日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年11月27日金曜日

◆G大阪が“変貌”した理由とは? 今季加入のDF昌子源が示した覚悟「闘う集団にしなければ」(FOOTBALLZONE)






【G大阪DF昌子源インタビュー】近年低調も今季中盤戦から“変貌”…リーグ2位躍進のワケは?


 今季中盤戦から好調なガンバ大阪は、9月19日の北海道コンサドーレ札幌戦(1-0)から11月11日のヴィッセル神戸戦(1-0)まで12戦負けなしを記録し、現在J1リーグ2位につけている。2017年は10位、18年は9位、昨季は7位と近年成績が振るわなかったG大阪に今季から加入したDF昌子源が、チームがシーズン途中に“変貌”を遂げた理由を明かした。

 今年の開幕前、G大阪にビッグニュースが飛び込んできた。フランス1部トゥールーズから、昌子を完全移籍で獲得することを発表。日本代表クラスのセンターバックを迎え入れる大型補強となった。1992年生まれの昌子は、中学1年の時にG大阪ジュニアユースに入団。中学1年の時の身長は150センチ台で、あだ名は“チビ”。トップ下など前線でプレーしていたが、中学1年の最後のほうには出番も少なくなった。昌子は悔しさを糧に鳥取県の米子北高校へ進み、2011年に鹿島アントラーズでプロキャリアをスタートさせた。

 鹿島ではJリーグ1回、ルヴァンカップ(ナビスコカップ)3回、天皇杯1回、AFCチャンピオンズリーグ1回と計6個のタイトル獲得に貢献。18年冬にフランスへの移籍を決意し、レギュラーポジションを掴んだ。日本代表としてもロシア・ワールドカップ(W杯)で主力を務めたが、19-20シーズン前に右足首を負傷。日本に戻り、G大阪に加入した。

 経験も豊富で、長年G大阪にとって“課題”の一つでもあった絶対的なリーダーシップも持ち合わせる。負傷の影響もあり、J1デビュー戦は8月8日の第9節横浜FC戦(2-1)となった。そこから主力に定着。9月に入ってからはチームも上昇気流に乗り出した。何度も壁を乗り越えてきた昌子でも、今回の移籍は戸惑いがあったという。

「僕はキャンプに参加できずパッと入ったので、やっぱり移籍の難しさは感じた。チームの特徴、やりたいスタイル、個々の特徴もほぼ分からない状態から入って、最初は僕が出てもほぼ勝てなかったし、失点も多かったし、不甲斐なかった。でも、移籍組で焦る気持ちが先行するなかで自分に言い聞かせていたのは、『慌てずに今年はいろんなことを吸収しながらやろう』と、早い段階で決めていた。今の段階では自分にとって不甲斐ないシーズンやけど、そのなかでも『やっぱり昌子源だな、昌子やな』というプレーを届けたい。今なかなかプレーでチームの助けになれていない分、練習だったり、勝ちたい気持ちを前面に出すところや、技術やサッカーの能力だけじゃなくて違うところでも、このチームに貢献しようと思っている」


厳しかった鹿島時代…G大阪には「緩い雰囲気があったんじゃないかな」


 これまで鹿島や海外クラブ、日本代表でプレーしてきた昌子。G大阪に初めて来た時、練習を見て「緩さを感じた」と明かす。鹿島時代は紅白戦で公式戦以上の厳しさを求められたり、練習中から声が飛び交っていた。「チームを変えたい」――。その思いからまずは、できることに取り組むことにした。

「闘う集団にしなければいけない。練習から、勝ちたいから言い合うし、勝ちたいからスライディングもするし、勝ちたいから怪我を恐れずいくし、そういうのは僕もまだまだできていないけど、もっともっと伝えていきたい。自分1人が言ったところですぐにチームが変わるわけでもない。周りが『練習からこんなにいくんや』ってならないとあかん。今、うちがセカンドボールを拾えたり、最後に体を投げ出したりできるのは練習でやっているから。練習から意識を高く保てているのかといった時に、『源くんがいくから』と思われていたら嬉しい。これまでは、緩い雰囲気があったんじゃないかな」

 昌子も試合に出場するようになり、9月19日の札幌戦からは12戦負けなしをマーク。昌子自身は10月14日の横浜F・マリノス戦(1-1)で再び負傷してしまうものの、チームは11月11日の神戸戦まで負けることなく好調を維持し、順位も2位まで上げた。昌子はこの“負けなかった”理由を説明した。

「『締める時には締める』とかよくいろんな人が言いますけど、締める時じゃなくて締まる時は締まる。そういう締まる時を、自分とかが雰囲気で出していけばいいと思っている。ワイワイ練習してもいいけど、締まる時は雰囲気をピリっと出す。例えば(倉田)秋くんと話している雰囲気や、スタメン組が真剣な顔で話している様子とかを見せる。あとは、内容が良くなくても勝てている。それはよく『勝って兜の緒を締めよ』というけど、締めなくてもいい時もあると思っている。勢いに乗ることはすごく大事なことなので。今どういう状況なのかを察知する人は必要。今は『締めなあかん』という時と、『いや、乗ろう。締めなくていい』と判断する人。内容が悪くても勢いが勝たせてくれる」

 昌子自身、特に“変貌”したと感じるのは最終ラインの余裕と若手の成長。昨季まで、G大阪に多かったのはリードした時の終盤の失点だった。90分間粘り切れずに勝ち点3を逃し、残留争いも経験。今では、「ミスは起こるもの」として、カバーし合うことができているという。


確かな成長を遂げる守備陣、若手の奮闘…「非常にいい関係」


「去年までは1-0で勝っているのに追いつかれるとか、粘りがなかった。もったいないなと思っていた。でも、今は誰かのミスは誰かがカバーできている。チームスポーツである以上、ミスは起こる。今のガンバはミスしても次の人が助けてくれるから、切り替えようとなってミスを恐れず、のびのびとできる。それは言い合いが増えたから。僕がパナスタで(DF髙尾)瑠とかにめちゃくちゃ言ってるのを、ファンの人も聞いていると思う。本当に細かいことで、スローインのこと、マークの受け渡しとか。でも、それを(倉田)秋くんにも言う。そしたら、若い選手もキャプテンでも言っていいんや、となる。今では瑠も言い返してくるし、山本(悠樹)も言いたいことを言ってくる。非常にいい関係。でも、これがスタンダード。これで満足するのか、もっと上を目指すのか」

 小さなこと、些細なことかもしれないが、これまでのG大阪に足りなかったエッセンスであることは確か。昌子自身、“G大阪の漢”になるための覚悟を示したシーズンだった。そして、強調するように言った。

「でも絶対に僕だけの力じゃない。みんなで、みんなが変わろうとしたから」

 もう一度タイトルを手にするため――。今のG大阪は一つ上の階段に上ろうと、誰もが必死になっている。


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◆G大阪が“変貌”した理由とは? 今季加入のDF昌子源が示した覚悟「闘う集団にしなければ」(FOOTBALLZONE)





◆内田篤人氏がやべっちに「おこがましいんですが…」(ゲキサカ)








 スポーツ・チャンネル『DAZN』は24日、お笑いコンビ『ナインティナイン』の矢部浩之氏の冠番組となる『やべっちスタジアム』を29日から新たに配信開始することを発表した。

 これを受け、同じくDAZNの番組『Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME』でMCを務める元日本代表DFの内田篤人氏がメッセージを送っている。

 DAZNの公式ツイッター(@DAZN_JPN)は25日に動画を投稿。「#ハーイやべっち」とハッシュタグを付け、DAZNの番組MCでは“先輩”となる内田氏のお祝いコメントを紹介している。

 動画の中で内田氏は「矢部さんお久しぶりです。内田です。なにやら噂によると、サッカー番組をまたやられるそうですね。僕はもうやっていますが。ちょっとおこがましいんですが、良きライバルとして、そしてサッカー仲間として、日本サッカーを盛り上げ、そして僕は海外で活躍している選手も注目しながら、一緒にサッカー界を盛り上げていけたらなと思っています。先輩、ぜひどうぞよろしくお願いします。そしてこれからもサッカーを一緒に盛り上げていきましょう」と呼びかけた。




◆内田篤人氏がやべっちに「おこがましいんですが…」(ゲキサカ)





◆【J1採点&寸評】鹿島1-4柏|今季初の4失点の鹿島は低評価。最高殊勲は違いを見せつけた規格外FW(サッカーダイジェスト)






鹿島――「逆転せねば」という、はやる気持ちが裏目に


[J1第29節]鹿島1-4柏/11月25日/カシマ
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 4.5
今季初の4失点。前がかりになった背後のスペースを次々に使われ、傷口を広げた。先制されながらもいったん追いつき、さらに「逆転せねば」という、はやる気持ちが裏目に出てしまったか。
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
CKからの“ピンボールシュート”に加え、残り15分間でカウンター3発を浴び、よもやのサンドバッグ状態に厳しい表情を浮かべた。
 
DF
37 小泉 慶 5(62分OUT)
「自分がしっかりクリアしておけば、先制点につながるCKはなかった。そこはすごく反省している」と悔やんだ。
 
39 犬飼智也 5
“怪人FW”オルンガにしてやられた。75分、巧みなドリブルに対応しきれず、ニアサイドを撃ち抜かれ、ピッチに突っ伏した。
 
3 奈良竜樹 5
前半はCBの相方と連携しつつ、相手の得点源をうまく抑えていたが、前のめりになった後半はスペースを与えすぎた。
 
16 山本脩斗 6
12キロを優に超える総走行距離はチーム1。逆サイドからのクロスに対してゴール前に走り込み、決定機を演出するも残念ながら結実せず。

MF
7 ファン・アラーノ 6.5(62分OUT)
ゴールライン際からの強めの折り返しがGKの後逸を誘い、一旦は同点に。運動量が多くチームに活力をもたらしていただけに早い交代に疑問符がつく。
 
20 三竿健斗 5.5(80分OUT)
持ち味であるボール奪取に注力していたが、“ここぞ”というところで奪いきれず、手痛い代償を支払わされた。
 
4 レオ・シルバ 6(80分OUT)
56分に左サイドから内側に入り、シュート気味のインスイングクロスで同点のきっかけを作った。
 
9 エヴェラウド 5.5
ゴールへの貪欲な姿勢はこの日も変わらない。チーム最多の7本のシュートを放つも最後までネットを揺らすことができなかった。





MF
8 土居聖真 6
セカンドトップながら、まるでボランチのごとく幅広くカバー。攻守に献身的なプレーが際立っていた。
 
FW
36 上田綺世 5.5(62分OUT)
守備に人数を割く相手に対し、攻撃に有効なスペースを見つけられず、苦慮。得意のヘッドも鳴りを潜めた。

交代出場
DF
22 広瀬陸斗 6(62分IN)
右サイドの攻撃を活性化するために投入。相手が嫌がるようなクロスを何度か供給していたものの、今ひとつ決め手を欠く。
 
MF
25 遠藤 康 5.5(62分IN)
1-2に突き放された5分後、右クロスの折り返しから好機到来もゴールの枠を外れ、天を仰ぐ。
 
FW
15 伊藤 翔 5.5(62分IN)
ボールを受けるエリアやその後の展開など、ベテランならではの味わいを醸し、そつがない。欲しいのはやはり目に見える結果だろう。
 
MF
6 永木亮太 ―(80分IN)
交代出場から2失点を喫すなど、カウンターに対するリスクヘッジが思うようにいかなかった。
 
30 名古新太郎 ―(80分IN)
ゲームの流れにうまく乗れず、バタバタした感が強い。何か痕跡を残そうとするあまり空回りしたか。

監督
ザーゴ 4.5
3枚同時交代や2ボランチの一気替えなど、大胆な采配で勝負に出たが、かえってバランスを崩す要因になっていたのでは?

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。



◆【J1採点&寸評】鹿島1-4柏|今季初の4失点の鹿島は低評価。最高殊勲は違いを見せつけた規格外FW(サッカーダイジェスト)









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