日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年7月1日月曜日

◆【鹿島】採点&寸評…J通算500勝目前に勝ち点2を失う痛恨ドロー(報知)






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◆明治安田生命J1リーグ▽第17節 鹿島2―2広島(30日・カシマスタジアム)

 鹿島は後半ロスタイムに失点し、広島と2―2でドロー。Jクラブ最速のリーグ戦500勝達成はお預けとなった。

 採点と寸評は以下の通り。

 大岩剛監督【5・5】2―1で良しなら3枚目は金森か柏対策小田、少なくとも膝に手をつくレアンドロ以外の誰かを柏と対面させるべき。の、はずだったのだが

 GKクォンスンテ【6・0】日本語の上達とともに際立つ味方への叱責は、ついにサイドハーフの選手にまで飛距離を伸ばした

 DF永木亮太【6・0】駆け引きで賢さ、球際で強さ。結果的に彼を避けるように柏が右にいった展開から2失点の皮肉

 DF犬飼智也【6・0】地上戦も空中戦も主導権渡さず。能力を鑑みればインターセプト後の1本目パスももっとつなげるはず

 DF町田浩樹【5・5】1失点目は右手を伸ばせば柏の動きを察知あわよくばストップできたか。並のDFなら無理だが彼ならば

 DF小池裕太【6・5】スピードありキャノンありは触れ込み通り。驚くべきは対人の強さと連動守備。安西もうかうかできない

 MF三竿健斗【6・0】シュートブロックで存在感。タッチラインまで何度も追い込まれた町田のビルドアップを助けたかった

 MFレオシルバ【5・5】決してゲームメーカータイプではないが、ラスト5分の状況判断は中途半端すぎて、ちょっと何やってるかわからなかった

 MFレアンドロ【5・5】ACL登録外の鬱憤を開始1分で晴らし先制点。だがまさかのシュートはこの1本のみ

 MF山口一真【5・0】長所と短所のせめぎ合いは短所優勢。シュート0本バックパス連発では守備に目をつむってまでも置く意味なし。仕掛けてこそ、打ってこそ

 FW土居聖真【6・0】キレはあったが疲れもあった。攻撃の構築に追われシュートシーン最後までなし

 FW伊藤翔【5・0】主審なら満点級、ストライカーなら落第級の存在感。復活が待たれる

 MF遠藤康【6・0】後半11分IN。左足で見せ場も、試合を殺しにいくキープ力発揮したかった

 DFブエノ【6・5】後半32分IN。原則AT除き15分以上出場が採点対象だが特別に

 FWセルジーニョ【―】後半40分IN。出場時間短く採点なし

東城穣主審【5・5】謎の喧嘩両成敗判定で三竿にイエロー。保身ジャッジが多かった印象

 ※平均は5・5~6・0点


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◆【鹿島】採点&寸評…J通算500勝目前に勝ち点2を失う痛恨ドロー(報知)





◆1部復帰果たせなかったデポル、柴崎岳に未練…「彼はリーガ1部や国外のクラブからオファー受け取っている」(GOAL)



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今季、惜しくもリーガ・エスパニョーラ1部復帰を逃したデポルティボは、復帰していればヘタフェMF柴崎岳の再獲得を目指していたのかもしれない。スペイン『マルカ』や『デスマルケ』が報じている。

先にはリーガ1部昇格プレーオフの決勝まで進み、惜しくもマジョルカに敗れて1部復帰の夢を断たれてしまったデポルティボ。同クラブは冬の移籍市場で柴崎の獲得に迫ったものの、ヘタフェの求める高額な移籍金などを理由に結局は断念していた。

28日に記者会見に出席し、今年4月からチームを率いていたホセ・ルイス・マルティ監督(テネリフェで柴崎を指導した経験も持つ)の退任説明及び、2018−19シーズンを振り返りを行なったカルメロ・デル・ポソSD(スポーツディレクター)は、その場で柴崎についても言及。この日本代表MF獲得を逃すなど、冬の市場で失敗したことに悔やみを見せている。

「実際、冬の移籍市場でもっと良い動きを見せられたかもしれない。今回の冬の市場は、当時の監督(ナチョ・ゴンサレス氏)のシステム変更、そして退団を希望する選手への対策という意味合いが強かった。しかし、私たちには金がなかったんだ」

「すでに合意していた選手(柴崎)を呼び寄せられなかったのは、大きな失望だった。あの補強は1月31日にダメになったんだ。やはり冬の市場は、コイントスをするようなものだ」

デル・ポソSDはまた、もしデポルが1部に復帰していれば、柴崎を獲得する芽が再び生まれていたとの見解も示している。

「ガクが示した決意は素晴らしかったよ。彼はマジョルカとのプレーオフだって見てくれたんだ。しかし結局、私たちは2部に留まることになった。ガクは現在、リーガ1部やスペイン国外のクラブからオファーを受け取っているよ……」


◆1部復帰果たせなかったデポル、柴崎岳に未練…「彼はリーガ1部や国外のクラブからオファー受け取っている」(GOAL)


◆幻弾の鹿島小池が強烈爪痕、ベルギー仕込み鋭利守備(ニッカン)






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<明治安田生命J1:鹿島2-2広島>◇第17節◇30日◇カシマ

鹿島アントラーズのDF小池裕太(22)がリーグ戦初先発で爪痕を残した。

前半10分にはMF三竿のパスを受けて左足シュート。左サイドでコンビを組んだFW山口とのワンツーで抜け出してチャンスメークする場面もあった。守備でも鋭い出足で相手の攻撃の芽をつみ取り、高い位置をとってくる相手ウイングバックにうまく対応した。

後半29分には、相手DFのこぼれ球を拾って左足でミドルシュート。直前のセットプレーで前線に残っていた鹿島DF町田に当たり、ゴールに吸い込まれた。場内では小池の得点と表示されたが、試合後にマッチコミッショナーの判断で町田の得点に訂正された。

惜しくも初先発初ゴールとはならず。小池は「守備ではいいプレーはあったけど、もっと攻撃で起点になって、アシストなどを出していければ」と今後の課題を口にした。守備面はシントトロイデンでも意識して取り組んできたといい、「自分の良さ、アグレッシブさが出せたと思う」と手応えを明かした。




◆幻弾の鹿島小池が強烈爪痕、ベルギー仕込み鋭利守備(ニッカン)





◆鹿島に新たな刺激 若手山口、小池の新コンビ躍動(ニッカン)






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<明治安田生命J1:鹿島2-2広島>◇第17節◇30日◇カシマ

鹿島アントラーズがサンフレッチェ広島と引き分け、勝ち点1を手にした。

鹿島は新左サイドコンビ、FW山口一真(23)とDF小池裕太(22)が躍動した。ともに今季リーグ戦初先発で、小池は後半29分にゴールを決めた。同サイドではDF安西幸輝(24)とMF白崎凌兵(26)のコンビが安定したパフォーマンスで得点を量産してきたが、2人の台頭はチームに良い刺激を与えそうだ。

    ◇   ◇   

新コンビへの期待に、カシマスタジアムが沸いた。3月にベルギー1部シントトロイデンから期限付きで加入した小池と、大卒2年目の山口がともに今季リーグ戦初先発。出場機会に恵まれなかったうっぷんを晴らすかのような鬼気迫るプレーで魅了し、前半41分にはワンツーで左サイドを崩す場面も作った。まだ粗削りな部分もあったが、小池が「練習試合で1回(コンビを)組んだけど、攻撃の部分ではいいコミュニケーションが取れていると思う」と話していたとおり、上々の出来を見せつけた。

ACLを制覇した昨季、鹿島は年間60試合を戦った。連戦の影響か、終盤にはレギュラーだったFW鈴木、MF三竿が負傷離脱。4冠を掲げるチームにおいて、こまめにターンオーバーを図る必要があることは明白だ。

そんな昨季の反省をふまえて臨んだ今季だが、25試合を終えたところで負傷者が続出している。出場停止を除く全試合に出場していたDF安西が、18日のACL広島戦で負傷。MF白崎も違和感を訴えてベンチを外れた。そんな影響もありチャンスを得た形だが、山口と小池のコンビは可能性を感じさせた。「コンディションの良い選手をいかに加えて、チームに勢いをもたせるかが大事」とは大岩監督の言葉。ベンチからの突き上げが、鹿島を強くしていく。【杉山理紗】






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◆鹿島 J最速クラブ通算500勝はお預け DF小池が幻のJ初ゴール(スポニチ)



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明治安田生命J1第17節   鹿島2―2広島 ( 2019年6月30日    カシマ )

 鹿島はホームで広島と2―2で引き分け、J最速となるクラブ通算500勝を逃した。土壇場の後半アディショナルタイムに追いつかれ、ACLから続く広島との3連戦は1勝1敗1分けの痛み分けに終わった。
 2度のリードを守り切れない試合となったが、3月にシントトロイデンから加入したJ1初先発のDF小池裕太(22)が気を吐いた。鹿島の特別指定選手だった流経大時代の16年にルヴァン杯で一度先発したことがあり、「雰囲気は分かっていたので、スムーズに試合の流れに入れた」とピッチに立った。

 最大の見せ場は後半29分。「あの位置は自分の得意なプレーでもあった。フリーだったので振り抜くだけだった」。左利きの左サイドバックは、FKを相手DFがクリアしたこぼれ球を後方で拾うと、左足を一閃(せん)。ボールはDF町田の腹部付近にあたり、約20メートル先のゴールネットに突き刺さった。一時は小池のゴールとカウントされたが、試合後にマッチコミッショナーの判断で町田の記録に訂正。J初ゴールは幻となったが、値千金のシュートだった。

 持ち味は攻撃だが、インターセプトやクリアなど守備でも光るプレーを見せた。「守備の部分で自分の良さやアグレッシブさを出せた」と振り返る一方で、チームとしては自身がベンチに退いた後にスローインの流れから追いつかれて痛恨のドローとなった。「優勝を目指す上で落とせない試合だった。最後の詰めの甘さが出てしまった」と悔やんだ。




◆鹿島 J最速クラブ通算500勝はお預け DF小池が幻のJ初ゴール(スポニチ)




◆広島MF柏がAT劇的ドロー弾! 2度先行した鹿島、史上初のJ1通算500勝お預け(ゲキサカ)



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[6.30 J1第17節 鹿島2-2広島 カシマ]

 J1リーグは30日、第17節を各地で行い、鹿島アントラーズがサンフレッチェ広島と2-2で引き分けた。鹿島は1-1で迎えた後半、DF町田浩樹のゴールで勝ち越すも、アディショナルタイムに失点。史上初のJ1リーグ通算500勝に王手がかかっていたが、最後の最後でお預けとなった。

 AFCチャンピオンズリーグ(AFC)準々決勝から同カードの3連戦。ホームの鹿島は25日の準々決勝第2戦から先発4人を入れ替え、DF小池裕太、MF山口一真、MFレアンドロ、FW伊藤翔を起用した。対する広島は2人を変更し、今季リーグ初出場のGK林卓人、MFハイネルを入れた。

 前半1分、早くも鹿島が先制に成功した。左サイドを攻め上がった山口が右足に持ち替えてクロスを送ると、レアンドロの折り返しはMFレオ・シルバに通らなかったが、こぼれ球を再びレアンドロが左足でシュート。このボールがDF荒木隼人に当たって軌道が変わり、ゴールマウスに吸い込まれていった。

 その後も勢いよく攻め込む鹿島が主導権を握り、前半10分にはプロ初先発の小池が強烈なミドルシュートを披露。ところが徐々に広島がペースを取り戻すと、左サイドのMF柏好文の突破でチャンスを作る。すると同27分、MF柴崎晃誠のサイドチェンジが右のハイネルに渡って高速クロスを配給。これに柏がダイレクトで合わせ、広島が同点とした。

 同点で迎えた後半7分、鹿島はMF三竿健斗が強烈なミドルシュートを狙うもボールは林の正面。同10分、左サイドのクイックリスタートに反応した伊藤が右足で狙ったが、ボールはわずかに左に外れた。このまま仕留めたい鹿島は同11分、山口に代わってMF遠藤康を投入した。

 劣勢の広島は後半15分、左サイドを突破した森島の縦パスにFWドウグラス・ヴィエイラが抜け出し、ゴール前で横パスを送ったが、全速力で戻ってきた小池がかろうじてクリア。同20分には波状攻撃から立て続けに攻め込むも、これも鹿島守備陣が身体を張って防ぎ切った。

 すると均衡状態が続いた後半29分、ついに試合が動いた。鹿島は敵陣右サイドからのFKを遠藤が蹴りこむと、相手がクリアしたこぼれ球に対して小池が左足を一閃。強烈なミドルシュートが町田に当たり、ゴール右隅に突き刺さった。

 ところが最後にドラマは待っていた。後半アディショナルタイム4分、広島は勢いよく敵陣に攻め込むと、ゴール前に攻め込んだ途中出場FW野津田岳人の横パスから柏がダイレクトシュート。この日2点目がネットに突き刺さり、土壇場で同点に追いついた。そのまま試合は終了。ACLでは敗退していた広島が鹿島のJ1通算500勝を防いだ。

※Jリーグは当初、鹿島の2点目は小池の得点としていたが、試合後に町田の得点に訂正された。

(取材・文 竹内達也)


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◆2019明治安田生命J1リーグ 第17節(オフィシャル)



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2019年06月30日(日) 18:33キックオフ 県立カシマサッカースタジアム
【入場者数】13,502人 【天候】雨、無風、 気温21.8度、 湿度90.0% 【ピッチ】全面良芝、水含み
【主審】東城 穣 【副審】西尾 英朗 【副審】五十嵐 泰之 【第4の審判員】榎本 一慶


明治安田J1 第17節

広島3連戦の最終戦はドロー決着

アントラーズは明治安田生命J1リーグ第17節でサンフレッチェ広島と対戦した。試合開始1分にレアンドロのゴールで幸先よく先制したが、27分に同点ゴールを許してしまう。1-1の同点で迎えた74分、小池のミドルシュートが町田に当たり、追加点を奪ったが、後半アディショナルタイムに再び失点を喫し、2-2の引き分けで試合を終えた。


▼▼DAZN MATCH HIGHLIGHTS▼▼




5日前のACLラウンド16第2戦。アウェイに乗り込んだアントラーズは、前半33分に幸先よく土居が先制点を奪う。だが、後半に入ると、広島に主導権を奪われ、66分、72分に失点を喫してしまった。それでも、89分に再び土居が貴重なアウェイゴールを奪い、勝負を決めた。試合終了間際の後半アディショナルタイムにPKを献上して失点を喫したが、2戦合計スコアを3-3とし、アウェイゴールの差でアントラーズのACL準々決勝進出が決定した。

激闘を終えたチームは、翌日から再び広島との対決に向けて準備を進めた。リカバリーメニューを消化し、コンディションを整えていく。

2試合を戦い、広島の長所も短所も熟知している。2試合ともに先発出場した永木は、広島について「攻撃の形が豊富。特にパトリック選手が入ってくると、さらにバリエーションが増えてくる。その攻撃の多様さは、広島のストロングポイントだと思う。ただ、攻撃に枚数をかけている分、守備は手薄になってくる。ACLでもカウンターから点が取れているので、相手の弱点となるところを今回もついていきたい」と語っていた。



迎えた試合当日。キックオフ2時間前に先発メンバーが発表された。GKは守護神クォン スンテ、最終ラインは右から永木、犬飼、町田、小池が入る。小池はリーグ戦初先発となった。ボランチは、三竿とレオ シルバのコンビ。サイドハーフは右にレアンドロ、左には山口が起用された。前線は土居と伊藤が2トップを務める。ベンチには、曽ケ端、小田、ブエノ、遠藤、名古、金森、セルジーニョが座った。



朝から小雨が降り続けるあいにくの天気。だが、背番号12は続々と聖地へ詰めかけた。サポーターの期待に応えなくてはいけない。選手たちは決意をもってこの試合に臨んだ。

そして、18時33分。試合開始を告げるホイッスルが鳴った。

試合開始直後の前半1分、早くもカシマスタジアムが歓喜に沸く。左サイドの山口がアーリークロスを上げると、ファーサイドのレアンドロがヘディングで折り返す。このボールをレオ シルバが後方へ落とし、レアンドロがダイレクトボレー。相手DFに当たったボールは、見事にネットを揺らした。1-0。試合を優位に進めるために欲しかった先制点を奪った。






幸先よく先制に成功したアントラーズは、ホームの大歓声を受けて、攻撃の手を緩めずにチャンスをつくっていく。今季初の先発出場となった小池が、左サイドから積極的なプレーで攻撃を活性化させる。



だが、時計の針が進むにつれて、徐々にペースが握れなくなっていく。試合の主導権は徐々に広島へと移っていった。









すると27分、広島に一瞬の隙を突かれる。右サイドから左サイドへ展開されると、サイドチェンジのボールを受けたハイネルにニアサイドへ鋭いクロスを送られる。これをゴール前に鋭く走りこんだ柏に合わせられ、ゴールネットを揺らされてしまった。1-1。前半のうちに同点に追いつかれた。



痛恨の失点を喫したアントラーズだったが、気を落とすことなく、すぐさま反撃に転じる。28分、右サイドからレアンドロが突破してゴール前へクロスを入れる。ファーサイドで待つ伊藤へ絶好のボールが届いたが、シュートはうまくミートすることが出来ず。得点は奪えなかった。





得点直後は、互いにシュートを撃ち合う展開となったが、時間の経過とともに試合はこう着状態に陥った。中盤で意地と意地がぶつかり合い、激しいボディコンタクトの応酬となる。







前半はこのまま1-1のスコアで終了。アントラーズは広島のピッチ幅を広く使った攻撃に苦しみ、なかなか主導権を握れない展開となる。





後半開始。試合は一進一退の攻防がつづく。両チームともに敵陣深くまで攻め込むも、なかなかシュートまで至らない。









こう着状態がつづいた56分、アントラーズが最初に動く。山口がベンチに下がり、遠藤がピッチへ入る。遠藤は右サイドに入り、レアンドロが左にポジションを移した。



60分、決定的なピンチが訪れた。ドウグラス ヴィエイラに右サイドを突破されると、ゴール前にクロスを入れられる。触れられたら失点という危険なボールだったが、小池が身体を目いっぱい伸ばしたスライディングでなんとかをコースをそらし、得点を許さなかった。

試合の経過とともに、雨脚が強くなっていく。だが、勝利を信じるサポーターからの声援は、止むどころか、むしろ一段と大きくなっていった。声援に呼応するように選手たちは懸命にプレーを続けた。

すると74分、歓喜の瞬間が訪れた。FKからのこぼれ球を拾った小池が、ペナルティエリア外から思い切りよく左足を振り抜く。相手DFの間をすりぬけたロングシュートは、町田に当たってゴール右隅へ突き刺さった。2-1。ピッチに歓喜の輪ができた。











追加点を奪ったアントラーズは、77分に小池との交代でブエノを投入、85分には土居に代えてセルジーニョをピッチへ送る。4月5日の明治安田J1第6節名古屋戦以来の出場となったブエノは、気迫のこもったタックルで守備を引き締めた。















しかし、試合終了間際の後半アディショナル4分。待ち受けていたのは、残酷な結末だった。左サイドからのスローインをパトリックとドウグラス ヴィエイラにヘディングで逸らされると、裏へ抜けた野津田にパスを送られ、そのボールを柏にダイレクトで決められてしまった。

試合終了のホイッスルが鳴る。2-2。スタジアムが静寂に包まれた。掴みかけていたはずの勝ち点3が、手元から滑り落ちてしまった。





試合後の挨拶では、サポーターから選手たちへブーイングが送られた。だが、最後は力強いチームコールで送り出してくれた。この意味を胸に刻まなければいけない。ここから中2日で試合がつづく。落ち込んでいる暇はない。過密日程のなかで、アントラーズファミリーの総力を結集させ、全冠達成に向けて戦わなければいけない。まずは、7月3日の天皇杯2回戦。完勝して次なる戦いへと繋げよう。

【この試合のトピックス】
・小池がリーグ戦初先発
・レアンドロが今季2ゴール目
・町田が今季初ゴール

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・マークの受け渡しは必ずコミュニケーションをとること。
・相手にボールを支配されないように、ポジションを高く保つこと。
・味方が動いたスペースを利用して、積極的に攻めていこう。


サンフレッチェ広島:城福 浩
・守備は声を掛け合いながら続けていこう。
・アタッキングサードでは工夫しながら攻めること。
・我慢しながら、自分たちのサッカーで点を取ろう!


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
非常に悔やまれる最後のプレーだった。しっかりクローズしなくてはいけなかった。今日、見に来てくれたサポーターに残念な思いをさせてしまい、後悔だけが残った。

Q.先発で起用した小池選手の評価は?

A.前半は多少戸惑う場面があった。失点の場面も、相手の流動性に少し戸惑っていたが、非常に評価できる試合だった。今後、継続してチームのためにパフォーマンスを出すことが、彼にとっての課題となる。それをしっかりサポートしていきたい。

Q. 前半は両サイドの守備に戸惑っていたように感じられた。後半に修正したポイントは?

A. 前半の途中から少し後ろに重たくなっていた。相手の選手に対して少し意識が強くなっていた。ポジション修正をして、後半は自分たちがボールを持つ時間が長くなった。そこは評価している。しかし、勝ち切らなくては意味がない。最後まで隙を見せずに勝ち切ることを求めて、次の試合までにしっかり修正したい。

サンフレッチェ広島:城福 浩
アウェイの地で先行され、追いかける時間が続くと、いろいろなストレスを抱えて戦うことになる。そこは、強く反省したい。そのなかでも我慢をして、最後に交代選手がかかわって勝ち点1を取れたことは、選手たちのこの試合にかける思いが現れた。顔を上げて帰りたい。必ず次につなげたい。難しいシチュエーションにもかかわらず、多くのサポーターが来てくれたことには感謝している。


選手コメント

[試合後]

【町田 浩樹】
本当に勝たなければいけない試合だったし、負けに等しい引き分けだと思う。2失点目まで持っていかれる過程でも問題があるし、そのあとの対応にも問題がある。二度とこのようなことがないようにしていきたい。

【小池 裕太】
相手のウイングバックのところを一真君としっかりコミュニケーションを取って、守備の部分をしっかりと意識してプレーをした。次は勝利に貢献していきたい。

【犬飼 智也】
最後の部分がすべてだった。しっかり守り切らなければいけなかったと思う。スローインから簡単に失点してしまっているので、改善していかないといけない。

【山口 一真】
久しぶりの試合だったので、点を取りたかった。ただ、シュートを打つこともできなかったので、そこは自分の反省点だと思う。




◆2019明治安田生命J1リーグ 第17節(オフィシャル)


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