日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年2月2日日曜日

◆いばらきサッカーフェス “茨城ダービー”大声援 鹿島「国内3冠に期待」 水戸「今年はJ1昇格」(茨城新聞)






サッカーJリーグの開幕を前に、J1鹿島アントラーズとJ2水戸ホーリーホックが対戦する恒例のプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル」が1日、水戸市小吹町のケーズデンキスタジアム水戸で行われ、両チームのサポーターが熱い応援で“茨城ダービー”を盛り上げた。

同スタジアムでの開催は2年ぶり。父と一緒に駆け付けた水戸サポーターの桜川市の小学生、安達右京君(12)は「今まで勝っていない鹿島に勝って、今年はJ1昇格してほしい」と水戸の勝利を期待していた。鹿島サポーターの日立市の大学生、吉田理子さん(21)は「お互いに茨城を本拠地とするチーム。茨城を盛り上げる良い試合をしてほしい」と話していた。

昨季無冠だった鹿島はザーゴ新監督を迎え、「常勝」復活を期してチームづくりに励んでいる。水戸は昨季、クラブ過去最高の7位と健闘した。今季はさらなる飛躍に期待がかかる。

試合は前半38分に鹿島がMF荒木遼太郎選手のゴールで先制した。その後は互いに好機をつくりながらスコアは動かず。鹿島が1-0で勝利した。

鹿島サポーターのつくば市、会社員、鴨志田亮さん(29)は「荒木選手と松村優太選手のルーキー2人が印象的だった」と感想を語り、「ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)は負けてしまったので、国内3冠を」とタイトル獲得を期待した。家族3人で訪れた水戸サポーターの守谷市、境野滋彦さん(47)は「実りある試合だった。選手が変わっても水戸は水戸なので応援していく。前に攻めるサッカーでJ1を目指してほしい」とエールを送っていた。(藤谷俊介、志賀敦文)





◆いばらきサッカーフェス “茨城ダービー”大声援 鹿島「国内3冠に期待」 水戸「今年はJ1昇格」(茨城新聞)




◆G大阪、昌子獲得秒読み 松波強化部長「だいぶ煮詰まってきた」(スポニチ)






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 G大阪がフランス1部トゥールーズの元日本代表DF昌子源(27)を獲得することが1日、確実となった。この日、松波正信強化部長が「だいぶ煮詰まってきた」と合意間近であることを認めた。
 今季はケガなどで出番が激減していたものの、状態に不安は少なく、近日中に加入が決まれば「開幕に間に合うと聞いている」と松波氏。この日の練習試合ではDF菅沼が左膝を負傷。センターバックが手薄となる可能性があり、昌子の加入がチームにもたらすものは大きい。

 G大阪ジュニアユースの同期であるFW宇佐美が「来てくれたら本当にありがたい」と言えば、宮本監督も「我々のジュニアユース出身というところは大きい」と歓迎した。


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◆G大阪、昌子獲得秒読み 松波強化部長「だいぶ煮詰まってきた」(スポニチ)





◆自ら歩いて外へ…途中交代の内田篤人「長期離脱はしたくないから」(ゲキサカ)






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 鹿島アントラーズは4選手を同時交代した直後の後半20分、右サイドバックで先発していたDF内田篤人が自ら歩いてピッチを離れ、ベンチに戻った。その後、DF杉岡大暉と交代。アクシデントかと思われたが、試合後、報道陣の取材に応じた内田は大事を取っての交代だったと強調した。

 この日も右足にテーピングを巻いてのプレーとなった内田だが、前半の途中から違和感を覚えていたという。「長期離脱はしたくないから。バーンっていく前に止めようと思った」。プレシーズンマッチで無理をする理由もない。「たぶん大丈夫」と、肉離れなどを起こす前にプレーを止める判断だったようだ。

 試合は東福岡高から入団したMF荒木遼太郎が決勝点。右サイドで縦関係を組んだルーキーについて内田は「練習でも高卒でポンと入って、体の強さもスピードも違う中で、技術がしっかりしていて、今風な上手なサッカー選手だなと思った。相手が寄せに来ても慌てないし、ゴリゴリって行ける。小さいけど体を相手の前に入れられる」と賛辞を送った。

 静岡学園高から加入のMF松村優太も荒木との交代で後半18分から途中出場し、存在感を示した。「松村も要所要所で自分の特徴を出せていたと思う」と称え、「年を取ったせいか分からないけど、若い選手と一緒に練習するのはうれしい」と笑みをこぼした。

 内田は清水東高から鹿島に入団した06年、クラブ史上初となる高卒ルーキーでの開幕スタメンを勝ち取り、レギュラーに定着した。「自分は周りの人に恵まれた。岩政さん、野沢さん、(小笠原)満男さん……。周りの人に助けられたし、自分たちもそういう役割をしないといけない」。尚志高から新加入のFW染野唯月、鹿島ユースから昇格のGK山田大樹を含め、将来性のあるルーキーが数多く入団。31歳のベテランとして、そのサポートも大事な役目となるのは間違いない。

(取材・文 西山紘平)




◆自ら歩いて外へ…途中交代の内田篤人「長期離脱はしたくないから」(ゲキサカ)





◆鹿島松村プロデビュー「結果で表現していきたい」(ニッカン)



松村優太 Yuta.Matsumura


血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの神髄 [ 鈴木満 ]


<プレシーズンマッチ:水戸0-1鹿島>◇1日◇K’sスタ

鹿島アントラーズの高卒ルーキーMF荒木遼太郎(18=東福岡)が、チームの今季第1号を決めた。

1日、水戸とのプレシーズンマッチに先発。 恒例の「いばらきサッカーフェスティバル」でルーキーが得点するのは、09年のFW大迫勇也(29=ブレーメン)以来、11年ぶりで、強烈な印象を残した。

   ◇   ◇   ◇

鹿島MF松村優太は途中出場でプロデビューを果たした。快足で右サイドを何度も突破し、後半41分には強烈なシュートで相手ゴールを脅かした。

「プロ選手は試合に出てナンボの世界だと思う。途中出場だけど、まずはここで経験を積めて良かった」。静岡学園で高校選手権を制覇し、世間の注目も高いが「だからこそ常に結果も見られているので、結果で表現していきたい」と引き締めた。

◆いばらきサッカーフェスティバル プレシーズンマッチとして05年に始まり、今回で第16回大会。14年の第10回大会は悪天候のため中止となった。14勝1分けと、鹿島が大きく勝ち越している。









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◆鹿島荒木「冷静に決めるだけ」大迫以来のルーキー弾(ニッカン)



荒木遼太郎 Ryotaro.Araki


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<プレシーズンマッチ:水戸0-1鹿島>◇1日◇K’sスタ

鹿島アントラーズの高卒ルーキーMF荒木遼太郎(18=東福岡)が、チームの今季第1号を決めた。1日、水戸とのプレシーズンマッチに先発。

恒例の「いばらきサッカーフェスティバル」でルーキーが得点するのは、09年のFW大迫勇也(29=ブレーメン)以来、11年ぶりで、強烈な印象を残した。

   ◇   ◇   ◇

試合を決めたのは、3日前に18歳の誕生日を迎えた高校生だ。右MFで先発した荒木は前半38分、前線でMF白崎とばっちり目があった。まっすぐに伸びてきたスルーパスを受けると、エリア内に持ち込んで左足でシュートを突き刺した。「良いところにシラくん(白崎)が出してくれたので、1対1を冷静に決めるだけでした」。水戸戦でのルーキー弾は、09年のFW大迫以来。少年のような笑顔が弾けた。

前日までJリーグ新人研修で静岡に滞在しており、先発を知ったのは当日。「びっくりしたけど、やってやろうという気持ちでいました」と、得点場面以外にも、左MF和泉へのスルーパスやDF町田の頭へピタリと合わせたクロスなど、随所に持ち味を発揮した。同じく高卒MF松村と合わせて、ザーゴ監督に「今日はこの2人が目立った」と言わしめたほどだった。

荒木の後ろ、右サイドバックに入ったのはDF内田。幼い頃からテレビで見てきた憧れの存在だ。試合前には内田から「ルーキーらしく思いっきりやれ」と背中を押され、試合中は守備面で何度もアドバイスを授かった。内田も「技術のしっかりした、今風のじょうずな選手。相手が来ても慌てないし、今日(得点シーン)みたいにゴリゴリ行ける」と太鼓判を押した。初ゴールに周囲の期待も高まる一方だが、荒木は「ここから競争が始まっていくと思うので、気を引き締めてやっていきたい」と冷静に話した。【杉山理紗】


◆荒木遼太郎(あらき・りょうたろう)2002年(平14)1月29日、熊本県生まれ。ロアッソ熊本ジュニアユースから東福岡入り。世代別代表経験もあり、18年にはC大阪FW西川らとU-16アジア選手権に出場し、優勝を経験した。170センチ、60キロ。血液型O。右利き。

◆いばらきサッカーフェスティバル プレシーズンマッチとして05年に始まり、今回で第16回大会。14年の第10回大会は悪天候のため中止となった。14勝1分けと、鹿島が大きく勝ち越している。


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◆鹿島荒木「冷静に決めるだけ」大迫以来のルーキー弾(ニッカン)





◆高卒ルーキーの荒木が決勝点! 鹿島が水戸に1-0勝利《いばらきサッカーフェスティバル》(超WORLDサッカー!)



荒木遼太郎 Ryotaro.Araki


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Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2019の鹿島アントラーズvs水戸ホーリーホックが1日に行われ、1-0で鹿島が勝利した。


1月28日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2020のプレーオフでメルボルン・ビクトリーに0-1で敗れ、本戦出場を逃した鹿島。その一戦から10選手が入れ替わり、東福岡高校から加入の荒木や、プロ2年目の関川をスタメンに抜擢した。

一方、秋葉新監督の下で新たな船出となる水戸は「3-4-1-2」を採用し、GKに牲川、最終ラインに乾と前嶋、中盤の一角に安東、2トップに奥田、深堀と5人の新戦力を起用した。

試合開始から主導権を握る鹿島は17分、永木が敵陣中央でボールを奪うと、ルーズボールを拾った荒木がワンタッチでスルーパス。ボックス左でボールを受けた和泉がワントラップから左足でシュートを放ったが、GK牲川の正面に飛んでしまう。

対して、水戸は19分、高い位置でハイプレスを仕掛けた奥田がMF永木からボールを奪取。このこぼれ球に反応した深堀がボックス右から右足を振り抜くも、GK曽ヶ端に処理された。

25分には白崎がシュートを放つなど、決定機を生かせない鹿島だったが、38分にJ1クラブの格を見せつける。和泉、伊藤とパスを繋いで、白崎が敵陣中央からスルーパス。左サイドからダイアゴナルに走り込んだ荒木が抜け出して、ボックス左から左足でシュートを放つ。これがゴール左に決まり、鹿島が先制に成功する。

鹿島の1点リードで試合を折り返すと、後半は一転して水戸がボールを保持する展開に。すると、水戸は62分、敵陣中央の平野が右サイドに展開して、深堀がボックス右外からグラウンダーのクロスを供給する。ファーサイドに走り込んだ外山にボールは渡るも、タイミングが合わず、シュートまで持ち込めない。

さらに、水戸は78分に決定機。外山のパスを敵陣中央で受けた山谷がワンタッチではたく。バイタルエリア左でボールを受けた深堀が一気にボックス左へ侵攻し、GK沖と一対一の局面を迎えるも、放ったシュートはわずかにゴール右へと外れてしまう。

決定的なチャンスを作られた鹿島だったが、86分に後方からのパスをバイタルエリア右の松村が巧みなトラップでボールを収めると、低空の鋭いシュートを放つ。GK本間の好セーブに遭うと、こぼれ球に反応した伊藤のシュートも相手GKが立ちはだかった。

レジェンドの奮起に応えたい水戸はその1分後、ビルドアップで持ち運んできた前嶋がボックス手前からスルーパス。このパスに抜け出した外山がボックス中央からシュートを放つも、GK沖のファインセーブに遭い、同点とはならない。

水戸はラストプレーで得たCKでGK本間が上がるも、ゴールネットを揺らすことはできず。鹿島が高卒ルーキーの一発により、勝利を手にしている。

鹿島アントラーズ 1-0 水戸ホーリーホック
【鹿島】
荒木遼太郎(前38)

[選手交代]
【鹿島】
(後1分)
GK曽ヶ端準→GK沖悠哉
(後18分)
和泉竜司→ファン・アラーノ
土居聖真→白崎凌兵
荒木遼太郎→松村優太
(後21分)
内田篤人→杉岡大暉

【水戸】
(前24分)
奥田晃也→中山仁斗
(後1分)
中山仁斗→山谷侑士
(後14分)
牲川歩見→本間幸司
細川淳矢→岸田翔平
木村祐志→外山凌
(後32分)
村田航一→瀧澤修平




◆高卒ルーキーの荒木が決勝点! 鹿島が水戸に1-0勝利《いばらきサッカーフェスティバル》(超WORLDサッカー!)


◆2020Jリーグプレシーズンマッチ(オフィシャル)






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いばらきサッカーフェスティバル2020、アウェイのケーズデンキスタジアム水戸で水戸ホーリーホックと対戦した。前半から積極的に攻撃を仕掛けたアントラーズは、38分に荒木のゴールで先制する。だが、その後は攻勢を強めるも、なかなか追加点は奪えない。それでも、アントラーズは最後まで水戸に得点を許さず、このまま1-0のスコアで通算15回目のいばらきサッカーフェスティバルで勝利した。

2020シーズンは非常に厳しい幕開けとなった。1月28日のACLプレーオフ、アントラーズは前半から試合の主導権を握り、ボールを動かしながら幾度となく決定機をつくる。だが、なかなかチャンスを決めきれない。すると、後半に不運な形で失点を喫する。相手のミドルシュートが味方に当たり、コースが変わってゴールネットに吸い込まれてしまった。この得点が決勝点となり、0-1のスコアで敗戦。アジア王座奪還の目標は、わずか1試合で潰えてしまった。

決して簡単には気持ちを切り替えることが出来ない敗戦だ。雨のなかで声援を送り続けたサポーターはもちろん、選手たちも敗戦のショックを受けている様子だった。

だが、立ち止まっている時間はない。4日後には毎年恒例のいばらきサッカーフェスティバルが控えている。新監督のもと、新たなフットボールに挑戦する今シーズン、どんな困難が待ち受けようと、歩みを止めずに成長を続けなければいけない。試合翌日もチームは休むことなく、トレーニングを続けた。

そして、迎えた2月1日。アウェイのケーズデンキスタジアム水戸へ2年ぶりに乗り込み、いばらきサッカーフェスティバルを戦う。





試合前に先発メンバー11人が発表された。ゴールマウスは曽ケ端が守る。最終ラインは、右から内田、関川、町田、山本が入った。ボランチは小泉と永木がコンビを組む。右のサイドハーフには、ルーキーの荒木、左には和泉が入った。前線は、白崎と伊藤が務める。ベンチには、沖、杉岡、佐々木、レオ、アラーノ、土居、松村が座った。



14時キックオフのホイッスルが吹かれた。

アントラーズが試合開始から主導権を握ってボールを動かす。CBの関川と町田が、高精度のサイドチェンジや縦パスを打ち込んだことで、攻撃はスムーズに展開された。相手陣内では、右サイドハーフの荒木が存在感をみせる。切れ味鋭いドリブルや周囲とのパス交換でチャンスを演出し、得点の匂いを感じさせるプレーを連発した。







自陣でのボールロストでピンチを招く場面はあったものの、攻撃から守備への切り替えは迅速に行われた。アントラーズのペースで試合が進む。







水戸にボールを握られる時間帯もあったが、中盤ではボランチの小泉が、当たりの強さと鋭い出足でボールを刈り、最終ラインでは関川が見事なインターセプトで攻撃の起点となるなど、守備陣も積極的なプレーをみせていく。







スコアが動いたのは前半38分だった。白崎からのスルーパスを引き出した荒木が、相手選手に寄せられながらもドリブルでゴールに近づき、左足を振り抜く。力強いシュートは、ゴールネットに突き刺さった。











このまま1-0とアントラーズがリードしてハーフタイムを迎えた。







後半開始からアントラーズはGKを交代する。曽ケ端に代えて沖をピッチへ送った。





後半立ち上がり、先制点を決めた荒木が起点となりチャンスが生まれる。48分、荒木が右サイドのスペースにボールを流し、パスを受けた伊藤が右サイドからグラウンダーのクロスを入れる。これを白崎がシュートしたが、惜しくも相手選手にブロックされた。







63分から4人の選手を同時交代する。和泉、白崎、荒木、永木がベンチに下がり、アラーノ、土居、松村、レオがピッチに入った。67分には内田との交代で杉岡が投入された。これでGKが沖、最終ラインは右から山本、関川、町田、杉岡、ボランチは小泉とレオ、サイドハーフが右に松村、左にアラーノ、前線が土居と伊藤という布陣になった。





時間の経過とともに、水戸に攻撃を仕掛けられる回数が増えた。78分には左サイドから裏に抜け出され、決定機をつくられてしまう。逆サイドから絞った杉岡の決死のディフェンスで得点は許さなかったが、危うい場面だった。







ピンチの後にはチャンスが訪れる。87分、ペナルティエリア内右から松村がシュートするも、相手GKにパンチングされる。そのこぼれたボールを今度は伊藤がボレーシュートで狙う。しかし、再び相手GK本間の好セーブに阻まれて、追加点を奪うことはできなかった。







試合終了間際には何度かピンチが訪れた。それでも、沖の好セーブにも助けられて無失点に凌ぎ、このまま1-0でアントラーズが勝利した。

攻守両面で積極的にプレーしたことで、課題と収獲が多く見つかる試合となった。今後も限られた期間ではあるが、国内タイトル奪還に向けて、最善の準備を進めていく。

【この試合のトピックス】
・いばらきサッカーフェスティバルの通算成績をアントラーズの14勝1分とした

入場者数 9,378人 天候 晴、弱風 気温 17.3℃ / 湿度 42.0% ピッチ 全面良芝
主審 山岡 良介 副審 竹田 明弘 藤澤 達也 第4の審判員 川俣 秀


監督コメント

ハーフタイム

鹿島アントラーズ:ザーゴ
・守備の時、中央のケアをしていくこと。
・全体的にコンパクトな距離感を保ち、切り替えの意識を切らさないこと。
・攻撃の時は、縦にボールを入れ、積極性を忘れないこと。

水戸ホーリーホック:秋葉 忠宏
・恐れずにアグレッシブに戦おう!
・かんたんなミスをなくそう。
・やってきたことにトライしよう!

試合後

鹿島アントラーズ:ザーゴ
前半は完璧に近い試合内容だった。フィジカル的にいい状態の時はよさが多く出せていたと思う。練習からかなり負荷をかけているので、後半は足が止まってしまい、チグハグした部分が多少あった。ただ、全体的に選手たちが練習でやってきていることを表現しようとしてくれている。自分自身としては、非常に満足のいく試合内容だった。

Q. 評価している部分と課題は?

A.唯一満足いっていない部分は、準備期間の短さである。コンディション面で差がある中での融合を考えながら、現在、チーム作りをしている。コンディションがあまりよくない中なので、後半に足が止まってしまったり、反応が遅くなってしまっている選手もいた。それはやむを得ない部分だと思っている。選手たちが練習でやってきていることを自然にできるようになるまでは時間がかかる。現状、やろうという意識を持ってプレーしてくれている。これからしっかり準備をしていきたい。次の試合に向けて、全体的な質をもっと高めていきたい。

Q.決勝ゴールを決めた荒木選手の評価は?

A.荒木だけではなく、松村も有能な選手である。今日の試合は、荒木と松村が目立った存在だった。彼らは練習の時から、細かく要求することに対してしっかりと実行してくれている。これからしっかりと彼らを育てていき、戦力として試合に出場させることができるようにしていきたい。

水戸ホーリーホック:秋葉 忠宏
まずはこれだけ多くのサポーターの方が、スタジアムに来てくれたということがすごく嬉しい。ただ、サポーターの期待に応えられなかったことが残念。特に前半は臆病になり、相手の勢いにのまれて、自分たちのサッカーができなかった。ひとつだけよかった点は、これがリーグ開幕戦ではなく、プレシーズンマッチだということ。これからリーグ開幕戦に活かしていくことが大事になる。

選手コメント

試合前

【小泉 慶】
3つのタイトルを獲るためには、プレシーズンマッチも重要になる。昨年試合に出ていない選手が起用されるチャンスの場でもあるので、そういった選手が活躍して、チームの底上げや活性化させる試合にしたい。

【町田 浩樹】
ポゼッションで相手を剥がすことは大切だが、ラインが高ければ裏を狙ったり、臨機応変に相手をみながらサッカーすることが大事になる。チームの完成度を高めていかないといけないので、内容だけでなく、結果も求めてプレーしていきたい。

【永木亮太】
自分自身、まだ90分のゲームができていないので、コンディションの確認や新しい戦術や新加入選手のことなど、試合の中で確認していきたい。相手のことよりも、まずは自分たちのことに意識を向けてやっていく。勝利を目指すのはもちろんだが、まずは自分たちのやるべきことに意識を向けてやっていきたい。

【白崎 凌兵】
チームとしてやるべきことは、チャレンジすること。試合が少ない分、失敗も増えるだろうけど、消極的ではなく、積極的にやることが大事になってくる。勝ちにこだわる姿勢は、どの試合でも同じだが、消極的になるよりは、ミスが多くなっても積極的にチャレンジして、できることとできないことを確認していきたい。

【山本 脩斗】
チームとしてやろうとしていること、監督が求めることを、実践していきたい。練習時間が短いなかで、まだまだな部分もあるが、チームとしても個人としてもやるべきことを表現したい。

試合後

【永木 亮太】
自分自身、今シーズン初めての試合だったが、コンディションの確認や監督の求めているサッカーを意識しながらプレーすることができた。ただ、まだ100%ではないので、ここからコンディションも上げていかなければいけない。次に向けて、もっと突き詰めていきたい。

【小泉 慶】
ポジショニングやトラップの位置、スペースを見つける部分、プレスをかけるタイミングなどは、もう少しレベルアップしていかなければいけない。ボランチというポジションは重要なポジションだと思うので、もっと責任感を持ってプレーしていかないといけないし、もっと積極的にプレーしていかなければいけないと思う。。

【山本 脩斗】
久しぶりの試合だったので、90分間、怪我なくやれたことは大きな収獲になった。チームとしては、チャレンジする段階だと思うので、監督のやろうとしているサッカーをトライすることができてよかったと思う。

【和泉 竜司】
結果として、勝てたことはよかった。練習でやってきたことを出せた部分もあった。あとはクオリティの部分だったりはもっと改善できると思う。プレシーズンマッチだが、全員で勝って終われたのはよかった。

【沖 悠哉】
このチャンスを活かさないといけないと思って試合に臨んだ。最低限のプレーはできたと思う。前にスペースが空いていたり、相手が前からプレスをかけてきたときに、上手く相手を剥がせるところがあった。正確にパスを繋げた部分はよかったと思う。

【白崎 凌兵】
試合の終盤は疲労もあり、押し込まれる場面もあったが、試合を通して主導権を握ることができたと思う。監督から求められていることに、まだまだ、たどり着くことはできていない。ただ、求められていることをやろうとする姿勢は出すことができた。ここからもっとよくなっていくと思う。

【荒木 遼太郎】
スタメンで試合に出るからにはやってやろうという気持ちで試合に臨んだ。シラ君が前を向いたタイミングでアイコンタクトができ、いいところにパスを出してくれた。あとは、キーパーと1対1の場面だったので、冷静に決めるだけだった。試合中は、縦関係を組んだ篤人さんに守備の部分などで迷惑をかけてしまったが、自分のゴールで勝利へと導くことができたので、そこはよかったと感じている。




◆2020Jリーグプレシーズンマッチ(オフィシャル)


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