日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年10月1日火曜日

◇Jリーグ「VAR導入」も、サポーターからは不満噴出!?(日刊サイゾー)






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 Jリーグは24日、来季のJ1リーグ戦などでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー/ビデオ判定)を導入することを発表した。

 VARはFIFAワールドカップ2018ロシア大会の全試合で導入されて以降、各国のリーグ戦でも次々と採用されており、村井満Jリーグチェアマンも「FIFAを中心としてワールドカップなどで(VARが)導入されている潮流があり、世界と戦う上で、この流れを視野に入れる必要がありました」と会見で語っている。

 さらには、「多くのファン、サポーターの方から導入への声があったのも事実」と付け加えてもいたが、日本のサポーターがVARについて理解できているかについては微妙だと、サッカーライターは指摘する。

「VARは、決して判定をパーフェクトにするわけではありません。あくまでも、9割の人々が誤審だと思う判定で、かつ翌日の新聞の見出しになるような明白な誤審にしか介入しないことになっています。というのも、VARがサッカーに入ってきたばかりの時は、審判側が完璧な判定を目指しすぎて、試合が止まってばかりいた。これでは、サッカー独特のシームレスな展開が阻害されてしまう。そこを維持するために、国際サッカー評議会は、前述のような条件を満たす場合にのみ介入することを今夏に再徹底しました」

 つまり、今季のJ1の試合でいえば、鹿島アントラーズ×清水エスパルス戦やサンフレッチェ広島×横浜F・ マリノス戦、浦和レッズ×湘南ベルマーレ戦の幻のゴール、川崎フロンターレ×ベガルタ仙台戦や横浜F・ マリノス×浦和レッズ戦のオフサイドなど 、「ゴールラインを割ったか割っていないか」「オフサイドかどうか」などの事実には介入する。それ以外については、今後もピッチ上の審判団がジャッジしていく。

 そんなVARをイングランドプレミアリーグなどは順調に運用しているが、日本ではサポーターから不満の声が上がるのではないかと、前出のライターは指摘する。

「サッカーはグレーなスポーツです。フィジカルコンタクトが起きても、不用意でなければファウルにならない。でも、この“不用意”かどうかは主審の主観になります。野球のアウトかセーフか、ストライクかボールかは観客にも白黒つけやすいですが、サッカーはそうではない。にもかかわらず、選手が倒れて審判がファウルを取らないと、日本のサポーターは判定に不満を示します。そういった背景から考えると、おそらく多くのコンタクトシーンでサポーターはVARを要求するでしょう。判定に対するモヤモヤを解決するためのVARが、日本においては逆に『なんでVARを使わないんだ!?』というストレスを生みそうな気がします」

 日本のサポーターは、サッカーの醍醐味である流れを失ってでも 、自分の愛するチームにはすべて正しい判定をしてほしいのだろう。ある意味では、グレーありきのサッカーを見ながらも、白黒つけられる野球的な要素を求めている。日本でVARが浸透するのには時間がかかりそうだ。

(文=TV Journal編集部)




◇Jリーグ「VAR導入」も、サポーターからは不満噴出!?(日刊サイゾー)


◆J1上位陣総崩れ。FC東京の 2トップはもう完全に分析されている(Sportiva)






◆◆サッカーダイジェスト / 2019年9月26日号


 J1リーグ第27節。初優勝を目指すFC東京が、17位と低迷する松本山雅のホームに乗り込んだ。

 前日の試合で、優勝を争う鹿島アントラーズと横浜F・マリノスがともに引き分け、勝ち点1に終わっているだけに、FC東京にとってはライバルを再び引き離すチャンスだった。一方の松本も、J1残留に向けて勝利がほしいところ。お互いに勝ち点3を目指す戦いとなった。

 試合は予想どおり、松本がしっかり守ってFC東京にボールを持たせ、カウンターを狙う展開となった。FC東京は、ボールは持てるものの、5バックに加えて、その前に3枚を置いて完全にスペースを消す松本の守備を崩せない。

 最初にチャンスを作ったのは松本だった。前半10分、カウンターからセルジーニョ、永井龍とつなぎ、最後はJ1初先発の町田也真人(やまと)がシュート。ボールはわずかに左にそれた。

 その後も松本はカウンターから何度かチャンスを作るが、ゴールには結びつかない。逆にFC東京は、松本の連動した守備に、自慢のツートップ、永井謙佑、ディエゴ・オリヴェイラが孤立。攻撃のテンポが上がらず、どうやって崩したらいいか、迷っている感じだった。前半はそのまま0-0で終了した。







 後半に入ると、FC東京がサイド攻撃を活発化させ、オープンな展開になった。試合がオープンになれば、決定力の差でFC東京が優位になる。後半10分、12分とチャンスを作り出した。そして後半18分には、左サイドでタテに抜けた永井謙がボックス内に侵入してシュート。これはGKのファンセーブに防がれた。対する松本も、後半27分に決定機を作る。左CKのこぼれ球を拾った町田のクロスを頭で合わせた永井龍のヘッドはクロスバーを叩いた。

 どうしても勝ち点3がほしいFC東京は、永井謙に代えてナ・サンホ、三田啓貴に代えて田川亨介、最後はディエゴ・オリヴェイラに代えてジャエルを投入したが、効果的な選手交代ではなかった。試合は一進一退のまま、スコアレスドローで終了した。

 FC東京にとって2位鹿島を引き離すチャンスだったが、勝ち点1差のまま何とか首位の座を守った形だ。3位横浜FMまでの勝ち点差も4のまま変わらない。「上位3チームが大混戦」と言えば聞こえはいいが、その3チームが下位チームに勝ち点を落としている。川崎フロンターレがヴィッセル神戸に負けたことを加えるなら、前節までの上位4チームすべてが勝てなかったということになる。

 ある意味でJリーグを象徴している現象だろう。抜け出す力を持っているチームがいないということだ。

 それでも首位のFC東京が優勝に一番近いのは事実。横浜FMとともにルヴァンカップも天皇杯もすでに敗退しており、リーグ戦だけに集中できる。それに対して鹿島は三冠の可能性が残っており、日程的には苦しくなる。

 ただし、FC東京の現状を言えば、得点源である永井、ディエゴ・オリヴェイラのツートップは、他チームに完全に分析されている。彼らのほかに点を取る方法を見つけないと、このまま首位を守るのは厳しいのではないか。現にこれで2試合無得点。チャンスを作っているのに決めきれない。そういう試合が続いている。

 FC東京の次の相手は残留争いの真っ只中にいるサガン鳥栖。初優勝までの道のりは楽ではない。


◆J1上位陣総崩れ。FC東京の 2トップはもう完全に分析されている(Sportiva)

◆【宏太’Sチェック】敵地・鹿島で引かずにドロー…今後にプラス(報知)






世界一に迫った日 鹿島アントラーズクラブW杯激闘録


◆明治安田生命J1リーグ第27節 鹿島1―1札幌(28日、カシマサッカースタジアム)

 一度も勝ったことのない鬼門のカシマスタジアムで、DFラインを高くし、決して引かずに戦っての引き分けは、僕からしたら信じられない結果だ。以前の札幌には勝てそうな雰囲気は全く感じなかったが、本当に勝利まであと一歩の勝負をした。上位陣に勝ち点を伸ばせないチームが多かっただけに勝てなかったのは残念だが、敵地で鹿島相手に見せた激戦は、今後の上位との対戦にプラスに働く。

 ジェイと武蔵が出場停止だったが、前線の連係は良かった。ジェイがいると長いボールを入れる分、後ろが上がる時間がなくなる場面も多い。それがロペスに代わったことで、しっかりとパスをつなげていた。

 あとは何といっても進藤が素晴らしかった。決して簡単ではないシュートを決めた得点はもちろん、守備でもゴール前に何度も顔を出しながらも、1対1のカバーリングもしっかり行っていた。彼が良かったから勝ち点1を取れたと言ってもいい程。判断も早く、メンタリティーもあり、本当にタフな選手になっている。

交代選手は不満 堂々の戦いはしたが、交代選手が気になった。鹿島の伊藤や永木が自分の怖さを出していた反面、中野と岩崎からはどの強みを見せようとしているのかが、もう一つ伝わってこなかった。メンバーが代わってもしっかりと形を持っている鹿島との差が、後半に出てしまった。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)




◆【宏太’Sチェック】敵地・鹿島で引かずにドロー…今後にプラス(報知)


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