアップさせて実践していた。


「日本人は人に気を使える生き物」


 U-22代表が日本国内で初めてお披露目され、久保建英や堂安律をシャドーに並べた11月のU-22コロンビア代表戦は、攻守ともに後塵を拝し続ける完敗を喫した。招集メンバーこそ大きく異なるものの、チームの真価と東京五輪へ向けた可能性を問われるジャマイカ戦へ。新天地で身につけた「アグレッシブな守備」を是が非でも還元したい。

「今日も(前田)大然君とずっとそれを話していました。見ていてわかったと思いますけど、僕らが入ったチームの方がどんどん守備がよくなった。前から(プレスに)行けていたので」

 26日に行われた紅白戦の成果を守備に求めた安部は、ジャマイカ戦で1トップに入るとみられる前田大然だけでなく、シャドーを組む旗手怜央やダブルボランチ、左右のウイングバックの選手を含めたさまざまな選手と積極的にコミュニケーションを取った。

「それはみんなと共通理解しなきゃいけないので。僕一人でやってもダメなので。みんなの意見を聞きながらやろうと思います」

 前線の選手に後続が、そして左右が絶えず連動しなければ間延びして逆に相手へスペースを与えてしまう。だからこそ、お互いの共通理解がすべてのカギを握る。東京五輪世代が18人も名前を連ねた6月のコパ・アメリカ、そして前出した9月の北中米遠征とU-22代表で共有してきた時間が多くはないからこそ、安部は「楽しく、たくさん笑って」と仲間たちと濃密な時間をすごしてきた。


プレスに「どんどん行った方がいい」


「今日を入れて4日間練習しきたなかで初めてのメンバーもいますし、僕自身は森保さん(の指導)自体はコパ・アメリカ以来ですけど、それでもこの短い期間でここまでできるのは日本人だからと言っていいかもしれない。それくらい戦術とかの理解も早いので。日本人は人に気を使える生き物なので、すごく飲み込みも早いです。結局は試合でできないと意味がないんですけど、それでも今日までを見ればとてもいい練習ができていると思います」

 バルセロナBで8試合続けて担っている3トップの中央、いわゆる「偽9番」とシャドーとではもちろんスタートポジションも視界も異なるが、前線からプレスをかけ続ける動きは変わらない。前出のフロンターレで言えば憲剛のようなスイッチ役を担う自負を胸中に秘め、キックオフを待つ安部は具体的なゲーム展開もその脳裏に思い描いている。

「いい位置でボールを奪うのもそうですけど、前からいけば相手もパスコースを作るために下がる。細かい話になっちゃうんですけど、そうなればセカンドも拾いやすくなる。よく一回剥がされたら(プレスを)やめてちょっと下がろう、となると思いますけど、そうなればずっと相手に押し込まれてしまうので。力のある味方が(後ろには)いるし、1試合のなかで10回くらい剥がされたとしても守れるはずなので。だったらどんどん行った方がいいと僕は思っています」


貪欲に追い求めた先にある東京五輪


 ジャマイカ戦を翌日に控えた27日には公式会見が行われ、森保監督は「得点に絡むプレーを期待したい」と安部に対して言及するとともに、こんな注目もつけ加えている。

「守備でもチームとしてアグレッシブに戦えるように。彼もこのチームでの活動は多い方ではないが、徐々によさを発揮してくれていると思うので、前回の招集よりもさらに今回、と期待したい」

 アグレッシブな守備を介してボールを握り続け、ジャマイカを蹂躙しながらゴールを陥れる。約1ヶ月半の間にバルセロナBで「偽9番」として4ゴールをあげて、凱旋帰国している安部は「チームが勝つことが何よりも重要」と強調しながら、こんな言葉をつけ加えることも忘れなかった。

「もちろん(ゴールを)決めたいですよ。それは全員が思っていることでもあるので」

 バルセロナ仕込みのソリッドで、なおかつ泥臭さも厭わない守備の切り込み隊長役を率先して担いながら、背中に輝く「10番」にふさわしい結果も残してみせる。勝利を含めて一兎どころか二兎、三兎と貪欲に追い求めた先にある東京五輪をも視界にとらえながら、多士済々なタレントが集う2列目に食い込み、居場所を築いていくための安部のチャレンジが、長崎の地から加速していく。

(取材・文:藤江直人)

【了】



◆「バルセロナではほぼ…」。安部裕葵がU-22日本代表に持ち込む守備の文化。剥がされてもプレスに行くべき理由とは(フットボールチャンネル)





◆バルセロナB安部裕葵、自ら得たPKで代表初ゴール(ニッカン)



安部裕葵 Hiroki.Abe


<キリンチャレンジ杯2019:U22日本-U22ジャマイカ>◇28日◇トラスタ

10番を背負ったMF安部裕葵(20=バルセロナB)が、U-22日本代表初ゴールを決めた。

前半28分、ショートコーナーからドリブル突破を試み、ペナルティーエリア内深くでファウルを受けて倒れた。

自ら得たPKをそのまま蹴り、チームのこの日5点目を決めた。「いつも通り自然体でいければ」と話していた安部が、結果で応えた。


◆バルセロナB安部裕葵、自ら得たPKで代表初ゴール(ニッカン)




◆C大阪もFW豊川雄太の完全移籍加入を発表「優勝に導けるように」(サッカーキング)



豊川雄太 Yuta.Toyokawa


 セレッソ大阪は28日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のオイペンから完全移籍で獲得したと発表した。

 1994年生まれで25歳の豊川は、2013年に熊本県立大津高校から鹿島アントラーズへ加入。2016年にファジアーノ岡山へ期限付き移籍すると2年間でJ2リーグ戦合計18得点を記録した。2018年にオイペンへ完全移籍すると、同2017ー18シーズンの最終節で途中出場から3得点1アシストを記録してクラブの1部残留に大きく貢献した。今シーズンのジュピラー・プロ・リーグではここまで16試合出場1得点を記録している。

 移籍加入に際して豊川はC大阪の公式サイト上で以下のようにコメントを発表している。

「この度セレッソ大阪に加入することになりました豊川雄太です!セレッソ大阪に加入できてとてもワクワクしています!とにかくゴールを獲ることだけにこだわってチームを優勝に導けるように持っている力を全て出し切ります!僕はピンクのユニホームが似合うのかととても心配ではありますが、みなさんに覚えてもらえるような活躍をしますのでどうかよろしくお願いいたします!」


◆C大阪もFW豊川雄太の完全移籍加入を発表「優勝に導けるように」(サッカーキング)





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