日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年1月9日木曜日

◆悔し涙から始まった2020年…レギュラー争いを制し、常勝軍団の要に(サッカーキング)



犬飼智也 Tomoya.Inukai


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「2019年シーズンは自分が中心になってやろうと意識していたし、責任感も感じていた。それをタイトルにつなげられなかったのは、『鹿島のセンターバック』として物足りないですね。鹿島のセンターバックである以上、今日みたいなミスはなくさなきゃいけない。(大岩)剛さんにも『どんな時でも堂々とした立ち振る舞いをしろ』とずっと言われてきましたし、それをこれからの成長で表現していくしかないと思います」

 新国立競技場のこけら落としとなった2020年元日の天皇杯決勝。常勝軍団・鹿島アントラーズは21冠目を目指してヴィッセル神戸との一戦に挑んだが、序盤から相手を受ける形になり、主導権を握られた。内田篤人は「システムのギャップもあったし、要因は1つじゃない」と分析したが、理想的な入りができなかったことは間違いない。

 センターバックの犬飼智也も悪い流れに飲み込まれ、18分にルーカス・ポドルスキの折り返しに反応した藤本憲明との接触でオウンゴールを献上。メンタル的に大きなダメージを食らった。

 そのショックが癒えないまま迎えた38分。西大伍のクロスに飛び込むもまさかのクリアミス。背後にいた藤本に押し込まれ、2点目を奪われるという失態を演じてしまったのだ。

「あれは明らかに自分のミス。右足を出すか、左足を出すか、少し迷った部分もありますけど、どっちにしてもセフティーにやらなきゃいけなかった。あのまま1-0で行ってれば自分たちの時間が来ていたと思うし、本当に悔いが残ります」と屈辱感を噛み締めるしかなかった。

 鹿島は後半に入るとペースをつかみ、相手ゴールに迫っただけに、前半の2失点は本当に痛かった。そのままタイムアップの笛を聞くことになり、大岩監督へタイトルを贈ることができなかった。犬飼は試合後、ロッカールームで号泣したという。

 2018年に清水エスパルスから移籍してきた際、鹿島の最終ラインには昌子源と植田直通という日本代表選手が在籍していた。犬飼にチャンスが巡ってきたのは同年夏、植田がベルギーへ移籍し、昌子もケガで長期離脱したことで徐々に出番が増えていった。サガン鳥栖から加わったチョン・スンヒョンとのコンビネーションに磨きがかかり、アジアチャンピオンズリーグ初制覇にも貢献。クラブワールドカップにも参戦し、過去にないハイレベルな舞台を経験していった。

 直後に昌子がフランスへ赴いたこともあり、2019年シーズンの彼はDFの要としてチーム全体を統率するという大役を託された。秋田豊、大岩、岩政大樹、昌子ら「鹿島のセンターバック」と言われる偉大な面々と同じような存在感を発揮させるべく、指揮官もさまざまな要求を犬飼に突きつけた。期待に応えようと、本人もかつてないほど声を出して周囲を鼓舞し、献身的に味方のサポートに入るなど、多彩な仕事をこなすようになった。その一挙手一投足からは、清水や松本山雅時代とは比べ物にならないほどの責任感や意識の高さが表れていた。

 しかし、「タイトル」という結果が伴わなければ、“常勝・鹿島”の要とは認めてもらえない。厳しい現実を天皇杯決勝で突きつけられ、自分をどう進化させていくべきかを真剣に考えているに違いない。

「やっぱり鹿島は勝利に対する姿勢は変えちゃいけないし、そこだけはブレてはいけない。新シーズンの開幕からそういう戦いぶりを見せられるようにしたいと思ってます」

 2020年の鹿島は変革のシーズンを迎える。2017年夏から指揮を執った大岩監督が去り、ザーゴ新監督が就任。コーチングスタッフもガラリと入れ替わった。選手も1年半コンビを組んだチョン・スンヒョンが去っただけでなく、中村充孝や山口一真らが移籍。奈良竜樹や杉岡大暉らJ1で実績を残してきたプレーヤーが加わり、新たなチーム作りがスタートしている。

 DF陣では天皇杯決勝を戦ったブエノ、成長著しい町田裕樹と関川郁万が残り、そこに奈良が入るという陣容で、さらに外国人選手が加入する可能性もある。大岩監督の寵愛を受けてきた犬飼と言えども、どういう扱いを受けるのか全くの未知数と言わざるを得ない状況だ。それでも、大岩監督から言われてきた「鹿島のセンターバック」としての自覚は持ち続けることだけは忘れてはいけない。そのうえで、細かいミスをなくし、強力な発言力やリーダーシップを示せるようになれば、彼はステップアップできるはずだ。

 天皇杯決勝からわずか1週間程度のオフを経て、鹿島は今週8日から始動する。強行日程の中でも、犬飼には持ち前のタフさと逞しさを見せつけてもらう必要がある。悔し涙から始まった2020年を笑顔で締めくくれるかどうか。それは彼自身の努力と結果にかかっていると言っても過言ではない。

文=元川悦子




◆悔し涙から始まった2020年…レギュラー争いを制し、常勝軍団の要に(サッカーキング)





◆【鹿島】休養優先 主力抜きで始動 関係者「選手が一番かわいそう」(報知)






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 鹿島が主力抜きで今季の始動を迎えることが7日、分かった。8日に始動するが、昨季出場時間が少なかった選手、休養を確保できている新加入選手だけで今季をスタートさせる。稼働の多かった選手は休養を優先させ、合流を遅らせる。昨季は元日に天皇杯決勝まで勝ち進み、今季初戦が28日のACLプレーオフ(相手未定)となる日程問題が直撃した。

 Jリーグ統一契約書には「シーズン後に最低2週間のオフを与える」ことが明記されている。鹿島は、選手会に「お願いベース」(関係者)でオフ短縮を依頼。主力については「シーズンを考えて休養優先」と2週間前後の休養を取らせることを決断した。初戦の6週前から始動するクラブが多い中、鹿島は3週間で初戦に臨む。関係者は「選手が一番かわいそう。日程問題は引き続き、協会、Jリーグに訴えていきたい」と話した。




◆【鹿島】休養優先 主力抜きで始動 関係者「選手が一番かわいそう」(報知)





◆鹿島の得点王セルジーニョが中国移籍か。行く先は!?代理人の父が明かす(サカノワ)






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ブラジルメディアが報じる。2018年はACL決勝トーナメントで5戦連続弾、昨季J1では12ゴールを決める。


 鹿島アントラーズのFWセルジーニョに、中国リーグへの移籍の可能性が浮上した。ブラジルメディア『NETVASCO』が1月7日に報じた。

 記事によると、セルジーニョの代理人である父親ノセルジオ・ソレーラ氏が中国に移籍することが「決定的になった」と明かしたという。1月18日に中国に向かう予定で、クラブ名については、正式に契約を結んだあと発表されるそうだ。

 情報はそれだけで若干憶測の域を脱していない感じではある。1部か2部リーグかなど、詳細も分からない。

 しかし一方、鹿島はこれまでに攻撃的なブラジル人助っ人であるエヴェラウド(←ケレタロFC/メキシコ)、ファン・アラーノ(SCインテルナシオナル/ブラジル)を獲得している。すでに元ブラジル代表アタッカーのレアンドロのFC東京への期限付き移籍が発表されており、さらにセルジーニョ離脱も見据えて、すでに布石を打っていたということだろうか。そう考えると「噂」よりも信ぴょう性は高そうである。

 セルジーニョは1995年3月15日生まれ、ブラジル出身、24歳。180センチ・82キロ。2019シーズンは33試合・12ゴールを記録。また途中加入した2018シーズンでは、アジアチャンピオンズリーグ( ACL )の決勝トーナメントで、準々決勝から決勝戦のファーストレグ(ホーム開催)まで5試合連続ゴールを決めて、クラブ史上初となるアジア制覇に大きく貢献している。総合力の高さが光り、何よりゴールの嗅覚に長けた左利きのアタッカーだった。

 2019シーズンのACLでも、10試合・3ゴールを記録。”ACL男”と言えただけに、中国でも確かに注目銘柄になっていたことはうなずける。

 チーム内でのリーグ最多得点者である。その「12ゴール」をいかに埋めて、さらに上積みするかも、鹿島にとってのテーマになる。

[文:サカノワ編集グループ]

◆鹿島移籍も「満足している場合じゃない」。新戦力・永戸勝也はレギュラー定着に意欲(サッカーダイジェスト)



永戸勝也 Katsuya.Nagato


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「まだまだ上を目指せると思う」

 1月8日、鹿島アントラーズが2020年シーズンに向けて始動した。ザーゴ新監督ほか、ブラジル人の新助っ人はビザの関係で来日が遅れており、数人の選手は宮崎キャンプ中から合流する予定で、この日は10数人のみでのトレーニングとなった。

 やや寂しい人数でのスタートとなったが、その中で何人かの新戦力の姿もあった。ベガルタ仙台から完全移籍で加入した永戸勝也もそのひとりで、「僕自身、移籍は初めて」だけに、少なからず不安はあったようだが、「もとからいる選手たちはみんな優しいですし、新しく入った選手ともうまくコミュニケーションは取れている」だけに、問題なくチームに溶け込めそうだ。

 セットプレーやクロスで威力を発揮する精緻な左足のキックを持ち味とし、攻撃センスに溢れるSBだ。鹿島では左SBでの起用が濃厚だが、このポジションは昨季、レギュラーが定まらず、CBの町田浩樹が重用されるなど、チームの泣き所のひとつでもあった。当然、永戸にかかる期待は小さくない。

 本人もレギュラー奪取に向けて意欲を燃やす。

「去年、10アシストを記録して、こういうチャンスを掴めた。そこで満足している場合じゃないですし、まだまだ上を目指せると思う。もちろん、スタメンに定着してやろうという気持ちで来ています」

 新天地での初日。「伝統のあるチームに自分がいるのも、違和感でしかない」と謙虚に語るが、永戸自身のモチベーションはすこぶる高く、タイトルを義務づけられたチームでいかなる成長を遂げるかは楽しみな部分ではある。

「早く馴染んで、まずは(ACLの)プレーオフで勝てるように準備していきたい」

 ポテンシャルを秘めた24歳のチャレンジに注目だ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


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◆鹿島、わずか中6日で始動 28日にACLプレーオフ(サンスポ)






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 J1鹿島が8日、茨城県鹿嶋市で始動した。28日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフがあるため、準優勝だった1日の天皇杯全日本選手権からわずか中6日で再スタート。昨季出場時間の長かった選手は休養のため不参加で、新加入選手らが約1時間、体を動かした。

 ブラジル人のザーゴ新監督は不在。クラブによると、ビザの取得遅れのためという。昨季までJ2町田の監督を務めた相馬新コーチらが練習を指揮した。J1仙台から加入した永戸は「メンバーがそろっていないので難しいスタートだが、伝統あるチームに早くなじみたい」と話した。

 三竿ら主力選手は10日に宮崎市で始まるキャンプ中に合流する見込み。


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◆鹿島初練習、03年以来復帰の相馬直樹コーチら指導(ニッカン)






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鹿島アントラーズが8日、新シーズンに向け、14人で練習をスタートした。午前にはメディカルチェックを受け、午後から練習開始。

ランニングやボールを使ったアップなど、軽めの調整を約1時間こなした。ザーゴ新監督が来日しておらず、現役だった03年以来の復帰となった相馬直樹コーチらが指導した。横浜から完全移籍で加入したDF広瀬陸斗は「いい見本(内田篤人)がいるので、鹿島に移籍した。右サイドバックで勝負して、全タイトルを取りたい」と話した。


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◆鹿島初練習、03年以来復帰の相馬直樹コーチら指導(ニッカン)


◆「常勝」復活へ鹿島始動 ACL出場へ戦う意欲(茨城新聞)






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J1鹿島は8日、クラブハウスで今季初の全体練習を行い、新シーズンのスタートを切った。ザーゴ新監督の下、「常勝」復活へ始動した。

鹿島は1日に天皇杯全日本選手権決勝を戦ったばかりだが、28日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフが控えていることから、6日間のオフを経ての始動となった。ただザーゴ新監督は不在で、選手14人がランニングなどで約40分間体を動かした。

小泉は「始動した感覚はまだあまりないが、(ACLの)プレーオフという大事な試合がある。あまり休んでいない分、コンディションは良い」と話すなど、選手たちは戦う意欲を見せていた。

新加入選手では奈良、永戸、和泉、広瀬、荒木がチームに合流。既存選手と活発に会話が生まれていた。昨季J1アシスト王の永戸は「移籍は初めてで不安があったが、うまくコミュニケーションを取れているので、その不安はすぐになくなると思う」と話した。

ザーゴ新監督や外国人スタッフ、新加入となる外国籍選手は、ビザ申請手続きの影響で来日スケジュールが遅れたことから不在となり、昨季出場機会が多かった選手は休養のため合流しなかった。選手たちもまだザーゴ新監督と顔を合わせていないといい、新チームの方針は今後伝えられる。  (藤谷俊介)




◆「常勝」復活へ鹿島始動 ACL出場へ戦う意欲(茨城新聞)





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