日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年7月28日火曜日

◆【J1採点&寸評】鹿島2-2FC東京|鮮やかボレー弾の土居より高く評価したのは…(サッカーダイジェスト)






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鹿島――持ち味を発揮した三竿だが「5.5」


[J1第7節]鹿島2-2FC東京/7月26日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
先制しながらも逆転された前半はなかなかリズムを掴めず、相手のCK時の対応に課題を残す。後半は息を吹き返して、ボールを握りながら攻勢を強めて、同点に。上位チームを相手に逞しく戦った。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5.5
開始早々のピンチはストップしたが、その後CKからふたつのゴールを許す。2失点目は目の前で森重に決められた。

DF
22 広瀬陸斗 6.5
機を見た攻め上がりから正確なクロスでエヴェラウドの先制点をアシスト。最後までアグレッシブに走り回った。

39 犬飼智也 5.5
CK時の守備に課題。流れを切るイージーなパスミスもあった。80分には惜しいヘディングシュートを放つ。

28 町田浩樹 6
気の利いたカバーリングで危ない場面を作らせず。42分にはCKにヘッドで合わせたが、これはバーに嫌われる。

14 永戸勝也 6
ハードなチャージで相手の侵入を簡単に許さなかった。前線の味方の動きをよく見て、タイミング良くパスを出した。

MF
20 三竿健斗 5.5
持ち味のボール奪取をいかんなく発揮した一方、1失点目はスコアラーの渡辺を捕まえきれなかったことが悔やまれる。

4 レオ・シルバ 6(84分OUT)
とりわけ後半はシンプルかつ効果的な配給で攻撃を下支え。三竿との攻守のバランスも申し分なかった。


鹿島――伊藤はノーゴールも及第点以上の評価




MF
7 ファン・アラーノ 5.5(67分OUT)
守備時の寄せのスピードがやや遅かったか。攻撃面でも高いテクニックを活かし切れていなかった印象だ。

9 エヴェラウド 6.5
広瀬のクロスをヘッドで叩き込み、先制点をゲット。カットインからの強烈な右足ショットや軽やかなバイシクルシュートなど、脅威を与え続けた。

FW
25 遠藤 康 7 MAN OF THE MATCH
エヴェラウドの得点場面ではアシストした広瀬に好パス。さらに柔らかい浮き球のパスで土居の同点弾をお膳立て。85分には、惜しくも決まらなかったが相手の虚をつくループシュート。48分の決定機も含めて、シュート本数は両チーム通じて最多の6本。見せ場は多かった。

15 伊藤 翔 6.5(67分OUT)
決定的な仕事はなかったが、味方にスペースを与えるフリーラン、敵のラインを下げさせる裏への動き出し、丁寧なポストプレーなど貢献度は高かった。

途中出場
MF
11 和泉竜司 6(67分IN)
2列目の左サイドに入る。遠藤とのワンツーで土居のゴールに絡んだほか、守備も精力的にこなした。

MF
8 土居聖真 6.5(67分IN)
2列目の右サイドでプレー。69分のヘディングシュートは威力がなかったが、75分には鮮やかなボレーシュートで値千金の同点ゴールを突き刺す。

MF
6 永木亮太 ―(84分IN)
オープンな展開のなか、不用意にスペースを空けず、中盤の守備の強度を保ちながら、チーム全体を引き締めた。

監督
ザーゴ 6
途中出場させた土居と和泉が同点弾を演出するなど、交代策がハマり、難敵相手に勝点1をもぎとった。




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