日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年8月16日日曜日

◆【鹿島】GKの世代交代が本格化。その進捗状況についてザーゴ監督の見解は?(サッカーダイジェスト)






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「悩む必要はまったくないと思う」


「チームの若返りをしなくてはいけない。GKもその時期に来ていると思う」

 8月15日のオンライン取材に応じたザーゴ監督に、20歳の沖悠哉と18歳の山田大樹、ふたりの若いGKのポテンシャルについて訊けば、指揮官はまず冒頭のように切り出してから、「将来性のある有望株で、練習で見せていたパフォーマンスや日々成長しているところを実戦で示してくれた」と続けた。

 沖は8月8日のJ1第9節の鳥栖戦(〇2-0)、山田はその4日後のルヴァンカップ第3節の清水戦(〇3-2)でそれぞれプロデビューを飾り、チームの勝利に貢献。ザーゴ監督は「DF陣へのコーチングや動かし方でも、若くても遠慮せずに指示を出していた。ポジショニングも非常に良かった」と目を細める。

 そして「忘れてはいけないのが」と強調したのが、クォン・スンテや曽ケ端準ら経験豊富なGKの存在だ。

「彼ら(沖と山田)の成長を早めている、または強める役割を果たしているのが、スンテ選手や曽ケ端選手だ。自分のポジションを守ろうとすると同時に、若手の成長を促すようにいろんな助言をしている姿が見受けられる」

 実際、ルヴァンカップの清水戦でも、ベンチに入ったクォン・スンテが先発した山田に対し、熱心にアドバイスを送る場面があった。世代交代は着々と進むなか、正守護神の座を巡る争いはさらに熾烈になるのか。沖や山田の成長ぶりを見れば、指揮官としても悩ましい部分があるのではないか。ザーゴ監督は「悩む必要はまったくないと思う」と自らの考えを述べたうえで、今後に向けて次のように語る。

「若いふたりは練習でも試合でも成長していることを証明している。ただ、彼らに足りないのは経験値であり、それは試合でしか積み上げることができない。そのような考えを持って取り組んでいきたい」

 チームの直近5試合の戦績は3勝1分1敗。リーグ再開直後の大不振から脱しつつある。少しずつ上昇気流に乗りながら、次世代を担うべき選手が力をつけていく。GKはその良いサイクルに入ったポジションのひとつでもある。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)




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