日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年9月29日火曜日

◆J2山形GK櫛引が離脱も「常に準備」佐藤がいる!(ニッカン)






J2モンテディオ山形は28日、GK櫛引政敏(27)が左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂で全治約6カ月の重傷と発表した。23日のファジアーノ岡山戦で攻撃参加した際に負傷。今季19試合出場の守護神離脱に石丸監督は、「かなりの痛手。他のポジションと違い代えが利かない。全員で補っていくしかない」と厳しい表情を見せた。

非常事態でゴールを死守したのがGK佐藤昭大(34)だ。後半戦初戦となった前日27日のホームジュビロ磐田戦で2カ月半ぶりに出場し、完封で7戦ぶり勝利に貢献。石丸監督も「久々にもかかわらず、落ち着いてやってくれた。コーチングや守備の構築で、コミュニケーションを取って守備を落ち着かせてくれた」とたたえた。

J1で24試合、J2で137試合出場のベテランは、練習後の会見でサブGKの難しさを聞かれると毅然(きぜん)と答えた。「まず前提が違っていて、控えと思っていなくて常に試合に出る準備をしている。いつも先発でチームを勝たせるのが仕事と思ってやっている。結果的に控えが多いですが、そこはブレずにやっていた」と強いプロ意識をのぞかせた。コロナ禍で自粛中も「すごく有意義な時間になった。今までアプローチできなかった柔軟やコアな体幹とかに取り組めた」と進化を求め続けた。

中2日で迎える30日のアウェー・ザスパクサツ群馬戦に向け、「なかなか勝てない状況はありましたけど、目の前の1プレー、一瞬に集中することで結果は後からついてくる。ホームでせっかくジュビロをたたいたので、ここから勢いに乗っていきたい」と頼もしく巻き返しを宣言した。【野上伸悟】


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◆J2山形GK櫛引が離脱も「常に準備」佐藤がいる!(ニッカン)




◆【鹿島】連勝ストップで露呈した課題。克服には、とにかく“やり続ける”しかない(サッカーダイジェスト)






自陣ゴール前を固めてくるチームをいかに切り崩すか


「運動量や闘争心、最後まであきらめない部分を示すチームに対して、我々はてこずっているかなと。前節(湘南戦)もそうでしたし、今節もそうなったと思います」

 0-2で敗れた大分戦の試合後、ザーゴ監督はチームが直面している問題について言及した。湘南戦はアディショナルタイムのファン・アラーノの得点で辛くも1-0の勝利を収めたが、今節の大分戦は最後まで相手のゴールをこじ開けられなかった。連勝も「7」でストップした。

 湘南戦も大分戦もポゼッション率やシュート本数は相手を上回り、優位に試合を進めることができている。敵陣のゴール前まで何度もボールを運び、チャンスを作っているが、フィニッシュが思うように決まらない。

 3バックを採用し、守備時には5バック気味になる湘南や大分のように、人数を割いて自陣ゴール前を固めてくるチームをいかに切り崩すか。これまでの攻撃を一段階引き上げるような工夫やさらなる精度向上が必要だ。

 戦術の土台となるポゼッションや攻守の素早い切り替えは「みんな自然にできているというか、考えなくても身体が自然に動けてやれている印象がある」(永木亮太)。主導権を握り、ゲームをコントロールできるようにはなってきた。今度はファイナルサードの攻略に注力し、どんな相手からもゴールを奪えるようになれば理想的だ。

「引かれる相手に対して、トップ下の位置にいる自分とか、(和泉)竜司くん、アラーノ、(土居)聖真くんとかで、相手のディフェンスラインのひとつ前でボールをもらって、そこからまた仕掛けたりとかができれば、もっと得点につながると思う。そこでしっかりとボールを引き出して、つなげられるプレーができればいい」(荒木遼太郎)

 そうしたシチュエーションを作り出そうとする意志は見て取れる。ただ、タイミングが合わなかったり、敵DFを翻弄するようなコンビネーションは改善の余地がある。

 とにかく、やり続けるしかない。やり続けて、練度を上げて、より多くの決定機を作る。時間はかかるかもしれないが、地道な作業の積み上げで、揺るぎない強さを手に入れたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


◆【鹿島】連勝ストップで露呈した課題。克服には、とにかく“やり続ける”しかない(サッカーダイジェスト)




◆内田篤人を鹿島恩師&ブラジル勢も敬愛 マルキーニョス「アツは特別なアミーゴ、兄弟だ」(Number)






 2006年に清水東高校を卒業して17歳で鹿島アントラーズへ入団した内田篤人は、シーズン前の宮崎キャンプでブラジル人のパウロ・アウトゥオリ監督に高く評価され、3月5日のJリーグ開幕戦(対サンフレッチェ広島)に先発フル出場。以後も、シーズンを通して試合に出続けた。

 高卒新人が強豪クラブでレギュラーを張るのは、日本のフットボール史上、極めて稀である。抜擢したアウトゥオリ(現ボタフォゴ監督)は、こう述懐する。







「宮崎キャンプで彼を見て、目を見張った。敏捷でテクニックがあり、クロスの精度が高い。気持ちが強く、どんどん前へ飛び出していく。守備も悪くない。

 当時、日本人のサイドバックは守備を気にするあまり、攻撃参加に消極的なタイプが多かった。でも、アツトは違った。まるでブラジル人のようにアグレッシブで、失敗を恐れず、伸び伸びプレーする。

 先輩からのアドバイスを素直に聞く一方で、萎縮している様子はない。若さに似合わず人間としてバランスが取れており、誰からも好かれていた。これほどの逸材を起用しない理由はどこにもなかった。驚いた人もいたようだが、私は自分の判断に自信があった」


アウトゥオリからオズへの“引継ぎ”


 アウトゥオリは、2006年限りで鹿島を退団。2007年から指揮を執ったのは、やはりブラジル人のオズワルド・デ・オリヴェイラだった。




「就任前、パウロからクラブやチームの状況について説明を受けた。内田については『若いが、能力的にも人間的にも非常に頼りになる。いずれチームの屋台骨を背負う存在になれる男だから、大切に育ててほしい』と言われた。

 実際に彼を見て、アウトゥオリが言ったことの意味がよくわかった」


マルキーニョスが称える最大の特徴とは


 この年、鹿島に新加入したブラジル人選手が3人いた。

 そのうちの1人が、2001年以降、東京ヴェルディ、横浜F・マリノス、ジェフ市原、清水エスパルスを渡り歩き、常に点を取り続けていたマルキーニョスである。





「アツは、スピード、技術があるのはもちろんだけど、最大の特徴はインテリジェンスだと思う。

 守備では、チームにとって最も危険な事態を予知し、それを防ぐためのポジショニングを常に考えていた。プレーに関しては、複数のオプションを用意し、その中から試合の状況に応じてべストの選択をしていた。

 このような姿勢は選手として成長していくうえで非常に重要だと思うんだけど、そのことをまだプロ2年目の若手が理解し、実践していることに驚いた。この賢さがあれば将来、素晴らしい選手になると確信したよ」


祝賀会で「外国へ行くのかい?」と聞くと


 2人は、2010年7月に内田がシャルケ(ドイツ)へ移籍するまでの3年半、一緒にプレーした。そして、年齢、キャリア、国籍、ポジションの違いと言葉の壁を越えて、特別な関係を築いた。

「アツとは、片言の日本語とポルトガル語でよく話をした。僕は、幼い頃からプロ選手になるのが夢だった。若くして親元を離れ、19歳で念願のプロになり、ブラジル国内でステップアップしてから日本へやってきた。最初は言葉、気候、食事、プレースタイルなどの違いに戸惑ったけれど、障害を一つひとつ克服し、継続して結果を出すことができた。そのことに、アツはとても大きな敬意を払ってくれた。

 僕の方も、謙虚でありながら自分の考えをしっかり持っているアツのことが大好きになった。やがて、彼とはアミーゴ(真の友人)になり、いつしか兄弟のような間柄になった。

 2009年末、Jリーグ3連覇の祝賀会で彼に『外国へ行くのかい?』と尋ねた。『どうしたらいいと思う?』と逆に聞き返されたので、『行った方がいいよ』と答えた。

 アツが抜けたら、チームにとって大きな痛手となるのはわかっていた。でも、僕自身がそうだったように、外国で生活し、プレーすることで選手として人間としても大きく成長できる――そう思って『弟』にアドバイスしたんだ」


ダニーロやファボンも懐かしそうに語る


 MFダニーロとCBファボンは、共に2004年から2006年まで名門サンパウロで活躍し、2005年、アウトゥオリ監督が率いるチームで南米クラブ王者、世界クラブ王者となっていた。アウトゥオリ監督の推薦で、同時期に鹿島へ移籍した。

 ダニーロは、2009年まで3シーズン、内田と一緒にプレーした。

「とてもスピードがあり、攻撃参加するタイミングが素晴らしかった。日本最高のサイドバックの1人で、それだけに年齢別日本代表やA代表と掛け持ちで試合に出ていて、いつも大忙し。見ていて可哀そうになるくらいのハードスケジュールだったけど、一生懸命頑張っていた」

 CBファボンも、1シーズン限りだったが一緒にディフェンスラインを組んだ。

「彼の無尽蔵のスタミナには驚いた(笑)。岩政(大樹)、小笠原(満男)ら先輩からのアドバイスを、いつも真剣に聞いていた姿が印象に残る。とても真面目で、誠実。真正面からフットボールに取り組んでいて、向上心の塊だった」


対戦相手として内田を見たクルピの視点


 当時、内田と対戦したブラジル人監督がいる。2007年からセレッソ大阪を率いて香川真司(現サラゴサ)、山口蛍(現ヴィッセル神戸)らを育てたレヴィー・クルピである。

「敵ながら、素晴らしい選手。彼のサイドからの崩しは脅威だったし、守備も急速に上達していった。パウロ(アウトゥオリ)とオズワルド(デ・オリヴェイラ)が彼を重用したのは当然だろう。もし彼が自分のチームにいたら、やはり17歳だろうが18歳だろうが起用したはずだ。

 でも、1つだけ理解できなかったことがある。どうして、あんなに女性ファンが多かったんだい?(笑)」


「いずれ“彼のチーム”と対戦できたら」


 なお前述したマルキーニョスは2015年末、ヴィッセル神戸を最後に現役を引退。現在は、ブラジル南西部に住み、広大な牧場で3000頭もの牛を飼育するかたわら、44歳だがフットバレー(ビーチバレーのコートで、脚、頭、胸などを使ってプレーする)の選手として活動している。

「アツが現役を引退したと聞いて、驚いたよ。だって、まだ32歳だろ? 僕は39歳までプレーしたし、彼もまだまだプレーするものだと思っていた。でも、近年はずっと怪我に苦しんでいたから、仕方がないのかな。

 20年間の選手生活を通じて多くの友人ができたけど、その中でもアツは僕にとって非常に特別な存在。新型コロナウイルスの問題が片付いたら、日本へ行ってぜひ会いたいね」

 ダニーロは昨年5月、40歳で現役を退いた。

「選手の頃から、将来は監督になりたいと考えていた。これからブラジルサッカー連盟の監督コースを受講して、ライセンスを取得するつもりでいる。

 アツトも指導者を目指しているらしいね。2人が監督になって、いずれ僕のチームが彼のチームと対戦できたら素晴らしいね」

 今回、内田篤人にまつわる話を聞かせてくれた6人は皆、選手・内田はもちろんのこと、人間・内田を高く評価し、懐かしがっていた。

 日本とドイツで多くのファンから愛された男は、百戦錬磨のブラジル人にも強烈な印象を与え、なおかつ敬愛されていた。


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2020年9月28日月曜日

◆7連勝・鹿島がついに止まった!! 大分が2発完封勝利、昨季開幕に続き敵地カシマで金星(ゲキサカ)






[9.27 J1第19節 鹿島0-2大分 カシマ]

 J1リーグは27日、第19節を各地で行い、大分トリニータが鹿島アントラーズを2-0で破った。鹿島は7連勝がストップ。大分は昨季の開幕節(○2-1)に続き、2年連続で敵地カシマでのアウェーゲームを制した。

 互いに前節から中3日での一戦。ホーム鹿島は劇的な勝利を収めた湘南戦(○1-0)から6人を入れ替えた。DF山本脩斗が今季初出場、MF名古新太郎が初先発を果たし、DF町田浩樹、DF永戸勝也、MFファン・アラーノ、MF三竿健斗が新たに入った。対する大分は広島戦(●0-2)で3連勝がストップ。同じく6人を変更し、DF小出悠太、MF長谷川雄志、MF島川俊郎、DF星雄次、MF小塚和季、MF田中達也が起用された。

 試合の序盤は鹿島が一方的に主導権を握った。サイドを広く使いながら大分を押し込み、ボールを奪われてもハーフコートで即時奪回。前半9分には名古が惜しいシュートを放つと、19分にはアラーノのパスからFWエヴェラウドが抜け出し、ゴール左斜め前からの右足キックで大分DFを強襲した。

 それでも前半26分、鹿島はMF和泉竜司のゴールが枠を捉えられずにいると、大分もカウンターからチャンスを作り出す。28分、FW渡大生からのスルーパスに抜け出した田中が右サイドをえぐってクロスを供給し、これを鹿島のGK沖悠哉がキャッチできず。こぼれ球を拾った星が惜しいシュートを放った。また37分にもチーム得点王の田中がシュートを放ち、一進一退のままハーフタイムを迎えた。

 後半開始時、鹿島は名古とエヴェラウドを下げてMF荒木遼太郎とFW上田綺世、大分は渡を下げてFW高澤優也を投入。すると12分、ついにスコアが動いた。大分は右サイドでボールを受けた田中がカットインから左足を振り抜き、これは相手DFにブロックされたものの、こぼれ球を拾った小塚が右足でシュート。永戸に当たったボールが軌道を変え、沖の逆を突いてゴールマウスに吸い込まれた。

 ビハインドを負った鹿島も後半25分すぎからは徐々にゴール前で惜しい場面をつくれるようになり、三竿をCBに回して攻撃の枚数を増やす強硬策に出る。ところが35分、大分は相手のクリアボールを島川、MF羽田健人、三竿がワンタッチの浮き球でつなぎ、MF野村直輝が意表を突いた右足アウトでのスルーパスを供給。これに抜け出した高澤が落ち着いた駆け引きから左足で流し込み、リードを2点に広げた。

 その後は鹿島がシンプルに前線へとボールを入れて攻勢を試みたが、大分はここまでフルタイム出場を続けているDF鈴木義宜、シーズン途中に正守護人となったGKムン・キョンゴンを中心とした守備陣がシャットアウト。2試合ぶりの白星を収めた。鹿島は9試合ぶりの無得点で7連勝が止まった。




◆7連勝・鹿島がついに止まった!! 大分が2発完封勝利、昨季開幕に続き敵地カシマで金星(ゲキサカ)





◆鹿島5度目の8連勝ならず 浮かび上がった課題…(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島0-2大分>◇第19節◇27日◇カシマ

好調鹿島アントラーズは大分トリニータに敗れ、連勝が7で止まった。

相手ボールを敵陣で奪い切り、取られてもすぐ取り返すアグレッシブなスタイルで勝ち点を積み上げていたが、連戦の疲労もあって後半にリズムを崩し2失点した。上位陣との勝ち点差は詰められなかったが、敗戦の中で課題も見つかった。

    ◇   ◇   ◇

クラブ史上5度目のリーグ8連勝には、1歩及ばなかった。

鹿島は前節から先発を6人変更して臨んだが、連動したプレスをかけて、高い位置でボールを奪うスタイルを貫いた。前半は戦術がはまったが、後半に入ると失速。前がかりになったところを狙われて失点した。連勝は7で止まった。ザーゴ監督は「前節(後半ロスタイムの得点で勝利した湘南戦)もそうだが、下位のチーム、運動量や闘争心、最後まで諦めない部分を示すチームに、てこずっている」と、ここ2試合の戦いに課題を見いだした。

大分片野坂監督が勝因を「セカンドボールや中盤の攻防、ゴール前の体を張る部分で集中を切らさずに戦ってくれた」と強調したように、プレーの強度で相手を上回ることができなかった。前半は前節まで得点ランキング2位の11得点を挙げているFWエヴェラウドを中心にプレスをかけ続けたが、ザーゴ監督はハーフタイムに、16戦連続先発中だったそのブラジル人FWをベンチに下げた。リーグ戦でのハーフタイムの選手交代は開幕戦以来2度目。けが防止やコンディションを考慮したものだったが、良い流れだった前半の戦いを継続できなかった。

スコア上では完敗したが、うまさより、激しさを武器に必死で立ち向かってくる相手への対処が急務だという課題が浮かび上がってきた。指揮官は試合後「1敗したところで、お互いの信用を失う必要はない」と選手に前向きな言葉を掛けたことを明かした。就任1年目、チームを構築途中のザーゴ監督。連勝は止まったが、無駄な敗戦にはしない。【杉山理紗】




◆鹿島5度目の8連勝ならず 浮かび上がった課題…(ニッカン)




◆鹿島 11年ぶりリーグ8連勝ならず零敗、後半攻撃的交代カード切るも不発(スポニチ)






明治安田生命J1第19節   鹿島0―2大分 ( 2020年9月27日    カシマ )


 11年ぶりのリーグ8連勝を目指した鹿島だったが、連勝は7でストップした。
 前半をスコアレスドローで折り返すと、ザーゴ監督は後半頭からFW上田、MF荒木を投入。その後も攻撃的な交代カードを切り続けたが、後半12分に6試合ぶりに先制点を奪われると、余裕を持った相手を崩しきれずに90分を終えた。

 これまでは交代選手が流れを変える試合が多かっただけに、指揮官は「後半からエンジンを掛けようと思って交代選手を送り込んだが、これまでのように流れを変えることができなかった。前節の湘南戦、今節と運動量や闘争心を示してくる相手に苦戦している」と残念がった。




◆鹿島 11年ぶりリーグ8連勝ならず零敗、後半攻撃的交代カード切るも不発(スポニチ)


2020年9月27日日曜日

◆G大阪昌子、上位へ意思疎通大事 要求もっと出して(ニッカン)






ガンバ大阪の元日本代表DF昌子源(27)が26日、大阪・吹田市での練習後、27日のサンフレッチェ広島戦(Eスタ)へ向けた取材対応をオンラインで行った。

勝ち点29の9位G大阪に対し、同25の10位広島との対戦。G大阪は勝てば今季2度目の3連勝で上位浮上の可能性があり、負ければ混戦の中位グループに完全にのみ込まれてしまう。主将のDF三浦が負傷離脱中で、昌子の2試合連続先発は確実だ。

「(両軍とも)上位を狙える位置にいるし(G大阪は)1つ勝てば上にいける。ぜがひでも勝ちたい試合で、広島には前線にすばらしい選手がいるので仕事をさせない。その中で間違いなくキーマンは、柏(MF)さん。中に強い選手がいてクロスは単純にいやだし、彼に自由にやらせないのが無失点につながる」と勝利のポイントを挙げた。

さらに上位へいく自軍のカギとしては、仲間同士の意思疎通を挙げた。「ピッチの中でお互い言い合う、勝ちたいから要求し合うのが、もう少し増えてもいいと思う」。

昌子が具体的に例を出したのは、5日のベガルタ仙台戦。MF倉田とラインの上げ下げで、試合中に意見が食い違ったという。

その中で「(倉田)秋君とお互い要求し合った結果、勝ちとなった。俺たちはこうしたいと、もっと出し合っていい。お互い嫌いだから言うのではない。悪口ではないし、試合が終わればケロっとしているし、ひきずる人はいない。もっと出していけばいい」と持論を展開した。

フランス1部トゥールーズから2月の加入直後も、昌子はG大阪について、おとなしい印象を口にしていた。

今回の2連勝は、いずれも従来の3バックではなく4バックで戦い、鹿島アントラーズ時代も4バックの中心にいた昌子は「4バックでやってきた人間で、慣れとか今の段階では4バック。自分が長かったので感覚ではやりやすいが、監督が3バックと言えば3バック」と話した。広島戦も引き続き4バックで戦う可能性があり、背番号3が最終ラインの中央に立ちはだかる。【横田和幸】




◆G大阪昌子、上位へ意思疎通大事 要求もっと出して(ニッカン)





◆鹿島ザーゴ監督「主導権もって」勝てば自身最多連勝(ニッカン)






鹿島アントラーズ・ザーゴ監督が27日の大分戦(カシマ)で自身の最多連勝記録更新に挑む。

現在チームは7連勝中で、ザーゴ監督の指導者歴での連勝記録は「あまり覚えていないが、去年は6連勝か7連勝。僕の感覚では今が一番長い」。勝てばチームとして5度目、自身にとっては初の8連勝となる一戦に向け、「主導権をもってやりたい。結果として連勝につなげられれば」と静かに意気込んだ。




◆鹿島ザーゴ監督「主導権もって」勝てば自身最多連勝(ニッカン)





◆【鹿島 vs 大分】2年目のCB関川郁万が好調鹿島を支える(J's GOAL)






前節の湘南ベルマーレ戦。アディショナルタイムにファン アラーノの決勝ゴールが決まると、後ろから攻撃の様子を見守っていた関川郁万は、両手の拳を握りしめ、大きくガッツポーズをした。
「うれしかったというのが一番ですね。「最後まで諦めるな」と言っていたので、そういう最後の最後で点を取ることができて、すごくうれしかったです」

試合は簡単ではなかった。カウンターを狙ってくる相手に対し、後半は何度も決定的な場面をつくられてしまった。ゴールを守るCBとして、一つのミスも許されない緊迫した状況が続いた。
「結構きつかったですね。前半とかはパスミスが全体的に多かったので、そこからショートカウンターされる場面というのが多かった。0-0だったので失点したら負けてしまうことが分かっていた」
1点でも取られれば相手は自陣に引きこもってしまう。それを耐えつつ最後の最後にゴールを奪ったからこそ、喜びもひとしおだった。

チームは7連勝と波に乗るがまだまだ足りないと関川は感じていた。「前半戦で取りこぼした勝点をいまはまだ取り返してはいないと思う」と話す。
そして8連勝を狙う大分トリニータ戦は、DFの中心を担う犬飼智也が累積警告による出場停止。関川にかかる期待も大きくなる。前回の大分戦はベンチから様子を眺めていた。
「この前の大分戦も前半の入り方が悪かったと思う。その時期は前半の入りとか、後半の入りとか、そういうところの失点が続いた試合が多かった。やられそうなところだったり、危なそうなところを気を付けながら、まずは自分のところで1対1で負けなければ失点することはないと思う。そういう意識を強く持ってやっていきたい」

8月以降、関川が出場した公式戦はいまのところ8勝2分と負け知らず。2年目のCBが今節も勝利へと導く。


文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第19節
9月27日(日)17:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 大分トリニータ




◆【鹿島 vs 大分】2年目のCB関川郁万が好調鹿島を支える(J's GOAL)





2020年9月26日土曜日

◆【鹿島】「慌てず、落ち着いて、冷静に」。大差でなくても接戦を勝ち切る勝負強さの理由(サッカーダイジェスト)






「自分たちのスタイルを貫くことを要求」(ザーゴ監督)


 2-1で勝利した8月26日のFC東京戦から怒涛の7連勝。シーズン当初の低迷が嘘のように、鹿島は順調に勝点を積み上げている。

 7つの白星のうち、3-1で完勝した14節の名古屋戦以外、すべて1点差の勝利。首位を独走する川崎のように圧倒的な強さを見せているわけではないが、接戦を勝ち切る勝負強さが際立っている。

 現状の戦いぶりについて、ザーゴ監督はどう受け止めているのか。

「チームとして常に“サッカーをする”と、その延長線上で勝利につなげなくてはならない。当然、大差で勝てれば理想的ですが、慌てて、自分たちの陣形を崩して、攻撃だけして、失点しては意味がありません」

 勝利から逆算して、いかに試合に挑むか。その過程にもこだわる。

「選手たちには、冷静に、自分たちのスタイルを貫くことを要求しています。オーガニゼーションが整っていれば必ずチャンスは作れて、得点場面が生まれ、それを決め切れば勝利を手にできる。慌てない、落ち着いてやる、冷静にやること。それを求めています」

 地に足をつけ、着実な歩みで順位を上げてきた。8連勝がかかる次節の大分戦でも、変わらぬ姿でブレずに戦い抜けるか。「相手があることですが、まずは自分たちがどうするべきか、どうやるべきかを整理しなければならない」(ザーゴ監督)。自分たちに矢印を向け、自分たちのサッカーを表現して、力強く勝利をもぎとりたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


◆【鹿島】「慌てず、落ち着いて、冷静に」。大差でなくても接戦を勝ち切る勝負強さの理由(サッカーダイジェスト)




◆為末大が分析!読書がアスリートにもたらす影響とは?(テレビドガッチ)








元陸上選手で読書家としても知られる為末大が、9月26日放送のサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:20~)にゲスト出演。読書がアスリートに与える影響について語り合う。

少年時代から3000冊以上の本を読み、“走る哲学者”とも呼ばれた為末。学生時代は読書部に在籍し、今でも年間100冊は読むという根っからの読書好き。近年はV・ファーレン長崎のフィジカルアドバイザー(2017~2019年)やJリーグ理事としてサッカー界にも活躍の場を広げている。

今回番組では、読書好きなJリーガーが好きな本を調査。名古屋グランパスの中谷進之介と長谷川アーリアジャスール、ヴィッセル神戸の西大伍、鹿島アントラーズの町田浩樹、浦和レッズの武藤雄樹、FC東京の林彰洋、横浜FCの六反勇治、湘南ベルマーレの梅崎司が登場し、それぞれの好きな本とその理由を語っていく。

そして、為末が読書によってアスリートにどのような効果があるかを分析。さらに、ポジションごとの読書の傾向について番組アナリストの福田正博も持論を展開。以前番組で特集した岡田武史の「岡田メソッド」も例に挙げながら、読書の持つ効果を探っていく。


【参考】
写真は2020/09/24にアップデートされたアントラーズリポートプレーヤーズエディションの町田浩樹編


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◆【鹿島vs大分プレビュー】11年ぶりの8連勝まであと「1」に迫った鹿島…大分は磨いてきた組織力で金星を狙う(サッカーキング)





■鹿島アントラーズ チーム一丸で築き上げた白星の山。“常勝軍団”の完全復活は近い




【プラス材料】
 前節の湘南ベルマーレ戦は後半アディショナルタイムにMFファン・アラーノが劇的なゴールを決め、1-0で勝利した。三連覇を成し遂げた2009年以来、11年ぶりの7連勝。試合後、殊勲の助っ人は「多くのチャンスを決められず、センターバック、GK含め守備陣がしのいだ。最後のゴールはみんなの気持ちではないかな。得点したのは自分だけど、みんなの気持ちがこもったゴールだと思う」と話した。連係の良さや結果が出ていることへの自信など、プラス材料はいくらでも挙げられるが、J・アラーノの言葉以上のものはない。

 戦術面でも、メンタル面でもひとつにまとまっていることを象徴するゴールであり、コメントである。今季アウェイでも勝利している大分トリニータをホームに迎え、連勝を「8」に伸ばしたい。

【マイナス材料】
 どんなに強いチームでも、絶好調のチーム状態でも90分間、自分たちのペースで試合を運ぶことはなかなかない。7連勝中の鹿島アントラーズでもやはりそうだ。前節の湘南戦では後半にカウンターから冷や汗を何度もかかされた。GK沖悠哉の好セーブや相手のミスもあり無失点で終わることができたが、負ける可能性はそれなりにあった。自分たちが主導権を握る時間をいかに長くできるか、相手の時間帯を対策していかに早く切り上げられるか。常勝であるためには、まだまだ相手の時間が長く、回数も多いのが現状だ。

 そして、チャンスの質の高さ、数の多さから言えば決められる得点はもっとある。好調であることに違いはないが、落とし穴がない訳ではない。

文:totoONE編集部


■大分トリニータ 自分たちの色を出せなかった前節の黒星が尾を引かなければいいが





【プラス材料】
 前節のサンフレッチェ広島戦は先発メンバーを4人変更。前線の選手をターンオーバーできた。今後もコンディション優先の選手選考は変わらない。広島戦は低調な試合に終わり、選手の動きも重かった。そのため、大幅にメンバーを入れ替えるきっかけになることは考えられる。大ナタを振るうチャンスかもしれない。

 今季開幕から戦術もシステムも変えることなく、ブレずに戦えている。片野坂知宏監督の綿密な指示を遂行しようと選手たちの頭が固くなることもあるが、狙いが明確なだけに、ハマれば個人能力の差を組織力で凌駕できる力はある。

【マイナス材料】
 前節の広島戦は相手の良さを消すことを重視するあまり、ほとんど自分たちらしさを出せずに終わった。前半はシュートゼロ本に終わり、先制を許してからもリスクを冒すことなく、攻撃のギアは上がらないまま決定機もゼロで終わった。精彩を欠いた要因は、選手のコンディションの見極めが甘かったことか。交代で出た選手も周囲の重さに同調し、リズムを変えることができなかった。

 中3日でのアウェイゲーム、対戦相手は7連勝中の鹿島アントラーズ。立て直すことができるとすれば気持ちの部分ではあるが、前節の試合内容が悪すぎた。重く受け止めれば立て直しは困難であるが、どん底まで落ちたと思えば割りきることもできる。雰囲気作りが重要になりそうだ。

文:totoONE編集部




◆【鹿島vs大分プレビュー】11年ぶりの8連勝まであと「1」に迫った鹿島…大分は磨いてきた組織力で金星を狙う(サッカーキング)


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