日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年1月29日水曜日

◆移籍組4選手は即先発も「サポーターの心を掴めなかった」「誰が出ても鹿島は勝たないと」(ゲキサカ)






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[1.28 ACLプレーオフ 鹿島0-1メルボルン・V カシマ]

 負ければアジア制覇という大きな目標が潰えるACLプレーオフ。鹿島アントラーズのザーゴ監督は重要な一戦に向け、新加入の6選手を先発に抜擢した。昨季の主力選手は1月1日まで天皇杯決勝を戦っており、コンディションの差も踏まえた起用。それでも急造チームでゴールを奪うことはできず、本戦出場権を掴むことはできなかった。

 試合後、ザーゴ監督は「2週間でチームが完成するというのは不可能なこと」と指摘。「言い訳ということではなく、皆さんが評価するのであれば厳しい評価になる」と結果に向き合う姿勢を見せつつも、日本特有の過密スケジュールが影響したことを認めた。また、新加入の選手たちも連係不足を言い訳にはせず。それは指揮官がたたえた「選手たちが一生懸命に取り組んでくれた」という言葉どおりの姿勢だった。

 新天地デビュー戦でセンターバックを担ったDF奈良竜樹(←川崎F)は「結果で全て評価される試合だったし、後ろが踏ん張り切れなかったのは申し訳ない。プレシーズンで試合やっていない中、試合ができれば身体がもっと良くなるという思いはあるけど、ここに向けて準備してきたつもりなのでここで結果を出せなかったのは残念」と敗戦と素直に向き合った。

 またDF広瀬陸斗(←横浜FM)も「この試合は絶対に内容より結果が大事。内容どうのこうのより勝てなかったことが非常に残念」と落胆。MFファン・アラーノと絡んだ右サイド攻撃は脅威となったが、全体的な連係不足に「中で静かな部分もあったし、声を出してどうすればいいのかをピッチ外じゃなくてピッチ内で話し合えたら良かった」と改善点を語っていた。

 MF和泉竜司(←名古屋)は「誰が出ても鹿島は勝たないといけないし、そこが悔しい」と最初のチャンスを活かせなかったことを悔やみつつ、サイドハーフとサイドバックが高い位置で連係する攻撃には手応え。「これで一個タイトルを失ったので悔しい思いはあるけど、やっていくしかない」と前を見据える。

 昨季J1リーグのアシスト王に輝いたDF永戸勝也(←仙台)にとってはクロスを上げようにもゴール前に人員が少ない苦しい展開となったが、「中に人数欲しいというのは気持ちとしてあるけど、僕のミスもあった。一人しかいなくても通せれば1点という場面があった」と言い訳にはせず。「自分にベクトルを向けて修正していければ」と意気込んだ。

「下を向いても何も始まらないので、また次に取れるタイトルを目指してしっかり戦っていきたい」(奈良)。「なかなかサポーターの心を掴むことができなかったというのが率直な思い。次にチャンスをもらった時に必ず結果が残せるようにチャンスが来るまでいい準備をしたい」(永戸)。初陣はショックな結果に終わった新加入選手たち。この悔しさは残る国内3大タイトルで晴らすしかない。

(取材・文 竹内達也)


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◆移籍組4選手は即先発も「サポーターの心を掴めなかった」「誰が出ても鹿島は勝たないと」(ゲキサカ)





◆過密日程に晒された鹿島、日本勢初のPO敗退「言い訳するつもりはない」(ゲキサカ)






Jリーグ「新戦術」レポート(2019) なぜGKからボールをつなぐチームが強くな...


[1.28 ACLプレーオフ 鹿島0-1メルボルン・V カシマ]

 最後の最後までゴールは遠かった。鹿島アントラーズは28日、一発勝負のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフで豪州代表メルボルン・ビクトリーに0-1で敗戦。4年ぶりに本大会への出場権を逃し、MF土居聖真は「残念だし、悲しい。悪天候の中でファン・サポーターがたくさん応援に来てくれたのに申し訳ない」と声を詰まらせた。

 1月1日に新国立競技場での天皇杯決勝を終え、わずか1か月足らずで迎えた2020シーズンの初戦。ザーゴ監督が新たに就任し、チーム構築を一から進めたい鹿島だが、オフの休養期間もキャンプの準備期間も不十分なまま初陣に臨む形となった。その結果が無得点での敗戦。2年ぶりのアジア制覇という夢は早々に崩れ去った。

 昨季の主力選手がチームに合流したのは約10日前。この日は比較的休養期間のあった新戦力6人をピッチに送り込んだが、ピッチ上では連係不足も目立った。日本勢のACLプレーオフ敗退は史上初の屈辱。Jリーグ代表枠が現行の4つとなった2009年以来、初めて3チームしかACL本大会に派遣できないことが決まったが、その要因の一つに「新国立の元日決勝」があったことは否めない。

 もっとも、試合後の選手たちからスケジュールを怨むような言葉はほとんど聞かれなかった。フル出場した土居が「関係ないと思うし、それは言い訳だと思う」と述べれば、MF三竿健斗も「その中で試合には勝たないといけないし、言い訳するつもりはない」ときっぱり。気持ちは新指揮官の戦術を遂行しようというところに向いている。

 この日の鹿島は昨季に比べて、両サイドバックが高い位置を取って攻守に前傾姿勢を見せる場面が目立った。その結果、前線の選手が近い距離感で連動できるだけでなく、ボールを失った直後に奪い返しに行ける場面も増加。土居も「いい攻撃といい守備、いい切り替え。監督がやろうとしていることは出せた」と振り返る。

 しかし、肝心のフィニッシュが足りなかった。シュート数はFWエヴェラウド、MFレオ・シルバの4本を筆頭にチーム合計17本。攻撃面で最大の敗因を挙げるとすれば「決め切るところだけ」(土居)ということになる。連係不足が向上すれば改善の余地がある部分であるだけに、土居は「自分たちで撒いた種。典型的なサッカーの負け方」と敗責と素直に向き合った。

 三竿も「これが僕たちの実力だということから目を背けちゃいけない。批判されても、何を言われても仕方ない。ここから大きく成長する姿をサポーターの皆さんに見せるために、タイトルを取れるように逃げてはいけない」と強調。不遇な日程に後味の悪さは残るが、新たな道を信じて突き進もうとする鹿島。ショッキングな敗戦を乗り越え、残された国内3大タイトルに全力を注ぐ構えだ。

(取材・文 竹内達也)




◆過密日程に晒された鹿島、日本勢初のPO敗退「言い訳するつもりはない」(ゲキサカ)





◆【鹿島】日本勢初プレーオフ敗退 体調差明らかFW土居「日程を言い訳にはしたくない」(報知)






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◆アジア・チャンピオンズリーグ プレーオフ メルボルンV1―0鹿島(28日・味スタほか)

 鹿島(Jリーグ3位)はメルボルンV(豪州L3位)に0―1で敗れた。日本のクラブがプレーオフで負けるのは初。横浜M、神戸、F東京が参戦する東地区の1次リーグは2月11、12日に初戦を行う。鹿島はルヴァン杯に出場することになった。

 アジア制覇への道が本戦を前に途絶えた。JクラブがACLプレーオフに参加するようになった15年以降で初めての敗退。チャンスを生かせず、後半9分に元浦和のFWナバウトにミドルシュートを決められた。初陣を飾れなかったザーゴ監督(50)は「サッカーは決める時に決めないと代償を払うことになる」と定石を持ち出した。

 昨季は天皇杯決勝(元日)まで勝ち進み、オフは限られた。首脳は「4年もオフが短い状態。燃え尽き症候群が一番怖い」とし、主力には統一契約書に記される、最低限の2週間のオフを与えた。16日に初めて全員がそろい、全体で練習できたのは12日。紅白戦は行えなかった。新監督を迎え、新加入11人が加わり、スタッフも一新。特に準備期間が必要だった。

 オフが取れた新加入6人を中心に先発させたが、戦略を形にするには時間が不十分で、終盤は前線に人数をかけるも役割は指示できなかった。「日程を言い訳にはしたくない」とFW土居ら選手たちは口々に言った。鹿島の敗戦。日程を編み込む日本協会とJリーグが、日本全体の敗戦と受け止めなければならない。(内田 知宏)


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◆鹿島MF三竿「僕たちの実力」ACL本戦出場逃す(ニッカン)






WORLD SOCCER DIGEST (ワールドサッカーダイジェスト) 202...


<ACL:鹿島0-1メルボルンV>◇E組プレーオフ◇28日◇カシマ

鹿島アントラーズはシーズン初戦を落とし、ACL本大会出場を逃した。

今季からDF内田篤人(31)に代わりチームキャプテンを務めるMF三竿健斗(23)は「自分自身もすごくふがいないできだったので、申し訳ない気持ちでいっぱい。これが今の僕たちの実力なので、目を背けてはいけない。批判されて当然の内容だと思うので、今は何を言われても全て受け止めて、逃げずに、今季最後まで、ここから大きく成長したチームの姿をサポーターのみなさんに示して、少しでも多くのタイトルを取れるように、逃げずにやりたい」と言葉をつないだ。

4-4-2でスタートしたが、試合の中ではボランチの三竿が両センターバックの間に下がり、両サイドバックが高い位置を取るという、3バックに近い変則的なフォーメーションも採用した。これによって左右のMFが中央付近でプレーでき、FWを含めた前線の4枚に近い距離感での連係が生まれた。攻撃的なボランチであるレオ・シルバと三竿が完全に役割を分担することで、試合展開や相手の戦術に応じて柔軟な対応をすることが可能になる。

三竿は「このサッカーはボランチがキーになる」と自身の役割を心得ている。「攻守において常にバランスを取り、攻めているときはリスクマネジメントをするし、サイドバックが高い位置を取れるように、ボランチは残ることが求められている。その中で自分がやりたいプレー、ボールを奪うところでチームの助けになりたいし、攻撃の起点となるパスの精度などは練習ではできているので、試合で出すだけ」と、特徴を出しながら役割を遂行することを目標に掲げた。


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◆鹿島MF三竿「僕たちの実力」ACL本戦出場逃す(ニッカン)





◆複雑だった“気遣い”…内田篤人「厳しい目であってほしい」(ゲキサカ)



内田篤人 Atsuto.Uchida


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[1.28 ACLプレーオフ 鹿島0-1メルボルン・V カシマ]

 ACLプレーオフでのショッキングな敗戦後、鹿島アントラーズのゴール裏サポーターはブーイングと拍手が入り混じったリアクションで選手たちを迎え入れた。日本特有のスケジュールの煽りを受け、シーズンオフ期間は異例の1か月弱。そんな難局の最中で船出を迎えたチームを後押しする気持ちが存分に感じ取れた。

 一方、新体制発表でも強調されていたように「すべての試合における勝利、一つでも多くのタイトルを獲得するという目標は、決して揺らぐことはない」のが鹿島の文化。「今日の試合は内容よりも結果だった」と一様に悔しさを示した選手たちは、そうした“気遣い”に複雑な思いものぞかせつつ、奮起へのモチベーションをたぎらせた。

 フル出場したMF三竿健斗は「拍手に対して申し訳ないし、ブーイングされて当然だと思っていたので。気を遣わせてしまって申し訳ない」と心境を吐露。「期待してくれているというのが拍手に込められていると思うので、期待を裏切らないようにみんなで精度を上げて、チーム一丸となって前に進まないといけない」と力を込めた。

 またベンチで戦況を見守ったDF内田篤人も「ブーイングじゃないのが悲しかった」と述べつつ、「他のチームから来た選手、若い選手も見てるから、厳しい目であってほしいというか。いままでそうやって見られて育ってきたというか、僕もそうだったから」と説明。「負けて『頑張れよ』って言われるチームじゃなかったよな、というのが悲しかった。そういうふうになってしまって申し訳ない」と不甲斐なさも口にした。

(取材・文 竹内達也)


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◆複雑だった“気遣い”…内田篤人「厳しい目であってほしい」(ゲキサカ)





◆鹿島ザーゴ新監督、分析外れ「始まったとき驚いた」(ニッカン)






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<ACL:鹿島0-1メルボルンV>◇プレーオフ◇28日◇カシマ

鹿島アントラーズが、シーズン初戦でつまずいた。ACL本大会出場を逃し、4冠のうちの1つへの挑戦権を失った。

   ◇   ◇   ◇

11人もの大型補強で今季初戦に臨んだ鹿島は、メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に0-1で敗れてACL本大会出場を逃した。目標の4冠のうち、1つへの挑戦権を失った。日本勢としては初のACLプレーオフ敗退。衝撃の結果に、イレブンはぼうぜんと立ち尽くした。

最後まで得点を奪うことはできなかった。ザーゴ新監督は「選手は自分が求めるものをやろうとしてくれたが、コンディションの部分で頭と体が一致しなかった」。元日に天皇杯決勝を戦い、始動わずか3週間でシーズン初戦を迎えた選手には、疲労が残っていた。実戦形式の練習に至ってはゼロ。準備期間は明らかに足りなかった。

相手の直近5試合を見て4バックと分析していた相手は、ふたを開けてみれば3バック。ザーゴ監督は「試合が始まったときには驚いた」。ボランチで今季主将に就任したMF三竿を両センターバックの間に下げた変則的なフォーメーションを採用するなど、昨季との違いは見せたが、相手が一枚上だった。「大事な大会に参加できず残念だが、時間をかけて、チームを確実に作っていきたい」と新監督。MF土居は「どういう状況でも勝たなければいけないのがこのクラブ」と悔やんだ。


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◆鹿島ザーゴ新監督、分析外れ「始まったとき驚いた」(ニッカン)





◆鹿島 ACLプレーオフ敗退…J初の屈辱にザーゴ新監督は過密日程“嘆き節”(スポニチ)






コロコロサッカーボール サッカースタジアムではたらく人たち (教育画劇のかみしば...


ACLプレーオフ   鹿島0―1メルボルンV ( 2020年1月28日    カシマ )


 4冠の夢が早くもついえた。鹿島は後半9分、昨季途中まで浦和でプレーしたFWナバウトのシュートがDF奈良に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。JクラブがACLプレーオフに参加するようになって以降、敗退は史上初の屈辱。ザーゴ監督は「2週間でチームをつくり上げるのはとても難しい」と準備期間の短さを嘆いた。

 昨季最終戦は元日の天皇杯決勝。新シーズン初戦のACLはわずか27日後で、過密日程に苦しめられた。疲労を考慮し全選手がそろったのは16日になってからで、この日までに紅白戦は行えなかった。

 新監督を招へいし、ボール保持率を高めて主導権を握る新たなスタイルの構築に着手している過程。新主将に就任したMF三竿は「これが今の自分たちの実力。目を背けてはいけないし、逃げずに最後に大きく成長した姿を見せたい」と雪辱を誓った。決して下を向くことなく、国内タイトルの奪還に力を注いでいく。




◆鹿島 ACLプレーオフ敗退…J初の屈辱にザーゴ新監督は過密日程“嘆き節”(スポニチ)





◆鹿島がまさかのACLプレーオフ敗退…元浦和ナバウトに被弾、ホームでメルボルンに完封負け(GOAL)







AFCチャンピオンズリーグ2020(ACL)は28日に東地区のプレーオフが開催。昨季の明治安田生命J1リーグで3位だった鹿島アントラーズがホームでメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と対戦した。

アントニオ・カルロス・ザーゴ新監督初陣となる鹿島は、新戦力6人がスターティングメンバー入り。最終ラインに奈良竜樹(←川崎F)、両サイドバックに広瀬陸斗(←横浜FM)、永戸勝也(←仙台)が入り、新外国籍助っ人のファン・アラーノ(←ケレタロ/メキシコ)と和泉竜司(←名古屋)がサイドハーフに据えられた。そして注目の最前線には生え抜きの土居聖真と、こちらも新戦力のエヴェラウド(←インテルナシオナル/ブラジル)がスタメン入りを果たした。

対するメルボルンは、今季のオーストラリア・Aリーグで8勝3分4敗の2位に位置。1月に入ってからはリーグ戦で4試合無敗と好調を維持している。鹿島戦の先発には、元浦和のアンドリュー・ナバウトや欧州経験豊富な豪州代表FWロビー・クルーズ、元デンマーク代表のヤコブ・ポウルセンらが名を連ねた。また、サブには長身FWのオラ・トイボネンも控える。

雨が降りしきるカシマスタジアムでスタートした一戦。シーズン真っ只中のメルボルンに対し、新シーズン初の公式戦となる鹿島ということもあり、メルボルンが序盤にペースを握ったが、鹿島も17分に新加入エヴェラウドのポストプレーから和泉がダイレクトボレーを放つ。これは相手GKのファインセーブに遭ったが、ひとつ見せ場を作った。

鹿島はその後も中盤のレオ・シルバを起点に長短織り交ぜたパスでメルボルン陣内へと攻め込む。両サイドバックの永戸と広瀬が高い位置を取り、攻勢に出たものの結局前半は決め手を欠いてスコアレスで終了した。

後半に入ると流れは再びメルボルンへ。51分にドリブルでカットインしたナバウトが強烈な右足シュートを放つ。これはGKクォン・スンテが右手一本ではじき出したが、鹿島にとっては肝を冷やす場面だった。

しかしその3分後、再びナバウトにボールが渡ると、今度はPA手前左から左足を一閃。シュートブロックに入った奈良に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。鹿島は先制を許す苦しい展開となってしまった。

1点を追う鹿島は67分に広瀬のクロスに和泉が合わせるが、コースが甘くGK正面に。今度は70分に左サイドの永戸が低いクロスを送ると、これがDFに当たってゴール方向へ向かったが、GKにストップされて得点には至らず。

鹿島は72分に和泉を下げて白崎凌兵、77分にレオ・シルバに代えて伊藤翔と攻撃的なカードを切るも、メルボルンの粘り強い守備に苦戦。最後までゴールを奪えず、ホームでメルボルンに0-1と完封負け。2018年のアジア王者であり、ACL常連であった鹿島が史上初のプレーオフ敗退を喫している。なお、鹿島がACL本戦に出場しないのは2016年以来4年ぶりとなる。

■試合結果
鹿島アントラーズ 0-1 メルボルン・ビクトリー

■得点者
鹿島:なし
メルボルン:アンドリュー・ナバウト(54分)


◆鹿島がまさかのACLプレーオフ敗退…元浦和ナバウトに被弾、ホームでメルボルンに完封負け(GOAL)

◆AFCチャンピオンズリーグ2020 プレーオフ(オフィシャル)



奈良竜樹 Tatsuki.Nara


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ACLプレーオフ、カシマスタジアムでメルボルン・ビクトリーと対戦した。前半から試合の主導権を握り、主体的にボールを動かしたアントラーズだが、メルボルンの堅い守備に苦しめられ、なかなか得点を奪えない。すると、54分に奈良が伸ばした足にナバウトのミドルシュートが当たり、ゴールネットを揺らされる。ビハインドを負ったアントラーズは、最後まで懸命にゴールを狙い続けたが、1点が遠かった。このまま0-1のスコアで終わり、ACLプレーオフ敗退となった。


天皇杯決勝からわずか7日後の2020年1月8日。つかの間のシーズンオフを終えたチームが始動した。今季こそ獲れるタイトルをすべて奪還するーー。合流は一部の選手のみとなったが、新加入選手を加えたフレッシュな面々が強い思いをもって、トレーニングを開始した。

11日からは10日間の宮崎キャンプに突入。攻守の切り替えを強く意識したポゼッションやミニゲームなどを中心に行い、コンディションを高めていく。18日にはテゲバジャーロ宮崎と練習試合を行い、チーム戦術の浸透を図った。結果は2-1で勝利。課題が残る内容ではあったが、初のテストマッチとしては、十分な収獲を得た。

シーズン開幕まで残された時間は少ない。充実のキャンプを過ごしたチームは、鹿嶋へ帰還してからも休むことなくトレーニングを続けた。







そして、ついに試合当日を迎えた。キックオフ1時間前にメンバーが発表された。ゴールマウスは守護神スンテが守る。最終ラインは、右から広瀬、奈良、犬飼、永戸が入った。ボランチは三竿とレオがコンビを組む。右のサイドハーフがアラーノ、左が和泉、前線は土居とエヴェラウドが務めた。スタメンに6人もの新加入選手が名を連ねるフレッシュな顔ぶれで決戦に臨む。







雨が降りしきるなか、キックオフのホイッスルが吹かれた。



立ち上がりは、アントラーズが主導権を握ってボールを動かし、相手ゴールへと迫っていく。







試合開始から10分を経過すると、立て続けにメルボルンにコーナーキックを与えてしまう。非常に苦しい時間帯となったが、集中した守りでクロスボールを跳ね返し、無失点で凌いだ。



15分、今度はアントラーズにチャンスが訪れる。ペナルティエリア手前、アラーノとのパス交換で抜け出そうとしたレオが相手選手に倒され、FKを獲得する。永戸が直接ゴールを狙ったが、シュートは大きく枠を外れた。





17分にも再びアントラーズがチャンスをつくる。エヴェラウドが相手選手と競り合って高くあがったボールを落とし、和泉がミドルシュートを放つ。強烈なシュートがゴールを襲ったが、惜しくも相手GKの好セーブに阻まれた。

その後、試合はこう着状態に陥る。アントラーズのビルドアップは、数的同数で前から嵌めてきたメルボルンのプレスに阻害された。なかなか縦パスを通すことができず、リズムをつくれない。





31分、ピッチ中央でボールを受けたレオが、右サイドへロングパスを送る。ボールを受けた広瀬がゴール前へクロスを送ると、エヴェラウドが高い打点でシュートする。しかし、これは惜しくもクロスバーに阻まれ、得点には至らなかった。

38分、アントラーズは左サイドからペナルティエリア内に進入する。ペナルティエリア内で混戦を生み、最後は土居からのパスを受けたレオがシュートした。だが、これは枠に飛ばなかった。





このまま、0-0のスコアで前半終了を迎えた。

後半初めてのチャンスはメルボルンにつくられてしまう。51分、ペナルティエリア手前からナバウトに鋭いミドルシュートをうたれてしまう。枠を捉えられたが、シュートはスンテが指先ではじき出し、失点を免れた。

ピンチを凌いだアントラーズだが、54分に失点を喫してしまう。またもナバウトにペナルティエリア手前からミドルシュートをうたれると、シュートは奈良に当たってコースが変わり、ゴールに入ってしまった。



1点を追う苦しい展開となった。早く同点に追いつきたいアントラーズだが、相手の守備ブロックの間になかなかボールを入れられない。



67分、右サイドから広瀬がクロスを入れると、ゴール前で和泉が飛び込む。シュートは枠を捉えたが、相手GKの好セーブに阻まれた。







状況を打開したいアントラーズは、1人目の選手交代を行う。和泉との交代で白崎を投入する。

すると、74分にチャンスをつくる。ペナルティエリア内、相手DFのクリアボールをアラーノがダイレクトでシュートする。枠を外れたが、コースに入ったエヴェラウドがシュートする。だが、これは相手GKにセーブされ、得点には至らなかった。



攻勢を強めるアントラーズは77分に二人目の選手交代を行う。レオとの交代で伊藤がピッチへ送られた。





試合は残り10分を切った。アントラーズは前線に人数をかけて得点を取りにいく。サイドからのクロスボールでチャンスをつくるものの、得点までは至らない。











89分には、コーナーキックの流れから土居が振り向きざまにゴールを狙った。抑えの効いたシュートは良いコースに飛んだが、相手GKの好セーブに阻まれ、得点は奪えなかった。

最後までゴールを狙い続けたアントラーズだったが、メルボルンの牙城を崩せず、このまま0-1のスコアで試合終了のホイッスルを聞いた。2020シーズン初の公式戦は、ACLプレーオフ敗退という極めて厳しい結果となった。









ACLプレーオフ敗退という結果はしっかりと受け止めなくてはいけない。だが、下を向く必要はない。主体的な攻撃で幾度となく相手ゴールへと迫った。課題ばかりではない。収獲もたくさんみつかった。新しいフットボールへの挑戦は始まったばかり。これからも前を向いて、我々の信じる道を進んでいく。


入場者数 4,275人 天候 雨、強風 気温 10.0℃ / 湿度 90.0% ピッチ 全面良芝
主審 ムード・ボンヤディファルド 
副審 アリネザディアン・サイード アリ・ミルザベイギ
第4の審判員 ヘイダリ・パヤム


監督コメント

試合後

鹿島アントラーズ:ザーゴ
ワンサイドゲームだった。サッカーをやろうとしているチームと徹底的に守るというチームという試合だった。サッカーは大事なところで決めきることができないとその代償を払うことになる。今回はその通りの結果となってしまった。

Q.理想とするサッカーはできていた?

A.私が就任して、キャンプやここまでの準備期間の中で、選手たちのコンディションが少しでも均等になるように調整してきた。そのなかで、自分の求めることも練習してきた。ただ、2週間でチームを完成させることはできない。私が一番評価していることは、この2週間で求めたことを、選手たちが一生懸命やろうとしてくれたところ。パスワークやサイドチェンジ、アグレッシブさ、縦への意識などを随所にやろうとしていた。ただ、コンディションの部分で、頭と体が一致していないところがあり、なかなかうまくいかないところがあった。それでも、彼らが求められていることをやろうとしていたところは非常に評価している。

Q.ポゼッションができていた中で、得点が奪えなかった原因は?

A.私が目指しているサッカーを選手たちはやろうとしてくれている。ただ、2週間でフィットできるかと言われたら、それは難しい。今日は、たくさんのチャンスを作った。普段の彼らであれば、そのチャンスを外すことはない。2週間という短い準備期間の中では、できたほうではないかと思っている。冷静さや技術的な部分、体力的な部分が戻ってくれば、状況は変わってくる。大事な大会に参加することができず、失望しているが、時間をかけて、確実にチームを作っていきたい。

Q.相手が5バックで守備的に来ることは予想していた?それを崩していくための策は考えていた?

A.相手の試合を見て、監督が代わってなかなか結果を残せておらず、それを挽回してくるという予測はできていた。分析した中で、5バックでやっていた試合はなかったので、驚きはあった。相手が現段階でできることが5バックで、我々のミスを待ち続けていたのではないかと思う。相手は非常にプレッシャーのかけ方がうまかった。前半の途中に、両サイドバックの選手たちにもう少しポジションを下げる指示を出していた。ほかにも相手のウィングを引き寄せて空いたスペースを突くということもやっていた。後半も自分たちのやるべきことをやってチャンスも作ったが、なかなかゴールに結びつかなかった。ハーフタイムに要求したことを選手たちはやろうとしてくれた。そこの部分はよかったと思う。

Q.最終ラインの組み立ては、どのように評価しているか?

A.サッカーで一番難しい部分ビルドアップの部分である。タイミングや意思の疎通ができていないと難しい。それを彼らがやろうとしているところは感じることができた。その気持ちは評価できる部分だと思う。最終ラインはみんなが違うチームでやってきているので、考え方や今までの要求の違いがある。その中でも合わせようとした姿勢は評価している。ただ、自分の求めているものとはまだほど遠いので、これから練習をしていく。ビルドアップの部分は、繰り返し練習をしていかなければいけないところ。プレーオフは負けてしまったが、リーグ戦の開幕まで時間ができたので、その時間を有効に使って、リーグ戦に合わせてやっていきたい。


メルボルン・ビクトリー:カルロス ペレス サルバチュア
今日の試合で勝利を収めることができて、とても嬉しい。ここ10日間で4試合というタイトスケジュールの中、今日の試合を迎えた。アントラーズのようなチームとの対戦は、非常に難しい部分もあったが、我々は、プラン通りに試合を進めることができた。これからACLの戦いが続いていく。チーム一丸となって頑張っていきたい。

選手コメント

試合前

【犬飼 智也】
練習でやってきたことは、自信になっている。やってきたことを披露するのは当然だし、とにかく勝たないといけない。球際だったり、走るところだったり、練習をしていなくてもできる部分もあるので、そういうところを徹底してやらないといけないと思う。

【土居 聖真】
まずはこの試合に勝利しないと始まらない。自分自身のコンディションは悪くない。メルボルン戦では、自分の持っている100%の力を出したい。勝利ができるように頑張っていきたい。

【和泉 竜司】
相手には、身長の高い選手がいる。その選手にロングボールを入れてくる場面もあると思う。パスをつないできたとしても、しっかりと前線からプレスをかけてボールを奪えるようにしていきたい。そういうトレーニングをここまでしてきたので、落ち着いてやっていきたい。

【広瀬 陸斗】
まずは、勝たなければ意味がない。相手の両サイドにはスピードがある選手がいるし、前線には身長の高い選手がいる。そして、相手は激しさを持ってくると思う。その激しさや勢いに負けないようにしていく。目の前に勝るという部分を意識してやっていきたい。チーム全体で守って、チーム全体で攻め勝つことができればいいと思う。

【永戸 勝也】
能力の高い選手が多いという印象を持っている。相手のミスを待ち、そこからボールを奪ってカウンターを仕掛けてくるようなチームなので、相手のカウンターには気を付けてプレーをしていきたい。

試合後

【三竿 健斗】
自分自身、とても不甲斐ない出来だった。これが今の自分たちの実力。チャンスはあった。しっかりミートさせるところだったり、最後まで見極めて決めきるところだったり、最後の一瞬の集中力が足りなかった。次の戦いに向けて、監督が求めていることをしっかりと理解していくこと、その求められていることを、失敗を恐れずにピッチの上で表現していかなければいけない。

【犬飼 智也】
ボールを支配することはできた。ただ、スイッチを入れるタイミングだったり、勝負のパスを出すというところに関しては、ここからやっていかなければいけない。負けてしまい、喪失感はある。ただ、国内のタイトルを獲りにいくことに頭を切り替えていかないといけない。

【土居 聖真】
典型的なサッカーでの負け方。決め切るところだけだった。ボールを支配していても、一瞬でやられる怖さや集中力を欠いた結果になった。どういう状況でも勝たないといけないし、言い訳できない。悪天候のなかでも多くのサポーターの皆さんが来てくれて、申し訳ない気持ちでいっぱい。

【広瀬 陸斗】
4冠を掲げてきた中でそのうちのひとつを落としてしまった。そのことに対して、とても残念に思う。この試合は、結果が第一の試合だった。試合内容のことを言うよりも、まず勝つことができなかったということに関して、とても残念に思う。

【永戸 勝也】
最後の精度の部分やゴールを決めきるという部分が前半からできていれば、この結果は大きく変わっていたと思う。自分自身、結果につなげることができていない。本当に悔しい結果になってしまった。次につなげていかなければいけない。

【奈良 竜樹】
今日は試合結果ですべてが評価される試合だった。後ろが踏ん張り切れなかったことを本当に申し訳なく思う。この試合に向けてしっかり準備をしてきたが、結果を出すことができなかったことは本当に残念。




◆AFCチャンピオンズリーグ2020 プレーオフ(オフィシャル)


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