◆明治安田J1リーグ▽第14節 広島1―3鹿島(15日・Eピース)
J最多20冠を誇る鹿島が、「Jリーグの日」に3発快勝でJ1通算583勝目(歴代1位)を挙げた。
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前半5分にDF植田直通、同15分にFW鈴木優磨がともに2戦連続となるゴール。2―1の終盤にも日本代表MF佐野海舟のアシストからFWチャブリッチが加点し、J創設時のメンバー「オリジナル10」対決を3―1で飾った。佐野は「チーム全員で勝った試合」と勝利を誇った。
前節から中2日で敵地に乗り込んだ鹿島に対し、広島は前節の試合が延期となり、中8日と日程に余裕があった。それでも開始15分までに2点を先取。前節の東京V戦(3△3)では3点リードを守り切れない大失態を犯したが、1点を返されてからも集中力を切らさず、最後まで戦い抜いた。
次節(19日)は、勝ち点3差で追う首位の神戸をホームに迎える。佐野は「やっぱりタイトルを取らないといけないので。1位を目指さないといけない」と上位対決を見据えた。5年間無冠が続く鹿島だが、今季はひと味違うかもしれない。
◆鹿島「Jリーグの日」にJ1通算583勝目 佐野海舟「チーム全員で勝った試合」次節は首位神戸と激突(報知)