日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年7月7日日曜日

◆【金沢】FW垣田のJ2ホーム通算100号も実らず2試合連続ドロー(報知)



垣田裕暉 Yuki.Kakita


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◆明治安田生命J2リーグ第21節 金沢2―2水戸(7日・石川西部)

 金沢はホームで水戸と対戦し、2―2で引き分けた。前半終了間際にFW垣田裕暉がJ2ホーム戦でのクラブ100号を決め一時は逆転したが、後半に同点弾を許し2試合連続のドロー。ただ負けなし試合は「7」(1勝6分け)に伸びた。

 七夕の夜に展開された試合は、互いに攻勢に出る熱戦となった。立ち上がり間もない前半9分に失点した金沢だが、すぐさま反撃。同12分、MF金子昌広がゴールラインぎりぎりの位置から右クロスを送ると、ファーサイドのMF加藤大樹が頭で同点弾を決めた。

 さらに同44分には金子の右CKから、ゴール前中央に走り込んだ垣田が豪快に頭でたたき込んで逆転。これがクラブにとってJ2ホーム通算100号となった。しかし後半14分に失点。その後も両チームがアグレッシブに戦ったが、決勝点には及ばず。2―2の同点のまま試合終了のホイッスルを聞いた。

 同点弾の加藤は「マサ君(金子)がいいボールをくれたので合わせるだけだった」と振り返った。一時は逆転となるゴールを挙げた垣田は「(得点の前のCKでクロスバーに当たったヘディングの場面と)同じところに入っていこうと思っていた。2本目はしっかり決められた」と、うなずいた。ただ勝ち越し点を奪えなかったことに「もう1点取れるチャンスはあった」と唇をかんだ。

 柳下正明監督は「水戸は隙がなく、テンポのいいサッカーをしていた。その相手に勝ち点1を取れたのは良かったと思う」と、まずまずの評価を下した。これで今季の前半戦が終了し、7位で折り返した。目標の1桁順位には位置している。ここまでについて指揮官は「金沢のスタイルをピッチで表現できる試合も増えてきた。若い選手も少しずつ考えてできるようになってきた。非常に楽しみ」と総括するとともに、シーズン後半戦を見据えた。


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◆【金沢】FW垣田のJ2ホーム通算100号も実らず2試合連続ドロー(報知)





◆札幌、松本ドロー 當間J1初ゴール/札-松18節(ニッカン)






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<明治安田生命J1:札幌1-1松本>◇第18節◇7日◇札幌ド

北海道コンサドーレ札幌と松本山雅FCは、勝ち点1を分け合った。

先制したのは札幌だった。前半7分、FWジェイ(37)がDF福森晃斗(26)からの左クロスを頭で合わせると、ボールは左ポストに直撃。跳ね返ったボールをMF白井康介(25)が右足でたたき込んだ。白井は今季初得点。

同31分に松本が追いついた。右CKからゴール前で混戦になると、DF當間建文(30)が自身J1初ゴールを決めた。

1-1で折り返すと、後半は両チームチャンスを決めきれず、無得点で終わった。

1月のタイキャンプ中に右膝半月板を損傷して長期離脱していた札幌MF駒井善成(27)が後半37分から投入され、今季リーグ戦初出場を果たした。




◆札幌、松本ドロー 當間J1初ゴール/札-松18節(ニッカン)





◆鹿島、J1最速500勝! 逆輸入ルーキー・小池が初ゴール含め2点絡む(中スポ)






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◇J1第18節 鹿島2-0磐田

 鹿島、500勝一番乗り! 鹿島は2-0で磐田を破り、J1通算500勝を挙げた。1-0の前半40分、小池がJ1初ゴールとなるロングシュートで突き放し、磐田の攻撃をしのいだ。浦和は1-0で仙台に勝利。興梠が浦和でのJ1得点を92として、クラブ記録を更新。清水は2-1で神戸を破った。決勝点を挙げた清水のドウグラスは7試合連続得点。神戸のビジャは3試合連続得点で今季通算10得点とし、得点ランキングのトップに立った。

 枠内シュートわずか1本で2得点。「反省する所が多いゲーム。(課題が)攻守にありすぎる」とは大岩監督。最下位の磐田に耐えて勝ったが、あまりに低調で「鹿島らしい」という言葉では片づけられない。見せ場はほぼゼロ。ニコリとも笑えない、前人未到のJ1通算500勝だった。

 シュートの雨を浴びた。ロドリゲスに何度も独力で突破を許し、ピンチの山を築き上げた。シュート数は3本対14本。三竿、レオシルバら守備陣の奮闘がなければ、あっけなく防波堤は破られていたはずだ。三竿は「すごく厳しい内容。ずっと守備をしていた」と苦々しく言えば、途中出場の安部は「結果とは程遠い内容だった」と、その表情はまるで敗軍の選手のようだった。

 数少ない光明は、ベルギー1部・シントトロイデンからの「逆輸入ルーキー」の存在だった。前半40分、今季2戦目の先発で左サイドバックに入った22歳小池が白崎とのワンツーで左タッチライン際を突き破ると、「セルジーニョにグラウンダーで合わせようと思った」というクロスがカミンスキーの頭上を破ってプロ1号。ゴールは「たまたま」とはいえ、2得点に絡む活躍。2戦続けてラッキーボーイとなり、小池は「自信がついた」と少しだけ胸を張った。

 続出するけが人、安部、安西、鈴木の移籍が確実視される厳しい台所事情で、三竿は「このチームは勝つことが全て」と言った。節目の試合で、勝者の言葉だけが重く、ズシリと響いた。 (松岡祐司)




◆鹿島、J1最速500勝! 逆輸入ルーキー・小池が初ゴール含め2点絡む(中スポ)




◆【鹿島】採点&寸評 史上初リーグ戦500勝!シュート3本で2点、しぶとく勝ち点3ゲット(報知)






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◆明治安田生命J1リーグ▽第19節 鹿島2―0磐田(6日・カシマスタジアム)

 鹿島は磐田を2―0で下し、J1クラブ最速の500勝を達成した。前半29分に相手のオウンゴールで先制すると、同40分にはDF小池が左コーナーフラッグ付近から観衆の度肝を抜くキックでサイドネットを揺らした。

 採点と寸評は以下の通り。

大岩剛監督【6・0】新監督相手で暗中模索の前半に2―0は立派。内容は空っぽだったが。500回目を迎える鹿島の伝統文化「勝って反省」で改善を

GKクォンスンテ【6・0】安定の好守で無失点に貢献。一方キックは左右に乱れ飛び、シュートわずか3本にも逆貢献

DF永木亮太【6・0】まずは守備第一で入り、これからギアチェンジという段階でラフプレー浴びる。大事を取り途中交代

DF犬飼智也【6・5】時に危険ゾーンを切ってあえてシュートを打たせる巧妙ポジショニング。相手外国人をミドルシュートマシーンに間接魔改造

DF町田浩樹【5・0】3人目が絡む攻撃を前にすると地蔵化。警告1枚あったとは言え、CBの途中交代は屈辱的

DF小池裕太【6・5】ご飯3杯はいける豪快シュートで追加点。「クロスでした」と本人談。だがペナ内に鹿島選手はゼロ人。照れ隠しの可能性も浮上中

MF三竿健斗【6・0】サッカー少年少女がお手本にすべきボール奪取力と、反面教師とすべき展開力。どちらも際立った

MFレオシルバ【5・5】守から攻も攻から守もスピード感乏しく。シンプルとパワフルの使い分けを

MFレアンドロ【5・5】オウンゴールをアシスト。山本出場減で最近は少なくなっていたニア反らしはやはり有効。速攻時は空回り

MF白崎凌兵【6・0】小池を走らせたパスがまさかのアシストに。守備時のポジショニングも光る

FW土居聖真【6・5】スピードで先制点貢献。自身のポジショニングはさすがだが、ドリブルやキープ時のボールのポジショニング(置き所)もかなり秀逸

FWセルジーニョ【5・5】頑張り屋さん、報われず。土居へのパスをもっと増やせば自分へのパスも増えるはず

DF山本脩斗【6・5】後半9分IN。右サイドにフタをし、ぎゅぎゅっと回して密閉。点差を考えれば1番求められる仕事こなす

MF安部裕葵【5・0】後半29分IN。良くも悪くもエゴは終始エコモード

DFブエノ【―】後半ロスタイムIN。出場時間短く採点なし

今村義朗主審【5・0】接触プレーには厳しいが、アフターチャージの接触は許容姿勢。なんじゃそりゃ

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ




◆【鹿島】採点&寸評 史上初リーグ戦500勝!シュート3本で2点、しぶとく勝ち点3ゲット(報知)





◆【鹿島】J最速の500勝…DF小池のスーパーゴールが花添えた(報知)






◆明治安田生命J1リーグ第18節 鹿島2―0磐田(6日・カシマ)

 鹿島は磐田を2―0で下し、J1最速の通算500勝に到達。DF小池裕太(22)が2点に絡み、暫定4位に浮上した。

 驚きと期待に満ちた一瞬の静寂の後、スーパーゴールにスタジアムが揺れた。1―0の前半40分。小池が左コーナーフラッグ付近から左足を振り抜くと、ライナー性のボールが体を伸ばした相手GKの頭上を越えた。「正直、クロスでした」と振り返った幸運な弾道が、通算500勝を決定づける2点目となった。

 シュートは相手の4分の1以下となる3本だけ。運動量は乏しく、連動性も欠いた。それでもオウンゴールとクロス狙いのミスキックで挙げた2点を守り抜き、しぶとく勝利した。三竿は「内容が良ければお客さんを楽しませることができる。でも、このチームは勝つことが全て」と結果の重要性を強調した。

 1993年5月16日、ジーコのハットトリックとアルシンドの2発でつかんだ初白星から27年目。勝利につながる言動のみが許されるクラブの体質は変わらない。加入1年目のFW伊藤は「選手や強化部、全スタッフが勝利だけを考えて仕事をするクラブ。ここまで徹底しているかと驚いた」と話し、同じく1年目のMF白崎も「紅白戦が異常というか…。主力組のレオ(シルバ)と(三竿)健斗があれだけバチバチきたら控え組の実力も上がる」と語る。

 大岩剛監督(47)は「このクラブは勝利が求められていて、1勝の積み重ねが現在に至ると、ひしひしと感じている。501勝目に向けてしっかりと準備していく」とうなずいた。常勝軍団は一つ一つ白星を積み上げ、その先にあるタイトル獲得だけを目指していく。(岡島 智哉)


◆【鹿島】J最速の500勝…DF小池のスーパーゴールが花添えた(報知)





◆鹿島 小池“美弾”でJ1最速500勝!93年初戦から9547日で到達(スポニチ)






 明治安田生命J1第18節は6日、各地で5試合が行われ、鹿島がホームで磐田を2―0で下し、Jリーグ最速となる通算500勝を達成した。3月にベルギー1部シントトロイデンから加入したDF小池裕太(22)が、角度のないライン際からのシュートで“正真正銘”のJ1初ゴール。FKを蹴って前半29分の先制点も演出し、ともに一時代を築いたライバルを破っての大台到達に大きく貢献した。

 美しすぎるJ1初ゴールが、500勝に導いた。1―0の前半40分。迫り来るDFを前に小池は左足を振り抜いた。角度のない左の位置からのミドルシュートは、GKの手の先を越えて右隅に収まるように落下。「正直狙ってはいないけど、たまたまクロスを上げたらああいう弾道で入った」。大歓声が22歳を包んだ。

 相手のオウンゴールを誘う先制のFKを蹴ったのも小池。J1初先発だった前節広島戦では、ミドルシュートが試合後に自身から、ボールがかすったDF町田のゴールに変更され、“幻”となっていた。今度は正真正銘の得点となった。

 鹿島入りを決めかけていた矢先にシントトロイデンからオファーを受け、昨年8月に流通経大から移籍した。「自信があった」が、待っていたのはメンバー外のボール回し。「一からやり直そう」と鹿島で再起を懸けた。「いつかチャンスをもらった時には絶対やってやろう」。その時を待ち2試合連続で計3得点に絡んだ。バルセロナ移籍が秒読みのMF安部に加え、ケガでベンチ外のDF安西もポルティモネンセ移籍が決定的。安西と同じサイドバックの新星が輝いた意味は大きい。

 93年のJ1初戦から9547日。クラブは通算500勝を達成した。それでも最下位の磐田にシュート数は3―14と、課題は山積みとなった。ケガ人が続出し、新たな故障者を恐れて練習の強度が減り、試合で走れないという悪循環に陥っている。鈴木満強化部長は「何の感慨もない500勝」とバッサリ。次の501勝へ、常勝軍団だからこそ厳しい目を向けた。


◆鹿島 小池“美弾”でJ1最速500勝!93年初戦から9547日で到達(スポニチ)



◆正真正銘プロ初ゴールはミスキック?鹿島DF小池裕太「正直、狙ってはない」(ゲキサカ)






[7.6 J1第18節 鹿島2-0磐田 カシマ]

 今度こそ正真正銘のプロ初ゴールだ。鹿島アントラーズは1-0で迎えた前半40分、DF小池裕太がMF白崎凌兵とワンツーの形で左サイドを駆け上がると、DF小川大貴と競りながら左足でクロス。これがゴール方向に飛び、山なりのボールがGKカミンスキーの頭上を越えて逆サイドのサイドネットに吸い込まれた。

「正直、狙ってはない。クロスを上げたらたまたまああいう弾道になって入った」。そう率直に明かした小池は「セルジーニョが走っているのが見えて、グラウンダーのボールで合わせようとした」のだという。実際の軌道はまったく異なるものだったが、前節の“不運”を思えば、それも帳消しとなったかもしれない。

 プロ初先発となった前節の広島戦(△2-2)。セットプレーのセカンドボールを拾った小池は豪快なミドルシュートでゴールネットを揺らしたが、ゴール前でDF町田浩樹に当たって軌道が変わっていたとして試合後に町田の得点に訂正され、幻のプロ初ゴールに終わっていた。

 この日は狙ったシュートではなかったとはいえ、正真正銘のプロ初ゴール。前半29分の先制点も小池の左FKが相手のオウンゴールを誘った形だった。「練習から早いボールを入れるように言われていた。ピッチもスリッピーだったし、早いボールを意識した」。セットプレーのキッカーも任された22歳の左サイドバックが全2得点を演出した。

 それでも「得点以外のところでは迷惑をかけてばかりだった」と自分自身のパフォーマンスにはまったく満足していない。「(守備で)人に行けてなかったし、インターセプトとかももっと増やしていきたい。攻撃で自分の特長をもっともっと出していければ」。流通経済大4年時の昨夏にシントトロイデンへ加入するも出場機会を得られないまま、今年3月、期限付き移籍で鹿島に加入した。途中出場でJ1デビューした6月14日のC大阪戦からこの日が3試合目の出場。本領発揮はこれからだ。

(取材・文 西山紘平)


◆鹿島がJ1初500勝!安部はバルサ移籍明言避けるもスタンドからは「ヒロキ」コール(サンスポ)






 明治安田J1第18節第1日(6日、カシマスタジアムほか)鹿島が磐田を2-0で下し、J1初の通算500勝に到達した。勝ち点は31。背番号10の日本代表MF安部裕葵(ひろき、20)はスペイン1部リーグの強豪バルセロナへの移籍が秒読みだが、主力流出の影響を感じさせなかった。前節終了後に監督交代した最下位の磐田は3連敗。浦和はFW興梠慎三(32)がチームの最多得点記録を更新し、仙台を1-0で退けた。FC東京-G大阪など4試合は7日に行われる。

 常勝軍団がまた一つ、金字塔を打ち立てた。鹿島がJ1初の通算500勝を達成。1万7442人のサポーターの歓声を受け、大岩監督も誇らしげだ。

 「歴史と伝統のクラブ。その積み重ねが500という数字になった」

 前半29分、DF小池の速い左FKがオウンゴールを誘発した。さらに11分後、左を攻め上がった小池がタッチライン際から思い切り蹴ったボールがGKの頭を越えてネットを揺らす。「正直、クロスを上げたんですが」。2点に絡んだ22歳は思わぬプロ初ゴールに照れ笑いだ。

 今夏のバルセロナ移籍が濃厚なMF安部は2-0の後半29分に途中出場した。ゴールこそなかったが、攻守でチームに貢献。移籍について問われると「まだ決まってません。形になったら改めて」。明言を避けたが、試合後にはピッチに1人残り、スタンドから別れを惜しむようなヒロキ(裕葵)コールが巻き起こった。

 柴崎、植田、昌子と近年は日本代表級の主力が欧州へ巣立ったが、一つのポジションに地力のある選手を複数そろえ、力を落とさずに白星を積み上げる。今季シントトロイデン(ベルギー)から期限付きで加入した小池もクラブの狙いを体現した。安部や、海外からオファーを受けたDF安西が流出しても、誰かが穴を埋めるだろう。

 磐田と鹿島は1990年代終盤から2000年初頭に、「2強時代」と言われたライバル同士。その磐田を破っての偉業達成。節目の白星で、脈々と受け継がれる勝負強さを存分に示した。 (宇賀神隆)


◆鹿島がJ1初500勝!安部はバルサ移籍明言避けるもスタンドからは「ヒロキ」コール(サンスポ)





◆海外移籍噂の鹿島MF安部裕葵、一部報道を否定も「またしっかりとお話を…」(GOAL)







海外移籍が噂されている鹿島アントラーズの日本代表MF安部裕葵(20)だが、未だ去就は決定していないようだ。

鹿島は6日、明治安田生命J1リーグ第18節でジュビロ磐田と対戦。指揮官を交代して巻き返しを図りに県立カシマサッカースタジアムに乗り込んだ磐田との対戦だったが、29分にオウンゴールで先制した鹿島は40分にも小池裕太の得点でリードを広げ、2-0で勝利した。

安部は、74分からの途中交代で投入され、日本代表として臨んだコパ・アメリカ2019以降初めてリーグ戦でプレー。大きな経験を積んでから改めて感じたJリーグの印象については、「組織的」だと応えている。

また、海外移籍も囁かれている安部だが、そのことに関して「今日は答えない」と一蹴。とはいえ、「僕1人のことではない。鹿島と僕と相手チームのことなので、そこはしっかり鹿島と僕の代理人に任せてるので」と“相手チーム”の名前こそ明かさなかったものの何らかの接触を示唆し、「またしっかりとお話をさせていただこうと思っています」と今後進展する可能性があることを明かした。

しかし、交渉がまとまったともする一部の報道については「決まっていない」と否定。「報道がめっちゃ出てるみたいですけど、それは僕は知らない」とも語り、事実ではないことを強調した。


◆海外移籍噂の鹿島MF安部裕葵、一部報道を否定も「またしっかりとお話を…」(GOAL)

◆バルサ移籍決断の鹿島安部、仲間に押されサポに一礼(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島2-0磐田>◇第18節◇6日◇カシマ

バルセロナ移籍を決断した鹿島アントラーズMF安部裕葵は、この日がラストゲーム。

後半29分から途中出場し、スルーパスに抜け出して右サイドを駆け上がりチャンスを作るなどしたが、得点に結びつくプレーはできなかった。

試合後は、スタジアムに「ヒロキ」コールが鳴り響いた。安部はFW伊藤に手を取られサポーターに手を振り、MF三竿、MF白崎らに背中を押されてゴール裏に向かって一礼。ロッカールームに引き揚げた後もコールはやまなかった。

取材に対応した安部は「(移籍は)まだ決まっていない。先に報道が出ているみたいですけど、僕は知らない。しっかりと形になれば発表させていただこうかと思います」と話すにとどめた。


◆【鹿島】今度はFW鈴木優磨にベシクタシュから正式オファー…右太ももをケガ今季出場0でも(報知)






 鹿島のFW鈴木優磨(23)にトルコ1部ベシクタシュから正式オファーが届いたことが6日、複数の関係者の話で分かった。

 鈴木は鹿島との契約を残すため、実現すれば移籍金が発生する。昨夏に複数クラブからのオファーを断ってACL制覇に貢献した過去もあり、鹿島側も本人の意思を尊重するもよう。今週中にも決断を下す。

 トルコの強豪は今季出場ゼロの才能を見逃さなかった。右太もも裏肉離れの再発により、今季いまだ公式戦出場のない鈴木にオファーが届いた。日本人離れしたフィジカルと打点の高いヘディング、得点への貪欲な姿勢が武器。負傷辞退となったが、昨季は日本代表にも初招集された。この日の磐田戦もベンチ外だったが、現在は全体練習に部分合流しており、実戦復帰も間近とみられる。

 ベシクタシュは世界一ともいわれる熱狂的なサポーターで知られ、昨季途中からはドイツ1部ドルトムントから期限付き移籍した日本代表MF香川真司(30)が半年間プレーした。ポジションこそ違うが、チームを離れた香川の“後釜”に指名された格好だ。昨季はリーグ戦を3位で終え、今季の欧州リーグ出場権を獲得。同じ街に本拠を置くライバルチーム・ガラタサライには日本代表DF長友佑都(32)が所属している。

 関係者によると、鈴木にはベルギー1部シントトロイデンも正式オファーを出したが、ベシクタシュの方が早い段階で獲得の申し入れがあり、条件面でも上回っているという。鹿島はMF安部がスペイン1部バルセロナ、DF安西がポルトガル1部ポルティモネンセから正式オファーを受けており、移籍が有力視される状況。鹿島一筋のエースの決断に注目が集まる。

 ◆鈴木 優磨(すずき・ゆうま)1996年4月26日、千葉・銚子市生まれ。23歳。小学校1年から鹿島の下部組織でプレーし、2015年にトップチーム昇格。同年9月12日のG大阪戦でデビューし初得点。17年から背番号9。18年に自身初の2ケタ得点(11点)をマークし、ACLでは大会最優秀選手賞。J1通算96試合出場27得点。182センチ、75キロ。右利き。

 ◆ベシクタシュ 1903年創立。本拠地はトルコ・イスタンブール市ベシクタシュ区。愛称は「ブラック・イーグルス」。リーグ優勝15回、トルコ杯優勝9回。欧州CLの常連で86~87年は8強、17~18年は16強。ホームスタジアムはボーダフォン・アリーナ(収容4万1903人)。元ポルトガル代表MFクアレスマ、セルビア代表FWリャイッチらが所属する


◆【鹿島】今度はFW鈴木優磨にベシクタシュから正式オファー…右太ももをケガ今季出場0でも(報知)





◆J1最速500勝達成の鹿島 誰を引き抜かれてもいつの時代も勝てる理由(スポニチ)






 常勝クラブがまた一つ、金字塔を打ち立てた。鹿島はホームで磐田を2―0で下した明治安田生命J1第18節、リーグ最速の500勝目を挙げた。J1開幕から9547日、全217人の選手と、スタッフと、サポーターで積み上げた白星が、一つの大台に乗った。
 
100の節目は97年4月の開幕神戸戦
200の節目は01年11月の東京V戦
300の節目は07年11月の浦和戦
400の節目は14年3月の仙台戦

 平均すれば5年半周期で節目を繰り返している。
 なぜ鹿島はいつも、いつの時代も、勝てるのか。
 その答えは、鈴木満常務取締役強化部長が主導してきたチーム編成にある。

 「勝ってタイトルを獲る」
 クラブ創設以来、受け継がれているジーコスピリット。それを元にした「勝つことへの執着」と「一体感を持ってファミリーで戦う」という、チーム編成における揺るがない2つの柱がある。
 勝つこと、一体感を持つこと。そのために鈴木氏が意識しているのは「適正な戦力」を整えることだという。過剰な戦力であれば必要以上の競争が生まれ、軋轢によって一体感が保てないこともあるからだ。
 「獲らないことも補強」
 鹿島にいると、他のクラブはあまり聞くことがない言葉を耳にする。「獲らないことも補強」は、そのうちの一つ。編成におけるこの考え方は、鹿島らしさにあふれている。鈴木氏は説明する。
 「例えば若い選手がいて、そこに“今は若くて物足りないから”と言って外国人を補強したりとか、日本代表クラスを補強したりだとかすると、若くて可能性のある選手が伸びることに蓋をしてしまう。だから、そこの成長度というか成長率も戦力補強だという意識を持たないと、育てられない」
 かつては小笠原が、大迫が、柴崎が、そうして意図的に「蓋」を取り除かれた環境の中で、育ち、伸び、中核に変わっていった。「でも」と鈴木氏は続ける。
 「それって凄く不安なんだよな。強化担当としては。周りからも叩かれる」。それでも、「とりあえず人を獲ろうかって言ってとりあえず獲ったことによる結果は芳しいものにはならない」ことを知っている。「周りのプレッシャーなり批判に耐えながら、我慢して、育つのを待てるかどうか」
 芽を育てる忍耐も、チームを成熟させてきた。

 移籍市場は年々変化している。「2010年以前というのは、20歳でレギュラーになって30歳までチームにいてくれる(算段)というのがあって、正直10年スパンくらいでチーム作りをしてくることができた」。今はもう、20歳を少し過ぎた若手が次々に海を渡るようになった。「今はこれだけ早く主力が抜かれているっていうような環境になってくると、それを待っている時間がない。移籍で獲ってそこを補強するというような循環になってきている」。生え抜きの多い鹿島にも、移籍で加わる選手が増えるようになった。
 
 例えるなら、「蕾」。
移籍で補強することが増えた今、“剪定”の段階にも、鹿島らしさはある。
 「移籍で獲る選手というのは、日本代表とかで自分の地位をもう確立して、独り立ちした選手をボーンと持ってくるよりも、三竿(健斗)や幸輝(安西)のように、若くてまだそこまで自分のステータスを確立してない選手を獲ってきて、ここの色に染めながら成長させていく。花開いたところを(獲りに)いくクラブもあるけれど、うちは蕾を獲りにいく」
 東京Vから加入した三竿は、安西は、鹿島に来るまでは無名に近かった。鹿島に来て、鹿島の色に染まり、日本代表に呼ばれるまで開花した。
 たとえ誰が抜かれようと、鹿島には蕾を見抜く目がある。蕾を育てる土壌がある。

 93年にJリーグが開幕してから今季で26年目に入った。クラブとして手にしたタイトルは、国内主要タイトルにACL制覇も合わせて20冠に上る。数々の優勝の瞬間を知る鈴木氏にとって、それでも最も印象的な「1勝」は93年の第1節だという。
 93年5月16日の名古屋戦、クラブの礎を築いた「神様」ことジーコ現テクニカルディレクターのハットトリックで、常勝の歴史は幕を開けた。
 Jリーグ開幕前、鹿島には臨海工業地帯で娯楽がなく、「若者が住みたくない町」と言われていた。Jリーグチェアマンの川淵氏から「99.9999%可能性はない」とJリーグ参入の可能性を伝えられたが、「0.0001%あるということですね」とクラブは食い下がり、川淵氏が諦めさせるつもりで言った「屋根付きの1万5000人収容のサッカー専用スタジアム」を、県の予算の一部をスタジアム建設費の一部に充てることで実現させた。
 「みんなにお荷物になるんじゃないかなって心配もされていて、そのスタートの試合だったので、プレッシャーも凄かった。あそこで5―0っていうのは、圧倒して勝てたっていうのは、クラブの自信にはなったし、周りへのインパクトも強烈なものがあった。あれが今のアントラーズに繋がってきているかなっていう思いは凄くある。あそこで負けていたら今のアントラーズはなかったと思う。それくらい、あそこに懸けていた。嬉しかったし、“これでやれる”っていうような自信が持てた試合だったなっていうのは、自分の中では凄くある」

 ただ、以降はない。あっても、印象として強いものはない。勝利の喜びを超える以上に、深く刻まれているものがあるからだ。
 今回の500勝という記録も、試合前に自身の元にメールが届いて、初めて気がついたくらいだった。
 鈴木氏は言った。
 「“次の1勝”というところを目標に、ずーっとそれの積み重ねだった。500勝より、三百何十敗していることが何とかならなかったのかっていう悔いの方が、大きい。勝った試合っていうのはその日嬉しくて次の日になったら忘れているけど、負けた試合っていうのは次の試合に勝つまでずーっと引っぱっているから。そういうもんだから」
 だから、鹿島は勝利に欲深くあれる。
 (波多野 詩菜)


◆J1最速500勝達成の鹿島 誰を引き抜かれてもいつの時代も勝てる理由(スポニチ)

◆J1鹿島 Jリーグ最速で500勝(茨城新聞)






明治安田J1第18節第1日の鹿島は6日、カシマスタジアムで磐田を2-0で下し、Jリーグ最速で通算500勝の大台に乗せた。今季の通算成績を9勝4分け4敗、勝ち点31とし、暫定ながら4位に浮上した。

鹿島は1993年5月16日のJリーグ開幕戦だった名古屋戦の初勝利から27シーズン、901試合目で500勝に到達した。

序盤劣勢だった鹿島だが、前半29分にオウンゴールで先制。同40分には左サイドライン際から放った小池のクロスがゴールに吸い込まれた。後半も押し込まれたが、無失点でしのいだ。

■鹿島・大岩監督 1勝の重み現在まで
(500勝に)われわれのクラブは勝利が求められて、1勝の重みが現在まで至っていると感じている。選手、コーチ、監督として携わった幸せと、今後続けていかなければという責任感を感じている。

▽カシマ(観衆17,442人)
鹿島 9勝4敗4分け(31) 2-0 磐田 3勝10敗5分け(14)
2-0
0-0

■記録メモ 
▽鹿島がJ1通算500勝 磐田に2-0で勝利し、リーグ最速で達成。通算901試合の成績は500勝126分け275敗で、勝率5割を超えているのは1999年に消滅した横浜フリューゲルスを除いて唯一。


◆J1鹿島 Jリーグ最速で500勝(茨城新聞)

◆2019明治安田生命J1リーグ 第18節(オフィシャル)






2019年07月06日(土) 19:03キックオフ 県立カシマサッカースタジアム
【入場者数】17,442人 【天候】雨のち曇、弱風、 気温21.6度、 湿度90.0% 【ピッチ】全面良芝、水含み
【主審】今村 義朗 【副審】大川 直也 【副審】田中 利幸 【第4の審判員】井上 知大

明治安田J1 第18節

小池の2得点に絡む活躍で完封勝利!リーグ戦通算500勝を達成

アントラーズは明治安田J1第18節でジュビロ磐田と対戦した。立ち上がりから磐田に押し込まれる苦しい試合展開になったが、29分に相手のオウンゴールで先制に成功。40分には、小池が左サイドのタッチライン際から見事なロングシュートを決めて、リードを広げる。後半に入っても、守勢に回る時間帯が長かったが、最後まで集中を切らさずに守り抜き、2-0で完封勝利を収めた。

▼▼DAZN MATCH HIGHLIGHTS▼▼




3日前、天皇杯2回戦。石川県代表の北陸大学と対戦したアントラーズは、フィールドプレーヤー全員が25歳以下という若手選手中心のメンバーで試合に臨んだ。前半4分、セルジーニョが幸先よく先制点を奪うと、10分には山口が追加点を奪取、さらに14分には、金森がゴールを決めた。試合開始15分も経たないうちに、リードを3点に広げる理想的な展開となったが、その後は攻撃の勢いを失い、後半に入ると、試合の主導権は完全に相手へ移る。71分には一瞬の隙を突かれて失点し、スコアは3-1。天皇杯3回戦進出を決めたが、試合内容は到底満足できるものではなかった。

「観に来てくれたサポーターの皆さんに申し訳ない気持ちだ。情けない試合だった。北陸大学の姿勢は、我々に足りないものだった。選手には、ACLやJリーグというレベルの高いところで戦っていくということを再確認した。本当に申し訳ない気持ち。次のJリーグではしっかりした姿勢を見せたい」

指揮官は試合後のロッカールームで選手たちに厳しい口調で想いを伝えた。過密日程を乗り切るためにはチーム全員が一丸となり、目標である全冠達成に向けて突き進まなくてはいけない。

試合翌日、チームは休む間もなく、中2日で迎える磐田戦に向けて準備を進めた。

対戦相手の磐田は最下位に沈んでいるが、監督交代直後ということで選手の士気は高まっていることが予想される。三竿健斗は、「監督交代の時、選手たちのモチベーションは高いと思う。自分たちは、局面局面で絶対に受けにまわってはいけないし、その気持ちをねじ伏せて、勝てないと思わせることができれば、相手のダメージは大きくなる。局面で戦うというところやセカンドボールを拾うことが、一番重要になってくる」と、磐田を警戒したうえで、局面局面で上回ることを誓った。



迎えた試合当日。キックオフ2時間前に先発メンバーが発表された。GKは守護神クォン スンテ、最終ラインは右から永木、犬飼、町田、小池が入る。ボランチは、三竿とレオ シルバがコンビを組む。サイドハーフは右にレアンドロ、左に白崎。前線は土居とセルジーニョが務める。ベンチには、曽ケ端、山本、ブエノ、安部、名古、金森、伊藤が入った。



梅雨のあいにくの天気。だが、背番号12は続々と聖地へ詰めかけた。サポーターの期待に応える。決意を固めて、伝統の一戦に臨んだ。

19時03分。キックオフのホイッスルが鳴った。

立ち上がり、磐田は予想通りアグレッシブな姿勢で試合に入ってきた。ピッチを広く使った磐田のパス回しに、アントラーズはなかなかボールの奪いどころを定められず、主導権を握れない時間が続いた。









いい形でパスを繋ぐことができず、苦しい展開となったアントラーズだったが、前半29分に左サイドでフリーキックを獲得する。キッカーの小池から左足で放たれたボールをニアサイドでレアンドロが背後へ逸らすと、相手選手の身体に当たり、ゴールへと吸い込まれた。1-0。アントラーズはシュート0本で先制に成功した。







幸運な形でリードを奪ったアントラーズだったが、先制後もなかなか攻撃にリズムが生まれない。試合はこう着状態に陥った。

















拮抗した展開のなかで迎えた40分、再び試合が動いた。白崎のパスに抜け出した小池が、左サイドのタッチライン際から左足を振り抜く。美しい軌道を描いたシュートは、相手GKの頭上を越し、ゴール右のサイドネットを揺らした。2-0。小池のスーパーゴールでアントラーズが価値ある追加点を奪取した。









前半はこのまま2-0で終了。2点のリードを奪ったが、シュートはわずか1本。終始押し込まれる展開となった。

指揮官は、ハーフタイムに「焦らず、つないで攻めること」、「相手に惑わされることなく、自分たちのポジションを常に確認すること」、「難しいプレーはいらない。シンプルにプレーしよう」とポイントを伝え、選手たちを送り出した。

後半は主導権を握って試合を進めたいアントラーズ。だが、前半から流れは変わらず、守勢に回る展開がつづいてしまう。











54分、アントラーズは一人目の選手交代を行う。永木に代えて山本を投入。山本はそのまま永木が務めていた右サイドバックのポジションに入った。



時計の針が進んでも、試合の流れは変わらない。磐田の攻撃を耐える展開がつづく。61分には、磐田に決定機をつくられてしまう。高い位置でボールを拾われると、ペナルティエリア手前から山田に鋭いシュートを放たれた。しかし、これはクォンスンテが横っ飛びでセーブし、失点を免れる。守護神の活躍がチームを救った。



74分、アントラーズは2人目の選手交代を行う。レアンドロに代えて安部を投入した。





試合の主導権は依然として磐田のままだったが、アントラーズは選手全員が勝利への執念をみせ、球際の勝負で磐田を上回る。





すると、苦しい時間を耐え抜いたアントラーズにチャンスが訪れた。80分、右サイド深い位置から山本がクロスを入れると、中央でレオ シルバがゴールに迫るヘディングシュート。だが、これは惜しくも枠を外れて、追加点には至らなかった。









試合終盤に突入しても、劣勢の状況は変わらない。それでも、アントラーズは最後まで集中を切らさず、チーム一丸となって戦い続ける。後半アディショナルタイムには、町田に代えてブエノを投入。守備の意識を高めて、零封を目指した。

そして、試合終了を告げる待望のホイッスルが鳴った。スコアは2-0。シュート数は3対14と磐田に終始押し込まれる展開となったが、チーム一丸となって我慢強く守備を行い、完封勝利を収めた。

次戦は明治安田J1第19節。アウェイ仙台戦だ。国内タイトル奪還に向けて、勝たなければいけない戦いが続く。まずは、連戦で溜まった心身の疲労をとり、また火曜日から再び仙台戦へ準備を進めていく。







【この試合のトピックス】
・リーグ戦通算500勝を達成
・小池はプロ入り初ゴール



監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・焦らず、つないで攻めること。
・相手に惑わされることなく、自分たちのポジションを常に確認すること。
・難しいプレーはいらない。シンプルにプレーしよう!


ジュビロ磐田:鈴木 秀人
・ゴールに向かう仕掛けを積極的に。
・クロスボールの入り方を工夫すること。


[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
ラッキーな形で得点が生まれたが、その後は反省の多い90分間だった。次の試合に向けて、しっかり休んで、ケガ人も含めて次の試合に向け準備していきたい。

Q.J1通算500勝を達成したことについて

A.我々のクラブは勝利が求められている。1勝の重みの積み重ねが、現在に至っていると、ひしひしと感じる。私自身、選手、コーチ、監督として携わってきたが、そのなかにいる幸せと、今後も続けていかなくてはという責任感、その両方を強く持っている。今までの監督を含めたスタッフ、在籍した選手、現在所属している選手、スタッフ、すべての力で、次の501勝目に向けてしっかりと準備したいと思う。

Q.反省点を具体的にいうと?

A.本当にたくさんある。攻守において自分たちの質を上げていかなくてはいけない。自分たちがボールを持っているとき、持っていないとき、ボールを奪ったとき、ボールを奪われたとき、4つの局面において、サッカーにおける原則の部分の質をもっと上げていかなくてはいけない。そう、痛感させられた90分だった。

ジュビロ磐田:鈴木 秀人
立ち上がりからいい入り方をした。アントラーズに対してこういうゲームをやっていこうということを、選手が非常によく理解してくれた。積極的にトライしてくれたことは、非常によかったと思う。


選手コメント

[試合後]

【犬飼 智也】
もっと自分たちがボールを保持する時間を増やしていかなければいけないし、自分たちのミスから危ないシーンも作られていた。内容自体に満足はしていないが、勝ち点3を取ることができたので、そこは評価できる部分だと思う。

【小池 裕太】
得点以外のところで迷惑をかけてばかりだったので、得点は嬉しいが、もっと気を引き締めていかなければいけない。攻撃の部分で、自分の特長を出すことができていないので、もっと自分の特長を次節以降に出していきたい。

【町田 浩樹】
内容は満足できるものではなかった。2点を取ってからの戦い方は、もっとシンプルにボールを回して組み立てられた。シャドーの選手に僕がスライドしてついて、ウィングバックにサイドバックがつくという広島戦とリンクする部分があって、途中からではあったが、うまく対応することができた。

【白崎 凌兵】
相手にボールを握られる展開が続いていたけれど、フリーキックで点を取ることができて、流れとしてはラッキーだった。いいタイミングで2点目が取れて、精神的に受けになってしまった。試合を通して、機転を利かしてやることができなかった。今後の課題になる。ただ、勝ったことは評価できるし、次につながっていく。

【三竿 健斗】
自分たちの立ち位置がよくなかった。後半に関しても、自分たちは何もできなかった。ラッキーな形で2点取れたことだけがよかった。みんなが少し疲れているかなと感じた。ひとつのプレーが終わったあとや、前線にボールが行ったときの押し上げがいつもより遅かった。厳しい内容だった。


◆2019明治安田生命J1リーグ 第18節(オフィシャル)


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