日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年2月20日水曜日

◆長友が鹿島MF安部を“Jリーグ最注目選手”に指名 「すごく可能性を感じる」理由とは?(FOOTBALLZONE)






◆◆サッカーに魅せられた男宮本征勝 / 加藤栄二/著 / 三一書房


クラブW杯でのプレーと言動に注目 「この選手は来そうだなと…」

 決勝でカタールに敗れ2大会ぶり5回目の優勝こそ逃したものの、アジアカップの日本代表はMF堂安律(フローニンゲン)やDF冨安健洋(シント=トロイデン)といった20代前半の若手が台頭したことが、一つの収穫になった。その大会で最古参としてチームを引っ張ったDF長友佑都(ガラタサライ)には、Jリーグにも注目している若手選手がいるという。そして、その注目ポイントはプレーだけではないところにも向けられていると、「DAZN」との連動企画インタビューで語った。

 長友は昨年末のクラブワールドカップ(W杯)の準決勝、鹿島アントラーズとレアル・マドリードの一戦をチェックし、鹿島のMF安部裕葵の名前を挙げた。アジア王者を勝ち取った常勝軍団の左サイドで躍動する若きアタッカーの注目点を、長友はこう話している。

「鹿島の安部選手はすごく気になります。鹿島の試合をほとんど見ていないんですけど、(クラブW杯の)レアル・マドリードとの試合もそうだし、彼のインタビューでの受け答えを見ていても、すごく可能性を感じる選手だなと思っていますね。プレーと、インタビューというか言葉やメンタル的なものは、間違いなく世界で活躍するために大事な部分だと思っているので。自分の精神的なものを言語化する。そのニュースとかを読んでいると、この選手は来そうだなと感じますね」

 長友はアジアカップでも、堂安が準々決勝のベトナム戦(1-0)を前に「自分でPKを取って自分で決める」と語り、無得点なら丸坊主と宣言していたことを高く評価していた。アジアカップは無念の負傷離脱となったMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)についても、「あのドリブルはビッグクラブでも通用する」と話したように、プレーと言動の双方から若手を観察している面は以前から感じられた。

 その両面において、Jリーグで注目に値するのが鹿島の安部だと長友は見ている。鹿島は19日にAFCチャンピオンズリーグのプレーオフを控えており、アジア2連覇へ向けて負けられない試合からシーズンをスタートさせる。そして、23日にはJ1開幕戦で大分トリニータと激突。長友が注目する安部は、どのようなプレーを見せてくれるだろうか。


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◆長友が鹿島MF安部を“Jリーグ最注目選手”に指名 「すごく可能性を感じる」理由とは?(FOOTBALLZONE)




◆和製アンリ伊藤翔が鹿島デビュー弾「満足してない」(ニッカン)






◆◆WORLD SOCCER KING / 2019年1月号


<ACLプレーオフ:鹿島4-1ニューカッスル>◇19日◇カシマ

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフが行われ、鹿島アントラーズはニューカッスル(オーストラリア)に4-1で勝ち、本大会出場を決め、1次リーグE組に入った。

新加入のFW伊藤翔(30)がアジアの舞台で躍動した。前半18分、味方シュートがポストに当たって跳ね返った。「1つ前に同じようなシーンがあり、こぼれてくるんじゃないかと思っていた」。走り込んでいた勢いそのままに体ごと押し込んだ。

デビュー戦ながら随所で能力の高さを見せつけた。絶妙なポジショニングでパスを引き出したかと思えば、お手本のようなポストプレーで沸かせた。愛知・中京大中京時代にはアーセナルに練習参加し、当時のベンゲル監督に認められた逸材。「和製アンリ」と称され卒業後すぐにグルノーブル入りしたが、思うように出場機会を得られず帰国。そこから着実にステップアップし、常勝軍団へと上り詰めた。加入1カ月でチームにフィットする適応力も伊藤のたくましさか。17日の紅白戦後には「みんなが出しやすいタイミングも分かってきた」と手応えを口にしていた。

オフにDF昌子ら主力が多く移籍。まだDF内田やMF三竿、FW鈴木らけが人もいる中、新戦力の伊藤がアピールし、昌子の穴は21歳のDF町田が埋めた。結果を出した伊藤も「もっといいプレーができた。満足していない」と向上心は高い。日本勢初のアジア連覇へ、常勝軍団が第1歩を踏み出した。【杉山理紗】




◆和製アンリ伊藤翔が鹿島デビュー弾「満足してない」(ニッカン)





◆鹿島 快勝でACL本戦出場!新加入・伊藤 戦術に溶け込み今季のチーム公式戦1号(スポニチ)






◆◆詳しいことはわかりませんが、サッカーの守り方を教えてください 世界一わかりや...


ACLプレーオフ   鹿島4―1ニューカッスル ( 2019年2月19日    カシマ )

 巧みな“変身”ぶりだった。鹿島は今季公式戦初戦となるニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)とのACLプレーオフに挑み、4―1で下して本戦出場を決めた。前半18分に今季の公式戦1号を決めたのは、横浜から加入したFW伊藤翔(30)だった。

 CKの流れからMFレオ・シルバがシュート。FWセルジーニョがヒールで角度を変え、右ポストに直撃したこぼれ球を、伊藤はスライディングしながら右足で押し込んだ。「もっとほんとはかっこよく決めたかったけど、先制点が大事だったので取れて良かった」。駆け寄った鹿島の選手から祝福され、破顔した。

 前日の18日。練習を終えた伊藤の私服は、意図せずして?、前所属横浜を彷彿とさせる全身トリコロールカラーだった。「靴だけは赤いので」と弁明しながら、「明日からちゃんと公式に染まっていきたいなと思います」と宣言していた。その言葉通りに、ディープレッドのユニホームに身を包んだこの日は鹿島の戦術に溶け込んだ。

 2トップを組んだセルジーニョとの間で意識していたのは「距離感」と「一人が下がったら一人が前に」というバランスだったという。「これから2人の関係も良くなっていくと思う」と好感触を口に。報道陣の一人から、以前から鹿島でプレーしていたようだったと話しかけられると「そのコメントを待っていました」と嬉しそうに笑った。

 ただ、満足はしていない。「そうやって見られるのは嬉しいですけど、ゲームの中のコンディションはまだまだ上げていける。コンビネーションを含め、自分のコンディションも繰り返すことで上げていけたらいい」。23日にはJリーグ開幕戦の大分戦が待つ。「2点3点どんどん取っていきたいと」力を込めた。




◆鹿島 快勝でACL本戦出場!新加入・伊藤 戦術に溶け込み今季のチーム公式戦1号(スポニチ)





◆加入初戦で初ゴール!! 鹿島FW伊藤翔「アントラーズらしい戦いができた」(ゲキサカ)



伊藤翔 Sho.Ito


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[2.19 ACLプレーオフ 鹿島4-1ニューカッスル・ジェッツ カシマ]

 今季初の公式戦で移籍後初ゴール。鹿島アントラーズFW伊藤翔が本拠地サポーターの前でさっそく結果を出した。泥臭く押し込む先制点でチームのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)本戦進出に貢献し、「気持ち的に良かったし、これから乗っていける」と笑顔で振り返った。

 5年間過ごした横浜FMを離れ、鹿島で迎えた最初の公式戦。先発した伊藤は0-0の前半18分、ゴール前のこぼれ球を逃さず押し込んだ。「もともと初物では勝負強さを出せていたので、ここでも出せて良かった」。横浜FM初年度のJ1開幕戦でもゴールを決めており、良いイメージを結果につなげた。

 その後はいったん追いつかれたが、終わってみれば4-1の快勝。「まだ1試合しかやっていないけど、アントラーズらしい試合ができたと思う」。通算20冠を誇る常勝軍団に加わった30歳は、新天地が伝統とする巧みな試合運びに手応えを示した。

 この勝利でチームはアジア連覇への挑戦権を獲得。自身にとっては14年に続いて2度目の出場が決まった。「ACLは楽しい大会。Jリーグでは体験できない選手、チームがいるので刺激になる。ただ、楽しむためにやっているわけじゃない。しっかり結果を残すためにやっていく」。目指す場所は頂点だけだ。

(取材・文 竹内達也)




◆加入初戦で初ゴール!! 鹿島FW伊藤翔「アントラーズらしい戦いができた」(ゲキサカ)




◆プロ4年目で待望のアジアデビュー…鹿島DF町田が語った手応えと課題(ゲキサカ)



町田浩樹 Koki.Machida


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[2.19 ACLプレーオフ 鹿島4-1ニューカッスル・ジェッツ カシマ]

 トップチーム昇格4年目で待望のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)初出場。一発勝負のプレーオフで最終ラインの重役を担った鹿島アントラーズDF町田浩樹は「落ち着いて試合に入れて、しっかり勝つことができて良かった」と振り返った。

 クラブは過去2シーズンもACL出場を果たしたが、町田の出場機会はゼロ。センターバックにはDF植田直通、DF昌子源ら日本代表が並んでいたほか、さらにDF犬飼智也、DFチョン・スンヒョンが補強されたことで、ユースから上がってきた生え抜きにはなかなか出番が訪れなかった。

 ただ、そんな雌伏の時も一つの経験になった。「去年はアジアの戦いをベンチからしか見ていなかった。ただ、自分がピッチに立ったことをイメージしていた」「球際の激しさはこれまでのACLを見ていて感じる部分はあった」。悔しい経験を糧にしつつ、連覇を果たした先輩の跡を継ぐべくピッチに立った。

 序盤はサイドからテンポよくつないでくる相手にバタバタする場面もあったが、時間を追うごとに安定感は向上。時折繰り出してくるシンプルなロングボールには持ち味の高さも見せた。試合後には「時間が経つにつれて相手の身体の強さ、高さに対応できてきた。後半は競り負ける場面が少なかった」と確かな手応えを語った。

 一方、試合に出たことで反省点も次々に出てきた。相手への適応は「もっと早い時間からできれば」と振り返り、終盤の惜しいヘディングシュートは「決め切れなかった」と後悔。「鹿島はCBがCKから取って勝つというのが特徴なので点を取りたい」。攻撃面でもベンチから見ていた先輩たちに続くべく、これから本戦を迎えるアジアの舞台に挑んでいく。

(取材・文 竹内達也)




◆プロ4年目で待望のアジアデビュー…鹿島DF町田が語った手応えと課題(ゲキサカ)





◆鹿島安部は頭脳派アタッカー東京五輪世代注目No1(ニッカン)



安部裕葵 Hiroki.Abe


サッカーダイジェスト 2019年1月24日号【電子書籍】


<22日開幕 Jココに注目!(上)>

27年目を迎えるJリーグが22日に開幕する。日刊スポーツでは今日から3日間にわたり、開幕直前企画として今季の見どころを独自の視点で紹介する。第1回は「東京オリンピック(五輪)世代」。来年に迫ったビッグイベントで活躍しそうな、ブレーク必至のニュースターたちに迫る。

      ◇       ◇

堂安律、冨安健洋ら東京五輪世代で、NO・1注目Jリーガーは鹿島アントラーズMF安部裕葵(ひろき=20)だ。171センチと小柄だが、スピードに乗った縦への突破が魅力のサイドアタッカー。昨年末のクラブ・ワールドカップ(W杯)では強烈シュートで世界に衝撃を与えた。前線の選手が流動的に入れ替わる鹿島では得点量産もありそうだ。

たくましい精神も魅力の1つ。今季から10番を任されたが、「プレッシャーがあるのは感じるけど、僕に影響はない。プレッシャーに小さくなるくらいなら、サッカー選手を辞めた方がいい」と頼もしい。強化担当の鈴木常務も「精神的により強くなり、自覚も出てきた。自分の置かれた状況を客観的に理解でき、やるべきことを見つけられる」と成長に目を細める。

今でこそスター候補だが高校まではほぼ無名選手。プロ入りを勝ち取った裏にはある“頭脳派プレー”があった。高卒でJリーガーになる最短ルートは、夏の総体でスカウトの目に留まること。激戦区の地元東京を避け、4年連続総体出場中の広島・瀬戸内を選んだ。安部が高3時の総体開催地が広島で、出場枠が2枠あることも考慮していた。その第2代表として出場した総体で、居合わせた鹿島スカウトに見初められた。このシンデレラストーリーは14歳の安部が自ら描いたもの。「計算通りです」と笑ってみせた。

口ぐせは「コツコツ」。プロ入り後は、先を見ず目の前のことに集中するスタイルを確立している。五輪の話を振っても「(意識)してない」と言い、「このチームで頑張っていたら(選ばれる)。代表入りたいな、五輪出たいなって、心の裏、奥ではありますけど、表面的なものには全くない」とサラリと答えた。

クールな安部だが、昨年末のクラブW杯でレアル・マドリードに敗戦後はピッチで号泣した。涙の真相は「悔しさもそうですけど、1年間チームメートと一緒に戦ってきて、なんかすごいうれしくて、楽しかったなって。自分が幸せな環境にいるってことで」と明かした。冷静でキレる頭と、熱く強い心。魅惑の二面性をもつ20歳が、今季のJリーグを席巻しそうだ。【杉山理紗】

◆安部裕葵(あべ・ひろき)1999年(平11)1月28日、東京都生まれ。広島の瀬戸内から17年に鹿島入り。同年4月1日の大宮戦でJ1デビュー。昨季はリーグ戦で22試合2得点を記録し、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞。J1通算35試合3得点。171センチ、65キロ。





◆鹿島安部は頭脳派アタッカー東京五輪世代注目No1(ニッカン)





◆強気な突破を連発…鹿島の新10番FW安部「自信があるから」(ゲキサカ)



安部裕葵 Hiroki.Abe


サッカーダイジェスト 2019年2月28日号【電子書籍】


[2.19 ACLプレーオフ 鹿島4-1ニューカッスル・ジェッツ カシマ]

 名門の10番を背負って迎えた最初の公式戦。鹿島アントラーズFW安部裕葵は果敢な突破でホームのサポーターを沸かせた。中にはフリーの味方がパスを要求する場面もあったが、「自信があるから」と強気なプレーを選択し続けた。

 今月9日のプレシーズンマッチを欠場したため、この日が県立カシマサッカースタジアムでの今季初戦。また、10番での最初の公式戦となった。左サイドハーフで先発した20歳はアジリティに欠ける相手に対し、数的不利でもドリブル突破を試み、無理な体勢でもシュートに結びつける姿勢が目立った。

 試合後、プレー選択の理由を問われた20歳は「自信です。自信があるから行きました」と強気に返答。得点には結びつかなかったが、「シーズンは長いのでそんなに焦らず頑張ります」と冷静に前を見据えた。




◆強気な突破を連発…鹿島の新10番FW安部「自信があるから」(ゲキサカ)





◆鹿島・大岩監督、本大会出場「難しさがあった中でよくやってくれた」/ACL(ニッカン)







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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を懸けたプレーオフが19日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムなどで行われ、昨季王者でJ1で3位だった鹿島がニューカッスル(オーストラリア)に4-1で快勝し、本大会出場を決めた。

 鹿島は1-1の前半に山本のヘディングシュートで勝ち越し、後半にセルジーニョが2得点した。1次リーグでは慶南(韓国)などとE組に入る。日本勢は川崎と浦和の本大会出場が決まっている。

鹿島・大岩監督の話
「今季の初戦という難しさ、プレーオフの難しさがあった中で選手はよくやってくれた。全員がアグレッシブさを出していた。一つ、二つギアを上げてJリーグ開幕に向かいたい」

セルジーニョ(2得点)の話
「ACL出場権獲得が最大の目標だった。達成できたのはよかった」

安部の話
(攻守に積極的なプレーを見せ)「コンディションがいいことを確認できた」


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◆鹿島・大岩監督、本大会出場「難しさがあった中でよくやってくれた」/ACL(ニッカン)




◆ACL東地区16クラブが決定! 鹿島は快勝で本戦出場、広島はPK戦の末辛くも勝利(サッカーキング)



セルジーニョ Serginho


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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフが19日に行われ、東地区のグループステージ出場16クラブが決定した。日本からは川崎フロンターレと浦和レッズ、そしてプレーオフを突破した鹿島アントラーズ、サンフレッチェ広島が出場する。

 鹿島はホームでニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)と対戦し、伊藤翔やセルジーニョがゴールを挙げ、4-1で快勝。グループE参戦が決定。同じくプレーオフを制した山東魯能(中国)と慶南FC(韓国)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦する。

 チェンライ・ユナイテッド(タイ)をホームに迎えた広島は、PKを外すなど決定機を決めることができず、試合は延長戦に。119分にはパトリックがゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定でゴールは認められず、スコアレスドローのまま120分が終了。PK戦を4-3で制し、グループF参戦が決定。大邱FC(韓国)、広州恒大(中国)、本田圭佑が所属するメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と同組となった。

 ACLプレーオフ(東地区)の結果とグループステージの組み合わせは以下のとおり。

▼プレーオフ
山東魯能(中国) 4-1 ハノイ(ベトナム)
鹿島アントラーズ(日本) 4-1 ニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)
サンフレッチェ広島(日本) 0-0(PK戦4-3) チェンライ・ユナイテッド(タイ)
蔚山現代(韓国) 5-1 ペラ(マレーシア)

▼グループE
慶南FC(韓国)
ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)
山東魯能(中国)
鹿島アントラーズ(日本)

▼グループF
大邱FC(韓国)
広州恒大(中国)
メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
サンフレッチェ広島(日本)

▼グループG
北京国安(中国)
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
全北現代モータース(韓国)
浦和レッズ(日本)

▼グループH
川崎フロンターレ(日本)
上海上港(中国)
シドニーFC(オーストラリア)
蔚山現代(韓国)




◆ACL東地区16クラブが決定! 鹿島は快勝で本戦出場、広島はPK戦の末辛くも勝利(サッカーキング)






◆AFCチャンピオンズリーグ2019 プレーオフ(オフィシャル)







2019年02月19日(火) 19:00キックオフ 県立カシマサッカースタジアム

【入場者数】5,477人 【天候】雨、弱風、 気温10.5度、 湿度80.0% 【ピッチ】 全面良芝、水含み

【主審】モハンメド・アブドゥラ・モハメド(UAE) 【副審】モハメド・アルハンマディ(UAE) 【副審】ハサン・アルマフリ(UAE) 【第4の審判員】オマル・アルアリ(UAE)


ACLプレーオフ vsニューカッスル・ジェッツ

4ゴールを奪って快勝!ACLグループステージ進出!!

またあの舞台に戻れる。アントラーズはACLプレーオフでオーストラリアのニューカッスル・ジェッツと対戦、18分に伊藤が移籍後初ゴールを決め、一度は同点に追いつかれるも、32分には山本が勝ち越し点が決めた。そして後半にはセルジーニョが2ゴールを奪って、快勝。ACLグループステージ進出が決定した。

再びあの歓喜を再び味わうために。今年もまた、激闘の日々が始まる。守るべき伝統を継承しながらも、「かわる」ことを恐れず、目標の全冠制覇へ。AFCチャンピオンズリーグ2019・プレーオフラウンド、ニューカッスル・ジェッツとの決戦が、新シーズンの幕開けだ。





指揮官が指名した先発メンバー11人は、GKにクォン スンテ、最終ラインは右から安西、スンヒョン、町田、山本。ボランチはレオ シルバと永木亮太がコンビを組んだ。右サイドに土居、左サイドに安部、フォワードにはセルジーニョと新加入の伊藤が入った。またベンチには、曽ケ端、内田、犬飼、中村、遠藤、名古、山口が座る。





新たなシーズンを迎えた高揚感、そしてアジア王者としての誇りを胸に、サポーターが続々と雨の降るカシマスタジアムへ足を運んだ。ボルテージが最高潮に高まる中、19時ジャストに2019シーズンの幕を開けるホイッスルが鳴り響いた。

開始1分でセルジーニョがファーストシュートを放つなど、試合立ち上がりからアントラーズが主導権を握る展開となる。両サイドからのクロスを中心にシンプルな攻撃で相手ゴールへと迫った。

16分には、右サイドを攻めあがったセルジーニョが中央へクロス。ファーサイドに流れた安部がボレーシュートを放った。惜しくもGKのパンチングに阻まれたが、得点の可能性を感じさせる攻撃をみせた。







すると、18分にアントラーズが決定機をものにする。ペナルティエリア付近の混戦からセルジーニョがシュートを放つ。このシュートはGKに弾かれるも、こぼれ球に素早く反応した伊藤が押し込み、ゴールネットを揺らした。これが伊藤の移籍後初ゴール。貴重な先制点を奪取した。







このままリードを保ちたいアントラーズだったが、不運な形で失点を許してしまう。24分、ペナルティエリア手前から放たれたロナルドのシュートは、スンヒョンに当たってコースが変わり、アントラーズのゴールネットに吸い込まれた。



同点に追いつかれたアントラーズだったが、すぐに反撃を開始。両サイドバックが高い位置を保ち、幅を広く使いながらサイド攻撃を仕掛ける。相手のクリアボールも、永木とレオ シルバが抜群のポジショニングで回収。連続攻撃に繋げていった。

相手を圧倒していたアントラーズは32分に均衡を破る。右サイドを駆け上がった安西がファーサイドへクロス。高い位置取りを保っていた左サイドバックの山本が走り込み、ヘディングシュートを放つ。これがゴールネットを揺らし、リードを奪うことに成功した。







前半は2-1でアントラーズリードのまま終了。同点に追いつかれたものの、攻撃的な姿勢を崩さず、リードを奪ってハーフタイムを迎えた。

両チームともハーフタイムでの選手交代はなし。後半に入っても、アントラーズがボールを支配しながら、相手陣内で時間を進めていく。







追加点を奪って試合を楽に進めたいアントラーズは、67分にチャンスを掴む。レオシルバがドリブルでペナルティエリア内へ侵入。決定的な場面をつくると、相手DFがたまらず足をかけ、レオ シルバが倒された。ペナルティキックの判定が下され、キッカーはセルジーニョ。シュートは確実にゴールネットを揺らし、アントラーズが2点リードに広げた。







72分、このままリードを保ちたい大岩監督は、最初のカードを切った。移籍後初ゴールを決めた伊藤がカシマに詰めかけたサポーターに拍手を受けながらベンチへ下がる。交代でピッチへ入った遠藤が左サイド、土居がフォワードへポジションを移動した。





この交代で、より連動したプレッシングをかけられるようになったアントラーズは、相手にボールを渡しながらも、守備組織を崩さずに、危なげない戦いぶりで時計の針を進めていく。





さらに、大岩監督は逃げ切り体制を整える。80分、左サイドで存在感を発揮していた安部に代わり、山口がピッチへ送る。87分には土居に代わり、犬飼が途中出場。ジェッツの試合終盤のパワープレー対策で3バックに変更し、守備を固めた。





すると、後半アディショナルタイムに試合を決定づける得点がうまれる。途中出場の山口が左サイドを突破すると、中央へクロスをあげる。このクロスをセルジーニョが、冷静にゴールへ流し込み、ダメ押しの4得点目を奪った。









このまま4-1で試合終了。2年連続のアジア王者に向けて、まずはスタートラインとなるACLグループステージ進出が決定した。





次戦は中三日で迎えるJ1開幕戦。国内タイトル奪還に向け、昇格組の大分トリニータと対戦する。今日の勢いそのままにJリーグでも幸先良いスタートを切りたい。


【この試合のトピックス】
・クラブ史上初のACLプレーオフ出場。勝利でACLグループステージ進出を決定。
・伊藤翔が移籍後初ゴールを記録。
・町田浩樹がACL初出場を記録。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛


ニューカッスル・ジェッツ:アーネスト メリック


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
初戦の難しさ、試合のレギュレーションの難しさがあった中で、選手たちは非常によくプレーしてくれた。上手くいかなかった部分もあったが、連係の部分や守備の部分でそれを上回るプレーをしてくれたことは、非常に評価している。しかし今日はACLの出場権を得ただけなので、Jリーグ開幕に向け、しっかりと切り替えて準備をしていきたい。

Q.鹿島らしくない失点シーンだったが、どのように分析しているか?

A.ボールに対してのアプローチの拙さ、セカンドボールへの予測の拙さ、そこのミスが失点に絡んでしまっている。失点のシーンはピッチの状況、相手の勢いによって、受けに回ってしまった。

Q.安部選手や安西選手がアグレッシブにプレーしていたが、その点はどのように評価しているか?

A.その点は非常に評価している。サポータの皆さんの前で、アグレッシブさを見せていくというところは普段から言っている。2人だけではなく、全員が積極性を出していた。しかし初戦ということでかたさもあり、もっとチームでやれることがあったのではないかと思う。なので、Jリーグ開幕に向けてギアを上げていきたい。

Q.犬飼選手を投入してフォーメーションを変えたが、その意図は何だったのか?

A.ポジションと配置を変えて、選手の反応を確認した。相手のセットプレーやパワープレーの分析をして、その分析通りの形で選手たちにはプレーをしてもらった。その形はこれからのシーズンを通して、起こりえるシステムだと思っている。なので、今回はコーチ陣と話をしてシステム変更を行った。

ニューカッスル・ジェッツ:アーネスト メリック
鹿島にPKが与えられるまではいい試合をしていたが、その後はPKで失点したということもあり、非常に悔しい試合となった。非常に暑いオーストラリアとは違い、涼しい気候の中での試合だったが、今日は私たちにプラスとはならなかった。鹿島は連覇するチャンスが与えられたので、エールを送りたい。

選手コメント
[試合後]

【山口 一真】
最近調子が良く、試合に出る機会があれば何かできると思っていて、うまくそれが結果に表れた。前線の選手は、結果しかないと思っている。いかにいいプレーをしても、結果がついてこないことには意味がないと思っている。なので、今日は結果を残すことができたので良かった。

【伊藤 翔】
うまくいった部分もあるし、うまくいかなかった部分もあったが、試合を重ねていけば良くなっていくと思う。

【山本 脩斗】
ゴールはどの試合でも、タイミングを見てチャンスがあればいつも狙っている。今日のゴールは右サイドからいいボールが来て、飛び込むだけだった。

【町田 浩樹】
前半は体の強い相手に対して、難しい部分はあった。しかし、前半の終盤や後半はしっかり対応できた。

【クォン スンテ】
初戦はいつも難しいゲームになる。難しい試合になればなるほど、キーパーが後ろでどしっと構えていれば、若手もいいパフォーマンスが出せると思ったので、そこは意識していた。失点した後は安定感を持って試合を進められた。

【安西 幸輝】
伊藤選手がクロスを要求する場面が多く、試合の立ち上がりからクロスを上げる意識はあった。その意識が結果的に山本選手のゴールにつながった。

【安部 裕葵】
スカウティングもして、試合前に相手選手のサイズ感もしっかり確認できていたので、相手がどのようなサッカーをしてきても対応できたと思う。今日の試合では、自分のプレースピードやコンディションを確認できた。

【セルジーニョ】
今日はACLの出場権を獲得するというのが最大の条件だった。それをピッチの中で表現できたのは良かった。去年からACLの試合では、得点を決め続けることができている。その流れを、リーグ戦でも続けていきたい。


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