日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年12月13日日曜日

◆鹿島FW上田「まだ少ない」2桁ゴールにも満足せず(ニッカン)






<明治安田生命J1:鹿島2-0清水>◇第32節◇12日◇カシマ

鹿島アントラーズが東京オリンピック(五輪)世代のFW上田綺世の2得点で清水エスパルスを下し、アジア・チャンピオンズリーグの出場権獲得に食らいついた。

前節11月29日の浦和戦でも2得点を挙げた上田の勢いは止まらない。前半3分、右CKからこぼれ球に反応し右足で流し込むと、前半12分には、MFファン・アラーノのスルーパスに抜け出しGKとの1対1を冷静にかわし2点目。今季10得点に到達した。

裏への抜け出しは上田の特長。味方からスルーパスを引き出した動きに「そこは自分の成長」と笑みを浮かべる。7月末にけがで離脱し、復帰後は途中出場が続いていたが、11月3日の横浜戦で先発すると、そこから6戦連続で先発に名を連ね計6得点。得点した試合は7戦全勝で「FWとしての仕事ができていると思う」としながらも「チームが勝つためのゴールだと思えば、まだ少ない」と、2桁到達にも満足はしていない。

ザーゴ監督も上田の決定力を評価した上で「練習、試合と非常に強度も高くやっている。継続していくことができれば、A代表に呼ばれる日が近くなると思う」と期待を寄せる。ストライカーの自覚に芽生えた上田が東京五輪、A代表定着と階段をあがる日は近そうだ。【岩田千代巳】




◆鹿島FW上田「まだ少ない」2桁ゴールにも満足せず(ニッカン)





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