日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年6月8日土曜日

◆ユニバ代表に順大・旗手、法大・上田ら(ニッカン)






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日本協会は7日、ユニバーシアード夏季大会(7月、イタリア・ナポリ)に出場する男子の日本代表に、来季川崎Fに入団するMF三笘(筑波大)FW旗手(順大)や、鹿島入りするFW上田(法大)ら20人を以下の通り選出した。

1次リーグで7月5日にアルゼンチン、7日にロシアと対戦する。

【ユニバーシアード代表メンバー】

◆GK
(12)阿部航斗(21=筑波大)
(1)オビ・パウエルオビンナ(21=流通経済大)

◆DF
(4)田中駿汰(22=大体大)
(2)中村帆高(21=明大)
(5)山川哲史(21=筑波大)
(15)本村武揚(21=流通経済大)
(3)山原怜音(20=筑波大)
(17)角田涼太朗(19=筑波大)

◆MF
(8)森下龍矢(22=明大)
(7)三笘薫(22=筑波大)
(14)紺野和也(21=法大)
(11)金子拓郎(21=日大)
(18)山本悠樹(21=関西学院大)
(6)高嶺朋樹(21=筑波大)
(16)明本考浩(21=国士舘大)
(20)児玉駿斗(20=東海学園大)

◆FW
(19)林大地(22=大体大)
(10)旗手怜央(21=順大)
(13)小柏剛(20=明大)
(9)上田綺世(20=法大)


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◆ユニバ代表に順大・旗手、法大・上田ら(ニッカン)




◆大迫勇也「自分の中では手応え」初3バック好感触(ニッカン)



大迫勇也 Yuya.Osako


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日本代表FW大迫勇也が、初3バックへの好感触を口にした。7日の練習後、今回の活動で初めて取材対応。フル出場した5日トリニダード・トバゴ戦(0-0)の無得点を反省しつつ、森保ジャパン15戦目で解禁された新システムへの挑戦には「手応えがある」と強調した。全国のサッカー担当記者が投票する18年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)にも選ばれ、練習後に記念品を受け取った。

大迫勇が、初めて3バックについて語った。トリニダード・トバゴ戦の後は取材エリアを無言で通過していたが、この日は「いいですよ」と約9分間きっちり対応。「チームとしてチャレンジ、新たな取り組みをした中で結果が出なかったので、個人として責任をかなり感じている。悔しさ、もどかしさ、いろんな感情が残っている」と振り返った。その新たな挑戦となった陣形は、従来の4-2-3-1と比べてトップ下がいない。前線の枚数が減ったことには「改善することはたくさんある」としながらも「結果が出なかったので手応えと言っていいのかは分からないけど、やれたことは手応え。自分の中では手応えがある。見に来てくれた人は物足りなさを感じたかもしれないけど、新たなチャレンジが最初から良いことばかりにはならない。ギャップを埋めていきたい」と前向きに話した。

2日前は、今年2月1日のアジア杯決勝カタール戦(1-3)以来の先発。不動の1トップとしてシュート2本を決め切ることができなかった。ただ、チームとしてはシュート25本。格下だったとはいえ、自身に入る縦パスからの展開で一定のチャンスはつくった。その中で「2シャドー(1・5列目=中島翔哉、堂安律)との関係では、いい面も悪い面もあった」と知れたことが収穫。「初めてだったし、練習2、3回でのトライだったので。意思疎通、判断の遅れ、パスコースのズレなど課題は出たけど、時間が解決してくれると思う。時間だけを理由にしてはいけないけど、経験ある選手がそろっているので対応できるはず」と今後に可能性を感じた。

3バックを使う場面については「相手次第。相手あってのシステムで相手に合わせるもの」。例えば、W杯ロシア大会の決勝トーナメント1回戦ベルギー戦で2点のリードを奪った後と想定しているのか聞かれると「森保さんに聞いてください」と笑いながら「もちろん、イメージしている」と認めた。それだけに「もっと選手間で合わせていきたい」と習得に意欲を見せた。

練習直後には、既に選ばれた第58回フットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)の記念盾を受け取った。W杯コロンビア戦(2-1)の決勝点など半端ない活躍だった1年に「年間を通して代表の試合に出て、代表への思い、責任感が今まで以上に高まった。評価されるのはうれしいことだけど、もう過去のこと。次に向けて新たなチャレンジをしていきたい」と切り替えた。

18歳MF久保については「あまり(同じ組み分けで)練習してないし、試合も出ていないので、どうなんですかね。それだけの能力があるから若くても代表には選ばれていると思う」。18-19年シーズン最後の試合となる9日のエルサルバドル戦に向けては「まずは結果を求めていきたい。この前ああいう試合をした申し訳なさもあるし、ふがいなさも感じているので、結果を出すことで返したい。今までのような(躍動感ある)試合を見せられれば。頑張ります」と意気込みで締めくくった。【木下淳】




◆大迫勇也「自分の中では手応え」初3バック好感触(ニッカン)





◆大迫ほえた!3バック改善必要…日本代表、9日エルサルバドル戦(サンスポ)



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 サッカー・日本代表合宿(7日、ひとめぼれスタジアム宮城)9日のキリンチャレンジ杯・エルサルバドル戦に向け、試合会場で調整した。0-0で引き分けた5日のトリニダード・トバゴ戦に出場したFW大迫勇也(29)=ブレーメン=は、新布陣の3バックの改善を訴えた。DF長友佑都(32)=ガラタサライ=も手応えと課題を指摘した。

 黙っていられない。0-0に終わったトリニダード・トバゴ戦。1月のアジア杯以来の復帰を果たしたFW大迫が、新布陣の3バックについて口を開いた。

 「改善は必要。これからだと思うし、結果が出ていないので、手応えと言えるのか」

 試合後は悔しさから無言で取材エリアを通り過ぎた。これが今合宿で初めての取材対応。チームでシュート25本を打ち、無得点に「もどかしかった」。1トップとして責任を感じている。

 システム変更によって、前線の人数が従来の4人から3人に減った。それにより選手同士の距離間などで、多くの課題が出た。3日間と準備期間が短く、うまくいくわけはない。そこは承知しているが、「流れの中で考えながらプレーしないと。経験ある選手がそろっているし、対応できる」と言い訳にはしなかった。

 逆転負けを喫した昨年のW杯ロシア大会・決勝トーナメント1回戦のベルギー戦。2点リードの場面で、3バックが有効だったのではと問われた大迫は「そこはイメージしている」。両ウイングバックが下がり、5バックにして守備を固める方策も取れたはず。「選手間でもっと話し合いたい」と習得を決意した。

 「相手あっての布陣。3バックは相手に合わせるための布陣だと思う」

 アジア杯はあと一歩で優勝を逃した。決勝では布陣を巧みに変えるカタールによって、大迫は前線で孤立。9月からのW杯カタール大会アジア2次予選でその二の舞は許されない。チームを次の段階へと押し上げる。 (宇賀神隆)


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◆大迫勇に盾 年間最優秀選手に選出「チャレンジし続けたい」(報知)



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 全国のサッカー担当記者の投票による18年度フットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に選出されたFW大迫勇が、日本代表の練習後に記念の盾を受け取った。

 「評価されることはうれしい。ただ、もう過去のことなので、次に向かってチャレンジし続けたい」。9日のエルサルバドル戦へ「まずは結果を出すこと」と意気込んだ。




◆大迫勇に盾 年間最優秀選手に選出「チャレンジし続けたい」(報知)





◆【シーズン総括】昌子源が半年で示した予告編~来季、トゥールーズは変わる!(サッカーマガジン)



昌子源 Gen.Shoji


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 今年1月、昌子源は鹿島アントラーズからフランス・リーグアンのトゥールーズへ移籍した。初めて海を渡ったにもかからず、他の多くの日本人選手に比べて、昌子の歩みと順応ぶりは驚くほどにスムーズに見えた。1月5日に初めてチームメイトに紹介されると、同月19日のニーム戦で早速、リーグアンデビュー。以来、シーズン終了までの全20試合でフル出場を果たし、存在感を高めていった。昌子がフランスで過ごした濃密な半年間について、現地記者が振り返る。

いつも通りの源がいた(酒井宏樹)

 昌子がトゥールーズに加入した直後からトゥールーズのフォーメーションは3バックから4バックへと変わっていった。1月から2月にかけて昌子のポジションも3バックの左のセンターバック(CB)や3バックの中央のCB、3バックの右CB、そして4バックの右CB、4バックの左CB、と頻繁に変わった。ディフェンスラインの顔ぶれもその都度、微妙に入れ替わったが、いずれのケースにおいても、必ず昌子が含まれていた。監督が、どこに昌子を入れれば一番うまく機能するか、ベストの形を探しているかのようだった。

 その事実だけを見ても、昌子獲得のために辛抱強く半年待ったというトゥールーズのアラン・カサノバ監督の評価の高さがわかる。

 そして2月半ば、ついに昌子の定位置が、4バックの右CBに決まり、相棒が身長195センチのクリストファー・ジュリアンに定まった。以降、試合を重ねるごとに二人は以心伝心のコンビネーションをはぐくんでいく。空中戦に強い優しい巨人と、小回りが利き、予測力に秀でた昌子のCBペアは、やがて昌子本人が「いいコンビになったと自分でも思う」と話すまでになった。

 リーグアン第37節に、トゥールーズと対戦したマルセイユの酒井宏樹は「僕がJリーグからハノーファーに行った1年目のときは全然ダメだったので、それと比べたらすごく頼もしくやっている。うらやましくも感じました」と昌子のプレーぶりについて語った。そして試合後には「今日も、いつも通りの源がいた。ビビることもなく、迷っている感じもなく、仲間からのボールもすごく集まってきていた。それは信頼の証拠だと思うし、源がこれだけトゥールーズで求められているのを見て、自分のことのようにうれししかったですね」。

 最終節のあとで、昌子は半年間を振り返り、「フランス・サッカーはやはり日本とは全然違うし、フィジカルやスピードがすごい。今日も190センチ近いセンターフォワードがいましたが、出始めの頃と今日の試合を比べたら、ああ、成長しているな、と、自分でも感じる」と確かな手ごたえを口にした。それでも、単身渡仏しての新天地での挑戦は、「やはりしんどかった」とも言う。

「家に帰っても話し相手がいないし、普段だったら子どもや奥さんがいてくれるけど、一人でご飯を食べるだけ。特に負けが多かったので、負けたときに一人というのはいろいろ考えてしまうところがありました。でも外から見て、すんなり順応しているように見えた、と言ってもらえるなら、それが一番の褒め言葉かなと思う」

順応のカギは積極的なアプローチ

 2月半ばまでホテル住いで、家族に会えない寂しさ、生活面の不都合があったことに加え、免許証の書き換えなども遅々として進まなかった。注文したものが期日通りに来ないなど、ヨーロッパにありがちないい加減さの洗礼も受けた。最初の1カ月半は、ピッチ外でのストレスも大きかったようだ。「なんでやねん!」と何度叫ぼうが、フランスでは遅れるのが当たり前。そういう文化的なギャップの免疫がついていない上に、常勝軍団の鹿島から来た昌子にとって、なかなか勝てないという状況は、「メンタル的にしんどい」ものだった。

 しかしながら、そのような状況下でも、昌子は異例の早さでチームに溶け込んでいく。そのカギは、日本人の代名詞である『シャイ』とは逆の行動をとった昌子の超積極的なアプローチにあった。おそらく意識的に、自分からチームメイトたちの中に飛び込んでいったのだと思う。

 昌子はロッカールームに馴染むため、半日も無駄にしなかった。チームに紹介された日のこと。黒人選手(おそらくグラデル)に一緒に踊ろうとけしかけられた昌子は、臆することなくダンスに挑戦。フランス語ができなくても、英語と身振り手振りを織り交ぜて、自ら積極的にコミュニケーションをとることに努めた。 トゥールーズは、昌子のために、長くリヨン、パリ・サンジェルマンの女子部門でトレーナーを務めてきた太田徹氏を、通訳兼コーチとして雇用したのだが、その太田氏が、入団5日目、「彼は自分からすごく仲間にグイグイ行くんで、半年もしたら僕はお払い箱ですよ(笑)」と語っていたほどだ。

 少しでも早くチームメイトになじもうとする姿勢は、プレー面でも同じだった。初めての試合となったニーム戦は、攻め込まれる頻度が非常に高い、厳しい試合となったが、「全然緊張せず、鹿島のときと変わらない気持ちで試合に入れた」という昌子は、仲間と声を掛け合いながら苦しい時間を切り抜け、デビュー戦を1-0の勝利で終わらせた。特に試合終盤、昌子は盛んに叫んでいたのだが、何を言っていたのかと聞くと、「ときどき日本語で『集中!』と」。チームの以前の試合をビデオで観た際に、最後に集中力が切れて失点するケースが多かったことに気づき、「自分がそこに入って締めることができれば」と考えていたのだという。

「言葉がわからんから声を出さない、というのは違うと思う。何か言うだけでもみんなが気づいて、集中力が高まると思うし、失点ゼロに抑えられたのは、みんなが最後まで集中力を切らさなかった結果」と、最初の満足感を口にした。そして、迅速に仲間に受け入れられた効果は、ピッチ上にも表れてくる。1月の末には「味方からの信頼を感じるようになった」と話した。

「1試合目は、みんな半信半疑な感じがあったけれど、今日はパスをくれたり、安心してマークを預けたりしてくれた。声も、なんか言っとけばいい、の精神で出すようにしている」。

 最初は日本語だった掛け声も、シーズン終盤にはフランス語となり、トゥールーズの選手たちは、そろって「日本人って、すごくイイヤツなんだな」と話す。昌子は日本人選手の価値をも高めている。


ベルギー戦の悔しさ以上のものは一生ないと思う





 初めての試合を戦い終えたのあと、初めて対峙した身体能力が高いことで知られるフランスのFW陣について、「予想通りだった。やはりゴリゴリに来るなと。期待していた通りで、これをずっとやっていたら、そら強くなるなと思った」と実にうれしそうに話していた。実際その後も、自分を苦しめる強いFWに遭遇するたび、昌子はその苦労を楽しんでいるように映った。「マゾじゃないけど」と前置きした上で、「そういうのを体験するために、海外に来た」のだ。

「(ロシア・)ワールドカップの経験は、僕の中で非常に大きい。サッカー人生の中で一番悔しい試合は、あのベルギー戦でした。たぶん、あの悔しさを超えるものは一生ないんじゃないかと思う」

 昌子はまた、ロシアW杯で海外組DFたちとともにプレーし、そのレベルの高さにも衝撃を受けたと言った。

「ワールドカップで負けたとき、僕が足を引っ張ったんじゃないか、とすごく自分を責めました。ディフェンスの中で僕が一番年下で、唯一の国内組で、みんなが僕に気をつかって、あいつをフォローしてやろうとか思い過ぎて、自分のプレーができなかった人がいたんじゃないかと。こうなったら僕も外に行って、同じレベルまで頑張って登って、誰も僕の心配をせずにプレーできれば、そしてみんなが100パーセントの力を出せれば、もっと上に行けるんじゃないかと思いました」

 海外移籍の理由の一つをこう説明した昌子は、「センターバックは、ひとつのプレーですごくシビアに評価されるポジション。だからこそDFが海外に出る意味と言うのは大きいんじゃないかと思う」と指摘する。

「あのワールドカップでは、日本が世界に勝つには、センターバックなのかな、と思った大会でもありました。以前は、海外でやっているCBは吉田麻也くんだけだったけど、今は冨安(健洋)がいて、僕が来て、植田(直通)、マンチェスター・シティに行って今、オランダでプレーする板倉(滉)くん(フローニンヘン)、中山雄太くん(PEズヴォレ)と、少しずつ海外に出る若いCBが出てきた」

 現在の状況は非常に望ましい形だという。そういう思いをもってフランスに渡り、数カ月を過ごした昌子は、「いろんなものが見えるようになり、いろんな感覚をつかめるようになった」とも言う。

「身体能力の高いアフリカ系の選手に対しても、やべえなコイツら、という衝撃はもうなくなりましたね」。最初は競り合いでボールに来る代わりに、自分の体を押しのけようとしてくる相手に衝撃を受けたという。「でもだからこそ、こういうところでやっていたら強くなる、と。相手にぶつかられて踏ん張ったときに、負けずに自分が行けたなら、それは自分が強くなっている証拠だから」。

 むろん、順風満帆だったわけではない。強豪チームになす術なく敗れたこともある。「天国から地獄に落とされた」との発言が出たリヨン戦など、厳しい試合はいくつかもあった。それでも、パリ・サンジェルマン戦では1失点したものの、キリアン・エムバペ封じに奮闘し、「エムバペともう少しやりたかった。90分は短いと感じた」と充実感も手にしていた。

 33節、2位リールとの対戦ではリーグ屈指の3トップのアタックを完封することに成功。「上位のクラブの選手はスピードだけじゃなく、3つ4つの武器を持っている。そういう相手と戦うのは面白い!」という発言も出た。

 ちなみにマルセイユの酒井宏樹は、トゥールーズと対戦したあと、「すごく守備に負担のかかっているクラブだから、源にはとてもいい。相当に成長できると思う」と話していた。

「僕ももうフランス3年目だけど、(相手に)抜かれることは頻繁にある。ただ、(スピードのあるフランスの選手に対する)間合いやタイミングは、数をこなさないと慣れないから、DFにとって攻め込まれるというのはときには大事なこと。僕のハノーファー、また吉田麻也くんも、昔フェンロでやっていたが、ああいう守るチームでの経験は、のちに強いチームに行ったときに生きると思うし、貴重な経験となると思う」(酒井)


徐々に見せ始めた自分の色

 フランスに来た当初から昌子は予測に優れたDFとして認められていたが、守備面での順応に取り組んだ1カ月を経て、ビルドアップという自身の特長も発揮し始めた。

「鹿島のときは僕が起点となり、バンバン、ボールを出して、サイドチェンジをしたりしていた。僕自身は自信があるので、そういうのをドンドン入れていきたいけど、このチームではあまりそういうものが求められていないのかもしれない。パスというのは受け手側の意図が大事で、僕が出そうとしても受け手の準備ができていないことが多いので」

 2月にこう言っていた昌子だが、シーズンが進むにつれ、状況が少しずつ変わっていく。昌子のビルドアップのパスのうまさ、精度の高さに気付き始めた仲間たちが、次第に昌子にボールを預け、呼び込むようになっていったのだ。

 実際、トゥールーズのカサノバ監督は、昌子を獲りたいと思った最たる理由として、ビルドアップ能力があることとさえ言っている。

「彼は、後ろからビルドアップする際の配球能力に優れた、非常に才能ある選手だ。だからわれわれは彼を欲したのだ」

昌子が前述の発言をしたのと同じ日に、カサノバ監督は言った。

「ただ彼はまず、チームへの順応やわれわれのサッカーの把握、その他さまざまなことへの対応に力を割かねばならない。フランスでは、どのクラブにも身体能力の高い選手がいて、強烈なプレッシャーを掛けてくる。それが、彼が一番違いを感じている部分だろうし、いま彼はその点に順応しようと取り組んでいる。ここまでの成長ぶりにはとても満足しているよ」

 一歩一歩段階を踏み、チームが昌子の能力を引き出し、そして昌子も次第にフランスでのプレーに慣れていったのだ。

「一対一の局面で、日本でやっていたのと同じ対応ではダメだと分かった。自分で言うのもなんだけど、日本では一対一で抜かれたことはほとんどなかったです。でもこちらには、違う間合い、距離感、やり方があって、そういうのが少しずつわかってきました。ヨーイドンで直線で走ったら絶対に追いつけない相手でも、走るルートを工夫したり、端から少し距離を取ったりすれば、なんとかなる。そういうさまざまな感覚がつかめるようになってきました」

 加入当初、頻繁に聞かれた「鹿島にいたときには」という言葉を、ある時点からパッタリと口にしなくなった。それは自分の中で比較することが終わり、次の段階に移ったことを表していた。


勝利のメンタリティーをもたらせるか





「半年だけど人生かけてやっていた」という今年1月からのプレーを振り返った昌子は、貴重だった助走期間を経て、次は、いよいよ初めてのフルシーズンに臨む。

「いろんなことにトライした半年でしたけど、もっともっと強くなりたい。来シーズンは、単に慣れたとかではなく、チャレンジする気持ちを忘れずにやっていきたい」

 さらに心に誓っているのが、「もう残留争いはしたくない」ということだ。

  トゥールーズは、基本的に1部残留を第一の目標とし、その上でできる限り上位を目指すというスタンスのクラブだ。5位に終わってファンが激怒し、監督を交代した酒井宏樹が所属するマルセイユと比べると、環境的にはのどかであり、周囲からのプレッシャーも低い。今季は長い期間、15位で過ごしたあと、最終節から一つ前の37節でようやく残留を確定させ、最終的には16位でシーズンを終えた。途中、引き分けで勝ち点をしぶとく稼ぎながらホフク前進して、「この勝ち点1が、ボディブローみたいにじりじり効いてくるかも」という昌子の言葉通りになった。ただ、その過程は、鹿島時代に勝ち慣れていた昌子とって、精神衛生上良くないものだった。

「降格争いは、優勝争いよりメンタル的にずっとしんどい」と、新たな発見を口にしていた昌子だが、勝てないことに加え、負けても仕方ないと考えるチームの精神が、フラストレーションを増幅させた。それは「このチームのポテンシャルを考えたら、絶対に真ん中くらいにはいけるはず」と信じているからだ。

残留が決まったあとの練習での、仲間の気の緩み具合には驚きを隠せなかったという。「正直に言って足りないです。残留が決まったあとの変わりようがすごかった。だから自分だけはしっかりやろうと思っていたけれど、来季は、僕だけではなくチームの全員が練習からきっちりやっていかなければならない」とチームにも発破をかけるつもりだ。

「どんな試合であろうと、サッカーをやるなら勝ちたいし、勝利の喜びを味わいたい。それに、周りがそういう態度を取ると、やっぱりイラつきます」

昌子は、いまのトゥールーズに欠けている勝利のメンタリティーを、チームにもたらしたいと思っている。戦うリーグが変わろうと、チームを変えようと、その勝者のメンタリティーは健在だ。

入団会見で「早く紫(トゥールーズのチームカラー)が似合う男になりたい」と言っていた昌子は、次のステップとして、チームに自分の色を加えていく。新しい環境に順応するため奮闘した6カ月を経て、チームを牽引する存在になるということだ。そうなる確かな予感が、ある。

文◎木村かや子(フランス在住) 写真◎Getty Images




◆【シーズン総括】昌子源が半年で示した予告編~来季、トゥールーズは変わる!(サッカーマガジン)




◆スタジアム内 ミストで湯治 9日開館(茨城新聞)






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カシマウェルネスプラザ ミュージアムも改修

ミネラル湯治施設「アントラーズトージ」が鹿嶋市神向寺のカシマウェルネスプラザ内にオープンするのを前に、J1鹿島アントラーズは6日、報道関係者向けの内覧会を開いた。併せて、2004年に開館し、初めて全面改修されたカシマサッカーミュージアムも公開した。両施設とも9日から開館する。


入浴は天然鉱石の上に横たわり、40度の室内でミネラルを含むミストを全身に浴びる。女性専用スペースもあり、最大で25人が入浴できる。全国に湯治施設を展開する「Le Furo」の協力。同社は17年からアントラーズのオフィシャルサプライヤーを務め、クラブハウスや選手寮で温泉入浴液を提供してきた。

利用にはカシマウェルネスプラザの会員登録が必要。1回90分で同プラザ有料会員は2000円。同無料会員は2500円。月から金は午前10時から午後10時まで。土日祝は午前10時から午後6時まで。

ミュージアムはテクニカルディレクターを務めるジーコ氏の言葉を通して、クラブの理念を伝えるコーナーを新設した。小笠原満男アカデミーアドバイザーなどレジェンド選手のスパイクやユニホームの記念展示もある。ブロック崩しやサッカーゲームで遊べる「エンターテインメントラボ」をタイトーと協業して設置。展示とアトラクションが楽しめる。

大人300円、小中学生は100円、午前10時〜午後4時。両施設とも試合などにより時間が変更になる場合がある。問い合わせはカシマウェルネスプラザ(電)0299(84)6624、カシマサッカーミュージアム(電)0299(84)1155。
(志賀敦文)









◆スタジアム内 ミストで湯治 9日開館(茨城新聞)





◆カシマサッカーミュージアムが6月9日リニューアルオープン。タイトーがプロデュース。(トラベルWatch)






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体験コーナーなどを充実

2019年6月9日 リニューアルオープン

 鹿島アントラーズFCが運営する「カシマサッカーミュージアム」(Googleマップ)は、タイトーのプロデュースにより、6月9日に全面リニューアルオープンする。タイトーでは「Sports」「Entertainment」が融合した「スポーツテインメント」事業として、スポーツ・アスレチックにデジタル演出を加えた新体験などを提供している。

 リニューアル後のカシマサッカーミュージアムは「展示コーナー」と「次世代ゲームコーナー」とに区分け。鹿島アントラーズのコアのファンからビギナー、またサッカーファンではない人も楽しめる体験型コンテンツを追加することで、鹿島アントラーズとサッカーの魅力を伝える場にした。

 展示コーナーには、アントラーズの栄光の歴史を振り返るコーナーや、ジーコをはじめとするクラブの“レジェンド”に関するコレクションを展示。

 次世代ゲームコーナーは体験型の「エンターテインメントラボ」として、センサー技術とプロジェクションマッピング技術を用い、音楽やリズムに合わせて遊べる各種ゲームを提供する。
 このほか、鹿島アントラーズとタイトーのコラボグッズや、チームのオフィシャルグッズを販売する物販コーナーも設置する。

 入館料は大人300円、子供(小中学生)100円。営業時間は10時~16時。













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